JP2002339848A - 直噴火花点火式エンジンの制御装置 - Google Patents

直噴火花点火式エンジンの制御装置

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JP2002339848A JP2001143787A JP2001143787A JP2002339848A JP 2002339848 A JP2002339848 A JP 2002339848A JP 2001143787 A JP2001143787 A JP 2001143787A JP 2001143787 A JP2001143787 A JP 2001143787A JP 2002339848 A JP2002339848 A JP 2002339848A
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和也 長谷川
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  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノッキング抑制に伴う排気エミッションの悪
化とエンジントルクの低下を最小限に抑える。 【解決手段】 通常は、燃料噴射時期を吸気行程の第1
噴射時期に設定し(fIT=1)、ノッキングを検出す
ると、点火時期を第1噴射時期でのノッキング限界点火
時期ADV1m(点A)から徐々に遅角側へ補正する
(→点B→点C→点D)。そして、遅角補正量が所定値
RTDthを超えると、燃料噴射時期を圧縮行程前半の
第2噴射時期に変更し(fIT=2)、点火時期を第2
噴射時期でのノッキング限界点火時期ADV2mまで進
角させる(点D→点G)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直噴火花点火式エ
ンジンの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンエンジンにおいてノッキングを
抑制する方法としては、ノッキングを抑制すべきときに
点火時期を遅角補正する方法が一般的であるが、このよ
うな方法だけでノッキングを回避しようとした場合、点
火時期遅角によるエンジントルクの低下が大きくなると
いう問題がある。
【0003】これに対し、特開平10−231744号
公報には、ノッキングが発生し易い低回転高負荷運転領
域において吸気行程中に少量(後の圧縮行程において自
己着火しない量)の燃料を噴射し、残りの燃料を圧縮行
程で噴射するようにしており、この方法によれば、吸気
行程噴射のみを行う場合よりも点火時期を進角側に設定
することができるようになって、この運転領域における
エンジン出力が向上するとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃料噴
射量の多い高負荷運転時に圧縮行程噴射を行うと、未燃
燃料やスモークの排出量が増加する傾向となるので、こ
のような制御は本当に必要な時に限って行うことが望ま
しい。さらに、本発明者らの実験によれば、高負荷運転
時に圧縮行程噴射を行って点火時期をノッキング限界に
設定したときのエンジントルクより、吸気行程噴射を行
って点火時期をノッキング限界に設定したときのエンジ
ントルクの方が大きくなる場合もあり、圧縮行程噴射が
低回転高負荷運転領域におけるエンジントルクの面で常
に有利となるとは限らないことが分かった。
【0005】本発明は、このような実状に鑑み、ノッキ
ング抑制に伴う排気エミッションの悪化を最小限に抑
え、さらにはノッキング抑制に伴うエンジントルクの低
下をも最小限に抑えることのできる直噴火花点火式エン
ジンの制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明では、筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁と点火プ
ラグとを備えた直噴火花点火式エンジンの制御装置にお
いて、ノッキング強度を検出し、検出したノッキング強
度が許容範囲を超えているときに、燃料噴射時期を遅角
させると共に点火時期を進角させることを特徴とする。
【0007】請求項2の発明では、筒内に直接燃料を噴
射する燃料噴射弁と点火プラグとを備えた直噴火花点火
式エンジンの制御装置において、ノッキング強度を検出
するノッキング検出手段と、検出したノッキング強度が
許容範囲を超えているときに、燃料噴射時期を現在のま
ま維持すると共に点火時期を現在の点火時期より遅角側
へ補正する第1のノッキング抑制制御と、燃料噴射時期
を現在の燃料噴射時期より遅角側へ補正すると共に点火
時期を現在の点火時期より進角側へ補正する第2のノッ
キング抑制制御との、いずれか一方の制御を選択的に実
行する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0008】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、前記制御手段は、現在の燃料噴射時期用に予め設
定された設定点火時期からの遅角補正量が所定範囲内で
あるときに前記第1のノッキング抑制制御を実行し、前
記設定点火時期からの遅角補正量が前記所定範囲を超え
たときに前記第2のノッキング抑制制御を実行すること
を特徴とする。
【0009】請求項4の発明では、請求項2の発明にお
いて、前記制御手段は、前記第2のノッキング抑制制御
を実行した場合のエンジントルクが前記第1のノッキン
グ抑制制御を実行した場合のエンジントルクより小さく
なると判断されるときに前記第1のノッキング抑制制御
を実行し、前記第2のノッキング抑制制御を実行した場
合のエンジントルクが前記第1のノッキング抑制制御を
実行した場合のエンジントルク以上になる判断されると
きに前記第2のノッキング抑制制御を実行することを特
徴とする。
【0010】請求項5の発明では、請求項2、3又は4
の発明において、燃料噴射時期が比較的進角側の第1噴
射時期に設定されているときの前記第1のノッキング抑
制制御は、燃料噴射時期の設定を前記第1噴射時期とし
たまま点火時期を現在の点火時期より所定量だけ遅角側
へ補正する制御であり、燃料噴射時期が前記第1噴射時
期に設定されているときの前記第2のノッキング抑制制
御は、燃料噴射時期を比較的遅角側の第2噴射時期へ変
更すると共に点火時期を前記第2噴射時期用に予め設定
された設定点火時期へ変更する制御であることを特徴と
する。
【0011】請求項6の発明では、請求項2、3又は4
の発明において、燃料噴射時期が比較的進角側の第1噴
射時期に設定されているときの前記第1のノッキング抑
制制御は、燃料噴射時期の設定を前記第1噴射時期とし
たまま点火時期を現在の点火時期より所定量だけ遅角側
へ補正する制御であり、燃料噴射時期が前記第1噴射時
期に設定されているときの前記第2のノッキング抑制制
御は、燃料噴射時期を比較的遅角側の第2噴射時期へ変
更すると共に点火時期を前記第2噴射時期用に予め設定
された設定点火時期から所定量だけ遅角させた点火時期
へ変更する制御であることを特徴とする。
【0012】請求項7の発明では、請求項5又は6の発
明において、前記第1噴射時期は吸気行程に設定され、
前記第2噴射時期は圧縮行程前半に設定されることを特
徴とする。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ノッキングを
抑制すべきときに限って噴射時期の遅角を行うので、ノ
ッキング抑制に伴う排気エミッションの悪化を最小限に
抑えることができる。請求項2の発明によれば、第1の
ノッキング抑制制御(点火時期遅角制御)と第2のノッ
キング抑制制御(噴射時期遅角制御)とを状況に応じて
使い分けることが可能となり、特に、請求項3、4の発
明によれば、エンジントルクの面で有利となる制御を選
択して実行することができるため、ノッキング抑制に伴
うエンジントルクの低下を最小限に抑えることができ
る。
【0014】すなわち、請求項3の発明によれば、点火
時期遅角補正量が所定範囲を超えたて、点火時期遅角制
御によるエンジントルクの低下が顕著となるときに噴射
時期遅角制御に切換えるので、ノッキング抑制に伴うエ
ンジントルクの低下を最小限に抑えることができる。ま
た、請求項4の発明によれば、2つの制御によるエンジ
ントルクの大小を判断して切換えを行うので、ノッキン
グ抑制に伴うエンジントルクの低下を最小限に抑えるこ
とができる。
【0015】請求項5の発明によれば、燃料噴射時期を
遅角側の第2噴射時期に変更した場合のノッキング限界
点火時期でのエンジントルクに基づいてエンジントルク
の逆転を判断することになるので、第2のノッキング抑
制制御を早めに実行することができ、これによりノッキ
ング抑制のためのエンジントルク低下をより小さくでき
る可能性がある。
【0016】請求項6の発明によれば、2つの制御にて
同様の遅角補正を行う前提でエンジントルクの逆転を判
断することになるため、第2のノッキング抑制制御を実
行するタイミングが比較的遅くなるが、第2のノッキン
グ抑制制御を実行した後もノッキングが継続して発生す
る可能性は小さいので、ノッキングの抑制をより確実に
行える利点がある。
【0017】請求項7の発明によれば、前記第1噴射時
期をエンジントルクが最大となる吸気行程に設定し、ま
た、前記第2噴射時期をエンジントルクが極大となる圧
縮行程前半に設定することで、ノッキング抑制に伴うエ
ンジントルクの低下を最小限に抑えることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。本発明の第1実施形態について、
先ず図1を参照して、直噴火花点火式ガソリンエンジン
の構成を説明する。エンジンの燃焼室1は、シリンダヘ
ッド2とシリンダブロック3とピストン4とにより画成
されており、この燃焼室1に接続する吸気ポート5と排
気ポート6とがシリンダヘッド2に形成されている。吸
気ポート5の燃焼室1側開口端は吸気カム9によって駆
動される吸気弁7で開閉され、排気ポート6の燃焼室1
側開口端は排気カム10によって駆動される排気弁8で
開閉される。
【0019】シリンダヘッド2の吸気ポート5の下方に
は、燃焼室1内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁11が
配設され、また、シリンダヘッド2の略中央部には、燃
焼室1内に臨んで点火プラグ12が配設される。このエ
ンジンは、低回転低負荷運転領域(図2の領域[3])
において成層リーン運転を行い、その他の領域(図2の
領域[1]、[2])において均質ストイキ運転あるい
は均質リッチ運転を行う。特に、ノッキングの発生し易
い低回転高負荷運転領域(図2の領域[1])では、本
発明に係るノッキング抑制制御を実行する。
【0020】このエンジンの制御系を説明すると、燃料
噴射弁11と点火プラグ12へ制御信号を出力するエン
ジンコントロールユニット(以下ECUという)13が
設けられ、このECU13には、燃焼室1内で発生する
ノッキングの強度をシリンダブロック3の振動として検
出するノッキングセンサ14の検出信号や、図示しない
クランク角センサ、アクセル開度センサ等の検出信号が
入力される。
【0021】ECU13が行う各種の制御のうち、本発
明に係る燃料噴射時期と点火時期の制御を図3〜図5の
制御フローチャートに基づいて説明する。図3の制御フ
ローチャートに示されるルーチンは所定時間毎に実行さ
れ、燃料噴射時期ITの算出を行う。ステップ1(以下
S1のように表記する)では、現在のエンジン運転条件
(エンジン回転速度NE、目標エンジントルクtT)が
低回転高負荷運転領域、すなわち図2の領域[1]にあ
るか否かを判断する。
【0022】領域[1]で運転中である場合はS2へ進
み、燃料噴射時期フラグfITが2であるか否かを判断
する。燃料噴射時期フラグfITは、領域[1]におけ
る燃料噴射時期の設定を示すフラグであり、fIT=1
は第1噴射時期に設定することを、fIT=2は第2噴
射時期に設定することを示しており、後述する図5のフ
ローにより設定される。
【0023】ここで、燃料噴射時期とエンジントルクと
の関係を図6を参照して説明する。図6は、点火時期を
ノッキング限界に制御しつつ噴射時期を変化させたとき
のエンジントルク特性を示している。吸気行程中の所定
の時期に燃料噴射を行うと最大のエンジントルクが得ら
れる。これは、噴射燃料が気化するときの気化潜熱によ
り吸気の温度が下がって吸気の充填効率が向上するため
である。噴射時期を遅角側に設定するほどエンジントル
クが低下しているが、これは、吸気充填効率が低下する
ことおよび噴射燃料と空気との混合が悪化することに起
因している。
【0024】噴射時期を圧縮行程前半まで遅角させると
一旦エンジントルクが回復し、さらに遅角させるとその
後のエンジントルクは単調に低下する。圧縮行程前半で
エンジントルクが極大となるのは、噴射燃料と空気との
混合が悪化するのに伴ってノッキング限界点火時期が進
角することに起因する。エンジントルクが最大となる吸
気行程中の噴射時期が上記の第1噴射時期であり、エン
ジントルクが極大となる圧縮行程前半の噴射時期が上記
の第2噴射時期である。
【0025】尚、図6のエンジントルク特性はエンジン
の状態が標準的な状態(例えば、デポジット付着等の経
時変化がなく、燃焼室壁温が標準的な範囲にある状態)
のときに得られるものであり、実際にエンジンを運転し
ているときは各噴射時期に対するノッキング限界点火時
期が変動して特性が変化することがある。図3の説明に
戻って、S2で燃料噴射時期フラグfITが2である場
合はS3へ進み、燃料噴射時期ITを圧縮行程前半の第
2噴射時期に設定する。具体的には、エンジン運転条件
に従って第2噴射時期のマップからマップ設定値IT2
mをルックアップし、この値を燃料噴射時期ITにセッ
トする。
【0026】S2で燃料噴射時期フラグfITが2でな
い場合(fIT=1の場合)はS4へ進み、燃料噴射時
期ITを吸気行程中の第1噴射時期に設定する。具体的
には、エンジン運転条件に従って第1噴射時期のマップ
からマップ設定値IT1mをルックアップし、この値を
燃料噴射時期ITにセットする。S1で領域[1]でな
いと判断された場合はS5へ進み、現在のエンジン運転
条件が領域[2]にあるか否かを判断する。
【0027】領域[2]で運転中である場合はS6へ進
み、燃料噴射時期ITを吸気行程中の第1噴射時期に設
定する。具体的な処理はS4での処理と同じである。S
5で領域[2]でないと判断された場合(すなわち、領
域[3]で運転中である場合)はS7へ進み、燃料噴射
時期ITを圧縮行程後半の第3噴射時期に設定する。具
体的には、エンジン運転条件に従って第3噴射時期のマ
ップからマップ設定値IT3mをルックアップし、この
値を燃料噴射時期ITにセットする。圧縮行程後半で燃
料噴射が行われると、噴射燃料のほとんどがピストン4
の冠面に設けられた凹部内に集中し、燃焼室1内で混合
気が成層化される。
【0028】以上の処理で算出された燃料噴射時期IT
はECU13内のメモリにストアされ、燃料噴射信号を
出力する制御ルーチン(図示省略)で読み出されて使用
される。図4の制御フローチャートに示されるルーチン
は所定時間毎に実行され、点火時期ADVの算出を行
う。
【0029】S11では、現在のエンジン運転条件が低
回転高負荷運転領域、すなわち図2の領域[1]にある
か否かを判断する。領域[1]で運転中である場合はS
12へ進み、燃料噴射時期フラグfITが2であるか否
かを判断する。燃料噴射時期フラグfITが2である場
合はS13へ進み、点火時期ADVの算出を行う。具体
的には、エンジン運転条件に従って第2噴射時期用の点
火時期マップからマップ設定値ADV2mをルックアッ
プし、このADV2mからノッキング抑制のための遅角
補正量RTD(後述する図5のフローによる)を減算し
て、点火時期ADV=ADV2m−RTDを算出する。
尚、マップ設定値ADV2mは第2噴射時期におけるノ
ッキング限界点火時期であり、標準的な状態のエンジン
を用いた実験により予め求めておいた値をマップ上に記
憶させてある。
【0030】S12で燃料噴射時期フラグfITが2で
ない場合(fIT=1の場合)はS14へ進み、点火時
期ADVの算出を行う。具体的には、エンジン運転条件
に従って第1噴射時期用の点火時期マップからマップ設
定値ADV1mをルックアップし、このADV1mから
遅角補正量RTDを減算して、点火時期ADV=ADV
1m−RTDを算出する。このマップ設定値ADV1m
は第1噴射時期におけるノッキング限界点火時期であ
り、ADV2mと同様に予め実験で求めておいた値であ
る。尚、エンジン運転条件が同じであれば、ADV2m
はADV1mより進角側に設定される。
【0031】S11で領域[1]でないと判断された場
合はS15へ進み、現在のエンジン運転条件が領域
[2]にあるか否かを判断する。領域[2]で運転中で
ある場合はS16へ進み、第1噴射時期用の点火時期マ
ップ設定値ADV1mを点火時期ADVにセットする。
S15で領域[2]でないと判断された場合(すなわ
ち、領域[3]で運転中である場合)はS17へ進み、
第3噴射時期用の点火時期マップ設定値ADV3mを点
火時期ADVにセットする。
【0032】以上の処理で算出された点火時期ADVは
燃料噴射時期ITと同様にECU13内のメモリにスト
アされ、点火信号を出力する制御ルーチン(図示省略)
で読み出されて使用される。図5の制御フローチャート
に示されるルーチンは所定のタイミングで実行され、図
3および図4で使用する燃料噴射時期フラグfITの設
定と点火時期遅角補正量RTDの算出とを行う。
【0033】尚、本ルーチンの実行間隔は最短でも1燃
焼サイクル毎(例えば、4気筒のエンジンであればクラ
ンク角で180度毎)であり、数燃焼サイクル毎に実行
するようにしても良い。S101では、現在のエンジン
運転条件が低回転高負荷運転領域、すなわち図2の領域
[1]にあるか否かを判断する。
【0034】領域[1]で運転中である場合はS102
へ進み、燃料噴射時期フラグfITが1であるか否かを
判断する。尚、領域[1]外で運転されているときfI
Tを1にしておくので(後述のS115)、領域[1]
外から領域[1]内へ移行してきた当初はfIT=1と
なっている。燃料噴射時期フラグfITが1である場合
はS103へ進み、ノッキング強度KNOが所定の第1
しきい値KNOthAより大きいか否かを判断する。ノ
ッキング強度KNOは、ノッキングセンサ14からの信
号に基づいて1燃焼毎に算出される値であり、直前の燃
焼のノッキング強度あるいは直前の燃焼を含めた過去数
燃焼のノッキング強度の平均を表している。このルーチ
ンは最短でも1燃焼サイクル毎に実行されるので、今回
参照するノッキング強度KNOは前回本ルーチンで行っ
たノッキング抑制制御の結果が反映された値になってい
る。尚、第1しきい値KNOthAは、現在のノッキン
グ強度が制御による抑制を必要とするほど強いか否かを
判断するためのしきい値である。
【0035】ノッキング強度KNOが第1しきい値KN
OthAより大きいと判断された場合はS104へ進
み、点火時期に対する遅角補正量RTDを増大側(遅角
側)へ更新する処理を行う。具体的には、現在の遅角補
正量RTDに所定値(ここではクランク角度で2度)を
加算することで、新たな遅角補正量RTDを算出する。
この処理が第1のノッキング抑制制御に相当する。尚、
領域[1]外で運転されているときRTDを0にしてお
くので(後述のS115)、領域[1]外から領域
[1]内へ移行してきた当初はRTD=0となってい
る。
【0036】続くS105ではS104で算出した遅角
補正量RTDが所定値RTDthより大きいか否かを判
断し、遅角補正量RTDが所定値RTDthより大きい
と判断された場合はS106へ進んで遅角補正量RTD
を0にリセットすると共に燃料噴射時期フラグfITを
2に変更する。この処理が第2のノッキング抑制制御に
相当する。遅角補正量RTDが所定値RTDth以下と
判断された場合はそのまま本ルーチンを終了するので、
第1のノッキング抑制制御を実行することが確定する。
【0037】S105における判断とその結果に基づく
処理について図7を参照して説明する。図7は、燃料噴
射時期を第1噴射時期としたとき(fIT=1)のエン
ジントルクと燃料噴射時期を第2噴射時期としたとき
(fIT=2)のエンジントルクとをそれぞれ点火時期
ADVに対応させて示した図である。まず最初に、運転
条件が領域[1]へ移行してきた当初は燃料噴射時期フ
ラグfITが1で遅角補正量RTDが0となっており、
標準状態において最大のエンジントルクが得られる設定
となっている(点A)。この設定のもとでノッキングが
発生すると、S104の処理によって遅角補正量RTD
が2度増大させられる。これは、点火時期ADVを点B
に設定することを意味している。この場合、噴射時期を
第2噴射時期に変更しても点Bより大きいエンジントル
クを得ることはできないので、点Aから点Bへの制御
(第1のノッキング抑制制御)をそのまま実行すること
にする。
【0038】これに対し、点火時期が点Dに設定されて
いる状態でノッキングが発生する(点Dまで遅角制御を
進めてもノッキングが回避できない)と、S104の処
理によって遅角補正量RTDがさらに2度増大させられ
るが、これは、点火時期ADVを点Eに設定することを
意味しており、この場合、噴射時期を第2噴射時期とし
て遅角補正量RTDを0とした点Gのエンジントルクが
点Eのエンジントルクより大きくなるので、点Dから点
Gへの制御(第2のノッキング抑制制御)を実行するこ
とにする。
【0039】ここで、図7のエンジントルク特性は予め
実験によって求めておくことができ、上記のようなエン
ジントルクの逆転がどこで生じるかを予め知ることがで
きる。そこで、エンジントルクの逆転が発生するときの
遅角補正量RTDを所定値RTDthとして記憶してお
き、RTD≦RTDthである間は第1のノッキング抑
制制御を行い、RTD>RTDthとなったときは第2
のノッキング抑制制御を行うようにする。
【0040】尚、図7の特性をECU13内のメモリに
記憶しておき、第1のノッキング抑制制御を行った場合
のエンジントルクと第2のノッキング抑制制御を行った
場合のエンジントルクとをその都度計算して、エンジン
トルクが大きくなる方の制御を実行するようにしても良
い。図5の説明に戻って、S103でノッキング強度K
NOが第1しきい値KNOthA以下と判断された場合
はS107へ進み、ノッキング強度KNOが所定の第2
しきい値KNOthBより小さいか否かを判断する。第
2しきい値KNOthBは、第1しきい値KNOthA
より小(ノッキング弱)側に設定されるしきい値で、ノ
ッキング強度KNOが第2しきい値KNOthBより小
さいと判断された場合はS108へ進み、点火時期に対
する遅角補正量RTDを減少側(進角側)へ更新する処
理を行う。具体的には、現在の遅角補正量RTDから所
定値(ここではクランク角度で1度)を減算すること
で、新たな遅角補正量RTDを算出する。
【0041】S107でノッキング強度KNOが第2し
きい値KNOthB以上と判断された場合、すなわち、
ノッキング強度KNOが第1しきい値KNOthAと第
2しきい値KNOthBとの間にある場合は新たな遅角
補正量RTDの算出を行わずに本ルーチンを終了する。
S102で燃料噴射時期フラグfITが1でない場合
(fIT=2の場合)はS109へ進み、ノッキング強
度KNOが第1しきい値KNOthAより大きいか否か
を判断する。
【0042】ノッキング強度KNOが第1しきい値KN
OthAより大きいと判断された場合はS110へ進
み、遅角補正量RTDを増大側(遅角側)へ更新する処
理を行う。すなわち、第2のノッキング抑制制御を行っ
た後もノッキングが抑制されない場合、噴射時期を第2
噴射時期とした状態でさらに点火時期を遅角させる制御
を行う。
【0043】S109でノッキング強度KNOが第1し
きい値KNOthA以下と判断された場合はS111へ
進み、ノッキング強度KNOが第2しきい値KNOth
Bより小さいか否かを判断する。ノッキング強度KNO
が第2しきい値KNOthBより小さいと判断された場
合はS112へ進み、遅角補正量RTDを減少側(進角
側)へ更新する処理を行う。
【0044】続くS113では遅角補正量RTDが0よ
り小さいか否かを判断し、遅角補正量RTDが0より小
さい場合はS114へ進んで遅角補正量RTDを所定値
RTDthとすると共に燃料噴射時期フラグfITを1
に変更する。すなわち、一旦第2のノッキング抑制制御
を行った後にノッキングが発生しなくなった場合は点火
時期が徐々に進角されるが、図7の点Gを超えて点火時
期を進角設定するのはエンジントルク上得策ではないの
で、点Gから点Dへ設定を変更する制御を実行する。
【0045】S101で領域[1]でないと判断された
場合(すなわち、領域[2]又は領域[3]の場合)は
S115へ進み、遅角補正量RTDを0にリセットする
と共に燃料噴射時期フラグfITを1に設定する。次に
本発明の第2実施形態について説明する。エンジン構成
(図1)、燃料噴射時期および点火時期算出のフローチ
ャート(図3、図4)については、第1実施形態と共通
である。
【0046】図8の制御フローチャートは第2実施形態
での燃料噴射フラグの設定と点火時期遅角補正量の算出
とを行うルーチンを示すもので、第1実施形態の図5の
代りに使用する。ステップで異なるのは、図5のS10
5、S106、S113、S114に対し、図8ではS
205、S206、S213、S214の処理を行う点
である。
【0047】S205の判断は、S105と同じく第1
のノッキング抑制制御から第2のノッキング制御に移行
するか否かの判断であり、判断手法も同じ(RTD>R
TDth?)であるが、所定値RTDthの設定が第1
実施形態の場合と異なっている。S206の処理は、S
106と同じく第2のノッキング抑制制御に移行する場
合の処理であるが、遅角補正量RTDのリセットを行わ
ず、燃料噴射時期フラグfITの変更のみを行う点が第
1実施形態の場合と異なっている。
【0048】S213の判断は、S113と同じく第2
のノッキング抑制制御から第1のノッキング制御に戻す
か否かの判断であるが、ここでは、遅角補正量RTDが
所定値RTDthより小さいか否かを判断している点が
第1実施形態と異なっている。S214の処理は、S1
14と同じく第1のノッキング抑制制御に戻す場合の処
理であるが、ここでも、遅角補正量RTDの変更を行わ
ず、燃料噴射時期フラグfITの変更のみを行う点が第
1実施形態の場合と異なっている。
【0049】これらの点について図9を参照して説明す
ると、本実施形態では、点Aから点Eまで第1のノッキ
ング抑制制御を実行し、さらに制御が必要な場合、点E
から点Lへ設定を変更する(第2のノッキング抑制制
御)。これは、点Lのエンジントルクが点Fのエンジン
トルクより大きくなるためである。すなわち本実施形態
では、第1噴射時期と第2噴射時期の両方に対し同様の
点火時期遅角補正を行うと仮定し、その条件下で第2噴
射時期を選択した方がより大きなエンジントルクが得ら
れると判断できる場合に第2のノッキング抑制制御を実
行するようになっており、そのような観点で所定値RT
Dthが決定されている。尚、所定値RTDthを用い
ない場合は、点Bと点H、点Cと点I、点Dと点J、・
・・のエンジントルクをそれぞれ推定して大小を比較
し、エンジントルクが大きくなる方の制御を実行すれぱ
良い。
【0050】ここで、2つの実施形態の得失を比較す
る。エンジンの状態がノッキングの発生に与える影響
は、第1噴射時期を選択しているときと第2噴射時期を
選択しているときとで異なっており、第1噴射時期で点
火時期の遅角補正が必要となる状態でも第2噴射時期で
は遅角補正が必要とならない(マップ設定値ADV2m
でノッキングが発生しない)ことが十分に考えられる。
【0051】このため、第1実施形態では点Gのエンジ
ントルクに基づいてエンジントルクの逆転を判断し、第
2のノッキング抑制制御を早めに実行する。これによ
り、ノッキング抑制のためのエンジントルク低下をより
小さくできる可能性がある。これに対し第2実施形態で
は、同様の遅角補正を行う前提でエンジントルクの逆転
を判断するため、第2のノッキング抑制制御を実行する
タイミングが比較的遅くなる。しかし、第2のノッキン
グ抑制制御を実行した後もノッキングが継続して発生す
る可能性は小さいので、ノッキングの抑制をより確実に
行える利点がある。
【0052】尚、ノッキングの抑制をさらに確実にする
ため、第2実施形態において点Eから点Lへ設定を変更
する際に、一旦設定を点Mへ変更し、ノッキング強度K
NOを監視しつつ徐々に点Mから点Lへ設定を変更する
ようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示す直噴火花点火式
エンジンの構成図
【図2】 運転領域を示す図
【図3】 燃料噴射時期算出の制御フローチャート
【図4】 点火時期算出の制御フローチャート
【図5】 燃料噴射時期フラグ設定と点火時期遅角補正
量算出の制御フローチャート
【図6】 燃料噴射時期とエンジントルクとの関係を示
す図
【図7】 第1実施形態での制御の説明図
【図8】 本発明の第2実施形態を示す燃料噴射時期フ
ラグ設定と点火時期遅角補正量算出の制御フローチャー
【図9】 第2実施形態での制御の説明図
【符号の説明】
1 燃焼室 11 燃料噴射弁 12 点火プラグ 13 ECU 14 ノッキングセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 345 F02D 45/00 368A 368 F02P 5/15 D F02P 5/153 (72)発明者 山口 浩一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G022 AA07 CA06 CA08 CA09 DA01 DA02 EA02 FA06 GA01 GA05 GA08 GA13 3G084 AA04 BA09 BA15 BA17 CA03 CA04 CA09 DA28 DA38 EA11 EB08 EB25 FA10 FA18 FA25 FA32 FA38 3G301 HA04 HA16 JA21 JA22 KA08 KA09 KA24 LB04 MA01 MA19 NA01 NA08 NC02 NE12 NE13 PA17Z PC08Z PE01Z PE03Z PE06Z PE09Z PF03Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁と点
    火プラグとを備えた直噴火花点火式エンジンの制御装置
    において、 ノッキング強度を検出し、検出したノッキング強度が許
    容範囲を超えているときに、燃料噴射時期を遅角させる
    と共に点火時期を進角させることを特徴とする直噴火花
    点火式エンジンの制御装置。
  2. 【請求項2】筒内に直接燃料を噴射する燃料噴射弁と点
    火プラグとを備えた直噴火花点火式エンジンの制御装置
    において、 ノッキング強度を検出するノッキング検出手段と、 検出したノッキング強度が許容範囲を超えているとき
    に、燃料噴射時期を現在のまま維持すると共に点火時期
    を現在の点火時期より遅角側へ補正する第1のノッキン
    グ抑制制御と、燃料噴射時期を現在の燃料噴射時期より
    遅角側へ補正すると共に点火時期を現在の点火時期より
    進角側へ補正する第2のノッキング抑制制御との、いず
    れか一方の制御を選択的に実行する制御手段と、 を備えることを特徴とする直噴火花点火式エンジンの制
    御装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、現在の燃料噴射時期用に
    予め設定された設定点火時期からの遅角補正量が所定範
    囲内であるときに前記第1のノッキング抑制制御を実行
    し、前記設定点火時期からの遅角補正量が前記所定範囲
    を超えたときに前記第2のノッキング抑制制御を実行す
    ることを特徴とする請求項2記載の直噴火花点火式エン
    ジンの制御装置。
  4. 【請求項4】前記制御手段は、前記第2のノッキング抑
    制制御を実行した場合のエンジントルクが前記第1のノ
    ッキング抑制制御を実行した場合のエンジントルクより
    小さくなると判断されるときに前記第1のノッキング抑
    制制御を実行し、前記第2のノッキング抑制制御を実行
    した場合のエンジントルクが前記第1のノッキング抑制
    制御を実行した場合のエンジントルク以上になる判断さ
    れるときに前記第2のノッキング抑制制御を実行するこ
    とを特徴とする請求項2記載の直噴火花点火式エンジン
    の制御装置。
  5. 【請求項5】燃料噴射時期が比較的進角側の第1噴射時
    期に設定されているときの前記第1のノッキング抑制制
    御は、燃料噴射時期の設定を前記第1噴射時期としたま
    ま点火時期を現在の点火時期より所定量だけ遅角側へ補
    正する制御であり、燃料噴射時期が前記第1噴射時期に
    設定されているときの前記第2のノッキング抑制制御
    は、燃料噴射時期を比較的遅角側の第2噴射時期へ変更
    すると共に点火時期を前記第2噴射時期用に予め設定さ
    れた設定点火時期へ変更する制御であることを特徴とす
    る請求項2〜請求項4のいずれか1つに記載の直噴火花
    点火式エンジンの制御装置。
  6. 【請求項6】燃料噴射時期が比較的進角側の第1噴射時
    期に設定されているときの前記第1のノッキング抑制制
    御は、燃料噴射時期の設定を前記第1噴射時期としたま
    ま点火時期を現在の点火時期より所定量だけ遅角側へ補
    正する制御であり、燃料噴射時期が前記第1噴射時期に
    設定されているときの前記第2のノッキング抑制制御
    は、燃料噴射時期を比較的遅角側の第2噴射時期へ変更
    すると共に点火時期を前記第2噴射時期用に予め設定さ
    れた設定点火時期から所定量だけ遅角させた点火時期へ
    変更する制御であることを特徴とする請求項2〜請求項
    4のいずれか1つに記載の直噴火花点火式エンジンの制
    御装置。
  7. 【請求項7】前記第1噴射時期は吸気行程に設定され、
    前記第2噴射時期は圧縮行程前半に設定されることを特
    徴とする請求項5又は請求項6記載の直噴火花点火式エ
    ンジンの制御装置。
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