JPH07243596A - 混合流配管構造 - Google Patents
混合流配管構造Info
- Publication number
- JPH07243596A JPH07243596A JP6038089A JP3808994A JPH07243596A JP H07243596 A JPH07243596 A JP H07243596A JP 6038089 A JP6038089 A JP 6038089A JP 3808994 A JP3808994 A JP 3808994A JP H07243596 A JPH07243596 A JP H07243596A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- pipe diameter
- flow velocity
- ratio
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Pipeline Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】火力及び原子力プラントの配管、特に高温水配
管と低温水配管の混合接触部において、低温水と高温水
とが合流，混合する際の混合部配管の混合を良好に行う
混合流配管構造を提供すること。 【構成】高温水と低温水が接触・混合する合流配管にお
いて、合流部に通ずる支管もしくは支管入口径をその流
速もしくは流量，負荷により変化させる機構を有した合
流配管。 【効果】以上のような機構により、混合流配管部におい
て、内部に複雑な形状の構造物を設置せずに負荷変化時
においても最適な混合状態を保持でき、安全性，信頼性
の高い混合流配管を提供できる。
管と低温水配管の混合接触部において、低温水と高温水
とが合流，混合する際の混合部配管の混合を良好に行う
混合流配管構造を提供すること。 【構成】高温水と低温水が接触・混合する合流配管にお
いて、合流部に通ずる支管もしくは支管入口径をその流
速もしくは流量，負荷により変化させる機構を有した合
流配管。 【効果】以上のような機構により、混合流配管部におい
て、内部に複雑な形状の構造物を設置せずに負荷変化時
においても最適な混合状態を保持でき、安全性，信頼性
の高い混合流配管を提供できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は火力及び原子力プラント
の配管に係り、特に高温水と低温水が合流する合流部
で、負荷変化時においても高温水と低温水が良好に混合
するのに好適な機構に関する。
の配管に係り、特に高温水と低温水が合流する合流部
で、負荷変化時においても高温水と低温水が良好に混合
するのに好適な機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は基本的な合流配管構造である。図
７の合流配管では定格運転状態で最適な流動条件の設計
を行っても負荷の変化時においては流動条件が変化する
ので、混合が十分に進まなくなる可能性がある。
７の合流配管では定格運転状態で最適な流動条件の設計
を行っても負荷の変化時においては流動条件が変化する
ので、混合が十分に進まなくなる可能性がある。
【０００３】次に、図８は一般的な合流配管構造であ
る。図８の構造では定格運転時においても内部に構造物
があり、構造物の破損等による信頼性が問題となる。
る。図８の構造では定格運転時においても内部に構造物
があり、構造物の破損等による信頼性が問題となる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】高温水と低温水とが合
流する合流配管下流にポンプ等が配置されている場合、
両流体が短い距離で十分に混合されずにポンプ等に流入
するとポンプ内キャビテーションを生じる可能性があ
る。そこで、流動条件を最適化したり、構造物の設置に
より、混合を促進させている。しかし、負荷変化時には
流動条件が変化し、最適条件からずれてくる。また、内
部に構造物を挿入すると破損等の信頼性が問題となる。
流する合流配管下流にポンプ等が配置されている場合、
両流体が短い距離で十分に混合されずにポンプ等に流入
するとポンプ内キャビテーションを生じる可能性があ
る。そこで、流動条件を最適化したり、構造物の設置に
より、混合を促進させている。しかし、負荷変化時には
流動条件が変化し、最適条件からずれてくる。また、内
部に構造物を挿入すると破損等の信頼性が問題となる。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、高温水と低温水が接触・混合する合流配管におい
て、合流部に通ずる支管又は主管の入口径をその流速も
しくは流量，負荷により変化させる機構を持たせ、負荷
変化時にはその機構により流速比，管径比をコントロー
ルし混合状態を最適に保持する。
に、高温水と低温水が接触・混合する合流配管におい
て、合流部に通ずる支管又は主管の入口径をその流速も
しくは流量，負荷により変化させる機構を持たせ、負荷
変化時にはその機構により流速比，管径比をコントロー
ルし混合状態を最適に保持する。
【０００６】
【作用】混合流配管構造に合流部に通ずる支管又は主管
の入口径をその流速もしくは流量，負荷により変化させ
る機構を持たせると、負荷変化時においても負荷変化時
の主流もしくは支流の流速の変化に対して、最適な混合
条件になるように入り口径を変化させることができ、常
に最適な混合条件で運転することができる。
の入口径をその流速もしくは流量，負荷により変化させ
る機構を持たせると、負荷変化時においても負荷変化時
の主流もしくは支流の流速の変化に対して、最適な混合
条件になるように入り口径を変化させることができ、常
に最適な混合条件で運転することができる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１により説明す
る。図１は混合流配管部の縦断面図を示す。
る。図１は混合流配管部の縦断面図を示す。
【０００８】図１の混合流配管部の構成について説明す
る。ここで、混合流配管は高温水流体Ａ（熱水）と低温
水流体Ｂ（冷水）が合流，混合流体Ｃが生じる。この基
本構造は、主流である主管１に支管２が溶接により接続
されている。支管２の合流部入り口には管径変化部もし
くは絞り部３を設置している。図４のようにある管径比
では、混合を最適にする流速比が存在し、最適な混合条
件は図５のような管径比，流速比の直線で決まる。定格
運転状態時ではこの直線に近づくように管径を設計す
る。負荷が変化すると流速比が変化するので管径比が一
定では最適な混合状態を保持することができないため、
管径変化部もしくは絞り部３により図５の直線に合うよ
うに管径を変化させ最適な混合条件を保持する。そし
て、定格運転時には管径変化部もしくは絞り部３は取り
外す。又は引っ込め、構造物を配管内に残さない。
る。ここで、混合流配管は高温水流体Ａ（熱水）と低温
水流体Ｂ（冷水）が合流，混合流体Ｃが生じる。この基
本構造は、主流である主管１に支管２が溶接により接続
されている。支管２の合流部入り口には管径変化部もし
くは絞り部３を設置している。図４のようにある管径比
では、混合を最適にする流速比が存在し、最適な混合条
件は図５のような管径比，流速比の直線で決まる。定格
運転状態時ではこの直線に近づくように管径を設計す
る。負荷が変化すると流速比が変化するので管径比が一
定では最適な混合状態を保持することができないため、
管径変化部もしくは絞り部３により図５の直線に合うよ
うに管径を変化させ最適な混合条件を保持する。そし
て、定格運転時には管径変化部もしくは絞り部３は取り
外す。又は引っ込め、構造物を配管内に残さない。
【０００９】
【発明の効果】本発明により、高温水，低温水混合配管
部において、負荷の変動に対しても最適な混合条件を保
持し、安全性，信頼性の高い混合流配管を提供できる。
部において、負荷の変動に対しても最適な混合条件を保
持し、安全性，信頼性の高い混合流配管を提供できる。
【図１】本発明の一実施例の混合流配管部の縦断面図で
ある。
ある。
【図２】本発明の他の実施例の混合流配管部の縦断面図
である。
である。
【図３】本発明の他の実施例の混合流配管部の縦断面図
である。
である。
【図４】管径比一定での、流速比の変化に対する混合特
性図である。
性図である。
【図５】管径比，流速比に対する最適混合条件を示す図
である。
である。
【図６】基本的なＴ字形合流配管部の縦断面図である。
【図７】一般的な混合流配管部を示す図である。
１…主管、２…支管、３…管径変化部もしくは絞り部、
４…サーマルスリーブ、Ａ…流体Ａ、Ｂ…流体Ｂ、Ｃ…
流体Ｃ。
４…サーマルスリーブ、Ａ…流体Ａ、Ｂ…流体Ｂ、Ｃ…
流体Ｃ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ２１Ｄ 1/00 (72)発明者 藤村 秀和 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 水品 靖男 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 浅田 幸宏 茨城県日立市幸町三丁目１番１号 株式会 社日立製作所日立工場内
Claims (2)
- 【請求項１】高温水と低温水もしくは高温ガスと低温ガ
スが接触・混合する合流配管において、配管の流速もし
くは流量，負荷により、合流部に通ずる支管及び主管入
口径を変化もしくは絞る機構を設置し、その機構により
流速比，管径比をコントロールし混合状態を常に最適に
保持することを特徴とする混合流配管構造。 - 【請求項２】火力及び原子力プラント用配管の高温水と
低温水が接触・混合する合流配管において、配管の流速
もしくは流量，負荷により、合流部に通ずる支管又は主
管入口径を変化もしくは絞る機構を設置し、その機構に
より流速比，管径比をコントロールし混合状態を常に最
適に保持することを特徴とする混合流配管構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6038089A JPH07243596A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 混合流配管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6038089A JPH07243596A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 混合流配管構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07243596A true JPH07243596A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12515758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6038089A Pending JPH07243596A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 混合流配管構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07243596A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009516185A (ja) * | 2005-11-18 | 2009-04-16 | アレヴァ エヌペ | 原子炉の一次回路 |
| CN102262104A (zh) * | 2011-04-21 | 2011-11-30 | 西北工业大学 | 管网出口的蒸汽干度测量系统 |
| JP2014134242A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Tgk Co Ltd | 湯水混合装置および給湯器 |
| WO2019111633A1 (ja) * | 2017-12-05 | 2019-06-13 | 大陽日酸株式会社 | フロー式反応装置 |
| CN111006096A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-14 | 西安交通大学 | 一种抑制疲劳损伤的枝型通道结构 |
| JP2020203286A (ja) * | 2020-09-02 | 2020-12-24 | 日本酸素ホールディングス株式会社 | フロー式反応装置 |
| CN113883350A (zh) * | 2020-07-01 | 2022-01-04 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种用于高温大口径的套管式混合器 |
-
1994
- 1994-03-09 JP JP6038089A patent/JPH07243596A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009516185A (ja) * | 2005-11-18 | 2009-04-16 | アレヴァ エヌペ | 原子炉の一次回路 |
| CN102262104A (zh) * | 2011-04-21 | 2011-11-30 | 西北工业大学 | 管网出口的蒸汽干度测量系统 |
| JP2014134242A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Tgk Co Ltd | 湯水混合装置および給湯器 |
| WO2019111633A1 (ja) * | 2017-12-05 | 2019-06-13 | 大陽日酸株式会社 | フロー式反応装置 |
| JP2019098275A (ja) * | 2017-12-05 | 2019-06-24 | 大陽日酸株式会社 | フロー式反応装置 |
| CN111006096A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-14 | 西安交通大学 | 一种抑制疲劳损伤的枝型通道结构 |
| CN111006096B (zh) * | 2019-12-30 | 2021-03-16 | 西安交通大学 | 一种抑制疲劳损伤的枝型通道结构 |
| CN113883350A (zh) * | 2020-07-01 | 2022-01-04 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种用于高温大口径的套管式混合器 |
| JP2020203286A (ja) * | 2020-09-02 | 2020-12-24 | 日本酸素ホールディングス株式会社 | フロー式反応装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8011392B2 (en) | Piping having fluid-mixing region | |
| US6609483B1 (en) | System for controlling flue gas exit temperature for optimal SCR operations | |
| US20050268973A1 (en) | Steam valve | |
| JPH07243596A (ja) | 混合流配管構造 | |
| JP2007032980A (ja) | 膨張弁 | |
| JPH07243595A (ja) | 混合流配管構造 | |
| WO1995014164A1 (en) | Carburettor | |
| JPH06317695A (ja) | 混合流配管構造 | |
| JPH08135883A (ja) | 配管継手 | |
| JP4690836B2 (ja) | 高温流体と低温流体を混合させる配管構造 | |
| JPH09236207A (ja) | ボイラ | |
| JPH08200597A (ja) | 配管系統 | |
| JPH01275993A (ja) | 先端が閉じられた分岐管を有する配管系 | |
| JPS61208425A (ja) | ボイラのバ−ナ−用オイル・ヘツダ− | |
| JPS58167808A (ja) | 混圧式タ−ビン | |
| JPH11241860A (ja) | 複機能型給湯装置 | |
| JP3211123B2 (ja) | 燃焼装置の燃料供給装置 | |
| JPH0727300A (ja) | 混合流配管構造 | |
| KR870000100Y1 (ko) | 보일러용 3-웨이밸브(3-way valve) | |
| JPH05340503A (ja) | 配管装置 | |
| JPH01315326A (ja) | 流体混合装置 | |
| JP2000246079A (ja) | 流体混合器 | |
| RU2143598C1 (ru) | Струйная установка и способ ее работы | |
| JPS6022262Y2 (ja) | 瞬間湯沸器における後沸防止装置 | |
| JP3116555B2 (ja) | 炭酸泉製造装置 |