JP5974252B2 - 湯水混合装置および給湯器 - Google Patents

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Description

本発明は湯水混合装置および給湯器に関し、特に湯と水との混合性を改善した湯水混合装置およびこのような湯水混合装置を備えた給湯器に関する。
給湯器には、湯と水とを混合して所定の温度および流量の混合水にし、その混合水を台所、洗面台、風呂などに供給する湯水混合装置を備えている。給湯器から出湯される湯の温度は、湯と水とが混合されて出湯する混合水出口配管に備えられた出湯サーミスタによって計測される。湯水混合装置は、出湯サーミスタによって計測された温度が設定された温度になるように湯と水との混合比および流量を制御している。
出湯サーミスタは、これが計測した温度を基に出湯温度を制御しているので、湯と水とが十分に混合された混合水の温度を計測する必要がある。しかし、実際の湯水混合装置では、湯の配管と水の配管とが交わる位置に形成された混合部屋にて、湯と水とが単に混合され、その後、流量を調節する比例弁を介して、混合された混合水が出湯される。その混合部屋では、湯と水との混合が不完全な状態で混合されることが多く、そのため、出湯サーミスタは、正確な混合水の出湯温度を計測できない場合があった。
このような湯と水との混合が不完全なままで出湯サーミスタによる計測が行われてしまうことに対し、従来では、比例弁の下流側の配管を長くして出湯サーミスタに到達するまでの間にできるだけ完全に混合できるようにすることが行われている。
また、比例弁の下流側に攪拌装置を設け、ここで、混合が不完全であった混合水を攪拌して、より完全な混合状態の混合水を出湯するようにしたものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−35379号公報(段落〔0015〕〜〔0016〕,図3)
しかしながら、湯の配管と水の配管とが交わる混合部屋から比例弁を介して攪拌装置に至るまでの距離が短い場合、混合水が不完全な混合状態のまま攪拌装置に到達するので、攪拌装置による攪拌が十分でないという問題点があった。攪拌が十分でないと、出湯の計測温度にばらつきが生じてしまうので、給湯器は、設定した出湯温度に保つことが困難になる。また、計測温度がばらつくことは、湯水混合装置の制御動作を多くする原因となり、耐久性への懸念があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、比例弁の下流側に達するまでに湯と水とのより完全な混合を得ることができる湯水混合装置および給湯器を提供することを目的とする。
本発明では上記の課題を解決するために、湯を導入する湯経路と、水を導入する水経路と、前記湯経路と前記水経路とが直交する位置に形成された混合部屋と、前記混合部屋から前記湯経路および前記水経路と直交する方向に延出された出湯経路とを備えた湯水混合装置において、前記混合部屋と接続される前記水経路の水経路出口に形成されて前記湯経路が接続される側とは反対の側と前記出湯経路が接続される側とを部分的に閉塞するようにした第1の偏流壁と、前記混合部屋と接続される前記湯経路の湯経路出口に形成されて前記水経路が接続される側とは反対の側を部分的に閉塞するようにした第2の偏流壁と、を備えていることを特徴とする湯水混合装置が提供される。
また、本発明では、湯を導入する湯経路と、水を導入する水経路と、前記湯経路と前記水経路とが直交する位置に形成された混合部屋と、前記混合部屋から前記湯経路および前記水経路と直交する方向に延出された出湯経路と、前記混合部屋と接続される前記水経路の水経路出口に形成されて前記湯経路が接続される側とは反対の側と前記出湯経路が接続される側とを部分的に閉塞するようにした第1の偏流壁と、前記混合部屋と接続される前記湯経路の湯経路出口に形成されて前記水経路が接続される側とは反対の側を部分的に閉塞するようにした第2の偏流壁と、を有する湯水混合装置を備えていることを特徴とする給湯器が提供される。
このような湯水混合装置および給湯器によれば、混合部屋に接続される湯経路および水経路の湯経路出口および水経路出口に第1の偏流壁および第2の偏流壁を設け、混合部屋に入る湯および水を互いにぶつけ合う構成にしている。これにより、混合部屋における湯と水との混合が促進されることにより、湯と水との混合性が大幅に改善される。
上記構成の湯水混合装置は、湯と水との混合水の流量を制御する比例弁の上流側に第1および第2の偏流壁を備えて混合性を大幅に改善したことにより、湯水混合装置から出湯される混合水の温度にばらつきが抑制され給湯温度が安定するという利点がある。給湯温度が安定して出湯サーミスタにより計測される給湯温度が安定することにより、給湯器は、設定した給湯温度に保つことができるようになる。
本発明の給湯器の構成例を示すシステム図である。 湯水混合装置の外観を示す斜視図である。 分配弁の構成を示す断面図である。 比例弁の構成を示す図3のA−A矢視断面図である。 比例弁の構成を示す図3のB−B矢視断面図である。 比例弁モータ取付面側から見たボディを示す図である。 水出口配管側からボディを示す図6のC矢視図である。 バイパス経路から混合部屋を見た図3のD−D矢視断面図である。 湯入口配管側から見たボディを示す図6のE矢視図である。 混合部屋の内部を示す図6のF−F矢視断面図である。 バイパス経路の水経路出口に形成される偏流壁の変形例を示す図であって、(A)は偏流壁の第1の変形例を示す図、(B)は偏流壁の第2の変形例を示す図、(C)は偏流壁の第3の変形例を示す図、(D)は偏流壁の第4の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の給湯器の構成例を示すシステム図である。
給湯器は、熱交換器1と、湯水混合装置2とを備えている。湯水混合装置2は、上水道の給水配管3に接続される給水入口配管4、熱交換器1の上流側配管5に接続される水出口配管6(第2の水経路)、熱交換器1の下流側配管7に接続される湯入口配管8(湯経路)、および給湯配管9に接続される混合水出口配管10(出湯経路)を有している。給水入口配管4は、流量センサ11を介して分配弁12の入口に接続され、分配弁12の第1出口は、水出口配管6に接続され、分配弁12の第2出口は、バイパス経路13(水経路)の上流側に接続されている。バイパス経路13の下流側は、湯入口配管8と合流した後、比例弁14の上流側に接続され、比例弁14の下流側は、混合水出口配管10に接続されている。この混合水出口配管10に接続される給湯配管9は、途中で分岐されて、たとえば台所の蛇口へ出湯する配管、風呂へ出湯する配管などに接続されている。
また、給水配管3には、給水温度を計測する入水サーミスタ15が設けられ、熱交換器1の下流側配管7には、熱交換器出口温度を計測する熱交換器出口サーミスタ16が設けられ、給湯配管9には、出湯温度を計測する出湯サーミスタ17が設けられている。
以上の構成の給湯器において、給水配管3から供給された水は、流量センサ11を通り、分配弁12に供給される。分配弁12は、熱交換器1とバイパス経路13とに分配する水の比率を制御する。熱交換器1に供給された水は、加熱されて湯になり、湯入口配管8に供給される。この湯入口配管8に供給された湯は、バイパス経路13を介して供給された水と混合され、比例弁14にて出湯流量が制御され、混合水出口配管10より出湯される。分配弁12および比例弁14は、電動制御弁であり、入水サーミスタ15、熱交換器出口サーミスタ16および出湯サーミスタ17により計測された温度を基に図示しない制御部によって出湯温度が設定温度になるように分配比および弁開度が制御される。
湯水混合装置2は、流量センサ11、分配弁12、バイパス経路13および比例弁14を備えているが、これらは、1つのボディに組み込まれて一体に構成されている。次に、この湯水混合装置2の構造について詳細に説明する。
図2は湯水混合装置の外観を示す斜視図、図3は分配弁の構成を示す断面図、図4は比例弁の構成を示す図3のA−A矢視断面図、図5は比例弁の構成を示す図3のB−B矢視断面図である。図6は比例弁モータ取付面側から見たボディを示す図、図7は水出口配管側からボディを示す図6のC矢視図、図8はバイパス経路から混合部屋を見た図3のD−D矢視断面図、図9は湯入口配管側から見たボディを示す図6のE矢視図、図10は混合部屋の内部を示す図6のF−F矢視断面図である。
湯水混合装置2は、ボディ20に分配弁モータ21および比例弁モータ22を取り付けて構成されている。ボディ20は、給水配管3から給水を受ける給水入口配管4、熱交換器1へ水を供給する水出口配管6、熱交換器1から湯を受ける湯入口配管8、および給湯配管9に出湯する混合水出口配管10を備えている。給水入口配管4および水出口配管6は、それらの中心軸が直交配置され、中心軸の直交する位置には、分配弁12の弁体が配置されている。水出口配管6、湯入口配管8および混合水出口配管10も、それらの中心軸が直交配置され、これらの中心軸の直交する位置には、比例弁14の弁体が配置されている。
分配弁12は、図3に示したように、給水入口配管4の中心軸と同じ軸線上に配置された弁体23と、この弁体23を回転駆動する分配弁モータ21とを備えている。弁体23は、筒状の形状を有しており、その側面には、水出口配管6へ水を通す開口部24と、バイパス経路13へ水を通す開口部25とが形成されている。これらの開口部24,25は、弁体23の回転位置に応じて水出口配管6へ流す水量とバイパス経路13へ流す水量との分配比を決めるものである。図示の例では、弁体23は、開口部24が大きく開いた状態、開口部25が少し開いた状態の回転位置を示している。弁体23は、その図示の回転位置から時計回りまたは反時計回り方向に回転するに従って、水出口配管6へ連通する開口部24およびバイパス経路13に連通する開口部25の開口面積の大きさが互いに連続して逆方向に変化する特性になるような形状に形成されている。すなわち、弁体23が回転するにつれて、その開口部24,25の一方は、開口面積が大きくなるよう変化し、他方は、開口面積が小さくなるように変化する。このようにして、給水入口配管4より導入された給水は、弁体23の中空部に入り、そこで分岐して、一方は、弁体23の開口部24を介して水出口配管6へ流れ、他方は、弁体23の開口部25を介してバイパス経路13へ流れる。
なお、給水入口配管4には、流量センサ11が設けられている。この流量センサ11は、給水入口配管4の通水路内に回転自在に配置された磁性体の羽根車26と、給水入口配管4の筒状部内に埋設された磁気センサ27とを備えている。流量センサ11は、給水入口配管4に水が流れると、羽根車26が回転し、磁気センサ27が回転する羽根の近接を検知して、流量に応じたパルス信号を出力する。
バイパス経路13は、湯入口配管8と直交するよう配置され、その接続部分には、湯と水とを混合する混合部屋28が形成されている。なお、この混合部屋28は、比例弁14の弁体が収容される部屋でもあるが、この図3では、比例弁14の弁体を省略して記載している。混合部屋28と接続されるバイパス経路13の水経路出口には、偏流壁29(第1の偏流壁)が形成され、混合部屋28と接続される湯入口配管8の湯経路出口には、偏流壁30(第2の偏流壁)が形成されている。偏流壁29は、バイパス経路13から混合部屋28へ入る水の流れを湯経路出口の側へ向け、湯の流れにぶつけるようにする機能を有する。偏流壁30は、湯入口配管8から混合部屋28へ入る湯の流れを湯経路出口の側へ向け、水の流れにぶつけるようにする機能を有する。このように、混合部屋28の中において、湯と水とを互いにぶつけ合うような流れを作ることにより、湯と水との混合性を大幅に改善するようにしている。
比例弁14は、図4および図5に示したように、バイパス経路13と湯入口配管8と混合水出口配管10とが交差する位置の混合部屋28に配置された弁体31と、混合部屋28と混合水出口配管10との接続部分に形成された弁座32と、弁体31を昇降駆動する比例弁モータ22とを備えている。混合水出口配管10は、バイパス経路13および湯入口配管8と直交する方向に延出され、混合水出口配管10の中心軸と同じ軸線上に弁体31を保持している弁棒33が延出されている。弁棒33は、図5に示されるように、スプリング34によって弁体31が弁座32に着座する方向に付勢されており、弁体31のある側とは反対側では、ギヤ35に係止されている。このギヤ35は、その外周において、モータ出力軸に固定されたウォーム36と噛合されており、内側に設けられた筒状部は、弁棒33を保持するベース部37と噛合されている。これにより、ギヤ35は、ウォーム36によって回動されると、弁棒33の軸線方向に進退移動し、この進退移動が弁棒33に伝達されることにより、弁体31は、弁座32に対して近接または離反移動する。すなわち、比例弁14は、その弁開度が制御され、混合水出口配管10より出湯される流量が制御される。
この比例弁14の下流側に接続された混合水出口配管10の内部には、互いに向き合う位置であって互いに混合水の流れ方向にずれた位置に、混合水の攪拌を行う2枚の壁38,39が形成されている。1枚目の壁38は、図5に示したように、流れ方向に傾斜するように形成されており、これによって混合水出口配管10における混合水の通水抵抗を低減している。2枚目の壁39は、図3に示されるように、中心部にスリット40が設けられており、これによって混合水出口配管10における通水抵抗を低減している。
次に、図3の断面において、バイパス経路13および湯入口配管8の混合部屋28との接続部に形成されていて、湯と水との混合性を改善する機能を有する偏流壁29,30について説明する。
偏流壁29は、図6に示したように分配弁モータ21および比例弁モータ22が取り付けられていないボディ20を水出口配管6の側から見たC矢視図である図7および図3のD−D矢視断面図である図7において見ることができる。すなわち、偏流壁29は、混合部屋28と接続されるバイパス経路13の水経路出口において、混合水出口配管10が接続される側および湯入口配管8が接続される側とは反対側を塞ぐように略半円形状に形成されている。これにより、混合水出口配管10が接続される側とは反対側および湯入口配管8が接続される側に開口部41が形成されるため、バイパス経路13から混合部屋28へ入る水は、湯経路出口の側へ向けられる。また、バイパス経路13の水経路出口において、混合水出口配管10が接続される側に偏流壁29があることによって、バイパス経路13から混合部屋28へ入る水が混合水出口配管10の方へ直接流れて行くのを阻止している。これにより、湯との混合に寄与しない水の流れができるだけ生じないようにしている。さらに、バイパス経路13の水経路出口においては、開口部41で絞られた水が湯出口経路に向かって勢いよく混合部屋28の中へ噴射されることになるので、湯との混合がより促進される。
偏流壁30は、図3の断面図において、および、図6の分配弁モータ取付面42の側および湯入口配管8の側からのE矢視図である図9において、それぞれ見ることができる。すなわち、偏流壁30は、混合部屋28と接続される湯入口配管8の湯経路出口において、バイパス経路13が接続される側に開口部43が位置するようにバイパス経路13が接続される側とは反対側にて欠円形状に形成されている。この偏流壁30は、その上流側が、偏流壁29のようにバイパス経路13の内壁に直角に形成されているのではなく、図3に示されるように、混合部屋28に行くにつれて湯入口配管8の内壁からの高さが次第に高くなるようにテーパ状に形成されている。これにより、湯入口配管8から混合部屋28へ入る湯は、湯経路出口においてバイパス経路13の水経路出口の側へ向けられる。
混合部屋28内には、図10に示したように、バイパス経路13の水経路出口において湯経路出口側および混合水出口配管10とは反対側に開口する開口部41があり、湯入口配管8の湯経路出口では水経路出口側に開口部43がある。このため、混合部屋28内では、湯経路出口の側へ向けられた水と水経路出口の側へ向けられた湯とが互いにぶつかって混合され、この混合された水が比例弁14を通過して混合水出口配管10へ流れて行く。
以上のように、この湯水混合装置2は、比例弁14の上流側にて、あらかじめ湯と水とを混合し、その予混合水を比例弁14に供給する構成にした。これにより、比例弁14を通過した予混合水が混合水出口配管10に設けられた壁38,39に到達する段階で湯と水とがある程度混合された状態になっている。そして、壁38,39を通過するときには、混合水の攪拌が行われるので、混合水出口配管10から給湯配管9に供給される混合水は、湯と水の混合が確実に行なわれたものとなる。
湯水混合装置2から出湯される混合水は、温度のばらつきが抑制されて安定した出湯温度を得ることができる。これにより、出湯サーミスタ17を湯水混合装置2に近い位置に設置されても、安定した計測値が得られることから、設定した給湯温度に保つことができる。また、出湯サーミスタ17を湯水混合装置2に近い位置に設置できるので、湯と水との混合性を改善するために出湯サーミスタ17の設置位置までの給湯配管9を長くするということが不要になる。
以上の実施の形態では、バイパス経路13の水経路出口に形成される偏流壁29は、略半円形状を有しているが、本発明は、偏流壁29の形状は、略半円形状に限定されるものではない。以下に、偏流壁29の変形例について説明する。
図11はバイパス経路の水経路出口に形成される偏流壁の変形例を示す図であって、(A)は偏流壁の第1の変形例を示す図、(B)は偏流壁の第2の変形例を示す図、(C)は偏流壁の第3の変形例を示す図、(D)は偏流壁の第4の変形例を示す図である。
図11の(A)に示す第1の変形例では、バイパス経路13の水経路出口に形成される偏流壁29aは、混合水出口配管10が接続される側とは反対側および湯入口配管8が接続される側に円形の開口部41aが位置するような形状に形成されている。これにより、この偏流壁29aは、バイパス経路13から開口部41aを介して混合部屋28へ入る水が混合水出口配管10の方へ直接流れて行くのを阻止するとともに湯経路出口の側へ向けられるようになる。
図11の(B)に示す第2の変形例では、バイパス経路13の水経路出口に形成される偏流壁29bは、混合水出口配管10が接続される側とは反対側の中心位置から湯入口配管8が接続される側にかけて、約4分の1の大きさの開口部41bが位置するような形状に形成されている。これにより、この偏流壁29bは、バイパス経路13から開口部41bを介して混合部屋28へ入る水が混合水出口配管10の方へ直接流れて行くのを阻止するとともに湯経路出口の側へ向けられるようになる。
図11の(C)に示す第3の変形例では、バイパス経路13の水経路出口に形成される偏流壁29cは、混合水出口配管10が接続される側とは反対側および湯入口配管8が接続される側に先のとがった楕円形状の開口部41cが位置するような三日月形状に形成されている。これにより、この偏流壁29cは、バイパス経路13から開口部41cを介して混合部屋28へ入る水が混合水出口配管10の方へ直接流れて行くのを阻止するとともに湯経路出口の側へ向けられるようになる。
図11の(D)に示す第4の変形例では、バイパス経路13の水経路出口に形成される偏流壁29dは、混合水出口配管10が接続される側とは反対側および湯入口配管8が接続される側に欠円形状の開口部41dが位置するような形状に形成されている。これにより、この偏流壁29aは、バイパス経路13から開口部41dを介して混合部屋28へ入る水が混合水出口配管10の方へ直接流れて行くのを阻止するとともに湯経路出口の側へ向けられるようになる。
1 熱交換器
2 湯水混合装置
3 給水配管
4 給水入口配管
5 上流側配管
6 水出口配管(第2の水経路)
7 下流側配管
8 湯入口配管(湯経路)
9 給湯配管
10 混合水出口配管(出湯経路)
11 流量センサ
12 分配弁
13 バイパス経路
14 比例弁
15 入水サーミスタ
16 熱交換器出口サーミスタ
17 出湯サーミスタ
20 ボディ
21 分配弁モータ
22 比例弁モータ
23 弁体
24,25 開口部
26 羽根車
27 磁気センサ
28 混合部屋
29 偏流壁(第1の偏流壁)
29a 偏流壁
29b 偏流壁
29c 偏流壁
29d 偏流壁
30 偏流壁(第2の偏流壁)
31 弁体
32 弁座
33 弁棒
34 スプリング
35 ギヤ
36 ウォーム
37 ベース部
38,39 壁
40 スリット
41 開口部
41a 開口部
41b 開口部
41c 開口部
41d 開口部
42 分配弁モータ取付面
43 開口部

Claims (7)

  1. 湯を導入する湯経路と、水を導入する水経路と、前記湯経路と前記水経路とが直交する位置に形成された混合部屋と、前記混合部屋から前記湯経路および前記水経路と直交する方向に延出された出湯経路とを備えた湯水混合装置において、
    前記混合部屋と接続される前記水経路の水経路出口に形成されて前記湯経路が接続される側とは反対の側と前記出湯経路が接続される側とを部分的に閉塞するようにした第1の偏流壁と、
    前記混合部屋と接続される前記湯経路の湯経路出口に形成されて前記水経路が接続される側とは反対の側を部分的に閉塞するようにした第2の偏流壁と、
    を備えていることを特徴とする湯水混合装置。
  2. 前記第1の偏流壁は、前記湯経路が接続される側とは反対の側と前記出湯経路が接続される側にて前記水経路出口を部分的に閉塞するよう略半円形状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の湯水混合装置。
  3. 前記第2の偏流壁は、前記水経路が接続される側とは反対の側にて前記湯経路出口を部分的に閉塞するように欠円形状に形成されているとともに湯の流れ方向に前記湯経路の内壁からの高さが次第に高くなるようにテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の湯水混合装置。
  4. 前記混合部屋と前記出湯経路との接続部分に形成された弁座と、前記混合部屋に配置された弁体と、前記弁体を前記弁座に対して近接または離反するように駆動する比例弁モータとを有する比例弁を備えていることを特徴とする請求項1記載の湯水混合装置。
  5. 前記比例弁の下流側の前記出湯経路の内部に攪拌用の壁が設けられていることを特徴とする請求項4記載の湯水混合装置。
  6. 給水された水を前記水経路と外部の熱交換器へ送り出す第2の水経路とに分配する分配弁を備えていることを特徴とする請求項1記載の湯水混合装置。
  7. 湯を導入する湯経路と、水を導入する水経路と、前記湯経路と前記水経路とが直交する位置に形成された混合部屋と、前記混合部屋から前記湯経路および前記水経路と直交する方向に延出された出湯経路と、前記混合部屋と接続される前記水経路の水経路出口に形成されて前記湯経路が接続される側とは反対の側と前記出湯経路が接続される側とを部分的に閉塞するようにした第1の偏流壁と、前記混合部屋と接続される前記湯経路の湯経路出口に形成されて前記水経路が接続される側とは反対の側を部分的に閉塞するようにした第2の偏流壁と、を有する湯水混合装置を備えていることを特徴とする給湯器。
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