JP2002342680A - サーバ、端末、自動取引処理端末、電子マネー決済端末、処理システム、電子マネーの残高補充方法 - Google Patents

サーバ、端末、自動取引処理端末、電子マネー決済端末、処理システム、電子マネーの残高補充方法

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JP2002342680A
JP2002342680A JP2001133513A JP2001133513A JP2002342680A JP 2002342680 A JP2002342680 A JP 2002342680A JP 2001133513 A JP2001133513 A JP 2001133513A JP 2001133513 A JP2001133513 A JP 2001133513A JP 2002342680 A JP2002342680 A JP 2002342680A
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Yoshiaki Sawano
芳明 沢野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにとって利便性の高い電子マネーシス
テムを実現できる処理システム、電子マネーの残高補充
方法等を提供することを目的とする。 【解決手段】 サーバとの間でデータを送受信すること
のできるATMや接続端末において、ユーザが口座に対
する取引や決済のためにキャッシュカード一体型の電子
マネーカードを用いると、電子マネー残高M1を自動補
充する処理を実行する構成とした。さらに、定期補充額
B1や補充期日B2を設定することによって、ユーザの
口座から定期的に一定額をキャッシュカード一体型の電
子マネーカードで用いることのできる電子マネーに繰り
入れる構成とした。加えて、電子マネー残高M1に対し
て補充を行なった後の限度額を設定することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子マネーカード
等への残高補充を行なうときに用いて好適な処理システ
ム、電子マネーの残高補充方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、現金に代わる通貨としての電子マ
ネーの実用化に向けて様々な提案がなされ、一部では運
用等が始められつつある。電子マネーとしては、残高情
報を格納できるIC(Integrated Circuit)カードを用
いたものが有力視されており、さらにこのような電子マ
ネーには、銀行等の金融機関のキャッシュカードと統合
されたものが提案されている。キャッシュカードと統合
された電子マネーにおいては、ATM(Automatic Tell
er Machine)において所定の操作を行なうことにより、
キャッシュカードの口座(ユーザの口座)から電子マネ
ーに対し、残高を補充できようにすることが考えられて
いる。電子マネーには、電子マネー自体に内蔵したIC
チップに残高情報を有したものと、電子マネーを管理す
るサーバ側で各々の電子マネーの残高情報を有している
ものがある。このため、電子マネーに対して残高を補充
する場合には、ATMにおいて、キャッシュカードの口
座からユーザが指定した額を、キャッシュカードの口座
から電子マネー(のICチップ)あるいは電子マネーを
管理するサーバへと振込むような手順を取ることにな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、従来の電子マネーでは、ATMで残高を補充
するための所定の操作を行なう必要があった。このた
め、例えば毎月の給料日毎に、ユーザはATMに赴いて
キャッシュカードの口座から電子マネーの残高への補充
を行なわなければならなかった。また例えばユーザが電
子マネーを用いて買い物をしようとして店舗等に赴き、
代金を支払う段階で残高が不足していることに気付いた
ような場合でも、わざわざATMまで行かなければなら
ないのである。これらは、現金の場合において財布の中
の現金額が少ないためにわざわざATMに赴いて現金を
下ろさなければならないのと何ら変わりが無く、ユーザ
は非常に不便を強いられ、キャッシュレス化による恩恵
を十分に受けているとは言えず、またこのような問題
は、電子マネーの普及を阻害する要因ともなり得る。ま
た、電子マネーにおいては、例えば月間の使用限度額が
予め定められているのが通常である。しかし、この使用
限度額は、一律に、あるいは各ユーザの信用度等に応じ
て、電子マネーを運営する機関側が定めるものであり、
ユーザ側が設定することはできない。
【0004】加えて、上記したようなキャッシュカード
一体型の電子マネーの場合、当然のことながらキャッシ
ュカードに一体となった一枚の電子マネーしかユーザは
保有することができない。しかし、今後、電子マネーの
普及に伴い、例えば親が子供に電子マネーを持たせ、小
遣いを電子マネーへの残高の補充によって行なうような
形態も出現すると考えられる。しかしながら現状の構成
では、上記したような理由から、個々の電子マネーに対
してキャッシュカードの口座から所定額を振り込むよう
な形態しか実現できない。このような形態では、子供が
複数いる場合には複数回の振込み処理を行なわなければ
ならず、手間がかかるばかりか場合によっては振込み手
数料が多くかかってしまう。本発明は、このような技術
的課題に基づいてなされたもので、ユーザにとってより
利便性の高い電子マネーシステムを実現できる処理シス
テム、電子マネーの残高補充方法等を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明の処理システムは、ユーザからの要求を受け付けるA
TMや電子マネー決済を行なう店舗端末等の端末と、こ
の端末との間でデータ通信可能なサーバからなり、ユー
ザの金融機関等の口座から電子マネー用資金を拠出し、
この電子マネー用資金の情報を電子マネー用資金情報格
納手段に格納する。端末にて電子マネーとして用いられ
る電子マネー情報保有媒体を受け付けたときには、補充
額決定手段において決定される補充額を、補充処理実行
手段で電子マネー用資金から電子マネー情報保有媒体の
電子マネー残高に補充するのである。このように、電子
マネー情報保有媒体の電子マネー残高とは別に、ユーザ
の口座から拠出された電子マネー用資金(の情報)をサ
ーバで保持し、ユーザが端末に電子マネーカード等の電
子マネー情報保有媒体を提示したときに、電子マネー用
資金を電子マネー残高に補充するのである。決定された
補充額を電子マネー用資金から電子マネー残高に補充す
るに際しては、ユーザが設定した条件やシステム上で設
定した条件等、所定の条件によって決まる補充額を電子
マネー用資金から減額するとともに、この補充額を電子
マネー残高に加算すれば良い。また、口座から電子マネ
ー用資金へ拠出する額やタイミング、補充後の電子マネ
ー残高の限度額等を設定することもできる。これによ
り、電子マネー用資金を定期的に補充したり、補充後の
電子マネー残高を制限することができるので、管理に役
立つ。なお、これらの設定をユーザが行なうための設定
手段は、端末に設けても良いし、またサーバに対してネ
ットワークを介して接続されるPC(Personal Compute
r)等に設けても良い。
【0006】この処理システムでは、端末の要求受付手
段で受け付けた要求に応じた処理を、要求処理実行手段
で実行することができる。ここで要求に応じた処理とし
ては、ユーザの電子マネー残高から、外部から入力され
る決済額を減額する、いわゆる電子マネー決済処理、ユ
ーザの口座に対する取引処理等がある。ここでこれらの
処理は、処理の内容やシステム構成等に応じ、端末側で
行なう構成とすることもできればサーバ側で行なう構成
とすることもできる。
【0007】また、電子マネー情報保有媒体で有してい
る残高特定情報としては、ユーザの電子マネー残高を示
す情報があり、つまりこの場合は、電子マネーカード等
の電子マネー情報保有媒体自体で電子マネー残高の情報
を記憶しているのである。また、残高特定情報として、
サーバに設けられた電子マネー残高情報格納手段に情報
が格納された電子マネー残高を特定するものもある。こ
れはつまり、電子マネー残高をサーバ側で保持し、電子
マネーカード等の電子マネー情報保有媒体側は、サーバ
の電子マネー残高の情報を引出すためのID等を有して
いるのである。
【0008】さらに、本発明の処理システムは、同一の
口座を特定するための口座特定情報と互いに異なる電子
マネー情報を有した複数の電子マネー情報保有媒体に対
応することもできる。つまり、同一の口座に対し、複数
の電子マネーカード等の電子マネー情報保有媒体を発行
するのである。このとき、複数の電子マネー情報保有媒
体のうち一つについては、要求処理実行手段による取引
処理の実行を行ない、これ以外の残りの電子マネー情報
保有媒体に対しては要求処理実行手段による取引処理の
実行を行なわない。つまり、一つの電子マネー情報保有
媒体では口座に対する取引処理と電子マネー決済処理を
実行でき、残りの電子マネー情報保有媒体では、電子マ
ネー決済処理のみを実行できるのである。このような構
成では、各電子マネー情報保有媒体の電子マネー残高
が、ユーザ自らの口座から拠出される電子マネー資金か
ら補充されるので、例えば口座のユーザが、家族等に小
遣いや各種費用として、電子マネー決済処理を実行でき
る電子マネー情報保有媒体を保持させる場合に好適であ
る。
【0009】本発明のサーバは、電子的な貨幣価値の情
報とユーザを特定するための特定情報を有する電子貨幣
保有媒体を外部の端末で受け付けたときに、特定情報を
外部の端末から受け取り、これに基づいて特定されるユ
ーザが電子貨幣保有媒体で保有する貨幣価値に対して補
充可能な額を取得し、所定の条件に基づき、補充可能な
額の少なくとも一部を電子貨幣保有媒体で保有された貨
幣価値に移行させることができる。このとき、補充可能
な額は、ユーザの金融機関口座の残高であっても良い
が、サーバが金融機関のサーバである場合、ユーザが保
有する金融機関口座の口座残高の少なくとも一部を補充
可能な額に移すこともできる。これにより、補充可能な
額の少なくとも一部を電子貨幣保有媒体で保有された貨
幣価値に移行させるにあたり、金融機関口座から直接移
行させることがなくなる。なお、移行処理部で実行する
処理とは異なる処理、例えば電子貨幣(いわゆる電子マ
ネー)の決済を行なったり口座に対する取引を行なうた
めに電子貨幣保有媒体を外部の端末で受け付けたとき
に、前記処理を実行すれば、ユーザは明示的に補充処理
を行なわなくとも、自動的に電子貨幣保有媒体で保有し
た貨幣価値への補充を受けることができる。
【0010】また、本発明のサーバは、設定値格納部に
設定値が格納された期日に、設定値情報格納部に設定値
が格納された額を口座の残高から電子マネー補充可能額
に移行させることを特徴とすることもできる。これによ
り、電子マネー補充可能額への定期的な補充が行なえる
のである。このサーバは、外部の端末で受け付けた電子
マネーカードの固有情報を外部の端末から受け取ったと
きに、この固有情報に対応するユーザの電子マネー補充
可能額の少なくとも一部を、電子マネーカードの電子マ
ネー残高に移行することもできる。これにより、サーバ
で保持した電子マネー補充可能額から電子マネーカード
の電子マネー残高への補充を行なうことができる。
【0011】本発明の端末は、ユーザの電子マネー補充
可能額に関する情報を格納した外部のサーバに接続可能
で、ユーザの要求に基づき、端末で受け付けた電子マネ
ーカードを用いてなされる決済処理等の所定の処理を第
一処理実行部で実行する。これとともに、端末は、受け
付けた電子マネーカードから電子マネー番号や口座番
号、ID等のユーザを特定するための特定情報を取得し
てこれを外部のサーバに通知し、この特定情報を基に特
定されるユーザの電子マネー補充可能額から電子マネー
残高を補充する処理を第二処理実行部で実行する。この
ように、この端末では、ユーザが要求した処理とは別
に、第二処理実行部によって電子マネー残高の補充処理
が行なわれるのである。
【0012】本発明の自動取引処理端末は、ユーザのキ
ャッシュカード一体型の電子マネーカードから取得され
る口座情報に基づいて特定されるユーザの金融機関口座
に対し、ユーザからの要求に応じた取引処理を実行する
とともに、この金融機関口座から電子マネーカードの残
高への補充処理を実行することを特徴とすることができ
る。このとき、金融機関口座には、電子マネーカードの
残高に補充できる限度額を設定するためのデータを、仮
想口座等の形態で保持することが考えられる。また、補
充処理を実行した後での電子マネーカードの残高の限度
を設定することのできる残高限度設定部を自動取引処理
端末に備えれば、ユーザはこの設定を自動取引端末で行
なうことができる。
【0013】本発明に係る電子マネー決済端末は、電子
マネーカードに対する決済処理を実行するときに、電子
マネーカードから口座特定情報を取得し、この口座特定
情報によって特定される口座から電子マネー残高に対す
る補充処理を実行することを特徴とする。この補充処理
は、電子マネーカードに対する決済処理を実行する前と
後のいずれか一方または双方で実行することができる。
これによりユーザは、電子マネーカードによる決済処理
実行の前や後に、電子マネー残高の補充を受けることが
できるのである。
【0014】本発明の電子マネーの残高補充方法は、ユ
ーザからの処理要求を受けて電子マネー情報格納媒体を
受け付けるステップと、電子マネー情報格納媒体に格納
された電子マネー残高に関する情報および金融機関口座
を特定する情報を取得するステップと、ユーザからの処
理要求に応じ、電子マネー決済処理または金融機関口座
に対しての取引処理を実行するステップと、取得した情
報に基づいて特定されるユーザの金融機関口座からユー
ザの電子マネー残高に対する補充処理を実行するステッ
プと、を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。 [第一の実施の形態]図1は、本実施の形態における電
子マネーシステム(処理システム)の構成を説明するた
めの図である。この図1に示すように、電子マネーシス
テムは、ユーザが口座を有している銀行等の金融機関の
サーバ10と、このサーバ10に対して専用回線等のネ
ットワークを介してオンライン接続されたATM(外部
の端末、端末、自動取引処理端末)20、店舗等に設置
され、デビットカード等の受付が可能でサーバ10に対
して専用回線等のネットワークを介してオンライン接続
された接続端末(外部の端末、端末、電子マネー決済端
末)30、サーバ10に対して接続されていないスタン
ドアローンの非接続端末40とを有している。
【0016】なお、本実施の形態では、ユーザはキャッ
シュカード一体型の電子マネーカード(電子貨幣保有媒
体、電子マネー情報保有媒体)Cを使用し、このキャッ
シュカード一体型の電子マネーカードCにはICチップ
が備えられて、ICチップには、ユーザを特定するため
の特定情報、キャッシュカード一体型の電子マネーカー
ドCに付与された固有情報が格納されている。具体的に
は、ユーザに対して付与された電子マネー番号、ユーザ
の金融機関口座を特定するための情報としての口座番号
等がICチップに格納されているものとする。さらに、
本実施の形態では、このICチップに、電子的な貨幣価
値である電子マネーの残高を示す情報(残高特定情報)
が、ATM20や接続端末30によって書き替え可能に
格納されている。
【0017】サーバ10は、金融機関あるいは金融機関
と提携する電子マネーシステム運営機関等のサーバであ
って、ATM20や接続端末30との間でデータの送受
信を行なうデータ送受信部11、ユーザの口座に対する
取引を処理する口座取引処理部(第一処理実行部、取引
実行部、要求処理実行手段)12、電子マネー残高に対
しての自動的な補充を制御する自動補充処理部(移行処
理部、補充処理部、補充額決定手段、補充処理実行手
段)14、ユーザの口座に関する取引や残高(以下、口
座残高と称する)等の口座に関するデータ、ユーザの電
子マネーの残高(以下、電子マネー残高と称する)等の
電子マネーに関するデータ、ユーザの口座番号や暗証番
号、電子マネー番号等のユーザに関するデータが格納さ
れるデータベース(補充可能額情報格納部、口座情報格
納部、設定情報格納部、限度額情報格納部、使用可能額
情報格納部、設定値格納部、電子マネー用資金情報格納
手段)16を有している。ここで、口座取引処理部12
は、通常の口座に対する取引処理、すなわち、ATM2
0におけるユーザからの要求に基づく口座に対する入出
金や振込み等の処理の他、接続端末30におけるデビッ
トカードの使用による口座からの出金決済処理等も行な
う。
【0018】ATM20は、通常のATMと同様、サー
バ10に対してデータを送受信するデータ送受信部(情
報受取部)21、ユーザの口座に対する各種取引要求を
タッチパネル等への入力によって受け付ける口座取引受
付部(要求受付手段)22を備え、さらに、キャッシュ
カード一体型の電子マネーカードCのICチップに対
し、情報の読み書きを行なうカード情報読み書き部(特
定情報取得部、口座情報取得部、電子マネー残高特定手
段)23を備えている。
【0019】口座取引受付部22では、ユーザがキャッ
シュカード一体型の電子マネーカードC(この場合はキ
ャッシュカードとして用いられる)をATM20に投入
し、所定の操作を行なうことにより、ユーザの口座に対
する入出金、他口座への振込み、残高照会等の各種取引
要求を受け付ける。このとき、カード情報読み書き部2
3において、キャッシュカード一体型の電子マネーカー
ドCのキャッシュカード番号とともに、電子マネーカー
ド番号、電子マネー残高を読み取る。そして、受け付け
た取引要求は、キャッシュカード番号、電子マネーカー
ド番号とともに、データ送受信部21を介してサーバ1
0に転送され、サーバ10側の口座取引処理部12にお
いて、取引要求に応じた処理が実行されるようになって
いる。さらに、サーバ10側で実行された処理の結果が
データ送受信部11からATM20のデータ送受信部2
1に転送され、ATM20では、処理の結果に応じた表
示あるいは現金の入金・出金等を行なうようになってい
る。
【0020】さらにこのATM20は、電子マネー補充
処理部(第二処理実行部、補充処理実行部)24が備え
られている。この電子マネー補充処理部24では、ユー
ザが上記したような各種取引を行なうためにキャッシュ
カード一体型の電子マネーカードCをATM20に投入
すると、後述の如く電子マネーカードCに対して電子マ
ネー残高の補充を自動的に行なうようになっている。
【0021】接続端末30は、サーバ10に対してデー
タを送受信するデータ送受信部(情報受取部)31、デ
ビットカード(デビットカードの運用に登録した金融機
関、例えばサーバ10を有した金融機関のキャッシュカ
ード)を受け付けて決済処理を行なうデビットカード決
済処理部(第一処理実行部)32、通常の電子マネーや
キャッシュカード一体型の電子マネーカードCを受け付
けて決済処理を行なう電子マネー決済処理部(第一処理
実行部)33を備えている。接続端末30は、キャッシ
ュカード一体型の電子マネーカードCのICチップに対
し、情報の読み書きを行なうカード情報読み書き部(特
定情報取得部、口座情報取得部、電子マネー残高特定手
段)34を備えている。このカード情報読み書き部34
では、ユーザからキャッシュカード一体型の電子マネー
カードC、あるいは電子マネーカードとしての機能を有
さないキャッシュカードをデビットカードとして受け付
けたときに、キャッシュカードの番号すなわちユーザの
口座番号を読み取る。そして、デビットカード決済処理
部32は、データ送受信部31を介してサーバ10に口
座番号と決済額を通知する。サーバ10側では、口座取
引処理部12において、通知された口座番号によって特
定されるユーザの口座に対し、通知された決済額の決済
処理を実行し、ユーザの口座の残高を決済額分だけ減額
する。
【0022】また、接続端末30のカード情報読み書き
部34は、ユーザからキャッシュカード一体型の電子マ
ネーカードC、あるいはキャッシュカード一体型ではな
い電子マネーカードを電子マネー決済用として受け付け
たときに、電子マネー番号と電子マネー残高を読み取
る。そして、電子マネー決済処理部33は、受け付けた
キャッシュカード一体型の電子マネーカードCあるいは
単なる電子マネーカードに対し、決済処理を行ない、ユ
ーザの電子マネー残高を決済額分だけ減額する。さらに
この接続端末30には、電子マネー補充処理部(第二処
理実行部、補充処理実行部)35が備えられている。こ
の電子マネー補充処理部35では、電子マネー決済処理
部33における決済のためにキャッシュカード一体型の
電子マネーカードCをユーザから受け付けた場合に、キ
ャッシュカード一体型の電子マネーカードCの電子マネ
ー番号あるいは口座番号と電子マネー残高を読み取って
データ送受信部31からサーバ10のデータ送受信部1
1に送信し、後に詳述するようにして電子マネー残高の
補充を自動的に行なう。
【0023】また、非接続端末40は、例えばデビット
カードを受け付けない店舗の端末や自動販売機等であ
り、これらはATM20や接続端末30のようにサーバ
10との間でデータを送受信するデータ送受信部21、
31を有しておらず、キャッシュカード一体型の電子マ
ネーカードCあるいは通常の電子マネーを受け付け、決
済額に応じた電子マネー残額の減額処理を行なう電子マ
ネー決済処理部41を備えている。
【0024】さて、上記したようなATM20の電子マ
ネー補充処理部24や接続端末30の電子マネー補充処
理部35において、キャッシュカード一体型の電子マネ
ーカードCを受け付けたときにその電子マネー残高を自
動的に補充するため、サーバ10には前記自動補充処理
部14が備えられている。特に本実施の形態では、接続
端末30においてキャッシュカード一体型の電子マネー
カードCを受け付けたときに、自動補充処理部14は、
決済処理前と決済処理後にそれぞれ電子マネー残高の補
充を自動的に行なう。
【0025】さらに、自動補充処理部14では、キャッ
シュカード一体型の電子マネーカードCに対して、図2
に示すように、電子マネー残高を定期的に補充する定期
補充額(移行額、移行させる額、拠出する金額)B1、
電子マネー残高M1に対して毎月残高を補充する補充期
日(移行期日、期日、拠出するタイミング)B2、電子
マネー残高の自動的な補充を行なうときに補充後の電子
マネー残高M1の限度を設定する自動補充限度額(限度
額)B3等、が設定できるようになっている。なお、こ
れらの設定をユーザが行なうための設定手段、残高限度
設定部は、ATM20や接続端末30に設けても良い
し、またサーバ10に対してネットワークを介して接続
されるPC等に設けても良い。
【0026】具体例を挙げれば、ユーザが、定期補充額
B1に5000円、補充期日B2に毎月25日と設定す
ると、ユーザの電子マネーに対し、毎月25日に500
0円が補充される。ここで、ユーザの電子マネーに対
し、補充期日B2:毎月25日に自動的に定期補充額B
1:5000円を補充するのではなく、補充期日B2:
毎月25日以降に初めて電子マネー残高M1の補充が行
なわれる際に補充を行なう構成とすることもできる。ま
た、自動補充限度額B3に例えば1000円と設定すれ
ば、自動補充処理部14において電子マネー残高M1へ
の自動的な補充を行なうときには、補充後の電子マネー
残高M1が最大限1000円となるように補充がなされ
るのである。
【0027】図3は、サーバ10のデータベース16に
格納されるデータの一例を示すものであり、ユーザ毎
に、定期補充額B1、補充期日B2、自動補充限度額B
3等の設定情報の他、金融機関の口座の残高A1が保持
されている。また、本実施の形態では、サーバ10は、
電子マネー残高M1への補充を行なう度に補充額をユー
ザの口座から引落す構成となっており、このため、サー
バ10のデータベース16には、定期補充額B1や自動
補充限度額B3に基づいて決まる電子マネー残高M1へ
の口座からの補充可能額(補充可能な額、電子マネー補
充可能額、電子マネー用資金)B4がさらに保持されて
おり、この補充可能額B4は、口座の残高A1に含まれ
ている。
【0028】次に、具体例を用いつつ、サーバ10にお
ける電子マネーの残額管理処理について説明する。図4
は、定期補充額B1および補充期日B2の設定に基づい
てサーバ10で実行される定期補充処理の流れを示すも
のである。自動補充処理部14においては、毎日所定の
タイミングでデータベース16に格納されている補充期
日B2のデータを参照し、サーバ10の内部で保持して
いる時刻情報等に基づいて、その時点の日付が補充期日
B2であるか否かを判定する(ステップS101)。そ
の結果、補充期日B2ではない場合には、この処理を完
了し、補充期日B2である場合には、補充可能額B4に
定期補充額B1を加算する(ステップS102)。この
状態では、口座の残高A1から電子マネー残高M1に対
しての補充可能額B4がデータ上で更新されるのみで、
実際の口座の残高A1、およびキャッシュカード一体型
の電子マネーカードCの電子マネー残高M1は変化しな
い。なお、上記のように、毎日所定のタイミングで補充
期日B2であるか否かをチェックするのではなく、AT
M20あるいは接続端末30でキャッシュカード一体型
の電子マネーカードCを受け付けたときに、ステップS
101〜S102の処理を実行することも可能である。
すなわち、ATM20あるいは接続端末30でユーザの
キャッシュカード一体型の電子マネーカードCを受け付
けたときには電子マネーカード番号を読み取り、これを
ATM20のデータ送受信部21あるいは接続端末30
のデータ送受信部31から、サーバ10のデータ送受信
部11を介し、自動補充処理部14に通知する。電子マ
ネーカード番号の通知を受けた自動補充処理部14で
は、データベース16を参照し、通知された電子マネー
カード番号に対応したユーザのデータ(図2参照)を取
得する。そして、補充期日B2のデータを参照し、サー
バ10の内部で保持している時刻情報等に基づいて、そ
の時点で補充期日B2を過ぎているか否かを判定する
(ステップS101に代わる処理)。その結果、補充期
日B2を過ぎている場合には、ステップS102にて、
補充可能額B4に定期補充額B1を加算するのである。
【0029】図2を参照しつつ、上記の処理の具体例を
示すと、図2の(1)に示した初期状態(電子マネー残
高M1:200円、口座の残高A1:100000円、
電子マネーの補充可能額B4:512円)で補充期日B
2を迎えた場合(補充期日B2になった時点、あるいは
補充期日B2以降初めてキャッシュカード一体型の電子
マネーカードCをATM20あるいは接続端末30で受
け付けた時点)、補充可能額B4:512円に定期補充
額B1:5000円を加算し、補充可能額B4:551
2円に更新するのである。
【0030】さて、ATM20や接続端末30でキャッ
シュカード一体型の電子マネーカードCを受け付けた場
合には、電子マネー残高M1の自動補充を行なうことを
前記したが、ここで、図5を用い、自動補充の処理の流
れを説明する。ATM20の電子マネー補充処理部24
や接続端末30の電子マネー補充処理部35においてキ
ャッシュカード一体型の電子マネーカードCを受け付け
ると、電子マネーカード番号と電子マネー残高M1を読
み取り、これをデータ送受信部31からサーバ10のデ
ータ送受信部11を介し、自動補充処理部14に通知す
る。電子マネーカード番号の通知を受けた自動補充処理
部14では、データベース16を参照し、通知された電
子マネーカード番号に対応したユーザの口座情報のデー
タ(図2参照)を取得する(ステップS201)。そし
て、電子マネー残高M1と取得したデータ中に含まれる
自動補充限度額B3との関係が、 M1<B3 という条件を満たすか否かを判断し(ステップS20
2)、この条件を満たさない場合にはこの時点での補充
が不要であるとして処理を終了する。一方、条件を満た
す、つまり電子マネー残高M1が自動補充限度額B3未
満である場合、補充すべき額Xを、 X=M1−B3 という式によって求める(ステップS203)。
【0031】そして、ここで求めた補充すべき額Xと補
充可能額B4との関係が、 X<B4 という条件を満たすか否かを判断し(ステップS20
4)、その結果、条件を満たす場合にはそのまま次のス
テップS206に進み、条件を満たさない場合には、補
充すべき額Xよりも補充可能額B4が少ないので、補充
すべき額Xを補充可能額B4に更新する(ステップS2
05)。次いで、補充すべき額Xと口座の残高A1を比
較し、 X<A1 という条件を満たすか否かを判断し(ステップS20
6)、その結果、条件を満たす場合にはそのまま次のス
テップS208に進み、条件を満たさない場合には、補
充すべき額Xよりも口座の残高A1が少ないので、補充
すべき額Xを口座の残高A1に更新する(ステップS2
07)。しかる後、最終的に求められた補充すべき額X
を、ATM20の電子マネー補充処理部24や接続端末
30の電子マネー補充処理部35に通知する。これら電
子マネー補充処理部24あるいは35では、補充すべき
額Xをキャッシュカード一体型の電子マネーカードCの
電子マネー残高M1に加算し、カード情報読み書き部2
3あるいは34においてICチップに書き込まれている
電子マネー残高M1を加算後の数値に書き替える。これ
により、電子マネー残高M1は、最大限で自動補充限度
額B3と同額まで自動補充される。これに伴い、サーバ
10側において、口座の残高A1および補充可能額B4
から補充すべき額Xを減算し、減算後の口座の残高A1
および補充可能額B4のデータをデータベース16に格
納する(ステップS208)。
【0032】図6は、ATM20においてユーザが口座
に対する各種取引を行なうためにキャッシュカード一体
型の電子マネーカードCを投入したときに行なわれる電
子マネー残高M1への自動補充処理の流れを示すもので
ある。ATM20でキャッシュカード一体型の電子マネ
ーカードCを受け付けると、ATM20では口座番号と
電子マネーカード番号を読み取り、これらをデータ送受
信部21からサーバ10のデータ送受信部11を介し、
自動補充処理部14に通知する(ステップS301)。
これを受けたサーバ10では、口座取引処理部12が口
座番号を基にユーザの口座を特定し、特定された口座に
対してユーザの要求に応じた取引処理(異なる処理)を
実行する(ステップS302)。
【0033】一方、電子マネーカード番号の通知を受け
た自動補充処理部14では、通知された電子マネーカー
ド番号を基に、図5に示した一連の自動補充処理を実行
する。これにより、キャッシュカード一体型の電子マネ
ーカードCに対し、必要があれば電子マネー残高M1が
最大限で自動補充限度額B3まで自動補充される(ステ
ップS303)。続くステップS304では、図7に示
すように、ATM20に備えられた表示部25の表示画
面に対し、口座の残高A1、電子マネー残高M1、補充
可能額B4等の残高情報を表示する(ステップS30
4)。
【0034】図8は、接続端末30の設置されている店
舗等においてユーザが購入する商品の代金決済等を行な
うときに行なわれる電子マネー残高M1への自動補充処
理の流れを示すものである。接続端末30でキャッシュ
カード一体型の電子マネーカードCを受け付けると、電
子マネーカード番号を読み取り、これをデータ送受信部
31からサーバ10のデータ送受信部11を介し、自動
補充処理部14に通知する(ステップS401)。電子
マネーカード番号の通知を受けた自動補充処理部14で
は、通知された電子マネーカード番号を基に、図5に示
した一連の自動補充処理を実行する。これにより、購入
(決済)前の段階で、キャッシュカード一体型の電子マ
ネーカードCに対し、必要があれば電子マネー残高M1
が最大限で自動補充限度額B3まで自動補充される(ス
テップS402)。
【0035】続いて、接続端末30においては、受け付
けているキャッシュカード一体型の電子マネーカードC
に対し、決済処理を行なう。これにはまず、電子マネー
残高M1が決済すべき額以上であるか否かを判断する
(ステップS403)。そして、電子マネー残高M1が
不足する場合には、残高不足であるとして決済を中止す
る(ステップS404)。一方、ステップS403の条
件を満たす場合には、電子マネー残高M1から決済すべ
き額を減算し、決済処理(電子マネー決済処理、異なる
処理)を行なう(ステップS405)。この決済処理自
体については、従来の決済手段と何ら代わりが無い。
【0036】このようにしてステップS405で決済を
行なった後には、接続端末30の読取った電子マネーカ
ード番号をサーバ10に通知し、サーバ10の自動補充
処理部14による図5に示した一連の自動補充処理の実
行を受ける。これにより、購入(決済)後の段階で、キ
ャッシュカード一体型の電子マネーカードCに対し、電
子マネー残高M1が最大限で自動補充限度額B3まで自
動補充される(ステップS406)。
【0037】図9は、非接続端末40においてユーザが
購入する商品の代金決済等を行なうときに行なわれる処
理の流れを示すものである。非接続端末40において
は、ユーザから受け付けたキャッシュカード一体型の電
子マネーカードCに対し、決済処理を行なう。これには
まず、キャッシュカード一体型の電子マネーカードCか
ら電子マネー残高M1を読み取る(ステップS50
1)。次いで、電子マネー残高M1が決済すべき額以上
であるか否かを判断する(ステップS502)。そし
て、電子マネー残高M1が不足する場合には、残高不足
であるとして決済を中止する(ステップS503)。一
方、ステップS501の条件を満たす場合には、電子マ
ネー残高M1から決済すべき額を減算し、決済を行なう
(ステップS504)。この非接続端末40において
は、サーバ10に対するデータ送受信手段を有さないた
め、電子マネー残高M1の自動補充は行なわない。
【0038】ここで、ユーザが、上記ATM20、接続
端末30、非接続端末40を利用することによって行な
われる電子マネー残高M1の処理の具体例を示す。ま
ず、例えば前記した図2の(2)の、電子マネー残高M
1に対する定期補充を行なった後、ユーザが接続端末3
0を設置した店舗等においてキャッシュカード一体型の
電子マネーカードCを用いて決済を行なったとする。す
ると、接続端末30で受け付ける前の段階(図2の
(2)の状態)で電子マネー残高M1:200円であっ
たキャッシュカード一体型の電子マネーカードCに対
し、接続端末30におけるステップS402の処理によ
り、図5に示した一連の自動補充処理がサーバ10側で
実行され、図2の(3)の状態となる。すなわち、自動
補充限度額B3:1000円と電子マネー残高M1:2
00円の差額:800円が補充すべき額Xとして加算さ
れ、キャッシュカード一体型の電子マネーカードCの電
子マネー残高M1:1000円となる。これに伴い、口
座の残高A1:100000円および補充可能額B4:
5512円から補充すべき額X:800円が減算され、
口座の残高A1:99200円、補充可能額B4:47
12円となる。
【0039】続いて、接続端末30において、例えば代
金:550円の商品を購入するための決済を行なう(ス
テップS405に相当)と、図2の(4)に示すよう
に、電子マネー残高M1:450円となる。この時点
で、決済処理自体はキャッシュカード一体型の電子マネ
ーカードCと接続端末30との間の処理で完結する。そ
して、ステップS406にて、購入後の自動補充が行な
われることによって、キャッシュカード一体型の電子マ
ネーカードCに対し、図2の(5)に示すように、電子
マネー残高M1:450円が自動補充限度額B3:10
00円と等しくなるまでの差額:550円の補充が行な
われ、これに伴ない、口座の残高A1:98650円お
よび補充可能額B4:4162円となる。
【0040】この後、ユーザが自動販売機等の非接続端
末40において、例えば120円の商品の購入にキャッ
シュカード一体型の電子マネーカードCを用いたとす
る。すると、非接続端末40にて、代金:120円の決
済が行なわれ(ステップS504に相当)、図2の
(6)に示すように、電子マネー残高M1:880円と
なる。この時点で、決済処理自体はキャッシュカード一
体型の電子マネーカードCと非接続端末40との間の処
理で完結する。
【0041】そして、ユーザがATM20において、例
えばユーザの口座の残高照会等の取引のためにキャッシ
ュカード一体型の電子マネーカードCを用いたとする。
すると、ATM20において、取引時の自動補充が行な
われることによって、キャッシュカード一体型の電子マ
ネーカードCに対し、図2の(7)に示すように、電子
マネー残高M1:880円が自動補充限度額B3:10
00円となるまでの差額:120円の補充が行なわれ、
これに伴い、口座の残高A1:98530円および補充
可能額B4:4042円となる。
【0042】上述したように、サーバ10との間でデー
タを送受信するためのデータ送受信部21、31を備え
るATM20、接続端末30において、ユーザが口座に
対する取引や決済のためにキャッシュカード一体型の電
子マネーカードCを用いると、サーバ10側において電
子マネー残高M1を自動補充する処理を実行する。これ
により、ユーザは、わざわざ電子マネー残高M1の補充
のためにATM20等に赴く必要がなくなり、ユーザに
対する利便性を大幅に向上させ、ユーザはキャッシュレ
ス化による恩恵を十分に受けることができる。その結
果、電子マネーの普及を促進することが可能となるので
ある。さらに、ユーザが定期補充額B1や補充期日B2
を設定することができるので、生活費や小遣い等として
一定額を電子マネー残高M1に定期的に自動的に繰り入
れることができる。加えて、自動補充限度額B3を設定
することのできる構成としたので、これによって、電子
マネーを運営する機関で定める使用限度額とは別に、キ
ャッシュカード一体型の電子マネーカードCの電子マネ
ー残高M1を常に自動補充限度額B3以下に維持するこ
とが可能となる。また補充可能額B4が不足しない限り
常に自動補充限度額B3まで補充されるので、ユーザに
とっては保持している電子マネー残高M1を把握しやす
いという利点もある。また、万が一キャッシュカード一
体型の電子マネーカードCを落としたりした場合にも、
即座に金融機関や電子マネーを運営する機関に連絡を取
り、自動補充処理を停止するよう要求しさえすれば、損
害額を自動補充限度額B3以下である電子マネー残高M
1のみに抑えることもできる。
【0043】ところで、既存のATMやデビットカード
を受け付け可能な端末等は、口座に対する取引や決済を
行なうために、金融機関のサーバ10に元々接続されて
いる。したがって、上記自動補充処理を実行するための
コンピュータプログラムを既存のATM、端末、サーバ
に導入しさえすれば、上述したようなATM20、接続
端末30、サーバ10からなる構成を実現できる。した
がって、ハードウェアを大幅に入れ替える等の大規模な
投資を要することなく、最小限のコストと時間で上記構
成を実現し、上記したような各効果を奏することが可能
となるのである。
【0044】[第二の実施の形態]次に、第二の実施の
形態として、サーバ10側において仮想口座を用いて電
子マネー残高M1を管理する場合の例を挙げる。ここ
で、上記第一の実施の形態とは、サーバ10側における
データの管理手法が異なるのみであり、ATM20、接
続端末30、非接続端末40の構成や、ATM20およ
び接続端末30においてキャッシュカード一体型の電子
マネーカードCの電子マネー残高M1に対する自動補充
を行なう方法等は同様である。このため以下の説明で
は、上記第一の実施の形態との相違点を中心として説明
を行ない、共通する構成については同符号を付して説明
を省略する。図1に示したサーバ10において、データ
ベース(補充可能額情報格納部、口座情報格納部、設定
情報格納部、限度額情報格納部、使用可能額情報格納
部、設定値格納部、電子マネー用資金情報格納手段)1
6’には、図10および図11に示すように、ユーザの
口座に関する情報としての口座の残高A2、電子マネー
残高M1に対する自動補充設定情報としての定期補充額
B1、補充期日B2、自動補充限度額B3、電子マネー
残高M1を管理する仮想口座情報としての仮想口座の残
高(補充可能な額、電子マネー補充可能額、電子マネー
用資金)B5、がそれぞれ格納されている。
【0045】ここで、仮想口座の残高B5は、実質的に
は上記第一の実施の形態における補充可能額B4と同様
である。上記第一の実施の形態との最大の相違点は、上
記第一の実施の形態では、口座の残高A1(図2参照)
が、口座から電子マネー残高M1に対して補充がなされ
るときに変動するのに対し、本第二の実施の形態では、
補充期日B2に実際の口座の残高A2から仮想口座の残
高B5に定期補充額B1を補充するときに口座の残高A
2が変動し、この定期的な補充時以外の電子マネー残高
M1に対する自動補充時には、あくまでも仮想口座の残
高B5が変動する点である。つまり、電子マネー管理用
口座を実際の口座とは別に持つのと同様の構成となるの
である。
【0046】図12は、定期補充額B1および補充期日
B2の設定に基づいてサーバ10で実行される定期補充
処理の流れを示すものである。自動補充処理部14にお
いては、毎日所定のタイミングでデータベース16’に
格納されている補充期日B2のデータを参照し、サーバ
10の内部で保持している時刻情報等に基づいて、その
時点の日付が補充期日B2であるか否かを判定する(ス
テップS601)。その結果、補充期日B2ではない場
合には、この処理を完了し、補充期日B2である場合に
は、ステップS602に進む。
【0047】ステップS602では、実際の口座の残高
A2が定期補充額B1以上であるか否かを判定する。そ
の結果、口座の残高A2が定期補充額B1未満である場
合には、口座の残高A2の全額を仮想口座の残高B5に
加算し、口座の残高A2を0円とする(ステップS60
3)。一方、実際の口座の残高A2が定期補充額B1以
上であった場合、仮想口座の残高B5に定期補充額B1
を加算する。これに伴い、口座の残高A2から定期補充
額B1を減算する(ステップS604)。なお、この場
合も上記第一の実施の形態と同様、毎日所定のタイミン
グで補充期日B2であるか否かをチェックするのではな
く、ATM20あるいは接続端末30でキャッシュカー
ド一体型の電子マネーカードCを受け付けたときに、ス
テップS601〜S604の処理を実行することも可能
である。
【0048】図13は、ATM20の電子マネー補充処
理部24や接続端末30の電子マネー補充処理部35に
おいてキャッシュカード一体型の電子マネーカードCを
受け付けたときに行なわれる、電子マネー残高M1への
自動補充処理の流れを示すものである。この図13に示
すように、ATM20や接続端末30でキャッシュカー
ド一体型の電子マネーカードCを受け付けると電子マネ
ーカード番号と電子マネー残高M1を読み取り、ATM
20のデータ送受信部21や接続端末30のデータ送受
信部31を介してサーバ10に接続した後、電子マネー
カード番号と電子マネー残高M1をサーバ10に通知す
る。通知を受けたサーバ10では、自動補充処理部14
がデータベース16’を参照し、通知された電子マネー
カード番号に対応したユーザの口座情報のデータ(図1
0、図11参照)を取得する(ステップS701)。そ
して、電子マネー残高M1と取得したデータ中に含まれ
る自動補充限度額B3との関係が、 M1<B3 という条件を満たすか否かを判断し(ステップS70
2)、この条件を満たさない場合にはこの時点での補充
が不要であるとして処理を終了する。一方、条件を満た
す、つまり電子マネー残高M1が自動補充限度額B3未
満である場合、補充すべき額Xを、 X=M1−B3 という式によって求める(ステップS703)。
【0049】そして、ここで求めた補充すべき額Xと仮
想口座の残高B5との関係が、 X<B5 という条件を満たすか否かを判断し(ステップS70
4)、その結果、条件を満たす場合にはそのまま次のス
テップS706に進み、条件を満たさない場合には、補
充すべき額Xよりも仮想口座の残高B5が少ないので、
補充すべき額Xを仮想口座の残高B5に更新する(ステ
ップS705)。しかる後、最終的に求められた補充す
べき額Xを、ATM20の電子マネー補充処理部24や
接続端末30の電子マネー補充処理部35に通知する。
これら電子マネー補充処理部24あるいは35では、補
充すべき額Xをキャッシュカード一体型の電子マネーカ
ードCの電子マネー残高M1に加算し、カード情報読み
書き部23あるいは34においてICチップに書き込ま
れている電子マネー残高M1を加算後の数値に書き替え
る。これにより、電子マネー残高M1は、最大限で自動
補充限度額B3と同額まで自動補充される。これに伴
い、サーバ10側において、仮想口座の残高B5から補
充すべき額Xを減算し、減算後の仮想口座の残高B5の
データをデータベース16’に格納する。本実施の形態
の構成によれば、ここで実際の口座の残高A2は、何ら
の影響を受けない。
【0050】図10は、本実施の形態における処理の具
体例である。図10の(1)に示した初期状態(電子マ
ネー残高M1:200円、定期補充額B1:5000
円、補充期日B2:毎月25日、自動補充限度額B3:
1000円、口座の残高A2:100000円、仮想口
座の残高B5:512円)で補充期日B2を迎えた場合
(補充期日B2になった時点、あるいは補充期日B2以
降初めてキャッシュカード一体型の電子マネーカードC
をATM20または接続端末30で受け付けた時点)、
図10の(2)に示すように、仮想口座の残高B5:5
12円に定期補充額B1:5000円を加算し、仮想口
座の残高B5:5512円に更新する。これに伴って実
際の口座の残高A2:100000円から定期補充額B
1:5000円が減算され、口座の残高A2:9500
0円となる。
【0051】このように電子マネー残高M1に対する定
期補充を行なった後、ユーザが接続端末30を設置した
店舗等においてキャッシュカード一体型の電子マネーカ
ードCを用いて決済を行なったとする。すると、接続端
末30で受け付ける前の段階(図10の(2)の状態)
で電子マネー残高M1:200円であったキャッシュカ
ード一体型の電子マネーカードCに対し、接続端末30
におけるステップS402の処理により、図13に示し
た一連の自動補充処理がサーバ10側で実行され、図1
0の(3)の状態となる。すなわち、自動補充限度額B
3:1000円と電子マネー残高M1:200円の差
額:800円が補充すべき額Xとして加算され、キャッ
シュカード一体型の電子マネーカードCの電子マネー残
高M1:1000円となる。これに伴い、仮想口座の残
高B5:5512円から補充すべき額X:800円が減
算され、仮想口座の残高B5:4712円となる。続い
て、接続端末30において、例えば代金:550円の商
品を購入するための決済を行なうと、図2の場合と同
様、図10の(4)に示すように、電子マネー残高M
1:450円となる。この時点で、決済処理自体はキャ
ッシュカード一体型の電子マネーカードCと接続端末3
0との間の処理で完結する。そして、購入後の自動補充
が行なわれることによって、キャッシュカード一体型の
電子マネーカードCに対し、図10の(5)に示すよう
に、電子マネー残高M1:450円が自動補充限度額B
3:1000円となるまでの差額:550円の補充が行
なわれ、これによって仮想口座の残高B5:4162円
となる。
【0052】この後、ユーザが自動販売機等の非接続端
末40において、例えば120円の商品の購入にキャッ
シュカード一体型の電子マネーカードCを用いたとす
る。すると、非接続端末40にて、代金:120円の決
済が行なわれ、図10の(6)に示すように、電子マネ
ー残高M1:880円となる。この時点で、決済処理自
体はキャッシュカード一体型の電子マネーカードCと非
接続端末40との間の処理で完結する。
【0053】そして、ユーザがATM20において、例
えばユーザの口座の残高照会等の取引のためにキャッシ
ュカード一体型の電子マネーカードCを用いたとする。
すると、ATM20において、購入後の自動補充が行な
われることによって、キャッシュカード一体型の電子マ
ネーカードCに対し、図10の(7)に示すように、電
子マネー残高M1:880円が自動補充限度額B3:1
000円となるまでの差額:120円の補充が行なわ
れ、これによって仮想口座の残高B5:4042円とな
る。図14は、このようにATM20において取引を行
なったときに表示部25の表示画面に表示される内容の
一例であり、表示画面には、口座の残高A2、電子マネ
ー残高M1、仮想口座の残高B5等の残高情報が表示さ
れる。
【0054】上述したような構成によれば、上記第一の
実施の形態と全く同様の効果が得られるのに加え、サー
バ10で、実際の口座とは別に電子マネー残高M1を管
理するための仮想口座を設ける構成とした。上記第一の
実施の形態では、図2に示したように、補充可能額B4
によって電子マネー残高M1の管理自体は同様に行なわ
れるものの、実際の口座の残高A1には、この補充可能
額B4が含まれた構成となっている。従って、口座の残
高A1を一見しただけでは、電子マネー残高M1を含ま
ない実質的な口座の残高内容を掌握するのは困難となる
こともある。これに対し、本第二の実施の形態では、実
際の口座とは別に電子マネー残高M1を管理するための
仮想口座を設けたので、仮想口座の残高B5と実際の口
座の残高A2を見るだけで残高内容を確実に掌握するこ
とができ、ユーザにとって有益なサービスを提供するこ
とが可能となる。
【0055】[第三の実施の形態]次に、第三の実施の
形態として、一つの口座に対し、複数の電子マネーカー
ドを発行する場合の例を示す。なお、以下の説明におい
て、上記第一または第二の実施の形態と共通する構成に
ついては同符号を付し、その説明を省略する。図15に
示すように、金融機関は、ユーザの口座に対し、キャッ
シュカード一体型の電子マネーカードC以外に、電子マ
ネーカード(電子貨幣保有媒体、電子マネー情報保有媒
体)Dを発行する。ここで、キャッシュカード一体型の
電子マネーカードCは、上記第一または第二の実施の形
態で示したキャッシュカード一体型の電子マネーカード
Cそのものであり、ATM20や接続端末30において
取引や決済を行なう際に、電子マネー残高M1に対する
自動補充処理を受けることができる。
【0056】一方、電子マネーカードDは、いわゆるキ
ャッシュカード機能を有さない、つまりユーザの口座に
対する入出金等の取引を行なうことはできず、電子マネ
ー決済機能のみを有するものとする。ただし、この電子
マネーカードDは、キャッシュカード一体型の電子マネ
ーカードCとは別の、この電子マネーカードDにおける
電子マネー残高(電子マネー情報)M1、キャッシュカ
ード一体型の電子マネーカードCを保有するユーザの口
座番号(同一の口座を特定するための口座特定情報)、
あるいはデータベース16で保持している補充可能額B
4のデータ、あるいはデータベース16’で保持してい
る仮想口座の残高B5を特定するための特定情報を有し
ている。電子マネーカードDに対しては、キャッシュカ
ード一体型の電子マネーカードCとは別に、定期補充額
B1、補充期日B2、自動補充限度額B3が設定され、
これら電子マネーカードDに設定された定期補充額B
1、補充期日B2、自動補充限度額B3のデータは、デ
ータベース16あるいは16’に格納される。なお、電
子マネーカードDは、ユーザからの請求に応じ複数枚が
発行され、電子マネーカードD一枚毎に、定期補充額B
1、補充期日B2、自動補充限度額B3を個別に設定す
ることができる。
【0057】接続端末30は、電子マネーカードDを受
け付けたときに、前記特定情報を読み取り、これをサー
バ10に通知する。サーバ10では、通知された特定情
報を基に、データベース16に格納された補充可能額B
4あるいはデータベース16’に格納された仮想口座の
残高B5を取り出し、上記第一または第二の実施の形態
で示したキャッシュカード一体型の電子マネーカードC
に対するものと全く同様の自動補充処理を行なうのであ
る。
【0058】上述したような構成によれば、口座に対す
るキャッシュカード機能を有さない電子マネーカードD
を発行し、サーバ10との間でデータを送受信するため
のデータ送受信部31を備える接続端末30において、
ユーザが決済のために電子マネーカードDを用いると、
サーバ10側において電子マネー残高M1を自動補充す
る処理を実行する。これにより、ユーザは、わざわざ電
子マネー残高M1の補充のためにATM20等に赴く必
要がなくなり、ユーザに対する利便性を大幅に向上させ
ることができる。特に、口座を有する親が自分の子供に
小遣い用として電子マネーカードDを持たせるような場
合、定期補充額B1や補充期日B2を設定することがで
きるので、管理が容易である。また自動補充限度額B3
を設定することのできる構成としたので、これによっ
て、子供に一度に一定額(自動補充限度額B3)以上の
額を使わせない等の管理も行なえる。
【0059】また、サーバ10を有する金融機関側で
は、電子マネーカードDの保持者、例えば口座を有する
ユーザの子供の氏名や生年月日等を個人情報を登録し、
データベース16や16’で保持することも可能であ
る。このようにすれば、将来、この保持者(子供)が自
らの口座をこの金融機関で開設する場合、既に金融機関
側で保持している個人情報を基に容易な手続で口座の開
設を可能とすることも考えられる。また、口座開設以前
に、この金融機関の潜在ユーザとなる電子マネーカード
Dの保持者に対し、金銭感覚を育ませることもでき、そ
の一方,金融機関側では、口座開設以前の電子マネーカ
ードDを保持していた期間の利用実績等も口座開設後に
活用することも考えられる。
【0060】なお、上記第三の実施の形態では電子マネ
ーカードDについては、接続端末30での決済時のみに
電子マネー残高M1への自動補充を行なう構成とした。
これは、キャッシュ機能カードを有さない電子マネーカ
ードDでは、取引の為にATM20に赴くとは考えにく
いからである。しかし、ATM20に電子マネーカード
Dを投入するのみで、上記第一または第二の実施の形態
と同様に、電子マネー残高M1への自動補充を行なう構
成とすることも可能である。これにより、自動補充を行
なうことのできる拠点数を増やすことができるだけでな
く、電子マネーカードDの保持者をATM20や銀行店
舗等に馴染ませることができるという効果もあり、潜在
的ユーザの確保という面から見れば十分に有効である。
【0061】なお、上記第一ないし第三の実施の形態で
は、自動補充限度額B3を設定し、ATM20や接続端
末30でキャッシュカード一体型の電子マネーカードC
を利用したときに、電子マネー残高M1が自動補充限度
額B3を下回っていれば自動補充を行なう構成とした
が、これに限るものではなく、電子マネー残高M1が予
め設定した設定値を下回ったときに自動補充を行なう構
成とすることもできる。また、接続端末30での決済時
には、決済前と決済後にそれぞれ自動補充を行なう構成
としたが、いずれか一方のみでも良いし、電子マネー残
高M1が決済額に対して不足している場合に決済前に自
動補充を行なうような構成とすることも可能である。
【0062】また、上記第一ないし第三の実施の形態で
は、キャッシュカード一体型の電子マネーカードCや電
子マネーカードDのICチップ等で電子マネー残高M1
を保持する構成としたが、これに限るものではなく、サ
ーバ10のデータベース16あるいは16’を電子マネ
ー残高情報格納手段とし、データベース16あるいは1
6’にて電子マネー残高M1を保持する構成とすること
ももちろん可能である。加えて、上記実施の形態では、
口座を有するユーザはキャッシュカード一体型の電子マ
ネーカードCを所有する構成としたが、キャッシュカー
ドとは別に電子マネーカードを所有する形態とすること
ももちろん可能である。この場合の電子マネーカード
は、基本的には上記第三の実施の形態で示した電子マネ
ーカードDと同様の機能を有し、さらに、定期補充額B
1、補充期日B2、自動補充限度額B3等の設定を行な
うためのアクセス権(機能)を持たせても良いし、この
アクセス権はキャッシュカード側に持たせることも可能
である。
【0063】また、上記実施の形態で示したような、サ
ーバ10において電子マネー残高M1を管理し、必要に
応じて自動補充を行なうプログラム、ATM20や接続
端末30において取引や決済を行なうに際して電子マネ
ー残高M1に対する自動補充を行うプログラムは、以下
のような記憶媒体、プログラム伝送装置の形態とするこ
ともできる。すなわち、記憶媒体としては、サーバ1
0、あるいはATM20や接続端末30のようなコンピ
ュータ装置に実行させる上記したようなプログラムを、
CD−ROM、DVD、メモリ、ハードディスク等の記
憶媒体に、コンピュータ装置が読み取り可能に記憶させ
れば良い。また、プログラム伝送装置としては、上記し
たようなプログラムを記憶させたCD−ROM、DV
D、メモリ、ハードディスク等の記憶手段と、この記憶
手段から当該プログラムを読み出し、当該プログラムを
実行する装置側に、コネクタ、あるいはインターネット
やLAN等のネットワークを介して当該プログラムを伝
送する伝送手段とを備える構成とすれば良い。このよう
なプログラム伝送装置は、特に、サーバ10、あるいは
ATM20や接続端末30等に、上記したような処理を
行なうプログラムをインストールする際に好適である。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記各
実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に
適宜変更することが可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザにとってより利便性の高い電子マネーシステムを
実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における電子マネーシステムの
構成を示す図である。
【図2】 第一の実施の形態におけるユーザの電子マネ
ー残高および補充可能額の変移の具体例を示す図であ
る。
【図3】 データベースで保持しているデータ内容を示
す図である。
【図4】 定期補充を行なうときの処理の流れを示す図
である。
【図5】 自動補充を行なうときの処理の流れを示す図
である。
【図6】 ATMにおいて口座取引を行なうときの処理
の流れを示す図である。
【図7】 ATMにて表示される内容の一例である。
【図8】 接続端末において決済を行なうときの処理の
流れを示す図である。
【図9】 非接続端末において決済を行なうときの処理
の流れを示す図である。
【図10】 第二の実施の形態におけるユーザの電子マ
ネー残高および仮想口座の残高の変移の具体例を示す図
である。
【図11】 データベースで保持しているデータ内容を
示す図である。
【図12】 定期補充を行なうときの処理の流れを示す
図である。
【図13】 自動補充を行なうときの処理の流れを示す
図である。
【図14】 ATMにて表示される内容の一例である。
【図15】 第三の実施の形態において一つの口座に対
し複数の電子マネーカードを発行する場合の構成を示す
図である。
【符号の説明】
10…サーバ、11…データ送受信部、12…口座取引
処理部(第一処理実行部、取引実行部、要求処理実行手
段)、14…自動補充処理部(移行処理部、補充処理
部、補充額決定手段、補充処理実行手段)、16、1
6’…データベース(補充可能額情報格納部、口座情報
格納部、設定情報格納部、限度額情報格納部、使用可能
額情報格納部、設定値格納部、電子マネー用資金情報格
納手段)、20…ATM(外部の端末、端末、自動取引
処理端末)、21、31…データ送受信部(情報受取
部)、22…口座取引受付部(要求受付手段)、23…
カード情報読み書き部(特定情報取得部、口座情報取得
部、電子マネー残高特定手段)、24、35…電子マネ
ー補充処理部(第二処理実行部、補充処理実行部)、3
0…接続端末(外部の端末、端末、電子マネー決済端
末)、32…デビットカード決済処理部(第一処理実行
部)、33…電子マネー決済処理部(第一処理実行
部)、A1、A2…口座の残高、B1…定期補充額(移
行額、移行させる額、拠出する金額)、B2…補充期日
(移行期日、期日、拠出するタイミング)、B3…自動
補充限度額(限度額)、B4…補充可能額(補充可能な
額、電子マネー補充可能額、電子マネー用資金)、B5
…仮想口座の残高(補充可能な額、電子マネー補充可能
額、電子マネー用資金)、C…キャッシュカード一体型
の電子マネーカード(電子貨幣保有媒体、電子マネー情
報保有媒体)、D…電子マネーカード(電子貨幣保有媒
体、電子マネー情報保有媒体)、M1…電子マネー残高
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 R 19/00 G07G 1/12 321P G07F 19/00 1/14 G07G 1/12 321 G06K 19/00 U 1/14 G07D 9/00 476 (72)発明者 沢野 芳明 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 3E040 AA03 BA07 BA18 CA09 CA14 CB04 EA02 3E042 AA01 CC02 CD04 EA01 5B035 BB09 CA29 5B058 KA08 YA01 YA20

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子的な貨幣価値の情報とユーザを特定
    するための特定情報を有する電子貨幣保有媒体を外部の
    端末で受け付けたときに、当該電子貨幣保有媒体から取
    得した特定情報を当該外部の端末から受け取る情報受取
    部と、 前記電子貨幣保有媒体で保有された貨幣価値に対して補
    充可能な額の情報が格納された補充可能額情報格納部
    と、 前記情報受取部で受け取った前記特定情報に基づいてユ
    ーザを特定し、特定されたユーザの補充可能な額の情報
    を前記補充可能額情報格納部から取得し、所定の条件に
    基づき、当該補充可能な額の少なくとも一部を前記電子
    貨幣保有媒体で保有された貨幣価値に移行させるための
    処理を実行する移行処理部と、を有することを特徴とす
    るサーバ。
  2. 【請求項2】 前記サーバは金融機関のサーバであっ
    て、 前記ユーザの保有する金融機関口座の情報を格納する口
    座情報格納部と、 前記口座情報格納部に格納されたユーザの口座残高の少
    なくとも一部を前記補充可能額情報格納部に格納された
    前記補充可能な額に移す補充処理部と、をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1記載のサーバ。
  3. 【請求項3】 前記ユーザの口座残高から前記補充可能
    な額に移す移行額の設定情報と移行期日の設定情報を格
    納する設定情報格納部をさらに有し、 前記補充処理部は、前記移行額分をユーザの前記口座残
    高から前記補充可能な額に前記移行期日に移すことを特
    徴とする請求項2記載のサーバ。
  4. 【請求項4】 前記補充可能な額の少なくとも一部を移
    した後における前記貨幣価値の限度額の設定情報を格納
    する限度額情報格納部をさらに有し、 前記補充処理部は、前記貨幣価値が前記限度額を超えな
    いよう前記補充可能な額の少なくとも一部を移すことを
    特徴とする請求項2記載のサーバ。
  5. 【請求項5】 前記移行処理部は、当該移行処理部で実
    行する処理とは異なる処理を実行するために前記電子貨
    幣保有媒体を前記外部の端末で受け付けたときに、前記
    処理を実行することを特徴とする請求項1記載のサー
    バ。
  6. 【請求項6】 ユーザの口座の残高に関する情報を格納
    する口座情報格納部と、 ユーザの電子マネー補充可能額に関する情報を格納する
    使用可能額情報格納部と、 前記口座情報格納部に情報が格納された口座の残高の少
    なくとも一部を、前記使用可能額情報格納部に情報が格
    納された電子マネー補充可能額に移行させる移行処理部
    と、 前記移行処理部で移行を行なう期日の設定値と移行させ
    る額の設定値が格納される設定値格納部と、を備え、 前記移行処理部は、前記期日に前記額を前記口座の残高
    から前記電子マネー補充可能額に移行させることを特徴
    とするサーバ。
  7. 【請求項7】 前記サーバは、ユーザが保有する電子マ
    ネーカードを外部の端末で受け付けたときに、当該電子
    マネーカードに付与された固有情報を当該外部の端末か
    ら受け取る情報受取部と、 前記情報受取部で前記固有情報を受け取ったときに、当
    該固有情報に対応するユーザの前記電子マネー補充可能
    額の少なくとも一部を、前記電子マネーカードの電子マ
    ネー残高に補充する補充処理部と、をさらに有すること
    を特徴とする請求項6記載のサーバ。
  8. 【請求項8】 ユーザの電子マネー補充可能額に関する
    情報を格納した外部のサーバに接続可能な端末であっ
    て、 電子マネーの残高とユーザを特定するための特定情報と
    を保有した電子マネーカードを受け付け、当該特定情報
    を取得する特定情報取得部と、 ユーザの要求に基づき前記電子マネーカードを用いてな
    される所定の処理を実行する第一処理実行部と、 前記第一処理実行部で実行される処理とは異なる処理を
    実行する第二処理実行部と、を備え、 前記第二処理実行部は、前記特定情報を前記外部のサー
    バに通知し、当該外部のサーバにて当該特定情報を基に
    特定されるユーザの前記電子マネー補充可能額から、前
    記電子マネーカードの電子マネー残高を補充する処理を
    実行することを特徴とする端末。
  9. 【請求項9】 前記第二処理実行部は、所定の期日に所
    定額を前記電子マネー補充可能額から前記電子マネーカ
    ードの電子マネー残高に補充することを特徴とする請求
    項8記載の端末。
  10. 【請求項10】 前記第二処理実行部は、補充後の前記
    電子マネーカードの電子マネー残高が所定の限度額を超
    えないように前記電子マネー補充可能額からの補充を行
    なうことを特徴とする請求項8記載の端末。
  11. 【請求項11】 ユーザのキャッシュカード一体型の電
    子マネーカードから、当該ユーザの金融機関口座を特定
    する口座情報を取得する口座情報取得部と、 取得した前記口座情報に基づいて特定される前記金融機
    関口座に対し、ユーザからの要求に応じた取引処理を実
    行する取引実行部と、 取得した前記口座情報に基づいて特定される前記金融機
    関口座から前記電子マネーカードの残高への補充処理を
    実行する補充処理実行部と、を備えることを特徴とする
    自動取引処理端末。
  12. 【請求項12】 前記補充処理実行部で補充処理を実行
    した後での前記電子マネーカードの残高の限度を設定す
    る残高限度設定部をさらに備えることを特徴とする請求
    項11記載の自動取引処理端末。
  13. 【請求項13】 外部のサーバによって管理されるユー
    ザの口座を特定する口座特定情報を有した電子マネーカ
    ードに対し、決済処理を実行する電子マネー決済端末で
    あって、 前記決済処理を実行するときに、前記電子マネーカード
    から前記口座特定情報を取得する口座情報取得部と、 取得された前記口座特定情報を前記外部のサーバに通知
    し、当該口座特定情報によって特定される口座から電子
    マネー残高に対する補充処理を実行する補充処理実行部
    と、を備えることを特徴とする電子マネー決済端末。
  14. 【請求項14】 前記補充処理実行部は、前記電子マネ
    ーカードに対する決済処理を実行する前と後のいずれか
    一方または双方で、前記補充処理を実行することを特徴
    とする請求項13記載の電子マネー決済端末。
  15. 【請求項15】 ユーザからの要求を受け付ける端末
    と、当該端末との間でデータ通信可能なサーバからなる
    処理システムであって、 前記サーバに設けられて、ユーザの口座から拠出される
    電子マネー用資金の情報が格納された電子マネー用資金
    情報格納手段と、 前記端末に設けられ、ユーザの電子マネー残高を特定す
    るための残高特定情報を保有した電子マネー情報保有媒
    体の提示を受けたときに、当該残高特定情報を取得する
    ことによってユーザの電子マネー残高を特定する電子マ
    ネー残高特定手段と、 前記電子マネー用資金情報格納手段に情報が格納された
    前記電子マネー用資金から前記電子マネー残高への補充
    額を決定する補充額決定手段と、 前記補充額を前記電子マネー用資金から減額するととも
    に、当該補充額を前記電子マネー残高に加算することに
    よって、当該電子マネー残高への補充処理を実行する補
    充処理実行手段と、を備えることを特徴とする処理シス
    テム。
  16. 【請求項16】 前記端末に設けられて、ユーザからの
    要求を受け付ける要求受付手段と、 前記要求に応じた処理を実行する要求処理実行手段と、
    をさらに備え、 前記要求処理実行手段は、ユーザからの要求に応じ、ユ
    ーザの前記電子マネー残高から、外部から入力される決
    済額を減額することによって電子マネー決済処理を実行
    することを特徴とする請求項15記載の処理システム。
  17. 【請求項17】 前記端末に設けられて、ユーザからの
    要求を受け付ける要求受付手段と、 前記要求に応じた処理を実行する要求処理実行手段と、
    をさらに備え、 前記要求処理実行手段は、ユーザからの要求に応じ、ユ
    ーザの口座に対する取引処理を実行することを特徴とす
    る請求項15記載の処理システム。
  18. 【請求項18】 前記残高特定情報は、ユーザの電子マ
    ネー残高を示す情報であることを特徴とする請求項15
    記載の処理システム。
  19. 【請求項19】 前記サーバは、ユーザの電子マネー残
    高を示す情報を格納する電子マネー残高情報格納手段を
    備え、 前記電子マネー情報保有媒体で保有される前記残高特定
    情報は、前記電子マネー残高情報格納手段に情報が格納
    された電子マネー残高を特定するものであることを特徴
    とする請求項15記載の処理システム。
  20. 【請求項20】 前記電子マネー用資金情報格納手段に
    情報が格納された電子マネー用資金にユーザの口座から
    拠出する額、拠出するタイミング、前記補充処理実行手
    段による補充後における電子マネー残高の限度額のう
    ち、少なくとも一つを設定する設定手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項15記載の処理システム。
  21. 【請求項21】 前記処理システムは、同一の口座を特
    定するための口座特定情報と互いに異なる電子マネー情
    報を有した複数の前記電子マネー情報保有媒体に対応
    し、 複数の前記電子マネー情報保有媒体のうちの一つを除く
    残りの前記電子マネー情報保有媒体に対しては、前記要
    求処理実行手段による取引処理の実行を行なわないこと
    を特徴とする請求項17記載の処理システム。
  22. 【請求項22】 ユーザからの処理要求を受けて、ユー
    ザの電子マネー残高に関する情報とユーザの金融機関口
    座を特定する情報が格納された電子マネー情報格納媒体
    を受け付けるステップと、 前記電子マネー情報格納媒体に格納された電子マネー残
    高に関する情報および金融機関口座を特定する情報を取
    得するステップと、 ユーザからの処理要求に応じ、取得された情報から特定
    される電子マネー残高を変更する電子マネー決済処理、
    または取得された情報から特定される金融機関口座に対
    しての取引処理を実行するステップと、 取得した情報に基づいて特定されるユーザの金融機関口
    座からユーザの電子マネー残高に対する補充処理を実行
    するステップと、を有することを特徴とする電子マネー
    の残高補充方法。
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