JP2002343477A - 端子絶縁体付き改良バスバーとそのコネクターへのガイド手段 - Google Patents

端子絶縁体付き改良バスバーとそのコネクターへのガイド手段

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JP2002343477A JP2002117401A JP2002117401A JP2002343477A JP 2002343477 A JP2002343477 A JP 2002343477A JP 2002117401 A JP2002117401 A JP 2002117401A JP 2002117401 A JP2002117401 A JP 2002117401A JP 2002343477 A JP2002343477 A JP 2002343477A
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層バスバーはその上に絶縁層で隔てられた
2個の電気導体片からなるか、又は絶縁層で隔てられた
2群の複数の導体からなるオス端子部を有する。このよ
うなオス端子部が電源回路または信号回路につながるメ
ス端子部をなすコネクターへ挿入・脱着されると、端子
部として働くように露出された2個の電気導体片の間に
あるいは2群の複数の導体間にショートが屡々生じる。 【解決手段】 2個の電気導体片でオス端子部が形成さ
れている場合には、一方の導体片は他方よりも僅かに長
く幅広でオス端子部で一方の露出した導体片の先端縁は
他方の露出した導体片よりも外方に突出させる。誘電体
になる絶縁バリア体をこの一方の露出した導体片の先端
縁を覆うようにかつ他方の露出した導体片の周端縁上に
あるように取付けて両導体片間のショートを防ぐ。2群
の複数の導体からオス端子部が形成されている場合に
は、導体を隔てる絶縁層の両面上に絶縁バリア体を取付
ける。この絶縁バリア体には各導体の先端を収容し覆う
互いに間隔を置いた一連の切欠きを設けて導体間のショ
ートを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばスプリット
・クラウン・バンド型(split crown band type)の如
き電源あるいは信号コネクターへつながれて用いられる
積層バスバー、更に詳細にはそのオス端子部の一部が新
規な絶縁バリア体(insulation barrier)で覆われて、
端子部がコネクター内で作動するときにバスの導体の望
ましくないショートが防止され、かつ協働するコネクタ
ーと正しく合わされるように改良されたバスバーを提供
するものである。
【0002】
【従来の技術】電気バスバーにおいて隣接する導体片ま
たはバスのバーの間に細長い絶縁片を用い、バーをある
回路から他回路へ解離自在に連結するための端子部を該
導体片の一部を加工して形成することは、日常的なこと
である。上記したスプリット・クラウン・バンド型のコ
ネクターに対して、このようなバスバーを使うときの大
きな問題点は、バー中の負のバスを対応する正のバスか
ら確実に絶縁することの難しさであった。これら2つの
バスの対向する表面の間に中間絶縁層が置かれ、通常
は、2つのバスはこの中間絶縁層で互いに隔離されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、これら2つ
のバスの合わさった正と負の端部を電源につながる一つ
のオス端子部にすると、即ち、例えば、この様なオス端
子部が露出した外表面を有し、これがクラウン・バンド
型のメス端子あるいはコネクター中に着脱自在に挿入さ
れると、大きな問題が生じることになる。このような場
合、かかるオス端子部がメス形コネクターへ着脱される
と、その時に、正と負のバス導体の対向面の間におかれ
た絶縁体が、必要な絶縁を両者間に与えないことが屡々
起こり、好ましくないショートが生じる。
【0004】共通な一個のメスコネクター中に挿入され
るように設計された2個あるいはそれ以上の数のオス端
子部が、バスバーの複数の導体片に設けられると、ここ
でも問題が屡々生じることになる。特に、各端子部がそ
れぞれに隣り合った複数の接点をなし、これらの接点が
相手のコネクターの接点と正しく一致しなければならな
いような時には、問題は更に難しくなる。
【0005】従って、本発明の一目的は、上記した種類
のコネクターへつながれて用いられる改良されたバスバ
ーを提供することであり、バーのオス端子部を形成する
ために用いられる一対の導体片に極く近接してつけられ
る特別で新規な絶縁バリア体を採用するものである。
【0006】また、本発明の他の目的は、上記した種類
のバスバーにおいて、他の回路のメスコネクターヘバス
バーを接続するためのオス端子部を形成するために用い
られた正と負のバスの端部間の絶縁性を補足するために
考案された全体としてU字形状の絶縁バリア体を提供す
ることにある。
【0007】更にまた、本発明の目的は、単一の共通コ
ネクター中に挿入される複数のオス端子部を有する形式
のバスバーにおいて、端子部の間隔をおいた接点を案内
してコネクターの対応する接点と正しく係合せしめるよ
うに働く改良された絶縁バリア体を提供することにあ
る。本発明のその他の目的は、明細書と特許請求の範囲
から、特にそれらを添付の図面を参照して読み進むと以
下で更に明らかにされるところである。
【0008】
【課題を解決するための手段】積層バスバーは、少なく
とも2個の金属製導体片を有し、この導体片の一方は他
方より僅かに長くかつ幅広であるので、これらがその間
に絶縁層をおいて互いに積層されると、一方の導体の先
端縁部分が他方の導体の端縁を僅かに越えて伸展するこ
とになる。この場合に、2個の導体の一方は他方の導体
の単一接点の端子部に合わさって重なる単一接点の端子
部を有するか、或いは他方の導体の複数接点の端子部と
合わさって重なる複数接点の端子部を有するかになる
が、何れの場合にも重なり合った端子部は露出した外表
面を有し、電気回路のメスソケットあるいはメスコネク
ター中に着脱自在に挿入されるオス端子部を形成する。
【0009】このような回路で、合わさって重ねられた
単一接点の端子部がショートするのを避けるために、全
体がU字形状の誘電体絶縁バリア体を、一方の端子部の
端縁を越えて伸びる他方の端子部の先端縁部分に取りつ
ける。複数接点の端子部の場合には、コネクター中に挿
入される端子部の端部の上に誘電体絶縁バリア体が取り
つけられ、このバリア体に設けられた互いに間隔をおい
た突起が端子部の間隔をおいた接点の間に入り込むこと
になる。
【0010】
【発明の実施の形態】さて、引用符号により図面を参照
して述べると、図示されるバスバーは2つの特定な形状
の金属片あるいは導体を含み、これらは互いに重ね合わ
され、それらの合わさって対面する面は既知の方法で誘
電体の(図示されていない)中間層によって互いに絶縁
されている。一方のこのような導体をプラス・アッセン
ブリーとし、その全体が符号10で示され、他方(マイ
ナス・アッセンブリー)は符号20で示されている。こ
の導体片10,20は全体として形状が同一であるが、
片10は片20よりも(長く広く)大きい。片10は細
長な中央部11を有し、この中央部は片20の中央部2
1の対応する面上にあって該中央部21と一致し、これ
と絶縁されている。片10,20は、その一端(図1に
おいて左端)で直角に曲げられて、それぞれの中央部1
1,21に対して直角に伸びるオフセット部12,22
が形成されている。複数の金属びょうSが、片10,2
0の諸処につけられて突出しているが、これはバスバー
の取り付け用であって、本発明の要素ではない。
【0011】オフセット部12,22に隣接して、片1
0,20の中央部11.21のそれぞれは、それぞれの
一端と一体で水平に横方向に伸び、かつ互いに重なり合
う関係にある横方向オフセット部14,24を有する。
この部14,24はオフセット部12,22を越えて伸
び、該部12,22を丁度越えたところで直角に曲げら
れて、それぞれの一端(図1,2において左端)にオフ
セット部15,25が形成されている。この部は横方向
オフセット部14,24に対して直角に、片10,20
のオフセット部12,22とは反対方向、即ち図1にお
いて下方に伸展する。片20の両端の間の外表面とその
両側端縁を覆って絶縁層28(図2と3でその一部が破
断されて示されている様に)がつけられ、この層は部2
2,25の途中まで伸展する。
【0012】導体の互いに重なり合う部15,25は露
出した外表面を有し、これが片10,20の作動オス端
子あるいはコネクター部分を形成し、バスバーの使用に
当たってこれらの部分が、(図1で波線で仮想して示さ
れる)通常のメスコネクターあるいはソケットRへ着脱
自在に摺動して挿着される。このソケットは、バスバー
が上記のようにして接続される電力供給回路の一部をな
すものであるが、本発明の要素ではない。このような接
続のために、部15,25の外表面、即ちソケットRの
導体と係合するその表面は、金やニッケル等でメッキさ
れている。また、ソケットR中で部15,25の露出し
た端縁間で望ましくないショートが生じないように、例
えばFIBERGLASの商品名で販売されている誘電体のガラ
ス繊維でつくられた全体としてU字形状の絶縁バリア体
30が、部25の端縁部分を超えて伸びる部15の先端
縁部分を覆うようにして着けられる。
【0013】例えば、図3にて示されるように、ソケッ
トR中へ挿入される部15の部分は、部25の対向側端
25’を越えてほぼ同一距離で突出し、間隔をおいて互
いに平行な端縁15’を有する。また、図3と4で示さ
れているように、部15の外方端(部14から遠い方の
端)は、部25の外方端を越えて僅かではあるが伸びて
いる。U字形状のバリア体30が着けられ、間隔を置い
て互いに平行なその脚31とその端部32によって覆わ
れるのは,部15の上記した外部に露出する周側端縁1
5’と外方端である。片10と片20とは同一の厚みで
あるが、バリア体30に各導体10,20の厚みとほぼ
同じな厚みを持たせて、図1で特によく示されているよ
うに、それが取付けられたときに部25の端部のほぼ全
体の部分を囲むようにする。
【0014】上述したところから明らかな通りに、全体
としてU字形状のバリア体30は、導体10,20の部
15,25の端縁部分を互いに絶縁するための補完的で
非常に有効な手段を提供するものであり、かつまた、部
25の本来は露出している側縁25’と端縁を絶縁する
手段を提供して、アッセンブリー10のオス端子部が回
路内のソケットに挿着あるいはソケットから引き抜かれ
る時に,不要なショートを防止する。更にまた、このバ
リア体30を全体として形状がU字状のものとして図示
し記述してきたが、所望の際には、バリア体の間隔を置
いた互いに平行な2本の脚部31を、バリア体の端部3
2とは別なものとすることが出来るのは勿論であり、こ
の場合には、図中の図4で示されると同様な形状を有す
る全体がU字形状バリア体を形成するために3個の別々
な部分31,31、32が用いられることになる。
【0015】改変例としては、図5にて示される如く
に、バリア体30’の2本の脚31’と部分32’を、
同一の誘電体材料の薄い層34で一体に連結してもよ
く、この層はバスバーをつくる積層時にアッセンブリー
の重なり合う部15,25の間に置かれることになる。
最終的にコネクターにつけられた時には、このバリア体
30’は、その対向する平行な脚あるいは側部31’と
横方向に伸びる端部32’とを、部25の対向側端2
5’と端縁に対して固定し、かつ部25の対応する端縁
を覆いこれを越えて伸びる部15の端縁部に対して固定
され、この端縁部を覆うことになる。
【0016】次に、図6乃至図12に示される別の実施
例について説明するが、引用符号40は、積層バスバー
の複接点型ターミナルを全体として指す。このターミナ
ルは、細長で矩形な形状で中央に位置する絶縁材の一層
を含み、この絶縁層の一面には図6で図示されるよう
に、符号43で指示される6個のほぼ同一の細長くて幅
狭で互いに平行な導体と、3個のほぼ同一で幅広で互い
に平行な導体44がつけられている。層42の反対側面
には、他側面の導体43と合わされて一致する6個のほ
ぼ似通った幅狭な導体43’と、他側面の導体44と同
一でこれと対応する3個の全体として似通った矩形状導
体44’とからなる細長で間隔をおいて平行な導体の第
2の同様な群が取り付けられている。前記した導体の2
つの群43,44と43’、44’の全長並びにこの2
つの群の導体の間に置かれた絶縁の中央層42よりも僅
かに短い絶縁性の2つの外方対応層45,46の間で,
上記の導体の2つの群は層42の両面へ積層されてい
る。
【0017】そして、図6と図7で図示される通りに、
導体43,43と43’、44’が外方絶縁層の端4
5’、46’を越えて伸展するのよりも更に長く、中央
絶縁層42は導体45,46の対応する先端を越えて伸
展する。外方絶縁層の先端45’、46’を越えて外方
に伸びる胴体43,44と43’、44’の部分は、従
って露出されており、以下で説明する通りにメスコネク
ター中に挿入されるようになっている。金属製導体の露
出した部分の外方あるいは端子端部を越えて伸展する絶
縁層42の部分には、該部分を貫通する一対の小さな丸
穴が設けられているが、この穴の目的は以下で記述され
る通りである。
【0018】図6で示される通りに、層42の右手端縁
に最も接する幅狭な導体43は外方の露出する端縁を有
し、この端縁は層42の対応する側縁と完全に一致し、
かつその外方端に小さな矩形状の切欠き48を有する。
層42の他方の側縁に沿って、最も外方の導体44は、
図6に示される通りに、露出した層42の左手端縁と完
全に一致する左手端縁を有し、この端縁はその外方端に
小さな矩形状の切欠き49を有する。
【0019】図7において、切欠き付き導体43に対応
する最外方の導体43’もまたその外方端に矩形状の切
欠き48’を有するが、注目すべきことには、特別のこ
の導体43’の外方の露出した端部は対応する導体43
よりも僅かに細くしてあるので、層42の右手側縁が外
方導体43’の近接する側縁を越えて広がる。更にま
た、図7にて図示される通りに、最外方の左手側の導体
44’は、第1群の導体中の対応する導体44の先端よ
りも細くしたので、中央絶縁層42がここでも最外方導
体44’の左手端縁を越えて僅かに外方に伸展する。
【0020】さて、図9を参照して、符号50は、図1
0と図11に示される如くに層42の対向側面に取り付
けられた2つの同一の絶縁バリア体の一方を全体として
示すものである。このバリア体50のそれぞれは真っ直
ぐで平らな下方端縁51と、その上方端縁には6個の小
さな矩形状の横方向で互いに間隔をおいた切欠きまたは
窪み53とを有し、この切欠きまたは窪みは導体43,
43’の先端部を収容するものであり、一方、絶縁バリ
ア体の反対の上方端縁に位置する3個の矩形状の大きな
切欠き54は、導体44,44’の露出した端子端部を
収容するためのものである。各絶縁バリア体50もまた
その対向する端縁の近くにそれを貫通する一対の小さな
丸穴57を有しており、この穴は絶縁体50が層42に
取り付けられた時に,該絶縁層42の穴47と一致して
置かれる。
【0021】図9にても注目すべきことは、絶縁バリア
体50において第1の小さな切欠き53の外方あるいは
右側をつくるバリア体の部分58は、他の切欠き53の
側壁をなすバリア体の部分より短く、また、バリア体の
対向する左側において、バリア体の上方端縁の第1の切
欠き54の外方または左端をなすバリア体の部分59
は、同様にその他の切欠き54の側壁よりも短い。
【0022】このように各バリア絶縁体に短い部分5
8,59を設けた目的は、図10にて示される通りに、
導体43,44の露出した端子端を越えて突出する絶縁
層42の上面に、バリア絶縁体50が取り付けられる
と、バリア体の部分58が外方導体43の切欠き48中
に入り、バリア体の部分59は最外方の導体44の露出
した端子端に形成された切欠き49中に入って座するこ
とになる。一方、図11にて示される通りに、導体4
3’、44’の外方端を覆うために、バリア絶縁体が中
央絶縁層の反対の面上に取り付けられると、バリア体の
部分59は外方導体44’の露出した端部の一側に沿っ
てこの端部の途中まで伸び、バリア体の部分58は最外
方の導体43’の外方端縁に沿ってこの外方端縁の途中
まで伸展し得ることになる。
【0023】
【発明の効果】図1ないし図5を参照して上で詳述した
本発明の実施例におけるバスバーの新規な構成の効果に
ついては、既に述べた通りである。従って、ここでは、
図6ないし図12を参照して述べた本発明の別の実施例
の構成になるバスバーの効果についてのみ、以下に述べ
ることとする。
【0024】絶縁バリア体50が、2つの群の導体4
3,44と43’、44’の外方端子端部を覆うために
層42の両面上に付けられると、導体の端子端部を収容
するバリア体の窪みの側壁面が、導体の好ましくない横
方向への移動を防止して、複接点型ターミナル40が、
図10にて破線にて仮想して示されるように通常のメス
コネクターC中に着脱自在に挿入される際に、導体の露
出した端子端部がよく案内され、コネクターCの対応す
る導体と正しく係合できる。
【0025】2つの絶縁バリア体を使うことによって、
ターミナル40の2つの群の導体をコネクターCの対応
する導体へ正しく接続することができるばかりでなく、
絶縁層42の一面上の最外方導体44,43の露出した
外方端縁は切欠き48,49を形成する先端縁を有して
なるので、この先端縁は、ターミナルがコネクターC中
へ挿入されるときの正確な案内ガイド面を提供すること
になる。また、絶縁バリア体の穴57は、中央絶縁層4
2の穴47と一致するように設けられているので、所望
の際には、ターミナル40とそれに付けられたバリア体
50とよりなる組合せ体を、共通して一致する穴に通し
た手段によって芯合わせまたは締め付けることができ
る。
【0026】以上で、本発明を好適な数実施例によって
図示し記述したが、本発明は更に改変できることは勿論
であり、本発明は本技術に通暁する者にとって容易なま
たは特許請求の範囲内に入る全ての改変例に及ぶことも
勿論のことである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例になる改良バスバーとその端
子部の絶縁体となるバリア体の平面図である。
【図2】図1のバスバーの正面図である。
【図3】図2のバスバーを左側よりみた側面図である。
【図4】図2をその4−4線に沿った断面で矢符方向に
向かってみた側断面図である。
【図5】本発明のバーのオス端子部に使われる端子絶縁
体となるバリア体の別の実施例の斜視図である。
【図6】本発明の別の実施例をなすバスバーとその複接
点型ターミナルの一部の平面図である。
【図7】図6を裏返したバスバーの反対面の平面図であ
る。
【図8】図6に示されるターミナルをその図中の下方端
よりみた説明的な端面図である。
【図9】バスバーの両面上の各複接点型ターミナルの端
子の端部を覆うようにする絶縁バリア体の平面図であ
る。
【図10】図6と同様な平面図であり、図9に示される
種類の絶縁バリア体がバスバーの両面のそれぞれのター
ミナルの端子の端部を覆うようにしてつけられたところ
を図示しており、この図ではコネクターが仮想線で示さ
れている。
【図11】図7と同様な平面図であり、図9に示される
種類の絶縁バリア体がバスバーの両面のそれぞれのター
ミナルの端子の端部を覆うようにしてつけられたところ
を図示している。
【図12】絶縁バリア体がつけられたターミナルの説明
的な端面図である。
【符号の説明】
10,20−導体片 11,21−各導体片の中央部 12,22−直角なオフセット部 14,24−横方向オフセット部 15,25−直角なオフセット部 28−絶縁層 30−U字形状の絶縁バリア体 R−メスコネクター S−金属びょう 40−複接点型ターミナル 42−絶縁層 43,44−絶縁層の一面上の導体 43’,44’−絶縁層の他面上の導体 45,46−外方絶縁層 50−絶縁兼案内ガイドバリア体 C−メスコネクター
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月22日(2002.4.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クレーグ シー ベーター アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14610 ロチェスター コーウィン ロード 890番地 (72)発明者 ロバート エイ ノーマン、ジュニア アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14612 ロチェスター エルムツリー ロード 62番地

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一層の誘電体絶縁中間層によ
    って互いに絶縁された対向面を有して積層された複数の
    片状の電気導体を含み、この導体の少なくとも一つはこ
    の導体とは別の少なくとも一つの他の導体の一端上の端
    子部と合って重ねられて層をなすその一端上に端子部を
    有し、かく積層された導体の合わさった端子部のそれぞ
    れは電気回路のメスコネクターへ着脱自在に挿入されて
    本バスバー上でオス端子として作動する露出した端縁と
    外表面とを有し、かつ全体としてU字形状の窪みを有し
    この窪みをつくる端縁が上記した対応する端子部の少な
    くとも一つの露出した端縁を覆うようにする誘電体絶縁
    バリア体を更に含んでなることを特徴とする電気バスバ
    ー。
  2. 【請求項2】 一方の端子部と合わさった他方の端子部
    は一方の端子部の端縁を越えて伸びる先端縁部分を有
    し、かつ絶縁バリア体は他方の端子部の該先端縁部分と
    形状が同様であり該先端縁部分につけられる請求項1に
    記載される電気バスバー。
  3. 【請求項3】 合わさった端子部分の露出した外表面が
    金属メッキされてなる請求項1に記載される電気バスバ
    ー。
  4. 【請求項4】 絶縁バリア体は端子部の厚さとほぼ同様
    な厚みを有し、他方の端子部の先端縁の大方な部分を覆
    う請求項2に記載される電気バスバー。
  5. 【請求項5】 絶縁バリア体はガラス繊維等の誘電体で
    つくられてなる請求項1に記載される電気バスバー。
  6. 【請求項6】 絶縁バリア体と他方の端子部の先端縁部
    分とは全体として形状がU字状である請求項1に記載さ
    れる電気バスバー。
  7. 【請求項7】 絶縁バリア体は他方の端子部の先端縁部
    分上にあってこれを覆う一対の間隔をおいて平行な脚部
    と、これらの脚部と一体でその間に伸びる薄い中央部と
    を含み、この中央部が合わさった端子部の間で挟まれる
    ようにして置かれる請求項2に記載される電気バスバ
    ー。
  8. 【請求項8】 複数の導体は絶縁中間層の各側面へ積層
    され、この層の各側面上の導体は互いにかつ該層の対向
    する側縁に平行して伸びる互いに間隔をおいた複数の端
    子部を有し、この端子部は該層を介して対向して合わさ
    り、該層の先端縁部分は合わさった導体の端子部の端部
    を越えて伸展し、該層の先端縁部分の対向側面にそれぞ
    れつけられて該層の各側面の端子部の端部の露出した端
    縁と協働して合わさってこれを覆う2個の誘電体絶縁バ
    リア体を含む請求項1に記載される電気バスバー。
  9. 【請求項9】 絶縁バリア体のそれぞれは長い端縁を有
    し、この端縁には各バリア体がつけられる該層の一側面
    上の端子部の端部と同数でこれに合った間隔をおいた複
    数の窪みが設けられており、該層の各側面の端子部の端
    部が合わさるバリア体の窪み中に伸展する請求項8に記
    載される電気バスバー。
  10. 【請求項10】 該層の一側面でこの層の対向する側縁
    にそれぞれ隣接する2個の端子部は、該層の対向する側
    縁と合わさるその外方端縁に露出する部分を有し、該層
    の他側面ではこの層の対向する側縁にそれぞれ隣接する
    端子部が該層の対向する側縁から内方におかれた露出す
    る外方端縁を有する請求項9に記載される電気バスバ
    ー。
  11. 【請求項11】 該層の一側面上の2個の端子部のそれ
    ぞれは、その外方端部に設けられて外縁に開口する浅い
    切欠きを有し、該層の一側面上の絶縁バリア体はその対
    向端に上記の2個の端子部の切欠き中に入る突起を有す
    る請求項10に記載される電気バスバー。
  12. 【請求項12】 該層の一側面の2個の端子部のぞれぞ
    れは、該層の対向側に設けられて合わされる端子部より
    も僅かに幅広である請求項10に記載される電気バスバ
    ー。
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