JP2002343031A - ディスク記録装置およびディスク - Google Patents

ディスク記録装置およびディスク

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JP2002343031A
JP2002343031A JP2002025066A JP2002025066A JP2002343031A JP 2002343031 A JP2002343031 A JP 2002343031A JP 2002025066 A JP2002025066 A JP 2002025066A JP 2002025066 A JP2002025066 A JP 2002025066A JP 2002343031 A JP2002343031 A JP 2002343031A
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recording
disk
address
data
storage capacity
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JP2002025066A
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Akira Tsukihashi
章 月橋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高密度記録を行う。 【解決手段】 CPU50は、ATIPデコーダ48よ
り得られる絶対時間xに対し、y=n(x−m)+m
で、実記録アドレスyを生成する。nは記録密度倍率、
mは記録開始アドレスである。そして、この実記録アド
レスyを用いてエンコーダ40がエンコードを行いデー
タの記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】高密度でデータを記録するデ
ィスク記録装置およびこれにより記録されたディスクに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CD(コンパクトディスク)
ファミリーのものとして、書き込みが可能なCD−R
(CDレコーダブル)、CD−RW(CDリライタブ
ル)があり、これらディスクではユーザにおいてデータ
の書き込みが行える。
【0003】このために、CD−R、CD−RWにおい
ては、情報の記録用のガイドとして、プリグルーブが形
成されている。このプリグルーブは、所定のFM変調さ
れたウォブルを含んでおり、ウォブル周波数を復調する
ことで、絶対時間情報であるATIP(プリグルーブ内
絶対時間:Absolute Time In Pregroove)が得られる。
そこで、このATIPを利用して、データの記録が行わ
れる。
【0004】また、CDでは、記録情報中のサブコード
内に、1セクタ毎に現在時間情報を示す時間コードが記
録されている。そこで、再生時には、このサブコード内
の現在時間情報を参照して正しいスピードで再生が行わ
れる。
【0005】このように、CD−R、CD−RWを利用
し、音楽CDなど通常のCDプレーヤにおいても再生が
可能なCDを作成することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、CDは、記録
容量として650MBが標準である。一方、記録容量を
できるだけ増加したいという要求がある。記録媒体には
各種のものがあり、他の形式のものを利用すれば、より
多くの情報を記録することも可能である。しかし、CD
を利用しつつ、その記録容量を増加し、かつ従来のCD
再生装置を利用して長時間再生を行いたいという要求も
ある。
【0007】なお、本出願人は、特願2000−241
544において、CDの高記録密度記録について、提案
した。しかし、この手法で記録したCDは、通常のCD
再生装置において再生することができない。
【0008】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、記憶容量を増加することができ、かつ通常のCD
再生装置においても再生が可能なCDを作成できるディ
スク記録装置およびディスクを提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、最大記録時間
または記録密度についての情報を受信し、受信した情報
に基づいて、記録密度の倍率nを決定し、ディスクに形
成されたプリグルーブに基づいて生成される絶対時間ア
ドレスをx、記録密度の倍率をn、記録開始アドレスを
mとした場合に、y=n(x−m)+mで計算されるy
を記録アドレスとして、ディスクに記録データを記録す
ることを特徴とする。
【0010】このように、本発明では、外部(例えば、
パソコン)から供給される情報に従って、記録密度がセ
ットされる。従って、任意の記録密度での記録が可能で
ある。なお、設定する記録密度は1を超える記録密度が
好適であるが、記録密度を1未満にすることも差し支え
ない。そして、プリグルーブからの絶対時間に対し、1
を超える倍率でデータの記録を行うことで、高密度記録
が可能になる。すなわち、通常と同様のプリグルーブが
形成されたCD媒体に対し、高密度記録が可能になる。
一方、所望の1未満の倍率でデータの記録を行うこと
で、記録品位を向上させることが可能である。さらに、
再生の際には、記録データの中のサブコード情報の時間
情報から読み出しを制御することによって、通常のCD
再生装置においても再生が可能になる。
【0011】また、前記受信した記憶容量についての情
報と、予め定められている最大記憶容量を比較する手段
を有することが好適である。通常、ディスクにおける正
規の記憶容量の20%増し程度のデータを記憶されたデ
ィスクであれば、通常のCD再生装置で再生することが
できる。記憶容量を確認することで、通常のCD再生装
置で再生できないCDが作成されることを防止すること
ができる。
【0012】また、受信した記憶容量についての情報
と、予め定められている最大記憶容量との比較におい
て、最大記憶容量を超えていた場合には、記録不能であ
ることを示すデータを送信することが好適である。これ
によって、データ供給側において、記憶容量を変更する
ことができる。
【0013】また、前記受信した記憶容量についての情
報と、予め定められている2つの最大記憶容量を比較す
る手段を有することが好適である。読み出しの際に互換
性を維持する範囲内での最大記憶容量と、互換性は維持
できないが記憶が可能である記憶容量の2種類の最大記
憶容量を有することで、互換性の必要性に応じた記憶容
量の設定が行える。
【0014】また、本発明は、ディスクに形成されたプ
リグルーブに基づいて生成される絶対時間アドレスを
x、記録密度の倍率をn、記録開始アドレスをmとした
場合に、ディスク上のユーザ記録領域の先頭の絶対時間
アドレスにオフセットアドレスが存在しない場合の記録
アドレスをy=n(x−m)+mで計算し、前記オフセ
ットアドレスを存在させて記録する場合には、そのオフ
セットアドレスをpとして、z=y+pで計算されるz
を記録アドレスとして、ディスクに記録データを記録す
ることを特徴とする。
【0015】DVDフォーマットのように、ディスク上
のリードイン領域における絶対時間アドレスが負の値に
ならないように、ユーザ記録領域の先頭の絶対時間アド
レスにオフセットアドレスを存在させて記録する場合が
ある。このような場合においてもそのオフセットアドレ
スを考慮して倍率nの記録が行える。
【0016】また、本発明に係るディスクは、最大記録
時間または記録密度についての情報を受信し、受信した
情報に基づいて、記録密度の倍率nを決定し ディスク
に形成されたプリグルーブに基づいて、生成される絶対
時間アドレスをx、記録密度の倍率をn、記録開始アド
レスをmとした場合に、y=n(x−m)+mで計算さ
れるyを記録アドレスとして、記録データが記録された
ことを特徴とする。
【0017】
【発明の好適な実施形態】以下、本発明の実施形態につ
いて、図面に基づいて説明する。
【0018】図1は、実施形態のディスク記録装置を含
む全体システムを示す図である。ディスク10からの反
射光は光学ヘッドにより読みとられ、読みとり信号はサ
ンプルホールド回路12を介し、RF回路14に供給さ
れる。RF回路14は、読みとり信号に対し、増幅、波
形整形など処理を行い、PLL回路16に供給する。P
LL回路16は、読みとり信号からクロックを再生し、
デコーダ18に読みとり信号およびクロックを供給す
る。そこで、デコーダ18は、読みとり信号からクロッ
クを利用してエンコードデータを取り出すとともに、所
定のデコード行い、データを再生する。再生されたデー
タは、DRAM20に送られ、ここに記憶される。な
お、デコーダ18における処理においても、DRAM2
0を記憶領域として利用する。
【0019】この再生データは、インタフェース22、
通信ライン24を介し、コンピュータ26に供給され
る。
【0020】また、サンプルホールド回路12の出力
は、ATIP回路30に供給され、ここでウォブル周波
数の信号が選択され、これがウォブルサーボ回路32に
供給される。ウォブルサーボ回路32は、ウォブル周波
数に基づいて、スピンドルモータの回転制御のための制
御信号を発生し、モータドライバ34に供給する。さら
に、サンプルホールド回路12の出力は、サーボ回路3
6にも供給され、ここで光学ヘッドの位置制御のための
制御信号が発生され、これもモータドライバ34に供給
される。
【0021】モータドライバ34は、モータアクチュエ
ータ38を介し、スピンドルモータおよびヘッド駆動モ
ータを制御し、読みとり信号に応じたスピンドルモータ
回転数およびヘッド位置の制御が行われる。
【0022】ディスク10にデータを書き込む場合に
は、コンピュータ26からの書き込みデータは、通信ラ
イン24、インタフェース22を介し、DRAM20に
書き込まれる。そして、DRAM20から読み出された
データは、エンコーダ40に供給され、サブコードや、
エラー訂正コードの付加や、インターリーブなどの各種
のデータ処理を受け、ストラテジー回路42に供給され
る。ストラテジー回路42は、供給されるデータをパル
ス信号に変換し、LDドライバ44に供給する。そこ
で、LDドライバ44が書き込み用の発光素子を駆動し
て、データをディスク10に書き込む。
【0023】ここで、書き込みデータは、所定のフォー
マット、密度でディスク10に書き込まなければならな
い。そこで、書き込みの際に、ATIP回路30の出力
がウォブルデモジュレータ46に供給され、ここでウォ
ブル信号が復調される。そして、この復調されたウォブ
ル信号がATIPデコーダ48に供給され、ここで絶対
時間情報であるATIP情報がデコードされる。すなわ
ち、ディスク10のプリグルーブに予め書かれているデ
ィスクにおける絶対時間情報がこのATIPデコーダ4
8において得られる。
【0024】このATIPデコーダ48において得られ
たATIP情報をそのままエンコーダ40に供給すれ
ば、エンコーダはATIP情報に基づいて記録アドレス
を生成し、その記録アドレスに従って、エンコードデー
タをストラテジー回路42、LDドライバ44を介し発
光素子に供給し、データを書き込むことができる。これ
によって、予めプリグルーブに記録されているATIP
に同期したデータ書き込みが行われる。従って、このよ
うにして書き込まれたデータは通常通り読み出すことが
できる。なお、エンコーダ40によるエンコード処理に
際しては、DRAM20を一時記憶エリアとして利用す
る。
【0025】ここで、本実施形態の装置では、ATIP
情報に対応した記録アドレスをそのまま発生するのでは
なく、記録アドレスを外部から入力された記録密度情報
に基づいて決定する。
【0026】例えば、ディスク記録装置は、データ書き
込み用にセットされたディスクからこのディスクの正規
の記憶容量を判定する。現在のところ、CD−Rとして
は、650MB、700MBの2種類が市販されてい
る。そして、読みとったデータをコンピュータ26に送
信する。コンピュータ26では、この正規の記憶容量を
表示するなどして、ユーザに知らせ、ユーザからの記憶
容量についての入力を受け付ける。
【0027】通常のCD再生装置では、20%程度記憶
容量が大きくても、自動的に追従してデータを読み出
し、再生することができる。そこで、650MBのディ
スクについては780MB、700MBのディスクにつ
いては840MBまでの記憶容量の指定を受け付けるよ
うにする。なお、入力の指定は、記憶容量をそのままの
データとして受け付けても良いし、%のデータとして受
け付けても良い。さらに、オーディオCDでは、時間で
受け付けても良い。
【0028】さらに、上述の例では、記憶容量の設定方
法として、ディスクの容量から記憶可能な容量を受け付
けた。しかし、入力された記憶容量について、ディスク
容量に基づいてチェックしてもよい。例えば、装着され
るディスクの記憶容量が650MBである場合に、コン
ピュータ26から記憶を要求するデータ量が740MB
であると、740MB/650MB=1.14と係数を
設定する。そして、その設定された係数が120%に対
応する1.2以下であるかを判定し、1.2以下であれ
ば、その係数に設定する。この場合であれば、係数1.
14によりディスク記録装置の記録を設定し、その係数
に対応した記録を行う。
【0029】そして、コンピュータ26は、このデータ
をディスク記録装置に送信する。ディスク記録装置で
は、受け付けたデータについて、予め定められている最
大値以下かを確認する。なお、このように、ディスク記
録装置側で確認するのであれば、コンピュータ26側の
チェックを省略することができ、またはディスク記録装
置側の確認を省略することもできるが、安全のためディ
スク記録装置側の確認は、必ず行った方がよい。
【0030】この確認は、CPU50がインタフェース
22から供給されるデータに基づいて行えばよい。な
お、許容記憶容量については、適宜記憶手段に記憶して
おけばよく、コンピュータ26側から供給を受けてもよ
い。
【0031】また、コンピュータ26から供給されたデ
ータにおける係数が1.2を超える場合には、この倍率
での記録が不可能であることの返答をコンピュータ26
に返す。これにより、倍率の設定をやり直すことができ
る。
【0032】また、通常のCD再生装置による互換性を
考慮しない設定とした場合は、前記係数が1.2を超え
ても予め記録が可能とされた所定値(例えば2.0)以
下であれば、この倍率での記録が不可能であるとの返答
をコンピュータ26に返さず、この倍率が設定される。
【0033】なお、互換性を考慮するか否かは、ユーザ
が決定する事項である。そこで、入力された係数が1.
2〜2.0の間である場合には、コンピュータ26が互
換性を考慮しないかをユーザに問い合わせるとよい。こ
の場合には、コンピュータ26からのデータの中に互換
性を考慮するか否かのデータが含まれ、ディスク記録装
置は、互換性を考慮しない場合に、係数1.2〜2.0
をそのまま設定し、それ以上の場合に、設定不能である
との返答を返せばよい。また、コンピュータ26は係数
をそのままディスク装置に送り、ディスク装置において
係数が1.2〜2.0の場合に、互換性がない記録にな
る旨の情報をコンピュータ26に提供し、コンピュータ
26がユーザに問い合わせ、互換性なしの記録を行うか
否かを設定してもよい。また、このようなチェックをせ
ず、係数1.2〜2.0の場合には、互換性なしの指示
が含まれているとして、係数をそのまま設定してもよ
い。
【0034】また、係数を1未満にしてデータの記録を
行うことで、記録品位を向上させることが可能である。
特に、音楽データなどは高品位で記録したいという要求
があり、係数を1未満にすることで、エラーレートを低
減することができる。
【0035】そして、このようにして、コンピュータ2
6から供給される記憶容量データに基づいて、CPU5
0が記録密度の倍率を決定し、これに基づいて記録アド
レスを演算算出し、算出された記録アドレスに従って、
エンコーダ40が書き込みデータを作成する。
【0036】CPU50は、ATIP情報に基づいて得
られた絶対時間をxとした場合に、y=n(x−m)+
mにより、記録アドレスyを算出する。ここで、nが記
録密度についての倍率であり、1.2倍の記録密度であ
れば1.2である。また、mはATIP情報に基づく絶
対時間における倍率を変えて記録を開始する記録開始ア
ドレスであり、前回の記録データに基づいて決定され
る。
【0037】これによって、エンコーダ40において
は、サブコード中のディスク時間にyを挿入してデータ
を作成する。作成されたデータに基づきディスク10へ
の書き込みが行われるが、この場合、ATIP情報の絶
対時間xに基づいた単位時間当たりにn倍のデータが書
き込まれ、ディスク10への書き込み密度はn倍にな
る。
【0038】このためには、データの書き込みスピード
(エンコーダ40におけるデータ転送スピード)をn倍
にする方法と、ディスクの回転スピードを1/nにする
方法がある。また、この両者の方法を行い、トータルと
しての記録密度をn倍にすることも好適である。例え
ば、データ書き込みスピードを1.1倍とし、スピンド
ル回転数を1/1.05倍にすることで、記録密度自体
は1.16倍になる。
【0039】例えば、CPU50が、予めテーブルを持
っており、コンピュータ26から供給される記録密度の
倍率データに応じて、スピンドル回転数およびエンコー
ダ40からのデータ転送速度を決定し、これについて信
号をウォブルサーボ回路32およびエンコーダ40に送
り、スピンドル回転数および書き込みスピードを制御す
るとよい。
【0040】なお、書き込み密度を上昇するために、読
みとり可能な範囲内で、通常の場合に比べ書き込みスポ
ット径を小さくすることも好適である。
【0041】そして、再生時には、サブコードに書かれ
ている実記録アドレスyを参照する。これより、再生時
において、記録されているデータに基づいて現在時間を
正確に知り、正しいスピードでの再生が行える。
【0042】このように、本実施形態によれば、読み出
されたATIPから記録密度に応じて実記録アドレスを
算出して、記録する。従って、一般に使用されているC
D−R、CD−RWに対し高密度記録が行える。
【0043】ここで、上述のようにして記録されたディ
スクは、基本的に追記ができなくなる。これは、ATI
Pアドレスと、記録データにおけるサブコードのQチャ
ンネルデータ(サブQデータ)の時間情報にずれが生じ
るためである。本実施形態では、この追記を次のように
して可能としている。
【0044】まず、記録中断の場合において、その中断
位置をデータの切りやすい位置に予め決定しておく。例
えば、サブコードブロックのS0/S1同期信号の位置
に決定しておく。このように、記録中断位置は、Ora
ngeBOOK規定ではなく、特開2000−0403
02号公報に記載されているBP(BURN−Proo
f)やデータの切りやすい位置に決定しておく。
【0045】そして、追記する場合には、まず記録済み
データから得られるEFM信号に基づいて、中断位置を
検出する。そして、中断される直前にディスクに記録さ
れたEFM信号の最終フレームの1フレーム前に対応す
るアドレスを検出し、そのアドレスが検出された後に最
初に検出されるフレーム同期信号を基準にしてチャンネ
ルビットをカウントすることにより記録開始位置を検出
する。
【0046】さらに、システム制御に用いられる動作ク
ロックを記録開始位置が検出されるまでピット信号を再
生することにより得られる再生クロックとし、そのシス
テム制御に用いられる動作クロックを記録開始位置が検
出された時点でEFM信号を記録する際に使用する記録
用クロックに切り替え、このクロックに基づいて記録を
行う。
【0047】このように、中断位置は上述のように、例
えばサブコードブロックのS0/S1同期信号の位置に
決定されているため、最終記録位置を検出して、記録デ
ータを用意し、最終フレームの次からデータの書き込み
を行う。
【0048】また、書き込みは自体は、上述と同様に行
う。これによって、プリグルーブからのウォブル信号に
基づいて記録位置を検出しなくても、追記が行える。
【0049】このように、本実施形態においては追記も
可能であるが、空のCDに形成するプリグルーブ自体は
従来通りでよい。このため、同一のCDを各種の記録密
度で利用することができる。
【0050】なお、ディスクアットワンス記録する場合
には、ATIPアドレスを無視して書き続ければよく、
再生の場合には得られたEFM信号から再生スピードを
設定すればよい。
【0051】また、DVDフォーマットのように、ディ
スク上のリードイン領域における絶対時間アドレスが負
の値にならないように、ユーザ記録領域の先頭の絶対時
間アドレスにオフセットアドレスを存在させて記録する
場合がある。すなわち、ユーザ記録領域の先頭アドレス
は、オフセットアドレスから開始される。
【0052】このようなオフセットアドレスが存在する
場合、そのオフセットアドレスをpとすると、z=y+
pで計算されるzが記録アドレスとしてCPU50によ
り演算算出される。そして、この算出された記録アドレ
スzに従って、エンコーダ40が書き込みアドレスデー
タを作成し、このアドレスデータが記録データに付与さ
れる。そこで、付与されたアドレスデータに従って記録
データがディスクに記録される。
【0053】なお、yは、上述のように、ディスクに形
成されたプリグルーブに基づいて生成される絶対時間ア
ドレスをx、記録密度の倍率をn、記録開始アドレスを
mとした場合に、y=n(x−m)+mで計算された、
オフセットアドレスが存在しない場合の記録アドレスで
ある。
【0054】なお、ディスク記録装置では、記録開始前
にディスクから読みとったデータによって、オフセット
アドレスが存在するか否かをCPU50で判定し、オフ
セットアドレスが存在する場合には、y=n(x−m)
+mに従って記録アドレスを計算し、オフセットアドレ
スが存在する場合にはz=y+pで記録アドレスを計算
するように、エンコーダ40を制御する。
【0055】以上のように、本実施形態の装置によれ
ば、ウォブル信号から得られるATIPに基づいて所定
の倍率でデータを書き込む。そこで、通常のCDに比べ
高密度の記録が行える。一方、再生の際には読み出され
るEFM信号のサブQアドレスから読み出しが制御され
るため、線速度一定制御によればディスク回転スピード
が自動的に遅くなり、通常通りの再生が行える。特に、
本実施形態では、オーディオCD(CD−DA)を対象
としており、再生装置の能力にも依存するが、通常のC
Dラジカセなどで再生が可能である。
【0056】なお、CD自体は、高密度記録に対応でき
る精度が高い媒体である必要がある。また、上述の説明
では、光学的な記録媒体のみを採用したが、光磁気ディ
スクなどにも応用することができる。
【0057】特に、本発明によれば、従来から使用され
ている汎用品のディスクを使用して、そのディスクに予
め定められている記録時間ではなく、任意の記録時間に
変更して記録するすることができる。
【0058】また、倍率の設定によって、通常のCD再
生装置との互換性を確保して記録容量の増加が図れる。
また、互換性を無視すれば、記憶容量をさらに増加させ
ることができる。さらに、倍率を1未満として記録容量
を少なくすることで、記録品位を向上させることも可能
である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリグルーブからの絶対時間に対し、所望の倍率、特に
通常のCDとして再生できる範囲内でデータの記録が可
能であり、高密度記録が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 システムの全体構成を示す図である。
【符号の説明】
10 ディスク、18 デコーダ、20 DRAM、3
2 ウォブルサーボ回路、46 ウォブルデモジュレー
タ、48 ATIPデコーダ、50 CPU。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/92 H04N 5/92 J 5/928 H Fターム(参考) 5C052 AA02 AB03 AB04 CC06 DD04 DD06 5C053 FA23 JA21 LA11 5D044 AB05 BC05 BC06 CC06 DE02 DE39 EF05 GK02 GK10 HL16 5D090 AA01 BB04 CC01 CC14 DD03 FF17 GG11 5D110 AA16 AA17 AA27 BB02 CA09 CF05 CJ03 CL02 CL03 DA17 DB02 DC05 DC16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクにデータを記憶させる記憶容量
    についての情報を受信し、受信した情報に基づいて、記
    録密度の倍率nを決定し、 ディスクに形成されたプリグルーブに基づいて生成され
    る絶対時間アドレスをx、記録密度の倍率をn、記録開
    始アドレスをmとした場合に、y=n(x−m)+mで
    計算されるyを記録アドレスとして、ディスクに記録デ
    ータを記録するディスク記録装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置において、 前記受信した記憶容量についての情報と、予め定められ
    ている最大記憶容量を比較する手段を有するディスク記
    録装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置において、 受信した記憶容量についての情報と、予め定められてい
    る最大記憶容量との比較において、最大記憶容量を超え
    ていた場合には、記録不能であることを示すデータを送
    信するディスク記録装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置において、 前記受信した記憶容量についての情報と、予め定められ
    ている2つの最大記憶容量を比較する手段を有するディ
    スク記録装置。
  5. 【請求項5】 ディスクに形成されたプリグルーブに基
    づいて生成される絶対時間アドレスをx、記録密度の倍
    率をn、記録開始アドレスをmとした場合に、ディスク
    上のユーザ記録領域の先頭の絶対時間アドレスにオフセ
    ットアドレスが存在しない場合の記録アドレスをy=n
    (x−m)+mで計算し、前記オフセットアドレスを存
    在させて記録する場合には、そのオフセットアドレスを
    pとして、z=y+pで計算されるzを記録アドレスと
    して、ディスクに記録データを記録するディスク記録装
    置。
  6. 【請求項6】 ディスクにデータを記憶させる記憶容量
    についての情報を受信し、受信した情報に基づいて、記
    録密度の倍率nを決定しディスクに形成されたプリグル
    ーブに基づいて生成される絶対時間アドレスをx、記録
    密度の倍率をn、記録開始アドレスをmとした場合に、
    y=n(x−m)+mで計算されるyを記録アドレスと
    して、記録データが記録されたディスク。
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