JP3573421B2 - カラオケ利用を契機にしてチャットルームに案内するコミュニケーション支援システム、カラオケコンピュータ - Google Patents

カラオケ利用を契機にしてチャットルームに案内するコミュニケーション支援システム、カラオケコンピュータ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラオケ利用を契機にして情報通信ネットワーク上で運営されているチャットルームに案内するコミュニケーション支援システムに関する。また、このシステムを構成するカラオケコンピュータとチャットサーバーにも関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、IT(情報技術)革命と呼ばれる技術革新が世界的な規模で進行している。インターネットに代表される情報通信ネットワークには無数のコンピュータが接続され、ネットワーク上を膨大なデータが流通している。またITを利用してさまざまなサービスが生まれ、さらにIT産業自体だけでなく、従来ITとは無縁の異業種とITとが結びつき、従来にはない付加価値の高いサービスが提供されるようにもなった。
【0003】
ところで、本願出願人らが事業展開しているカラオケ業界は、比較的早くからITと結びついた業種と言える。すなわち、光学式ビデオディスクなどにカラオケ伴奏音楽と歌詞画像を収録したパッケージソフトを再生する従前のカラオケ装置を使用してのカラオケサービス形態から、周知の通信カラオケシステムを使用したサービス形態へと変革させた。また、通信カラオケシステムの出現は、膨大なカラオケ楽曲をITと親和性の高いMIDIデータとして保有することにもなり、そのMIDIデータをカラオケ装置だけでななく、情報通信ネットワークを介して利用者に直接提供する形態のサービスも生み出した。例えば、MIDIデータを携帯電話機の着信メロディ用データに変換し、その着信メロディのダウンロードサービスを提供している。最近では、専用のアプリケーションソフトウエアがインストールされたJava実行環境を備えた携帯電話機を対象として、カラオケデータ(MIDIデータと歌詞データ)をダウンロードして携帯電話機をカラオケ装置として機能させるサービスも提供している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、カラオケ業界は、ITを取り入れて事業としてある程度成功した業種といえる。しかし、カラオケ業界における事業の柱は、カラオケそのものであり、カラオケ装置の使用頻度・カラオケ店舗の来客数などカラオケの利用機会を増加させることが事業の安定化・成長を確実なものにする。
【0005】
もちろん、カラオケ事業者は、カラオケの利用機会を増加させるためにさまざまな努力をしている。カラオケ装置が演奏するカラオケ楽曲を高音質にしたり、歌詞画像をより高画質にしたり、あるいは、ゲームなど娯楽性の高い付帯機能を装備させたりしている。確かに、それらの機能はカラオケ装置を利用しているときには利用者に快適さと楽しさとを提供する。しかし、カラオケを「利用しなければならない」という動機付けを得るまでには至っていない。
【0006】
そこで本発明は、カラオケを利用する動機付けを利用者に確実に与えてカラオケの利用機会を増加させることを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願発明者らは、カラオケを利用する動機付けとして「カラオケを歌うため」「カラオケ装置の付帯機能を利用するため」だけでは、カラオケの利用機会の増加はあまり期待できないと判断した。そして、「カラオケ装置を利用しなければならない」という状況を作り出せば、利用機会が劇的に増加するのではないかと考えた。そして、カラオケ装置が、普通、1台のカラオケ装置(が設置されている部屋)を仲間同士など複数の人が共用するという利用形態に着目し、カラオケを歌唱していないときの時間も有効活用しようと考えた。しかも、その時間には「思わぬ出来事」「偶然の出会い」など、利用機会ごとに「何が起こるかわからない」状態を作り出せれば、飽きられることなく、効果が持続すると考えた。そこで本発明は、カラオケ利用者に「チャット」の場を与えることとし、しかも、カラオケ利用者が見知らぬ人と違和感なくチャットができるためのコミュニケーション支援システムを提供することとした。
【0008】
第1の発明に係るコミュニケーション支援システムは、つぎの事項(11)〜(16)により特定されるものである。
(11)多数のカラオケコンピュータとそれに情報通信ネットワークを介して接続されるチャットサーバーとを備えるコミュニケーション支援システムである。
(12)カラオケコンピュータは、誘導処理と、要求処理を可能とする。
(13)誘導処理は、付随するカラオケ装置にて楽曲が演奏された際、チャットルームへの参加を利用者に促し、チャットルームへの参加を希望する利用者入力に応答して要求処理に移行する。
(14)要求処理は、演奏された楽曲の楽曲識別子と、利用者入力によるペンネームとを含んだログイン電文をチャットサーバーに送信する。
(15)チャットサーバーは、楽曲識別子とルーム識別子との対応関係情報を記憶し、ルーム識別子で区別される多数のチャットルームを運営し、受付処理を可能とする。
(16)受付処理は、カラオケコンピュータからのログイン電文を受信し、ログイン電文中の楽曲識別子に対応付けされているチャットルームに、ログイン電文中のペンネームで当該カラオケコンピュータをログインさせる。
【0009】
第2の発明に係るコミュニケーション支援システムは、つぎの事項(21)〜(28)により特定されるものである。
(21)多数のカラオケコンピュータとそれに情報通信ネットワークを介して接続されるチャットサーバーとを備えるコミュニケーション支援システムである。
(22)カラオケコンピュータは、誘導処理と、要求処理と、選択処理を可能とする。
(23)誘導処理は、付随するカラオケ装置にて楽曲が演奏された際、チャットルームへの参加を利用者に促し、チャットルームへの参加を希望する利用者入力に応答して要求処理に移行する。
(24)要求処理は、演奏された楽曲の楽曲識別子と、利用者入力によるペンネームとを含んだログイン電文をチャットサーバーに送信する。
(25)選択処理は、ログイン電文の応答としてチャットサーバーから提示された複数のチャットルームから、利用者入力に応答して1のチャットルームを特定する選択情報をチャットサーバーに送信する。
(26)チャットサーバーは、楽曲識別子とルーム識別子との対応関係情報を記憶し、ルーム識別子で区別される多数のチャットルームを運営し、提示処理と、受付処理を可能とする。
(27)示処理は、ログイン電文中の楽曲識別子に複数のチャットルームが関連付けされている場合、当該電文を送信したカラオケコンピュータに対して複数のチャットルームを選択肢として提示する。
(28)受付処理は、カラオケコンピュータから選択情報を受信し、選択情報に該当するチャットルームに、ログイン電文中のペンネームで当該カラオケコンピュータにログインさせる。
【0010】
第3の発明に係るコミュニケーション支援システムは、つぎの事項(31)〜(36)により特定されるものである。
(31)多数のカラオケコンピュータとそれに情報通信ネットワークを介して接続されるチャットサーバーとを備えるコミュニケーション支援システムである。
(32)カラオケコンピュータは、楽曲とルーム識別子との対応関係情報を記憶し、誘導処理と、要求処理を可能とする。
(33)誘導処理は、付随するカラオケ装置にて楽曲が演奏された際、その楽曲に対応するチャットルームへの参加を利用者に促し、チャットルームへの参加を希望する利用者入力に応答してログイン要求処理に移行する。
(34)要求処理は、演奏された楽曲に対応するルーム識別子と、利用者入力によるペンネームとを含んだログイン電文をチャットサーバーに送信する。
(35)チャットサーバーは、ルーム識別子で区別される多数のチャットルームを運営し、受付処理を可能とする。
(36)受付処理は、カラオケコンピュータからログイン電文を受信し、ログイン電文中のルーム識別子に該当するチャットルームに、ログイン電文中のペンネームで当該カラオケコンピュータをログインさせる。
【0011】
第4の発明に係るコミュニケーション支援システムは、第1〜第3のいずれかの発明において、つぎの特定事項(41)〜(47)を加えたものである。
(41)チャットサーバーは、チャット会員名簿とペンフレンド登録名簿を記憶する記憶手段を備え、検索処理と、参加要請処理を可能とする。
(42)チャット会員名簿は、ルーム識別子と、ペンネームと、電子メールアドレスとを対応付ける。
(43)ペンフレンド登録簿は、ルーム識別子と、少なくとも2つのペンネームとを対応付ける。
(45)検索処理は、ルーム識別子AのチャットルームにペンネームBでログイン中のカラオケコンピュータからペンフレンド連絡要求電文を受信した際、ペンフレンド登録簿においてルーム識別子AとペンネームBとに対応するペンネームCの電子メールアドレスDを取得して、参加要請処理に移行する。
(46)参加要請処理は、ペンネームBの利用者がルーム識別子Aのチャットルームでの交信を希望していることを伝える内容の電子メールを作成し、取得した電子メールアドレスDに宛てて送信する。
(47)カラオケコンピュータは、チャットルームにログインしている際、利用者入力に従って連絡相手のペンネームを含んだペンフレンド連絡要求電文を送信可能とする。
【0012】
第4の発明に係るコミュニケーション支援システムにおいて、望ましくは、チャットサーバーは、ルーム識別子AのチャットルームにペンネームBおよびペンネームCのカラオケコンピュータがログインしている際、両ペンネーム利用者からの希望に応じ、ルーム識別子AとペンネームBおよびペンネームCを対応付けてペンフレンド登録簿に記憶させるように構成する。
【0018】
【発明の実施の形態】
===システム構成===
図1は本発明の実施例におけるコミュニケーション支援システムの概略構成図を示している。各地のカラオケ店舗1に設置されて散在するカラオケ装置30にはカラオケコンピュータ20が付随し、各カラオケコンピュータ20がチャットサーバー10に情報通信ネットワークを介して接続されている。この実施例では、全国各地に散在してるカラオケコンピュータ20とチャットサーバー10との通信コストを考慮して、情報通信ネットワークにはインターネット40を利用している。もちろん、専用線や電話回線を介して接続する形態も採用できる。
【0019】
チャットサーバー10は、IRC(Internet Relay Chat)サーバーが実装されたコンピュータシステムである。カラオケコンピュータ20は、チャットサーバー10を介して他のカラオケコンピュータ20とチャットを行うためのコンピュータであり、本実施例ではディスプレイ・キーボード・マウスを付帯した一般的なパーソナルコンピュータ(PC)を採用している。
【0020】
本実施例では、カラオケコンピュータ20は専用のチャットプログラムを実装し、チャットサーバー10とTCP/IPを基本とした専用プロトコルで通信する。そして、対話形式のユーザインタフェース環境によって、適宜な入力装置(キーボード・マウスなど)からの操作入力に応動しながら利用者によるチャットを進行させていく。
【0021】
チャットサーバー10は、アクセスしてきたカラオケコンピュータ20を適宜なチャットルームへログインさせ、同じチャットルームにログインしているカラオケコンピュータ20からつぎつぎに送付されてくるメッセージを仲介・転送しながら利用者間のチャットを実現させる。
【0022】
===カラオケコンピュータの構成===
図2はカラオケ装置30が複数台設置されたカラオケ店舗1におけるカラオケコンピュータ20の設置形態の一例であり、その概略図を示している。この例では、複数の客室2のそれぞれにカラオケ装置30とカラオケコンピュータ20とが設置されている。カラオケ装置30とカラオケコンピュータ20はLAN3に接続されるとともに、同じ客室2にあるカラオケ装置30とカラオケコンピュータ20はRS232Cなどの適宜なインタフェース5によって直接接続されている。
【0023】
さらに、RS232CやUSBなどの所定の規格のインタフェースを介して携帯電話機と通信するための電話機インタフェース6も備えている。この例では、各種規格のインタフェースを備えており、一端に備えたケーブルを携帯電話機のデータ端子に適合するコネクタを備えたケーブルによってカラオケコンピュータと有線接続している。もちろん、携帯電話機の機種に応じてコネクタが異なるケーブルを複数用意したり、IrDA・ブルートゥースなどの無線インタフェースが実装したりすれば、多種多様な通信規格に対応することができる。
【0024】
本実施例のコミュニケーション支援システムは、利用者がチャットを行う際に電話機インタフェースを介して取得される端末特定情報(電話番号・電子メールアドレスなど)に基づいて利用者を識別している。また、その端末特定情報を使用して種々のサービスを提供する。
【0025】
LAN3にはルータ4が接続されており、各客室2のカラオケコンピュータ20は、このルータ4を介してインターネット40に接続しチャットサーバー10と通信する。この例では、各カラオケコンピュータ20にはローカルIPアドレスが固定的に割り当てられており、ルータ4が自身に割り当てられているグローバルIPアドレスと各カラオケコンピュータ20のローカルIPアドレスとの対応関係を管理している。
【0026】
===カラオケ装置との連携===
この例において、カラオケコンピュータ20はカラオケ装置30にリクエスト楽曲を指定するための「電子目次本」機能を備えており、内蔵するハードディスク装置には多数のカラオケ楽曲についての曲名・アーティスト名などを楽曲番号によって識別・管理している。そして、利用者が楽曲番号を直接入力したり、対話形式のユーザインタフェースによって、索引から曲名やアーティスト名などを順次指定して最終的にカラオケ装置30にリクエストすべきカラオケ楽曲の楽曲番号を検索する。直接入力あるいは検索された楽曲番号はLAN3を介して同じ客室のカラオケ装置30に転送される。
【0027】
カラオケ装置30は、多数のカラオケ楽曲について、伴奏音楽の生成起源となるMIDI形式の音楽生成データと、伴奏音楽に同期して表示出力される歌詞画像の生成起源となる歌詞描出データとをカラオケデータとして自身が内蔵するハードディスク装置に蓄積・管理している。カラオケコンピュータ20から楽曲番号が転送されると、その番号を演奏処理の待ち行列として管理し、演奏順番に当たる楽曲番号に対応するカラオケデータを処理してカラオケ伴奏音楽と歌詞画像とを同期して音響映像出力する。また、演奏処理したカラオケ楽曲については、その演奏機会における適宜なタイミング時点でその楽曲番号とそのタイミングが到来した旨のデータをRS232Cインタフェース5を介してカラオケコンピュータ20に転送する。本実施例では演奏終了直後に転送している。
【0028】
===概要===
本発明のコミュニケーション支援システムは、カラオケ装置にリクエストしたカラオケ楽曲が演奏されたのを契機として、そのリクエスト曲に応じて所定のチャットルームにログインするようになっている。例えば、ログインするチャットルームでリクエスト曲に関する話題でチャットができるように配慮しておくことで、チャット当事者同士が円滑にコミュニケーションできるように支援する。さらに本実施例では、チャットの当事者同士が同意すれば、どちらかの当事者が後日カラオケコンピュータを使用するとき、前回のチャット相手と再びチャットなどによってメッセージを交換することができるようになっている。
【0029】
===チャットルーム===
チャットサーバーは、カラオケコンピュータ間でメッセージを交換する場となるチャットルームを多数運営し、各チャットルームに所定の記憶資源を割り当てている。また、各チャットルームには所定のカラオケ楽曲が対応付けされている。本実施例では、楽曲番号の所定の桁の数列をチャットルームに対応付けしている。具体的には、楽曲番号が1234−56などで表されており、上4桁が歌手などアーティストを識別するための数列となっている。各チャットルームにはこの上4桁の数列部分が対応付けされている。それによって、チャットサーバーが運営している各チャットルームはカラオケ楽曲のアーティスト毎に定義されることになる。もちろん、この対応付けに限らず、カラオケ楽曲毎にチャットルームを設けたり、カラオケ楽曲をジャンル毎に分類分けし、各ジャンルに所定のチャットルームを対応付けしたりするなど、チャットルームとカラオケ楽曲との対応付けは適宜に設定できる。また1つのカラオケ楽曲に複数のチャットルームが対応付けされていてもよい。
【0030】
===チャット動作===
カラオケコンピュータ20は、カラオケ装置30にリクエストしたカラオケ楽曲の演奏機会毎に起動して利用者をチャットに参加させる。図3は、本実施例のコミュニケーション支援システムにおけるチャット動作の流れを示している。また、図4(A)〜(C)にチャット動作の過程でカラオケコンピュータ20のディスプレイに表示される画面の遷移を概略図として示した。まずカラオケコンピュータ20に楽曲番号を入力してあるカラオケ楽曲をカラオケ装置で演奏させると、カラオケ装置はそのリクエスト楽曲の演奏終了時にその旨をカラオケコンピュータに通知する。カラオケコンピュータはこの通知に応動してチャットプログラムを起動する(s1〜s3)。カラオケコンピュータ20は、まず、リクエスト楽曲に関連する話題でチャットできる旨の案内やチャットへの参加方法などを示した画面をディスプレイに表示する(A)。この画面100中には利用者のペンネームの入力欄101と、チャット参加する旨の指示を行うためのボタン102とが配設されている。
【0031】
またこの実施例では、利用者が自身の携帯電話機を電話機インタフェースに接続した状態でチャットを行うことを前提としている。そこで利用者は、まず、携帯電話機の端末特定情報を利用者が携帯電話機をそのインタフェースに接続し、つぎに所定欄101にペンネームを入力し、前記参加指示のボタン102をマウスで指示して確定の入力を行う。カラオケコンピュータ20はこの操作に応動して、リクエスト曲の楽曲番号とペンネームとを含んだログイン電文をチャットサーバーに送付するとともに、電話機インタフェースを介して取得した端末特定情報を含んだ電文(登録要求電文)も送付する(s4〜s6)。なお、この実施例では、端末特定情報として携帯電話機の電子メールアドレスを取得している。
【0032】
チャットサーバー10は、チャットルーム毎にログインさせたペンネームとログイン要求電文とともに登録要求電文として送付されてきた携帯電話機の端末特定情報を対応づけして会員名簿に記録しており、ログイン電文中のペンネームと登録要求電文中の端末特定情報とを取得し会員名簿に登録する(s7、s8)。なお、送付されてきたペンネームがすでに登録されている場合は、その旨をカラオケコンピュータに通知し、カラオケコンピュータ20は、異なるペンネームの再入力を利用者に促せばよい。それによって、各チャットルームに同じペンネームが重複して登録されないようにしている。もちろん、全チャットルームを通じてペンネームをユニークなものとすることとしてもよい。
【0033】
また、チャットサーバー10はカラオケコンピュータ20から送付されたログイン電文中の楽曲番号に基づいて対応するチャットルームを特定し、このチャットルームに該当のペンネームでこのカラオケコンピュータをログインさせる(s9、s10)。ログイン可能なチャットルームが複数存在する実施形態では、その複数のチャットルームに一覧などをカラオケコンピュータに返送し、カラオケコンピュータ20は、その一覧を表示して利用者に選択させる。そして、その選択したチャットルームの指定情報をチャットサーバーに送付して所定のチャットルームにログインすればよい。
【0034】
チャットサーバー10は、カラオケコンピュータ20をログインさせると、このチャットルームにログインしている他のカラオケコンピュータがそれまで送付したメッセージと、あるペンネームで新規のカラオケコンピュータがログインした旨の定型文とを返送してログインした旨をこのカラオケコンピュータに通知する(s11)。なお、ログイン中の他のカラオケコンピュータには前記定型文を送付する。
【0035】
カラオケコンピュータ20はログイン通知(s11)を受け取るとチャット操作画面100を生成する(s12)(B)。この操作画面100には、チャットのメッセージ投稿状況を監視する領域103とメッセージの入力欄104とそのメッセージの送付を指示するボタン105に加え、利用者による指示操作を受け付けて、このコミュニケーション支援システムが提供する各種付帯機能を呼び出すためのボタン群106なども配設されている。
【0036】
利用者は、以後、このチャット操作画面100を通じてチャットを行う。すなわち、メッセージ入力欄104にメッセージを記入し、その送付指示ボタン105の操作を行う(s13)。カラオケコンピュータ20はメッセージにペンネームを添えてチャットサーバー10に送付し(s14)、チャットサーバー10はどのカラオケコンピュータ20からのメッセージが送付されてきたのかを監視しながら、送付されてきたメッセージを該当するチャットルームに格納する。そして、メッセージの送付元とともに、同じチャットルームにログインしている他のカラオケコンピュータにそのメッセージを同報転送する(s15、s16)。カラオケコンピュータ20は送付されてきたメッセージを受け取り、それまで投稿されたメッセージに引き続いて新規のメッセージを書き加えていく(s17)。利用者がログアウトする旨の指示を行うと(s18)、その旨をチャットサーバー10に送付し、チャットサーバー10は、該当するカラオケコンピュータ20をチャットルームからログアウトさせ、その旨をログアウトしたカラオケコンピュータに送付する(s20、s21)。また、あるカラオケコンピュータ20をログアウトさせると、そのカラオケコンピュータ20がログアウトした旨の定型文をログイン中のカラオケコンピュータ20に送付し、チャットプログラムがその定型文を表示する(C)。また、ログアウトしたカラオケコンピュータは、チャットプログラムを終了させる(s22)。
【0037】
===ペンフレンド登録===
チャット当時者同士が意気投合し、再度メッセージを交わしたいと希望する場合も十分にあり得る。しかし、当事者間で実名や連絡先などの個人情報を証すことには躊躇もあろう。実際に、チャットの際に個人情報を証したために後日何らかの事件・トラブルが発生した事例も多く、このチャットを契機とした事件・トラブルは社会問題にもなっている。
【0038】
そこで本発明は、当事者同士が個人情報を証さなくても匿名状態で「再会」するためのコミュニケーション支援システムも提供している。しかも「再会」にはカラオケコンピュータが不可欠となり、カラオケ利用機会を確実に増やすことを可能にしている。以下、本実施例におけるこの「再会」のための機能について説明する。
【0039】
「再会」機能を利用するためには、まず、当事者同士がその再会を了承することが必要である。図5はその当事者同士が了承したことをチャットサーバーに登録するまでの処理(ペンフレンド登録処理)の流れを示してる。また、図6(A)〜(D)にその処理の流れの過程において、カラオケコンピュータ20に表示される画面の遷移を示した。チャットプログラムが表示するチャット操作画面100には、このログイン中の利用者のペンネーム一覧109とこの一覧中から指定したペンネームの利用者をペンフレンドとして指定する旨のボタン106aとが配設されている(図6:A)。チャットの当事者同士が意気投合するなどして「再会」を希望した場合、相手のペンネームを前記一覧109から指定して前記指定ボタン106aを指示する(s31、s32)(図6:B)。カラオケコンピュータ20は、この指示に応動して「再会」機能の案内画面を表示する(s33)(図6:C)。利用者が案内を確認した上で所定の指示ボタン111を指示すると、カラオケコンピュータ20は、指定した相手のペンネームを含んだペンフレンド指定電文をチャットサーバーに送付する(s34〜s35)。
【0040】
チャットサーバー10は、複数のペンネーム同士を所定のチャットルームに対応付けしてペンフレンド登録簿に記録しており、あるカラオケコンピュータ20からペンフレンド指定電文を受け取ると、どのペンネームでログインしているカラオケコンピュータがどのペンネームを指定したのかを一時記憶する(s36)。そして、この指定されたペンネームのカラオケコンピュータからも同様に、相手のペンネームを指定する旨のペンフレンド指定電文が送達されると、相互のペンネームを現にログインさせているチャットルームに対応付けしてペンフレンド登録簿を更新する(s37、s38)。そして、ペンフレンドとして登録した旨を双方に通知し(s39)、カラオケコンピュータ20はこの通知を適宜に表示出力する(s40)(図6:D)。もちろん、ペンフレンドとしてペンネーム同士が対応付けされた時点に限らず、ペンネームが一方的に指定された時点で指定された相手のカラオケコンピュータにその旨を通知し、(図6:D)に示した画面と同様にカラオケコンピュータ20にてその通知を表示してもよい。なお、ペンネームの対応付けは1対1とは限らず、1つのペンネームに複数のペンネームが対応付けされていてもよい。
【0041】
===ペンフレンド連絡要求・チャット参加要請通知===
上述のようにしてあるペンネームの利用者同士がペンフレンドとしてあるチャットルームに対応付けされる。後日、一方の利用者がペンフレンドになった人と連絡を取りたくなったら、まず、カラオケコンピュータが設置されているカラオケ店舗に行き、前回のチャットの契機となったカラオケ楽曲をカラオケ装置にて演奏させ、チャットプログラムを起動させ、前回と同じチャットルームにログインする。
【0042】
図7はあるペンネームの利用者がログインして、ペンフレンドとして登録した利用者に連絡をするための処理の流れを示しており、図8(A)〜(C)は、その処理の過程でカラオケコンピュータのディスプレイに表示される画面の概略図を示している。利用者は前回のログイン時に会員登録をすませていることから、チャットサーバー10は、ログイン時にカラオケコンピュータ20から送付されたペンネームと端末特定情報とが会員名簿によって対応付けされていることを確認し、このカラオケコンピュータが登録会員によって操作されていることを認知する(s6〜s11)。カラオケコンピュータ20は、チャットルームにログインしたことを認知するとチャット操作画面100を表示する(図8:A)。この画面100には、再会機能を呼び出すためのボタン106bが配設されている。このボタン106bを指示すると、カラオケコンピュータ20は、操作手順などを記載した案内画面112を表示する(s51)(図8:B)。この案内画面112には該当するペンフレンドを確認するためのボタン113が配設されている。そして、利用者がこのボタン113を指示すると、カラオケコンピュータ20は、この利用者のペンネームに対応付けされているペンフレンドを確認してもらう旨の指示情報をチャットサーバーに送付する(s52、s53)。
【0043】
チャットサーバー10は、この指示情報を受け取ると、当該チャットルームに対応するペンフレンド登録簿を参照する。そして、この指示情報を送付してきたカラオケコンピュータ20のペンネームに対応付けされているペンネームを特定し、そのペンネームを当該カラオケコンピュータに返送する。複数のペンネームが対応付けされている場合は、その一覧を返送する(s54〜s56)。
【0044】
カラオケコンピュータ20は、ペンフレンドとして登録されているペンネームが返送されるとそれを表示(図8:C)し、利用者があるペンネームを指示すると、その指示したペンネームの指定情報を含んだペンフレンド連絡要求電文がチャットサーバー10に送付される(s57〜s59)。チャットサーバー10は、指定されたペンフレンドのペンネームをチャット会員名簿に照会して対応する端末特定情報(電子メールアドレス)を取得するとともに、メール本文に「ペンフレンドが前回と同じチャットルームにログインしたのであなたもチャットに参加してほしい」といった内容を記載した定型の電子メールを作成し、その電子メール(チャット参加要請)を前記電子メールアドレスに宛ててインターネットに送出する(s60〜s62)。そして、電子メールが該当する携帯電話機に送達され電子メールが表示出力される。図9に携帯電話機にてこの電子メールを表示させたときの画面概略図を示した。携帯電話機の利用者が電子メールを見て、ペンフレンドとメッセージを再度交わしたいと思えば、至近のカラオケ店舗に入店し、カラオケ装置で前回と同じ楽曲を演奏させてペンフレンドが待つチャットルームにログインすればよい。
【0045】
===補足・その他の実施例===
上記実施例では、ペンフレンドに送付される電子メールの本文には定型の文章が記載されていた。もちろん、ペンフレンド連絡要求を指示した利用者自身が電子メールのメッセージを入力することとしてもよい。すなわち、カラオケコンピュータが電子メールのメッセージとペンフレンドの指定情報とをペンフレンド連絡要求としてチャットサーバーに送付すればよい。そして、チャットサーバーがそのメッセージを本文に記載した電子メールを作成して該当のアドレスに宛てて送出すればよい。
【0046】
また、チャット参加要請を通知するための通信手段は、電子メールでなくてもよい。例えば、電話機インタフェースが端末特定情報として携帯電話機の電話番号を取得し、カラオケサーバーは定型の文章中にペンネームなどの不定部分を挿入した文書を合成音声に変換する。そして、チャット参加要請の通知先電話番号を発呼し、通話状態を確認して先の合成音声を再生してチャットに参加してほしい旨を伝える。
【0047】
チャットルームとカラオケ楽曲との対応付けは、カラオケコンピュータ側にて定義されてもよい。この場合、カラオケコンピュータ側にカラオケ楽曲とログインすべきチャットルームとを対応付けしたテーブルを用意しておき、リクエスト楽曲に対応するチャットルームの指定情報を含んだログイン電文をチャットサーバーに送付し、チャットサーバーが該当するチャットルームにログインさせる。
【0048】
上記実施例では、チャットサーバーは、アクセスしてきたカラオケコンピュータから送付されるペンネームと端末特定情報とによって利用者を識別していた。もちろん、従来のチャットにおけるログイン手続きと同様にして、ログイン時にペンネームとパスワードのセットを利用者に入力させて利用者を識別することもできる。なお、パスワードは利用者が任意に設定したり、チャットサーバー側で発行したりすればよい。そして、「再会」機能を利用するときに端末特定情報を取得し、会員名簿において該当のペンネームとパスワードのセットにこの端末特定情報を追記すればよい。
【0049】
===応用例===
コミュニケーション支援システムによるチャットサービスがカラオケ装置の利用に付帯したオプションサービスであることを考えると、利用者にチャット参加料の名目でサービス代金を請求することも十分考えられる。そこで、サービス代金の課金方法の一例を応用例として示すことにする。
【0050】
上記実施例のカラオケコンピュータは電話機インタフェースを備え、端末特定情報として携帯電話機の電子メールアドレスを取得していた。もちろん、電話番号や携帯電話機自体のシリアル番号も取得可能である。すなわち、携帯電話機の端末特定情報は携帯電話機の利用者自身を特定する情報でもある。そこで、携帯電話機が加入する移動体通信事業者にチャット代金を徴収代行してもらうビジネスモデルを考えた。
【0051】
まず、チャットサーバーの管理・運営者(カラオケ事業者)と移動体通信事業者とがチャット代金の徴収代行業務についての契約を事前に締結しておき、チャットサーバーと移動体通信事業者が管理する課金業務用のコンピュータ(課金システム)とを専用線などを介して接続しておく。そして、チャットサーバーは適時に端末特定情報に該当する利用者のチャット代金についての代金徴収代行依頼書を作成し、その依頼書データを課金システムに送付してチャット代金を請求して徴収代行してもらう旨を伝える。それによって、移動体通信事業者は利用者に通話料金とともにチャット代金を請求し、カラオケ事業者に代行してこの代金を徴収する。
【0052】
【発明の効果】
本発明のコミュニケーション支援システムによれば、カラオケ利用者がカラオケ装置に付随するカラオケコンピュータを使用して他のカラオケコンピュータの使用者とチャットを行うことができる。しかも、カラオケ装置にリクエストした楽曲に対応付けされたチャットルームでチャットを行うため、初めての相手であっても、コミュニケーションを円滑に進めることができる。したがって、カラオケ利用機会が増え、カラオケ事業の発展に寄与する。
【0053】
また本発明は、チャット当事者同士が個人情報を証さなくても匿名状態で再度連絡を取り合う「再会」機能を備えたコミュニケーション支援システムも提供している。しかも、再度連絡を取るためには、カラオケ装置に前回のチャットの契機となったカラオケ楽曲をリクエストしてカラオケコンピュータを利用することが必須であり、利用者はカラオケを利用せざるを得ない。したがって、カラオケ利用機会をさらに増加させることができる。
【0054】
なお、「再会」機能を実現するために、利用者の携帯電話機の端末特定情報を取得していることから、携帯電話機の移動体通信事業者の課金システムと連動させれば、チャット代金を移動体通信事業者に徴収代行してもらうビジネスモデルにも発展させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるシステム構成図である。
【図2】上記実施例におけるカラオケコンピュータの設置形態を概略図として示している。
【図3】上記実施例におけるチャット動作の処理の流れ図である。
【図4】上記チャット動作の流れにおいて、カラオケコンピュータが表示する画面の遷移を(A)〜(C)の概略図によって示している。
【図5】上記実施例におけるペンフレンド登録処理の流れ図である。
【図6】上記ペンフレンド登録処理の流れにおいて、カラオケコンピュータが表示する画面の遷移を(A)〜(D)の概略図によって示している。
【図7】上記実施例におけるペンフレンドの呼び出し処理の流れ図である。
【図8】上記ペンフレンドの呼び出し処理の流れにおいて、カラオケコンピュータが表示する画面の遷移を(A)〜(C)の概略図によって示している。
【図9】上記ペンフレンドの呼び出し処理において、携帯電話機に送達される電子メールの表示状態を概略図として示している。
【符号の説明】
1 カラオケ店舗
10 チャットサーバー
20 カラオケコンピュータ
30 カラオケ装置
100 チャット操作画面

Claims (8)

  1. 多数のカラオケコンピュータとそれに情報通信ネットワークを介して接続されるチャットサーバーとを備えるコミュニケーション支援システムであって、
    カラオケコンピュータは、誘導処理と、要求処理を可能とし、
    誘導処理は、付随するカラオケ装置にて楽曲が演奏された際、チャットルームへの参加を利用者に促し、チャットルームへの参加を希望する利用者入力に応答して要求処理に移行し、
    要求処理は、演奏された楽曲の楽曲識別子と、利用者入力によるペンネームとを含んだログイン電文をチャットサーバーに送信し、
    チャットサーバーは、楽曲識別子とルーム識別子との対応関係情報を記憶し、ルーム識別子で区別される多数のチャットルームを運営し、受付処理を可能とし、
    受付処理は、カラオケコンピュータからのログイン電文を受信し、ログイン電文中の楽曲識別子に対応付けされているチャットルームに、ログイン電文中のペンネームで当該カラオケコンピュータをログインさせる
    コミュニケーション支援システム。
  2. 多数のカラオケコンピュータとそれに情報通信ネットワークを介して接続されるチャットサーバーとを備えるコミュニケーション支援システムであって、
    カラオケコンピュータは、誘導処理と、要求処理と、選択処理を可能とし、
    誘導処理は、付随するカラオケ装置にて楽曲が演奏された際、チャットルームへの参加を利用者に促し、チャットルームへの参加を希望する利用者入力に応答して要求処理に移行し、
    要求処理は、演奏された楽曲の楽曲識別子と、利用者入力によるペンネームとを含んだログイン電文をチャットサーバーに送信し、
    選択処理は、ログイン電文の応答としてチャットサーバーから提示された複数のチャットルームから、利用者入力に応答して1のチャットルームを特定する選択情報をチャットサーバーに送信し、
    チャットサーバーは、楽曲識別子とルーム識別子との対応関係情報を記憶し、ルーム識別子で区別される多数のチャットルームを運営し、提示処理と、受付処理を可能とし、
    提示処理は、ログイン電文中の楽曲識別子に複数のチャットルームが関連付けされている場合、当該電文を送信したカラオケコンピュータに対して複数のチャットルームを選択肢として提示し、
    受付処理は、カラオケコンピュータから選択情報を受信し、選択情報に該当するチャットルームに、ログイン電文中のペンネームで当該カラオケコンピュータにログインさせる
    コミュニケーション支援システム。
  3. 多数のカラオケコンピュータとそれに情報通信ネットワークを介して接続されるチャットサーバーとを備えるコミュニケーション支援システムであって、
    カラオケコンピュータは、楽曲とルーム識別子との対応関係情報を記憶し、誘導処理と、要求処理を可能とし、
    誘導処理は、付随するカラオケ装置にて楽曲が演奏された際、その楽曲に対応するチャットルームへの参加を利用者に促し、チャットルームへの参加を希望する利用者入力に応答してログイン要求処理に移行し、
    要求処理は、演奏された楽曲に対応するルーム識別子と、利用者入力によるペンネームとを含んだログイン電文をチャットサーバーに送信し、
    チャットサーバーは、ルーム識別子で区別される多数のチャットルームを運営し、受付処理を可能とし、
    受付処理は、カラオケコンピュータからログイン電文を受信し、ログイン電文中のルーム識別子に該当するチャットルームに、ログイン電文中のペンネームで当該カラオケコンピュータをログインさせる
    コミュニケーション支援システム。
  4. チャットサーバーは、チャット会員名簿とペンフレンド登録名簿を記憶する記憶手段を備え、検索処理と、参加要請処理を可能とし、
    チャット会員名簿は、ルーム識別子と、ペンネームと、電子メールアドレスとを対応付け、
    ペンフレンド登録簿は、ルーム識別子と、少なくとも2つのペンネームとを対応付け、
    検索処理は、ルーム識別子AのチャットルームにペンネームBでログイン中のカラオケコンピュータからペンフレンド連絡要求電文を受信した際、ペンフレンド登録簿においてルーム識別子AとペンネームBとに対応するペンネームCの電子メールアドレスDを取得して、参加要請処理に移行し、
    参加要請処理は、ペンネームBの利用者がルーム識別子Aのチャットルームでの交信を希望していることを伝える内容の電子メールを作成し、取得した電子メールアドレスDに宛てて送信し、
    カラオケコンピュータは、チャットルームにログインしている際、利用者入力に従って連絡相手のペンネームを含んだペンフレンド連絡要求電文を送信可能とする
    請求項1〜3のいずれかに記載のコミュニケーション支援システム。
  5. チャットサーバーは、ルーム識別子AのチャットルームにペンネームBおよびペンネームCのカラオケコンピュータがログインしている際、両ペンネーム利用者からの希望に応じ、ルーム識別子AとペンネームBおよびペンネームCを対応付けてペンフレンド登録簿に記憶させる
    請求項4に記載のコミュニケーション支援システム。
  6. 誘導処理と、要求処理とを可能とし、チャットサーバーに情報通信ネットワークを介して接続されるカラオケコンピュータであって、
    誘導処理は、付随するカラオケ装置にて楽曲が演奏された際、チャットルームへの参加を利用者に促し、チャットルームへの参加を希望する利用者入力に応答して要求処理に移行し、
    要求処理は、演奏された楽曲の楽曲識別子と、利用者入力によるペンネームとを含んだログイン電文をチャットサーバーに送信する
    カラオケコンピュータ。
  7. 誘導処理と、要求処理と、選択処理とを可能とし、チャットサーバーに情報通信ネットワークを介して接続されるカラオケコンピュータであって、
    誘導処理は、付随するカラオケ装置にて楽曲が演奏された際、チャットルームへの参加を利用者に促し、チャットルームへの参加を希望する利用者入力に応答して要求処理に移行し、
    要求処理は、演奏された楽曲の楽曲識別子と、利用者入力によるペンネームとを含んだログイン電文をチャットサーバーに送信し、
    選択処理は、ログイン電文の応答としてチャットサーバーから提示された複数のチャットルームから、利用者入力に応答して1のチャットルームを特定する選択情報をチャットサーバーに送信する
    カラオケコンピュータ。
  8. 楽曲とルーム識別子との対応関係情報を記憶し、誘導処理と、要求処理とを可能とし、チャットサーバーに情報通信ネットワークを介して接続されるカラオケコンピュータであって、
    誘導処理は、付随するカラオケ装置にて楽曲が演奏された際、その楽曲に対応するチャットルームへの参加を利用者に促し、チャットルームへの参加を希望する利用者入力に応答してログイン要求処理に移行し、
    要求処理は、演奏された楽曲に対応するルーム識別子と、利用者入力によるペンネームとを含んだログイン電文をチャットサーバーに送信する
    カラオケコンピュータ。
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