JP2002338774A - 樹脂組成物および該樹脂組成物を塗布してなる塗装物 - Google Patents
樹脂組成物および該樹脂組成物を塗布してなる塗装物Info
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Abstract
しうる加水分解性シリル基含有ビニル系共重合体を提供
することを目的とする。 【解決手段】アニリン点が50℃以上の溶剤を主成分と
する溶剤と、主鎖が実質的にビニル系重合体からなり、
主鎖末端および/または側鎖に加水分解性シリル基を分
子中に少なくとも1個含有し、且つアルキル基の炭素数
が4以上で分岐型の(メタ)アクリル酸アルキル単量体
および/またはアルキル基の炭素数が8以上である(メ
タ)アクリル酸アルキル単量体が全単量体の50重量%
以上であるビニル系共重合体を用いることにより、充分
な溶剤溶解性を有し、且つ臭気や有害性を抑えた樹脂組
成物及び塗装物を得ることができる。
Description
℃以上の溶剤に対して好適に溶解しうる加水分解性シリ
ル基含有ビニル系共重合体を含有する樹脂組成物に関す
る。また、該樹脂組成物をベースとした塗料は、脆弱な
塗膜にも塗り重ねが可能となる。
ッ素樹脂、アクリルウレタン樹脂、アクリルシリコン樹
脂などが知られている。また、近年環境問題が重視され
るようになってから、従来の強溶剤タイプの溶剤の臭気
や安全性が問題視され、弱溶剤タイプの溶剤にアクリル
ウレタン樹脂やアクリルシリコン樹脂を溶解させた樹脂
が開発されている。たとえば、特開平11−22890
3公報や特開平11−279480公報には、溶剤に弱
溶剤系を使用したアクリルシリコン樹脂が記載されてい
る。
する溶剤であり、キシレンやトルエンの含有量が規定さ
れている。しかしながら、その他の芳香族成分を多量に
含んでいる場合が殆どであり、溶剤の臭気や安全性に対
しては、充分ではないという問題があった。
が50℃以上の溶剤に好適に溶解しうる加水分解性シリ
ル基含有ビニル系共重合体を提供することを目的とす
る。また、該樹脂をベースとして用いることで、脆弱な
塗膜にも塗り重ね可能な塗料を提供することも目的とす
る。
が50℃以上の溶剤と、主鎖が実質的にビニル系重合体
からなり、主鎖末端および/または側鎖に一般式(I)
ル基、R2は水素原子または炭素数1〜10のアルキル
基、炭素数6〜25のアリール基および炭素数7〜12
のアラルキル基から選ばれた1価の炭化水素基、aは0
〜2の整数を示す。)で表される炭素原子に結合した加
水分解性シリル基を分子中に少なくとも1個含有し、且
つアルキル基の炭素数が4以上で分岐型の(メタ)アク
リル酸アルキル単量体および/またはアルキル基の炭素
数が8以上である(メタ)アクリル酸アルキル単量体が
全単量体の50重量%以上であるビニル系共重合体から
なる樹脂組成物。(請求項1) アニリン点が50℃以上の溶剤と、主鎖が実質的にビニ
ル系重合体からなり、主鎖末端および/または側鎖に一
般式(I)
ル基、R2は水素原子または炭素数1〜10のアルキル
基、炭素数6〜25のアリール基および炭素数7〜12
のアラルキル基から選ばれた1価の炭化水素基、aは0
〜2の整数を示す。)で表される炭素原子に結合した加
水分解性シリル基を分子中に少なくとも1個含有すると
ともに、かつ、主鎖末端および/または側鎖にアルコー
ル性水酸基を少なくとも1個含有し、さらにアルキル基
の炭素数が4以上で分岐型の(メタ)アクリル酸アルキ
ル単量体および/またはアルキル基の炭素数が8以上で
ある(メタ)アクリル酸アルキル単量体が全単量体の5
0重量%以上であるビニル系共重合体からなる樹脂組成
物。(請求項2) アニリン点が50℃以上の溶剤中の芳香族含有量が1.
0%以下である請求項1または2記載の樹脂組成物。
(請求項3) ビニル系重合体組成物に更に硬化触媒および/または架
橋剤が配合されてなる請求項1〜3いずれかに記載の樹
脂組成物。(請求項4) 請求項4記載の樹脂組成物を塗布してなる塗装物。(請
求項5) である。
で硬化性を有するベース樹脂として加水分解性基と結合
したシリル基を有するビニル系共重合体が含有される。
ビニル系単量体及び必要に応じてその他単量体を共重合
した主鎖からなる。
なる」とは、ビニル基、ビニリデン基のように、重合性
炭素炭素二重結合を化合物あるいは重合性二重結合を有
する化合物と他の化合物との共重合体ブロックがビニル
系共重合体の主鎖を構成していることを意味する。
なくとも1個存在すればよいが、充分な硬化性を与え、
また、内部応力を緩和するという観点から2〜10個存
在することが好ましい。
54−36395号公報、特開昭57−55954号公
報などに記載のヒドロシリル化法または反応性シリル基
を含有する単量体を用いた溶液重合法によって製造する
ことができるが、合成の容易さなどの点から反応性シリ
ル基を含有する単量体を用い、ラジカル重合開始剤を用
いた溶液重合法によって製造することがとくに好まし
い。
水分解性基は、ハロゲン基、アルコキシ基等がある。そ
の中で、反応の制御の簡便さからアルコキシ基が有用で
ある。
2000〜30000が好ましい。より好ましくは、3
000〜25000である。数平均分子量が2000未
満であると、硬化性、耐候性が低下する傾向にあり、3
0000を超えると外観性、作業性が低下する傾向があ
る。
二重結合および炭素原子に結合した反応性シリル基を含
有する単量体(a)、アルキル基の炭素数が4以上で分
岐型の(メタ)アクリル酸アルキル単量体(b)、アル
キル基の炭素数が8以上である(メタ)アクリル酸アル
キル単量体(c)、その他のビニル系単量体(d)を共
重合することによって製造することができる。
量体の具体例としては、例えば、
4は、水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数
6〜10のアリール基、または、炭素数7〜10のアラ
ルキル基を表し、複数存在する場合には、同一であって
も異なっていてもよい。R5は炭素数1〜10のアルキ
ル基を表し、複数存在する場合には、同一であっても異
なっていてもよい。aは、0〜2の整数を表す。)で表
される化合物;
12の整数を示す。)で表される化合物;
れる化合物;
〜14の整数を示す)で表される化合物
2の整数を示す(化13も同じ))で表される化合物
や、炭素原子に結合した反応性シリル基をウレタン結合
またはシロキサン結合を介して末端に有する(メタ)ア
クリレ−トなどがあげられる。
性、ならびに得られる組成物の硬化性および保存安定性
が優れるという点から、前記一般式(V)で表される化
合物が好ましい。
く、2種類以上併用してもよい。前記単量体(a)は、
前記のように、得られるビニル系共重合体中に反応性シ
リル基を含有する単量体が2〜90重量%、さらには3
〜70重量%、特には4〜50重量%含有されるように
使用するのが好ましい。単量体(a)がこれら範囲より
少ない場合は、得られる共重合体を塗料として用いた場
合、塗膜の耐候性、基材との密着性が劣る傾向があり、
また、多い場合は、塗膜の柔軟性が少なくなり、塗膜が
もろくなり、また基材との密着性が劣る傾向があるので
好ましくない。また、前記アルキル基の炭素数が4以上
で分岐型の(メタ)アクリル酸アルキル単量体(b)の
具体例としては、たとえば分岐構造および/または環構
造を有するビニル系単量体であれば特に限定はしない
が、イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メ
タ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト、3,3,5,−トリメチルシクロヘキシル(メタ)
アクリレ−ト、ベンジル(メタ)アクリレート、2−エ
チルヘキシル(メタ)アクリレ−ト、ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メ
タ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)ア
クリレート、3,3,5,−トリメチルシクロヘキシル
(メタ)アクリレ−トが挙げられる。特に好ましくは、
イソブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)
アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、
2−エチルヘキシル(メタ)アクリレ−トである。上記
単量体(b)は単独で用いてもよく、2種以上併用して
もよい。アルキル基の炭素数が8以上である(メタ)ア
クリル酸アルキル単量体(c)の具体例としては、たと
えば、オクチル(メタ)アクリレ−ト、デシル(メタ)
アクリレ−ト、ラウリル(メタ)アクリレ−ト、パルミ
トイル(メタ)アクリレ−ト、ステアリル(メタ)アク
リレート、オクタデカノイル(メタ)アクリレ−ト、オ
レイル(メタ)アクリレ−ト等が挙げられる。中でも耐
候性、溶剤への溶解性が良好という点からデシル(メ
タ)アクリレ−ト、ラウリル(メタ)アクリレ−ト、パ
ルミトイル(メタ)アクリレ−ト、ステアリル(メタ)
アクリレートが好ましい。特に好ましくは、ラウリル
(メタ)アクリレ−ト、ステアリル(メタ)アクリレー
ト、イソボルニル(メタ)アクリレ−トである。上記単
量体(c)は単独で用いてもよく、2種以上併用しても
よい。(メタ)アクリル酸アルキル単量体(b)および
/または(c)の合計使用量は50重量%、より好まし
くは70重量%以上である。使用量が50重量%未満の
場合には、ビニル系重合体の溶解性、希釈性が低下す
る。前記その他の単量体(d)の具体例としては、メチ
ル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレー
ト、ブチル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフ
リル(メタ)アクリレート、トリフルオロエチル(メ
タ)アクリレート、ペンタフルオロプロピル(メタ)ア
クリレート、パーフルオロシクロヘキシル(メタ)アク
リレート、(メタ)アクリロニトリル、グリシジル(メ
タ)アクリレート、(メタ)アクリルアミド、α−エチ
ル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリ
ルアミド、N−メチル(メタ)アクリルアミド、(メ
タ)アクリロイルモルホリン、マクロモノマーであるA
S−6、AN−6、AA−6、AB−6、AK−5など
の化合物(以上、東亜合成化学工業(株)製)、Pla
ccel FA−1、Placcel FA−4、Pl
accel FM−1、Placcel FM−4、H
EAC−1(以上、ダイセル化学工業(株)製)、(メ
タ)アクリル酸のヒドロキシアルキルエステル類とリン
酸またはリン酸エステル類との縮合生成物などのリン酸
エステル基含有(メタ)アクリル系化合物、ウレタン結
合やシロキサン結合を含む(メタ)アクリレートやスチ
レン、αーメチルスチレン、クロロスチレン、スチレン
スルホン酸、4ーヒドロキシスチレン、ビニルトルエン
などの芳香族炭化水素系ビニル化合物;マレイン酸、フ
マル酸、イタコン酸、(メタ)アクリル酸などの不飽和
カルボン酸、これらのアルカリ金属塩、アンモニウム
塩、アミン塩などの塩;無水マレイン酸などの不飽和カ
ルボン酸の酸無水物、これら酸無水物と炭素数1〜20
の直鎖状または分岐鎖を有するアルコールまたはアミン
とのジエステルまたはハーフエステルなどの不飽和カル
ボン酸のエステル;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
ジアリルフタレートなどのビニルエステルやアリル化合
物;ビニルピリジン、アミノエチルビニルエーテルなど
のアミノ基含有ビニル系化合物;イタコン酸ジアミド、
クロトン酸アミド、マレイン酸ジアミド、フマル酸ジア
ミド、N−ビニルピロリドンなどのアミド基含有ビニル
系化合物;2ーヒドロキシエチルビニルエーテル、メチ
ルビニルエーテル、シクロヘキシルビニルエーテル、塩
化ビニル、塩化ビニリデン、クロロプレン、プロピレ
ン、ブタジエン、イソプレン、フルオロオレフィンマレ
イミド、N−ビニルイミダゾール、ビニルスルホン酸な
どのその他ビニル系化合物などが挙げられる。これら
は、単独で用いてもよく、2種以上併用してもよい。さ
らに、アルコール性水酸基含有ビニル系単量体(e)を
共重合することもできる。アルコール性水酸基含有ビニ
ル系単量体(d)を共重合した場合には、硬化塗膜にウ
レタン結合を導入することができ、有機塗膜に対する密
着性をより向上させることが可能となる。
(e)としては特に限定されず、例えば、2―ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2―ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、2―ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、4―ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、2―ヒドロキシエチルビニルエーテル、N−
メチロール(メタ)アクリルアミド、4―ヒドロキシス
チレン、東亜合成化学工業社製のアロニクス5700
(商品名)、日本触媒化学工業社製のHE−10、HE
―20、HP−10及びHP―20(いずれも商品名)
(以上、いずれも末端に水酸基を有するアクリル酸エス
テルオリゴマー)、日本油脂社製のブレンマーPPシリ
ーズ(ポリプロピレングリコールメタクリレート)、ブ
レンマーPEシリーズ(ポリエチレングリコールモノメ
タクリレート)、ブレンマーPEPシリーズ(ポリエチ
レングリコールポリプロピレングリコールメタクリレー
ト)、ブレンマーAP400(ポリプロピレングリコー
ルモノアクリレート)、ブレンマーAE350(ポリエ
チレングリコールモノアクリレート)、及びブレンマー
GLM(グリセロールモノメタクリレート)(いずれも
商品名)、水酸基含有ビニル系化合物とε―カプロラク
トンとの反応によるε―カプロラクトン変性ヒドロキシ
アルキルビニル系共重合性化合物、ダイセル化学工業社
製HEAC−1(商品名)等のポリカーボネート含有ビ
ニル系化合物等が挙げられる。これらは、単独で用いて
もよく、2種以上を併用してもよい。これらの中では、
塗膜に優れた耐酸性及び耐水性を付与することができる
点から、2―ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、
2―ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2―ヒ
ドロキシブチル(メタ)アクリレート、4―ヒドロキシ
ブチル(メタ)アクリレートが好ましい。
(e)の使用量は、好ましくは3〜30重量%、より好
ましくは、5〜20重量%である。3重量%以下の場合
には、塗膜硬度や密着性、耐候性が低下する傾向にあ
り、30重量%以上の場合にはリコート性が低下する傾
向にある。アルコール性水酸基含有ビニル系単量体
(e)を共重合した場合には、硬化塗膜にウレタン結合
を導入することができ、有機塗膜に対する密着性をより
向上させることが可能となる。
の組成物から形成される塗膜の耐候性をさらに向上させ
る目的で、たとえば主鎖にウレタン結合やシロキサン結
合により形成されたセグメント、単量体(a)、単量体
(b)、単量体(c)、単量体(d)、単量体(e)以
外の単量体に由来するセグメントなどを、30重量%を
超えない範囲でビニル系共重合体の製造時に導入しても
よい。
用してもよい。ビニル系共重合体にはカルボキシル基ま
たはアミノ基などの基が含まれていてもよく、その場合
には、硬化性、密着性が向上するが、重合体鎖に結合し
ているカルボキシル基やアミノ基の場合、活性が弱く、
これらを硬化触媒のかわりに使用して硬化させようとし
ても良好な特性の硬化物が得られにくい。前記アニリン
点が50℃以上の溶剤とは、アニリンを溶解できる温度
が50℃以上の溶剤であり、JIS2256に準じて測
定することが出来る値のことである。尚且つ、有害性を
考慮した場合、芳香族成分が1.0重量%以下、さらに
は0.7重量%以下、特には0.5重量%以下の溶剤が
好ましい。また、その使用量についても、有害性やPR
TR法等の規制を考慮した場合、全溶剤成分中80重量
%以上使用することが好ましい。特に好ましくは、90
重量%以上である。その他使用できる溶剤としては、ア
ルコール系、エステル系、ケトン系等が挙げられるが、
これらの溶剤は下地を侵すことが考えられることから、
その使用量は、可能な限り少ないことが好ましい。
タルの溶剤のアニリン点が50℃以上であればよい。
が1.0重量%以下の溶剤の具体例としては、エクソー
ルD40、エクソールD80、アイソパーG(以上、エ
クソンモービル(株)製)、IPソルベント(出光石油
化学(株)製)などのナフテンやパラフィン系の溶剤や
キシレンあるいはその他芳香族を含む溶剤の水添物、さ
らにはヘキサンやへプタンなどいわゆる炭化水素系溶剤
が挙げられる。
らには55℃、あるいは60℃の態様であることも好ま
しい。
合溶剤に使用しても、希釈溶剤に使用してもよいが、臭
気や有害性を考慮して両者に用いることが最も好まし
い。また、上記アニリン点が50℃以上の溶剤以外の溶
剤で重合した後、一度該溶剤を除去し、アニリン点が5
0℃以上の溶剤で希釈溶解してもよい。
スズジラウレート、ジブチルスズジマレエート、ジオク
チルスズジラウレート、ジオクチルスズジマレエート、
オクチル酸スズ、ジブチルスズビス(メルカプト酸エス
テル)等の有機スズ化合物;エチルアセトアセテ−トア
ルミニウムジイソプロピレ−ト、アルミニウムトリス
(アセチルアセテート)、アルミニウムトリス(エチル
アセトアセテート)、アルミニウムモノアセチルアセト
ネ−トビス(エチルアセトアセテート)、アルキルアセ
チルアセテ−トアルミニウムジイソプロピレ−トなどの
有機アルミ化合物;有機チタネート化合物;有機亜鉛化
合物等の有機金属化合物が挙げられる。これらは、単独
で用いてもよく、2種以上併用してもよい。硬化触媒の
具体例としてさらに、酸触媒が挙げられる。酸触媒とし
ては、リン酸エステル系、スルホン酸系触媒、リン酸に
有機アミン配合した系、スルホン酸と有機アミンを配合
した系、有機カルボン酸に有機アミンを配合した系があ
る。これらは、加水分解性シリル基含有ビニル系共重合
体100重量部に対して0.1〜10重量部配合するこ
とができる。配合量としては0.2〜8重量部が好まし
く、0.5〜5重量部が特に好ましい。
用することができる。また、樹脂中にアルコール性水酸
基を含有する場合には、架橋剤としてポリイソシアナー
ト化合物を配合してもよい。
1分子中に2個以上のイソシアネート基を有する化合物
を挙げることができ、例えば、ヘキサメチレンジイソシ
アネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート
等の脂肪族系;水素添加キシレンジイソシアネート、イ
ソホロンジイソシアネート、シクロヘキサンジイソシア
ネート等の脂環族系;トリレンジイソシアネート、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート等の芳香族系等のものが
挙げられる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上
を併用してもよい。
も使用することができ、具体的には、上記ポリイソシア
ネート化合物を、例えばε―カプロラクタム等のラクタ
ム系ブロック化剤;エタノール、プロパノール、ブタノ
ール等のアルコール系ブロック化剤;アセトキシム等の
オキシム系ブロック化剤等でブロックしたもの等が挙げ
られる。これらは、単独で用いてもよく、2種以上を併
用してもよい。
合体と上記ポリイソシアネート化合物又はブロックポリ
イソシアネート化合物との配合割合は、上記アルコール
性水酸基含有ビニル系共重合体の水酸基に対し、上記ポ
リイソシアネート化合物又はブロックポリイソシアネー
ト化合物のイソシアネート基が0.5〜1.5当量にな
るようにするのが好ましい。より好ましくは、0.8〜
1.2当量である。0.5当量未満であると、塗膜の耐
候性、耐水性等が低下し、1.5当量を超えると、外観
性、耐候性等が低下する傾向にある。
て、たとえばn−ドデシルメルカプタン、t−ドデシル
メルカプタン、n−ブチルメルカプタン、γーメルカプ
トプロピルトリメトキシシラン、γーメルカプトプロピ
ルトリエトキシシラン、(CH3O)3Si−S−S−S
i(OCH3)3,(CH3O)3Si−S8−Si(OC
H3)3などの連鎖移動剤を単独または2種以上併用する
ことにより、得られるビニル系共重合体の分子量を調整
してもよい。とくに、たとえばγーメルカプトプロピル
トリメトキシシランなどのアルコキシシリル基を分子中
に有する連鎖移動剤を用いた場合には、ビニル系共重合
体の末端に反応性シリル基を導入することができるので
好ましい。かかる連鎖移動剤の使用量は、用いる重合成
分全量の0.05〜10%、特には0.1〜8%である
ことが好ましい。
ため、安定性を保持する目的で、脱水剤を使用すること
が好ましい。脱水剤としては、加水分解性エステル化合
物などが挙げられる。その具体例としては、たとえばオ
ルトギ酸メチル、オルトギ酸エチル、オルト酢酸メチ
ル、オルト酢酸エチル、オルトプロピオン酸トリメチ
ル、オルトプロピオン酸トリエチル、オルト酪酸トリメ
チル、オルト酪酸トリエチルなどの加水分解性エステル
化合物、ジメトキシメタン、1,1−ジメトキシエタ
ン、1,1−ジメトキシエタン、1,1−ジメトキシプ
ロパン、1,1−ジメトキシブタン;メチルシリケー
ト、エチルシリケート、メチルトリメトキシシランなど
である。この中では、脱水効果の点からオルト酢酸メチ
ルが好ましい。これらは単独で用いてもよく、2種以上
併用してもよい。
基づいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施
例のみに限定されるものではない。製造例 ビニル系重合体の製造 撹拌機、温度計、還流冷却器、窒素ガス導入管および滴
下ロ−トを備えた反応器に表1の(イ)成分を仕込み、
窒素ガスを導入しつつ110℃に昇温した後、表1の
(ア)成分の混合物を滴下ロートから5時間かけて等速
滴下した。次に(ウ)成分の混合溶液を1時間かけて等
速滴下した。その後、引き続き110℃で2時間攪拌し
た後、室温まで冷却した。最後に表1の(エ)成分を加
えて攪拌した。得られた加水分解性シリル基含有ビニル
系重合体(A―1、A−2、A−3、A−4、A−7お
よびA−8)、加水分解性シリル基及び水酸基含有ビニ
ル系重合体(A−5、A−6、A−9およびA−10)
の各ビニル系共重合体の固形分濃度、GPCで測定した
数平均分子量を表1に示した。
(アニリン点69℃) アイソバーG;エクソン−モービル化学株式会社製(ア
ニリン点80℃) MCH(メチルシクロヘキサン);新日鐵化学株式会社
製実施例(溶剤希釈性) 得られた重合体を重合溶剤を用いて固形分濃度が50%
になるように希釈した後、重合体100重量部に対し
て、20℃と5℃の雰囲気下、アニリン点が50℃以上
の溶剤として、エクソールD40をある一定の割合加え
ていき白濁を生じるまでの希釈性を確認した。
固形分100部に対し、顔料として酸化チタン(CR−
95、石原産業(株)製)40部を添加し、ガラスビー
ズを用いてペイントコンディショナーで2時間分散さ
せ、固形分濃度が60%の白エナメルをえた。
に対して、硬化触媒としてU−15(日東化成(株)
製)を1部、シンナーとしてエクソールD40を添加し
て撹拌し、固形分濃度が45%の組成物をえた。表3に
示す配合に従い、以下同様にして、固形分濃度45%の
組成物を得た。
乾燥膜厚が約30μmになるようにエアースプレーで塗
装し、23℃で7日間養生(硬化)させ塗膜を得た。塗
膜表面を目視にて観察し、以下の評価基準に基づいて評
価した。 (評価基準) A:表面状態が良好である。 B:部分的に曇りや斑点がみられる。 C:全体に曇りや斑点が認められる。 (ロ)密着性 アルミニウム板(A5052P)上に弱溶剤型エポキシ
(マイルドボーセイ;エスケー化研(株))を乾燥膜厚
が30μとなるように塗装し、屋外で2週間曝した。そ
の後、塗膜表面の汚れを軽く拭き取り、実施例に示す白
エナメル組成物を乾燥膜厚20〜30μmで塗装してサ
ンプルとした。23℃、55%RH条件下で7日間養生
後、50℃の温水に7日間浸し、JISK5400に準
拠して1mm碁盤目密着性試験を実施した。 (評価結果) 10:100/100 8:80/100 6:60/100 4:40/100 2:20/100 0: 0/100 (ハ)ちぢみ 得られた組成物を、塩化ゴム系エナメル(クリンラバテ
クト;関西ペイント(株)製)を1.4〜1.6Kg/m
2になるように塗装したものをサンシャインウエザオメ
ーター試験に200時間、400時間、600時間曝
し、その後実施例に示す組成物を乾燥膜厚40〜50μ
mで塗装し、ただちに5℃条件下に静置しサンプルとし
た。塗膜の状態を観察、ちぢみ等がないことを確認し
た。尚、比較例1および3については、塗膜状態が悪く
ちぢみ評価まで至らなかった。
シアネート
50℃以上の溶剤を主成分とした溶剤と、主鎖が実質的
にビニル系重合体からなり、主鎖末端および/または側
鎖に一般式(I)
ル基、R2は水素原子または炭素数1〜10のアルキル
基、炭素数6〜25のアリール基および炭素数7〜12
のアラルキル基から選ばれた1価の炭化水素基、aは0
〜2の整数を示す。)で表される炭素原子に結合した加
水分解性シリル基を分子中に少なくとも1個含有し、且
つアルキル基の炭素数が4以上で分岐型の(メタ)アク
リル酸アルキル単量体および/またはアルキル基の炭素
数が8以上である(メタ)アクリル酸アルキル単量体が
全単量体の50重量%以上であるビニル系共重合体とか
らなる、充分な溶剤溶解性を有し、且つ臭気や有害性を
抑えた樹脂組成物、及び、該樹脂組成物を塗布してなる
良好な塗膜特性の塗装物を得ることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】アニリン点が50℃以上の溶剤と、主鎖が
実質的にビニル系重合体からなり、主鎖末端および/ま
たは側鎖に一般式(I) 【化1】 (式中、R1は水素原子または炭素数1〜10のアルキ
ル基、R2は水素原子または炭素数1〜10のアルキル
基、炭素数6〜25のアリール基および炭素数7〜12
のアラルキル基から選ばれた1価の炭化水素基、aは0
〜2の整数を示す。)で表される炭素原子に結合した加
水分解性シリル基を分子中に少なくとも1個含有し、且
つアルキル基の炭素数が4以上で分岐型の(メタ)アク
リル酸アルキル単量体および/またはアルキル基の炭素
数が8以上である(メタ)アクリル酸アルキル単量体が
全単量体の50重量%以上であるビニル系共重合体から
なる樹脂組成物。 - 【請求項2】アニリン点が50℃以上の溶剤と、主鎖が
実質的にビニル系重合体からなり、主鎖末端および/ま
たは側鎖に一般式(I) 【化2】 (式中、R1は水素原子または炭素数1〜10のアルキ
ル基、R2は水素原子または炭素数1〜10のアルキル
基、炭素数6〜25のアリール基および炭素数7〜12
のアラルキル基から選ばれた1価の炭化水素基、aは0
〜2の整数を示す。)で表される炭素原子に結合した加
水分解性シリル基を分子中に少なくとも1個含有すると
ともに、かつ、主鎖末端および/または側鎖にアルコー
ル性水酸基を少なくとも1個含有し、さらにアルキル基
の炭素数が4以上で分岐型の(メタ)アクリル酸アルキ
ル単量体および/またはアルキル基の炭素数が8以上で
ある(メタ)アクリル酸アルキル単量体が全単量体の5
0重量%以上であるビニル系共重合体からなる樹脂組成
物 - 【請求項3】アニリン点が50℃以上の溶剤中の芳香族
含有量が1.0重量%以下である請求項1または2記載
の樹脂組成物。 - 【請求項4】ビニル系重合体組成物に更に硬化触媒およ
び/または架橋剤が配合されてなる請求項1〜3いずれ
かに記載の樹脂組成物。 - 【請求項5】請求項4記載の樹脂組成物を塗布してなる
塗装物。
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-
2001
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