JP2002340406A - 給湯配管構造 - Google Patents
給湯配管構造Info
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Abstract
センサーに至る前に高温湯と冷水とを十分に混合させる
ことができ、出湯温度センサーが出湯温度を正確に検知
して使用者が希望する温度の湯を出湯させることができ
る給湯配管構造の開発を課題とする。 【解決手段】 給湯部24の混合部7の下流側に水量調
節弁30が設けられ、さらにその下流側に出湯温度セン
サー31が設けられているが、水量調節弁30の入水側
に特別の配管接続部材5が使用されている。配管接続部
材5は入水口62と出水口63を有し、流路を90°曲
げて、銅管61と水量調節弁30を接続するものである
が、入水口62と出水口63の軸線は、食い違い状態で
あり且つ平行でもない。そのため曲部において高温湯と
冷水とが互い接触する機会が多く、高温湯と冷水とが良
く攪拌される。
Description
な構造に係るものであり、高温の湯とバイパス回路を流
れる水を混合して適温の湯を出湯する形式の給湯配管の
構造に関するものである。
備えたものが広く知られている。図14は、バイパス回
路を備えた給湯配管の概念図である。この種の給湯配管
100では、熱交換器101を通過する高温湯回路10
2と、熱交換器101を迂回するバイパス回路103を
備える。またバイパス回路103には、水量を制御する
バイパス水量調節弁105が設けられている。高温湯回
路102とバイパス回路103は、混合部106で接続
される。そしてバイパス回路103を流れるバイパス水
量をバイパス水量調節弁105によって調節し、高温湯
回路102を流れる高温の湯(以下 高温湯)とバイパ
ス回路103を流れる冷水を混合して湯の温度を調節す
る。また高温湯回路102とバイパス回路103の混合
部分の下流側には出湯温度センサー107が設けられて
おり、出湯温度センサー107によって検知された温度
が前記したバイパス水量調節弁105や図示しないバー
ナにフィードバックされる。
回路103を備えた給湯配管では、高温湯と冷水を混合
して出湯させ、且つ混合後の湯の温度が所望の温度とな
る様に出湯温度センサー107の検出温度をフィードバ
ックする。そのためこの種の配管構造を有する給湯器で
は、出湯温度センサー107に混合後の湯の温度を正確
に検知させることが重要である。そのため出湯温度セン
サー107は、高温湯と冷水とが十分にミキシングされ
た後の温度を検知することが望ましく、混合部106よ
りも下流側であって、なるべく混合部106よりも離れ
た位置に取り付けることが推奨される。すなわち混合部
106の近傍では、高温湯と冷水との混合が不十分であ
り、流路の断面における温度分布がばらついているの
で、出湯温度センサー107の検出値が最終的にカラン
等から出湯される湯の温度と一致しない。そのため高温
湯と冷水が良く混じり合って均質となった後の温度が検
出できる様、混合部106から離れた位置に出湯温度セ
ンサー107を取り付けることが推奨される。
さくしたいという要求がある。そのため出湯温度センサ
ー107の取り付け位置はレイアウト上の制約を受け、
出湯温度センサー107の取り付け位置が混合部106
に近いものとなり、混合部106と出湯温度センサー1
07の間に十分なミキシング距離を確保することができ
ない。その結果、従来技術の給湯配管構造では出湯温度
センサー107が真の出湯温度を検出することができ
ず、使用者が希望する温度の湯を出湯させることができ
ないという問題があった。そこで本発明は、従来技術の
上記した問題点に注目し、全体形状が小さい給湯器であ
っても出湯温度センサーに至る前に高温湯と冷水とを十
分に混合させることができ、出湯温度センサーが出湯温
度を正確に検知して使用者が希望する温度の湯を出湯さ
せることができる給湯配管構造の開発を課題とするもの
である。
決するための請求項1に記載の発明は、高温の湯と、こ
れよりも低温の水を混合する混合部を有し、混合部の下
流側に混合後の湯の温度を検知する湯温検知手段が設け
られた給湯配管構造において、混合部から湯温検知手段
に至る間のいずれかの部位に配管接続部材が介在され、
前記配管接続部材は入水口と出水口を有し、当該入水口
と出水口は軸線が食い違っていることを特徴とする給湯
配管構造である。
と、これよりも低温の水を混合する混合部を有し、混合
部の下流側に混合後の湯の温度を検知する湯温検知手段
が設けられた給湯配管構造において、混合部から湯温検
知手段に至る間のいずれかの部位に配管接続部材が介在
され、前記配管接続部材は入水口と出水口を有し、当該
入水口と出水口は軸線が食い違っており且つ平行でもな
いことを特徴とする給湯配管構造である。
は、混合部から湯温検知手段に至る間のいずれかの部位
に配管接続部材が介在されているが、この配管接続部材
は入水口と出水口の軸線が食い違っている。そのため高
温湯と冷水とは配管接続部材を通過する際に進路が変化
し、配管接続部材の内壁に衝突する等によって混合が促
進される。そのため湯温検知手段に至った時には流路を
流れる湯は均質となり、湯温検知手段は正確な出湯温度
を検知することができる。
と出水口は軸線は平行でもないので、いずれかの位置に
屈曲部を持ち、湯は配管接続部材を通過する際に全体的
に進路が変化する。そのため湯と水との混合がさらに促
進され、流路を流れる湯はさらに均質となり、湯温検知
手段はより正確な出湯温度を検知することができる。
と、これよりも低温の水を混合する混合部を有し、混合
部の下流側に混合後の湯の温度を検知する湯温検知手段
が設けられた給湯配管構造において、混合部から湯温検
知手段に至る間のいずれかの部位の配管内に障害物が設
けられていることを特徴とする給湯配管構造である。
温検知手段に至る間のいずれかの部位の配管内に障害物
が設けられている。そのため高温湯と冷水とは配管内の
障害物と衝突し、混合が促進される。そのため湯温検知
手段に至った時には流路を流れる湯は均質となり、湯温
検知手段は正確な出湯温度を検知することができる。
と、これよりも低温の水を混合する混合部を有し、混合
部の下流側に混合後の湯の温度を検知する湯温検知手段
が設けられた給湯配管構造において、混合部から湯温検
知手段に至る間のいずれかの部位に配管接続部材が介在
され、前記配管接続部材は入水口と出水口を有し、当該
入水口と出水口は軸線が食い違っており且つ平行でもな
く、さらに混合部から湯温検知手段に至る間のいずれか
の部位の配管内に障害物が設けられていることを特徴と
する給湯配管構造である。
2に記載の給湯配管構造と同様に、入水口と出水口の軸
線が食い違った配管接続部材が用いられている。そのた
め高温湯と冷水とは配管接続部材を通過する際に進路が
変化し、配管接続部材の内壁に衝突する等によって混合
が促進される。また本発明の給湯配管構造で採用する配
管接続部材は、請求項2に記載の発明と同様に入水口と
出水口は軸線は平行でもないので、いずれかの位置に屈
曲部を持ち、混合後の湯は配管接続部材を通過する際に
全体的に進路が変化する。そのため高温湯と冷水の混合
がさらに促進され、流路を流れる湯はさらに均質とな
り、湯温検知手段はより正確な出湯温度を検知すること
ができる。さらに本発明の給湯配管構造では、混合部か
ら湯温検知手段に至る間のいずれかの部位の配管内に障
害物が設けられている。そのため高温湯と冷水とは配管
内の障害物と衝突し、混合が促進される。そのため湯温
検知手段に至った時には流路を流れる湯は均質となり、
湯温検知手段は正確な出湯温度を検知することができ
る。
配管を変形して構成されたものであることを特徴とする
請求項4に記載の給湯配管構造である。
て障害物が設けられている。そのため構造が簡単であ
り、且つ部品点数が少ない。
と、これよりも低温の水を混合する混合部を有し、混合
部の下流側に混合後の湯の温度を検知する湯温検知手段
が設けられた給湯配管構造において、混合部から湯温検
知手段に至る間に、管内を流れる水流を旋回させる旋回
流発生手段が設けられていることを特徴とする給湯配管
構造である。
温検知手段に至る間の配管内に、管内を流れる水流を旋
回させる旋回流発生手段が設けられている。そのため高
温湯と冷水とは旋回流発生手段によって旋回され、相互
に衝突して攪拌混合される。そのため湯温検知手段に至
った時には流路を流れる湯は均質となり、湯温検知手段
は正確な出湯温度を検知することができる。
部材の内面に障害物が形成されていることを特徴とする
請求項1,2,4,5,6のいずれかに記載の給湯配管
構造である。
の内面に障害物が形成されている。そのため本発明の給
湯配管構造では、高温湯と冷水とは配管接続部材を通過
する際に障害物と衝突し、混合が促進される。そのため
湯温検知手段に至った時には流路を流れる湯は均質とな
り、湯温検知手段は正確な出湯温度を検知することがで
きる。
材の中に別途成形された障害物が配されていることを特
徴とする請求項1,2,4,5,6のいずれかに記載の
給湯配管構造である。
の中に別途成形された障害物が配されている。そのため
本発明の給湯配管構造では、高温湯と冷水とは配管接続
部材を通過する際に障害物と衝突し、混合が促進され
る。そのため湯温検知手段に至った時には流路を流れる
湯は均質となり、湯温検知手段は正確な出湯温度を検知
することができる。
いて説明する。図1は、本発明の実施形態の給湯配管構
造の実体配管図である。図2は、本発明の実施形態の給
湯配管構造の回路図である。図3は、図1に示す給湯配
管構造の配管接続部材近傍の斜視図及び銅管端部の断面
図である。図4は、図3に示す配管接続部材のA−A断
面図である。図5は、図3に示す配管接続部材のB−B
断面図である。図6は、図3に示す配管接続部材のC−
C断面図である。図7(a)は、従来技術における配管
接続部材の内部の流路を示す説明図であり、同(b)
は、本発明の実施形態における配管接続部材の内部の流
路を示す説明図である。図8は、図1に示す給湯配管構
造の混合部近傍の断面斜視図である。図9は、本発明の
他の実施形態で採用する配管接続部材のB−B断面に相
当する断面図である。図10は、本発明の他の実施形態
で採用する配管接続部材及び挿入配管の分解斜視図及び
断面図である。図11は、本発明のさらに他の実施形態
で採用する配管接続部材及び挿入配管の分解斜視図及び
断面図である。図12は、本発明のさらに他の実施形態
で採用する配管接続部材の斜視図である。図13は、本
発明のさらに他の実施形態で採用する銅管の斜視図であ
る。
明を1缶2回路形式の給湯器1に応用したものである。
本発明の特徴部分の説明に先立って、本実施形態の配管
回路の全体構成を説明する。すなわち給湯器1は、一つ
の燃焼ケース18に一つの燃焼装置(バーナ)15と、
二組の熱交換器20,21が取り付けられたものであ
る。燃焼装置15は、液体燃料を気化する気化室2を有
し、さらに炎孔を面状に分布させた炎孔ベース3を備え
る。そして炎孔ベース3から下向きに火炎を発生するも
のである。また燃焼装置15には、送風機12が一体化
されている。
スチール等で作られた箱であり、その上部に前記した燃
焼装置15が取り付けられている。そしてその内部に
は、二系統の熱交換器20,21が内蔵されている。本
実施形態では、図2の上部に図示された熱交換器20
が、給湯用として使用され、下部に図示された熱交換器
21は、追い焚き用として使用される。
排気集合筒22が設けられ、さらに排気集合筒22は排
気筒23に繋がっている。
とし込み給湯及び他栓への給湯を行う給湯部24と、浴
槽29内の湯を追い焚きする追い焚き部25を持つ。
0を流れる高温湯回路26と、給湯用熱交換器20をバ
イパスするバイパス回路27を持つ。そしてバイパス回
路27を流れるバイパス水量をバイパス水量調節弁28
によって調節し、高温湯回路26を流れる高温湯とバイ
パス回路27を流れる冷水を混合して湯の温度を調節す
る。また高温湯回路26とバイパス回路27との混合部
分7(混合部7)の下流側には水量調節弁30と出湯温
度センサー31が設けられており、出湯温度センサー3
1によって検知された温度が前記したバイパス水量調節
弁28等にフィードバックされると共に、水量調節弁3
0によって総水量が調節される。
と、温度センサー33が設けられ、高温湯の温度が80
°程度となる様に比例制御弁(図示しない)が調節され
る。
熱交換器21とを循環する浴槽循環回路40を持つもの
である。すなわち浴槽循環回路40は、追い焚き用熱交
換器21側から浴槽29へ湯を送る往き側回路43と、
浴槽29から追い焚き用熱交換器21側に湯を戻す戻り
側回路44を持つ。そして戻り側回路44には、水位セ
ンサー45と、循環ポンプ46、水流スイッチ47及び
湯温センサー48が設けられている。
り側回路44の間にバイパス回路49が設けられ、その
戻り側回路44との分岐部に三方弁59が設けられてい
る。
とし込み回路50によって接続されている。落とし込み
回路50は、前記した給湯部24の出湯温度センサー3
1が取付けられた部位の下流側から枝分けされ、水量セ
ンサー51が接続され、その先が分岐されて追い焚き部
25の往き側回路43と戻り側回路44の双方に接続さ
れている。また落とし込み回路50の往き側回路43と
の接続部位、および落とし込み回路50の戻り側回路4
4との接続部位には電磁弁52が接続され、さらにその
下流には二つの逆止弁54,55が設けられている。ま
たさらに落とし込み回路50の往き側回路43との接続
部位には安全弁57が設けられている。
を説明するものであるが、次に本実施形態に特有の構成
を説明する。本実施形態の給湯配管構造では、給湯部2
4の混合部7の下流側に水量調節弁30が設けられ、さ
らにその下流側に出湯温度センサー31が設けられてい
るが、水量調節弁30の入水側に特殊な配管接続部材5
が使用されている。すなわち本実施形態の混合部7周辺
の実体配管は、図1の様であり、入水口は、下方に向か
って開口し、銅管60によって給湯用の熱交換器20に
接続されている。給湯用熱交換器20の出口側は銅管6
1によって立ち下げられ、さらに斜め方向に延びてい
る。そして銅管61の先端部は、配管接続部材5を介し
て水量調節弁30に接続されている。
入水口62と出水口63を有し、図3、図7(b)の様
に流路を90°曲げて、銅管61と水量調節弁30を接
続するものである。また本実施形態に特有の構造とし
て、入水口62と出水口63の軸線は、図3,4の様に
食い違い状態であり且つ平行でもない。すなわち本実施
形態で採用する配管接続部材5では、入り側の流路65
は、図3、図6及び図7(b)の様に入水口62から真
っ直ぐに延び、図面、右側に偏心した状態で出水口63
の流路66と繋がる。したがって入側流路65の軸線と
出側流路66の軸線は交わらない。
入側流路65の末端71から少し離れた位置に接続され
ている。
材5の入水口62に挿入され、さらに蝋付けされて結合
されている。また銅管61の先端近傍には、変形部67
が設けられている。変形部67は、図示しない治具を銅
管61の外周を押しつけ、環状の溝を設けたものであ
る。したがって銅管61の内部では、流路に突起68が
形成され、流路が絞られて狭められている。
ー31が取り付けられている。
調節弁28が取り付けられている。バイパス水量調節弁
28の出水側に銅管70が取り付けられ、高温湯回路2
6側の銅管61に接続されている。
高温湯回路26側の銅管61に直接的に溶接されている
が、両者は、図8の様に食い違い状態に接合されてい
る。すなわちバイパス回路27側の銅管70は、高温湯
回路26側の銅管61に対して偏心した位置に取り付け
られており、両者の軸線は交わらない。
路26側の銅管61の接合部(混合部7)と他の構成と
の位置関係の中で特に重要なポイントを説明すると、混
合部7と出湯温度センサー31の間に配管接続部材5が
あり、さらに配管接続部材5と混合部7の間に変形部6
7がある。
6を流れる高温湯とバイパス回路27を流れる冷水が混
合部7で合流し、水量調節弁30を経て出湯温度センサ
ー31側に流れる。ここで本実施形態では、混合部7に
おいて、バイパス回路27側の銅管70は、高温湯回路
26側の銅管61に対して偏心した位置に取り付けられ
ているから、バイパス回路27側から導入される冷水は
高温湯回路26側の銅管61の内周面に沿って流れ、旋
回する。したがってバイパス回路27側から導入される
冷水は、高温湯回路26を流れる高温湯との接触機会が
多く、混合が促進される。
変形部67に至る。ここで変形部67の内面は、流路に
突起68があり、流れに対して障害物となる。そのため
水流は、突起68と衝突し、高温湯と冷水の混合が促進
される。さらに変形部67は、流路が絞られているの
で、高温湯と冷水とが互い接触する機会が多く、混合が
促進される。
弁30に流れるがそれに先立って配管接続部材5を通過
する。ここで本実施形態が採用する配管接続部材5は、
入水口62と出水口63を有し、図3の様に流路を90
°曲げて、銅管61と水量調節弁30を接続するもので
あるから、曲部において高温湯と冷水とが互い接触する
機会が多い。さらに本実施形態が採用する配管接続部材
5は、入水口62と出水口63の軸線は、図3,4の様
に食い違い状態にあり、その内部で流路が複雑に曲がっ
ているから高温湯と冷水とが良く攪拌される。
た湯は、入側流路65を流れ、図面下側に向かう。そし
て入側流路65の底部(末端)71に到達し一旦滞留す
る。しかし入水口62から次々と新たな湯が流れ込むの
で、底部71に滞留した湯は、新たに供給される湯と衝
突する。そして図面(図3,4,7b)右に向きを変
え、さらに図面奥側に向かって向きを変えて出水口63
に向かう。そのためこの間に湯は攪拌混合され、均質化
する。すなわち図7の比較図で明らかなように、通常の
配管接続部材5は、(a)の様に単に流路の向きを90
°変更するものに過ぎないが、本実施形態で採用する配
管接続部材5では、(b)の様に内部で流れの方向が頻
繁に変わる。そのため本実施形態で採用する配管接続部
材5の内部では、湯が激しく攪拌される。
は出湯温度センサー31の位置に至るが、これまでの間
に互いに衝突を繰り返しており、出湯温度センサー31
の位置においては湯は均質化している。そのため出湯温
度センサー31が検出する湯の温度は、信頼性の高いも
のである。
5の内部を平滑なものとして図示したが、配管接続部材
5の内部に攪拌を促進する部材が設けられていてもよ
い。より具体的には配管接続部材5の内部に障害物を設
ける。図9に示す配管接続部材80では、入水口62の
近傍であって入り側の流路65の内面側に環状の突起8
1が設けられている。本実施形態の配管接続部材80を
使用すると、湯が突起81に衝突して乱流が生じ、攪拌
が進む。図9に示す配管接続部材80では、3列に突起
81が設けられた例を示したが、突起81の条数は任意
である。また図9に示す配管接続部材80では、突起8
1を環状に設けたが、螺旋状に形成させることも有効で
ある。突起81を螺旋状に設けた場合は、突起81は旋
回流発生手段として機能し、混合がより促進される。
窄めることによっても同様の作用効果が期待できる。さ
らに図11に示す様にバッフル板状の攪拌促進部材82
を配管接続部材5の内部に配することも有効である。攪
拌促進部材82は、配管接続部材5とは別個に成形され
たものであり、板体に切り込みを設けて互い違いに切り
起こしたものである。
83を螺旋状に配することも有効であり、変形部83は
旋回流発生手段として機能し、混合がより促進される。
さらにより簡便な方法として図13の様に変形部87の
位置を流れ方向に沿って角度を変えて設けることによっ
ても流路内に旋回流を発生させることが可能である。さ
らに配管接続部材5,80の内部に傾斜面や曲面を形成
して旋回流を発生させることも考えられる。
形部83,87等は、いずれも流路の障害物となって攪
拌を促進するものであるが、さらに邪魔板の様なものを
銅管61や配管接続部材5,80と一体的に設けたり、
これらを別途成形して内部に挿入することも考えられ
る。例えば配管接続部材5,80の内部で流路を90°
や45°といった角度に屈曲し、その屈曲箇所において
流路を偏心させ、しかもこの偏心方向とは逆の流れを形
成する様に流路規制板や邪魔板を配置する。
5,80は、いずれも流路を90°方向に変更するもの
を示したが、これはあくまでも一例であり、45°や、
30°といった中途の角度であってもよい。
記載の給湯配管構造では、流路の一部に入水口と出水口
の軸線が食い違った配管接続部材が介在されている。そ
のため湯と水とは配管接続部材を通過する際に進路が変
化し、配管接続部材の内壁に衝突する等によって混合が
促進され湯温検知手段に至った時には流路を流れる湯は
均質となり、湯温検知手段は正確な出湯温度を検知する
ことができる。その結果、使用者が望む温度の湯が出湯
される。
は、湯は配管接続部材を通過する際に全体的に進路が変
化するので、湯と水との混合がさらに促進され、流路を
流れる湯はさらに均質となり、湯温検知手段はより正確
な出湯温度を検知することができる。
は、混合部から湯温検知手段に至る間のいずれかの部位
の配管内に障害物が設けられているので、湯と水とは配
管内の障害物と衝突し、混合が促進される。そのため湯
温検知手段に至った時には流路を流れる湯は均質とな
り、湯温検知手段は正確な出湯温度を検知することがで
き、使用者が望む温度の湯が出湯される。
配管を変形して障害物が設けられている。そのため構造
が簡単であり、且つ部品点数が少ない。
は、湯と水とは旋回流発生手段によって旋回され、湯温
検知手段に至った時には流路を流れる湯は均質となり、
湯温検知手段は正確な出湯温度を検知することができ
る。その結果、使用者が望む温度の湯が出湯される。
では、湯と水とが障害物と衝突して混合が促進される。
そのため湯温検知手段に至った時には流路を流れる湯は
均質となり、湯温検知手段は正確な出湯温度を検知する
ことができ、使用者が望む温度の湯が出湯される。
である。
る。
斜視図及び銅管端部の断面図である。
る。
る。
る。
部の流路を示す説明図であり、同(b)は、本発明の実
施形態における配管接続部材の内部の流路を示す説明図
である。
視図である。
のB−B断面に相当する断面図である。
材及び挿入配管の分解斜視図及び断面図である。
接続部材及び挿入配管の分解斜視図及び断面図である。
接続部材の斜視図である。
の斜視図である。
る。
Claims (8)
- 【請求項1】 高温の湯と、これよりも低温の水を混合
する混合部を有し、混合部の下流側に混合後の湯の温度
を検知する湯温検知手段が設けられた給湯配管構造にお
いて、混合部から湯温検知手段に至る間のいずれかの部
位に配管接続部材が介在され、前記配管接続部材は入水
口と出水口を有し、当該入水口と出水口は軸線が食い違
っていることを特徴とする給湯配管構造。 - 【請求項2】 高温の湯と、これよりも低温の水を混合
する混合部を有し、混合部の下流側に混合後の湯の温度
を検知する湯温検知手段が設けられた給湯配管構造にお
いて、混合部から湯温検知手段に至る間のいずれかの部
位に配管接続部材が介在され、前記配管接続部材は入水
口と出水口を有し、当該入水口と出水口は軸線が食い違
っており且つ平行でもないことを特徴とする給湯配管構
造。 - 【請求項3】 高温の湯と、これよりも低温の水を混合
する混合部を有し、混合部の下流側に混合後の湯の温度
を検知する湯温検知手段が設けられた給湯配管構造にお
いて、混合部から湯温検知手段に至る間のいずれかの部
位の配管内に障害物が設けられていることを特徴とする
給湯配管構造。 - 【請求項4】 高温の湯と、これよりも低温の水を混合
する混合部を有し、混合部の下流側に混合後の湯の温度
を検知する湯温検知手段が設けられた給湯配管構造にお
いて、混合部から湯温検知手段に至る間のいずれかの部
位に配管接続部材が介在され、前記配管接続部材は入水
口と出水口を有し、当該入水口と出水口は軸線が食い違
っており且つ平行でもなく、さらに混合部から湯温検知
手段に至る間のいずれかの部位の配管内に障害物が設け
られていることを特徴とする給湯配管構造。 - 【請求項5】 障害物は、配管を変形して構成されたも
のであることを特徴とする請求項4に記載の給湯配管構
造。 - 【請求項6】 高温の湯と、これよりも低温の水を混合
する混合部を有し、混合部の下流側に混合後の湯の温度
を検知する湯温検知手段が設けられた給湯配管構造にお
いて、混合部から湯温検知手段に至る間に、管内を流れ
る水流を旋回させる旋回流発生手段が設けられているこ
とを特徴とする給湯配管構造。 - 【請求項7】 配管接続部材の内面に障害物が形成され
ていることを特徴とする請求項1,2,4,5,6のい
ずれかに記載の給湯配管構造。 - 【請求項8】 配管接続部材の中に別途成形された障害
物が配されていることを特徴とする請求項1,2,4,
5,6のいずれかに記載の給湯配管構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001149471A JP2002340406A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 給湯配管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001149471A JP2002340406A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 給湯配管構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002340406A true JP2002340406A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18994636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001149471A Pending JP2002340406A (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | 給湯配管構造 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002340406A (ja) |
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- 2001-05-18 JP JP2001149471A patent/JP2002340406A/ja active Pending
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