JP2002343459A - 端子台 - Google Patents

端子台

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JP2002343459A JP2001149687A JP2001149687A JP2002343459A JP 2002343459 A JP2002343459 A JP 2002343459A JP 2001149687 A JP2001149687 A JP 2001149687A JP 2001149687 A JP2001149687 A JP 2001149687A JP 2002343459 A JP2002343459 A JP 2002343459A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電線と端子金具との接続が緩んだ状態で通電さ
れることによって端子金具が加熱された際、速やかに温
度ヒューズを溶断させる。 【解決手段】 電線と電線とを接続する端子金具3およ
び温度ヒューズ4が樹脂製ブロック2に配設された端子
台1において、温度ヒューズ4が端子金具3と当接され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線と電線を接続
する際に使用される端子台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気機器や電源などから導出さ
れた電線は、樹脂製ブロックに金属製の端子金具を取り
付けて形成された端子台を介して接続されている。
【0003】このような端子台においては、電線が端子
金具の両端に端子ネジによってそれぞれ接続されている
が、端子ネジの緩んだ状態で電流が流れると、電線と端
子金具間の抵抗が増大し、火花が飛んだり、発熱するこ
とになる。このような発熱状態が長時間継続すると、樹
脂製ブロックが変形したり、ひいては、発火や発煙事故
を誘発するおそれがある。
【0004】このような事態を回避するため、樹脂製ブ
ロックの中に設定温度に達すると溶断する温度ヒューズ
を埋設し、電線と端子金具間の抵抗が増大することに伴
って樹脂製ブロックが発熱した際、温度ヒューズが溶断
して通電を阻止するようにしている。
【0005】例えば、図14に示すように、電源6に一
端が接続された電線5の他端がリレー9を介して端子台
Aの端子金具A1の一端に接続され、また、電気機器7
に一端が接続された電線5の他端が端子台Aの端子金具
A1の他端に接続され、さらに、端子台Aの樹脂製ブロ
ックA2に埋設された温度ヒューズA3とリレー9とが
制御装置8を介して接続されている。
【0006】したがって、電線5と端子金具A1との接
続状態が良好であれば、抵抗の増大に伴う熱は発生せ
ず、電源6と電気機器7は、端子台Aの端子金具A1を
介して通電されている。一方、端子ネジが弛み、電線5
と端子金具A1との抵抗が増大すれば、端子金具A1が
加熱されることから、その熱が樹脂製ブロックA2を経
て温度ヒューズA3に伝導される。そして、温度ヒュー
ズA3が設定された温度以上に加熱されて溶断すれば、
制御装置8が温度ヒューズA3の溶断を検知してリレー
9を駆動させ、電源6と電気機器7間の通電を遮断す
る。この結果、端子金具A1への通電に伴う加熱が阻止
されることから、発火などを防止することができる(例
えば、特開平5−198327号公報参照)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した端
子台においては、端子金具が加熱された場合、加熱され
た端子金具の熱は、金属よりも熱伝導率の小さな樹脂製
ブロックを経て温度ヒューズに伝わることになる。した
がって、加熱された端子金具の熱が温度ヒューズに伝わ
り、設定された溶断温度に達するには多くの時間が必要
となり、温度ヒューズが溶断し、制御装置を介して通電
を遮断するまでの間に、端子金具周辺の樹脂製ブロック
が変形したり、発煙するおそれがある。また、火花が飛
ぶことによって樹脂製ブロックの表面が溶けるおそれも
ある。
【0008】なお、特開平7−324772号公報に記
載されるように、第1の端子台と第2の端子台との間に
空間部を設け、前記空間部に温度ヒューズを配設した発
明も提案されているが、端子台は、樹脂製ブロックに金
属製の端子金具を取り付けて形成されているため、端子
金具が加熱された際、樹脂製ブロックを経て温度ヒュー
ズに伝導されることに変わりはない。したがって、温度
ヒューズが設定された溶断温度に加熱されるまでには、
多くの時間が必要となり、先に説明した従来技術と同様
の問題を内包しているものである。
【0009】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、電線と端子金具の接続が緩んだ状態で
通電されることによって端子金具が加熱された際、速や
かに温度ヒューズを溶断させることのできる端子台を提
供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、電線と電線と
を接続する端子金具および温度ヒューズが樹脂製ブロッ
クに設けられた端子台において、前記温度ヒューズが端
子金具と当接されていることを特徴とするものである。
【0011】本発明によれば、端子金具と電線との接続
が緩んだ状態で電流が流れ、端子金具と電線との抵抗が
増大して端子金具が加熱された場合、端子金具に温度ヒ
ューズが当接していることにより、端子金具の熱は、樹
脂製ブロックを経ることなく温度ヒューズに直接伝導さ
れる。
【0012】この結果、温度ヒューズを設定温度以上に
速やかに加熱して溶断させることができる。
【0013】本発明において、前記温度ヒューズが金属
製の弾性体を介して端子金具に当接されていると、端子
金具と温度ヒューズとを弾性体を介して確実に当接させ
ることができるとともに、端子金具の熱を弾性体を介し
て温度ヒューズに伝導することができる。
【0014】本発明において、前記温度ヒューズが端子
金具に形成された押圧部または挟持部に当接されている
と、端子金具と温度ヒューズとを端子金具に形成された
押圧部または挟持部を介して直接当接させることができ
るとともに、端子金具の熱を温度ヒューズに速やかに伝
導することができる。
【0015】本発明において、前記温度ヒューズがリー
ド線を備えていると、リード線を利用して温度ヒューズ
が溶断したことを検出することができる。すなわち、リ
ード線を、比較器およびリレー駆動回路を備えた制御装
置に導くことにより、温度ヒューズが溶断したことを検
出し、電源と電気機器間あるいは電気機器同士間の通電
をリレーを駆動させて遮断することができる。
【0016】本発明において、前記樹脂製ブロックは、
端子金具収納部および該端子金具収納部に一端が連通す
る温度ヒューズ収納部を有し、これらの端子金具収納部
および温度ヒューズ収納部に端子金具および温度ヒュー
ズがそれぞれ着脱自在に配設されていると、端子金具お
よび温度ヒューズを端子金具収納部および温度ヒューズ
収納部にそれぞれ収納することができ、その際、端子金
具と温度ヒューズとが当接した状態に維持することがで
きる。一方、端子金具に火花が飛んで損傷し、端子金具
を交換する場合は、端子金具収納部から端子金具を取り
出して簡単に交換することができる。また、温度ヒュー
ズが溶断し、温度ヒューズを交換する場合も、温度ヒュ
ーズ収納部から温度ヒューズを取り出して簡単に交換す
ることができる。
【0017】本発明において、前記端子台が固定具を介
して複数個一体に連結されていると、複数個の端子台を
固定具を介して一体化することができることから、端子
台を個々に組み付ける場合に比較して作業性を向上させ
ることができる。
【0018】本発明において、前記複数個の端子台に
は、それぞれ温度ヒューズが配設されていると、温度ヒ
ューズが溶断した場合、いずれの端子台が異常なのかを
把握することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の端子台の実施の形
態を図面に基づいて説明する。
【0020】図1および図2には、本発明の端子台1の
第1実施形態が示されている。
【0021】この端子台1は、樹脂製ブロック2と、こ
の樹脂製ブロック2に着脱自在に配設された端子金具3
および温度ヒューズ4と、から構成されている。
【0022】樹脂製ブロック2は、図3に示すように、
端子金具3の上下の接続片31の内面間隔に相当する高
さと端子金具3の幅に相当する奥行きを有するブロック
本体21と、このブロック本体21の背面側に位置して
ブロック本体21と一体に形成された固定部22と、か
らなり、ブロック本体21および固定部22を貫通して
一対の連結穴2aが形成されている。
【0023】ブロック本体21には、端子金具3の連結
片32を収納可能な端子金具収納部211が形成される
とともに、温度ヒューズ4を収納可能な温度ヒューズ収
納部212が形成され、さらに、温度ヒューズ4に接続
されたリード線41を収納可能なリード線収納部213
が形成されている。
【0024】ここで、端子金具収納部211は、端子金
具3の厚みに相当する幅を有し、ブロック本体21の上
下面に開口してその奥行き方向にわたって形成されてい
る。また、温度ヒューズ収納部212は、温度ヒューズ
4の直径に相当する高さとその長さに相当する幅を有
し、一端を前述した端子金具収納部211に開口してブ
ロック本体21の奥行き方向の略中間部にわたって形成
されている。さらに、リード線収納部213は、リード
線41の直径に相当する間隔を有し、一端を前述した温
度ヒューズ収納部212の他端に開口するとともに、他
端をブロック本体21の下面に開口してブロック本体2
1の奥行き方向の略中間部にわたって正面視L字状に形
成されている。この際、温度ヒューズ収納部212の高
さに対してリード線収納部213の高さ(幅)が小さい
ため、それらの連通部に段差が形成され、温度ヒューズ
4の他端が係止される。
【0025】なお、ブロック本体21の上面および下面
には、ナットNに対応する平面視六角形状の凹部21a
がそれぞれ形成されている。
【0026】端子金具3は、図4に示すように、導電性
金属板をコ字状に折曲して形成され、上下の接続片31
と、これらの接続片31の対向する一端縁を連結する連
結片32とを有している。そして、端子金具3の上下の
接続片31の内面間隔は、ブロック本体21の高さに設
定されているとともに、端子金具3の幅は、ブロック本
体21の奥行きに設定されている。また、各接続片31
には、ブロック本体21に形成された凹部21aに対応
して端子ネジBを挿通可能な挿通穴31aが形成されて
いる。
【0027】次に、このように構成された端子台1の組
立手順について説明する。
【0028】まず、樹脂製ブロック2を持ち込み、ブロ
ック本体21の凹部21aにナットNを配設した後、端
子金具3の上下の接続片31がそれぞれブロック本体2
1の上面および下面にそれぞれ接するように、連結片3
2をブロック本体21の端子金具収納部211に差し込
んで配設する。次いで、温度ヒューズ4をブロック本体
21の温度ヒューズ収納部212に押し込んで配設す
る。この際、温度ヒューズ4の一端は、端子金具3の連
結片32に当接する。また、温度ヒューズ4に接続され
ているリード線41をリード線収納部213に押し込
み、その先端部をブロック本体21の下面側から導出さ
せる。
【0029】この後、電源6および電気機器7(図5参
照)に電線5の一端を接続するとともに、その他端に連
結された圧着端子51をそれぞれ端子金具3の上下の接
続片31に配置し、圧着端子51および端子金具3の接
続片31の挿通穴31aを通して端子ネジBをブロック
本体21の凹部21aに配設されたナットNにねじ込
み、端子金具3の各接続片31に電線5をそれぞれ接続
すればよい。
【0030】このように組み立てられた端子台1は、樹
脂製ブロック2に配設されたナットNと該ナットNに螺
合された端子ネジBとの間に端子金具3が挟持されるた
め、端子金具3は、樹脂製ブロック2から離脱すること
なく確実に固定される。また、温度ヒューズ4のリード
線41は、樹脂製ブロック2の外部へ導出されるため、
端子台1を所定の部位に組み付ける際、邪魔になること
がない。さらに、リード線41が導出方向に引っ張られ
たとしても、温度ヒューズ4は温度ヒューズ収納部21
2からの抜け出しが確実に防止される。
【0031】この結果、端子金具3と電線5との接続が
緩んだ状態で電流が流れ、端子金具3と電線5との接触
抵抗が増大して端子金具3が加熱された場合、端子金具
3に温度ヒューズ4が当接していることにより、端子金
具3の熱は、樹脂製ブロック2を経ることなく温度ヒュ
ーズ4に直接伝導される。したがって、温度ヒューズ4
を設定温度以上に短時間で加熱して溶断させることがで
きる。
【0032】ところで、端子台1の温度ヒューズ4が溶
断した場合において、電源6と電気機器7との通電を阻
止するため、図5に示すように、制御装置8が設けられ
ている。
【0033】この制御装置8は、比較器81およびリレ
ー駆動回路82を備えており、端子台1に配設された温
度ヒューズ4のリード線41が制御装置8の比較器81
に接続され、電源6と端子台1とを接続する電線5に配
設されたリレー9がリレー駆動回路82に接続されてい
る。そして、温度ヒューズ4の一方のリード線41は接
地され、また、他方のリード線41は、抵抗Rを介して
直流電源Vccと接続されている。
【0034】したがって、電線5と端子金具3との接続
状態が良好のときには、温度ヒューズ4は溶断されない
ため、比較器81に接続されたリード線41間は基準電
圧となり、比較器81が駆動することはない。一方、前
述したように、端子金具3と電線5との接続が緩んだ状
態で電流が流れ、温度ヒューズ4が溶断した場合、温度
ヒューズ4に接続されたリード線41間には、直流電源
Vccおよび抵抗Rに基づく基準電圧以上の電圧が作用す
る。この際、制御装置8の比較器81が基準電圧以上の
電圧が発生したことを検知し、リレー駆動回路82を駆
動させてリレー9を断作動することにより、電源6と電
気機器7間の通電が遮断される。この結果、温度ヒュー
ズ4が設定温度以上に短時間に加熱されて溶断すること
により、以後の通電が遮断されるため、端子金具3周辺
の樹脂製ブロック2の変形や発煙を確実に防止すること
ができる。
【0035】この場合、溶断した温度ヒューズ4を樹脂
製ブロック2の温度ヒューズ収納部212から取り出し
た後、新しい温度ヒューズ4を温度ヒューズ収納部21
2に収納すればよく、簡単に交換することができる。ま
た、端子金具3に火花が飛んで端子金具3が損傷した場
合においても、損傷した端子金具3を樹脂製ブロック2
の端子金具収納部211から取り出した後、新しい端子
金具3を端子金具収納部211に収納すればよく、簡単
に交換することができる。
【0036】なお、温度ヒューズ4と端子金具3との間
に金属製、例えば、熱伝導率の良好な鋼製のコイルスプ
リングや板バネなどの弾性体33を介在させ、樹脂製ブ
ロック2の端子金具収納部211に配設された端子金具
3に対して温度ヒューズ収納部212に配設された温度
ヒューズ4を弾性体33を介して間接的に当接させるよ
うにしてもよい(図6参照)。この際、図7に示すよう
に、端子金具3の連結片32に、温度ヒューズ収納部2
12に対向する位置において、保持部321を形成する
ことにより、弾性体33を脱落することなく確実に保持
することができる。
【0037】また、端子金具3の連結片32に、温度ヒ
ューズ収納部212に対向する位置において、コ字状の
切り込みを形成するとともに、内方に起こして押圧部3
22を設け、この押圧部322によって温度ヒューズ4
を直接当接させつつ押圧するようにしてもよい(図8お
よび図9参照)。このような押圧部322を設けると、
その弾性力を利用して樹脂製ブロック2の端子金具収納
部211に配設された端子金具3に対して温度ヒューズ
収納部212に配設された温度ヒューズ4を確実に当接
させることができ、弾性体33を設ける必要がない利点
がある。
【0038】さらに、端子金具3の連結片32に、温度
ヒューズ収納部212に対向する位置において、温度ヒ
ューズ4を挟み込む一対の爪片からなる挟持部323を
設け、この挟持部323によって温度ヒューズ4を挟持
することで端子金具3と温度ヒューズ4を直接当接させ
るようにしてもよい(図10および図11参照)。
【0039】以上説明したように、温度ヒューズ4と端
子金具3間に弾性体33を介在させたり、端子金具3に
押圧部322や一対の爪片からなる挟持部323を形成
することにより、温度ヒューズ収納部212の長さと、
温度ヒューズ4の長さとの間に若干の誤差があっても、
その誤差を吸収して端子金具3と温度ヒューズ4とを直
接あるいは間接的に当接させて、端子金具3の熱を温度
ヒューズ4に確実に伝導することができる。
【0040】ところで、前述した実施形態においては、
電源6と電気機器7とを1個の端子台1を介して接続す
る場合を説明したが、複数個の電気機器7を接続する場
合は、各電気機器7に1対1に対応して複数個の端子台
1を設ける。この場合、複数個の端子台1を一体に連結
すれば、個々の端子台1をそれぞれ各別に組み付ける場
合に比較して作業性が良好となる。
【0041】このため、複数個の端子台1を一体化する
ため、図12および図13に示す固定具10が用いられ
る。この固定具10は、L字形の本体部101と、本体
部101の端部から延設された押さえ板102と、を有
し、端子台1の高さと幅に対応する大きさのプラスチッ
クで形成されている。そして固定具10の本体部101
には、端子台1の樹脂製ブロック2の連結穴2aに対向
する位置に連結穴101aが形成されている。したがっ
て、複数個の端子台1を重ねた状態で、それらの両側に
固定具10を配置し、固定具10の連結穴101aおよ
び複数個の端子台1の連結穴2aを通してボルトB1を
挿通した後、ナットN1をねじ込むことにより、複数個
の端子台1を固定具10を介して一体に連結することが
できる。この際、各端子台1にそれぞれ温度ヒューズ4
を配設することにより、一の端子台1の温度ヒューズ4
が溶断した場合、温度ヒューズ4が溶断した一の端子台
1を、例えば、制御装置8を利用して検知することがで
きる。
【0042】なお、前述した実施形態においては、電源
6と電気機器7との間に端子台1を設け、それぞれ電線
5で接続した場合を説明したが、電気機器7と電気機器
7間を端子台1を介して接続する場合も適用することが
できる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、端子金具と電線との接
続が緩んだ状態で電流が流れ、端子金具と電線との抵抗
が増大して端子金具が加熱された場合、端子金具に温度
ヒューズが当接していることにより、端子金具の熱は、
樹脂製ブロックを経ることなく温度ヒューズに直接伝導
される。この結果、温度ヒューズを設定温度以上に速や
かに加熱して溶断させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端子台の第1実施形態を示す正面図で
ある。
【図2】図1の端子台の分解斜視図である。
【図3】図1の端子台を構成する樹脂製ブロックの正面
図および側面図である。
【図4】図1の端子台を構成する端子金具の斜視図であ
る。
【図5】本発明の端子台を利用して電気機器と電源との
間の通電を遮断する制御装置を設けた回路図である。
【図6】本発明の端子台の第2実施形態を示す正面図で
ある。
【図7】図7の端子台の端子金具を示す斜視図である。
【図8】本発明の端子台の第3実施形態を示す正面図で
ある。
【図9】図8の端子台の端子金具を示す斜視図である。
【図10】本発明の端子台の第4実施形態を示す正面図
である。
【図11】図10の端子台の端子金具を示す斜視図であ
る。
【図12】本発明の複数個の端子台を固定具を介して一
体に連結した状態を示す斜視図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】従来の端子台を利用して電気機器と電源との
間の通電を遮断する制御装置を設けた回路図である。
【符号の説明】
1 端子台 2 樹脂製ブロック 21 ブロック本体 211 端子金具収納部 212 温度ヒューズ収納部 213 リード線収納部 3 端子金具 31 接続片 31a 挿通穴 32 連結片 321 保持部 322 押圧部 323 挟持部 33 弾性体 4 温度ヒューズ 41 リード線 5 電線 6 電源 7 電気機器 8 制御装置 81 比較器 82 リレー駆動回路 9 リレー 10 固定具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA20 FB07 FC16 MA11 5E086 CC22 DD05 DD33 LL04 LL07 LL20 5G502 AA02 CC03 KK10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線と電線とを接続する端子金具および
    温度ヒューズが樹脂製ブロックに設けられた端子台にお
    いて、前記温度ヒューズが端子金具と当接されているこ
    とを特徴とする端子台。
  2. 【請求項2】 前記温度ヒューズが金属製の弾性体を介
    して端子金具に当接されていることを特徴とする請求項
    1記載の端子台。
  3. 【請求項3】 前記温度ヒューズが端子金具に形成され
    た押圧部または挟持部に当接されていることを特徴とす
    る請求項1記載の端子台。
  4. 【請求項4】 前記温度ヒューズがリード線を備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載の端子台。
  5. 【請求項5】 前記樹脂製ブロックは、端子金具収納部
    および該端子金具収納部に一端が連通する温度ヒューズ
    収納部を有し、これらの端子金具収納部および温度ヒュ
    ーズ収納部に端子金具および温度ヒューズがそれぞれ着
    脱自在に配設されていることを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれかに記載の端子台。
  6. 【請求項6】 前記端子台が固定具を介して複数個一体
    に連結されていることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載の端子台。
  7. 【請求項7】 前記複数個の端子台には、それぞれ温度
    ヒューズが配設されていることを特徴とする請求項6記
    載の端子台。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012014848A (ja) * 2010-06-29 2012-01-19 Tabuchi Electric Co Ltd 端子台発熱検出方式
JP2016018677A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 三菱電機株式会社 端子台および配電装置

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