JP2002340194A - カバー一体型ガスケット - Google Patents

カバー一体型ガスケット

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JP2002340194A JP2001146289A JP2001146289A JP2002340194A JP 2002340194 A JP2002340194 A JP 2002340194A JP 2001146289 A JP2001146289 A JP 2001146289A JP 2001146289 A JP2001146289 A JP 2001146289A JP 2002340194 A JP2002340194 A JP 2002340194A
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Yasushi Imai
康 今井
Yoshihiro Yamamoto
祐宏 山本
Tatsuhiko Hosokawa
竜彦 細川
Shigehiko Mashita
成彦 真下
Tadashi Utsunomiya
忠 宇都宮
Matsumura Shibata
松邨 柴田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特にハードディスク装置に適した、密着性
が大幅に改善され、且つ生産性に優れたカバー一体型ガ
スケットを提供する。 【解決手段】 カバーとガスケットとを一体的に成形し
た後に、ガスケットを構成する材料中の接着成分の結晶
融解又はガラス転移の開始温度以上の温度で加熱処理す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カバー一体型ガス
ケットに関し、特にハードディスク装置に適した、密着
性が大幅に改善され、且つ生産性に優れたカバー一体型
ガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータ等の電子機器は高性
能化、小型化が進み、複雑な回路構成を有するようにな
っており、わずかな塵によっても障害が起こるため、実
用上、防塵の必要性が高まっており、通常は、これらの
電子機器を内蔵する箱状の本体とカバーとの接合面にガ
スケットを挟持して取付ボルト等により締結して密封一
体化することがなされて、さらに、使用時の取り扱いを
簡単にするため、ガスケット部とカバーとが一体となっ
たカバー一体型ガスケットの形でも多く用いられる。こ
のようなカバー一体型ガスケットは、カバ−の所定箇所
にガスケットを構成する材料、通常は熱可塑性エラスト
マーを射出または押出しし、ガスケットを形成する方法
により製造されるが、カバーとガスケットとの間の密着
性は必ずしも十分ではなく、ガスケットの一部剥離また
は完全剥離が起こること場合があることが判明した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下で、特にハードディスク装置に適した、密着性が
改善され、且つ生産性に優れたカバー一体型ガスケット
を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決すべく鋭意研究の結果、カバーとガスケットとを
一体的に成形した後で一定温度以上で加熱処理すること
により目的を達成しうることを見出した。本発明は、か
かる知見に基づいて完成したものである。すなわち、本
発明は、カバーとガスケットとが一体的に成形されてな
るカバー一体型ガスケットであって、且つ成形後に、ガ
スケットを構成する材料中の接着成分の結晶融解又はガ
ラス転移の開始温度以上の温度で加熱処理されてなるカ
バー一体型ガスケットである。
【0005】
【発明の実施の形態】ガスケットを構成する材料、通常
は熱可塑性エラストマーには、カバーとの接着を得る為
に、例えば、アクリル酸、無水マレイン酸等の接着成分
が含まれており、本発明のカバー一体型ガスケットはこ
のような接着成分が含まれている材料を使用するものも
含むものであるが、変性ポリオレフィン系樹脂が接着成
分として含まれている材料、例えば変性ポリオレフィン
系樹脂を配合したスチレン系、オレフィン系、ウレタン
系、エステル系等の熱可塑性エラストマー組成物を使用
する場合に、特に優れた効果を有する。本発明者らは、
先にゴム弾性に優れ、オイル保持性が良く、低硬度で、
ヘタリ性に優れ、かつ圧縮永久歪みの小さいガスケット
材として、(a)ビニル芳香族化合物を主体とする両末
端の重合体ブロックと、共役ジエン化合物を主体とする
中間の重合体ブロックの3つの重合体ブロックからなる
ブロック共重合体に水素添加して得られる水添ブロック
共重合体100重量部、(b)非芳香族系ゴム用軟化剤
60〜170重量部、及び(c)変性ポリオレフィン系
樹脂5〜30重量部からなる熱可塑性エラストマー組成
物を提案したが、この熱可塑性エラストマー組成物も本
発明のカバー一体型ガスケットにおいて非常に好適に使
用しうるものである。
【0006】この、金属との接着性が改良された熱可塑
性エラストマー組成物において、(a)成分の水添ブロ
ック共重合体は、例えば、ポリブタジエンとポリスチレ
ンとのブロック共重合体、及びポリイソプレンとポリス
チレンとのブロック共重合体、あるいは、ポリブタジエ
ン又はエチレン−ブタジエンランダム共重合体とポリス
チレンとのブロック共重合体を水添して得ることがで
き、特に、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共
重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重
合体、又はスチレン−ブタジエン/イソプレン−スチレ
ンブロック共重合体を水添して得られる水添ブロック共
重合体が好ましい。具体的には、結晶性ポリエチレンと
ポリスチレンとのジブロック共重合体、スチレン−エチ
レン/ブチレン−スチレンのトリブロック共重合体(S
EBS)、スチレン−エチレン/プロピレン−スチレン
のトリブロック共重合(SEPS)、スチレン−エチレ
ンプロピレン/エチレンブチレン−スチレンブロック共
重合体などを挙げることができるが、中でも、SEB
S、SEPS又はスチレン−エチレンプロピレン/エチ
レンブチレン−スチレンブロック共重合体が好ましい。
【0007】これらの水添ブロック共重合体の重量平均
分子量は20万以上が好ましく、また、(非晶質)スチ
レンブロックの含有量は、20〜40重量%であるのが
好ましい。また、(非晶質)スチレンブロック部のガラ
ス転移温度(Tg)は、60℃以上、好ましくは80℃
以上であるものが望ましい。また、両末端の非晶質スチ
レンブロックを連結する部分の重合体としては、やはり
非晶質のものが好ましく、例えば、エチレン−ブチレン
共重合体、ブタジエン重合体、イソプレン重合体等の水
添物を挙げることができ、これらのブロックあるいはラ
ンダム共重合体であってもよい。なお、これらの水添ブ
ロック共重合体は主に単独で用いられるが、二種以上を
ブレンドして用いてもよい。分子量やスチレン量の異な
る2種類以上の共重合体をブレンドすることにより成形
時の流動性を改良できる。これら水添ブロック共重合体
は、(株)クラレ製セプトン(商品名)、シェル化学
(株)製クレイトンG(商品名)、旭化成(株)製タフ
テック(商品名)等として市販されているものから容易
に入手できるものである。
【0008】前記の、金属との接着性が改良された熱可
塑性エラストマー組成物において、(b)成分の非芳香
族系ゴム用軟化剤は、熱可塑性エラストマーを低硬度化
する為に配合するものであり、40℃におけ動粘度が3
00mm2 -1以上、特に300〜10000mm2
-1であることが好ましい。このような性状を有する軟化
剤としては、例えば鉱物油系、合成系などの各種非芳香
族系ゴム用軟化剤の中から適宜選択することができる。
ここで、鉱物油系としては、ナフテン系、パラフィン系
などのプロセス油が挙げられる。なかでも、特に鉱物油
系のパラフィン系オイル、ナフテン系オイル又は合成系
のポリイソブチレン系オイルから選択される一種又は二
種以上であって、その数平均分子量が450〜5000
であるものが好ましい。
【0009】なお、これらの軟化剤は一種を単独で用い
てもよく、互いの相溶性が良好であれば二種以上を混合
して用いてもよい。これらの軟化剤の配合量は、前記
(a)成分100重量部に対し、60〜170重量部で
あるが、好ましくは70〜150重量部である。この配
合量が60重量部未満では充分な低硬度化が達成できず
熱可塑性材料の柔軟性が不充分となるおそれがあり、ま
た170重量部を超えると軟化剤がブリードしやすくな
り、かつ熱可塑性材料の機械的強度が低下する原因とな
る。なお、この軟化剤の配合量は、(a)成分の水添ブ
ロック共重合体の分子量及び該水添ブロック共重合体に
添加される他の成分の種類に応じて、上記範囲で適宜選
定することが好ましい。これらの軟化剤は、出光興産
(株)製ダイアナプロセスオイルシリーズ(商品名)、
日本サン石油(株)製サンパーシリーズ(商品名)、サ
ンセンシリーズ(商品名)、三井化学(株)製ルーカン
トシリーズ(商品名)等として市販されているものから
容易に入手できるものである。
【0010】前記の、金属との接着性が改良された熱可
塑性エラストマー組成物において、(c)成分の変性ポ
リオレフィン系樹脂は、加工性、耐熱特性の向上を図る
と共に、金属との接着性を向上させる為に配合するもの
である。この、変性される、ポリオレフィン系樹脂とし
ては、ポリエチレン又はポリプロピレンを主体としたも
のが好ましく、アイソタクティックポリプロピレン、プ
ロピレンと他の少量のα−オレフィンとの共重合体(例
えば、プロピレン−エチレン共重合体、プロピレン/4
−メチル−1−ペンテン共重合体)などを挙げることが
できる。ポリオレフィン系樹脂としてアイソタクティッ
クポリプロピレンの共重合体を用いる場合、そのMFR
(JIS K7210に準拠、230℃、2.16kg荷
重下)が0.1g/10分以上、特に0.5g/10分以上
の範囲のものが好適に使用できる。
【0011】変性ポリオレフィン系樹脂は、かかるポリ
オレフィン系樹脂にマレイン酸、無水マレイン酸等の不
飽和カルボン酸類、アクリル酸等のアクリル酸類や水酸
機を有する重合性モノマーをグラフト又は共重合させた
樹脂である。このような変性ポリオレフィン系樹脂とし
ては、例えば、三井デュポンポリケミカル(株)製ニュ
クレルシリーズ(商品名)、三洋化成(株)製ユーメッ
クスシリーズ(商品名)、エクソン化学(株)製エクセ
ラーシリーズ(商品名)、ユニロイヤル(株)製ポリボ
ンドシリーズ(商品名)、三井化学(株)製アドマーシ
リーズ(商品名)等として市販されているものを利用で
きる。また、変性率(重量%:ポリオレフィン100重
量部に対して使用する変性剤の重量部)は、十分な接着
性を得るためには、1重量%以上が好ましい。また、
(c)成分の配合量は、前記(a)成分100重量部に
対し、5〜30重量部であるが、好ましくは10〜25
重量部である。この配合量が5重量部以下では、必要な
接着性は得られず、30重量部を超えると得られる熱可
塑性材料の硬度が高くなり過ぎる。
【0012】また、本発明で使用する熱可塑性エラスト
マー組成物には、クレー、珪藻土、タルク、硫酸バリウ
ム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、金属酸化物、
マイカ、グラファイト、水酸化アルミニウムなどのりん
片状無機系添加剤、各種の金属粉、ガラス粉、セラミッ
クス粉、粒状あるいは粉末ポリマー等の粒状あるいは粉
末状固体充填剤、その他の各種の天然または人工の短繊
維、長繊維(例えば、ガラスファイバー、金属ファイバ
ー、その他各種のポリマーファイバー等)などを配合す
ることができる。
【0013】また、中空フィラー、例えば、ガラスバル
ーンなどの無機中空フィラー、ポリフッ化ビニリデン、
ポリフッ化ビニリデン共重合体などからなる有機中空フ
ィラーを配合することにより、軽量化を図ることができ
る。更に軽量化などの各種物性の改善のために、各種発
泡剤を混入することも可能であり、また、混合時等に機
械的に気体を混ぜ込むことも可能である。
【0014】また、他の添加剤として、必要に応じて、
難燃剤、抗菌剤、ヒンダードアミン系光安定剤、紫外線
吸収剤、酸化防止剤、着色剤、クマロン樹脂、クマロン
−インデン樹脂、フェノールテルペン樹脂、石油系炭化
水素、ロジン誘導体などの各種粘着付与剤(タッキファ
イヤー)、レオストマーB(商品名:理研ビニル社製)
などの各種接着剤性エラストマー、ハイブラー(商品
名:クラレ社製、ビニル−ポリイソプレンブロックの両
末端にポリスチレンブロックが連結したブロック共重合
体)、ノーレックス(商品名:日本ゼオン社製、ノルボ
ルネンを開環重合して得られるポリノルボルネン)など
の他の熱可塑性エラストマー又は樹脂などを併用するこ
とができる。
【0015】以上の如き、本発明のカバー一体型ガスケ
ットで使用するガスケットを構成する材料は、硬度がJ
IS K6253に準拠したタイプAデュロメーターで
50度以下であるものが好ましい。本発明のカバー一体
型ガスケットにおけるカバーとしては、硬質樹脂からな
るものも使用し得るが、加工性等からは金属製が好まし
い。金属としては、特に制限はなく、例えば冷延鋼板、
亜鉛めっき鋼板、アルミニウム/亜鉛合金めっき鋼板、
ステンレス鋼板、アルミニウム板、アルミニウム合金
板、マグネシウム板、マグネシウム合金板などの中か
ら、適宜選択して用いることができる。また、マグネシ
ウムを射出成形したものも用いることができる。耐食性
の点から、無電解ニッケルめっき処理を施した金属が好
適である。この無電解ニッケルめっき処理方法として
は、従来金属素材に適用されている公知の方法、例えば
硫酸ニッケル、次亜リン酸ナトリウム、乳酸、プロピオ
ン酸などを適当な割合で含有するpH4.0〜5.0程度
で、かつ温度85〜95℃程度の水溶液からなる無電解
ニッケルめっき浴中に、金属板を浸漬する方法などを用
いることができる。本発明で用いられるカバーの厚さ
は、適宜選定されるが、通常0.3〜1.0mm、好ましく
は0.4〜0.6mmの範囲である。
【0016】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。 実施例1〜3及び比較例1〜3 厚さ0.3mmで1辺100mmの正方形のアルミ製カ
バーの表面に、第1表に記載した配合組成の熱可塑性エ
ラストマーを、射出温度200℃、射出サイクル20秒
で射出し、幅1mm、高さ1mmで1辺50mmの正方
形のガスケット部を形成した。その後、第1表に記載し
た熱処理温度の温度環境に5分間放置した。得られた、
カバー一体型ガスケットにつき、カバーとガスケット部
との接着性を評価し、その結果を第1表に示した。なお
評価は、得られたカバー一体型ガスケットを70℃の温
水に浸漬し、5分間の超音波洗浄を施して、カバーとガ
スケット部との剥離の有無を確認する方法により行っ
た。
【0017】
【表1】
【0018】原料(a):SEPS((株)クラレ製、
商品名:セプトン4077、スチレンの含有量:30重
量%、イソプレンの含有量:70重量%、数平均分子
量:260,000、重量平均分子量:320,00
0、分子量分布1.23、水素添加率:90%以上) 原料(b):パラフィン系オイル(出光興産(株)製、
商品名:ダイアナプロセスオイルPW380、40℃に
おける動粘度が380mm2 -1) 原料(c)−1:メタクリル酸変性ポリエチレン系重合
体(三井デュポンポリケミカル(株)製、商品名:ニュ
クレルAN4312C) 原料(c)−2:無水マレイン酸変性ポリプロピレン系
重合体(三洋化成工業(株)製、商品名:ユーメックス
1001) 原料(c)−3:無水マレイン酸変性SEBS(旭化成
工業(株)製、商品名:タフテックM1943)
【0019】
【発明の効果】本発明の多段絞り形状のカバーを有する
カバー一体型ガスケットは、密着性に優れ、且つ生産性
に優れたものであり、ハードディスク装置、特に小型サ
イズのハードディスク装置に好適に使用することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 真下 成彦 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町1274−9−3 −404 (72)発明者 宇都宮 忠 神奈川県鎌倉市小町2−20−24 (72)発明者 柴田 松邨 神奈川県鎌倉市関谷903−9 Fターム(参考) 3J040 EA16 EA26 FA06 FA20 HA03 HA05 4J002 AE05X BB21Y BN05Y BP01W FD010 GF00 GJ00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーとガスケットとが一体的に成形さ
    れてなるカバー一体型ガスケットにおいて、成形後に、
    ガスケットを構成する材料中の接着成分の結晶融解又は
    ガラス転移の開始温度以上の温度で加熱処理されてなる
    ことを特徴とする、カバー一体型ガスケット。
  2. 【請求項2】 ガスケットを構成する材料が、接着成分
    として変性ポリオレフィン系樹脂を含む熱可塑性エラス
    トマー組成物であることを特徴とする請求項1に記載の
    カバー一体型ガスケット。
  3. 【請求項3】 ガスケットを構成する材料が、(a)ビ
    ニル芳香族化合物を主体とする両末端の重合体ブロック
    と、共役ジエン化合物を主体とする中間の重合体ブロッ
    クの3つの重合体ブロックからなるブロック共重合体に
    水素添加して得られる水添ブロック共重合体100重量
    部、(b)非芳香族系ゴム用軟化剤60〜170重量
    部、及び接着成分としての(c)変性ポリオレフィン系
    樹脂5〜30重量部からなる熱可塑性エラストマー組成
    物であることを特徴とする請求項2に記載のカバー一体
    型ガスケット。
  4. 【請求項4】 (c)変性ポリオレフィン系樹脂が、ポ
    リエチレン又はポリプロピレンを主成分とするポリオレ
    フィン系樹脂を不飽和カルボン酸類又はアクリル酸類で
    変性した樹脂であることを特徴とする請求項2又は3に
    記載のカバー一体型ガスケット。
  5. 【請求項5】 ガスケットを構成する材料が、硬度がJ
    IS K6253に準拠したタイプAデュロメーターで
    50度以下のものであることを特徴とする請求項1〜4
    の何れかに記載のカバー一体型ガスケット。
  6. 【請求項6】 カバーが金属製であるであることを特徴
    とする請求項1〜5の何れかに記載のカバー一体型ガス
    ケット。
  7. 【請求項7】 ハードディスク装置用であることを特徴
    とする請求項1〜6の何れかに記載のカバー一体型ガス
    ケット。
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