JP2002338808A - 電子写真式画像形成装置用導電性シリコーンゴム組成物 - Google Patents

電子写真式画像形成装置用導電性シリコーンゴム組成物

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JP2002338808A
JP2002338808A JP2001144734A JP2001144734A JP2002338808A JP 2002338808 A JP2002338808 A JP 2002338808A JP 2001144734 A JP2001144734 A JP 2001144734A JP 2001144734 A JP2001144734 A JP 2001144734A JP 2002338808 A JP2002338808 A JP 2002338808A
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roll
silicone rubber
rubber composition
particle diameter
average particle
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JP2001144734A
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Sadao Hirabayashi
佐太央 平林
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー等と直接接触、または間接的に接触す
る部分を形成する材料として用いた場合、電子写真式画
像形成装置において、高解像度化に対応が可能となり、
画像濃度や画像品質が低下するのを防ぐことを可能にす
る電子写真式画像形成装置用導電性シリコーンゴム組成
物を提供する。 【解決手段】 (A)平均組成式(1): RnSi0(4-n)/2
(1) (但し、Rは同一若しくは異なっていてもよい置換若しく
は非置換の1価炭化水素基であり、nは1.95〜2.05の正
数である。)で示されるオルガノポリシロキサン、(B)レ
ーザー回折散乱で測定した平均粒子径が、使用される画
像形成用着色微粒子の平均粒子径の1/50〜75/50であ
り、モース硬度が2〜8.0である充填材、及び(C)上記
(B)成分に属するもの以外の導電性材料を含有する電
子写真式画像形成装置用導電性シリコーンゴム組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導電性シリコーン
ゴム組成物に関し、詳細には電子写真式画像形成装置、
例えば電子写真式プリンターや複写機等における感光体
周りの現像ロールやトナー供給ロール等のように画像形
成用着色微粒子(以下「トナー等」と称する)と直接接
触、または間接的に接触する部分を形成するための材料
として用いられる電子写真式画像形成装置用導電性シリ
コーンゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコーンゴムを導電化するにあたり、
添加する導電性材料としては、例えば銀、ニッケル、銅
等の各種金属粉、カーボンブラック、グラファイト、各
種非導電性粉体や短繊維表面を銀等の金属で処理したも
の、炭素繊維、金属繊維などの導電性物質を種類や充填
量を変化させて添加混合することでシリコーンゴムの電
気抵抗率を1010〜10-5Ω・mの範囲で自由に調整が可能
となっている。
【0003】近年上記のように導電、半導電化されたシ
リコーンゴムが電子写真式プリンターや電子写真式複写
機等の現像ロールやトナーの搬送(供給)ロール等に、そ
の帯電特性や環境安定性から広範囲に使用されるように
なってきた。
【0004】一般に感光体ドラムをもつ電子写真式プリ
ンターや複写機は感光体ドラム上に記録された潜像をト
ナー等によって目視できる画像として発色させて現像し
ているが、このトナー等を搬送するために設けられてい
るのが現像ロールやトナー供給ロールであり、また転写
工程の前段階にある中間転写ベルト等である。
【0005】例えば、導電、半導電ゴムロールを現像ロ
ールとする接触式現像ロールでは、トナー等をロール表
面に均一な厚みで層形成させ、これを感光体ドラムへ搬
送するための機能が求められている。そして、現像ロー
ルにおけるトナー等の感光体ドラムヘの搬送手段として
は、大別して、電気的に搬送する手段と物理的に搬送す
る手段との2つの手段がある。
【0006】前記電気的に搬送する手段はトナー等を摩
擦により帯電させてトナー等を現像ロールに付着させて
搬送する手段であり、物理的に搬送する手段は現像ロー
ル表面にあらかじめ凹凸をつけておき、この凹凸にトナ
ー等を保持・付着させて搬送する手段である。この現像
ロールの表面を凹凸にする方法として、特開平2-102263
号公報及び特開平6-221321号公報には、シリコーンゴム
パウダーなどをゴム組成物に添加して上記の特性を満た
す材料が開示されている。
【0007】一般にシリコーンゴムは他の合成ゴムに比
べ耐摩耗性に劣ることがあり、例えば使用前にはロール
の表面を平坦に整えていたものを長期間使用した後に、
表面状態を観察すると表面が粗くなり、画像濃度や画像
品質が低下することが多く、プリンターの高速化やメン
テナンスフリー化するにあたり、改良が求められてい
た。また前記のようにシリコーンゴムパウダーが添加さ
れているゴム組成物は、表面に凹凸を形成させるために
は有効な手段であるが、耐摩耗性の改良にはほとんど効
果がない。また添加されるシリコーンゴムパウダーの粒
径は粒度分布が広く、大きな粒径のものを含有するの
で、それを配合したシリコーンゴム組成物では、得られ
る現像ロール等の表面粗さが大きくなってしまい、近年
のプリンターの高解像度化の要求には対応できないとい
う問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記事情に鑑み、本発
明の課題は、電子写真式画像形成装置において、例えば
現像ロール、トナー供給ロール、中間転写ベルト等のト
ナー等と直接接触又は間接的に接触する部分(以下「ロ
ール」と略す)を形成する材料として用いれば、その表
面を(1)適度な粗度とすることができて、トナー等を均
一な層厚でロール表面に形成することが可能となり、ま
たトナー等の搬送が容易となる、(2)ロール表面を適度
な硬さにすることができて、ロール周方向に発生する傷
や表面摩耗、表面粗さの変化が少なくなる、その結果
(3)電子写真式画像形成装置、例えば電子写真式プリン
ターや複写機等において、高解像度化に対応が可能とな
り、画像濃度や画像品質が低下するのを防ぐことを可能
にする電子写真式画像形成装置用導電性シリコーンゴム
組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するため鋭意検討を重ねた結果、導電性シリコーン
ゴム組成物に、用いるトナー等の粒子径に対してある一
定の粒子径を持つ充填材を含有させると、ロールの研磨
が容易に行え、また研磨後のシリコーンゴム表面がトナ
ー等の粒子径以下の細かい表面粗さとなること、また充
填材自身の硬さ(特に適度なモース硬度を有するものを
用いること)によりロール等の表面に発生するロール周
方向の傷や表面摩耗、表面粗さの変化が少なくなるとい
う知見を得、本発明に到達した。
【0010】すなわち、本発明は、(A)下記平均組成式
(1): RnSi0(4-n)/2 (1) (但し、Rは同一若しくは異なっていてもよい置換若しく
は非置換の1価炭化水素基であり、nは1.95〜2.05の正
数である。)で示されるオルガノポリシロキサン、(B)レ
ーザー回折散乱で測定した平均粒子径が、使用される画
像形成用着色微粒子の平均粒子径の1/50〜75/50であ
り、モース硬度が2〜8.0である充填材、及び(C)上記
(B)成分に属するもの以外の導電性材料を含有する電子
写真式画像形成装置用導電性シリコーンゴム組成物を提
供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。 [(A)成分]本発明において、(A)成分のオルガノポリシ
ロキサンは、下記平均組成式(1): RnSi0(4-n)/2 (1) (但し、Rは同一若しくは異なっていてもよい置換若しく
は非置換の1価炭化水素基であり、nは1.95〜2.05の正
数である。)で示されるオルガノポリシロキサンであ
る。
【0012】平均組成式(1)において、Rは同一又は異な
っていてもよい置換又は非置換の1価炭化水素基、好ま
しくは炭素原子数1〜12、より好ましくは炭素原子数1〜
8の1価炭化水素基である。該1価炭化水素基として
は、例えば、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ヘキシル基、ドデシル基などのアルキル基、シクロ
ヘキシル基などのシクロアルキル基、ビニル基、アリル
基、ブテニル基、ヘキセニル基などのアルケニル基、フ
ェニル基、トリル基などのアリール基、β−フェニルプ
ロピル基等のアラルキル基、及びこれらの基の炭素原子
に結合した水素原子の一部又は全部をハロゲン原子、シ
アノ基などで置換したクロロメチル基、トリフルオロプ
ロピル基、シアノエチル基などが挙げられる。また、n
は1.95〜2.05の正数である。
【0013】このオルガノポリシロキサンは分子鎖末端
がトリメチルシリル基、ジメチルビニル基、ジメチルヒ
ドロキシシリル基、トリビニルシリル基などで封鎖され
ていることが好ましい。このオルガノポリシロキサンは
分子中に少なくとも2個のアルケニル基を有することが
好ましく、具体的には、Rのうち0.001〜5モル%、特に
0.01〜0.5モル%のアルケニル基を有することが好まし
く、アルケニル基としては前記のものが挙げられ、特に
ビニル基であることが好ましい。特に、後述する硬化剤
として白金系触媒とオルガノハイドロジェンポリシロキ
サンとの組合わせを使用する場合には、このようなアル
ケニル基を有するオルガポリシロキサンを通常使用す
る。
【0014】また、このオルガノポリシロキサンは、通
常選択されたオルガノハロシランの1種又は2種以上を
共加水分解縮合することによって、あるいは環状ポリシ
ロキサン(シロキサンの3量体あるいは4量体など)をアル
カリ性又は酸性の触媒を用いて開環重合することによっ
て得ることができる。このオルガノポリシロキサンは基
本的には直鎖状のジオルガノポリシロキサンであるが、
一部分岐していてもよい。また、分子構造の異なる2種
又はそれ以上の混合物であってもよい。このオルガノポ
リシロキサンの粘度は、25℃における粘度が100cSt以上
のものが好ましく、より好ましくは100,000〜10,000,00
0cStである。重合度ではl00以上、特に3,000以上が好ま
しく、その上限は好ましくは100,000であり、さらに10,
000が好ましい。
【0015】[(B)成分](B)成分の充填材は、一搬的に
補強性シリカ等の補強性充填材とは異なり、ロール表面
に一定の凹凸を発生させるため、及びロール表面の周方
向に発生する傷を制御する目的で添加され、後述するよ
うな充填材が用いられる。本発明において好適に使用さ
れる充填材としては、アルミニウムシリケート、水酸化
アルミニウム、アルミナ、石英粉末、溶融石英粉末、ガ
ラス粉末、珪藻土、炭酸カルシウム、クレイ、窒化珪
素、炭化珪素、二酸化チタンや酸化亜鉛等の金属酸化物
等が挙げられ、中でも珪藻土、炭酸カルシウム、酸化亜
鉛等が好ましく用いられる。
【0016】また金属微粒子、導電性金属酸化物系微粒
子、グラファイト等の導電性物質も充填材として使用可
能である。導電性金属酸化物系微粒子としては導電性酸
化亜鉛、白色導電性酸化チタン、酸化スズ、酸化アンチ
モン系の微粒子等が挙げられ、導電性酸化亜鉛として具
体的には、ハクスイテック(株)社製の酸化亜鉛23-Kが一
次粒子径も細かくモース硬度も4〜5であり好適に使用さ
れ、白色導電性酸化チタンとしては、例えばET-500W(石
原産業(株)社製)を挙げることができる。また、グラフ
ァイトとしては、不定形グラファイト、球状グラファイ
ト等が挙げられる。
【0017】充填材の平均粒子径はトナー等の画像形成
用着色微粒子の平均粒子径に対し、JIS R6002に基づい
て測定したレーザー回折散乱で測定した1/50〜75/50の
大きさであり、好ましくは5/50〜50/50、より好ましく
は10/50〜30/50の大きさである。この粒径の充填材を添
加することによりロール表面におおむねトナー粒径に対
してほぼ同じかそれよりも小さい凹凸が形成され、好適
なトナー等の搬送性や均一な層形成性を有する、ロール
形成に好適な組成物が得られる。前記の充填材の平均粒
径がトナー等の粒径に対して大きい範囲も含まれている
がその理由はロール成形時に研磨等によって充填材が削
られロール表面の凹凸がトナー粒径よりも小さくなる傾
向があるためである。
【0018】また充填材は上記の理由により大きな粒径
の物(粗粒)が少ないものが望ましい。粗粒はトナー等の
平均粒子径に対し2倍以上の粒子径をもつものの割合が3
%以下になるように調整された充填材であることが望ま
しく、さらに好ましくはトナー等の平均粒子径に対し2
倍以上の粒子怪をもつものの割合が1%以下である充填
材がよい。
【0019】さらに充填材自身の硬さはモース硬度が2
〜8.0である必要があり、好ましくは3〜6.5である。モ
ース硬度が2〜8.0の充填材を使用した場合には材料中に
大粒径の充填材が多少存在しても研磨により充填材部分
と周囲の部分を同じ高さの研磨面とすることができて、
結果としてロール表面粗さを細かくすることができる。
充填材が硬すぎると研磨時にロール表面が充填材による
凸又は凹が発生し、凸部にはトナー等がその部分に付着
できなくなり、凹部にはトナー等がたまり層厚が均一に
なりにくい。さらに凸部となった充填材がロール表面に
接触する感光体ドラムや他のロール等を摩耗させたり、
傷つけたりする。一方、充填材がやわらかすぎると充填
材自身が周囲よりも多めに削られなだらかな凹状になる
ことが多く同様に層厚が均一になりにくい。
【0020】(B)成分の添加量は(A)成分100重量部に対
し1〜500重量部、特に5〜300重量部とすることが好ま
しい。中でも(B)成分が絶縁性充填材の場合は5〜100重
量部、特に10〜50重量部とすることが好ましい。
【0021】[(C)成分](C)成分の導電性材料は(B)成
分に属さない導電性材料であり、物理的化学的に同一材
料からなるものであっても、(B)成分として規定された
粒子径又はモース硬度を有しない導電性材料は(C)成分
に属する。該(C)成分は導電性付与成分であり、例えば
銀、ニッケル、銅等の各種金属粉、カーボンブラック、
グラファイト、導電性酸化金属系粒子などが使用でき、
カーボンブラックが好ましい。これらは単独で用いても
2種以上を併用してもよい。
【0022】カーボンブラックとしては、通常導電性ゴ
ム組成物に常用されているものが使用し得、例えばアセ
チレンブラック、コンダクティブファーネスブラック(C
F)、スーパーコンダクティブファーネスブラック(SC
P)、エクストラコンダクティブファーネスブラッウ(XC
F)、コンダクティブチャンネルブラック(CC)、1500〜30
00℃程度の高温で熱処理されたファーネスブラックやチ
ャンネルブラック等を挙げることができる、具体的に
は、アセチレンブラックとしてはデンカブラック(電気
化学社製)、シャウニガンアセチレンブラック(シャウニ
ガンケミカル社製)等が挙げられ、コンダクティブファ
ーネスブラックとしてはコンチネックスCF(コンチネン
タルカーボン社製)、バルカンC(キャボット社製)等が、
スーパーコンダクティブファーネスブラックとしてはコ
ンチネックスSCF(コンチネンタルカーボン社製)、バル
カンSC(キャボット社製)等が、エクストラコンダクティ
ブファーネスブラックとしては旭HS-500(旭カーボン社
製)、バルカンXC-72(キャボット社製)等が、コンダクテ
ィブチャンネルブラックとしてはコウラックスL(デグッ
サ社製)等が例示され、また、ファーネスブラックの一
種であるケッチェンブラックEC及びケッチェンニブラッ
クEC-600JD(ケッチェンブラックインターナショナル社
製)を用いることもできる。ファーネスブラックは不純
物、特に硫黄や硫黄化合物の量が硫黄元素の濃度で6000
ppm以下、より好ましくは3000ppm以下が望ましい。な
お、これらのうちでアセチレンブラックは不純物含有率
が少ない上、発達した2次ストラクチャー構造を有する
ことから導電性に優れており、本発明において特に好ま
しく用いられる。なおまた、その卓越した比表面積から
低充填量でも優れた導電性を示すケッチェンブラックEC
やケッチェンブラックEC-600JD等も好まし<使用でき
る。
【0023】上記導電性材料の添加量は、導電性シリコ
ーンゴム組成物の硬化物の体積抵抗率が10〜1010Ω・m
となる量であればよいが、上述した(A)成分100重量部に
対して1〜100重量部、特に5〜50重量部とすることが好
ましい。添加量が1重量部未満では所望の導電性を得る
ことができない場合があり、100重量部を超えると物理
的混合がむずかしくなったり機械的強度が低下したりす
る可能性があり、目的とするゴム弾性が得られないこと
がある。
【0024】[その他の成分]本発明においては、上記
成分の他に必要に応じて種々の化合物を添加することが
できる。例えば、硬化剤を使用することができ、硬化剤
としては既知の白金系触媒とオルガノハイドロジェンポ
リシロキサンとの組合わせ、及び有機過酸化物触媒を挙
げることができる。
【0025】白金系触媒としては公知のものが使用で
き、具体的には白金元素単体、白金化合物、白金複合
体、塩化白金酸、塩化白金酸のアルコール化合物、アル
デヒド化合物、エーテル化合物、各種オレフィン類との
コンプレックスなどが挙げられる。白金系触媒の添加量
は有効量、いわゆる触媒量でよく、(A)成分のオルガノ
ポリシロキサンに対し、白金族金属換算で1〜2,000ppm
とすることが望ましい。
【0026】オルガノハイドロジェンポリシロキサンと
しては直鎖状、分岐鎖状、環状のいずれであってもよ
く、重合度が300以下のものが好ましく、ジメチルハイ
ドロジエンシリル基で末端が封鎖されたジオルガノポリ
シロキサン、末端がトリメチルシロキシ基でジメチルシ
ロキサン単位とメチルハイドロジエンシロキサン単位か
らなる共重合体、ジメチルハイドロジエンシロキサン単
位(H(CH3)2SiO0.5単位)とSiO2単位とからなる低粘度流
体、1,3,5,7−テトラハイドロジエン−1,3,5,7−テトラ
メチルシクロテトラシロキサン、1−プロピル−3,5,7−
トリハイドロジエン−1,3,5,7−テトラメチルシクロテ
トラシロキサン、1,5−ジハイドロジエン−3,7−ジヘキ
シル−1,3,5,7−テトラメチルシクロテトラシロキサン
などが例示される。オルガノハイドロジエンポリシロキ
サンの添加量は、(A)成分のオルガノポリシロキサンの
アルケニル基に対して、ケイ素原子に直結した水素原子
が50〜500モル%となる割合で用いられることが望まし
い。
【0027】有機過酸化物触媒としては、ジ−t−ブチ
ルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチル
パーオキシ)ヘキサン等のアルキル過酸化物、ジクミル
パーオキサイド等のアラルキル過酸化物等の有機過酸化
物が挙げられる。有機過酸化物触媒の使用量は触媒有効
量であり、(A)成分100重量部に対し、0.1〜10重量部と
することが好ましい。
【0028】さらに、本発明の導電性シリコーンゴム組
成物には、必要に応じて補強性シリカ微粉末を添加して
もよい。シリカ微粉末は、機械的強度の優れた導電性シ
リコーンゴム組成物を得るために好適であり、この目的
のためには比表面積が10m2/g以上、好ましくは50〜400m
2/gであるシリカ微粉末を用いることが好ましい。この
シリカ微粉末としては煙霧質シリカ(乾式シリカ)、沈殿
シリカ(湿式シリカ)が例示され、煙霧質シリカ(乾式シ
リカ)が好ましい。使用可能な補強性シリカを市販品で
例示すると、エアロジル130,200,300,380(日本エアロジ
ル社製)、Cab-O-sil MS-5,MS-7,HS-5,HS-7(キャボット
社製)、SantocelFRC,CST(モンサント社製)、ニップシル
VN-3(日本シリカ工業社製)などが挙げられる。また、こ
れらの表面をオルガノポリシロキサン、オルガノポリシ
ラザン、クロロシラン、アルコキシシラン等で疎水化処
理したものを用いてもよい。これらのシリカは単独で用
いても、2種以上併用してもよい。なお、このシリカ微
粉末の添加量は、(A)成分100重量部に対し、5〜100重量
部が好ましい。添加量が5重量部未満では少なすぎて十
分な補強効果が得られず、100重量部より多くすると加
工性が悪くなり、5〜90重量部、特に好ましくは10〜50
重量部である。
【0029】またその他の添加剤としては必要に応じて
着色剤、オクチル酸鉄等の耐熱向上剤、難燃性を付与さ
せるためのハロゲン化合物、受酸剤、酸化鉄、酸化セリ
ウム、熱伝導向上剤、離型剤、アルコキシシラン、重合
度が(A)成分よりも低いジメチルシロキサンオイル、シ
ラノール、例えばジフェニルシランジオール、α,w−
ジメチルシロキサンジオール等の両末端シラノール基封
鎖低分子シロキサンやシラン等の分散剤、接着性や成形
加工性を向上させるための各種カーボンファンクショナ
ルシラン、架橋などを阻害しない硬化、未硬化の各種オ
レフィン系エラストマー等添加してもよい。添加するも
のが粒子状である場合は(B)成分の充填材よりも粒径が
小さいことが望ましい。
【0030】本発明の導電性シリコーンゴム組成物は、
上記した成分を2本ロール、バンバリーミキサー、ドゥ
ーミキサー(ニーダー)などのゴム混練り機を用いて均一
に混合することにより得ることができる。
【0031】このようにして調製されたシリコーンゴム
組成物は既知の方法で加熱硬化させることにより容易に
成形体とすることができる。硬化方法はシリコーンゴム
の架橋に必要な熱をかけられる方法であればよく、また
その成形方法も押出成形による連続加硫、プレス、イン
ジェクションによる型成形など、特に制限されるもので
はない。この場合、加熱温度は100〜500℃、特に120〜3
00℃、時間は数秒〜1時間、特に10秒〜30分であること
が好ましい。また、必要に応じ、100〜200℃で1〜20時
間程度2次加硫してもよい。また、このシリコーンゴム
組成物は既知の方法で加熱発泡硬化させることにより容
易にスポンジゴムを得ることもできる。
【0032】
【実施例】以下、実施例と比較例にて本発明を具体的に
説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものでは
ない。また、実施例及び比較例において示す部はいずれ
も重量部を示し、粘度は25℃のものである。
【0033】[充填材の有無と粒子径の影響] 実施例1 分子鎖両末端がジメチルビニルシリル基で封鎖されてい
て、ジメチルビニルシリル基0.025モル%、ジメチルシ
ロキサン単位99.7モル%及びメチルビニルシロキサン単
位0.275モル%からなり、粘度が1×107cStのオルガノポ
リシロキサン100部、デンカブラック(アセチレンブラッ
ク平均粒子径40nm:電気化学(株)社製)12部及びエロ
ジル200(補強性シリカ:日本エアロジル(株)社製)10
部、分散剤として平均重合度3〜10の両末端にシラノー
ル基を有するジメチルポリシロキサン重合体2部、充填
材として平均粒径3μmのオプライトW3005K(オプライト
工業(株)社製)25部を加圧ニーダーを用いて混練した
後、このベースコンパウンド100部に対し、過酸化物
(商品名C-8、信越化学工業(株)製)2部を加えてシリ
コーンゴム組成物を調製した。
【0034】次に、この組成物を直径6mmの芯金の周囲
に厚さ6mmに巻き付けて、直径18mm、幅50mmのロールを
形成させ、また、同組成物から厚さ2mmのシートを形成
させた。なお、このときの成形条件はプレスキュアー17
0℃/15分間、ポストキュアー200℃/4時間であった。ロ
ールは表面粗さが少なくなるようにロール研磨機にて50
0μmずつ3回、250μmづつ2回、合計5回に分け直径が1
6mmになるように研磨を行い、その後、#5000の耐水ぺ
ーパーでロールを回転させながら均一に押し付けるよう
にしてフニッシャー処理を行い、表面が平滑なロールを
得た。この時点で、ロールの表面粗度を測定した。ま
た、シートはJIS K6301に従い材料硬さの測定に用い
た。
【0035】つぎにこのロールが平均粒径8μmの非磁
性一成分系トナーを使用する現像用ロールであることを
想定し、現像用ロール上のトナーの均一な層形成の目安
として、上記のトナーをこのロールに十分にまぶした
後、トナー書き落としブレードとして厚さ0.2mmのSUS版
の両端に0.2kgの加重をかけて、これをこのロールに押
しつけ、30秒間空回転させた後、このロール上に残った
トナーをセロハンテープに転写し、セロハンテープに付
着したトナーの濃淡により層の均一性を調べた。トナー
の濃淡は目視にて行い、濃淡があきらかに判明するもの
については×、やや濃淡が発生するものを△、濃淡が均
一であるものを○として評価した。
【0036】また次に述べる試験方法にて摩耗試験を行
い、摩耗後のロール表面粗さ、ロール周方向の傷の有
無、摩耗深さを比較した。ロール周方向の傷については
回転方向に傷がついていないものを○、うっすらと周方
向に傷のあるものを△、4μm以上の深さで傷がついて
いるものを×とした。
【0037】(摩耗試験方法)図1は、促進ロール摩耗
試験器の概略図であり、図1において、1cm幅の濾紙2
の一方を固定して、この濾紙2をサンプルロール1と重
さ500gのローラー状の重り3の間に挟み、サンプルロ
ーラー1を回転数300rpmで15分間回転させ、ろ紙2によ
ってサンプル1を摩耗させた後、サンプルロール1をエ
タノールで拭き、表面粗度を測定し、また電子顕微鏡に
て周方向の傷の有無および摩耗深さ(濾紙の接していな
い部分と濾紙により削れた部分の差)を測定した。濾紙
はアドバンテック東洋(株)製No.26を使用した。
【0038】実施例2 実施例1の充填材オプライトW3005Kの代わりに、平均粒
径1.5μm、モース硬度7のクリスタライト5X((株)龍森
製商品名)を用いた以外は実施例1と同様にして、ロー
ルとシートを得た。
【0039】実施例3 実施例1の充填材オプライトW3005Kの代わりに、平均粒
径4μm、モース硬度7のクリスタライトVX-S((株)龍
森製商品名)を用いた以外は実施例1と同様にして、ロ
ールとシートを得た。
【0040】実施例4 実施例1の充填材オプライトW3005Kの代わりに、平均粒
径5.5μm、モース硬度4である導電性亜鉛華23K(ハク
スイテック(株)製商品名)を用いた以外は実施例1と同
様にして、ロールとシートを得た。
【0041】実施例5 実施例1の充填材オプライトW3005Kの代わりに、平均粒
径1μm、モース硬度3のハイジライトH42(昭和電工
(株)製商品名)を用いた以外は実施例1と同様にして、
ロールとシートを得た。
【0042】実施例6 実施例1のゴム材料にさらに平均粒径13μmのシリコー
ンゴムパウダーKMP-598(信越化学工業社製商品名)を2
5部添加し、さらにゴム硬さを合わせる目的でエロジル2
00をさらに5部添加した以外は実施例1と同様にして、
ロールとシートを得た。
【0043】比較例1 実施例1の充填材オプライトW3005Kを添加しない代わり
に、ゴム硬さを合わせる目的でエロジル200を10部添加
した以外は実施例1と同様にして、ロールとシートを得
た。
【0044】比較例2 実施例1の充填材オプライトW3005Kの代わりに、平均粒
径28μmの粗粒約5.5%であるクリスタライトA-2((株)
龍森製商品名)を用いた以外は実施例1と同様にして、
ロールとシートを得た。
【0045】比較例3 実施例1の充填材オプライトW3005Kの代わりに、モース
硬度9.5、平均粒径11μm、16μm以上の粗粒約5%以
上の炭化珪素であるシナノランダムCP#1000(信濃電気
製錬(株)製商品名)を用いた以外は実施例1と同様にし
て、ロールとシートを得た。
【0046】比較例4 実施例1の充填材オプライトW3005Kの代わりに、モース
硬度12、平均粒径3.0μm、16μm以上の粗粒約3%以
下のアルミナAL-45-H(昭和電工(株)製商品名)を用い
た以外は実施例1と同様にして、ロールとシートを得
た。
【0047】比較例5 実施例1の充填材オプライトW3005Kの代わりに、モース
硬度12、平均粒径10μm、16μm以上の粗粒約5%以上
のアルミナAS-50(昭和電工(株)製商品名)を用いた以
外は実施例1と同様にして、ロールとシートを得た。
【0048】比較例6 実施例1の充填材オプライトW3005Kの代わりに、モース
硬度12、平均粒径58μmのアルミナであるAL-12(昭和
電工(株)製商品名)を用いた以外は実施例1と同様にし
て、ロールとシートを得た。
【0049】上記実施例及び比較例の結果を表1、2に
併記する。また、実施例及び比較例で用いた充填材の特
性値を表3に示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】*1:周方向の傷があるためカタログスペ
ックでは16μm超の粗粒はないが実際は混入していると
思われる。 *平均粒径の大きい充填材は摩耗前後で表面粗さの変化
が大きく、周方向の傷もつきやすく、粗粒の多い充填材
はトナーの濃淡が出やすく、また周方向の傷もつきやす
いことがわかる。
【0053】
【表3】 充填材の特性値
【0054】
【発明の効果】本発明の電子写真式画像形成装置用導電
性シリコーンゴム組成物は、これをトナー等と直接接
触、または間接的に接触する部分を形成する材料として
用いた場合、表面に適度な粗度を形成させることができ
るので、安定したトナー等の搬送、供給力をもち、また
適度な硬度を有するので、連続使用によっても表面状態
の変化が少なく長期の使用に耐えうる。したがって、本
発明の電子写真式画像形成装置用導電性シリコーンゴム
組成物は、電子写真式画像形成装置、特に、感光体ドラ
ム周辺の現像ロール、ベルト状現像部材、中間転写ロー
ル、中間転写ベルト、トナー搬送ロール、クリーニング
ロール等の部材の材料として好適に用いられ、これを用
いることによって、電子写真式画像形成装置、例えば電
子写真式プリンターや複写機等において、高解像度化に
対応が可能となり、画像濃度や画像品質が低下するのを
防ぐことを可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロールの摩耗を促進するために用いられた促進
ロール摩耗試験機の概略図である。
【符号の説明】
1 サンプルロール 2 ろ紙 3 ローラー状の重り
フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AC04 AD06 EA14 FA04 FA12 FA22 FA25 FA26 FA27 2H200 FA09 GA46 JA01 JA25 JA26 JA27 JC02 JC03 JC15 JC16 JC17 MA03 MA06 MA08 MA17 MA20 MB01 MC02 MC15 4J002 CP031 CP141 DA037 DE126 DE136 DE146 DE236 DJ006 DJ036 DL006 FD016 FD117 FD148 GQ00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記平均組成式(1): RnSi0(4-n)/2 (1) (但し、Rは同一若しくは異なっていてもよい置換若しく
    は非置換の1価炭化水素基であり、nは1.95〜2.05の正
    数である。)で示されるオルガノポリシロキサン、(B)レ
    ーザー回折散乱で測定した平均粒子径が、使用される画
    像形成用着色微粒子の平均粒子径の1/50〜75/50であ
    り、モース硬度が2〜8.0である充填材、及び(C)上記
    (B)成分に属するもの以外の導電性材料を含有する電
    子写真式画像形成装置用導電性シリコーンゴム組成物。
  2. 【請求項2】 (B)成分の充填材が、使用される画像形
    成用着色微粒子の平均粒子径の2倍以上の粒子径を有す
    る粒子の割合が3%以下である請求項1記載のシリコー
    ンゴム組成物。
  3. 【請求項3】 画像形成用着色微粒子の平均粒子径が6
    〜11μmであるとき、(B)成分の充填材は、平均粒子径
    が0.22〜5.5μmであり、粒子径が22μm以上である粗
    粒子成分の割合が3%以下であり、モース硬度が2〜6.5
    である請求項1又は2に記載のシリコーンゴム組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシ
    リコーンゴム組成物の硬化物よりなる現像ロール、トナ
    ー搬送ロール、中間転写ロール又は中間転写ベルト。
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