JP2002343406A - 燃料電池のマニホールド - Google Patents
燃料電池のマニホールドInfo
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Abstract
きる燃料電池のマニホールドの提供。 【解決手段】 (1)セル積層体の両端にエンドプレー
ト22を配して構成しスタック23内に形成された流体
のマニホールド28、29と、フランジ34を有しフラ
ンジ部でスタック23の一端のエンドプレート22にボ
ルト締結された配管30、31内に形成されスタック内
のマニホールドに連通する流体流路35と、からなる燃
料電池のマニホールドであって、スタック内のマニホー
ルド28、29のうち、スタック一端のエンドプレート
22内のマニホールド部分は、セル積層方向に対して斜
めに延びている燃料電池のマニホールド。(2)アノー
ドガスと他の流体とで、Oリングで構成されるシールラ
インは互いに独立とするが、Oリングを押さえる配管フ
ランジ34は互いに共通にした燃料電池のマニホール
ド。
Description
ールドに関し、とくに燃料電池スタック内のマニホール
ドとスタック外の配管内流路との接続部およびその近傍
の構造に関する。
交換膜からなる電解質膜とこの電解質膜の一面に配置さ
れた触媒層および拡散層からなる電極(アノード、燃料
極)および電解質膜の他面に配置された触媒層および拡
散層からなる電極(カソード、空気極)とからなる膜−
電極アッセンブリ(MEA:Membrane-Electrode Assem
bly )と、アノード、カソードに燃料ガス(アノードガ
ス、水素)および酸化ガス(カソードガス、酸素、通常
は空気)を供給するための流体通路を形成するセパレー
タとからセルを構成し、複数のセルを積層してモジュー
ルとし、モジュールを積層してモジュール群を構成し、
モジュール群のセル積層方向両端に、ターミナル、イン
シュレータ、エンドプレートを配置してスタックを構成
し、スタックをスタックの外側でセル積層体積層方向に
延びる締結部材(たとえば、テンションプレート)にて
締め付け、固定したものからなる。固体高分子電解質型
燃料電池では、アノード側で、水素が水素イオンと電子
にされ、水素イオンは電解質膜中をカソード側に移動
し、カソード側で酸素と水素イオンおよび電子(隣りの
MEAのアノードで生成した電子がセパレータを通して
くる)から水が生成される。 アノード側:H2 →2H+ +2e- カソード側:2H+ +2e- +(1/2)O2 →H2 O ジュール熱およびカソードでの水生成反応で出る熱を冷
却するために、セパレータ間には、各セル毎にあるいは
複数個のセル毎に、冷却媒体(通常は冷却水)が流れる
流路が形成されており、燃料電池を冷却している。上記
の反応が正常に行われるように、燃料ガス、酸化ガス、
冷媒等の流体が、スタック外の配管を通してスタック内
の流体が流れるマニホールドに供給、排出される。特許
第3050408号は、スタック外配管の、燃料電池ス
タックへの取付けおよびスタック内マニホールドへの接
続構造を開示している。
0408号のスタック外配管の燃料電池スタック内マニ
ホールドへの接続構造では、エンドプレート内マニホー
ルドを含むスタック内マニホールドとスタック外配管と
が接続部とその近傍においてストレートに延びているの
で、スタック外配管にフランジを設けてスタック外配管
をスタックのエンドプレートにボルト締結しようとする
と、図5のB部に示した比較例に示すように、ボルト穴
部3を設ける必要があるエンドプレート1のサイズが、
ボルト穴部が設けられないセル積層体6の部分に比べ
て、ボルト穴部3を設けるスペース7分、セル積層方向
と直交方向に不要に大きくなり、スペース的に無駄
(損)が生じる。また、省スペース化をはかろうとして
フランジ2のOリング5やボルト4を小さくしてOリン
グやボルトを設けるスペースを小さくすると、配管フラ
ンジ部でのシール性が低下したり配管取付け強度が不足
する。したがって、従来構造では、省スペース化とシー
ル性の両方を共に達成することは困難であった。本発明
の目的は、省スペース化とシール性の両方を共に達成で
きる燃料電池のマニホールドを提供することにある。
明はつぎの通りである。 (1) セル積層体の両端にエンドプレートを配して構
成したスタック内に形成された流体のマニホールドと、
フランジを有し該フランジ部で前記スタックの一端のエ
ンドプレートにボルト締結された配管内に形成され前記
スタック内のマニホールドに連通する流体流路と、から
なる燃料電池のマニホールドであって、前記スタック内
のマニホールドのうち、前記スタック一端のエンドプレ
ート内のマニホールド部分は、セル積層方向に対して斜
めに延びている燃料電池のマニホールド。 (2) 前記配管のフランジ部分の流体流路の中心は前
記スタックのセル積層体部分のマニホールドの中心に対
してセル積層方向と直交する方向にスタック中心側にオ
フセットしている(1)記載の燃料電池のマニホール
ド。 (3) 前記配管の前記スタックへの接続部で、アノー
ドガスと他の流体とで、Oリングで構成されるシールラ
インは互いに独立とするが、前記Oリングを押さえる配
管フランジは互いに共通にした(1)記載の燃料電池の
マニホールド。
は、スタック内のマニホールドのうち、前記スタック一
端のエンドプレート内のマニホールド部分は、セル積層
方向に対して斜めに延びているので、セル積層体部位の
マニホールドの配置は従来のまま、エンドプレート内マ
ニホールド部分と配管内流路との接続部をセル積層体部
位のマニホールドに対してセル積層方向と直交する方向
にオフセットさせることができ、エンドプレート内マニ
ホールド部分と配管内流路との接続部とエンドプレート
のセル積層方向と直交する方向の端部との間に、従来よ
りも大きなスペースを確保することができ、その部分に
フランジ部分やOリング部分を小型化することなく容易
に配設することができる。したがって、省スペース化と
シール性の確保を共に達成することができる。上記
(2)の燃料電池のマニホールドでは、配管のフランジ
部分の流体流路の中心が、スタックのセル積層体部分の
マニホールドの中心に対してセル積層方向と直交する方
向にスタック中心側にオフセットしているので、エンド
プレート内マニホールド部分と配管内流路との接続部と
エンドプレートのセル積層方向と直交する方向の端部と
の間に、従来よりも大きなスペースを確保することがで
き、その部分にフランジ部分やOリング部分を小型化す
ることなく容易に配設することができる。したがって、
省スペース化とシール性の確保を共に達成することがで
きる。上記(3)の燃料電池のマニホールドでは、配管
のスタックへの接続部で、アノードガスと他の流体と
で、Oリングで構成されるシールラインは互いに独立と
するが、Oリングを押さえる配管フランジは互いに共通
にしたので、Oリングを通しての他流体の流路ラインへ
のアノードガスの透過防止を確保したまま、フランジを
共有化することでフランジ部、シール部を省スペース化
できる。
〜図7を参照して、説明する。本発明の燃料電池10は
固体高分子電解質型燃料電池である。本発明の燃料電池
10は、たとえば燃料電池自動車に搭載される。ただ
し、自動車以外に用いられてもよい。
1、図2に示すように、イオン交換膜からなる電解質膜
11とこの電解質膜11の一面に配置された触媒層12
および拡散層13からなる電極14(アノード、燃料
極)および電解質膜11の他面に配置された触媒層15
および拡散層16からなる電極17(カソード、空気
極)とからなる膜−電極アッセンブリ(MEA:Membra
ne-Electrode Assembly )と、電極14、17に燃料ガ
ス(アノードガス、水素)および酸化ガス(カソードガ
ス、酸素、通常は空気)を供給するための流体通路27
(燃料ガス流路27A、酸化ガス流路27B)および燃
料電池冷却用の冷媒(冷却水)が流れる冷媒流路(冷却
水流路)26を形成するセパレータ18とを重ねてセル
を形成し、該セルを複数積層してモジュール19とし、
モジュール19を積層してモジュール群を構成し、モジ
ュール19群のセル積層方向両端に、ターミナル20、
インシュレータ21、エンドプレート22を配置してス
タック23を構成し、スタック23を積層方向に締め付
けセル積層体の外側で燃料電池積層体積層方向に延びる
締結部材24(たとえば、テンションプレート、テンシ
ョンプレートはスタック23の一部)とボルト25で固
定したものからなる。冷媒流路26はセル毎に、または
複数のセル毎に、設けられる。たとえば、2つのセル毎
に1つの冷媒流路26が設けられる。
燃料ガスと冷却水、酸化ガスと冷却水、の何れかを互い
に分離するとともに、隣り合うセルのアノードからカソ
ードに電子が流れる電気の通路を形成している。セパレ
ータ18は、カーボン板に冷媒流路26やガス流路27
(燃料ガス流路27a、酸化ガス流路27b)を形成し
たもの、または、流路26、27を形成する凹凸のある
金属板を複数枚重ね合わせたもの、または、導電製樹脂
板(たとえば、導電材粒子を混入して導電性をもたせた
樹脂板)に冷媒流路26やガス流路27を形成したも
の、の何れかからなる。図示例はセパレータ18がカー
ボン板からなる場合を示している。セル内ガス流路27
(燃料ガス流路27a、酸化ガス流路27b)は、1本
の溝状流路、または並行する複数本の溝状流路の群、ま
たは複数突起により隔てられた一対の板間の面状流路、
の何れであってもよい。
スタック23内には、冷媒マニホールド28が設けられ
ており、冷媒マニホールド28はセルの冷媒流路26に
連通している。冷媒は入側の冷媒マニホールド28から
冷媒流路26に流れ、冷媒流路26から出側の冷媒マニ
ホールド28に流れる。同様に、燃料電池スタック23
内には、ガスマニホールド29が設けられており、ガス
マニホールド29は燃料ガスマニホールド29aと酸化
ガスマニホールド29bとからなる。燃料ガスマニホー
ルド29aと酸化ガスマニホールド29bは、それぞ
れ、セルの燃料ガス流路27aと酸化ガス流路27bに
連通している。燃料ガスは入側の燃料ガスマニホールド
29aからセルの燃料ガス流路27aに流れ、燃料ガス
流路27aから出側の燃料ガスマニホールド29aに流
れる。酸化ガスは入側の酸化ガスマニホールド29bか
らセルの酸化ガス流路27bに流れ、酸化ガス流路27
bから出側の酸化ガスマニホールド29bに流れる。
てもよく、その場合は、スタック23の両端のエンドプ
レート22は、2列のスタック23に対して共有され
る。スタック23の一端にあるエンドプレート22に
は、冷媒(冷却水)を燃料電池スタック23内の冷媒マ
ニホールド28に供給・排出する冷媒配管30が接続さ
れており、反応ガスを燃料電池スタック内のガスマニホ
ールド29に供給・排出するガス配管31が接続されて
いる。ガス配管31は、燃料ガスを燃料電池スタック内
の燃料ガスマニホールド29aに供給・排出する燃料ガ
ス配管31aと、酸化ガスを燃料電池スタック内の酸化
ガスマニホールド29bに供給・排出する酸化ガス配管
31bとからなる。冷媒、燃料ガス、酸化ガスは、スタ
ック23の一端にあるエンドプレート22から燃料電池
スタックに入り、Uターンして、同じエンドプレート2
2から出る。
水)は入側冷媒配管30からエンドプレート22の左右
方向端部の下部でスタック23に入り、スタック23か
らエンドプレート22の左右方向端部の上部で出側冷媒
配管30に流出する。燃料ガスは、入側燃料ガス配管3
1aからエンドプレート22の左右方向端部の上部でス
タック23に入り、スタック23からエンドプレート2
2の左右方向端部の下部で出側燃料ガス配管31aに流
出する。酸化ガスは、入側酸化ガス配管31bからエン
ドプレート22の左右方向端部の下部でスタック23に
入り、スタック23からエンドプレート22の左右方向
端部の上部で出側酸化ガス配管31bに流出する。2ス
タック燃料電池の場合、上記の配管配置をとる1スタッ
ク燃料電池を2つ、入側、出側燃料ガス配管31aを中
央側に配置して左右対称に配置し、エンドプレートは左
右のスタックに対して共通に1つ設けた構造をとる。
22の内側には、プレッシャプレート32が設けられ、
プレッシャプレート32とエンドプレート22との間に
はスタック締め付け荷重の変動を吸収するばね機構(た
とえば、皿ばね機構)33が設けられる。スタック23
の他端にあるエンドプレート22側には、冷媒、反応ガ
スの配管は接続されない。
に形成された流体のマニホールド28、29と、フラン
ジ34を有しフランジ部でスタック23の一端のエンド
プレート22にボルト36で締結された配管30、31
内に形成されスタック23内のマニホールド28、29
に連通する流体流路35と、からなる燃料電池のマニホ
ールドにおいて、スタック23内のマニホールド28、
29のうち、スタック一端のエンドプレート22にある
マニホールド部分は、セル積層方向に対して斜めに延び
ている。エンドプレート22内マニホールド部分は、マ
ニホールド軸芯が斜めに延びていればよく、図5の
(A)に示すようにマニホールド軸芯を挟んでマニホー
ルド両側壁面が平行に斜めに延びている場合を含む他、
図5の(A’)に示すように、マニホールド軸芯を挟ん
だマニホールド両側壁面のうち一方の側壁面がセル積層
方向に延び他方の側壁面が斜めに(セル積層方向外側に
いくほどエンドプレート中央に近づく方向)延びている
場合も含む。
流路35の中心は、スタック23のセル積層体部分のマ
ニホールド28、29の中心に対してセル積層方向と直
交する方向にスタック中心側に(エンドプレート端部か
ら離れる方向に)オフセットしている。スタック一端の
エンドプレート22内でセル積層方向に対して斜めに延
びるマニホールド部分は、スタック一端のエンドプレー
ト22の左右方向端部にあるマニホールド部分である。
したがって、2スタックを並列配置したスタックの一端
部に左右スタックに対して共通に設けられる単一のエン
ドプレート22においては、エンドプレートの左右方向
中央部側に設けられるマニホールド部分は、斜めに延び
る必要はない。
ト穴38が形成されるとともに、Oリング溝39が形成
され、Oリング溝39にはOリング37が配されて、配
管30、31とフランジ34との合わせ部をシールして
いる。フランジ34、ボルト穴38、Oリンク溝39、
Oリング37のそれぞれの大きさとそれぞれの間の間隔
は、図5の(B)の比較例(斜めに延びるマニホールド
がない)に示した、シール性および強度上必要な大きさ
および間隔と等しいかまたはそれより大である。その場
合、図5の(B)の比較例では、フランジ端部がセル積
層体の端部より外側にくるが、図5の(A)、(A’)
の本発明実施例では、フランジ端部がほぼセル積層体の
端部の位置にくる。
0、31のスタック23への接続部で、アノードガスと
他の流体とで、Oリング37で構成されるシールライン
(Oリング溝39ライン)は互いに独立であるが、Oリ
ング37を押さえる配管フランジ34は互いに共通にし
てある。フランジ34の共通としたことにより、アノー
ドガスのマニホールドとそれと隣接するマニホールドと
の間にあるボルト40は、図4に示した4本から図7に
示すように2本としてもよい。ボルト2本とした場合
は、ボルト4本に比べて更なる省スペース化がはから
れ、配管取付け構造が簡素化される。
ールドの作用を説明する。まず、スタック23内のマニ
ホールド28、29のうち、スタック一端のエンドプレ
ート22内のマニホールド部分は、セル積層方向に対し
て斜めに延びているので、セル積層体部位のマニホール
ドの配置は従来のままにして、エンドプレート22内マ
ニホールド28、29部分と配管内流路35との接続部
Pをセル積層体部位のマニホールドに対してセル積層方
向と直交する方向にオフセット(位置をずらす)させる
ことができ、エンドプレート22内マニホールド部分と
配管内流路35との接続部Pとエンドプレート22のセ
ル積層方向と直交する方向の端部Qとの間に、図5の比
較例Bの場合(エンドプレート内マニホールドが斜めに
延びていない場合)よりも大きなスペースを確保するこ
とができ、その部分にフランジ34部分やOリング37
部分を小型化することなく容易に配設することができ
る。したがって、省スペース化を達成できるとともに、
十分なシール性を確保することができる。
フランジ34部分の流体流路35の中心Pが、スタック
23のセル積層体部分のマニホールドの中心に対してセ
ル積層方向と直交する方向にスタック中心側にオフセッ
トしているので、エンドプレート22内マニホールド部
分と配管内流路35との接続部Pとエンドプレート22
のセル積層方向と直交する方向の端部Qとの間に、図5
の比較例Bの場合(エンドプレート内マニホールドが斜
めに延びていない場合)よりも大きなスペースを確保す
ることができ、その部分にフランジ34部分やOリング
37部分を配設することが無理なく可能となる。したが
って、省スペース化とシール性の確保が共に達成され
る。
ドでは、配管30、31のスタック23への接続部で、
アノードガスと他の流体とで、Oリング37で構成され
るシールラインが互いに独立とされているため、Oリン
グ37を通しての、水素ガスの他の流体のマニホールド
への透過を防ぐことができる。また、Oリング37を押
さえる配管フランジ34を互いに共通にしたので、フラ
ンジ部、シール部が省スペース化される。
れば、スタック内のマニホールドのうち、スタック一端
のエンドプレート内のマニホールド部分が、セル積層方
向に対して斜めに延びているので、セル積層体部位のマ
ニホールドの配置は従来のまま、エンドプレート内マニ
ホールド部分と配管内流路との接続部をセル積層体部位
のマニホールドに対してセル積層方向と直交する方向に
オフセットさせることができる。その結果、エンドプレ
ート内マニホールド部分と配管内流路との接続部とエン
ドプレートのセル積層方向と直交する方向の端部との間
に、従来よりも大きなスペースを確保することができ、
その部分にフランジ部分やOリング部分を小型化するこ
となく容易に配設することができる。したがって、省ス
ペース化とシール性の確保を共に達成することができ
る。請求項2の燃料電池のマニホールドによれば、配管
のフランジ部分の流体流路の中心が、スタックのセル積
層体部分のマニホールドの中心に対してセル積層方向と
直交する方向にスタック中心側にオフセットしているの
で、エンドプレート内マニホールド部分と配管内流路と
の接続部とエンドプレートのセル積層方向と直交する方
向の端部との間に、従来よりも大きなスペースを確保す
ることができ、その部分にフランジ部分やOリング部分
を小型化することなく容易に配設することができる。し
たがって、省スペース化とシール性の確保を共に達成す
ることができる。請求項3の燃料電池のマニホールドに
よれば、配管のスタックへの接続部で、アノードガスと
他の流体とで、Oリングで構成されるシールラインは互
いに独立とするが、Oリングを押さえる配管フランジは
互いに共通にしたので、Oリングを通しての他流体の流
路ラインへのアノードガスの透過防止を確保したまま、
フランジを共有化することでフランジ部、シール部を省
スペース化できる。
燃料電池の側面図である。
燃料電池の斜視図である。
ンドプレート側から見た正面図である。
図(本発明)、(A’)本発明に含むもう一つの例、お
よび(B)比較例(比較例は本発明に含まず)の断面図
である。
燃料電池の斜視図である。
れに取り付けられる配管のフランジの一部の斜視図であ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 セル積層体の両端にエンドプレートを配
して構成したスタック内に形成された流体のマニホール
ドと、 フランジを有し該フランジ部で前記スタックの一端のエ
ンドプレートにボルト締結された配管内に形成され前記
スタック内のマニホールドに連通する流体流路と、から
なる燃料電池のマニホールドであって、前記スタック内
のマニホールドのうち、前記スタック一端のエンドプレ
ート内のマニホールド部分は、セル積層方向に対して斜
めに延びている燃料電池のマニホールド。 - 【請求項2】 前記配管のフランジ部分の流体流路の中
心は前記スタックのセル積層体部分のマニホールドの中
心に対してセル積層方向と直交する方向にスタック中心
側にオフセットしている請求項1記載の燃料電池のマニ
ホールド。 - 【請求項3】 前記配管の前記スタックへの接続部で、
アノードガスと他の流体とで、Oリングで構成されるシ
ールラインは互いに独立とするが、前記Oリングを押さ
える配管フランジは互いに共通にした請求項1記載の燃
料電池のマニホールド。
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---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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JP4507451B2 JP4507451B2 (ja) | 2010-07-21 |
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