JP2002338736A - タイヤトレッド用ゴム組成物 - Google Patents
タイヤトレッド用ゴム組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐摩耗性、耐発熱性、氷上グリップ性ととも
に、製造工程の加工性を改善したタイヤトレッド用ゴム
組成物を提供する。 【解決手段】 天然ゴムおよびまたはポリイソプレンゴ
ムを40重量部以上と、ハロゲン化ブチルゴムを10〜
30重量部と、他のジエン系ゴムを残部混合したゴム成
分100重量部に対して、窒素吸着比表面積が70〜1
60m2/gであるカーボンブラックを35〜65重量
部と、脂肪酸亜鉛を0.5〜5重量部配合したタイヤト
レッド用ゴム組成物。
に、製造工程の加工性を改善したタイヤトレッド用ゴム
組成物を提供する。 【解決手段】 天然ゴムおよびまたはポリイソプレンゴ
ムを40重量部以上と、ハロゲン化ブチルゴムを10〜
30重量部と、他のジエン系ゴムを残部混合したゴム成
分100重量部に対して、窒素吸着比表面積が70〜1
60m2/gであるカーボンブラックを35〜65重量
部と、脂肪酸亜鉛を0.5〜5重量部配合したタイヤト
レッド用ゴム組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤトレッド用
ゴム組成物に関し、特に、トラック、バス用タイヤの氷
上グリップ性、耐発熱性、耐摩耗性、工程加工性に優
れ、更に製造コストを低減したタイヤトレッド用ゴム組
成物に関する。
ゴム組成物に関し、特に、トラック、バス用タイヤの氷
上グリップ性、耐発熱性、耐摩耗性、工程加工性に優
れ、更に製造コストを低減したタイヤトレッド用ゴム組
成物に関する。
【0002】
【従来の技術】空気入りタイヤを冬季において使用する
場合は、氷上グリップ性は必須の重要特性であり、一方
耐発熱性、耐摩耗性および製造工程における加工性の改
善、更に製造コストの低減も重要課題である。
場合は、氷上グリップ性は必須の重要特性であり、一方
耐発熱性、耐摩耗性および製造工程における加工性の改
善、更に製造コストの低減も重要課題である。
【0003】氷上グリップ性および耐摩耗性の特性を向
上するため、次の先行技術がある。特開平5−3313
16号公報には、スチレン含量を25〜60%含むSB
Rを配合したゴム100重量部にシリカおよび窒素吸着
比表面積80m2/g以上のカーボンブラックを合計量
で80〜180重量部を配合したゴム組成物をタイヤト
レッドに用いることが提案されている。また、特開平3
−252431号公報および特開昭61−218404
号公報には、SBR(および天然ゴム)にシリカ、カー
ボンブラックおよびシランを配合することが記載されて
いる。
上するため、次の先行技術がある。特開平5−3313
16号公報には、スチレン含量を25〜60%含むSB
Rを配合したゴム100重量部にシリカおよび窒素吸着
比表面積80m2/g以上のカーボンブラックを合計量
で80〜180重量部を配合したゴム組成物をタイヤト
レッドに用いることが提案されている。また、特開平3
−252431号公報および特開昭61−218404
号公報には、SBR(および天然ゴム)にシリカ、カー
ボンブラックおよびシランを配合することが記載されて
いる。
【0004】また、特開平3−252431号公報に
は、有機リチウム化合物を開始剤とする1,3−ブタジ
エン重合体もしくは1,3−ブタジエン共重合体であっ
て、ガラス転移温度が−50℃以上である重合体単独ま
たは該重合体30重量部以上と他のジエン系ゴム10重
量部以下とのブレンドゴムの100重量部に対し、シリ
カ充填剤を10〜150重量部、カーボンブラックを0
〜100重量部および所定のシランカップリング剤を
0.2〜10重量部配合してなるゴム組成物をタイヤト
レッドに使用する技術が開示されている。
は、有機リチウム化合物を開始剤とする1,3−ブタジ
エン重合体もしくは1,3−ブタジエン共重合体であっ
て、ガラス転移温度が−50℃以上である重合体単独ま
たは該重合体30重量部以上と他のジエン系ゴム10重
量部以下とのブレンドゴムの100重量部に対し、シリ
カ充填剤を10〜150重量部、カーボンブラックを0
〜100重量部および所定のシランカップリング剤を
0.2〜10重量部配合してなるゴム組成物をタイヤト
レッドに使用する技術が開示されている。
【0005】さらに、特開昭61−218404号公報
には、スチレン−ブタジエン共重合体ゴムまたはスチレ
ン−ブタジエン共重合体ゴムに天然ゴムもしくはポリブ
タジエンゴムを60重量部以下ブレンドしたゴム100
重量部に対して、補強剤として珪酸塩系充填剤単独また
は珪酸塩系充填剤と補強用カーボンブラックの混合物を
40〜100重量部配合したゴム組成物を乗用車用ラジ
アルタイヤに使用する技術が開示されている。しかしな
がら、これらの先行技術はいずれも氷上グリップ性およ
び耐摩耗性を同時に満足するものではない。
には、スチレン−ブタジエン共重合体ゴムまたはスチレ
ン−ブタジエン共重合体ゴムに天然ゴムもしくはポリブ
タジエンゴムを60重量部以下ブレンドしたゴム100
重量部に対して、補強剤として珪酸塩系充填剤単独また
は珪酸塩系充填剤と補強用カーボンブラックの混合物を
40〜100重量部配合したゴム組成物を乗用車用ラジ
アルタイヤに使用する技術が開示されている。しかしな
がら、これらの先行技術はいずれも氷上グリップ性およ
び耐摩耗性を同時に満足するものではない。
【0006】一方、特開平5−51485号公報には、
ジエン系ゴム100重量部に対して、窒素吸着比表面積
が140m2/g以上のカーボンブラックが10〜70
重量部、純度80%以上のシリカが10〜30重量部お
よびシランカップリング剤がシリカ配合量の5〜20%
配合され、カーボンブラックとシリカの合計配合量が4
0〜80重量部であるゴム組成物であって、24℃雰囲
気下でJIS−1号スピンドル油中に60時間浸漬させ
た際の重量変化が35%以下となるゴム組成物をトレッ
ドに有する空気入りタイヤが開示されている。
ジエン系ゴム100重量部に対して、窒素吸着比表面積
が140m2/g以上のカーボンブラックが10〜70
重量部、純度80%以上のシリカが10〜30重量部お
よびシランカップリング剤がシリカ配合量の5〜20%
配合され、カーボンブラックとシリカの合計配合量が4
0〜80重量部であるゴム組成物であって、24℃雰囲
気下でJIS−1号スピンドル油中に60時間浸漬させ
た際の重量変化が35%以下となるゴム組成物をトレッ
ドに有する空気入りタイヤが開示されている。
【0007】また、特開平3−84049号公報には、
天然ゴムおよび/またはポリイソプレンゴム100重量
部に対して、窒素吸着比表面積が150〜170m2/
g、ジブチルフタレート吸油量(DBP吸油量)が10
5〜130ml/100gであるカーボンブラックを4
0〜50重量部およびシリカを5〜15重量部配合して
なるタイヤ用トレッドゴム組成物が開示されている。
天然ゴムおよび/またはポリイソプレンゴム100重量
部に対して、窒素吸着比表面積が150〜170m2/
g、ジブチルフタレート吸油量(DBP吸油量)が10
5〜130ml/100gであるカーボンブラックを4
0〜50重量部およびシリカを5〜15重量部配合して
なるタイヤ用トレッドゴム組成物が開示されている。
【0008】また、特開昭61−287802号公報に
は、天然ゴム50〜100重量%とスチレン・ブタジエ
ン共重合ゴム0〜50重量%よりなる原料ゴム100重
量部に対し、窒素吸着量100mg/g以上のカーボン
ブラック30〜50重量部とシリカ5〜30重量部と所
定のシランカップリング剤0.5〜6重量部と、軟化剤
0〜3重量部を含むゴム組成物を用いるラジアルタイヤ
が開示されている。しかし、これらの配合のゴム組成物
を用いた空気入りタイヤは氷上グリップ性が充分ではな
い。
は、天然ゴム50〜100重量%とスチレン・ブタジエ
ン共重合ゴム0〜50重量%よりなる原料ゴム100重
量部に対し、窒素吸着量100mg/g以上のカーボン
ブラック30〜50重量部とシリカ5〜30重量部と所
定のシランカップリング剤0.5〜6重量部と、軟化剤
0〜3重量部を含むゴム組成物を用いるラジアルタイヤ
が開示されている。しかし、これらの配合のゴム組成物
を用いた空気入りタイヤは氷上グリップ性が充分ではな
い。
【0009】また、特許2999128号公報には、天
然ゴムとポリブタジエンを合計量で全ゴム量の80重量
%以上含みむ、ゴム分100重量部に対し、窒素吸着比
表面積が120m2/g以上で、24M4DBPが90
ml/100g以上のカーボンブラックおよびシリカ5
〜40重量部をカーボンブラックおよびシリカの合計量
として60重量部以下配合してなるゴム組成物を用いる
空気入りタイヤが開示されている。しかしながら、この
技術によっても、氷上グリップ性および耐摩耗性におい
て満足できるものではない。
然ゴムとポリブタジエンを合計量で全ゴム量の80重量
%以上含みむ、ゴム分100重量部に対し、窒素吸着比
表面積が120m2/g以上で、24M4DBPが90
ml/100g以上のカーボンブラックおよびシリカ5
〜40重量部をカーボンブラックおよびシリカの合計量
として60重量部以下配合してなるゴム組成物を用いる
空気入りタイヤが開示されている。しかしながら、この
技術によっても、氷上グリップ性および耐摩耗性におい
て満足できるものではない。
【0010】一方、未加硫ゴムの粘度を調整して加工性
を改良する試みがされている。例えば、液状低分子量ポ
リエチレンを配合する技術(特開昭54−7450号公
報)、多価アルコール不飽和脂肪酸エステルを添加する
技術(特開昭57−100150号公報)、多価アルコ
ールと高級脂肪酸、低級脂肪酸およびジカルボン酸を構
成成分とするエステルを配合する技術(特開昭61−8
1444号公報)等がある。一般にジエン系ゴムに可塑
剤を添加する上記方法では、未加硫ゴムの可塑性は改善
されるものの、加硫ゴムの耐摩耗性等の物性低下は免れ
ない。
を改良する試みがされている。例えば、液状低分子量ポ
リエチレンを配合する技術(特開昭54−7450号公
報)、多価アルコール不飽和脂肪酸エステルを添加する
技術(特開昭57−100150号公報)、多価アルコ
ールと高級脂肪酸、低級脂肪酸およびジカルボン酸を構
成成分とするエステルを配合する技術(特開昭61−8
1444号公報)等がある。一般にジエン系ゴムに可塑
剤を添加する上記方法では、未加硫ゴムの可塑性は改善
されるものの、加硫ゴムの耐摩耗性等の物性低下は免れ
ない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、タイヤトレ
ッド用ゴム組成物に関し、特に、トラック、バス用タイ
ヤの氷上グリップ性、耐発熱性、耐摩耗性、工程加工性
に優れ、更に製造コストを低減したタイヤトレッド用ゴ
ム組成物を提供することを目的とする。
ッド用ゴム組成物に関し、特に、トラック、バス用タイ
ヤの氷上グリップ性、耐発熱性、耐摩耗性、工程加工性
に優れ、更に製造コストを低減したタイヤトレッド用ゴ
ム組成物を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は天然ゴムおよび
/またはポリイソプレンゴムを40重量部以上と、ハロ
ゲン化ブチルゴムを10〜30重量部と、他のジエン系
ゴムを残部混合したゴム成分100重量部に対して、窒
素吸着比表面積が70〜160m2/gであるカーボン
ブラックを35〜65重量部と、脂肪酸亜鉛塩を0.5
〜5重量部含有することを特徴とするタイヤトレッド用
ゴム組成物である。
/またはポリイソプレンゴムを40重量部以上と、ハロ
ゲン化ブチルゴムを10〜30重量部と、他のジエン系
ゴムを残部混合したゴム成分100重量部に対して、窒
素吸着比表面積が70〜160m2/gであるカーボン
ブラックを35〜65重量部と、脂肪酸亜鉛塩を0.5
〜5重量部含有することを特徴とするタイヤトレッド用
ゴム組成物である。
【0013】ここで前記残部の他のジエン系ゴムはポリ
ブタジエンゴムであることが好ましい。またタイヤトレ
ッド用ゴム組成物は、短繊維、樹脂粉体、植物セルロー
ス粉体、無機物粉体のうち少なくとも一つの添加剤を
0.5〜5重量部含有することが好ましい。
ブタジエンゴムであることが好ましい。またタイヤトレ
ッド用ゴム組成物は、短繊維、樹脂粉体、植物セルロー
ス粉体、無機物粉体のうち少なくとも一つの添加剤を
0.5〜5重量部含有することが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係るタイヤトレッド用ゴ
ム組成物は、ゴム成分100重量部中、天然ゴムおよび
/またはポリイソプレンゴムを40重量部以上含有す
る。天然ゴム、またはポリイソプレンゴムの含有量が4
0重量部よりも少ない場合、タイヤ走行時のトレッド部
の発熱が高くなる。なお、天然ゴムとポリイソプレンゴ
ムの配合比率は任意に選択できる。
ム組成物は、ゴム成分100重量部中、天然ゴムおよび
/またはポリイソプレンゴムを40重量部以上含有す
る。天然ゴム、またはポリイソプレンゴムの含有量が4
0重量部よりも少ない場合、タイヤ走行時のトレッド部
の発熱が高くなる。なお、天然ゴムとポリイソプレンゴ
ムの配合比率は任意に選択できる。
【0015】次に本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物
では、ゴム成分100重量部中、ハロゲン化ブチルゴム
を10〜30重量部含有する。ハロゲン化ブチルゴムは
10重量部未満の場合、氷上グリップ性が改善できず、
一方30重量部を超えると、未加硫ゴムの加工性が低下
し、加硫ゴムの発熱が大きくなり好ましくない。ここで
ハロゲン化ブチルゴムは、塩素化ブチルゴムあるいは臭
素化ブチルゴムが好適である。なお、ハロゲン化ブチル
ゴムは市販品として、日本合成ゴム社のJSRクロロブ
チルおよびJSRブロモブチル、またエクソン社のEX
XONクロロブチルおよびEXXONブロモブチル、更
にポリサー社のPOLYSARクロロブチルおよびPO
LYSARブロモブチルがある。
では、ゴム成分100重量部中、ハロゲン化ブチルゴム
を10〜30重量部含有する。ハロゲン化ブチルゴムは
10重量部未満の場合、氷上グリップ性が改善できず、
一方30重量部を超えると、未加硫ゴムの加工性が低下
し、加硫ゴムの発熱が大きくなり好ましくない。ここで
ハロゲン化ブチルゴムは、塩素化ブチルゴムあるいは臭
素化ブチルゴムが好適である。なお、ハロゲン化ブチル
ゴムは市販品として、日本合成ゴム社のJSRクロロブ
チルおよびJSRブロモブチル、またエクソン社のEX
XONクロロブチルおよびEXXONブロモブチル、更
にポリサー社のPOLYSARクロロブチルおよびPO
LYSARブロモブチルがある。
【0016】残部のゴム成分に混合されるその他のジエ
ン系合成ゴムとしては、ポリブタジエンゴム(BR)、
スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、エチレン−プロ
ピレン−ジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム
(CR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NB
R)、ブチルゴム(IIR)などが使用でき、これらの
ゴム成分を1種類または2種類以上混合できる。前記エ
チレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)は、エチ
レン−プロピレンゴム(EPM)に第三ジエン成分を含
むものであるが、ここで第三ジエン成分として、炭素数
5〜20の非共役ジエン、たとえば1,4−ペンタジエ
ン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘキサジエン、
2,5−ジメチル−1,5−ヘキサジエンおよび1,4
−オクタジエンのほか、1,4−シクロヘキサジエン、
シクロオクタジエン、ジシクロペンタジエンなどの環状
ジエン、さらに5−エチリデン−2−ノルボルネン、5
−ブチリデン−2−ノルボルネン、2−メタリル−5−
ノルボルネンおよび2−イソプロペニル−5−ノルボル
ネンなどのアルケニルノルボルネンなどが使用できる。
ン系合成ゴムとしては、ポリブタジエンゴム(BR)、
スチレン−ブタジエンゴム(SBR)、エチレン−プロ
ピレン−ジエンゴム(EPDM)、クロロプレンゴム
(CR)、アクリロニトリル−ブタジエンゴム(NB
R)、ブチルゴム(IIR)などが使用でき、これらの
ゴム成分を1種類または2種類以上混合できる。前記エ
チレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)は、エチ
レン−プロピレンゴム(EPM)に第三ジエン成分を含
むものであるが、ここで第三ジエン成分として、炭素数
5〜20の非共役ジエン、たとえば1,4−ペンタジエ
ン、1,4−ヘキサジエン、1,5−ヘキサジエン、
2,5−ジメチル−1,5−ヘキサジエンおよび1,4
−オクタジエンのほか、1,4−シクロヘキサジエン、
シクロオクタジエン、ジシクロペンタジエンなどの環状
ジエン、さらに5−エチリデン−2−ノルボルネン、5
−ブチリデン−2−ノルボルネン、2−メタリル−5−
ノルボルネンおよび2−イソプロペニル−5−ノルボル
ネンなどのアルケニルノルボルネンなどが使用できる。
【0017】前記ゴム成分にスチレンーブタジエンゴム
を使用する場合、スチレン含量が20〜60重量%の溶
液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)が好まし
い。スチレン含量が、この範囲で氷上グリップ性および
未加硫ゴムの加工性のバランスが優れている。
を使用する場合、スチレン含量が20〜60重量%の溶
液重合スチレン−ブタジエンゴム(SBR)が好まし
い。スチレン含量が、この範囲で氷上グリップ性および
未加硫ゴムの加工性のバランスが優れている。
【0018】本発明に係るタイヤトレッド用ゴム組成物
は、上述のゴム成分100重量部に対して、カーボンブ
ラックを35〜65重量部配合される。カーボンブラッ
クの配合量が35重量部よりも少ないとトレッドゴムの
耐摩耗性が低下し、カーボンブラックの配合量が65重
量部を超えると、未加硫ゴムの加工性が低下するととも
に、タイヤ走行時に発熱現象が激しくなるからである。
ここでカーボンブラックは、窒素吸着比表面積が70〜
160m2/gである。窒素吸着比表面積が70m2/g
よりも小さい場合、トレッドゴムの耐摩耗性が低下し、
窒素吸着比表面積が160m2/gよりも大きい場合、
未加硫ゴム組成物の加工性が悪くなり、更にトレッドゴ
ムの発熱性が悪くなる。
は、上述のゴム成分100重量部に対して、カーボンブ
ラックを35〜65重量部配合される。カーボンブラッ
クの配合量が35重量部よりも少ないとトレッドゴムの
耐摩耗性が低下し、カーボンブラックの配合量が65重
量部を超えると、未加硫ゴムの加工性が低下するととも
に、タイヤ走行時に発熱現象が激しくなるからである。
ここでカーボンブラックは、窒素吸着比表面積が70〜
160m2/gである。窒素吸着比表面積が70m2/g
よりも小さい場合、トレッドゴムの耐摩耗性が低下し、
窒素吸着比表面積が160m2/gよりも大きい場合、
未加硫ゴム組成物の加工性が悪くなり、更にトレッドゴ
ムの発熱性が悪くなる。
【0019】本発明に係るタイヤトレッド用ゴム組成物
には、脂肪酸亜鉛塩を0.5〜5重量部含有する。前記
脂肪酸塩の含有量が0.5重量部よりも少ない場合、加
工性が低下するからであり、前記脂肪酸塩の含有量が5
重量部よりも多い場合、トレッドゴムの耐摩耗性が低下
する。
には、脂肪酸亜鉛塩を0.5〜5重量部含有する。前記
脂肪酸塩の含有量が0.5重量部よりも少ない場合、加
工性が低下するからであり、前記脂肪酸塩の含有量が5
重量部よりも多い場合、トレッドゴムの耐摩耗性が低下
する。
【0020】脂肪酸亜鉛塩における脂肪酸としては、飽
和脂肪酸もしくは不飽和脂肪酸のいずれであっても使用
することが可能である。飽和脂肪酸としてはギ酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナン
ト酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデ
シル酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペ
ンタデシル酸、パルチミン酸、ヘプタデシル酸、ステア
リン酸、ノナデカン酸、アラキン酸などの単体もしくは
それらの混合物を使用することが可能である。また、不
飽和脂肪酸としては、アクリル酸、クロトン酸、イソク
ロトン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、エライジン
酸、セトレイン酸、エルカ酸、ブラシジン酸、ソルビン
酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸などを1種
類、または2種類以上の混合物を使用することができ
る。
和脂肪酸もしくは不飽和脂肪酸のいずれであっても使用
することが可能である。飽和脂肪酸としてはギ酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプロン酸、エナン
ト酸、カプリル酸、ペラルゴン酸、カプリン酸、ウンデ
シル酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペ
ンタデシル酸、パルチミン酸、ヘプタデシル酸、ステア
リン酸、ノナデカン酸、アラキン酸などの単体もしくは
それらの混合物を使用することが可能である。また、不
飽和脂肪酸としては、アクリル酸、クロトン酸、イソク
ロトン酸、ウンデシレン酸、オレイン酸、エライジン
酸、セトレイン酸、エルカ酸、ブラシジン酸、ソルビン
酸、リノール酸、リノレン酸、アラキドン酸などを1種
類、または2種類以上の混合物を使用することができ
る。
【0021】これらの脂肪酸は亜鉛塩の付加によって脂
肪酸亜鉛となる。その製法は通常の方法が採用でき、例
えば脂肪酸と亜鉛の酸化物を直接加熱することで得られ
る。なお、ゴム組成物への配合にあたって脂肪酸と亜鉛
塩を個別に配合し、ゴムの混合時に両者を反応させるこ
とも可能である。
肪酸亜鉛となる。その製法は通常の方法が採用でき、例
えば脂肪酸と亜鉛の酸化物を直接加熱することで得られ
る。なお、ゴム組成物への配合にあたって脂肪酸と亜鉛
塩を個別に配合し、ゴムの混合時に両者を反応させるこ
とも可能である。
【0022】また、本発明に係るタイヤトレッド用ゴム
組成物は、加硫剤で加硫させた場合に硬度(DURO−
A)が60〜70の範囲とすることが好ましい。加硫ゴ
ム組成物の硬度(DURO−A)が60よりも小さい
と、トレッドゴムの耐摩耗性が低下する傾向にあるから
であり、一方、硬度(DURO−A)が70を超える場
合、氷上グリップ性が充分改善できない。
組成物は、加硫剤で加硫させた場合に硬度(DURO−
A)が60〜70の範囲とすることが好ましい。加硫ゴ
ム組成物の硬度(DURO−A)が60よりも小さい
と、トレッドゴムの耐摩耗性が低下する傾向にあるから
であり、一方、硬度(DURO−A)が70を超える場
合、氷上グリップ性が充分改善できない。
【0023】本発明のトレッドゴム組成物の加硫剤とし
ては、有機過酸化物系加硫剤もしくは硫黄系加硫剤のい
ずれも使用でき、またそれらの混合物であってもよい。
有機過酸化物系加硫剤としては、たとえば、ベンゾイル
パーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブ
チルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゼンお
よびジ−t−ブチルパーオキシ−ジイソプロピルベンゼ
ンが挙げられる。また、硫黄系加硫剤としては、たとえ
ば、硫黄、モルホリンジスルフィドなどが挙げられる。
ては、有機過酸化物系加硫剤もしくは硫黄系加硫剤のい
ずれも使用でき、またそれらの混合物であってもよい。
有機過酸化物系加硫剤としては、たとえば、ベンゾイル
パーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、ジ−t−ブ
チルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゼンお
よびジ−t−ブチルパーオキシ−ジイソプロピルベンゼ
ンが挙げられる。また、硫黄系加硫剤としては、たとえ
ば、硫黄、モルホリンジスルフィドなどが挙げられる。
【0024】本発明のタイヤトレッド用ゴム組成物に
は、短繊維、樹脂粉体、植物セルロース粉体、無機物粉
体のうち少なくとも一つを含む添加剤を含有させること
が好ましい。前記添加剤は、タイヤトレッド用ゴム組成
物のゴム成分100重量部に対して、0.5〜5重量部
の範囲で配合することが好ましい。前記添加剤の配合量
が0.5重量部よりも少ない場合、添加剤を配合させる
効果としては不十分であり、一方、前記添加剤の配合量
が5重量部よりも多い場合は、耐摩耗性が低下する傾向
にある。
は、短繊維、樹脂粉体、植物セルロース粉体、無機物粉
体のうち少なくとも一つを含む添加剤を含有させること
が好ましい。前記添加剤は、タイヤトレッド用ゴム組成
物のゴム成分100重量部に対して、0.5〜5重量部
の範囲で配合することが好ましい。前記添加剤の配合量
が0.5重量部よりも少ない場合、添加剤を配合させる
効果としては不十分であり、一方、前記添加剤の配合量
が5重量部よりも多い場合は、耐摩耗性が低下する傾向
にある。
【0025】従来、氷上グリップ性を向上させるため、
タイヤトレッド部の表面にミクロレベルの凹凸部を設け
る手法が採用されていた。タイヤトレッド部表面に凹凸
部を設けるためには、ゴム組成物に発泡剤を混入させる
方法、もしくは、ゴム組成物にシリカやシランカップリ
ング剤などの添加剤を相当量練りこむなどの手段がとら
れていた。かかる方法で氷上グリップ性を比較的向上さ
せることができるものの、タイヤトレッド部の耐摩耗性
を著しく低下させることになる。本発明では有機短繊維
や無機粉体、有機粉体などの添加剤を少量配合すること
により、タイヤトレッド部の氷上グリップ性および耐摩
耗性を向上させることができる。
タイヤトレッド部の表面にミクロレベルの凹凸部を設け
る手法が採用されていた。タイヤトレッド部表面に凹凸
部を設けるためには、ゴム組成物に発泡剤を混入させる
方法、もしくは、ゴム組成物にシリカやシランカップリ
ング剤などの添加剤を相当量練りこむなどの手段がとら
れていた。かかる方法で氷上グリップ性を比較的向上さ
せることができるものの、タイヤトレッド部の耐摩耗性
を著しく低下させることになる。本発明では有機短繊維
や無機粉体、有機粉体などの添加剤を少量配合すること
により、タイヤトレッド部の氷上グリップ性および耐摩
耗性を向上させることができる。
【0026】前記短繊維は、有機、無機の繊維を所定形
状に細かく切断したものである。材質としてはアクリル
繊維、アセテート繊維、銅アンモニア繊維、ナイロン、
パルプ、ビスコールレーヨン、ビニリデン繊維、ビニロ
ン、フッ素繊維、プロミックス繊維、不職布、ポリアセ
タール繊維、ポリウレタン繊維、ポリエステル繊維、ポ
リエチレン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリクラール繊
維、ポリノジック繊維、ポリプロピレン繊維、アルミナ
繊維、ガラス繊維、セラミックファイバー、炭化ケイ素
繊維、炭素繊維などがある。これらの短繊維の平均直径
は100〜1000μmで、平均長さは200〜500
0μmのものが使用される。
状に細かく切断したものである。材質としてはアクリル
繊維、アセテート繊維、銅アンモニア繊維、ナイロン、
パルプ、ビスコールレーヨン、ビニリデン繊維、ビニロ
ン、フッ素繊維、プロミックス繊維、不職布、ポリアセ
タール繊維、ポリウレタン繊維、ポリエステル繊維、ポ
リエチレン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリクラール繊
維、ポリノジック繊維、ポリプロピレン繊維、アルミナ
繊維、ガラス繊維、セラミックファイバー、炭化ケイ素
繊維、炭素繊維などがある。これらの短繊維の平均直径
は100〜1000μmで、平均長さは200〜500
0μmのものが使用される。
【0027】樹脂粉体は熱可塑性樹脂もしくは熱硬化性
樹脂の粉体である。熱可塑性樹脂としては、アイオノマ
ー樹脂、AAS樹脂、AES樹脂、AS樹脂、ABS樹
脂、ACS樹脂、MBS樹脂、エチレン−塩ビ共重合樹
脂、EVA樹脂、エチレン・酢ビ−塩ビグラフト重合樹
脂、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩素化塩化
ビニル樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素化ポリプロ
ピレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノキシ樹脂、ブタジ
エン樹脂、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリアリレート、ポリ
エーテルイミド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン、ポ
リスチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリサルホン樹
脂、ポリパラメチルスチレン樹脂、ポリフェニレンオキ
サイド、ポリフェニレンサルファイド、ポリプロピレン
樹脂、メタクリル樹脂などを使用することができる。
樹脂の粉体である。熱可塑性樹脂としては、アイオノマ
ー樹脂、AAS樹脂、AES樹脂、AS樹脂、ABS樹
脂、ACS樹脂、MBS樹脂、エチレン−塩ビ共重合樹
脂、EVA樹脂、エチレン・酢ビ−塩ビグラフト重合樹
脂、塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル樹脂、塩素化塩化
ビニル樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素化ポリプロ
ピレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノキシ樹脂、ブタジ
エン樹脂、フッ素樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミ
ド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリアリレート、ポリ
エーテルイミド樹脂、ポリエーテルエーテルケトン、ポ
リスチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリサルホン樹
脂、ポリパラメチルスチレン樹脂、ポリフェニレンオキ
サイド、ポリフェニレンサルファイド、ポリプロピレン
樹脂、メタクリル樹脂などを使用することができる。
【0028】また、熱硬化性樹脂としては、グアナミン
樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ビニルエステル樹脂、
フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フラン樹
脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂、メラミン樹
脂、ユリア樹脂などを使用することができる。
樹脂、ジアリルフタレート樹脂、ビニルエステル樹脂、
フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フラン樹
脂、ポリイミド樹脂、ポリウレタン樹脂、メラミン樹
脂、ユリア樹脂などを使用することができる。
【0029】無機物粉体としては、亜鉛化合物、アルミ
ニウム化合物、カドミウム化合物、カルシウム化合物、
カリウム化合物、銅化合物、クロム化合物、コバルト化
合物、シリコン化合物、スズ化合物、タングステン化合
物、チタン化合物、鉄化合物、銅化合物、鉛化合物、ニ
ッケル化合物、バナジウム化合物、バリウム化合物、ハ
ロゲン化合物、ヒ素化合物、フッ素化合物、ホウ素化合
物、マグネシウム化合物などの無機系化合物の粉体を単
体もしくは混合して使用することが可能である。これら
粉体の平均粒径は10〜100μmの範囲のものが好ま
しい。
ニウム化合物、カドミウム化合物、カルシウム化合物、
カリウム化合物、銅化合物、クロム化合物、コバルト化
合物、シリコン化合物、スズ化合物、タングステン化合
物、チタン化合物、鉄化合物、銅化合物、鉛化合物、ニ
ッケル化合物、バナジウム化合物、バリウム化合物、ハ
ロゲン化合物、ヒ素化合物、フッ素化合物、ホウ素化合
物、マグネシウム化合物などの無機系化合物の粉体を単
体もしくは混合して使用することが可能である。これら
粉体の平均粒径は10〜100μmの範囲のものが好ま
しい。
【0030】本発明に係るタイヤトレッド用ゴム組成物
には、シリカをゴム成分100重量部に対して60重量
部以下の範囲で配合することができる。ここでシリカ
は、好ましくは窒素吸着比表面積150〜200m2/
gを有する沈降シリカが通常使用できる。窒素吸着比表
面積が上記は範囲においてタイヤトレッドの耐摩耗性と
未加硫ゴムの加工性を同時に満足でき、転動抵抗性の向
上が期待できる。シリカを配合する場合は、シランカッ
プリング剤を配合することが好ましい。
には、シリカをゴム成分100重量部に対して60重量
部以下の範囲で配合することができる。ここでシリカ
は、好ましくは窒素吸着比表面積150〜200m2/
gを有する沈降シリカが通常使用できる。窒素吸着比表
面積が上記は範囲においてタイヤトレッドの耐摩耗性と
未加硫ゴムの加工性を同時に満足でき、転動抵抗性の向
上が期待できる。シリカを配合する場合は、シランカッ
プリング剤を配合することが好ましい。
【0031】また、本発明のタイヤトレッド用ゴム組成
物には、酸化亜鉛、ステアリン酸、老化防止剤、ワック
ス、粘着剤、無機充填剤、可塑剤、加硫促進剤の配合剤
を適宜、含有させることができる。また軟化剤として
は、プロセスオイル、潤滑油、パラフィン、流動パラフ
ィン、石油アスファルト、ワセリンなどの石油系軟化
剤;ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ油などの脂肪
油系軟化剤;リノール酸、パルミチン酸、ラウリン酸な
どを使用することが可能である。
物には、酸化亜鉛、ステアリン酸、老化防止剤、ワック
ス、粘着剤、無機充填剤、可塑剤、加硫促進剤の配合剤
を適宜、含有させることができる。また軟化剤として
は、プロセスオイル、潤滑油、パラフィン、流動パラフ
ィン、石油アスファルト、ワセリンなどの石油系軟化
剤;ヒマシ油、アマニ油、ナタネ油、ヤシ油などの脂肪
油系軟化剤;リノール酸、パルミチン酸、ラウリン酸な
どを使用することが可能である。
【0032】老化防止剤としては、アミン系、フェノー
ル系、イミダゾール系、カルバミン酸金属塩、ワックス
などを使用することができる。また粘着剤として、ロジ
ン系、テルペン系、テルペンフェノール系、フェノール
系、クマロンインデン系樹脂、石油樹脂などの粘着剤を
使用することができる。
ル系、イミダゾール系、カルバミン酸金属塩、ワックス
などを使用することができる。また粘着剤として、ロジ
ン系、テルペン系、テルペンフェノール系、フェノール
系、クマロンインデン系樹脂、石油樹脂などの粘着剤を
使用することができる。
【0033】また可塑剤として、DMP(フタル酸ジメ
チル)、DEP(フタル酸ジエチル)、DBP(フタル
酸ジブチル)、DHP(フタル酸ジヘプチル)、DOP
(フタル酸ジオクチル)等が使用できる。また加硫促進
剤として、スルフェンアミド系、チアゾール系、チウラ
ム系、チオウレア系、グアニジン系、ジチオカルバミン
酸系、アルデヒド−アミン系またはアルデヒド−アンモ
ニア系、イミダゾリン系、もしくは、キサンテート系加
硫促進剤等を使用することができる。
チル)、DEP(フタル酸ジエチル)、DBP(フタル
酸ジブチル)、DHP(フタル酸ジヘプチル)、DOP
(フタル酸ジオクチル)等が使用できる。また加硫促進
剤として、スルフェンアミド系、チアゾール系、チウラ
ム系、チオウレア系、グアニジン系、ジチオカルバミン
酸系、アルデヒド−アミン系またはアルデヒド−アンモ
ニア系、イミダゾリン系、もしくは、キサンテート系加
硫促進剤等を使用することができる。
【0034】本発明に係るタイヤトレッド用ゴム組成物
は、空気入りタイヤ、特にトラック、バス用空気入りラ
ジアルタイヤに好適に採用される。図1は、本発明に係
るタイヤトレッド用ゴム組成物を使用した、トラック、
バス用空気入りラジアルタイヤの断面図の右半分であ
る。図1において、空気入りラジアルタイヤTは、一対
のビード部1と、一対のサイドウォール部2と、両サイ
ドウォール部2に連なるトレッド部3とを有し、一対の
ビード部1内に埋設したビードコア4相互間にわたるカ
ーカス5と、カーカス5の外周でトレッド部3を強化す
るベルト6とを備える。カーカス5は、一対のビードコ
ア4相互間にわたり延びるカーカス本体部と、ビードコ
ア4の周りをタイヤ半径方向(以下半径方向という)内
側から外側に向け巻上げた折返し部5aとを有する。カ
ーカス5は、スチールコードまたはアラミドのような超
高強度有機繊維コ─ドのラジアル配列コードをゴム被覆
したプライから成る。本発明のタイヤトレッド用ゴム組
成物は、かかる基本構造を有するトラック、バス用空気
入りラジアルタイヤのトレッド部3に好適に使用され
る。
は、空気入りタイヤ、特にトラック、バス用空気入りラ
ジアルタイヤに好適に採用される。図1は、本発明に係
るタイヤトレッド用ゴム組成物を使用した、トラック、
バス用空気入りラジアルタイヤの断面図の右半分であ
る。図1において、空気入りラジアルタイヤTは、一対
のビード部1と、一対のサイドウォール部2と、両サイ
ドウォール部2に連なるトレッド部3とを有し、一対の
ビード部1内に埋設したビードコア4相互間にわたるカ
ーカス5と、カーカス5の外周でトレッド部3を強化す
るベルト6とを備える。カーカス5は、一対のビードコ
ア4相互間にわたり延びるカーカス本体部と、ビードコ
ア4の周りをタイヤ半径方向(以下半径方向という)内
側から外側に向け巻上げた折返し部5aとを有する。カ
ーカス5は、スチールコードまたはアラミドのような超
高強度有機繊維コ─ドのラジアル配列コードをゴム被覆
したプライから成る。本発明のタイヤトレッド用ゴム組
成物は、かかる基本構造を有するトラック、バス用空気
入りラジアルタイヤのトレッド部3に好適に使用され
る。
【0035】
【実施例】表1、表2に示す基本配合で実施例および比
較例のタイヤトレッド用ゴム組成物を作製した。表1、
表2には記載されていないが、実施例および比較例はい
ずれも次の配合剤を含んでいる。
較例のタイヤトレッド用ゴム組成物を作製した。表1、
表2には記載されていないが、実施例および比較例はい
ずれも次の配合剤を含んでいる。
【0036】 酸化亜鉛 3.5重量部 ステアリン酸 2.5重量部 老化防止剤(6C) 1.5重量部 ワックス 1.5重量部 ナフテンオイル 3.0重量部 硫黄 1.5重量部 加硫促進剤(NS) 1.0重量部 また、表に記載する配合剤の詳細は次の通りである。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】注1)天然ゴム:RSS#3を使用した。 注2)ハロゲン化ブチルゴム:エクソン社製ブロモブチ
ル2255を使用した。
ル2255を使用した。
【0040】注3)ポリブタジエンゴム:日本合成ゴム
社製BR15を使用した。 注4)カーボンブラックFEF:東海カーボン社製シー
ストSOでN2SAが42m3/gである。
社製BR15を使用した。 注4)カーボンブラックFEF:東海カーボン社製シー
ストSOでN2SAが42m3/gである。
【0041】注5)カーボンブラックISAF:東海カ
ーボン社製シースト6でN2SAが117m3/gであ
る。
ーボン社製シースト6でN2SAが117m3/gであ
る。
【0042】注6)カーボンブラックA:試作品でN2
SAが168m3/gである。 注7)シリカ:デグサ社製VN3を使用した。
SAが168m3/gである。 注7)シリカ:デグサ社製VN3を使用した。
【0043】注8)発泡剤/助剤:永和化成社製ビニホ
ールAC/セルペーストを使用した。
ールAC/セルペーストを使用した。
【0044】注9)樹脂粉体:ユニチカ社製6,6ナイ
ロン樹脂粉体を使用した。 注10)セルロース短繊維:ケナフを使用した。
ロン樹脂粉体を使用した。 注10)セルロース短繊維:ケナフを使用した。
【0045】注11)脂肪酸亜鉛:バイエル社製のアク
チプラストPPを使用した。 注12)シランカップリング剤:Si69を使用した。
チプラストPPを使用した。 注12)シランカップリング剤:Si69を使用した。
【0046】本発明の比較例、実施例の性能評価は次の
方法によった。 <耐摩耗性>ランボーン摩耗試験機(上島製作所社製)
にてサンプル回転周波数、面圧をトラック,バス用タイ
ヤのサイズ11R22.5、14PRの60km/h最
大負荷面圧に合わせた状態で+30%のスリップ比を発
生させて測定した。数値が大きい程、優れていることを
示す。 <耐発熱性>グッドリッチフレクソメーターで発熱上昇
度を指数でとり、この値の逆数で表示した。値が大きい
ほど発熱性が低いことを示す。 <氷上グリップ性>トラック、バス用タイヤのサイズ1
1R22.5 14PRのSTLパターンにてタイヤを
試作し、0℃の氷盤上でのグリップ性をフィーリング評
価し、フィーリング評価は5点法で比較した。点数が大
きい程優れていることを示す。 <工程加工性>工程加工性は、押出し加工におけるロー
ル加工性を5点法で評価した。点数が大きい程、加工性
に優れていることを示す。2点以下のものは寸法安定性
が悪く加工ができないことを示す。 <窒素吸着比表面積(N2SA)>ASTM D303
7(1984)の方法Cに基き窒素吸着比表面積を測定
した。 <硬度Hs>JIS K6253に準拠して0℃におけ
る硬度Hs(DURO A)を測定した。 <コスト>配合剤のコストと加工性に要するコストを算
出し、逆指数として示した。値が大きい程、コストが低
いことを示す。
方法によった。 <耐摩耗性>ランボーン摩耗試験機(上島製作所社製)
にてサンプル回転周波数、面圧をトラック,バス用タイ
ヤのサイズ11R22.5、14PRの60km/h最
大負荷面圧に合わせた状態で+30%のスリップ比を発
生させて測定した。数値が大きい程、優れていることを
示す。 <耐発熱性>グッドリッチフレクソメーターで発熱上昇
度を指数でとり、この値の逆数で表示した。値が大きい
ほど発熱性が低いことを示す。 <氷上グリップ性>トラック、バス用タイヤのサイズ1
1R22.5 14PRのSTLパターンにてタイヤを
試作し、0℃の氷盤上でのグリップ性をフィーリング評
価し、フィーリング評価は5点法で比較した。点数が大
きい程優れていることを示す。 <工程加工性>工程加工性は、押出し加工におけるロー
ル加工性を5点法で評価した。点数が大きい程、加工性
に優れていることを示す。2点以下のものは寸法安定性
が悪く加工ができないことを示す。 <窒素吸着比表面積(N2SA)>ASTM D303
7(1984)の方法Cに基き窒素吸着比表面積を測定
した。 <硬度Hs>JIS K6253に準拠して0℃におけ
る硬度Hs(DURO A)を測定した。 <コスト>配合剤のコストと加工性に要するコストを算
出し、逆指数として示した。値が大きい程、コストが低
いことを示す。
【0047】上記方法による評価の結果を表1、表2に
示す。比較例1〜比較例4は、ゴム成分にハロゲン化ブ
チルゴムを含まないゴム組成物であり、氷上グリップ性
能とコストの面で不利となっている。また、比較例5は
ハロゲン化ブチルゴムの配合量が5重量部と少ないた
め、氷上グリップ性が劣っている。比較例6はハロゲン
化ブチルゴムの配合量が35重量部と多いため、工程加
工性が悪く、ゴム組成物が得られなかった。比較例7は
窒素吸着比表面積(N2SA)が42m2/gのカーボン
ブラック(グレード:FEF)を用いたため、耐摩耗
性、耐発熱性が劣っている。比較例8は窒素吸着比表面
積(N2SA)が168m2/gのカーボンブラックを使
用したため、工程加工性が悪く、ゴム組成物は得られな
かった。比較例9および比較例10はカーボンブラック
の配合量が、本発明に規定する35〜65重量部の範囲
外であり、かつ脂肪酸亜鉛を配合していないため、それ
ぞれ耐摩耗性および耐発熱性に劣る。比較例11は天然
ゴムの配合量が35重量部と少ないため、耐発熱性に劣
る。また比較例12は天然ゴムの配合量が少なく、脂肪
酸亜鉛の配合量が多いため、耐摩耗性に劣っている。
示す。比較例1〜比較例4は、ゴム成分にハロゲン化ブ
チルゴムを含まないゴム組成物であり、氷上グリップ性
能とコストの面で不利となっている。また、比較例5は
ハロゲン化ブチルゴムの配合量が5重量部と少ないた
め、氷上グリップ性が劣っている。比較例6はハロゲン
化ブチルゴムの配合量が35重量部と多いため、工程加
工性が悪く、ゴム組成物が得られなかった。比較例7は
窒素吸着比表面積(N2SA)が42m2/gのカーボン
ブラック(グレード:FEF)を用いたため、耐摩耗
性、耐発熱性が劣っている。比較例8は窒素吸着比表面
積(N2SA)が168m2/gのカーボンブラックを使
用したため、工程加工性が悪く、ゴム組成物は得られな
かった。比較例9および比較例10はカーボンブラック
の配合量が、本発明に規定する35〜65重量部の範囲
外であり、かつ脂肪酸亜鉛を配合していないため、それ
ぞれ耐摩耗性および耐発熱性に劣る。比較例11は天然
ゴムの配合量が35重量部と少ないため、耐発熱性に劣
る。また比較例12は天然ゴムの配合量が少なく、脂肪
酸亜鉛の配合量が多いため、耐摩耗性に劣っている。
【0048】本発明の実施例1〜実施例4は、耐摩耗
性、耐発熱性、氷上グリップ性、工程加工性およびコス
トの点で総合的に優れている。
性、耐発熱性、氷上グリップ性、工程加工性およびコス
トの点で総合的に優れている。
【0049】なお、今回開示された実施の形態および実
施例はすべての点で例示であって制限的なものではない
と考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明
ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の
範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含ま
れることが意図される。
施例はすべての点で例示であって制限的なものではない
と考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明
ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の
範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含ま
れることが意図される。
【0050】
【発明の効果】上述の実施例で示された表1および表2
の結果から、本発明に係るタイヤトレッド用ゴム組成物
をトレッド部に使用した空気入りタイヤは、ゴム成分、
カーボンブラック、脂肪酸亜鉛を所定範囲で配合したた
め、氷上グリップ性、耐摩耗性、耐発熱性およびコスト
において総合的に改善され、また未加硫ゴムの工程加工
性も一層改善される。
の結果から、本発明に係るタイヤトレッド用ゴム組成物
をトレッド部に使用した空気入りタイヤは、ゴム成分、
カーボンブラック、脂肪酸亜鉛を所定範囲で配合したた
め、氷上グリップ性、耐摩耗性、耐発熱性およびコスト
において総合的に改善され、また未加硫ゴムの工程加工
性も一層改善される。
【0051】本発明に係るタイヤトレッド用ゴム組成物
は、乗用車用タイヤのトレッドゴム、大型冬用タイヤの
トレッドゴム、大型荷重用タイヤのトレッドゴム、再生
用タイヤのトレッドゴム、スノーモービル用クローラの
トレッドゴム、除雪機クローラのトレッドゴムなどに使
用することが可能である。
は、乗用車用タイヤのトレッドゴム、大型冬用タイヤの
トレッドゴム、大型荷重用タイヤのトレッドゴム、再生
用タイヤのトレッドゴム、スノーモービル用クローラの
トレッドゴム、除雪機クローラのトレッドゴムなどに使
用することが可能である。
【図1】 空気入りラジアルタイヤの断面図の右半分を
示す図である。
示す図である。
T タイヤ、1 ビード部、2 サイドウォール部、3
トレッド部、4 ビードコア、5 カーカス、6 ベ
ルト。
トレッド部、4 ビードコア、5 カーカス、6 ベ
ルト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (C08L 9/00 23:28)
Claims (3)
- 【請求項1】 天然ゴムおよび/またはポリイソプレン
ゴムを40重量部以上と、ハロゲン化ブチルゴムを10
〜30重量部と、他のジエン系ゴムを残部混合したゴム
成分100重量部に対して、窒素吸着比表面積が70〜
160m2/gであるカーボンブラックを35〜65重
量部と、脂肪酸亜鉛塩を0.5〜5重量部配合したこと
を特徴とするタイヤトレッド用ゴム組成物。 - 【請求項2】 残部の他のジエン系ゴムはポリブタジエ
ンゴムである請求項1記載のタイヤトレッド用ゴム組成
物。 - 【請求項3】 短繊維、樹脂粉体、植物セルロース粉
体、無機物粉体のうち少なくとも一つの添加剤を0.5
〜5重量部含有する請求項1または2記載のタイヤトレ
ッド用ゴム組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001146453A JP2002338736A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001146453A JP2002338736A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002338736A true JP2002338736A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18992107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001146453A Pending JP2002338736A (ja) | 2001-05-16 | 2001-05-16 | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002338736A (ja) |
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005126472A (ja) * | 2003-10-21 | 2005-05-19 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | タイヤトレッド用ゴム組成物 |
JP2007211180A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Bridgestone Corp | タイヤトレッド用ゴム組成物及びそれを用いた空気入りタイヤ |
JP2008024895A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Bridgestone Corp | タイヤ |
KR100834806B1 (ko) | 2007-02-15 | 2008-06-09 | 금호타이어 주식회사 | 타이어용 고무조성물 |
JP2008201827A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
WO2009022665A1 (ja) * | 2007-08-10 | 2009-02-19 | Bridgestone Corporation | 空気入りタイヤ |
CN101735488A (zh) * | 2008-11-06 | 2010-06-16 | 住友橡胶工业株式会社 | 胎面基部用橡胶组合物及轮胎 |
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