JP6389361B2 - 水栓装置 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載の水栓装置は、吐出水量の調節のためのレバーなどを手動で動かすことで湯水混合弁を介して行われる手動吐水と、吐水口の下にかざされた手などの物体を人体検知センサが検出するのに応じて電磁弁を開状態に制御することで行われる自動水栓が記載されている。また、特許文献1に記載の水栓装置は、手動側の第1配管に流動センサを設け、流動センサが第1配管内における湯水の流動を検知している場合、自動吐水しない制御が行われる。
水栓装置1は、洗面化粧台やキッチンのシンク等に設置され、使用者の操作に応じて水を吐水する。本実施形態の水栓装置1は、給湯源(図示せず)から供給される湯と給水源(図示せず)から供給される水を混合し、1つのレバーハンドル部11のレバーハンドル11aを操作することにより流量と温度を調整した湯水を吐水部18の吐水口19から吐水、止水することができる、いわゆる、シングルレバー式の湯水混合水栓装置である。
湯水混合弁20は、水流入孔14、湯流入孔15、手動対応流出孔16及び自動対応流出孔17を備える。
湯水混合弁20は、水流入孔14が給水路23と接続されていることで水が流入し、湯流入孔15が給湯路24と接続されていることで湯が流入する。湯水混合弁20は、流入された水と湯とをレバーハンドル部11の操作に応じて混合する。このように水と湯が混合されることによって目的の温度に対応した湯水が得られる。
湯水混合弁20は、後述するレバーハンドル11aの操作により作動状態が変化されて、給水路23からの水と給湯路24からの湯との混合比率及びこれらの流量を調節する。
また、湯水混合弁20は、上記のように得られた湯水を、手動対応流出孔16、自動対応流出孔17から流出させる。手動対応流出孔16は手動流路4と接続されており、自動対応流出孔17は自動流路5と接続されている。つまり、湯水は、自動流路5と手動流路4とに分岐して流出される。
レバーハンドル11aは、手動操作により、吐水口の吐水・止水を操作可能な手動操作部であり、上方に回動操作(持ち上げる操作)された場合には、吐水部18の吐水口19から湯水を吐水させる。また、レバーハンドル11aをより上方に回動させた位置に設定される程、手動流路4を介して吐水部18の吐水口19から吐水される湯水の流量を大きく設定される。一方、操作ハンドル2を下方に回動操作(押し下げる操作)した場合には、手動流路4を介して吐水部18の吐水口19から吐水される湯水を止水状態に設定される。
自動流路5は、一端が湯水混合弁20の自動対応流出孔17に接続される。また、自動流路5は、定流量弁6と電磁弁7とが介挿された上で、他端が接続点10で手動流路4と接続され、吐水流路30として吐水口19に接続される。よって、自動流路5は湯水混合弁20から吐水された湯水を接続点10まで導くとともに、その湯水を吐水流路30が接続点10から吐水口19に吐水する。
本実施形態では、手動流路4は、洗い物を行う場合や、容器に湯水を貯める場合などの必ずしも吐水口19近傍に手を近づけない状態において、水を使用するために用いられる。一方、自動流路5は、手洗いなどレバーハンドル部11による手動操作によらずに水を使用するために用いられる。
電磁弁7は、自動流路5上であって定流量弁6よりも下流(吐水口19側)に設けられている。電磁弁7は、制御部50からの制御信号により、自動流路5の流路の開閉即ち自動流路5を通して流される湯水の吐水と止水を行なう。なお、本実施形態では、電磁弁7は、制御信号を受信した場合(通電状態)に開弁にする。
制御部50は、人体検知センサ9からの第2検知信号に基づき、電磁弁7を開閉操作し、吐水口の吐水・止水を制御する。具体的には、制御部50は、流動センサ8からの第1検知信号と人体検知センサ9からの第2検知信号とに基づいて電磁弁7に制御信号を出力するか否かを制御する。これより、制御部50は、電磁弁7の開閉状態を制御することで、湯水混合弁20から吐水された湯水が自動流路5を経由させるか否かを制御する。
制御部50は、人体検知センサ9からの第2検知信号を受信した場合、電磁弁7を開弁、つまり自動流路5を閉状態にするために、電磁弁7に制御信号を出力する。これにより、電磁弁7は通電状態となり、電磁弁7が開弁となり、自動吐水が行われる。ただし、流動センサ8から第1検知信号と人体検知センサからの第2検知信号とを両方を受信した場合、制御部50は、電磁弁7に制御信号を出力しない。
一方、制御部50は、流動センサ8から第1検知信号が得られていない場合(ステップS104:NO)、手動流路4に湯水が流れていないと判定し、ステップS106に進む。
一方、制御部50は、人体検知センサ9から第2検知信号が得られていない場合(ステップS108:NO)、人体検知センサ9が手などの検知物を検知していないと判定し、ステップS109に進む。
そして、制御部50は、手動流路4に湯水が流れていなく、人体検知センサ9が手などの検知物を検知した場合即ち、第1検知信号を取得せず、第2検知信号を取得する場合、電磁弁7に制御信号を出力し、湯水混合弁20からの湯水を自動流路5を経由して吐水口19から吐水させる。
また、制御部50は、混合弁の二次側に手動流路4と自動流路5とを設け、手動流路4に接続された流動センサ8から第1検知信号を受信する場合、人体検知センサ9からの人体検知信号を受信しても、電磁弁7を強制閉弁状態とする。
これにより、本実施形態によれば、湯水混合弁20にて湯と水のいずれか一方又は湯と水を混合させたのち、手動吐水と自動吐水のいずれかによって吐水させることができる。従って、給湯路24の経路とは別に加熱器を設けることなく吐水することができ、流路上の構成を簡略化することができる。
4 手動流路
5 自動流路
6 定流量弁
7 電磁弁
8 流動センサ
9 人体検知センサ
10 接続点
11 レバーハンドル部
11a レバーハンドル
12 水栓本体部
14 水流入孔
15 湯流入孔
16 手動対応流出孔
17 自動対応流出孔
18 吐水部
19 吐水口
20 湯水混合弁
30 吐水流路
50 制御部
Claims (1)
- 吐水口を備えた吐水部と
前記吐水口の吐水及び止水を操作可能な単一の手動操作部と、
自動対応流出孔と手動対応流出孔とを有し、前記手動操作部への第1の操作に応じた混合比率で湯と水とを混合して生成した湯水を前記自動対応流出孔と前記手動対応流出孔とのそれぞれに流出させるとともに、前記手動操作部への第2の操作に応じて前記手動対応流出孔から流出させる流量を調整する湯水混合弁と、
前記吐水口の吐水エリアの物体を検知する人体検知センサ部と、
前記手動操作部により吐水可能な流路であって、一端が前記手動対応流出孔に接続され、他端が前記吐水口に接続される手動流路と、
電磁弁により吐水可能な流路であって、一端が前記自動対応流出孔に接続され、他端が前記吐水口に接続される自動流路と、
前記手動流路に設けられる流動センサ部と、
前記人体検知センサ部からの人体検知信号に基づき、前記電磁弁を開閉操作し、前記自動流路から前記吐水口への湯水の吐水及び止水を制御する制御部と、を有し、
前記制御部は、前記流動センサ部から流動検知信号を受信している場合、前記人体検知センサ部からの人体検知信号を受信しても、前記電磁弁を強制閉弁状態とする
ことを特徴とする水栓装置。
Priority Applications (2)
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013247759A JP6389361B2 (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 水栓装置 |
Publications (2)
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Family
ID=53435812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013247759A Active JP6389361B2 (ja) | 2013-11-29 | 2013-11-29 | 水栓装置 |
Country Status (1)
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Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2013
- 2013-11-29 JP JP2013247759A patent/JP6389361B2/ja active Active
Also Published As
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JP2015105516A (ja) | 2015-06-08 |
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