JP2002339623A - 車両用ロックのオープン及びクローズ装置 - Google Patents

車両用ロックのオープン及びクローズ装置

Info

Publication number
JP2002339623A
JP2002339623A JP2001143842A JP2001143842A JP2002339623A JP 2002339623 A JP2002339623 A JP 2002339623A JP 2001143842 A JP2001143842 A JP 2001143842A JP 2001143842 A JP2001143842 A JP 2001143842A JP 2002339623 A JP2002339623 A JP 2002339623A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cancel
lever
drive lever
open
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001143842A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4132721B2 (ja
Inventor
Noboru Takamura
昇 高村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Original Assignee
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OI SEISAKUSHO CO Ltd, Ohi Seisakusho Co Ltd filed Critical OI SEISAKUSHO CO Ltd
Priority to JP2001143842A priority Critical patent/JP4132721B2/ja
Priority to US10/143,879 priority patent/US6637783B2/en
Publication of JP2002339623A publication Critical patent/JP2002339623A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4132721B2 publication Critical patent/JP4132721B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用ロックのオープン及びクローズ装置に
おいて、キャンセル作動時におけるキャンセルレバーの
待機位置への復帰を可能として、品質の向上を図る。 【解決手段】 キャンセルレバー19のキャンセルアー
ム部19aは、案内手段16a、16bにより挟持され
るとともに、断続部材17を接続位置から切断位置へ移
動させる方向からのみ、断続部材17と当接し得るよう
になっている。キャンセルレバー19は、その待機位置
からキャンセル方向への回動により、キャンセルアーム
部19aにより断続部材17を接続位置から切断位置へ
移動させた後、キャンセル位置から待機位置へ復帰する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータによって、
ロック手段をオープン作動させるオープン機能と、ロッ
ク手段をハーフラッチ状態からフルラッチ状態に移行さ
せるクローズ機能とを備える車両用ロックのオープン及
びクローズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような装置において、ストライカ
に係脱可能なラッチ、及びラッチに係脱可能なロッキン
グプレートを備えるロック手段と、モータにより、中立
位置から正逆2方向に回動可能な回動部材を有する駆動
手段とを備え、回動部材の中立位置から一方向への回動
により、ラッチとストライカとの係合を解除し、また、
同じく他方向への回動により、ラッチをハーフラッチ位
置からフルラッチ位置まで移動させるようにしたものは
公知である(例えば、特公平5−27748号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来の装置においては、駆動手段の作動中に、電気系統
の故障、あるいは他の原因により、モータの回転が途中
で停止し、回動部材が中立位置以外の位置に停止する
と、回動部材により作動させられたラッチ及びロッキン
グプレートの動きが拘束され、開閉体を開けることが困
難になったり、閉じることが困難になったりする等の問
題点がある。
【0004】そこで本出願人は、回動部材が中立位置以
外の位置に停止しても、回動部材と駆動レバーとを連係
している断続部材を、キャンセルレバーにより切断位置
へ移動させ、それらの連係を断って、駆動レバーの中立
位置への復帰を可能とすることによって、従来の問題点
を解消した車両用ロックのオープン及びクローズ装置
を、先に特許出願(特願平11−373611号)して
いる。
【0005】しかし、先の特許出願は、断続部材が、キ
ャンセルレバーの長孔に摺動可能に係合されているた
め、キャンセルレバーにより断続部材を切断位置に移動
させると、キャンセルレバーが断続部材とともにキャン
セル位置に拘束され、待機位置へ復帰することが困難と
なり、品質の低下を招くおそれがある。
【0006】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑み、先の特許出願を改良し、キャンセル作
動時におけるキャンセルレバーの待機位置への復帰を可
能として、品質の向上を図ることができるようにした車
両用ロックのオープン及びクローズ装置を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) モータの作動により、ロック手段を、オープン作
動、及びハーフラッチ状態からフルラッチ状態へ移行さ
せることができるようにした車両用ロックのオープン及
びクローズ装置において、モータの正逆回転により、中
立位置から正逆2方向に回動させられる回動部材と、前
記回動部材に連係され、中立位置から一方向へ回動され
ることにより、前記ロック手段をオープン作動させ、同
じく他方向へ回動されることにより、前記ロック手段を
ハーフラッチ状態からフルラッチ状態へ移行させる駆動
レバーと、前記回動部材と駆動レバーとの間に配設さ
れ、前記回動部材と駆動レバーとを連係する接続位置と
連係を断つ切断位置とに移動可能な断続部材と、前記断
続部材を切断位置から接続位置へ付勢する付勢手段と、
予め定めた待機位置からキャンセル位置への回動によ
り、前記断続部材を接続位置から切断位置へ移動させ得
るように前記断続部材と当接し、またキャンセル位置か
ら待機位置への回動により、前記断続部材から離間する
キャンセルアーム部を有するキャンセルレバーとを備え
る。
【0008】(2) モータの作動により、ロック手段
を、オープン作動、及びハーフラッチ状態からフルラッ
チ状態へ移行させることができるようにした車両用ロッ
クのオープン及びクローズ装置において、前記モータの
正逆回転により、中立位置から正逆2方向に回動させら
れる回動部材と、前記回動部材に連係され、中立位置か
ら一方向への回動により、前記ロック手段をオープン作
動させ、同じく他方向への回動により、前記ロック手段
をハーフラッチ状態からフルラッチ状態へ移行させる駆
動レバーと、前記回動部材と駆動レバーとの間に配設さ
れ、前記回動部材と駆動レバーとを連係する接続位置
と、連係を断つ切断位置とに移動可能な断続部材と、前
記断続部材を切断位置から接続位置へ付勢する付勢手段
と、予め定めた待機位置からキャンセル位置への回動に
より、前記断続部材を接続位置から切断位置へ移動させ
得るように前記断続部材と当接し、またキャンセル位置
から待機位置への回動により、前記断続部材から離間す
るキャンセルアーム部を有するキャンセルレバーと、前
記キャンセルアーム部を、前記断続部材の移動方向に沿
って移動可能で、かつそれと直交する方向の移動を阻止
するように案内する案内手段を設ける。
【0009】(3) 上記(2)項において、案内手段を、
駆動レバーに設ける。
【0010】(4) 上記(2)または(3)項において、案
内手段を、キャンセルアーム部の一側面と摺接し、断続
部材を移動可能に支持する支持部と、該支持部の近傍に
設けられ、前記キャンセルアーム部の他側面と摺接する
押さえ部とにより形成する。
【0011】(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、回動部材と駆動レバーとを、同一の軸をもって枢支
し、前記回動部材に、前記軸を中心とする円弧状の空振
り孔及び該空振り部のほぼ中央から離心方向に延出する
係合部を有する係脱孔を、また前記駆動レバーに、前記
係脱孔と重合するように離心方向に延出する長孔をそれ
ぞれ穿設し、かつ前記断続部材を、前記係脱孔及び長孔
に摺動可能に係合し、前記係合部に係合する接続位置
と、前記係合部から離脱して、前記空振り部に進入する
切断位置に移動可能とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図1に
おける紙面手前を車両の「前方」、紙面奥を「後方」と
する。
【0013】(1)は、車両におけるボディの後部に、上
下方向に開閉しうるように、上端が左右方向を向くヒン
ジ軸(図示略)をもって枢着されたバックドア(図示略)に
取り付けられるオープン及びクローズ装置で、車体側に
固着されるストライカ(2)と係合し、バックドアを閉止
状態に拘束するロック手段(3)と、ロック手段(3)をハ
ーフラッチ状態からフルラッチ状態へ作動させるクロー
ズ機能及びロック手段(3)をオープン作動させるオープ
ン機能を備えた駆動手段(4)とから形成されている。
【0014】ロック手段(3)は、図14〜図16に示す
ように、ハウジング(5)と、ハウジング(5)内に上下方
向を向く軸(6)により枢着され、ストライカ(2)と係脱
可能なラッチ(7)と、同様の軸(8)により枢着され、ラ
ッチ(7)の爪部(7a)(7b)に係脱可能なロッキングプレー
ト(9)とを有している。
【0015】ラッチ(7)は、ストライカ(2)から離脱し
た図14に示すオープン位置と、ストライカ(2)と辛う
じて係合している。図15に示すハーフラッチ位置と、
ストライカ(2)と完全に係合している図16に示すフル
ラッチ位置とに移動可能である。
【0016】ロッキングプレート(9)は、ばね(図示略)
をもって係合方向(図14〜図16において時計方向)
へ付勢され、かつ、ラッチ(7)がハーフラッチ位置にあ
るとき、ラッチ(7)の爪部(7a)に、また、同じくフルラ
ッチ位置にあるとき、爪部(7b)に、それぞれ係合し、各
位置において、ラッチ(7)のオープン方向(図14〜図
16において反時計方向)への回動を阻止する。
【0017】軸(6)の上端部には、ラッチ(7)と一体的
に回動可能なカムレバー(10)が固着されている。このカ
ムレバー(10)の遊端部には、上方を向く係合ピン(10a)
が固着され、また同じく外周縁には、カム部(10b)が設
けられている。
【0018】(11)は、ハウジング(5)の上部に固着され
た基板(12)における水平部分に配設された検出スイッチ
で、カムレバー(10)のカム部(10b)と接触することによ
り、ラッチ(7)のハーフラッチ位置を検出する。
【0019】駆動手段(4)は、図1に示すように、基板
(12)の上部に取り付けられるモータ(13)と、基板(12)の
前面のほぼ中央部に前後方向を向く枢支軸(14)により枢
着される回動部材をなすセクタギヤ(15)と、同じくセク
タギヤ(15)と同枢支軸(14)上に枢着される駆動レバー(1
6)と、セクタギア(15)と駆動レバー(16)との間に配設さ
れる断続部材(17)と、基板(12)に前後方向を向く軸(18)
により枢着されるキャンセルレバー(19)と、図2に示す
ように、基板(12)の後面に前後方向を向く軸(20)により
枢着されるオープンレバー(21)とを有している。
【0020】モータ(13)は、バックドアのアウターパネ
ルに設けられたハンドルスイッチ(図示略)の操作により
正転制御され、また検出スイッチ(11)によるハーフラッ
チ検出により逆転制御されるようになっている。
【0021】セクタギヤ(15)は、その外周縁に設けられ
た歯部(15a)が、モータ(13)の回転力を減速する減速機
構の出力ギヤ(22)に噛合し、図1及び図9に示す中立位
置から、モータ(13)によって、図5及び図10に示すオ
ープン位置と、図6及び図11に示すクローズ位置とに
回動されるようになっている。
【0022】セクタギヤ(15)の上方には、主に図4に示
すように、枢支軸(14)を中心とする左右方向を向く円弧
状の空振り部(23a)と、空振り部(23a)のほぼ中央から離
心方向へ延出する係合部(23b)とを有するほぼ逆T字状
の係脱孔(23)が設けられ、また同じく枢支軸(14)の近傍
には、カム部材(24)が固着されている。セクタギヤ(15)
における歯部(15a)とカム部材(24)との間には、枢支軸
(14)を中心とする円弧状の逃げ部(15b)が設けられてい
る。
【0023】駆動レバー(16)は、セクタギヤ(15)と同様
に、図1及び図9に示す中立位置から、セクタギヤ(15)
とともに図5及び図10に示すオープン位置と、図6及
び図11に示すクローズ位置とに回動可能であり、かつ
その上部に、案内手段をなす支持部(16a)及び押さえ部
(16b)が設けられている。
【0024】支持部(16a)は、上方へ延出し、かつその
中央に、セクタギヤ(15)の係脱孔(23)と重合する上下方
向の長孔(25)が設けられている。
【0025】支持部(16b)は、支持部(16a)の前面に対し
て、前方へ所定量オフセットし、かつ支持部(16a)の左
方(軸(18)側寄り)側に設けられている。
【0026】駆動レバー(16)の左部には、係合ピン(16
d)が固着されたオープンアーム部(16c)が、また同じく
下方には、クローズアーム部(16e)が、それぞれ設けら
れている。
【0027】オープンアーム部(16c)の係合ピン(16d)
は、図5及び図10に示すように、クローズレバー(16)
のオープン位置への回動により、オープンレバー(21)を
オープン位置へ回動させるように、オープンレバー(21)
の上部と当接する。
【0028】クローズアーム部(16e)は、図6及び図11
に示すように、クローズレバー(16)がクローズ位置に回
動することにより、カムレバー(10)の係合ピン(10a)と
当接し、カムレバー(10)を介してラッチ(7)をハーフラ
ッチ位置からフルラッチ位置へ回動させる。
【0029】断続部材(17)は、主に図3に示すように、
前後方向を向く鍔付きの軸状をなすとともに、セクタギ
ヤ(15)の係脱孔(23)及び駆動レバー(16)の長孔(25)に摺
動可能に係合し、主に図1に示すように、係脱孔(23)の
係合部(23b)に係合して、セクタギヤ(15)と駆動レバー
(16)とが一体になって回動し得るように両者を連係する
接続位置と、主に図7及び図8に示すように、空振り部
(23a)に進入し、セクタギヤ(15)と駆動レバー(16)との
連係を断つ切断位置とに移動可能である。
【0030】(26)は、駆動レバー(16)に支持され、断続
部材(17)を切断位置から接続位置へ向けて付勢する付勢
手段をなすばねである。
【0031】(27)は、セクタギヤ(15)のオープン位置を
検出する第1の検出スイッチで、そのヒンジ型のアクチ
ュエータ(27a)が、カム部材(24)に設けられた第1のカ
ム面(29)と当接することにより、オンからオフに切り替
わるようになっている。
【0032】(28)は、セクタギヤ(15)のクローズ位置を
検出する第2の検出スイッチで、そのヒンジ型のアクチ
ュエータ(28a)が、カム部材(24)に設けられた第2のカ
ム面(30)と当接することにより、オンからオフに切り替
わるようになっている。
【0033】第1及び第2の検出スイッチ(27)(28)は、
それぞれのアクチュエータ(27a)(28a)を同一方向へ向
け、かつセクタギヤ(15)の回動により、セクタギヤ(15)
の逃げ部(15b)内を相対的に移動し得るようにして、基
板(12)に配設されている。
【0034】第2の検出スイッチ(28)は、基板(12)に固
定された支持台(図示略)に支持され、第1の検出スイッ
チ(27)に対して前方へオフセットしている。
【0035】カム部材(24)は、主に図4に示すように、
第1の検出スイッチ(27)のアクチュエータ(27a)と当接
可能な第1のカム面(29)と、第1のカム面(29)の前方へ
設けられ、第2の検出スイッチ(28)のアクチュエータ(2
8a)と当接可能な第2のカム面(30)とを有している。な
お、図4において、下方が車両の前方、上方が後方であ
る。
【0036】図17に示すように、第1及び第2のカム
面(29)(30)の一端側には、第1及び第2の検出スイッチ
(27)(28)のアクチュエータ(27a)(28a)に、そのヒンジ部
(27b)(28b)側から当接し、検出位置のばらつきを最小限
に抑える鋭角部(29a)(30a)が、また同じく他端側には、
各アクチュエータ(27a)(28a)に、その遊端部(27c)(28c)
側から当接し、カム面(29)(30)とアクチュエータ(27a)
(28a)との当接を円滑にする鈍角部(29b)(30b)が、それ
ぞれ設けられている。
【0037】セクタギヤ(15)のオープン位置において
は、図5に示すように、第1のカム面(29)が、第1の検
出スイッチ(27)のアクチュエータ(27a)から離れて、第
1の検出スイッチ(27)がオフからオンに切り替わること
により、セクタギヤ(15)を中立位置に復帰させるよう
に、モータ(13)が反転制御される。
【0038】セクタギヤ(15)のクローズ位置において
は、図6に示すように、第2のカム面(30)が、第2の検
出スイッチ(28)のアクチュエータ(28a)から離れて、第
2の検出スイッチ(28)がオフからオンに切り替わること
により、セクタギヤ(15)を中立位置に復帰させるよう
に、モータ(13)が反転制御される。
【0039】セクタギヤ(15)がクローズ位置から中立位
置へ回動する場合は、第2のカム面(30)が、その鋭角部
(30a)側から第2の検出スイッチ(28)のアクチュエータ
(28a)に当接し、第2の検出スイッチ(28)をオンからオ
フに切り替え、その状態を保持しつつ、第1のカム面(2
9)が、その鋭角部(29a)側から第1検出スイッチ(27)の
アクチュエータ(27a)に当接して、第1の検出スイッチ
(27)をオンからオフに切り替えることにより、セクタギ
ヤ(15)の中立位置が検出されるようになっている。
【0040】この場合、第1のカム面(29)の鋭角部(29
a)が、第1の検出スイッチ(27)のアクチュエータ(27a)
に当接した時点で、セクタギヤ(15)の中立位置を検出し
得るようになっているので、検出位置のばらつきを最小
限に抑えて、セクタギヤ(15)を確実に中立位置に停止さ
せることができる。
【0041】キャンセルレバー(19)は、図1に示す待機
位置と、図7及び図8に示すキャンセル位置とに移動可
能であるとともに、ばね(31)により待機位置へ付勢さ
れ、かつ駆動レバー(16)の支持部(16a)及び押さえ部(16
b)と交差し得るように延出するキャンセルアーム部(19
a)と、オープンレバー(21)の下部と当接可能なオープン
アーム部(19b)と、操作部(19c)とを有している。
【0042】キャンセルアーム部(19a)は、断続部材(1
7)の移動方向に沿って移動し得るように、支持部(16a)
と押さえ部(16b)との間に、その板厚方向(前後方向)
のがた付きが阻止されるように案内され、かつ断続部材
(17)を接続位置から切断位置へ移動させる方向からの
み、断続部材(17)と当接し得るようになっている。
【0043】また、キャンセルアーム部(19a)は、駆動
レバー(16)がいずれの位置にあっても、断続部材(17)を
接続位置から切断位置へ移動させることができ、かつそ
れ自体及び駆動レバー(16)がいずれの位置に移動して
も、支持部(16a)と押さえ部(16b)とにより案内される長
さを有している。
【0044】なお、本実施形態においては、案内手段を
なす押さえ部(16b)を、駆動レバー(16)に設けたが、そ
れに代えて、基板(12)に設けても良い。
【0045】キャンセルレバー(19)のオープンアーム部
(19b)は、キャンセルレバー(19)が待機位置からキャン
セル方向へ回動されることにより、オープンレバー(21)
の下部に当接し、オープンレバー(21)をオープン方向へ
回動させる。
【0046】キャンセルレバー(19)の操作部(19c)は、
バックドアのインナパネル側のトリムの一部を外すこと
により、外部から操作可能な位置に設けられる。
【0047】オープンレバー(21)は、図2に示すよう
に、基板(12)に設けられた係止部(12a)に当接した待機
位置から、オープン方向(図2において反時計方向)へ
回動されることにより、下部がロッキングプレート(9)
の延長部(9a)に当接し、ロッキングプレート(9)をオー
プン方向へ回動させるようになっている。
【0048】(32)は、基板(12)に固着された支持軸(33)
に支持された付勢手段をなすねじりコイルばねで、オー
プンレバー(21)を待機位置に、また駆動レバー(16)を中
立位置に、それぞれ付勢している。
【0049】すなわち、駆動レバー(16)がオープン位置
にあるとき、図10に示すように、ねじりコイルばね(3
2)の一方の脚部(32a)が駆動レバー(16)の係合ピン(16d)
に、また他方の脚部(32b)が係止部(12a)に、それぞれ係
合し、駆動レバー(16)をオープン位置から中立位置へ付
勢する。
【0050】また、駆動レバー(16)がクローズ位置にあ
るとき、図11に示すように、ねじりコイルばね(32)の
他方の脚部(32b)が駆動レバー(16)の係合ピン(16d)に、
また一方の脚部(32a)がオープンレバー(21)に、それぞ
れ係合し、駆動レバー(16)をクローズ位置から中立位置
へ、またオープンレバー(21)を待機位置へ、それぞれ付
勢するようになっている。
【0051】これにより、単一のねじりコイルばね(32)
によって、駆動レバー(16)とオープンレバー(21)とを、
所定の方向へ付勢することができ、部品数の削減を図
り、構成の簡略化を図ることができる。
【0052】次に、上述の実施形態の各機能について説
明する。 (オープン機能)バックドアが閉止状態にあるとき、駆
動手段(4)は、図1及び図9に示すように、セクタギヤ
(15)と駆動レバー(16)とが、中立位置において断続部材
(17)により接続されている。ロック手段(3)は、図16
に示すように、ラッチ(7)がフルラッチ位置にあり、ロ
ッキングプレート(9)がラッチ(7)の爪部(7b)に係合し
ている。
【0053】この状態において、バックドアのハンドル
スイッチを操作すると、モータ(13)が正転する。セクタ
ギヤ(15)及び駆動レバー(16)は、ねじりコイルばね(32)
の付勢力に抗して、中立位置から図5及び図10に示す
オープン位置へ回動させられ、係合ピン(16d)及びオー
プンレバー(21)を介して、ロッキングプレート(9)をオ
ープン方向へ回動させ、ラッチ(7)とストライカ(2)と
の係合を解除させる。これによって、バックドアを開く
ことができる。
【0054】セクタギヤ(15)がオープン位置に回動し
て、第1カム面(29)の鈍角部(29b)が、図5に示すよう
に、第1の検出スイッチ(27)のアクチュエータ(27a)か
ら離れると、セクターギヤ(15)のオープン位置が検出さ
れ、モータ(13)は逆転制御される。
【0055】セクタギヤ(15)及び駆動レバー(16)は、モ
ータ(13)により、オープン位置から中立位置へ回動させ
られ、第1及び第2のカム面(29)(30)が、その鈍角部(2
9b)(30b)側から第1及び第2の検出スイッチ(27)(28)の
アクチュエータ(27a)(28a)にそれぞれ当接して、セクタ
ギ(15)の中立位置が検出される。これにより、セクタギ
ヤ(15)及び駆動レバー(16)は、中立位置に停止する。
【0056】(クローズ機能)開放状態にあるバックド
アを閉じると、ラッチ(7)は、ストライカ(2)と係合
し、図14に示すオープン位置から、図15に示すハー
フラッチ位置へ回動する。
【0057】検出スイッチ(11)が、カムレバー(10)を介
して、ラッチ(7)のハーフラッチ位置を検出すると、モ
ータ(13)が逆転制御され、セクタギヤ(15)及び駆動レバ
ー(16)は、図6及び図11に示すように、クローズ位置
へ回動させられる。
【0058】駆動レバー(16)の回動により、クローズア
ーム部(16e)及びカムレバー(10)を介して、ラッチ(7)
をハーフラッチ位置からフルラッチ位置へ強制的に回動
させ、バックドアを、半ドア状態から全閉位置に移動さ
せる。
【0059】セクタギヤ(15)の回動に伴って、図6に示
すように、第2のカム面(30)が、第2の検出スイッチ(2
8)のアクチュエータ(28a)から離れると、セクタギヤ(1
5)のクローズ位置が検出され、モータ(13)は正転制御さ
れる。
【0060】セクタギヤ(15)及び駆動レバー(16)は、モ
ータ(13)により、中立位置に向けて回動させられ、第1
及び第2のカム面(29)(30)が、その鋭角部(29a)(30a)側
から第1及び第2の検出スイッチ(27)(28)のアクチュエ
ータ(27a)(28a)に当接することにより、セクタギヤ(15)
の中立位置が検出される。これにより、セクタギヤ(15)
及び駆動レバー(16)を、中立位置に確実に停止させるこ
とができる。
【0061】このとき、オープンレバー(21)は、ねじり
コイルばね(32)により待機位置に保持されているため、
その下部とロッキングプレート(9)の延長部(9a)との干
渉を防止することができ、確実な作動を得ることができ
る。
【0062】(キャンセル機能)オープン作動中、例え
ば、モータ(13)または制御回路等の故障により、セクタ
ギヤ(15)及び駆動レバー(16)が、オープン位置またはそ
の付近に停止すると、図5及び図10に示すように、ロ
ッキングプレート(9)が、オープン位置に移動させられ
たオープンレバー(21)を介して、その係合方向への回動
が阻止されるため、一旦開けたバックドアを閉じること
ができなくなる。
【0063】このような場合には、図7に示すように、
キャンセルレバー(19)を、ばね(31)の付勢力に抗して、
待機位置からキャンセル位置に回動させ、キャンセルア
ーム部(19a)により、断続部材(17)をばね(26)の付勢力
に抗して、接続位置から切断位置へ移動させることによ
り、セクタギヤ(15)と駆動レバー(16)との連係が断たれ
る。
【0064】これにより、図12に示すように、駆動レ
バー(16)が、ねじりコイルばね(32)の付勢力により中立
位置へ回動させられることにより、ロッキングプレート
(9)の拘束が解かれ、バックドアを閉じることができ
る。このとき、断続部材(17)は、空振り部(23a)の一端
に向けて移動し、切断位置に保持される。
【0065】またキャンセルレバー(19)は、ばね(31)の
付勢力により、キャンセル位置から待機位置へ復帰し、
キャンセルアーム部(19a)が切断位置にある断続部材(1
7)から離間する。
【0066】クローズ作動中、上述と同様の原因によ
り、セクタギヤ(15)及び駆動レバー(16)が、クローズ位
置またはその付近に停止すると、図6及び図11に示す
ように、ラッチ(7)のオープン方向への回動が阻止され
るため、一旦閉じたバックドアを開けることができなく
なる。
【0067】この場合においても、上述と同様に、図8
に示すように、キャンセルレバー(19)をキャンセル位置
に回動させて、断続部材(17)を接続位置から切断位置に
移動させることにより、セクタギヤ(15)と駆動レバー(1
6)との連係を断つことができる。
【0068】これにより、図13に示すように、駆動レ
バー(16)は、ねじりコイルばね(32)の付勢力により、中
立位置に復帰させられて、ラッチ(7)の拘束が解かれる
とともに、キャンセルレバー(19)のオープンアーム部(1
9b)及びオープンレバー(21)を介して、ロッキングプレ
ート(9)をオープン方向へ回動させ、バックドアを開け
ることができる。
【0069】上述の故障が修復されると、セクタギヤ(1
5)は、モータ(13)により、停止位置から中立位置へ回動
させられ、中立位置において、断続部材(17)が、ばね(2
6)の付勢力によって切断位置から接続位置へ移動させら
れ、セクタギヤ(15)と駆動レバー(16)とを再び連係し
て、故障前の元の状態に復帰させることができる。
【0070】セクタギヤ(15)が停止位置から中立位置に
回動させられるとき、駆動レバー(16)は、ねじりコイル
ばね(32)により中立位置に保持されているため、セクタ
ギヤ(15)の回動に引きずられて、中立位置からずれるこ
とがないので、断続部材(17)を、切断位置から接続位置
へ確実に移動させることができる。
【0071】上述のキャンセルレバー(19)のキャンセル
操作の際、キャンセルアーム部(19a)が、駆動レバー(1
6)の支持部(16a)と押さえ部(16b)との間に、板厚方向に
がた付くことがないように案内されているため、キャン
セルアーム部(19a)と断続部材(17)との係合を確実に
し、断続部材(17)を円滑に接続位置から切断位置へ移動
させることができる。
【0072】また、断続部材(17)を切断位置へ移動させ
た後、キャンセルレバー(19)は、ばね(31)により待機位
置に復帰し、キャンセルアーム部(19a)と断続部材(17)
とが離間するため、駆動レバー(16)は、ねじりコイルば
ね(32)によって、中立位置に円滑かつ確実に回動するこ
とができる。
【0073】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
ることができる。 (a)請求項1記載の発明によると、モータまたはその
他の故障等により、回動部材が中立位置以外の位置に停
止しても、キャンセルレバーにより、断続部材を接続位
置から切断位置へ移動させて、駆動レバーの中立位置へ
の復帰を可能にするとともに、キャンセルレバーのキャ
ンセルアーム部が断続部材から離間して、キャンセルレ
バーを待機位置へ確実に復帰させることができるので、
安定したキャンセル作動を得ることができ、品質の向上
を図ることができる。
【0074】(b) 請求項2記載の発明によると、請
求項1の効果に加えて、挟持手段により、キャンセルレ
バーのキャンセルアーム部のがた付きが抑制され、キャ
ンセルアーム部と断続部材との当接を確実にし、断続部
材を切断位置へ円滑かつ確実に移動させることができ
る。
【0075】(c)請求項3及び4記載の発明による
と、キャンセルアーム部のがた付きを効果的に抑えるこ
とができ、キャンセルアーム部と断続部材との当接をよ
り確実することができる。また、回動部材、駆動レバ
ー、及びキャンセルレバーが支持される基板に複雑な加
工を施す必要が無いので、構成の簡素化を図ることがで
きる。
【0076】(d)請求項5記載の発明によると、回動
部材と駆動手段とを同軸をもって枢着したので、駆動手
段の小型化が図られ、かつ簡単な構成により、回動部材
と駆動レバーとの連係を断続でき、確実な作動を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における車両用ロックのオ
ープン及びクローズ装置の正面図である。
【図2】同じく、車両用ロックのオープン及びクローズ
装置の後面図である。
【図3】同じく、図1におけるIII−III線に沿う拡大縦
断面図である。
【図4】同じく、回動部材及びカム部材の分解斜視図で
ある。
【図5】同じく、回動部材及び駆動レバーがオープン位
置にあるときの、要部の概略正面図でる。
【図6】同じく、回動部材及び駆動レバーがクローズ位
置にあるときの、要部の概略正面図でる。
【図7】同じく、オープン作動がキャンセルされた状態
の、要部の概略正面図でる。
【図8】同じく、クローズ作動がキャンセルされた状態
の、要部の概略正面図でる。
【図9】同じく、回動部材及び駆動レバーが中立位置に
あるときの、要部の概略後面図でる。
【図10】同じく、回動部材及び駆動レバーがオープン
位置にあるときの、要部の概略後面図でる。
【図11】同じく、回動部材及び駆動レバーがクローズ
位置にあるときの、要部の概略後面図でる。
【図12】同じく、オープン作動がキャンセルされ、駆
動レバーが中立位置に復帰した状態の、要部の概略後面
図でる。
【図13】同じく、クローズ作動がキャンセルされ、駆
動レバーが中立位置に復帰した状態の、要部の概略後面
図でる。
【図14】同じく、オープン状態におけるロック手段の
平面図である。
【図15】同じく、ハーフラッチ状態におけるロック手
段の平面図である。
【図16】同じく、フルラッチ状態におけるロック手段
の平面図である。
【図17】同じく、要部の拡大正面図である。
【符号の説明】
(1)オープン及びクローズ装置 (2)ストライカ (3)ロック手段 (4)駆動手段 (5)ハウジング (6)軸 (7)ラッチ (7a)(7b)爪部 (8)軸 (9)ロッキングプレート (9a)延長部 (10)カムレバー (10a)係合ピン (10b)カム部 (11)検出スイッチ (12)基板 (12a)係止部 (13)モータ (14)枢支軸 (15)セクタギヤ(回動部材) (15a)歯部 (15b)逃げ部 (16)駆動レバー (16a)支持部(案内手段) (16b)押さえ部(案内手段) (16c)オープンアーム部 (16d)係合ピン (16e)クローズアーム部 (17)断続部材 (18)軸 (19)キャンセルレバー (19a)キャンセルアーム部 (19b)オープンアーム部 (19c)操作部 (20)軸 (21)オープンレバー (22)出力ギヤ (23)係脱孔 (23a)空振り部 (23b)係合部 (24)カム部材 (25)長孔 (26)ばね(付勢手段) (27)第1の検出スイッチ (27a)アクチュエータ (27b)ヒンジ部 (27c)遊端部 (28)第2の検出スイッチ (28a)アクチュエータ (28b)ヒンジ部 (28c)遊端部 (29)第1のカム面 (29a)鋭角部 (29b)鈍角部 (30)第2のカム面 (30a)鋭角部 (30b)鈍角部 (31)ばね (32)ねじりコイルばね (32a)(32b)脚部 (33)支持軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの作動により、ロック手段を、オ
    ープン作動、及びハーフラッチ状態からフルラッチ状態
    へ移行させることができるようにした車両用ロックのオ
    ープン及びクローズ装置において、 モータの正逆回転により、中立位置から正逆2方向に回
    動させられる回動部材と、 前記回動部材に連係され、中立位置から一方向へ回動さ
    れることにより、前記ロック手段をオープン作動させ、
    同じく他方向へ回動されることにより、前記ロック手段
    をハーフラッチ状態からフルラッチ状態へ移行させる駆
    動レバーと、 前記回動部材と駆動レバーとの間に配設され、前記回動
    部材と駆動レバーとを連係する接続位置と連係を断つ切
    断位置とに移動可能な断続部材と、 前記断続部材を切断位置から接続位置へ付勢する付勢手
    段と、 予め定めた待機位置からキャンセル位置への回動によ
    り、前記断続部材を接続位置から切断位置へ移動させ得
    るように前記断続部材と当接し、またキャンセル位置か
    ら待機位置への回動により、前記断続部材から離間する
    キャンセルアーム部を有するキャンセルレバーとを備え
    ることを特徴とする、車両用ロックのオープン及びクロ
    ーズ装置。
  2. 【請求項2】 モータの作動により、ロック手段を、オ
    ープン作動、及びハーフラッチ状態からフルラッチ状態
    へ移行させることができるようにした車両用ロックのオ
    ープン及びクローズ装置において、 前記モータの正逆回転により、中立位置から正逆2方向
    に回動させられる回動部材と、 前記回動部材に連係され、中立位置から一方向への回動
    により、前記ロック手段をオープン作動させ、同じく他
    方向への回動により、前記ロック手段をハーフラッチ状
    態からフルラッチ状態へ移行させる駆動レバーと、 前記回動部材と駆動レバーとの間に配設され、前記回動
    部材と駆動レバーとを連係する接続位置と、連係を断つ
    切断位置とに移動可能な断続部材と、 前記断続部材を切断位置から接続位置へ付勢する付勢手
    段と、 予め定めた待機位置からキャンセル位置への回動によ
    り、前記断続部材を接続位置から切断位置へ移動させ得
    るように前記断続部材と当接し、またキャンセル位置か
    ら待機位置への回動により、前記断続部材から離間する
    キャンセルアーム部を有するキャンセルレバーと、 前記キャンセルアーム部を、前記断続部材の移動方向に
    沿って移動可能で、かつそれと直交する方向の移動を阻
    止するように案内する案内手段を設けたことを特徴とす
    る、車両用ロックのオープン及びクローズ装置。
  3. 【請求項3】 案内手段を、駆動レバーに設けた請求項
    2記載の車両用ロックのオープン及びクローズ装置。
  4. 【請求項4】 案内手段を、キャンセルアーム部の一側
    面と摺接し、断続部材を移動可能に支持する支持部と、
    該支持部の近傍に設けられ、前記キャンセルアーム部の
    他側面と摺接する押さえ部とにより形成した請求項2ま
    たは3記載の車両用ロックのオープン及びクローズ装
    置。
  5. 【請求項5】 回動部材と駆動レバーとを、同一の軸を
    もって枢支し、前記回動部材に、前記軸を中心とする円
    弧状の空振り孔及び該空振り部のほぼ中央から離心方向
    に延出する係合部を有する係脱孔を、また前記駆動レバ
    ーに、前記係脱孔と重合するように離心方向に延出する
    長孔をそれぞれ穿設し、かつ前記断続部材を、前記係脱
    孔及び長孔に摺動可能に係合し、前記係合部に係合する
    接続位置と、前記係合部から離脱して、前記空振り部に
    進入する切断位置に移動可能とした請求項1〜4項のい
    ずれかに記載の車両用ロックのオープン及びクローズ装
    置。
JP2001143842A 2001-05-14 2001-05-14 車両用ロックのオープン及びクローズ装置 Expired - Lifetime JP4132721B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001143842A JP4132721B2 (ja) 2001-05-14 2001-05-14 車両用ロックのオープン及びクローズ装置
US10/143,879 US6637783B2 (en) 2001-05-14 2002-05-14 Opening and closing device of vehicle lock apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001143842A JP4132721B2 (ja) 2001-05-14 2001-05-14 車両用ロックのオープン及びクローズ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002339623A true JP2002339623A (ja) 2002-11-27
JP4132721B2 JP4132721B2 (ja) 2008-08-13

Family

ID=18989915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001143842A Expired - Lifetime JP4132721B2 (ja) 2001-05-14 2001-05-14 車両用ロックのオープン及びクローズ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4132721B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007291790A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 車両用ドアラッチの操作装置
WO2009066708A1 (ja) * 2007-11-22 2009-05-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha 車両ドア開閉装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007291790A (ja) * 2006-04-27 2007-11-08 Mitsui Mining & Smelting Co Ltd 車両用ドアラッチの操作装置
WO2009066708A1 (ja) * 2007-11-22 2009-05-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha 車両ドア開閉装置
JP2009127287A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Aisin Seiki Co Ltd 車両ドア開閉装置
US8033584B2 (en) 2007-11-22 2011-10-11 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Opening/closing device for vehicle door

Also Published As

Publication number Publication date
JP4132721B2 (ja) 2008-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4196617B2 (ja) ドアロック装置
JP4473919B2 (ja) 自動車用ドアラッチ装置
JP4755528B2 (ja) 車両用ドアラッチのリモートコントロール装置
US20030067175A1 (en) Electric door lock device of motor vehicle
JP2009264004A (ja) 車両ドアラッチ装置
US20020167179A1 (en) Opening and closing device of vehicle lock apparatus
JP4132723B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP4165176B2 (ja) ドアロック装置
US7390034B2 (en) Latch apparatus
JP4050008B2 (ja) 車両用ロックにおける回動部材の位置検出装置
JP2002339623A (ja) 車両用ロックのオープン及びクローズ装置
JP3840023B2 (ja) 車両用ロックのオープン及びクローズ装置
JP4102552B2 (ja) 車両用ロックのオープン及びクローズ装置
JP2002121947A (ja) ドアロック装置
JP3914139B2 (ja) ドアラッチ装置
JP4802341B2 (ja) ドアロック装置
JP4196665B2 (ja) ドアロック装置
JP4644043B2 (ja) ドアラッチ装置
JP3799206B2 (ja) 車両用ロックのオープン及びクローズ装置
JP2001182405A (ja) 車両用ロックのオープン及びクローズ装置
JP4399214B2 (ja) 開閉体のクロージャ装置
JP4346251B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP4199029B2 (ja) 車両用ドアクロージャ装置
JP3909640B2 (ja) 自動車用ドアロック装置
JP4177623B2 (ja) キャビネットにおける両開き扉の施解錠装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080229

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080513

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080602

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4132721

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110606

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120606

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130606

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140606

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term