JP2002338006A - 倉庫システム - Google Patents

倉庫システム

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JP2002338006A
JP2002338006A JP2001144282A JP2001144282A JP2002338006A JP 2002338006 A JP2002338006 A JP 2002338006A JP 2001144282 A JP2001144282 A JP 2001144282A JP 2001144282 A JP2001144282 A JP 2001144282A JP 2002338006 A JP2002338006 A JP 2002338006A
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Nobuhiko Kitada
暢彦 北田
Toshiharu Kuwabara
俊治 桑原
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Itoki Crebio Corp
Itoki Co Ltd
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
Itoki Co Ltd
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    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/90Devices for picking-up and depositing articles or materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G1/00Storing articles, individually or in orderly arrangement, in warehouses or magazines
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    • B65G1/04Storage devices mechanical
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保管すべき物品が小さいものや取り扱いが困
難なものを載置する格納用トレイ2と作業用トレイ5と
を別形状にして、保管効率を高める一方、作業能率も向
上できるようにする。 【解決手段】 格納用トレイ2を格納する棚が上下左右
のマトリクス状に設けられた格納棚ユニット52a,5
2bを上下2段に配置し、それに沿って移動し、任意の
棚部位に格納用トレイ2を出し入れするために配置した
上下二段の移載装置50a,50bと、上下各格納棚ユ
ニットの一側部の下端部位に設けた移載棚54a,54
bに対して格納用トレイ2を出し入れするリザーバ55
とを備え、該リザーバ55と、入庫部21と出庫部とを
結ぶ作業用トレイ5の搬送路23との間には、載せ替え
用ライン24を設け、その箇所の載せ替え用ロボット2
5にて格納用トレイ2と作業用トレイ5との間で第1箱
体1を載せ替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の荷物を載せ
た作業用トレイから所定の荷物だけを格納用トレイに載
せ替えて、その格納用トレイを、格納棚に格納(入庫)
できるようにし、または格納用トレイを格納棚から取り
出し、所定の荷物だけを作業用トレイに載せ替えて、出
庫できるようにした載せ替えライン付きの倉庫システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、格納棚に、複数の荷物を載せたま
まのトレイを格納棚に格納しておき、それらのうちの所
定の荷物だけを出庫する場合、格納棚における格納位置
の番地と荷物に付したID番号(荷物識別番号)とを対
にしてコンピュータのメモリに記憶させておき、作業者
が出庫したい荷物の所定のID番号を入力すると、出庫
部に前記所定のトレイがスタッカ等にて排出されるか
ら、そのトレイ上の荷物のID番号のラベル部をバーコ
ードリーダ等により読取り、所定の荷物だけをロボット
等にてピッキングし、前記トレイは元の位置に戻す。ま
た、その出庫されたトレイにおける荷物の載置箇所は空
き載置部であること(またはそのトレイの出庫時の格納
位置(元の位置))をメモリにて記憶させる。
【0003】同様に、所定の荷物を入庫する場合、入庫
したい荷物の所定のID番号を入力すると、空き載置部
を有するトレイを呼出し、格納棚における格納位置の番
地と荷物に付したID番号(荷物識別番号)とを対にし
てコンピュータのメモリに記憶させる一方、前記トレイ
を元の格納位置(または空いた格納位置)に戻すという
制御を実行していた。そのため、出庫部または入庫部、
もしくは入出庫兼用部に移載用のロボットを備えた倉庫
システムが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入出庫
すべき荷物が、1つの箱(保管箱)に多種類の物品が混
載されているようなもの、例えば、化学薬品、化学物
質、土壌、種子等のサンプルの多種類のものを1つの箱
(保管箱)に収納し、または、小さなチューブ等の容器
に入れた多数のものを1つの箱(保管箱)に収納し、こ
のような箱を多数保管するような倉庫システムにおい
て、多種類の所定のサンプルを入庫もしくは出庫したい
場合、前記従来の出庫部または入庫部、もしくは入出庫
兼用部に移載用のロボットを備えただけでは、移し替え
(載せ替え)の前後の工程で保管箱の処理に手間取り、
迅速、且つ多量に入出庫処理できないという問題があっ
た。
【0005】即ち、倉庫外の作業部分では、1つの作業
用トレイに搭載する保管箱の数を多くすると、作業者の
持ち運びが困難になったり、作業場で一時的にその1つ
のトレイを置く場所の空間を広くする必要があり、作業
用トレイの取り扱いが面倒になるという問題がある。
【0006】他方、所定のサンプルの入った保管箱を保
管すべき倉庫では、1つのトレイにより多くの保管箱を
載置して格納棚に収納するほうが倉庫の収納効率が高く
なる。換言すると、前記保管箱の搭載数の少ない作業用
トレイをそのまま倉庫に移送することは、倉庫の収納効
率が低くなるという問題があった。
【0007】本発明は、この問題を解決すべくなされた
ものであって、倉庫外での作業性を確保しつつ、小さい
収納空間により多くの保管箱を収納できるように倉庫の
収納効率を高めることができる倉庫システムを提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の倉庫システムは、複数の荷
物を載置した格納用トレイを格納する棚が上下左右のマ
トリクス状に設けられた格納棚ユニットを上下2段に配
置した格納部と、該格納部に沿って移動し、任意の棚部
位に前記格納用トレイを出し入れするために前記格納棚
ユニットごとに対応して配置した上下二段の移載装置
と、前記上下各格納棚ユニットの一側部の下端部位に設
けた移載棚に対して前記格納用トレイを出し入れするリ
ザーバとを備え、該リザーバと、入庫部と出庫部とを結
ぶ作業用トレイの搬送路の中途部との間には、前記格納
用トレイと作業用トレイとの間で荷物の載せ替え用ライ
ンを設けたことを特徴とするものである。
【0009】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の倉庫システムにおいて、前記載せ替え用ライ
ンには、荷物載せ替え用ロボットを配置したものであ
る。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の倉庫システムにおいて、前記載せ替え
用ラインは、前記上下移載棚の上下中間高さに配置した
ものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1(a)は荷物の一例としての
第1箱体1と格納用トレイ2、図1(b)は第2箱体3
及び格納用トレイ4、図2(a)は格納用トレイ2の平
面図、図2(b)は側面図、図3は作業用トレイ5の側
面図、図4は作業用トレイ5の斜視図、図5は倉庫シス
テムの概略平面図、図6は図5のVI−VI線矢視側面図、
図7は図6のVII −VII 線矢視正面図、図8は載せ替え
ラインにおける荷物載せ替え部を示す平面図、図9は側
面図を各々示す。
【0012】本発明を適用する倉庫システムは、化学会
社や薬品会社等で、試験・研究用に使用する各種物質、
例えば、植物の種子、土壌、新規の化合物、化学物質、
新規の医薬品等のサンプル(試料)を所定の温度(恒
温)及び湿度が保持された倉庫室内の格納部20で保存
し、必要に応じてそのサンプルを図4〜図7に示す格納
部20から取り出して(出庫して)、各種の試験・研究
の作業場に移送し、または前記作業場からサンプルを格
納部20に戻す(入庫する)ためのものである。なお、
サンプル(試料)を保存すべき温度及び湿度が異なるこ
と、並びに保管すべき荷物の形態(後述の第1箱体1と
第2箱体3)の相違より、実施形態では、第1箱体1と
第2箱体3とを混在して保管することはない。
【0013】前記サンプルが離散し難いものは、図1
(a)に図示するように、上面にマトリクス状に形成さ
れた各凹所(箱の底面近くまでの深い孔でも良い)1a
内に各々異なる種類の物質を収納する。離散し易いサン
プルや液状(粘液状を含む)、粉末状、微粉状の物質等
の取り扱い難いものは、図1(b)に示すように内部を
マトリクス状に仕切った上面開放状の第2箱体3の各仕
切り3aにチューブ状の容器6を立てかけて収納・保管
する。
【0014】その場合、複数(実施形態では図3及び図
4に示すように、4つ)の前記第1箱体1を、作業用ト
レイ5に一列状に載置し、その作業用トレイ5を専用の
作業台車7に積み重ねて、試験・研究室の作業場に移送
し、前記第1箱体1ごとに取り扱い、第1箱体1の凹所
1a内の物を採取したりするため、各第1箱体1の側面
に、当該箱体を識別するためのID番号をバーコード等
で付した識別ラベル11が貼着もしくは印刷されてい
る。
【0015】図3及び図4に示すように、作業用トレイ
5は平面視長方形で、第1箱体1の載置部5aが一列状
に配置されており、各載置部5aには第1箱体1の下端
四隅部を位置ずれしないようにするための平面視略L字
状の上向き係合突起部を備えた位置決め体9を有する。
作業用トレイ5の長手両端部に上向きに突設した把手1
0、10の高さ寸法を、前記位置決め体9に搭載した第
1箱体1の高さ寸法より若干大きく設定し、当該第1箱
体1を載せた状態で作業用トレイ5を上下に積み重ねる
ことができるように構成されている(図3参照) 格納用トレイ2は図1(a)及び図2(a),(b)に
示すごとく、平面視長方形で、第1箱体1を多数(実施
形態では7つ)一列状に載置できる載置部2aを有し、
各載置部2aには各第1箱体1の下端四隅部を位置ずれ
しないようにするための平面視略L字状の上向き係合突
起部を備えた位置決め体12を有し、トレイ本体の左右
両端には下向きコ字状の引手部13、13を備え、後述
する格納部2等に対する入出庫部時の移載装置による係
合箇所となる。
【0016】次に、図5〜図12を参照しながら、前記
第1箱体1のための本発明に係る倉庫システムの構成に
ついて説明する。倉庫システムの入庫部21と出庫部2
2とを結ぶ搬送路23は、第1箱体1を搭載した作業用
トレイ5のためのものであり、自走式のベルトコンベヤ
またはローラコンベヤからなる。
【0017】まず、図5〜図7に示す倉庫システムの前
記載せ替え用ライン24から格納部20までの構成につ
いて概略説明すると、各格納部20は前記格納用トレイ
2をその長手方向を間口から奥に向かうように並べて格
納する棚が上下左右(間口)方向のマトリクス状に設け
られた格納棚ユニット52a,52bを上下2段に配置
したものからなり、且つ2つの格納部20、20は、後
述するスタッカ等の移載装置50a,50bが通過する
通路51を挟んで配置されている。また、前記間口を対
面させて配置した2つの格納部20、20には、上段の
格納棚ユニット52aの下端と下段の格納棚ユニット5
2bの下端とには、それぞれその間口に沿って上段用走
行レール53aと下段用走行レール53bとが設けら
れ、上段用移載装置50a及び下段用移載装置50bが
それぞれ単独で移載作業を実行するように制御されてい
る。
【0018】次に、前記各移載装置50a(50b)は
同じ構成であるので、図11及び図12を参照しなが
ら、一方について説明すると、走行台車56には、前記
通路51における一対の走行レール53a(53b)に
載る4つの車輪57と、走行台車56から立設する一対
のマスト58,58と、該一対のマスト58,58の上
下端間にエンドレスに巻回した昇降用無端帯(チェン)
59と、該昇降用無端帯59を駆動する昇降駆動モータ
60と、前記昇降用無端帯59に連結されてマスト58
に沿って昇降する荷物台61と、前記車輪57を駆動す
る走行モータ62等から構成されている。前記荷物台6
1には、格納部20及び移載棚54a(54b)との間
で前記格納用トレイ2を移し替るためのピッカー63が
2連状に設けられている。この各ピッカー63には、前
記格納用トレイ2における前端または後端の引手部13
に対して下側から係脱する係合部と該係合部を、平面視
で前記走行レール53a(53b)と直交する方向に移
動させる移動手段(共に図示せず)とを備えているもの
である。
【0019】なお、図示実施形態では、平面視におい
て、前記搬送路23の長手方向の中途部において、その
延びる方向と直交する方向に2つの通路51、51を適
宜間隔にて配置し、この各通路51を挟んで格納部2
0、20が配置されている。また、前記各格納部20、
20のうち、前記搬送路23に最も近い位置の上下段の
格納棚ユニット52a,52bの一側部(搬送路23に
近い側)の下端部には、各々移載棚54a,54bが設
けられている。そして、この上下移載棚54a,54b
と前記載せ替えライン24との間に、リザーバ55をそ
れぞれの部材に近接させて設ける。前記搬送路23及び
載せ替えライン24の高さは、図6に示すように、下段
の格納棚ユニット52bの上下中途(上下中間)高さ位
置に配置され、載せ替えライン24上の格納用トレイ2
(第1箱体1を含む)がリザーバ55を介して上また下
の移載棚54a,54bに移し替えするとき、及び逆に
上また下の移載棚54a,54bから載せ替えライン2
4上へ格納用トレイ2を移し替えするときの作業効率を
高めるため、リザーバ55の載置台55aは格納用トレ
イ2を載せて昇降可能に構成され、且つその載置台55
aが、前記上下移載棚54a,54b及び載せ替えライ
ン24の高さ位置にてそれぞれ停止できるように構成さ
れている。
【0020】また、各載せ替えライン24は、前記2つ
のリザーバ55の載置台55aに隣接した2つの移載部
24a,24bと連結搬送部24cとを含んで平面視で
コ字状に形成されている。従って、載せ替え用ロボット
25が配置された移載部24bは入庫側であり、他方の
移載部24aは出庫側とする。つまり、格納部20から
第1箱体1が搭載された格納用トレイ2を出庫すると
き、例えば、前記上段用移載装置50aに移された格納
用トレイ2を上段の出庫側の移載棚54aに移載し、 次
いで載置台55aに載せてから出庫側のリザーバ55に
て下降させて後、出庫側の移載部24aに移し、さら
に、連結搬送部24cを介して入庫側の移載部24aに
て、載せ替え用ロボット25を介して格納用トレイ2か
ら作業用トレイ5に載せ替えするのである。
【0021】入庫作業時では、搬送路23上の作業用ト
レイ5の第1箱体1を載せ替え用ロボット25にて格納
トレイ2に移載して後、入庫側の移載部24aの格納用
トレイ2はそのまま横滑りして入庫用のリザーバ55の
載置台55aに移してから昇降させて、移載装置50a
(50b)に移載し、所定の格納棚52a(52b)に
格納するのである。これらの作業は、コンピュータによ
る出庫指令または入庫指令にて実行される。
【0022】作業台車7は、前記第1箱体1を搭載した
作業用トレイ5を多数上下及び左右マトリクス状に搭載
できるように構成されており、前記入庫部21及び出庫
部22に位置決めされてセット可能である。前記入庫部
21及び出庫部22には、第1箱体1ごと作業用トレイ
5を搬送路23との間で移し替えできる上下左右移動可
能なアームを有する等した移載用ロボット26、27が
配置されている。
【0023】そして、前記搬送路23の中途部(載せ替
え部)に隣接させて載せ替え用ライン24を配置し、載
せ替え部には載せ替え用ロボット25を設ける。該載せ
替え用ロボット25により、入庫(または出庫)すべき
第1箱体1を、前記搬送路23上の作業用トレイ5と、
載せ替え用ライン24上の格納用トレイ2との間でータ
載せ替え作業を実行するものである。
【0024】前記載せ替え用ロボット25は、図8〜図
10に示すごとく、搬送路23の側方に沿って長手の第
1水平レール28上に配置された第1走行部29と、該
第1走行部29から搬送路23及び載せ替え用ライン2
4の上を平面視で直交するようにわたって延びる第2水
平レール30と、該第2水平レール30に沿って横移動
可能な第2走行部31と、該第2走行部31の表面にて
垂直状に延びる垂直レール32と、該垂直レール32に
沿って上下動可能な垂直駆動部33と、該垂直駆動部3
3に備えられて前記第1箱体1を左右から掴む一対の把
持体34、34及び把持体34、34を協働して作動さ
せる作動部35とから構成されている。
【0025】作動部35及び一対の把持体34、34の
構成を、図10(a)及び図10(b)を参照しながら
さらに詳細に説明すると、作動部35における上板36
aの下面中央にアクチュエータとしてのロータリソレノ
イド37を固着する一方、下板36bの上面には、前記
搬送路23上の作業トレイ5及び載せ替え用ライン24
上の格納トレイ2の長手方向と直交する左右両側に延び
る一対のラック杆38、38とこれらに噛合うラックギ
ヤ39とを配置し、ロータリソレノイド37の回転軸に
固定した第1アーム41aとラックギヤ39の上面に固
定した第2アーム41bとをロータリソレノイド37の
回転軸から偏心した位置のピン42にて連結する。前記
上下板36a,36bの左右両側端を連結するための上
下連結板40、40の中央部に穿設されたガイド孔に
て、前記一対のラック杆38、38の各背面を摺動可能
に支持する。一対のラック杆38、38の各先端(外側
端部)には、第1箱体1の左右両側面を把持するための
把持体34が、下向きアーム43を介して各々取付けら
れている。なお、把持体34の内側面には第1箱体1の
左右両側面に当接押圧するゴム製の複数の当り44と、
第1箱体1の左右両側の下端リブ部等に係合して脱落不
能にする横長の爪45とを備える。また、前記両ラック
杆38は、下板36bとの間に左右両側の把持体34、
34の間隔が狭まる方向に付勢するための付勢バネ46
を設けてある。
【0026】この構成により、作業トレイ5上と格納用
トレイ2a上との間で、第1箱体1を載せ替えすると
き、前記第1走行部29及び第2走行部31を適宜作動
させて、一対の把持体34、34が載せ替えすべき第1
箱体1の上方位置で左右両側面に対峙する位置に移動さ
せる。それに先立って、ロータリソレノイド37をON
駆動して、図10(a)の実線状態に第1アーム41
a、第2アーム41bを回動させ、ラックギヤ39及び
ラック杆38、38を介して一対の把持体34、34の
間隔を広げておく。次いで、垂直駆動部33を作動させ
て、一対の把持体34、34を第1箱体1の左右両側面
下部寄りまで下降させてからロータリソレノイド37を
OFFにすると、前記一対の付勢バネ46、46の付勢
力にて一対の把持体34、34の左右間隔が狭まり、第
1箱体1を左右から把持できるから、この状態にて、次
いで垂直駆動部33、第1走行部29及び第2走行部3
1を適宜作動させて、移し替(載せ替え)先のトレイ上
の載置部へ移動させ、第1箱体1の下端四隅部が、4つ
の位置決め体12の箇所に嵌まった状態で、前記ロータ
リソレノイド37をON駆動して、一対の把持体34、
34の間隔を広げて第1箱体1を離すのである。
【0027】次に、前記構成による入出庫作業手順につ
いて説明すると、第1箱体1の入庫の場合(新規入庫、
及び格納部20への返却入庫を含む)は、入庫すべき第
1箱体1を載せた作業用トレイ5を作業台車7に搭載し
てから倉庫システムの入庫部21に入れる(セットす
る)。次いで、移載用ロボット26にて第1箱体1ごと
作業用トレイ5を一枚単位で搬送路23に移す。該搬送
路23の中途部(載せ替え用ロボット25の位置より搬
送上流側)に設けたバーコードリーダ64にて前記作業
用トレイ5上の第1箱体1の側面に設けた識別ラベル1
1を読取り、図示しないコンピュータにより予め入庫す
べき物品が入った第1箱体1を特定し、その第1箱体1
が前記作業用トレイ5のうちの載置位置にあるかを判断
し、前記作業用トレイ5から載せ替え用ライン24上の
格納用トレイ2に格納すべき第1箱体1を載せ替え用ロ
ボット25を介して載せ替えし、この載せ替え用ライン
24のうち入庫側移載部24aからリザーバ55を介し
て一時的保管部としての所定の(上段または下段)の移
載棚54a(54b)から移載装置50a(50b)に
て所定の格納部20に格納するのである。
【0028】尚、入庫すべき第1箱体1が除去された作
業用トレイ5は、搬送路23を介して出庫部22側に搬
送し、出庫部22の移載用ロボット27にて作業台車7
に移し、当該作業台車7が満杯になると、ランプ等にて
通知される。
【0029】出庫の場合は、前記図示しないコンピュー
タに、出庫すべき第1箱体1の識別番号を入力すると、
その第1箱体1が搭載された格納用トレイ2がどの格納
部20(格納棚ユニット52a(52b)に格納されて
いるかの情報が検索される。入庫部21には、空の作業
用トレイ5を載せた作業台車7をセットする一方、出庫
部22には空の作業台車7をセットしておく。
【0030】出庫すべき格納部20が決定されると、コ
ンピュータからの出庫指令に応じて、前記入庫部21側
で移載用ロボット26で空の作業用トレイ5を一枚単位
で搬送路23に載せる。他方、所定の(出庫すべき第1
箱体1が搭載された)格納用トレイ2を倉庫システムの
格納部20から、移載装置50a(50b)に移し、次
いで、一時的保管部としての所定の(上段または下段)
の移載棚54a(54b)に移載し、リザーバ55を介
して載せ替え用ライン24のうち出庫側移載部24bに
載せ替える。ここで、載せ替え用ロボット25を介して
出庫すべき第1箱体1を格納用トレイ2から前記作業用
トレイ5に載せ替えする。
【0031】出庫すべき第1箱体1が他にもあるときに
は、格納部20からの第1箱体1の取り出し、移載、載
せ替えにより、1つの作業用トレイ5が満杯になるまで
続行し、1つの作業用トレイ5が満杯になると、搬送路
23の下流側に移送する途次、出庫部22に近い位置の
バーコードリーダ65にて出庫すべき第1箱体1が取り
出されていることを確認し、管理用コンピュータにデー
タを通知する一方、出庫部22にて作業台車7に作業用
トレイ5ごと第1箱体1を移し替て出庫するのである。
なお、載せ替え用ライン24の出庫側移載部24bで前
記出庫すべき第1箱体1をと取り除いた残りのものは、
格納用トレイ2ごと、元の格納部20に戻す。これらの
出庫作業が完了すると、ランプ表示等にて作業者に報知
する。
【0032】上述のように、前記作業用トレイ5におけ
る箱載置部5aの数を少なく設定することにより、試験
・研究室の作業場での第1箱体1の取り扱いを容易にす
る一方、格納用トレイ2にはより多い数(実施形態では
7つ)の箱載置部2aを有するように設定して格納部2
0での第1箱体1の取り扱いと収納効率とを向上させる
ものである。
【0033】前述したチューブ(円筒)状の容器6を多
数立設させて収納する第2箱体3の場合には、図1
(b)に示した格納用トレイ4を用いることができる。
その場合格納用トレイ4の底板に第2箱体3を一列状に
並べて位置ずれしないようにするための凹所4aを形成
しても良いし、前記第1実施形態の格納用トレイ2のよ
うに位置決め体12を備えても良い。搬送路23上の作
業用トレイ5と載せ替えライン24上の格納用トレイ4
との間で、前記入出庫すべき容器6のみをピックアップ
して移し替るのである。そのため、当該各容器6の底面
及び側面には、図示しないが、内容物品の識別のための
ID番号(バーコード)を付した識別ラベルを貼着しま
たは印刷されており、第2箱体3の側面にも固体識別の
ためのバーコード)を付した識別ラベル11を貼着しま
たは印刷しておく。
【0034】入庫の場合、前記と同様に、試験・研究室
の作業場にて作業済みの第2箱体3を一列状に載置した
作業用トレイ5を専用の作業台車7に積み重ねて、入庫
部21に戻し、搬送路23上に移し替えた作業用トレイ
5に搭載した第2箱体3のうちから、格納すべき容器6
をバーコードリーダ(図示せず)にて読み出し、その容
器6の配置位置のデータを載せ替え用ロボットに転送す
る。容器6のための載せ替え用ロボットは、図示しない
が、前記第1箱体1用の載せ替え用ロボット25におけ
る垂直レールに沿って上下動する作動部に円筒チューブ
状の容器6を外周から把持するための4本の垂直爪を有
するものである。
【0035】前記載せ替え用ロボットにて入庫すべき容
器6のみをピックアップして載せ替えライン24上の格
納用トレイ4に搭載した所定の第2箱体3の所定の仕切
り箇所3aに立設させる。この格納用トレイ4は前記実
施形態と同様にして、所定の格納部20に格納すれば良
い。
【0036】出庫の場合には、前記と逆に、載せ替え用
ロボットにて格納用トレイ4上の第2箱体3から所定の
容器6をピックアップして、搬送路23上の作業用トレ
イ5における第2箱体3の仕切り箇所3aに容器6を立
設させるという載せ替え作業を実行したのち、その作業
用トレイ5を出庫部22にて作業台車7に移し替えて取
り出し作業するのである。なお、本発明の倉庫システム
は、図6及び図7に示すように、入庫部21、出庫部2
2を含み格納部20全体を断熱壁66にて囲んで密閉可
能とし、保温・保湿の正確な調節ができる恒温室にする
ことが好ましい。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明の倉庫システムは、複数の荷物を載置した格納用
トレイを格納する棚が上下左右のマトリクス状に設けら
れた格納棚ユニットを上下2段に配置した格納部と、該
格納部に沿って移動し、任意の棚部位に前記格納用トレ
イを出し入れするために前記格納棚ユニットごとに対応
して配置した上下二段の移載装置と、前記上下各格納棚
ユニットの一側部の下端部位に設けた移載棚に対して前
記格納用トレイを出し入れするリザーバとを備え、該リ
ザーバと、入庫部と出庫部とを結ぶ作業用トレイの搬送
路の中途部との間には、前記格納用トレイと作業用トレ
イとの間で荷物の載せ替え用ラインを設けたことを特徴
とするものである。
【0038】このように、保管すべき荷物が小さいもの
や取り扱いが困難なものの場合に、その荷物を載置する
トレイを、倉庫内に格納するための格納用トレイと、倉
庫外で作業するための作業用トレイとに区別し、倉庫シ
ステムの入庫部と出庫部とを結ぶ作業用トレイの搬送路
の中途部とリザーバの間に設けた荷物の載せ替え用ライ
ンにおいて、前記格納用トレイと作業用トレイとの間で
荷物を載せ替えすることで、この格納用トレイと作業用
トレイとを別形状、別形態のものを採用することができ
るから、格納用トレイを、格納効率が高く、且つ移載装
置での取り扱いが容易な形態にできる一方、作業用トレ
イを倉庫外での種々の作業に適した形状(形態)のもの
を採用して、作業能率を向上させることができるという
効果を奏する。
【0039】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の倉庫システムにおいて、前記載せ替え用ライ
ンには、荷物載せ替え用ロボットを配置したものである
から、請求項1に記載の発明による効果に加えて、入出
庫作業を自動化でき、多種類の物品(荷物)を迅速に出
し入れできるという効果を奏する。
【0040】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の倉庫システムにおいて、前記載せ替え
用ラインは、前記上下移載棚の上下中間高さに配置した
ものであるから、上下二段の移載棚に対する上下動する
リザーバの上下移動量が少なくて済み、上下二段の移載
装置及び上下二段の格納棚ユニットに対する入出庫作業
が迅速にできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は第1箱体1とその格納用トレイ2の一
部切欠き斜視図、(b)は第2箱体3とその格納用トレ
イ4の一部切欠き斜視図である。
【図2】(a)は格納用トレイ2の平面図、(b)は側
面図である。
【図3】作業用トレイの積み重ね状態を示す側面図であ
る。
【図4】作業用トレイの斜視図である。
【図5】本発明の倉庫システムの平面図である。
【図6】図5のVI−VI線矢視側面図である。
【図7】図6のVII −VII 線矢視正面図である。
【図8】載せ替えラインにおける荷物載せ替え部を示す
平面図である。
【図9】載せ替えラインにおける荷物載せ替え部の側面
図である。
【図10】(a)は載せ替え用ロボットの把持体を含む
作動部の平断面図、(b)は側面図である。
【図11】移載装置の平面図である。
【図12】移載装置の側面図である。
【符号の説明】
1 荷物としての第1箱体 2 格納用トレイ 5 作業用トレイ 7 作業台車 20 格納部 21 入庫部 23 搬送路 24 載せ替えライン 26 移載用ロボット 50a,50b 上下段移載装置 52a,52b 上下段格納棚ユニット 53a,53b 上下段走行レール 54a,54b 上下段移載棚 55 リザーバ 55a 載置台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑原 俊治 大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株式 会社イトーキ内 Fターム(参考) 3F022 AA01 AA06 EE01 FF01 JJ09 JJ19 KK11 KK14 KK20 LL02 LL32 LL33 MM03 MM13 MM17 PP04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の荷物を載置した格納用トレイを格
    納する棚が上下左右のマトリクス状に設けられた格納棚
    ユニットを上下2段に配置した格納部と、該格納部に沿
    って移動し、任意の棚部位に前記格納用トレイを出し入
    れするために前記格納棚ユニットごとに対応して配置し
    た上下二段の移載装置と、前記上下各格納棚ユニットの
    一側部の下端部位に設けた移載棚に対して前記格納用ト
    レイを出し入れするリザーバとを備え、 該リザーバと、入庫部と出庫部とを結ぶ作業用トレイの
    搬送路の中途部との間には、前記格納用トレイと作業用
    トレイとの間で荷物の載せ替え用ラインを設けたことを
    特徴とする倉庫システム。
  2. 【請求項2】 前記載せ替え用ラインには、荷物載せ替
    え用ロボットを配置したことを特徴とする請求項1に記
    載の倉庫システム。
  3. 【請求項3】 前記載せ替え用ラインは、前記上下移載
    棚の上下中間高さに配置したことを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の倉庫システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023073094A1 (en) * 2021-10-29 2023-05-04 Autostore Technology AS Robotic container handler, an access and distribution station, a storage and retrieval system and a method thereof

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