JP2002343341A - リチウム二次電池用負極 - Google Patents

リチウム二次電池用負極

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JP2002343341A
JP2002343341A JP2002092084A JP2002092084A JP2002343341A JP 2002343341 A JP2002343341 A JP 2002343341A JP 2002092084 A JP2002092084 A JP 2002092084A JP 2002092084 A JP2002092084 A JP 2002092084A JP 2002343341 A JP2002343341 A JP 2002343341A
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lithium secondary
secondary battery
graphite
negative electrode
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Yoshito Ishii
義人 石井
Tatsuya Nishida
達也 西田
Atsushi Fujita
藤田  淳
Kazuo Yamada
和夫 山田
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 急速充放電特性及びサイクル特性に優れ、か
つ第一サイクル目の不可逆容量が小さく、リチウム二次
電池に好適なリチウム二次電池用負極及びリチウム二次
電池を提供する。 【解決手段】 102〜106Åの範囲の大きさの細孔の
細孔体積が、黒鉛粒子重量当たり0.4〜2.0cc/
gである黒鉛粒子、又は、1×102〜2×104Åの範
囲の大きさの細孔の細孔体積が、黒鉛粒子重量当たり
0.08〜0.4cc/gである黒鉛粒子に、有機系結
着剤及び溶剤を添加し、混合してペーストとし、このペ
ーストを集電体に塗布、一体化して、リチウム二次電池
用負極とし、この負極に正極を合わせてリチウム二次電
池とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な黒鉛粒子及
びその製造法、黒鉛粒子を用いた黒鉛ペースト、リチウ
ム二次電池用負極及びその製造法並びにリチウム二次電
池に関する。さらに詳しくは、ポータブル機器、電気自
動車、電力貯蔵等に用いるのに好適な、急速充放電特
性、サイクル特性等に優れたリチウム二次電池とそれを
得るための黒鉛粒子及びその製造法、黒鉛粒子を用いた
黒鉛ペースト、リチウム二次電池用負極並びにリチウム
二次電池に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の黒鉛粒子としては、例えば天然黒
鉛粒子、コークスを黒鉛化した人造黒鉛粒子、有機系高
分子材料、ピッチ等を黒鉛化した人造黒鉛粒子、これら
を粉砕した黒鉛粒子などがある。これらの黒鉛粒子は、
有機系結着剤及び有機溶剤と混合して黒鉛ペーストと
し、この黒鉛ペーストを銅箔の表面に塗布し、溶剤を乾
燥させてリチウム二次電池用負極として使用されてい
る。例えば、特公昭62−23433号公報に示される
ように、負極に黒鉛を使用することでリチウムのデンド
ライトによる内部短絡の問題を解消し、サイクル特性の
改良を図っている。
【0003】しかしながら、黒鉛結晶が発達している天
然黒鉛粒子及びコークスを黒鉛化した人造黒鉛粒子は、
c軸方向の結晶の層間の結合力が、結晶の面方向の結合
に比べて弱いため、粉砕により黒鉛層間の結合が切れ、
アスペクト比が大きい、いわゆる鱗状の黒鉛粒子とな
る。この鱗状の黒鉛粒子は、アスペクト比が大きいため
に、バインダと混練して集電体に塗布して電極を作製し
たときに、鱗状の黒鉛粒子が集電体の面方向に配向し、
その結果、黒鉛結晶へのリチウムの吸蔵・放出の繰り返
しによって発生するc軸方向の歪みにより電極内部の破
壊が生じ、サイクル特性が低下する問題がある。そこ
で、リチウム二次電池のサイクル特性が向上できる黒鉛
粒子が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】請求項1及び5に記載
の発明は、サイクル特性に優れたリチウム二次電池に好
適な黒鉛粒子を提供するものである。請求項2、3、6
及び7に記載の発明は、急速充放電特性及びサイクル特
性に優れたリチウム二次電池に好適な黒鉛粒子を提供す
るものである。請求項4及び8記載の発明は、急速充放
電特性及びサイクル特性に優れ、かつ第一サイクル目の
不可逆容量が小さく、リチウム二次電池に好適な黒鉛粒
子を提供するものである。
【0005】請求項9記載の発明は、急速充放電特性サ
イクル特性に優れ、かつ第一サイクル目の不可逆容量が
小さく、リチウム二次電池に好適な黒鉛粒子の製造法を
提供するものである。請求項10記載の発明は、急速充
放電特性及びサイクル特性に優れ、かつ第一サイクル目
の不可逆容量が小さく、リチウム二次電池に黒鉛ペース
トを提供するものである。請求項11記載の発明は、急
速充放電特性及びサイクル特性に優れ、かつ第一サイク
ル目の不可逆容量が小さく、リチウム二次電池に好適な
リチウム二次電池用負極を提供するものである。請求項
12記載の発明は、急速充放電特性及びサイクル特性に
優れ、かつ第一サイクル目の不可逆容量が小さいリチウ
ム二次電池を提供するものである。
【0006】
【発明を解決するための手段】本発明は、102〜106
Åの範囲の大きさの細孔の細孔体積が、黒鉛粒子重量当
たり0.4〜2.0cc/gである黒鉛粒子に関する。
また本発明は、1×102〜2×104Åの範囲の大きさ
の細孔の細孔体積が、黒鉛粒子重量当たり0.08〜
0.4cc/gである黒鉛粒子に間する。また本発明
は、扁平状の粒子を複数、配向面が非平行となるように
集合又は結合させてなる前記黒鉛粒子に関する。また本
発明は、前記黒鉛粒子のアスペクト比が5以下である黒
鉛粒子に関する。また本発明は、比表面積が8m2/g
以下である前記黒鉛粒子に関する。
【0007】また本発明は、黒鉛化可能な骨材又は黒鉛
と黒鉛化可能なバインダに黒鉛化触媒を1〜50重量%
添加して混合し、焼成した後粉砕することを特徴とする
前記黒鉛粒子の製造法に関する。また本発明は、前記黒
鉛粒子若しくは前記の方法で製造された黒鉛粒子のいず
れかに有機系結着剤及び溶剤を添加し、混合してなる黒
鉛ペーストに関する。また本発明は、前記の黒鉛ペース
トを集電体に塗布、一体化してなるリチウム二次電池用
負極に関する。さらに本発明は、前記のリチウム二次電
池用負極と正極とを有してなるリチウム二次電池に関す
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の黒鉛粒子は、2つの観点
からその細孔体に特徴を有するものである。第1には、
102〜106Åの範囲の細孔の細孔体積が、黒鉛粒子重
量当たり、0.4〜2.0cc/gであることを特徴と
する。該黒鉛粒子を負極に使用すると、充電・放電にと
もなう電極の膨張・収縮を黒鉛粒子の細孔が吸収するた
め、電極内部の破壊が抑えられ、その結果得られるリチ
ウム二次電池のサイクル特性を向上させることができ
る。102〜106Åの範囲の細孔の細孔体積は、0.4
〜1.5cc/gの範囲であることがより好ましく、
0.6〜1.2cc/gの範囲であることがさらに好ま
しい。全細孔体積が、0.4cc/g未満ではサイクル
特性が低下し、2.0cc/gを超えると黒鉛粒子と集
電体とを一体化する際に使用する結着剤を多く必要とな
り、作成するリチウム二次電池の容量が低下する問題が
ある。前記細孔体積は、水銀圧入法による細孔径分布測
定により求めることができる。細孔の大きさもまた水銀
圧入法による細孔径分布測定により知ることができる。
【0009】第2には、1×102〜2×104Åの範囲
の細孔の細孔体積が、黒鉛粒子重量当たり0.08〜
0.4cc/gであることを特徴とする。該黒鉛粒子を
負極に使用すると、充電・放電にともなう電極の膨張・
収縮を黒鉛粒子の細孔が吸収するため、電極内部の破壊
が抑えられ、その結果得られるリチウム二次電池のサイ
クル特性を向上させることができる。1×102〜2×
104Åの範囲の細孔体積は、0.1〜0.3cc/g
であることがより好ましい。この大きさの範囲の細孔体
積が、0.08cc/g未満ではサイクル特性が低下
0.4cc/gを超えると黒鉛粒子と集電体とを一体化
する際に使用する結着剤を多く必要となり、作成するリ
チウム二次電池の容量が低下する問題がある。この範囲
の細孔体積もまた水銀圧入法による細孔径分布測定によ
り求めることができる。
【0010】また、本発明の黒鉛粒子は、扁平状の粒子
を複数、配向面が非平行となるように集合又は結合させ
たものが好ましい。本発明において、扁平状の粒子と
は、長軸と短軸を有する形状の粒子のことであり、完全
な球状でないものをいう。例えば鱗状、鱗片状、一部の
塊状等の形状のものがこれに含まれる。黒鉛粒子におい
て、複数の扁平状の粒子の配向面が非平行とは、それぞ
れの粒子の形状において有する扁平した面、換言すれば
最も平らに近い面を配向面として、複数の扁平状の粒子
がそれぞれの配向面を一定の方向にそろうことなく集合
している状態をいう。
【0011】この黒鉛粒子において扁平状の粒子は集合
又は結合しているが、結合とは互いの粒子が、タール、
ピッチ等のバインダーを炭素化した炭素質を介して、化
学的に結合している状態をいい、集合とは互いに粒子が
化学的に結合してはないが、その形状等に起因して、そ
の集合としての形状を保っている状態をいう。機械的な
強度の面から、結合しているものが好ましい。1つの黒
鉛粒子において、扁平状の粒子の集合又は結合する数と
しては、3個以上であることが好ましい。個々の扁平状
の粒子の大きさとしては、粒径で1〜100μmである
ことが好ましく、これらが集合又は結合した黒鉛粒子の
平均粒径の2/3以下であることが好ましい。
【0012】該黒鉛粒子を負極に使用すると、集電体上
に黒鉛粒子が配向し難く、かつ、電解液との濡れ性が向
上し、負極黒鉛にリチウムを吸蔵・放出し易くなるた
め、得られるリチウム二次電池の急速充放電特性及びサ
イクル特性を向上させることができる。なお、図1に上
記黒鉛粒子の一例の粒子構造の走査型電子顕微鏡写真を
示す。図1において、(a)は本発明になる黒鉛粒子の
外表面の走査型電子顕微鏡写真、(b)は黒鉛粒子の断
面の走査型電子顕微鏡写真である。(a)においては、
細かな鱗片状の黒鉛粒子が数多く、それらの粒子の配向
面を非平行にして結合し、黒鉛粒子を形成している様子
が観察できる。
【0013】またアスペクト比が5以下である黒鉛粒子
は、集電体上で粒子が配向し難い傾向があり、上記と同
様にリチウムを吸蔵・放出し易くなるので好ましい。ア
スペクト比は1.2〜5であることがより好ましい。ア
スペクト比が1.2未満では、粒子間の接触面積が減る
ことにより、導電性が低下する傾向にある。同様の理由
で、さらに好ましい範囲の下限は1.3以上である。ま
た、さらに好ましい範囲の上限は、3以下であり、アス
ペクト比がこれより大きくなると、急速充放電特性が低
下し易くなる傾向がある。従って、特に好ましいアスペ
クト比は1.3〜3である。
【0014】なお、アスペクト比は、黒鉛粒子の長軸方
向の長さをA、短軸方向の長さをBとしたとき、A/B
で表される。本発明におけるアスペクト比は、顕微鏡で
黒鉛粒子を拡大し、任意に100個の黒鉛粒子を選択
し、A/Bを測定し、その平均値をとったものである。
また、アスペクト比が5以下である黒鉛粒子の構造とし
ては、より小さい黒鉛粒子の集合体又は結合体であるこ
とが好ましく、前記の、扁平状の粒子を複数、配向面が
非平行となるように集合又は結合させた黒鉛粒子を用い
ることがより好ましい。
【0015】また、本発明の黒鉛粒子は、比表面積が8
2/g以下のものが好ましく、より好ましくは5m2
g以下とされる。該黒鉛粒子を負極に使用すると、得ら
れるリチウム二次電池の急速充放電特性及びサイクル特
性を向上させることができ、また、第一サイクル目の不
可逆容量を小さくすることができる。比表面積が、8m
2/gを超えると、得られるリチウム二次電池の第一サ
イクル目の不可逆容量が大きくなる傾向にあり、エネル
ギー密度が小さく、さらに負極を作製する際多くの結着
剤が必要になる傾向がある。得られるリチウム二次電池
の急速充放電特性、サイクル特性等がさらに良好な点か
ら、比表面積は、1.5〜5m2/gであることがさら
に好ましく、2〜5m2/gであることが極めて好まし
い。比表面積の測定は、BET法(窒素ガス吸着法)な
どの既知の方法をとることができる。
【0016】さらに、本発明で用いる各黒鉛粒子のX線
広角回析における結晶の層間距離d(002)は3.3
8Å以下が好ましく、3.37〜3.35Åの範囲がよ
り好ましい。結晶の層間距離d(002)が3.38Å
を超えると放電容量が小さくなる傾向がある。c軸方向
の結晶子の大きさLc(002)は500Å以上が好ま
しく、1000〜100000Åであることがより好ま
しい。結晶の層間距離d(002)が小さくなるかc軸方
向の結晶子の大きさLc(002)が大きくなると、放
電容量が大きくなる傾向がある。
【0017】本発明の黒鉛粒子の製造法に特に制限はな
いが、黒鉛化可能な骨材又は黒鉛と黒鉛化可能なバイン
ダに黒鉛化触媒を1〜50重量%添加して混合し、燃焼
した後粉砕することによりまず黒鉛粒子を得ることが好
ましい。ついで、該黒鉛粒子に有機系結着剤及び溶剤を
添加して混合し、粘度を調製した後、該混合物を集電体
に塗布し、乾燥して溶剤を除去した後、加圧して一体化
してリチウム二次電池用負極とすることができる。
【0018】黒鉛化可能な骨材としては、例えば、コー
クス粉末、樹脂の炭化物等が使用できるが、黒鉛化でき
る粉末材料であれば特に制限はない。中でも、ニードル
コークス等の黒鉛化しやすいコークス粉末が好ましい。
また黒鉛としては、例えば天然黒鉛粉末、人造黒鉛粉末
等が使用できるが粉末状であれば特に制限はない。黒鉛
化可能な骨材又は黒鉛の粒径は、本発明で作製する黒鉛
粒子の粒径より小さいことが好ましい。
【0019】さらに黒鉛化触媒としては、例えば鉄、ニ
ッケル、チタン、ケイ素、硼素等の金属、これらの炭化
物、酸化物などの黒鉛化触媒が使用できる。これらの中
で、ケイ素または硼素の炭化物または酸化物が好まし
い。これらの黒鉛化触媒の添加量は、得られる黒鉛粒子
に対して好ましくは1〜50重量%、より好ましくは5
〜40重量%の範囲、さらに好ましくは5〜30重量%
の範囲とされ、1重量%未満であること黒鉛粒子のアス
ペクト比及び比表面積が大きくなり黒鉛結晶の発達が悪
くなる傾向にあり、一方50重量%を超えると均一に混
合することが困難で作業性が悪くなる傾向にある。
【0020】バインダとしては、例えば、タール、ピッ
チの他、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等の有機系材料が
好ましい。バインダの配合量は、扁平状の黒鉛化可能な
骨材又は黒鉛に対し、5〜80重量%添加することが好
ましく、10〜80重量%添加することがより好まし
く、15〜80重量%添加することがさらに好ましい。
バインダの量が多すぎたり少なすぎたりすると、作製す
る黒鉛粒子のアスペクト比及び比表面積が大きくなり易
いという傾向がある。黒鉛化可能な骨材又は黒鉛とバイ
ンダの混合方法は、特に制限はなく、ニーダー等を用い
て行われるが、バインダの軟化点以上の温度で混合する
ことが好ましい。具体的にはバインダがピッチ、タール
等の際には、50〜300℃が好ましく、熱硬化性樹脂
の場合には、20〜100℃が好ましい。
【0021】次に上記の混合物を焼成し、黒鉛化処理を
行う。なお、この処理の前に上記混合物を所定形状に成
形しても良い。さらに、成形後、黒鉛化前に粉砕し、粒
径を調整した後、黒鉛化を行っても良い。焼成は前記混
合物が酸化し難い条件で焼成することが好ましく、例え
ば窒素雰囲気中、アルゴンガス雰囲気中、真空中で焼成
する方法が挙げられる。黒鉛化の温度は、2000℃以
上が好ましく、2500℃以上であることがより好まし
く、2800℃〜3200℃であることがさらに好まし
い。黒鉛化の温度が低いと、黒鉛の結晶の発達が悪く、
放電容量が低くなる傾向があると共に添加した黒鉛化触
媒が作製する黒鉛粒子に残存し易くなる傾向がある。黒
鉛化触媒が、作製する黒鉛粒子中に残存すると、放電容
量が低下する。黒鉛化の温度が高すぎると、黒鉛が昇華
することがある。
【0022】次に、得られた黒鉛化物を粉砕することが
好ましい。黒鉛化物の粉砕方法は、特に制限はないが、
例えばジェットミル、振動ミル、ピンミル、ハンマーミ
ル等の既知の方法をとることができる。粉砕後の粒径
は、平均粒径が1〜100μmが好ましく、10〜50
μmであることがより好ましい。平均粒径が大きくなり
すぎる場合は作製する電極の表面に凹凸ができ易くなる
傾向がある。なお、本発明において平均粒径は、レーザ
ー回折粒度分布計により測定することができる。
【0023】以上に示す工程を経ることにより、本発明
の黒鉛粒子を得ることができる。得られた前記黒鉛粒子
は、有機系結着材及び溶剤を含む材料を混合して、シー
ト状、ペレット状等の形状に成形される。有機系結着剤
としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エ
チレンプロピレンターポリマー、ブタジエンゴム、スチ
レンブタジエンゴム、ブチルゴム、イオン伝導率の大き
な高分子化合物等が使用できる。本発明においてイオン
伝導率の大きな高分子化合物としては、ポリフッ化ビニ
リデン、ポリエチレンオキサイド、ポリエピクロルヒド
リン、ポリフォスファゼン、ポリアクリロニトリル等が
使用できる。これらの中では、イオン伝導率の大きな高
分子化合物が好ましく、ポリフッ化ビニリデンが特に好
ましい。
【0024】有機系結着剤の含有量は、黒鉛粉末と有機
系結着剤との混合物に対して、3〜20重量%用いるこ
とが好ましい。溶剤としては特に制限はなく、N−メチ
ル2−ピロリドン、ジメチルホルムアミド、イソプロパ
ノール等が用いられる。溶剤の量に特に制限はなく、所
望の粘度に調整できればよいが、混合物に対して、30
〜70重量%用いられることが好ましい。
【0025】集電体としては、例えばニッケル、銅等の
箔、メッシュなどの金属集電体が使用できる。なお一体
化は、例えばロール、プレス等の成形法で行うことがで
き、またこれらを組み合わせて一体化してもよい。この
ようにして得られた負極はリチウムイオン二次電池やリ
チウムポリマ二次電池等のリチウム二次電池の負極とし
て用いられる。例えば、リチウムイオン二次電池におい
ては、セパレータを介して正極を対向して配置し、かつ
電解液を注入する。本発明によれば、従来の炭素材料を
負極に使用したリチウム二次電池に比較して、急速充放
電特性及びサイクル特性に優れ、かつ不可逆容量が小さ
いリチウム二次電池を作製することができる。
【0026】本発明におけるリチウム二次電池の正極に
用いられる材料については特に制限はなく、LiNiO
2、LiCoO2、LiMn24等を単独又は混合して使
用することができる。電解液としては、LiClO4
LiPF6、LiAsF6、LiBF4、LiSO3CF3
等のリチウム塩を例えばエチレンカーボネート、ジエチ
ルカーボネート、ジメトキシエタン、ジメチルカーボネ
ート、テトラヒドロフラン、プロピレンカーボネート等
の非水系溶剤に、ポリフッ化ビニリデン等の高分子固体
電解質に溶解又は含有させたいわゆる有機電解液を使用
することができる。
【0027】液体の電解液を使用する場合に用いられる
セパレータとしては、例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン等のポリオレフィンを主成分とした不織布、クロ
ス、微孔フィルム又はこれらを組み合わせたものを使用
することができる。なお、図2に円筒型リチウム二次電
池の一例の一部断面正面図を示す。図2に示す円筒型リ
チウム二次電池は、薄板状に加工された正極1と、同様
に加工された負極2が、ポリエチレン製微孔膜等のセパ
レータ3を介して重ね合わせたものを捲回し、これを金
属製等の電池缶7に挿入し、密閉化されている。正極1
は正極タブ4を介して正極蓋6に接合され、負極2は負
極タブ5を介して電池底部へ接合されている。正極蓋6
はガスケット8にて電池缶7へ固定されている。
【0028】
【実施例】実施例1 平均粒径が5μmのコークス粉末40重量部、タールピ
ッチ25重量部、平均粒径が48μmの炭化ケイ素5重
量部及びコールタール20重量部を混合し、200℃で
1時間撹拌した。次いで、窒素雰囲気中で2800℃で
焼成した後粉砕し、平均粒径が30μmの黒鉛粒子を作
製した。得られた黒鉛粒子を水銀圧入法による細孔径分
布測定(島津ポアサイザー9320形使用)を行った結
果、10 2〜106Åの範囲に細孔を有し、黒鉛粒子重量
当たりの全細孔体積は、0.6cc/gであった。ま
た、1×102〜2×104Åの範囲の細孔体積は、黒鉛
粒子重量当たり0.20cc/gであった。また得られ
た黒鉛粒子を100個任意に選び出し、アクペクト比の
平均値を測定した結果、1.5あたり、黒鉛粒子のBE
T法による比表面積は、1.5m2/gであり、黒鉛粒
子のX線広角回析による結晶の層間距離d(002)は
3.362Å及び結晶子の大きさLc(002)は10
00Å以上であった。さらに、得られた黒鉛粒子の走査
型電子顕微鏡(SEM写真)によれば、この黒鉛粒子
は、扁平状の粒子が複数配向面が非平行となるように集
合又は結合した構造をしていた。
【0029】次いで得られた黒鉛粒子90重量%に、N
−メチル−2−ピロリドンに溶解したポリフッ化ビニリ
デン(PVDF)を固形分で10重量%を加えて混練し
て黒鉛ペーストを作製した。この黒鉛ペーストを厚さが
10μmの圧延銅箔に塗布し、さらに乾燥して、面圧4
90MPa(0.5トン/cm2)の圧力で圧縮成形
し、試料電極とした。黒鉛粒子層の厚さは90μm及び
密度は1.6g/cm3とした。作製した試料電極を3
端子法による定電流充放電を行い、リチウム二次電池用
負極としての評価を行った。図3はリチウム二次電池の
概略図であり、試料電極の評価は図3に示すようにガラ
スセル9に、電解液10としてLiPF6をエチレンカ
ーボネート(EC)及びジメチルカーボネート(DM
C)(ECとDMCは体積比で1:1)の混合溶媒に1
モル/リットルの濃度になるように溶解した溶液を入
れ、試料電極11、セパレータ12及び対極13を積層
して配置し、さらに参照極14を上部から吊るしてリチ
ウム二次電池を作製して行った。なお、対極13及び参
照極14には金属リチウムを使用し、セパレータ4には
ポリエチレン微孔を使用した。得られたリチウム二次電
池を用いて試料電極11と対極13の間に、試料電極の
面積に対して、0.5mA/cm2の定電流で5mV
(Vvs.Li/Li+)まで充電し、1V(Vvs.
Li/Li+)まで放電する試験を繰り返した。表1に
サイクル目の黒鉛粒子の単位重量当たりの充電容量、放
電容量及び30サイクル目の黒鉛粒子の単位重量当たり
の放電容量を示す。
【0030】実施例2 平均粒径が20μmのコークス粉末50重量部、ピッチ
20重量部、平均粒径が48μmの炭化ケイ素7重量部
及びコールタール10重量部を混合し、200℃で1時
間撹拌した。次いで、窒素雰囲気中で2800℃で焼成
した後粉砕し、平均粒径が30μmの黒鉛粒子を得た。
得られた黒鉛粒子を水銀圧入法による細孔径分布測定
(島津ポアサイザー9320形使用)を行った結果、1
2〜106Åの範囲に細孔を有し、黒鉛粒子重量当たり
の全細孔体積は、1.5cc/gであった。また、1×
102〜2×104Åの範囲の細孔体積は、黒鉛粒子重量
当たり0.13cc/gであった。また得られた黒鉛粒
子を100個任意に選び出し、アスペクト比の平均値を
測定した結果、2.3であり、黒鉛粒子のBET法によ
る比表面積は、3.6m2/gであり、黒鉛粒子のX線
広角回折による結晶の層間距離d(002)は3.36
1Å及び結晶子の大きさLc(002)は1000Å及
び結晶子の大きさLc(002)は1000Å以上であ
った。さらに得られた黒鉛粒子は、扁平状の粒子が複数
配向面が非平行となるように集合又は結合した構造をし
ていた。以下実施例1と同様の工程を経てリチウム二次
電池を作製し、実施例1と同様の試験を行った。表1に
1サイクル目の黒鉛粒子の単位重量当たり充電容量、放
電容量及び30サイクル目の黒鉛粒子の単位重量当たり
放電容量を示す。
【0031】比較例1 メソカーボンマイクロビーズ(川崎製鉄(株)製、商品
名KMFC)を窒素雰囲気中で2800℃で焼成し、平
均粒径が25μmの黒鉛粒子を得た。得られた黒鉛粒子
を水銀圧入法による細孔径分布測定(島津ポアサイザー
9320形使用)を行った結果、102〜106Åの範囲
に細孔を有し、黒鉛粒子重量当たりの全細孔体積は、
0.35cc/gであった。また、1×102〜2×1
4Åの範囲の細孔体積は、黒鉛粒子重量当たり0.0
6cc/gであった。また得られた黒鉛粒子を100個
任意に選び出し、アスペクト比の平均値を測定した結
果、1であり、黒鉛粒子のBET法による比表面積は、
1.4m2/gであり、黒鉛粒子のX線広角回折による
結晶の層間距離d(002)は3.37Å及び結晶子の
大きさLc(002)は500Åであった。以下実施例
1と同様の工程を経て、リチウム二次電池を作製し、実
施例1と同様の試験を行った。表1に1サイクル目の黒
鉛粒子の単位重量当たりの充電容量、放電容量及び30
サイクル目の黒鉛粒子の単位重量当たりの放電容量を示
す。
【0032】比較例2 平均粒径が5μmのコークス粉末50重量部、ピッチ1
0重量部、平均粒径が65μmの酸化鉄30重量部及び
コールタール20重量部を混合し、200℃で1時間撹
拌した。次いで、窒素雰囲気中で2800℃で焼成した
後粉砕し、平均粒径が15μmの黒鉛粒子を得た。得ら
れた黒鉛粒子を水銀圧入法による細孔径分布測定(島津
ポアサイザー9320形使用)を行った結果、102
106Åの範囲に細孔を有し、黒鉛粒子重量当たりの全
細孔体積は、2.1cc/gであった。また、1×10
2〜2×104Åの範囲の細孔体積は、黒鉛粒子重量当た
り0.42cc/gであった。また得られた黒鉛粒子を
100個任意に選び出し、アスペクト比の平均値を測定
した結果、2.8であり、黒鉛粒子のBET法による比
表面積は、8.3m2/gであり、黒鉛粒子のX線広角
回折による結晶の層間距離d(002)は3.365Å
及び結晶子の大きさLc(002)は1000Å以上で
あった。以下、実施例1と同様の工程を経て、リチウム
二次電池を作製し、実施例1と同様の試験を行った。表
1に1サイクル目の黒鉛粒子の単位重量当たりの充電容
量、放電容量及び30サイクル目の黒鉛粒子の単位重量
当たりの放電容量を示す。
【0033】
【表1】
【0034】表1に示されるように、本発明はの黒鉛粒
子を用いて得られたリチウム二次電池は、高容量でサイ
クル特性に優れることが明らかである。
【0035】
【発明の効果】請求項1及び5に記載の黒鉛粒子は、サ
イクル特性に優れたリチウム二次電池に好適なものであ
る。請求項2、3、6及び7に記載の黒鉛粒子は、急速
充放電特性及びサイクル特性に優れたリチウム二次電池
に好適なものである。請求項4及び8記載の黒鉛粒子
は、急速充放電特性及びサイクル特性に優れ、かつ第一
サイクル目の不可逆容量が小さく、リチウム二次電池に
好適なものである。
【0036】請求項9記載の黒鉛粒子の製造法によれ
ば、急速充放電特性及びサイクル特性に優れ、かつ第一
サイクル目の不可逆容量が小さく、リチウム二次電池に
好適なものである。請求項10記載の黒鉛ペーストは、
急速充放電特性及びサイクル特性に優れ、かつ第一サイ
クル目の不可逆容量が小さく、リチウム二次電池に好適
なものである。請求項11記載のリチウム二次電池用負
極は、急速充放電特性及びサイクル特性に優れ、かつ第
一サイクル目の不可逆容量が小さく、リチウム二次電池
に好適なものである。請求項12記載のリチウム二次電
池は、急速充放電特性及びサイクル特性に優れ、かつ第
一サイクル目の不可逆容量が小さいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる黒鉛粒子の走査型電子顕微鏡写
真であり、(a)は粒子の外表面の写真、(b)は粒子
の断面の写真である。
【図2】円筒型リチウム二次電池の一部断面正面図であ
る。
【図3】本発明の実施例で、充放電特性及び不可逆容量
の測定に用いたリチウム二次電池の概略図である。
【符号の説明】
1 正極 2 負極 3 セパレータ 4 正極タブ 5 負極タブ 6 正極蓋 7 電池缶 8 ガスケット 9 ガラスセル 10 電解液 11 試料電極(負極) 12 セパレータ 13 対極(正極) 14 参照極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 淳 茨城県日立市鮎川町三丁目3番1号 日立 化成工業株式会社山崎工場内 (72)発明者 山田 和夫 茨城県日立市鮎川町三丁目3番1号 日立 化成工業株式会社山崎工場内 Fターム(参考) 5H029 AJ02 AJ05 AK03 AL07 AM03 AM04 AM05 AM07 AM16 BJ02 BJ14 CJ08 CJ22 DJ08 DJ16 EJ12 HJ06 HJ07 5H050 AA02 AA07 BA17 CA08 CA09 CA29 CB08 DA11 EA24 FA05 FA17 GA10 GA22 HA05 HA06 HA07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 102〜106Åの範囲の大きさの細孔の
    細孔体積が、黒鉛粒子重量当たり0.4〜2.0cc/
    gである黒鉛粒子に、有機系結着剤及び溶剤を添加し、
    混合してなるペーストを、集電体に塗布、一体化してな
    る、リチウム二次電池用負極。
  2. 【請求項2】 上記黒鉛粒子のアスペクト比が5以下で
    ある、請求項1記載のリチウム二次電池用負極。
  3. 【請求項3】 上記黒鉛粒子の比表面積が8m2/g以
    下である、請求項1又は2記載のリチウム二次電池用負
    極。
  4. 【請求項4】 1×102〜2×104Åの範囲の大きさ
    の細孔の細孔体積が、黒鉛粒子重量当たり0.08〜
    0.4cc/gである黒鉛粒子に、有機系結着剤及び溶
    剤を添加し、混合してなるペーストを、集電体に塗布、
    一体化してなる、リチウム二次電池用負極。
  5. 【請求項5】 上記黒鉛粒子のアスペクト比が5以下で
    ある、請求項4記載のリチウム二次電池用負極。
  6. 【請求項6】 上記黒鉛粒子の比表面積が8m2/g以
    下である、請求項4又は5記載のリチウム二次電池用負
    極。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項に記載のリ
    チウム二次電池用負極と正極とを有してなるリチウム二
    次電池。
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