JP2002340001A - 樹脂製のフランジ付き滑り軸受 - Google Patents
樹脂製のフランジ付き滑り軸受Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 支持板への固定に別体の抜け止め用のリング
が不要で、構成部品点数や組立工程数の削減を図ること
ができ、しかも、取り付け時に大きな操作力が不要で、
紙送り機構等のコストの低減と組立性の向上を図ること
ができるフランジ付き滑り軸受を提供すること。 【解決手段】 装置の支持板12に貫通形成された軸受
挿通孔12aに嵌合する筒部11aと、筒部11aの基
端部外周に装備されたフランジ11bとを備えた樹脂製
のフランジ付き滑り軸受11において、筒部11aの外
周面には、軸受挿通孔12aを挿通する際には筒部11
aの内方に弾性変位すると共に、軸受挿通孔12aを通
過すると筒部11aの外方に弾性変位して支持板12の
前記軸受挿通孔12aの周縁に当接して、軸受挿通孔1
2aからの抜けを防止する弾性係止片を一体形成して、
別体の抜け止め用のリングを使用せずに支持板12に固
定可能にした構成。
が不要で、構成部品点数や組立工程数の削減を図ること
ができ、しかも、取り付け時に大きな操作力が不要で、
紙送り機構等のコストの低減と組立性の向上を図ること
ができるフランジ付き滑り軸受を提供すること。 【解決手段】 装置の支持板12に貫通形成された軸受
挿通孔12aに嵌合する筒部11aと、筒部11aの基
端部外周に装備されたフランジ11bとを備えた樹脂製
のフランジ付き滑り軸受11において、筒部11aの外
周面には、軸受挿通孔12aを挿通する際には筒部11
aの内方に弾性変位すると共に、軸受挿通孔12aを通
過すると筒部11aの外方に弾性変位して支持板12の
前記軸受挿通孔12aの周縁に当接して、軸受挿通孔1
2aからの抜けを防止する弾性係止片を一体形成して、
別体の抜け止め用のリングを使用せずに支持板12に固
定可能にした構成。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ等の
紙送り機構で使用される軸の支承に最適な樹脂製のフラ
ンジ付き滑り軸受に関するものである。
紙送り機構で使用される軸の支承に最適な樹脂製のフラ
ンジ付き滑り軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリの紙送り機構で使用される
送りローラの軸は、回転速度がそれほど大きくなく、ま
た、荷重もそれほど大きくないこと、更には、軸受の取
り付け部が一般に市販の鋼鈑製の支持板に円形の軸受挿
通孔を設けただけの単純構造を採用することが多きこと
などから、軸を支承する軸受として、樹脂製のフランジ
付き滑り軸受を採用することが多い。図5乃至図7は、
ファクシミリの紙送り機構で使用される従来の樹脂製の
フランジ付き滑り軸受を示したものである。
送りローラの軸は、回転速度がそれほど大きくなく、ま
た、荷重もそれほど大きくないこと、更には、軸受の取
り付け部が一般に市販の鋼鈑製の支持板に円形の軸受挿
通孔を設けただけの単純構造を採用することが多きこと
などから、軸を支承する軸受として、樹脂製のフランジ
付き滑り軸受を採用することが多い。図5乃至図7は、
ファクシミリの紙送り機構で使用される従来の樹脂製の
フランジ付き滑り軸受を示したものである。
【0003】図5に示したフランジ付き滑り軸受1は、
装置の支持板2に貫通形成された軸受挿通孔2aに嵌合
する筒部1aと、該筒部1aの基端部外周から半径方向
外方に向かって張り出して設けられて前記支持板2への
当接によって前記筒部1aの軸方向の位置決めを果たす
フランジ1bとを合成樹脂材料により一体成形したもの
で、筒部1aに挿通される送りローラの軸を回転自在に
支承する。前記支持板2は、市販の鋼鈑のプレス成形に
よって形成したものである。フランジ付き滑り軸受1
は、軸受挿通孔2aに挿通させた筒部1aの外周に、別
体の抜け止め用のリング4を嵌着させることで、支持板
2に固定される。
装置の支持板2に貫通形成された軸受挿通孔2aに嵌合
する筒部1aと、該筒部1aの基端部外周から半径方向
外方に向かって張り出して設けられて前記支持板2への
当接によって前記筒部1aの軸方向の位置決めを果たす
フランジ1bとを合成樹脂材料により一体成形したもの
で、筒部1aに挿通される送りローラの軸を回転自在に
支承する。前記支持板2は、市販の鋼鈑のプレス成形に
よって形成したものである。フランジ付き滑り軸受1
は、軸受挿通孔2aに挿通させた筒部1aの外周に、別
体の抜け止め用のリング4を嵌着させることで、支持板
2に固定される。
【0004】図6に示したフランジ付き滑り軸受5は、
装置の支持板2に貫通形成された軸受挿通孔2aに嵌合
する筒部5aと、該筒部5aの基端部外周から半径方向
外方に向かって張り出して設けられて前記支持板2への
当接によって前記筒部5aの軸方向の位置決めを果たす
フランジ5bとを合成樹脂材料により一体成形する点
は、図5のものと共通である。但し、このフランジ付き
滑り軸受5の場合は、筒部5aと軸受挿通孔2aとの嵌
め合いが締まり嵌めとなるように、筒部5a及び軸受挿
通孔2aの寸法が選定されていて、筒部5aを軸受挿通
孔2aへ圧入するだけで、軸受の支持板2への固定が完
了する構成である。
装置の支持板2に貫通形成された軸受挿通孔2aに嵌合
する筒部5aと、該筒部5aの基端部外周から半径方向
外方に向かって張り出して設けられて前記支持板2への
当接によって前記筒部5aの軸方向の位置決めを果たす
フランジ5bとを合成樹脂材料により一体成形する点
は、図5のものと共通である。但し、このフランジ付き
滑り軸受5の場合は、筒部5aと軸受挿通孔2aとの嵌
め合いが締まり嵌めとなるように、筒部5a及び軸受挿
通孔2aの寸法が選定されていて、筒部5aを軸受挿通
孔2aへ圧入するだけで、軸受の支持板2への固定が完
了する構成である。
【0005】図7に示したフランジ付き滑り軸受7は、
装置の支持板2に貫通形成された軸受挿通孔2aに嵌合
する筒部7aと、該筒部7aの基端部外周から半径方向
外方に向かって張り出して設けられて前記支持板2への
当接によって前記筒部7aの軸方向の位置決めを果たす
フランジ7bとを合成樹脂材料により一体成形する点
は、図5のものと共通である。但し、このフランジ付き
滑り軸受7の場合は、フランジ7bの先端部外周に、フ
ランジ7bとの間に軸受挿通孔2aの周縁部を挟み込ん
で抜け止めを果たす係止用フランジ7cが一体形成され
ている。また、筒部7aの周壁には、縮径可能にするた
めに、切り離し7dが設けられている。
装置の支持板2に貫通形成された軸受挿通孔2aに嵌合
する筒部7aと、該筒部7aの基端部外周から半径方向
外方に向かって張り出して設けられて前記支持板2への
当接によって前記筒部7aの軸方向の位置決めを果たす
フランジ7bとを合成樹脂材料により一体成形する点
は、図5のものと共通である。但し、このフランジ付き
滑り軸受7の場合は、フランジ7bの先端部外周に、フ
ランジ7bとの間に軸受挿通孔2aの周縁部を挟み込ん
で抜け止めを果たす係止用フランジ7cが一体形成され
ている。また、筒部7aの周壁には、縮径可能にするた
めに、切り離し7dが設けられている。
【0006】このフランジ付き滑り軸受7は、まず、筒
部7aを半径方向に加圧して係止用フランジ7cの外径
が軸受挿通孔2aの内径よりも小さくなる程度に筒部7
aを縮径させ、この縮径状態で筒部7aを筒部7aに挿
通させた後、筒部7aに加えていた加圧を解除して、筒
部7a及び係止用フランジ7cの径を元に戻すことで、
係止用フランジ7cが軸受挿通孔2aの周辺を挟んだ状
態にすれば、支持板2への固定が完了する。
部7aを半径方向に加圧して係止用フランジ7cの外径
が軸受挿通孔2aの内径よりも小さくなる程度に筒部7
aを縮径させ、この縮径状態で筒部7aを筒部7aに挿
通させた後、筒部7aに加えていた加圧を解除して、筒
部7a及び係止用フランジ7cの径を元に戻すことで、
係止用フランジ7cが軸受挿通孔2aの周辺を挟んだ状
態にすれば、支持板2への固定が完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5に示し
たフランジ付き滑り軸受1の場合は、支持板2への固定
に別体の抜け止め用のリング4が必要で、紙送り機構に
おける構成部品点数の増大を招くと共に、組立工程数の
増大を招くという問題があった。
たフランジ付き滑り軸受1の場合は、支持板2への固定
に別体の抜け止め用のリング4が必要で、紙送り機構に
おける構成部品点数の増大を招くと共に、組立工程数の
増大を招くという問題があった。
【0008】また、図6や図7に示したフランジ付き滑
り軸受5,7の場合は、抜け止め用のリング4が不要
で、構成部品点数や組立工程数の削減を図ることができ
る。しかし、図6に示した構造の場合は、筒部5aを軸
受挿通孔2aに圧入するために、組み立て作業に、大き
な操作力が必要もなるという問題が生じた。また、図7
に示した構造の場合も、筒部7aを縮径状態にして軸受
挿通孔2aに嵌合させなければならないために、組み立
て作業に大きな操作力が必要になるという問題があり、
更に、切り離し7dのために筒部7aの内径が変動し易
く、軸との嵌め合い精度を高精度化することが難しいと
いう問題も生じた。
り軸受5,7の場合は、抜け止め用のリング4が不要
で、構成部品点数や組立工程数の削減を図ることができ
る。しかし、図6に示した構造の場合は、筒部5aを軸
受挿通孔2aに圧入するために、組み立て作業に、大き
な操作力が必要もなるという問題が生じた。また、図7
に示した構造の場合も、筒部7aを縮径状態にして軸受
挿通孔2aに嵌合させなければならないために、組み立
て作業に大きな操作力が必要になるという問題があり、
更に、切り離し7dのために筒部7aの内径が変動し易
く、軸との嵌め合い精度を高精度化することが難しいと
いう問題も生じた。
【0009】更に、図7に示した構造の場合は、支持板
2の板厚が変更された場合には、フランジ7bと係止用
フランジ7cとの間の寸法を変えて、新たに設計しなけ
ればならず、取り付け可能な支持板2の板厚が限定され
てしまうという問題もあった。
2の板厚が変更された場合には、フランジ7bと係止用
フランジ7cとの間の寸法を変えて、新たに設計しなけ
ればならず、取り付け可能な支持板2の板厚が限定され
てしまうという問題もあった。
【0010】本発明は上記事情に鑑みて成されたもの
で、支持板への固定に別体の抜け止め用のリングが不要
で、構成部品点数や組立工程数の削減を図ることがで
き、しかも、取り付け時に大きな操作力が不要で、紙送
り機構等のコストの低減と組立性の向上を図ることがで
きるフランジ付き滑り軸受を提供すること、更に、取り
付け可能な支持板の板厚が限定されず、支持板の板厚が
異なる複数種の紙送り機構等に汎用使用することのでき
るフランジ付き滑り軸受を提供することを目的とする。
で、支持板への固定に別体の抜け止め用のリングが不要
で、構成部品点数や組立工程数の削減を図ることがで
き、しかも、取り付け時に大きな操作力が不要で、紙送
り機構等のコストの低減と組立性の向上を図ることがで
きるフランジ付き滑り軸受を提供すること、更に、取り
付け可能な支持板の板厚が限定されず、支持板の板厚が
異なる複数種の紙送り機構等に汎用使用することのでき
るフランジ付き滑り軸受を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る樹脂製のフランジ付き滑り軸受は、装置
の支持板に貫通形成された軸受挿通孔に嵌合する筒部
と、該筒部の基端部外周から半径方向外方に向かって張
り出して設けられて前記支持板への当接によって前記筒
部の軸方向の位置決めを果たすフランジとを備え、前記
筒部に挿通された軸を回転自在に支承する樹脂製のフラ
ンジ付き滑り軸受において、前記筒部の外周面には、軸
受挿通孔を挿通する際には筒部の内方に弾性変位すると
共に、前記軸受挿通孔を通過すると筒部の外方に弾性変
位して支持板の前記軸受挿通孔の周縁に当接して、前記
筒部の軸受挿通孔からの抜けを防止する弾性係止片を一
体形成したことを特徴とする。
の本発明に係る樹脂製のフランジ付き滑り軸受は、装置
の支持板に貫通形成された軸受挿通孔に嵌合する筒部
と、該筒部の基端部外周から半径方向外方に向かって張
り出して設けられて前記支持板への当接によって前記筒
部の軸方向の位置決めを果たすフランジとを備え、前記
筒部に挿通された軸を回転自在に支承する樹脂製のフラ
ンジ付き滑り軸受において、前記筒部の外周面には、軸
受挿通孔を挿通する際には筒部の内方に弾性変位すると
共に、前記軸受挿通孔を通過すると筒部の外方に弾性変
位して支持板の前記軸受挿通孔の周縁に当接して、前記
筒部の軸受挿通孔からの抜けを防止する弾性係止片を一
体形成したことを特徴とする。
【0012】そして、上記構成によれば、軸受の筒部を
支持板の軸受挿通孔に挿入した際、軸受の筒部に一体形
成した弾性係止片が軸受挿通孔を通過すると、弾性復元
力によって弾性係止片が筒部の外方に突出して、支持板
の軸受挿通孔の周縁を係止し、抜け止めを果たす。従っ
て、軸受の支持板への固定に別体の抜け止め用のリング
が不要である。また、弾性係止片は、筒部の周壁の一部
に形成した小さなもので、弾性変形にそれほど大きな力
が必要とならない。そのため、取り付け時に大きな操作
力も不要になる。
支持板の軸受挿通孔に挿入した際、軸受の筒部に一体形
成した弾性係止片が軸受挿通孔を通過すると、弾性復元
力によって弾性係止片が筒部の外方に突出して、支持板
の軸受挿通孔の周縁を係止し、抜け止めを果たす。従っ
て、軸受の支持板への固定に別体の抜け止め用のリング
が不要である。また、弾性係止片は、筒部の周壁の一部
に形成した小さなもので、弾性変形にそれほど大きな力
が必要とならない。そのため、取り付け時に大きな操作
力も不要になる。
【0013】なお、好ましくは、上記の樹脂製のフラン
ジ付き滑り軸受において、前記筒部の外周面に、前記弾
性係止片として、前記フランジからの離間距離を相異さ
せた複数組の弾性係止片を装備した構成とするとよい。
このようにすると、抜け止めとして有効に機能する弾性
係止片が切り替わることで、板厚が異なる複数種の支持
板に対して取り付け可能になる。
ジ付き滑り軸受において、前記筒部の外周面に、前記弾
性係止片として、前記フランジからの離間距離を相異さ
せた複数組の弾性係止片を装備した構成とするとよい。
このようにすると、抜け止めとして有効に機能する弾性
係止片が切り替わることで、板厚が異なる複数種の支持
板に対して取り付け可能になる。
【0014】更に、好ましくは、上記の樹脂製のフラン
ジ付き滑り軸受において、前記複数組の弾性係止片の前
記フランジからの離間距離を、装置の支持板に使用され
る市販の鋼鈑板厚の種類に対応させて設定した構成とす
るとよい。このようにすると、例えばファクシミリやパ
ーソナルコンピュータ用のプリンタの紙送り機構におい
て支持板として使用される市販鋼鈑は、通常、1〜3種
類に特定されるため、筒部に装備する弾性係止片の種類
を不必要に増やさずとも、限られた数種の弾性係止片の
装備で、十分な汎用性を確保することができる。
ジ付き滑り軸受において、前記複数組の弾性係止片の前
記フランジからの離間距離を、装置の支持板に使用され
る市販の鋼鈑板厚の種類に対応させて設定した構成とす
るとよい。このようにすると、例えばファクシミリやパ
ーソナルコンピュータ用のプリンタの紙送り機構におい
て支持板として使用される市販鋼鈑は、通常、1〜3種
類に特定されるため、筒部に装備する弾性係止片の種類
を不必要に増やさずとも、限られた数種の弾性係止片の
装備で、十分な汎用性を確保することができる。
【0015】更に、好ましくは、上記の樹脂製のフラン
ジ付き滑り軸受において、前記軸受挿通孔が多角形形状
に形成されており、前記筒部の外面が前記軸受挿通孔の
多角形形状に対応した多角形形状に形成された構成とす
るとよい。このようにすると、多角形状の軸受挿通孔に
嵌合した多角形状の外面を有する樹脂製のフランジ付き
滑り軸受により支持板に対する回り止め機能を備えるこ
とが可能となる。
ジ付き滑り軸受において、前記軸受挿通孔が多角形形状
に形成されており、前記筒部の外面が前記軸受挿通孔の
多角形形状に対応した多角形形状に形成された構成とす
るとよい。このようにすると、多角形状の軸受挿通孔に
嵌合した多角形状の外面を有する樹脂製のフランジ付き
滑り軸受により支持板に対する回り止め機能を備えるこ
とが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る樹脂製のフラ
ンジ付き滑り軸受の好適な実施の形態を図面に基づいて
詳細に説明する。図1は、本発明に係る樹脂製のフラン
ジ付き滑り軸受の一実施の形態を示したもので、図1は
本発明の一実施の形態の樹脂製のフランジ付き滑り軸受
の斜視図、図2は図1に示した樹脂製のフランジ付き滑
り軸受の縦断面図である。
ンジ付き滑り軸受の好適な実施の形態を図面に基づいて
詳細に説明する。図1は、本発明に係る樹脂製のフラン
ジ付き滑り軸受の一実施の形態を示したもので、図1は
本発明の一実施の形態の樹脂製のフランジ付き滑り軸受
の斜視図、図2は図1に示した樹脂製のフランジ付き滑
り軸受の縦断面図である。
【0017】この一実施の形態の樹脂製のフランジ付き
滑り軸受11は、ファクシミリ装置の紙送り機構の支持
板12に貫通形成された円形の軸受挿通孔12aに嵌合
する円筒状の筒部11aと、該筒部11aの基端部外周
から半径方向外方に向かって張り出して設けられて前記
支持板12への当接によって前記筒部11aの軸方向の
位置決めを果たすフランジ11bと、筒部11aの外周
に突出する弾性係止片11cとを、合成樹脂により一体
成形したもので、筒部11aに挿通された軸を回転自在
に支承する。支持板12は、JIS規格に準じた市販の
鋼鈑材料のプレス成形によって形成されたものである。
滑り軸受11は、ファクシミリ装置の紙送り機構の支持
板12に貫通形成された円形の軸受挿通孔12aに嵌合
する円筒状の筒部11aと、該筒部11aの基端部外周
から半径方向外方に向かって張り出して設けられて前記
支持板12への当接によって前記筒部11aの軸方向の
位置決めを果たすフランジ11bと、筒部11aの外周
に突出する弾性係止片11cとを、合成樹脂により一体
成形したもので、筒部11aに挿通された軸を回転自在
に支承する。支持板12は、JIS規格に準じた市販の
鋼鈑材料のプレス成形によって形成されたものである。
【0018】弾性係止片11cは、軸受挿通孔12aを
挿通する際には筒部11aの内方に弾性変位すると共
に、前記軸受挿通孔12aを通過すると筒部11aの外
方に弾性復元力によって変位して支持板12の前記軸受
挿通孔12aの周縁に先端を当接して、前記筒部11a
の軸受挿通孔12aからの抜けを防止する。
挿通する際には筒部11aの内方に弾性変位すると共
に、前記軸受挿通孔12aを通過すると筒部11aの外
方に弾性復元力によって変位して支持板12の前記軸受
挿通孔12aの周縁に先端を当接して、前記筒部11a
の軸受挿通孔12aからの抜けを防止する。
【0019】以上に説明したフランジ付き滑り軸受11
では、軸受の筒部11aを支持板12の軸受挿通孔12
aに挿入した際、軸受の筒部11aに一体形成した弾性
係止片が軸受挿通孔12aを通過すると、弾性復元力に
よって弾性係止片が筒部11aの外方に突出して、支持
板12の軸受挿通孔12aの周縁を係止し、抜け止めを
果たす。従って、軸受の支持板12への固定に別体の抜
け止め用のリングが不要で、構成部品点数や組立工程数
の削減を図ることができる。また、弾性係止片は、筒部
11aの周壁の一部に形成した小さなもので、弾性変形
にそれほど大きな力が必要とならない。そのため、取り
付け時に大きな操作力が不要で、紙送り機構等のコスト
の低減と組立性の向上を図ることができる。
では、軸受の筒部11aを支持板12の軸受挿通孔12
aに挿入した際、軸受の筒部11aに一体形成した弾性
係止片が軸受挿通孔12aを通過すると、弾性復元力に
よって弾性係止片が筒部11aの外方に突出して、支持
板12の軸受挿通孔12aの周縁を係止し、抜け止めを
果たす。従って、軸受の支持板12への固定に別体の抜
け止め用のリングが不要で、構成部品点数や組立工程数
の削減を図ることができる。また、弾性係止片は、筒部
11aの周壁の一部に形成した小さなもので、弾性変形
にそれほど大きな力が必要とならない。そのため、取り
付け時に大きな操作力が不要で、紙送り機構等のコスト
の低減と組立性の向上を図ることができる。
【0020】図3は、本発明に係る樹脂製のフランジ付
き滑り軸受の他の実施の形態を示したものである。ここ
に示したフランジ付き滑り軸受21は、ファクシミリ装
置の紙送り機構の支持板12に貫通形成された円形の軸
受挿通孔12aに嵌合する円筒状の筒部21aと、該筒
部21aの基端部外周から半径方向外方に向かって張り
出して設けられて前記支持板12への当接によって前記
筒部21aの軸方向の位置決めを果たすフランジ21b
と、筒部21aの外周に突出する弾性係止片21cと
を、合成樹脂により一体成形した構成である。
き滑り軸受の他の実施の形態を示したものである。ここ
に示したフランジ付き滑り軸受21は、ファクシミリ装
置の紙送り機構の支持板12に貫通形成された円形の軸
受挿通孔12aに嵌合する円筒状の筒部21aと、該筒
部21aの基端部外周から半径方向外方に向かって張り
出して設けられて前記支持板12への当接によって前記
筒部21aの軸方向の位置決めを果たすフランジ21b
と、筒部21aの外周に突出する弾性係止片21cと
を、合成樹脂により一体成形した構成である。
【0021】そして、弾性係止片21cは、軸受挿通孔
12aを挿通する際には筒部21aの内方に弾性変位す
ると共に、前記軸受挿通孔12aを通過すると筒部21
aの外方に弾性復元力によって変位して支持板12の前
記軸受挿通孔12aの周縁に先端を当接して、前記筒部
21aの軸受挿通孔12aからの抜けを防止する構成
で、基本的な構成は、前述の一実施の形態で示したフラ
ンジ付き滑り軸受11と同様である。
12aを挿通する際には筒部21aの内方に弾性変位す
ると共に、前記軸受挿通孔12aを通過すると筒部21
aの外方に弾性復元力によって変位して支持板12の前
記軸受挿通孔12aの周縁に先端を当接して、前記筒部
21aの軸受挿通孔12aからの抜けを防止する構成
で、基本的な構成は、前述の一実施の形態で示したフラ
ンジ付き滑り軸受11と同様である。
【0022】但し、本実施の形態のフランジ付き滑り軸
受21の場合は、前記弾性係止片21cとして、前記フ
ランジ21bからの離間距離を相異させた第1〜第3の
3組の弾性係止片211c,212c,213cを装備
している。そして、それぞれの弾性係止片211c,2
12c,213cの前記フランジ21bからの離間距離
L1,L2,L3を、装置の支持板12に使用される市
販の鋼鈑板厚の種類t1,t2,t3に対応させて互い
に異なる値に設定している。
受21の場合は、前記弾性係止片21cとして、前記フ
ランジ21bからの離間距離を相異させた第1〜第3の
3組の弾性係止片211c,212c,213cを装備
している。そして、それぞれの弾性係止片211c,2
12c,213cの前記フランジ21bからの離間距離
L1,L2,L3を、装置の支持板12に使用される市
販の鋼鈑板厚の種類t1,t2,t3に対応させて互い
に異なる値に設定している。
【0023】このようにすると、抜け止めとして有効に
機能する弾性係止片211c,212c,213cが切
り替わることで、板厚が異なる複数種の支持板12に対
して取り付け可能になる。即ち、取り付け可能な支持板
12の板厚が限定されず、支持板12の板厚が異なる複
数種の紙送り機構等に汎用使用することができ、汎用使
用による量産によって製造コストの低減を図ることがで
きる。
機能する弾性係止片211c,212c,213cが切
り替わることで、板厚が異なる複数種の支持板12に対
して取り付け可能になる。即ち、取り付け可能な支持板
12の板厚が限定されず、支持板12の板厚が異なる複
数種の紙送り機構等に汎用使用することができ、汎用使
用による量産によって製造コストの低減を図ることがで
きる。
【0024】また、例えばファクシミリやパーソナルコ
ンピュータ用のプリンタの紙送り機構において支持板1
2として使用される市販鋼鈑は、通常、1〜3種類に特
定される。従って、弾性係止片211c,212c,2
13cのフランジ21bからの離間距離を、前述のよう
に、装置の支持板12に使用される市販の鋼鈑板厚の種
類に対応させおけば、筒部21aに装備する弾性係止片
の種類を不必要に増やさずとも、たかだか3種の弾性係
止片211c,212c,213cの装備で、十分な汎
用性を確保することができ、弾性係止片211c,21
2c,213cの装備数の制限等により、筒部21aの
構造の単純化を図ることができる。
ンピュータ用のプリンタの紙送り機構において支持板1
2として使用される市販鋼鈑は、通常、1〜3種類に特
定される。従って、弾性係止片211c,212c,2
13cのフランジ21bからの離間距離を、前述のよう
に、装置の支持板12に使用される市販の鋼鈑板厚の種
類に対応させおけば、筒部21aに装備する弾性係止片
の種類を不必要に増やさずとも、たかだか3種の弾性係
止片211c,212c,213cの装備で、十分な汎
用性を確保することができ、弾性係止片211c,21
2c,213cの装備数の制限等により、筒部21aの
構造の単純化を図ることができる。
【0025】なお、以上の実施の形態において、抜け止
め用の弾性係止片は、できれば、軸受の筒部の周壁の対
向する2位置、又は周方向に均等割りした3位置等にそ
れぞれ装備するとよい。
め用の弾性係止片は、できれば、軸受の筒部の周壁の対
向する2位置、又は周方向に均等割りした3位置等にそ
れぞれ装備するとよい。
【0026】図4は、本発明に係る樹脂製のフランジ付
き滑り軸受の更に他の実施の形態を示したものである。
支持板12の軸受挿通孔12aは六角形に形成されてお
り(図示せず)、この六角形状の軸受挿通孔12aに図
4で示される滑り軸受31が挿入されて係止する。滑り
軸受31は、支持板12に対する位置決めを果たすフラ
ンジ部31bと支持板12の軸方向の抜け止めと位置決
めの機能を果たす弾性係止片31cを備えている。更
に、内部に軸を収容支持する筒部31aを有し、筒部3
1aの外面31dは六角形状となっており、軸受挿通孔
12aに対応した六角形状を形成している。これら、六
角形状の軸受挿通孔12aと六角形状の筒部31aの外
面31dとにより、支持板12に対するフランジ付き滑
り軸受31の回り止めが可能となる。実施の形態では、
筒部の外面が六角形状の場合について説明しているが、
六角形の形状に限定することなく、六角形以外の多角形
等、フランジ付き滑り軸受の回り止め機能が発揮可能な
形状であれば、どのような形状の適用可能である。
き滑り軸受の更に他の実施の形態を示したものである。
支持板12の軸受挿通孔12aは六角形に形成されてお
り(図示せず)、この六角形状の軸受挿通孔12aに図
4で示される滑り軸受31が挿入されて係止する。滑り
軸受31は、支持板12に対する位置決めを果たすフラ
ンジ部31bと支持板12の軸方向の抜け止めと位置決
めの機能を果たす弾性係止片31cを備えている。更
に、内部に軸を収容支持する筒部31aを有し、筒部3
1aの外面31dは六角形状となっており、軸受挿通孔
12aに対応した六角形状を形成している。これら、六
角形状の軸受挿通孔12aと六角形状の筒部31aの外
面31dとにより、支持板12に対するフランジ付き滑
り軸受31の回り止めが可能となる。実施の形態では、
筒部の外面が六角形状の場合について説明しているが、
六角形の形状に限定することなく、六角形以外の多角形
等、フランジ付き滑り軸受の回り止め機能が発揮可能な
形状であれば、どのような形状の適用可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明の樹脂製のフランジ付き滑り軸受
によれば、軸受の筒部を支持板の軸受挿通孔に挿入した
際、軸受の筒部に一体形成した弾性係止片が軸受挿通孔
を通過すると、弾性復元力によって弾性係止片が筒部の
外方に突出して、支持板の軸受挿通孔の周縁を係止し、
抜け止めを果たす。従って、軸受の支持板への固定に別
体の抜け止め用のリングが不要で、構成部品点数や組立
工程数の削減を図ることができる。また、弾性係止片
は、筒部の周壁の一部に形成した小さなもので、弾性変
形にそれほど大きな力が必要とならない。そのため、取
り付け時に大きな操作力が不要で、紙送り機構等のコス
トの低減と組立性の向上を図ることができる。
によれば、軸受の筒部を支持板の軸受挿通孔に挿入した
際、軸受の筒部に一体形成した弾性係止片が軸受挿通孔
を通過すると、弾性復元力によって弾性係止片が筒部の
外方に突出して、支持板の軸受挿通孔の周縁を係止し、
抜け止めを果たす。従って、軸受の支持板への固定に別
体の抜け止め用のリングが不要で、構成部品点数や組立
工程数の削減を図ることができる。また、弾性係止片
は、筒部の周壁の一部に形成した小さなもので、弾性変
形にそれほど大きな力が必要とならない。そのため、取
り付け時に大きな操作力が不要で、紙送り機構等のコス
トの低減と組立性の向上を図ることができる。
【0028】また、請求項2に記載の構成にすると、抜
け止めとして有効に機能する弾性係止片が切り替わるこ
とで、板厚が異なる複数種の支持板に対して取り付け可
能になる。即ち、取り付け可能な支持板の板厚が限定さ
れず、支持板の板厚が異なる複数種の紙送り機構等に汎
用使用することができ、汎用使用による量産によって製
造コストの低減を図ることができる。
け止めとして有効に機能する弾性係止片が切り替わるこ
とで、板厚が異なる複数種の支持板に対して取り付け可
能になる。即ち、取り付け可能な支持板の板厚が限定さ
れず、支持板の板厚が異なる複数種の紙送り機構等に汎
用使用することができ、汎用使用による量産によって製
造コストの低減を図ることができる。
【0029】更に請求項3に記載の構成にすると、例え
ばファクシミリやパーソナルコンピュータ用のプリンタ
の紙送り機構において支持板として使用される市販鋼鈑
は、通常、1〜3種類に特定されるため、筒部に装備す
る弾性係止片の種類を不必要に増やさずとも、限られた
数種の弾性係止片の装備で、十分な汎用性を確保するこ
とができ、弾性係止片の装備数の制限等により、筒部の
構造の単純化を図ることができる。
ばファクシミリやパーソナルコンピュータ用のプリンタ
の紙送り機構において支持板として使用される市販鋼鈑
は、通常、1〜3種類に特定されるため、筒部に装備す
る弾性係止片の種類を不必要に増やさずとも、限られた
数種の弾性係止片の装備で、十分な汎用性を確保するこ
とができ、弾性係止片の装備数の制限等により、筒部の
構造の単純化を図ることができる。
【0030】更に請求項4に記載の構成にすると、例え
ばファクシミリやパーソナルコンピュータ用のプリンタ
の紙送り機構において支持板に位置決めされたフランジ
付き滑り軸受の回り止め機能として有効であり、安定し
た滑り軸受を提供することが可能となる。
ばファクシミリやパーソナルコンピュータ用のプリンタ
の紙送り機構において支持板に位置決めされたフランジ
付き滑り軸受の回り止め機能として有効であり、安定し
た滑り軸受を提供することが可能となる。
【図1】本発明に係る樹脂製のフランジ付き滑り軸受の
一実施の形態の斜視図である。
一実施の形態の斜視図である。
【図2】図1に示した樹脂製のフランジ付き滑り軸受の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図3】本発明に係るフランジ付き滑り軸受の他の実施
の形態の側面図である。
の形態の側面図である。
【図4】本発明に係るフランジ付き滑り軸受の更に他の
実施の形態の斜視図である。
実施の形態の斜視図である。
【図5】従来の樹脂製のフランジ付き滑り軸受の縦断面
図である。
図である。
【図6】従来の別の樹脂製のフランジ付き滑り軸受の縦
断面図である。
断面図である。
【図7】従来の更に別の樹脂製のフランジ付き滑り軸受
の縦断面図である。
の縦断面図である。
11 フランジ付き滑り軸受 11a 筒部 11b フランジ 11c 弾性係止片 12 支持板 12a 軸受挿通孔 21 フランジ付き滑り軸受 21a 筒部 21b フランジ 21c 弾性係止片 211c 第1の弾性係止片 212c 第2の弾性係止片 213c 第3の弾性係止片
Claims (4)
- 【請求項1】 装置の支持板に貫通形成された軸受挿通
孔に嵌合する筒部と、該筒部の基端部外周から半径方向
外方に向かって張り出して設けられて前記支持板への当
接によって前記筒部の軸方向の位置決めを果たすフラン
ジとを備え、前記筒部に挿通された軸を回転自在に支承
する樹脂製のフランジ付き滑り軸受において、 前記筒部の外周面には、軸受挿通孔を挿通する際には筒
部の内方に弾性変位すると共に、前記軸受挿通孔を通過
すると筒部の外方に弾性変位して支持板前記軸受挿通孔
の周縁に当接して、前記筒部の軸受挿通孔からの抜けを
防止する弾性係止片を一体形成したことを特徴とする樹
脂製のフランジ付き滑り軸受。 - 【請求項2】 前記筒部の外周面に、前記弾性係止片と
して、前記フランジからの離間距離を相異させた複数組
の弾性係止片を装備したことを特徴とする請求項1に記
載の樹脂製のフランジ付き滑り軸受。 - 【請求項3】 前記複数組の弾性係止片の前記フランジ
からの離間距離を、装置の支持板に使用される市販の鋼
鈑板厚の種類に対応させて設定したことを特徴とする請
求項2に記載の樹脂製のフランジ付き滑り軸受。 - 【請求項4】 前記軸受挿通孔が多角形形状に形成され
ており、前記筒部の外面が前記軸受挿通孔の多角形形状
に対応した多角形形状に形成されていることを特徴とす
る請求項1〜3のいずれか1項に記載の樹脂製のフラン
ジ付き滑り軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001151286A JP2002340001A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 樹脂製のフランジ付き滑り軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001151286A JP2002340001A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 樹脂製のフランジ付き滑り軸受 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002340001A true JP2002340001A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18996162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001151286A Pending JP2002340001A (ja) | 2001-05-21 | 2001-05-21 | 樹脂製のフランジ付き滑り軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002340001A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007088654A1 (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-09 | Mitsubishi Electric Corporation | ディスク搬送ローラの支持構造 |
JP2007319216A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2017042448A (ja) * | 2015-08-27 | 2017-03-02 | 株式会社Lixil | 便座装置 |
CN107524706A (zh) * | 2016-06-22 | 2017-12-29 | 夏普株式会社 | 滑动轴承、驱动装置以及图像形成装置 |
JP2019522159A (ja) * | 2016-08-02 | 2019-08-08 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | 軸受 |
-
2001
- 2001-05-21 JP JP2001151286A patent/JP2002340001A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007088654A1 (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-09 | Mitsubishi Electric Corporation | ディスク搬送ローラの支持構造 |
JP2007319216A (ja) * | 2006-05-30 | 2007-12-13 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2017042448A (ja) * | 2015-08-27 | 2017-03-02 | 株式会社Lixil | 便座装置 |
CN107524706A (zh) * | 2016-06-22 | 2017-12-29 | 夏普株式会社 | 滑动轴承、驱动装置以及图像形成装置 |
CN107524706B (zh) * | 2016-06-22 | 2020-02-04 | 夏普株式会社 | 滑动轴承、驱动装置以及图像形成装置 |
US10563694B2 (en) | 2016-06-22 | 2020-02-18 | Sharp Kabushiki Kaisha | Sliding bearing, driving device, and image forming apparatus |
JP2019522159A (ja) * | 2016-08-02 | 2019-08-08 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | 軸受 |
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