JP2002338078A - シート加工機械用のシート案内装置及びシートを案内する方法 - Google Patents

シート加工機械用のシート案内装置及びシートを案内する方法

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JP2002338078A
JP2002338078A JP2002131690A JP2002131690A JP2002338078A JP 2002338078 A JP2002338078 A JP 2002338078A JP 2002131690 A JP2002131690 A JP 2002131690A JP 2002131690 A JP2002131690 A JP 2002131690A JP 2002338078 A JP2002338078 A JP 2002338078A
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sheet
roller
guiding
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guide device
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JP2002131690A
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Andreas Vollmann
アンドレアス・フォルマン
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LTG MAILAENDER GmbH
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41FPRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F21/00Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
    • B41F21/14Adjusting lateral edges, e.g. side stops

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  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のシート案内装置を、引込み移動の際にシ
ートの側縁が損傷を受けないように、製造すること。 【解決手段】シート案内手段(20)は、2つの側縁
(5,6)に関連のある移動経路に、大きさの異なった
撓みを与えるように、形成されていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート、特に金属
プレートを加工する機械用の、特に印刷機用のシート案
内装置であって、保持手段、特に把持手段によって引き
込まれる各シートの前縁及び2つの側縁のうちの1を整
列させる停止手段と、シート加工方向に停止手段に後置
された複数のシート案内手段とを具備し、これらのシー
ト案内手段は、引込み移動の際に、シートの2つの側縁
に、各々の撓んだ移動経路を与えてなるシート案内装置
に関する。本発明は、更に、シート加工機械のために、
特に印刷機のためにシートを案内する方法であって、各
々の引き込まれたシートの前縁及び側縁の一方を整列
し、続いて、更なる引込み移動中に、シートの2つの側
縁の各々を、撓んだ経路に沿って案内する工程を有する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シートがシート加工機械、特に印刷機又
はワニス含浸機に入る際に、シートを、再加工のため
に、周方向又は横方向に整列させねばならない。この整
列は、停止手段によって、例えば、2つの前当て及び1
つの横当てによってなされる。シート加工機械がいわゆ
るシートフィーダーであるとき、シートの横整列の後に
横当てを回避位置に移動させ、次の、最も近いシートの
到着の際に再度周期的に整列位置に戻すことが可能であ
る。この移動は、シートの、横当てに関連のある側縁
が、引込み移動の際に、横当てに沿って接触しつつ引っ
張られないので、特に、敏感なシートの場合には、損傷
の恐れがない、という利点を有する。フィーダがシート
フィーダでなく、供給されるシートが互いにずれ重なっ
ているいわゆるストリームフィーダであるときは、横当
ての位置が固定されていなければならない。その目的
は、夫々がずれ重なって続いているシートを整列するこ
とができ、同時に、予め整列されたシートが横当ての傍
らを通って機械に入るようにするためである。従って、
シートの側縁が、シートの端部まで、横当てに沿って接
触しつつ走行する。シートの側縁が横当てに沿って走行
することが問題を引き起こすことがあるのは、シートの
側縁が非常に敏感である(例えば、非常に薄いシートの
場合、特に、非常に薄い金属プレートの場合)ときであ
り、及び、側縁が真っ直ぐに連続的に延びているのでな
くて、刻み目等によって断続しているとき、特にそのと
きである。この断続は、いわゆるスクローラプレートと
呼ばれる金属プレートの加工の、特にその際に生じる。
このような場合、各々のシートの側縁は、進入の際に横
当てに当たり、これにより、損傷を受けることがある複
数の角部、段等を有する。この問題が重大になるのは、
シートの側縁が、横当てに沿っての通過中に、横当ての
方向に移動する傾向を有するときである。このことは、
特に、シートのブランクが非対称的である場合に、当て
嵌まる。前記の問題は、例えば、前当て及び横当てが互
いに正確に直角に整列して設けられているが、シートの
前縁が側縁に対し直角には延びていないときにも、生じ
ることがある。更に、問題が生じることがあるのは、シ
ートは正確に直角にカットされているが、前当てが横当
てに対し正確に直角になっていないときである。このこ
とが、例えば多くの印刷機の場合に、当て嵌まるのは、
2つの前当てが、互いに無関係に、シート加工方向に、
特にシリンダの周方向に調節可能に設けられていて、第
1の印刷機要素と、他の後続の印刷機要素との間の嵌め
合い精度(Passgenauigkeit)に影響を及ぼすときであ
る。前記の問題を解決するために、従来は、前記スクロ
ーラプレートの場合にスクローラの角部が横当てでの停
止を防止すべきである送り斜面(Einfuehrschraege)を、
横当ての手前に設けることが、提案された。しかし、<
5°という非常に緩やかな送り角度が形成されている場
合でさえ、スクローラの角部での損傷が生じることがあ
るので、提案された従来の解決策は不十分である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、明細書導入部
に記載したタイプのシート案内装置を、引込み移動の際
にシートの側縁が損傷を受けないように、製造するとい
う課題が、本発明の基礎になっている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題は、複数のシー
ト案内手段が、2つの側縁に関連のある移動経路に、大
きさの異なった撓みを与えるように、形成されているこ
とによって、解決される。更に、方法に関する課題は、
シートの2つの側縁を、異なった大きさの撓みを有する
移動経路に沿って移動させることによって、解決され
る。平らになっているシートの側縁が持ち上げられると
き、向かい合っている側縁がほとんど平らになっている
が、シートの、この側にある後方の角部の、その位置が
ずれて、角部が、平らなシートのシート縦中央に接近
し、シートの前縁に対し自らの位置を移動する、という
解決原理が、本発明の基礎になっている。シートの一方
の側縁が撓みを有し、他方の側縁がほとんど平らに延び
ていて、従って、2つの側縁の曲がり具合が異なって形
成されていることによって、シートの、強く変形されて
いない横領域が、変形していないシートの縦中央の方向
に移動する。前記横領域は、その側に横当てが位置して
いるならば、横当てから離れるであろう。それ故に、シ
ールの引込み移動中に、シートの関連の側縁が横当てに
接触することが阻止されている。本発明のシート案内装
置の場合、シートは、停止手段による整列の際に、平ら
なベースプレート上に載っており、それ故に、シートの
2つの側縁は直線状に延びている。しかし、シールが機
械の中に更に入るとき、シートは、協働する機械要素、
例えば供給ドラム、印刷シリンダ、紙取り胴等によっ
て、曲がった路上を移動する。それ故に、上記の原理と
は異なり、シートは、この引込み移動中に、直線状に延
びている側縁を有しない。本発明はこの原理に基づいて
いる。詳しくは、本発明では、シートの一方の側縁が他
方の側縁よりも強く変形され、特に撓ませられるのであ
る。このことは、前記の原理と同じ結果をもたらす。何
故ならば、シートの、強く撓んでいない側縁は、平らな
シートの縦中央の方向に移動されるからである。この原
理が本発明の場合に実現されているのは、そこでは、複
数のシート案内手段が、2つの側縁に関連のある移動経
路に、大きさの異なった撓みを与えるので、停止手段の
横当てが関連している強く撓んでいない側縁が、引込み
移動中に、横当てと接触せず、それ故に、望ましくない
変形及び損傷が回避されるように、複数のシート案内手
段が形成されていることによってである。本発明に係わ
る措置は、シート自体の再現可能な正確な位置に影響を
有していない。何故ならば、引込み移動中に、シートの
前縁が、保持手段、特に把持手段によって把持され、次
に正確な位置に移動されるからである。従って、本発明
はシートの前縁領域にでなく、この前縁領域に続く領域
に、従って、シートの2つの側縁領域及びシートの端部
領域に係わる。最後に述べた領域は正確な位置決めとは
何の関係もない。というのは、この後方のシート領域の
位置が、再加工中に、シートの前縁の位置に従って調節
されるからである。そのとき、強さの異なった撓みは、
最早、シート又はプレート、特に金属プレートの側縁の
領域に存しない。
【0005】本発明の実施の形態では、移動経路の撓み
に影響を及ぼすシート案内手段は調節可能に形成されて
いることが、提案されている。従って、調節位置に応じ
て、2つの側縁の移動経路の撓みが影響を受ける。この
ことは、例えば、シートのブランクが非対称である故
に、シートの一方の側縁の特に強い移動が、横当てとの
接触を回避するために必要とされるときに、重要であ
る。実際また、調節可能性が横当ての交換を可能にする
ので、例えば、操作側の停止手段から駆動側の停止手段
への切換を行なうことができる。
【0006】シート案内手段のためには、複数の任意の
機器要素を用いることができる。これらの機械要素が、
シートの2つの側縁に、大きさの異なった撓みを与える
ことのみが、重要である。このタイプの機械要素は、圧
縮空気又は磁力によってシートに力を加える、例えば圧
縮圧力供給手段又は磁気作用手段であってもよい。シー
トの2つの側縁に関連のある移動経路の、その撓みは、
これらの側縁への力の負荷が大きく異なってなされるこ
とによって、影響を受けることができる。本発明の好ま
しい実施の形態では、複数のシート案内手段が大きさの
異なる直径を有するローラであることが提案されてい
る。これらのローラがその回転軸に沿って移動可能に設
けられている場合、前記の調節可能性が達成される。ロ
ーラがシートの縦中央領域の近くに移動されればされる
程、シートのこの縦半分に関連のある側縁がそれだけ一
層強く変形される。
【0007】ローラの代わりに又はローラに加えて、シ
ート案内手段としては、プレートエレメント(Blechelem
ente)及び/又は支持プレート、ピン等も設けられていて
もよい。これらの手段は、互いに間隔をあけて回転軸を
中心として半径方向に作用するように設けられており、
シートは、これらの手段の、半径方向外側の端部によっ
て運ばれる。
【0008】ローラがシート加工機械のシートフォーマ
ットゾーンへ移動可能であり、及び、このシートフォー
マットゾーンから移動可能であるように、ローラの実施
の形態が提案されていることは好ましい。「シートフォ
ーマットゾーン」はシート加工機械の領域を意味し、こ
の領域に沿ってシートが移動する。出来る限り大きく加
工されるシートフォーマットは、シートフォーマットゾ
ーンの縁部を規定する。ローラをシートフォーマットゾ
ーンの中に移動し、再度このシートフォーマットゾーン
から外へ移動することができることによって、操作方法
が定められる。シートの又はプレートの側縁に関連があ
り、かつより強い撓みを引き起こすローラが、シートフ
ォーマットゾーンの中に移動されていて、対応のフォー
マットのシートがローラと接触すると、このことによっ
て、本発明の基礎になっている原理が、この側縁領域に
おいて実現される。このローラがシートフォーマットゾ
ーンから押し出されると、ローラはシートの移動中に作
用しておらず、それ故に、本発明に係わる原理は実現さ
れない。シートフォーマットゾーンの中に移動され、そ
こから外へ移動されることができる、好ましくはローラ
の形のシート案内手段が、シートフォーマットゾーンの
各側縁に関連づけられている場合、シート案内手段の位
置、特にローラの位置に応じて、シートへの力の負荷又
はプレートへ力の負荷が本発明の方法で可能である。
【0009】更に、シート案内手段が、シートフォーマ
ットゾーンの中央領域で、少なくとも1つのローラを有
すること、及び、中央領域に設けられたローラよりも大
きい直径か小さい直径を有し、シート案内手段の一部で
ある少なくとも1つのローラが、シートフォーマットゾ
ーンの横領域のうちの少なくとも1に設けられている
か、あるいは、当該の横領域へ移動可能であることは、
好都合である。中央領域が1つのローラではなくて、同
じ直径の複数のローラを有することは好ましい。中央領
域に設けられたこれらのローラは、ローラの直径に対応
している、シートの撓みをもたらす。これに対して、横
領域のうちの1に、ローラの異なった直径の故に、ロー
ラの直径に対応して異なる、シートの撓みが、達成され
ており、それ故に、本発明に係わる効果が生じる。
【0010】更に、ローラが、回転軸で、周方向に回転
可能に設けられていることは好都合である。このこと
は、シートフォーマットゾーンの横領域の少なくとも1
に設けられたローラが、回転軸に対し偏心的に設けられ
ている偏心ローラであるとき、特にそのとき好都合であ
る。回転可能に設けられた偏心ローラによって、シート
の撓みの調節が可能である。出発位置から新たな回転位
置への偏心ローラの回転によって、シールの、偏心ロー
ラによって案内される側縁から回転軸への距離が変えら
れ、これにより、偏心ローラの回転に対応して異なる、
シートの撓みが、達成される故に、本発明に係わる効果
が生じる。原理的には、ローラすべて、すなわち、シー
トフォーマットゾーンの中央領域のみならず、シートフ
ォーマットゾーンの横領域にも設けられたローラが、偏
心ローラとして設けられていることも可能である。この
ような実施の形態では、望ましい回転位置への、すなわ
ち、回転軸と、シートに接触しているローラ部分との間
の望ましい間隔への、個々のローラの、前記撓みに対応
する回転によって、シートの、移動経路の撓みに影響を
及ぼすことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明する。図1は、金属プレート2として
形成されており、前縁3と、後縁4と、側縁5及び側縁
6とを有するシート1を示している。矩形のフォーマッ
トがある。すなわち、前縁3は後縁4に平行に延びてお
り、2つの側縁5及び6も同様に互いに平行に延びてい
る。更に、前縁3及び側縁5及び6並びに後縁4及び側
縁5及び6は直角を形成している。金属プレート2は、
詳細に示さないシート加工又は金属プレート加工機械に
よって、加工される。この機械は例えば印刷機又はワニ
ス含浸機であってもよい。図1からは矢印7によって引
込み移動が示されている。この引込み移動中に、金属プ
レート2の前縁3は、2つの互いに間隔をあけて位置し
ている前当て8に当接する。更に、この引込み移動中
に、側縁6は横当て9へと動かされる。従って、金属プ
レート2はシート加工機械の中で正確に整列されてお
り、今や、図示しない保持手段、特に把持手段によっ
て、前縁3の領域で把持され、更なる引込み移動(矢印
10)中に再加工されることができる。例えば、かよう
に整列された金属プレート2は印刷機の供給ドラムに引
き渡され、続いて、印刷される。
【0012】図2を参照して、本発明の基礎になってい
る原理を説明する。金属プレート2は、平らな形(実
線)で、本発明に記載のように撓んだ形(点線)で示さ
れている。金属プレート2の前縁3は留められている
(図示せず)。側縁5が撓められるが、側縁6は強く共
に変形されずに、実質的に引き続き直線状に延びている
とき、側縁6に関連のある後方の角部Aは位置A´に移
る。その結果として、側縁6の、前縁3から離隔した領
域は、縦中心線11の近くに移動する。縦中心線11は
変形しない平らなプレートの縦中央を規定している。後
縁4の方向への、側縁6の、この移動が増大することが
見分けられる。
【0013】図3は、図2から明らかな、本発明の主題
に係わる原理の、利用を示している。そこには、シート
1及び金属プレートは夫々、全体的に湾曲した/撓んだ
形で存在しており、引込み移動(矢印10)を行なう。金
属プレート2は実線で示されており、この金属プレート
では、2つの側縁5及び6は大きさの等しい撓みを有す
る。従って、金属プレート2は、実線での理論的な場合
に、縦中心線11に対称的な形で、シート加工又は金属
プレート加工機械へ引き込まれる。図3では、破線でも
って、縦中心線11に対し異なった、本発明に係わる、
シートの撓みが示されている。この場合でも、縦中心線
11は、この縦中心線が2つの側縁5,6において同じ
撓みを有するプレートに対応するように、示されてい
る。金属プレート2の、側縁5の領域がより強く変形さ
れて、破線で示されているようなより大きな撓みがある
とき、これに対応して、前縁3がしっかりと挟み込まれ
ている場合には、側縁6は矢印12の方向に移動する。
このことの結果として、更なる引込み移動中に、側縁6
は横当て9から程度bだけ離れる。従って、纏めて言え
ば、まず横当て9に接触している側縁6が、金属プレー
ト2の更なる引込み移動中に、横当て9とは最早接触し
ておらず、従って、更なる引込み移動の間に、損傷を受
けることがないことは、明らかである。損傷は、連続的
に延びている側縁6が存在せず、段を有するか、切り込
みを有する側縁があるとき、特にそのときに生じるであ
ろう。このことは、いわゆるスクローラプレートの場合
に当て嵌まる。
【0014】図4は、本発明を、金属プレート加工機械
の部分図として示している。回転式の真空コンベヤ14
によって、図示しない金属プレートがシート加工機械1
5へ引き込まれる(矢印7)。この目的のために、金属
プレートは真空コンベヤ14の上側18に載っている。
この引込み移動は、金属プレートの前縁が、図4からは
明らかでない前当てに当接するまで、なされる。同時
に、金属プレートは、真空で作動する引張りプレート1
7によって、矢印18の方向に移動されると、金属プレ
ートの側縁は、図4には示されない横当てに当接する。
このことによって、金属プレートの位置は再現可能に決
められている。更なる引込み移動中に、金属プレートの
前縁は、図示しない補助グリッパによって把持され、金
属プレートは加速されて供給ドラム(Anlagetrommel)の
把持手段へ渡される。把持手段(図示せず)は金属プレ
ートの前縁3を把持する。同時に、供給ドラム19は時
計回りの方向に回転し、このことによって、前縁で保持
されている金属プレートは、シート加工機械15に更に
引き込まれる。このことの結果として、ローラ21とし
て形成されているシート案内手段20によって、金属プ
レートの上面に力が加えられる。複数のローラ21のう
ちの1個すなわちローラ20´が、他のローラ21より
も大きな直径を有することが分かる。このことの結果と
して、金属プレートの、ローラ20´に関連のある側縁
は、他方の側縁よりも大きな撓みを有する。従って、図
3によって明らかになった、非対称的な、金属プレート
の変形は、本発明に基づいて実行される。その結果とし
て、横当てに関連のある、金属プレート2の側縁が、更
なる引込み移動中に、横当てから間隔をあけて、そこに
は、損傷が生じることがない。
【0015】図4からは、更に、他方の側縁の領域に
は、より大きな直径を有する他のローラ20´が設けら
れているが、シート加工機械15のシートフォーマット
ゾーンの外側に位置しているので、金属プレートと接触
しないことが明らかである。切換中に、目下作動してい
るローラ20´を、このローラが金属プレートと最早協
働しないようになるまで、その回転軸22に沿って移動
することができ、目下作動していないローラ20´を、
回転軸22に沿って、シート加工機械15のシートフォ
ーマットゾーンの中に移動させて、この加工機械が本発
明に係わるより強い撓みをもたらすにすることができ
る。このような切換は、横当てが例えば機械の操作側か
ら機械の駆動側に切り換わるときに、必要となることが
できる。
【0016】図5には、図4から明らかとなる原理が再
度記述されている。時計回りの方向(矢印23)に回転
する供給ドラム19が示されており、金属プレート2の
前縁3は、図示しない把持装置によって把持されてお
り、供給ドラム19の回転中に、シート案内手段20が
金属プレート2の上面24に降下する。シート案内手段
20は、回転軸22に間隔をあけて並列されている複数
のローラ21の形で存在する。側縁5に関連のあるロー
ラ21はより大きな直径を有するので、このローラには
参照符号20´が付されている。ローラ20´のより大
きな直径によって、供給ドラム19の回転中に、金属プ
レート2の側縁5は側縁6よりも大きく撓む。それ故
に、側縁6は矢印12の方向に横当て9から離れるの
で、横当て9と側縁6との間の接触は存在しない。
【0017】ローラに追加して、例えば、前当ての領域
に取着されており、整列されるシートが飛び越えるのを
阻止する押えローラ25(図4を参照)が設けられてい
てもよい。これらの押えローラが、側縁の領域で、向か
い合う側縁よりも低いか又は高く調整されるとき、この
ことによって、機械に入り込むシートの外れが或る程度
制限され、本発明に係わる効果が影響を受ける。
【0018】本発明は、他のシートフォーマットへの又
は他の当て側(Anlageseite)への切換が、非常に迅速にす
なわち数秒以内でなされることができる、という利点を
供する。更に、ローラを工具の使用なしに手動で軸方向
に移動させることもできる。総括すれば、本発明に係わ
るシート案内手段によって、極めて安価な方法で、引込
み移動の際の、シートの側縁の損傷を回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】停止手段に整列された金属プレートの略図を示
している。
【図2】本発明を明示している原理図を示している。
【図3】本発明に係わる原理に従って異なって撓んでい
る金属プレートを示している。
【図4】シート加工又は金属プレート加工機械の部分図
を示している。
【図5】金属プレート加工機械の供給ドラムを示してい
る。
【符号の説明】
1 シート 3 前縁 5 側縁 6 側縁 10 矢印 15 シート加工機械 20 シート案内手段 20´ ローラ 21 ローラ 22 回転軸。
フロントページの続き Fターム(参考) 3F049 CA01 CA31 DA12 LA06 LB03 LB10 3F101 CA14 FC12 FE01 LA06 LB03 LB10

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート、特に金属プレートを加工する機
    械(15)用の、特に印刷機用のシート案内装置であっ
    て、保持手段、特に把持手段によって引き込まれる各シ
    ート(1)の前縁(3)及び2つの側縁(5,6)のう
    ちの1を整列させる停止手段と、シート加工方向に前記
    停止手段に後置された複数のシート案内手段(20)と
    を具備し、これらのシート案内手段(20)は、引込み
    移動(矢印10)の際に、前記シート(1)の前記2つ
    の側縁(5,6)に、各々の撓んだ移動経路を与えてな
    るシート案内装置において、 前記シート案内手段(20)は、前記2つの側縁(5,
    6)に関連のある移動経路に、大きさの異なった撓みを
    与えるように、形成されていることを特徴とするシート
    案内装置。
  2. 【請求項2】 移動経路の撓みに影響を及ぼす前記シー
    ト案内手段(20)は、調節可能に形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のシート案内装置。
  3. 【請求項3】 前記シート案内手段(20)は、大きさ
    の異なる直径を有する複数のローラ(21)を有するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のシート案内装
    置。
  4. 【請求項4】 前記ローラ(21)は、これらの回転軸
    (22)に沿って移動可能に設けられていることを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか1に記載のシート案内
    装置。
  5. 【請求項5】 前記ローラ(21)は、前記シート加工
    機械(15)のシートフォーマットゾーンへ移動可能で
    あり、また、このシートフォーマットゾーンから移動可
    能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    に記載のシート案内装置。
  6. 【請求項6】 前記シート案内手段(20)は、シート
    フォーマットゾーンの中央領域で、少なくとも1つのロ
    ーラ(21)を有すること、及び、前記中央領域に設け
    られた前記ローラ(21)よりも大きい直径か小さい直
    径を有し、前記シート案内手段(20)の一部である少
    なくとも1つのローラ(20´)は、シートフォーマッ
    トゾーンの横領域のうちの少なくとも1に設けられてい
    るか、あるいは、当該の横領域へ移動可能であることを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載のシート
    案内装置。
  7. 【請求項7】 前記ローラ(21)は、回転軸(22)
    で、周方向に回転可能に設けられていることを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれか1に記載のシート案内装
    置。
  8. 【請求項8】 前記シートフォーマットゾーンの横領域
    の少なくとも1に設けられた前記ローラ(20´)は、
    前記回転軸に対し偏心的に設けられている偏心ローラで
    あることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1に記
    載のシート案内装置。
  9. 【請求項9】 シート加工機械のために、特に印刷機の
    ためにシートを案内する方法であって、各々の引き込ま
    れたシートの前記前縁及び前記側縁の一方を整列し、続
    いて、更なる引込み移動中に、前記シートの前記2つの
    側縁の各々を、撓んだ経路に沿って案内する工程を有す
    る方法において、前記シートの前記2つの側縁を、異な
    った大きさの撓みを有する移動経路に沿って移動させる
    ことを特徴とする方法。
JP2002131690A 2001-05-07 2002-05-07 シート加工機械用のシート案内装置及びシートを案内する方法 Pending JP2002338078A (ja)

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