JP2002337826A - 計量値付装置 - Google Patents

計量値付装置

Info

Publication number
JP2002337826A
JP2002337826A JP2001152271A JP2001152271A JP2002337826A JP 2002337826 A JP2002337826 A JP 2002337826A JP 2001152271 A JP2001152271 A JP 2001152271A JP 2001152271 A JP2001152271 A JP 2001152271A JP 2002337826 A JP2002337826 A JP 2002337826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
time
weighing
transport
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001152271A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiyasu Hikita
通泰 疋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP2001152271A priority Critical patent/JP2002337826A/ja
Publication of JP2002337826A publication Critical patent/JP2002337826A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不適切な位置でラベルを貼付することを防止
することができる計量値付装置を提供する。 【解決手段】 計量値付装置1の計量コンベア40は、
商品Xを搬送しながら検出完了位置P2において計量値
を検出完了する。計量が完了した商品Xは、貼付コンベ
ア50によって貼付位置P4まで搬送され、上部のラベ
ル貼付部70により計量値に応じたラベルLBが貼付さ
れる。このラベルLBを処理するラベル処理時間T1
が、検出完了位置P2から貼付位置P4まで商品Xを搬
送する商品搬送時間T2より長くなる場合、商品は不適
切な位置に貼付されてしまう。従って、ラベル処理時間
T1と商品搬送時間T2を比較して、ラベル処理時間T
1の方が長くなるような設定の場合は、表示画面13に
おいて警告画面を出力表示してユーザに対して再設定を
促すようにする。これにより、不適切な位置でラベルを
貼付することを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物の計量値に
応じたラベルを印字して、前記対象物に前記ラベルを貼
付する計量値付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア等にトレイごとにパックされた生鮮食料品等の商品
を供給するパックセンタなどにおいては、高速かつ大量
に処理するために、商品を搬送しつつ計量及び値付を行
うことが可能な計量値付装置が用いられている。
【0003】たとえば、商品を直線的に搬送するような
計量値付装置においては、商品の搬送経路の上流側にあ
る計量コンベアにおいて商品を搬送しながらその重量を
計量し、搬送経路の下流側にある貼付コンベアによって
所定の貼付位置に搬送された当該商品に対してラベルを
貼付するようになっている。貼付されるラベルには、例
えば100g(グラム)あたりの単価にその商品の計量
値を乗じることにより決定される価格などの情報が含ま
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な計量値付装置において、商品に貼付するラベルに情報
をより多く含めるため、比較的大きなサイズのラベルを
扱うことが求められている。ここで、扱うラベルのサイ
ズが大きくなるほど、ラベルへの印字内容の展開時間や
ラベルの印字時間は長くなる。このことから、比較的大
きなサイズのラベルを扱った場合、商品を計量してから
ラベルを印字し当該商品に貼付可能になるまでの一連の
処理を行うラベル処理時間は、通常のラベルと比較して
より多くの時間を必要とする。
【0005】しかしながら、計量値付装置においては、
所定の貼付位置に商品を搬送する貼付コンベアの搬送速
度はユーザによって設定されるため、ラベルのサイズと
は無関係な速度でありラベル処理時間は考慮されていな
い。したがって、比較的大きなサイズのラベルを扱った
とき、ラベルを貼付すべき商品が所定の貼付位置に搬送
された時点においても、上記ラベル処理時間が終了しな
い場合が生じてしまう。つまり、ラベル処理時間が終了
した時点では、当該ラベルを貼付すべき商品は適正な貼
付位置を既に越えてしまっており、このままでは不適切
な位置でラベルを貼付してしまうといった問題があっ
た。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、不適切な位置でラベルを貼付することを防止す
ることができる計量値付装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、対象物の計量値に応じたラベル
を前記対象物に貼付する計量値付装置であって、前記対
象物の計量値を検出する計量手段と、前記対象物を前記
ラベルを貼付する貼付位置に搬送する搬送手段と、前記
計量値の検出完了時点から前記ラベルを前記対象物に貼
付可能になるまでのラベル処理時間と、前記計量値の検
出完了位置から前記貼付位置まで前記対象物を搬送する
対象物搬送時間と、を比較する比較手段と、前記比較手
段によって前記ラベル処理時間が前記対象物搬送時間よ
り大と判断された場合は、警告を出力する警告出力手段
と、を備えている。
【0008】また、請求項2の発明は、対象物の計量値
に応じたラベルを前記対象物に貼付する計量値付装置で
あって、前記対象物の計量値を検出する計量手段と、前
記対象物を前記ラベルを貼付する貼付位置に搬送する搬
送手段と、前記計量値の検出完了時点から前記ラベルを
前記対象物に貼付可能になるまでのラベル処理時間と、
前記計量値の検出完了位置から前記貼付位置まで前記対
象物を搬送する対象物搬送時間と、を比較する比較手段
と、前記比較手段によって前記ラベル処理時間が前記対
象物搬送時間より大と判断された場合は、前記対象物搬
送時間が前記ラベル処理時間以上となるように前記搬送
手段の搬送速度を減速する速度調整手段と、を備えてい
る。
【0009】また、請求項3の発明は、請求項2に記載
の計量値付装置において、前記計量手段は前記対象物を
搬送しつつ前記計量値を検出するものであって、前記速
度調整手段により前記搬送手段の搬送速度が減速された
とき、前記搬送手段の減速された搬送速度に応じて前記
計量手段の搬送速度を決定する手段、をさらに備えてい
る。
【0010】また、請求項4の発明は、請求項1ないし
3のいずれかに記載の計量値付装置において、前記比較
手段は、前記ラベルのサイズをパラメータとして前記ラ
ベル処理時間を決定し、前記対象物のサイズをパラメー
タとして前記対象物搬送時間を決定することを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
【0012】<1.第1の実施の形態>図1は本発明の
第1の実施の形態に係る計量値付装置の斜視図であり、
図2は計量値付装置の概略構成を示す正面図である。計
量値付装置1は、対象物となるトレイ上に載置されパッ
クされた状態の商品(以下、これら全体を称して単に
「商品」)を直線的に搬送しながら、該商品の計量を行
い、計量値に応じた価格等を含む情報を種々のサイズの
ラベルに印字し、該商品に貼付する機能を有する。
【0013】図1または図2に示すように、計量値付装
置1は主として、その本体部2と、ラベルLBを印字し
貼付するラベルユニット3と、商品名の入力や各種情報
を表示するコンソール部10とを備えている。ラベルユ
ニット3は、ラベルLBを印字するラベル印字部60
と、搬送経路上を流れる商品Xに対しラベルLBを貼付
するラベル貼付部70とを備えている。
【0014】本体部2の上面は商品Xの搬送経路となっ
ており、上流側から取込コンベア30、計量コンベア4
0及び貼付コンベア50が直列状に配置されている。各
コンベア30,40,50は、2つのローラと、2つの
ローラ相互間に巻き掛けられた帯状のベルトとにより構
成される。これらのコンベア30,40,50によって
図2の矢印AR1の向きに商品Xは搬送されつつ処理さ
れる。
【0015】取込コンベア30は、計量値付装置1に商
品Xを取り込むためのものであり、ローラ31に接続さ
れたモータ32の駆動及び停止を制御することにより、
定められた取込周期ごとに計量コンベア40に対して商
品Xを供給することができる。
【0016】計量コンベア40は、ロードセルなどで構
成される計量部43がその下部に配置されており、商品
Xの重量を計量値として検出することが可能である。計
量コンベア40は、商品Xを搬送しながら計量を行い下
流側の所定位置(図2の位置P2)で計量値の検出が完
了するようになっている。なお以下、この位置P2を検
出完了位置P2と称する。計量コンベア40はローラ4
1に接続されたモータ42の駆動を制御することによ
り、商品Xを搬送する搬送速度を任意の速度に制御する
ことが可能である。
【0017】貼付コンベア50は、計量コンベア40に
おいて計量が完了した商品Xを、搬送経路下流側の外部
装置等まで搬送する。貼付コンベア50の搬送経路の所
定位置(図2の位置P4)の上部にはラベル貼付部70
が配置されており、搬送されている商品Xはこの位置P
4においてラベルLBが貼付される。なお以下、この位
置P4を貼付位置P4と称する。
【0018】また、貼付コンベア50は、ローラ51に
接続されたモータ52の駆動を制御することにより、商
品Xを搬送する搬送速度を段階的に制御することが可能
である。本実施の形態の計量値付装置1では、貼付コン
ベア50の搬送速度を高速・中速・低速・超低速の4つ
の速度段階からユーザにより選択設定できるようになっ
ている。例えば高速の速度段階に設定された場合は、1
分あたりの商品Xの搬送個数が80個(80個/分)と
なるように搬送速度が制御される。具体的には、貼付コ
ンベア50の上流側端部から下流側端部までを商品Xを
1個ずつ連続的に、1分間に80個搬送するように搬送
速度が制御される。同様に、中速では70個/分、低速
では60個/分、超低速では40個/分、にそれぞれな
るように搬送速度が制御される。
【0019】また、本体部2上面の、取込コンベア30
の下流側端部位置と、計量コンベア40の下流側端部位
置とには、それぞれ搬送経路を挟むようにして商品セン
サ39,49が配置されている。この商品センサ39,
49は、投光部と受光部とを有する光センサであり、投
光部と受光部との間を商品Xが通過する際に光を遮断す
る性質を利用して、商品Xが搬送経路上の所定の位置に
達したことを検出することができる。なお、以下では取
込コンベア30の下流側端部位置に配置される商品セン
サ39を第1商品センサ39、計量コンベア40の下流
側端部位置に配置される商品センサ49を第2商品セン
サ49とも称する。
【0020】第1商品センサ39は、取込コンベア30
と計量コンベア40の境界位置(以下、「第1境界位
置」)P1に商品Xが達したことを検知するものであ
り、定められた取込周期ごとに計量コンベア40へ商品
Xを供給するための取込コンベア30の駆動タイミング
を決定するセンサとなるとともに、計量コンベア40に
おける計量タイミングを決定するセンサとしても機能す
る。また、第2商品センサ49は計量コンベア40と貼
付コンベア50の境界位置(以下、「第2境界位置」)
P3に商品が達したことを検知するものであり、ラベル
貼付部70によるラベルを貼付するタイミングを検出す
るセンサとして機能する。
【0021】ラベル印字部60は、ラベル台紙に連続貼
付された各ラベルに対して各商品Xごとの情報を印字す
る。図3は、ラベル印字部60の内部構成を示す側面図
である。図に示すように、ラベル印字部60は、ラベル
LBの搬送経路を挟むようにして印字ヘッド64とプラ
テンローラ65とを備えている。
【0022】印字ヘッド64は感熱式のサーマルヘッド
などで構成され、プラテンローラ65との間に供給され
るラベルLBに対して各種情報を印字する。印字ヘッド
64の印字速度は一定であり、例えば1秒間に100m
mのラベルLBを印字する速度となっている。
【0023】さらに、ラベル印字部60は、ラベル供給
部61と、ラベル台紙巻取部62と、ガイドローラ63
と、剥離用部材66と、ラベル発行口67とを有してい
る。複数のラベルLBが連続的に貼付された長尺状のラ
ベル台紙PBは、その一端がラベル供給部61に他端が
ラベル台紙巻取部62に固定され、その中間部分が複数
のガイドローラ63などによって案内された状態とされ
ている。ラベル印字部60は、このラベル台紙PBを交
換することにより種々のサイズのラベルLBを印字する
ことが可能となっている。
【0024】ラベル台紙巻取部62には図示を省略する
モータが設けられており、ラベル台紙巻取部62を所定
方向に回転させることによりラベル台紙PB上に連続貼
付されたラベルLBを矢印AR2の向きに搬送する。こ
れにより、ラベル供給部61に巻回されていた新規のラ
ベルLBが印字ヘッド64に対して供給される。印字ヘ
ッド64にて印字が完了したラベルLBは、剥離用部材
66によってラベル台紙から剥離され、ラベル発行口6
7からラベル貼付部70へ送り出される。
【0025】ラベル貼付部70は、ラベル印字部60に
おいて印字が完了したラベルLBを、貼付コンベア50
によって搬送されている商品Xに貼付する。本実施の形
態では、ラベル印字部60から送り出されたラベルLB
を真空吸着により吸着保持し、適正なタイミングでこの
ラベルLBにエアーを噴出することにより商品Xに対し
て貼付するエアーシリンダー方式を採用している。
【0026】図1及び図2に戻りコンソール部10は、
操作パネル11と、コンソール本体部12とから構成さ
れる。操作パネル11はタッチパネルとしての機能を有
する液晶の表示画面13を有している。一方、コンソー
ル本体部12は入力キー14を有している。ユーザは表
示画面13に表示された内容を確認しつつ、必要なデー
タおよびコマンドを入力キー14やタッチパネルとして
の表示画面13を介して計量値付装置1に入力すること
ができる。
【0027】また、コンソール部10は、その内部に計
量値付装置1の全体を制御するための制御部20を備え
ている。図4は、計量値付装置1の制御部20を含む電
気的構成を示す概略図である。図に示すように制御部2
0は、マイクロコンピュータによって構成されており、
その本体部であるCPU21と、読み出し専用メモリー
であるROM22と、読み書き自在のメモリーであるR
AM23と、処理用ソフトウェアやデータなどを記憶し
ておく不揮発性メモリ(例えば、バッテリーバックアッ
プされたS−RAM)24とを備えている。CPU21
とRAM23や不揮発性メモリ24等とはバスライン9
0を介して電気的に接続されている。
【0028】また、このバスライン90には、コンソー
ル部10の操作パネル11や入力キー14、さらには、
計量値付装置1のコンベア30,40,50、センサ3
9,49、ラベル印字部60及びラベル貼付部70等の
各部も電気的に接続されている。したがって、これらは
全て制御部20の制御下、より正確にはCPU21の制
御下にて動作することとなる。制御部20による計量値
付装置1の各部の動作制御及び処理は、不揮発性メモリ
24内の処理用ソフトウェアに基づいて行われる。この
動作制御及び処理には、各コンベア30,40,50の
搬送速度などの制御や、ラベル貼付部70のラベルの貼
付のタイミング制御等も含まれる。
【0029】次に、計量値付装置1の処理内容について
説明する。計量値付装置1の主たる処理内容の概略は、
取込コンベア30において取り込んだ商品Xを、計量コ
ンベア40において搬送しつつ計量する。そして、商品
Xが貼付コンベア50によって貼付位置P4に搬送され
るまでに、ラベル印字部60において計量値に応じたラ
ベルLBを印字して、貼付位置P4を移動している商品
に対して当該ラベルLBを貼付するものである。
【0030】ラベル貼付部70においてラベルLBを貼
付するタイミング(以下、「貼付タイミング」)は、貼
付すべき商品Xが搬送経路の第2境界位置P3から貼付
位置P4に搬送されるまでの搬送時間によって決定され
る。ここで、商品Xが第2境界位置P3に達したことは
第2商品センサ49によって検出可能である。また、第
2境界位置P3から貼付位置P4までの搬送時間は、第
2境界位置P3および貼付位置P4間の距離と、貼付コ
ンベア50の搬送速度により算出することが可能であ
る。これにより、ラベルLBは商品Xに対して適正なタ
イミングで貼付されることとなる。
【0031】しかしながらここで、この貼付タイミング
はユーザ設定である貼付コンベア50の搬送速度(高速
・中速・低速・超低速)によって決定する値である。し
たがって、計量コンベア40において商品Xを計量して
から該計量値に応じたラベルLBを印字し当該商品Xに
貼付可能になるまでの一連のラベル処理を行う時間(以
下、「ラベル処理時間」)は考慮されていない。
【0032】ラベル処理時間は、後述するようにラベル
LBのサイズが大きくなるほど時間を必要とする。この
ためラベルLBのサイズが大きい場合は、ラベル処理時
間が、貼付タイミングに間に合わない状況が起こり得
る。このようにラベル処理時間が間に合わないような設
定のままで計量値付装置1を動作させた場合、ラベル処
理時間が終了した時点においては、図5の如く貼付すべ
き商品Xは貼付位置P4を越えてしまう。したがって、
ラベルLBを不適切な位置(例えば、貼付コンベア50
の上など)に貼付してしまうこととなってしまう。
【0033】本実施の形態では、計量値付装置1を動作
させる前の貼付コンベア50の搬送速度などを設定する
初期設定時において、上記のような不適切な設定となる
場合は、表示画面13に図6の如き警告画面を出力表示
し、ユーザに不適切な設定であることを認識させるよう
になっている。このように警告を発することによって、
ユーザに対して貼付コンベア50の搬送速度を減速させ
るように再設定を促すこととなり、上記のような不適切
な位置へのラベルLBの貼付を防止することができるわ
けである。図6に示すように、警告画面には「再設定」
と表記されたコマンドボタン131が表示され、ユーザ
はこのコマンドボタン131に触れることにより再設定
を行うことができることとなる。
【0034】以下、初期設定時において、ラベル処理時
間が貼付タイミングに間に合わないか否かを判断する処
理について説明する。
【0035】この判断処理は、 1)商品Xの計量値の検出が完了した時点から、ラベル
LBを商品Xに貼付可能になるまでのラベル処理時間T
1 2)商品Xの計量値の検出完了位置P2から、貼付位置
P4まで商品Xを搬送する商品搬送時間T2 の2つの時間を比較することによって行われる。つま
り、ラベル処理時間T1が商品搬送時間T2よりも長く
なる場合は、貼付タイミングに間に合わないと判断でき
るわけである。なお、これらの時間の比較は制御部20
の処理用ソフトウェアに基づいて行われるため、制御部
20は比較手段として機能することとなる。
【0036】ところで、初期設定時にユーザによって設
定される情報には、ラベルLBのサイズ(以下、「ラベ
ルサイズ」)、貼付コンベア50の搬送速度(高速・中
速等)、商品を載置するトレイのサイズ(以下、「トレ
イサイズ」)が含まれている。ユーザはこれらの情報
を、コンソール部10の入力キー14やタッチパネルと
しての表示画面13を介して計量値付装置1に入力する
ようになっている。
【0037】ラベル処理時間T1は、計量値通信時間、
印字展開時間、ラベル印字時間、ラベル貼付時間を足し
合わせることにより算出できる。
【0038】計量値通信時間は、計量コンベア40にお
いて商品Xの計量値を検出後、当該計量値のデータが制
御部20に送信され、制御部20によって受信されるま
での時間である。計量値通信時間は予め不揮発性メモリ
24に記憶されたデータが用いられる。
【0039】印字展開時間は、ラベルLBの印字内容と
なる印字データを生成してRAM23に展開する時間で
ある。不揮発性メモリ24には、計量値付装置1で扱う
各商品の単価等のデータ(商品マスタ)と、ラベルLB
に印字すべきフォーマット(ラベルフォーマット)とが
予め記憶されている。制御部20は、計量コンベア40
から計量値のデータを受信すると、その受信した計量
値、商品マスタ及びラベルフォーマットに基づいて各ラ
ベルLBに印字する印字データを生成しRAM23に展
開する。ここで、ラベルサイズが大きくなるほど、ラベ
ルに印字する印字データのデータ容量が大きくなるた
め、印字展開時間はそれに応じて長くなる。したがっ
て、印字展開時間はラベルサイズをパラメータとして決
定される。
【0040】ラベル印字時間は、制御部20で生成され
た印字データに従って、ラベル印字部60の印字ヘッド
64においてラベルLBを印字し、当該ラベルLBをラ
ベル貼付部70に送り出すのにかかる時間である。前述
したように、印字ヘッド64の印字速度は一定であり、
また、印字したラベルLBを送り出す速度は予め定めら
れた速度であるため、ラベルサイズが大きくなるほどラ
ベル印字時間は必要となる。したがって、ラベル印字時
間はラベルサイズをパラメータとして決定される。
【0041】ラベル貼付時間は、制御部20からラベル
貼付部70に対しラベル貼付命令が出力されてから、ラ
ベル貼付部70に送り出されて保持されているラベルL
Bを商品Xに対して貼付されるまでの時間である。ラベ
ル貼付時間は予め不揮発性メモリ24に記憶されたデー
タが用いられる。
【0042】以上のようにして決定された計量値通信時
間、印字展開時間、ラベル印字時間及びラベル貼付時間
を足し合わせた時間がラベル処理時間T1となるため、
ラベル処理時間T1は、ラベルサイズをパラメータとし
て決定することが可能である。
【0043】一方、商品搬送時間T2は、検出完了位置
P2から第2境界位置P3までの計量コンベア40の搬
送時間(以下、「計量コンベア搬送時間」)と、第2境
界位置P3から貼付位置P4までの貼付コンベア50の
搬送時間(以下、「貼付コンベア搬送時間」)とを足し
合わせることにより算出される。
【0044】ここで、貼付コンベア搬送時間は前述した
貼付タイミング決定時の搬送時間と同じものであるた
め、計量コンベア搬送時間の算出について説明を行う。
【0045】計量コンベア搬送時間は、検出完了位置P
2および第2境界位置P3間の距離と、計量コンベア4
0の搬送速度により算出することが可能である。検出完
了位置P2および第2境界位置P3間の距離は一定であ
るため、計量コンベア40の搬送速度がわかれば算出す
ることができる。
【0046】ここで、計量コンベア40の搬送速度の決
定方法について簡単に説明する。図7は、商品Xを搬送
しながら計量する様子を示すものであり、図7(a)は
トレイサイズが比較的小さい場合を、図7(b)はトレ
イサイズが比較的大きい場合を示している。
【0047】計量コンベア40では、トレイの全体が計
量コンベア40に載った時点で計量が開始され、トレイ
の右端部が検出完了位置P2に搬送された時点で計量が
完了する。この計量中に搬送される距離を計量距離L1
とすると、図7(a)と(b)とを比較して分かるよう
に、トレイサイズが比較的小さい場合は計量距離L1は
比較的長く、トレイサイズが比較的大きい場合は計量距
離L1は比較的短くなる。ここで、計量コンベア40の
搬送速度が一定であるとすると、トレイサイズが比較的
小さい場合は計量時間が比較的長く、トレイサイズが比
較的大きい場合は計量時間は比較的短くなってしまう。
【0048】計量時間が短くなると計量値が安定するま
での安定時間が確保できなくなり、正確な計量値を検出
することができなくなる。このため商品Xの計量に必要
とする最低限の時間は予め決まっており、この時間を確
保するように計量コンベア40の搬送速度は決定され
る。このため、トレイサイズが比較的大きい場合は、計
量時間を確保するために計量コンベア40の速度を比較
的遅く、トレイサイズが比較的小さい場合は計量コンベ
ア40の搬送速度は比較的速くなるように初期設定時に
おいて設定される。つまり、計量コンベア40の搬送速
度はトレイサイズをパラメータとして決定されることと
なる。
【0049】このことから、商品搬送時間T2はトレイ
サイズをパラメータとして決定することとなる。
【0050】以上のようにして、ラベル処理時間T1は
ラベルサイズをパラメータとして決定され、商品搬送時
間T2はトレイサイズをパラメータとして決定されるた
め、これら2つの時間を計量値付装置1を実際に動作さ
せることなく初期設定時において比較することができる
わけである。
【0051】以上、第1の実施の形態について説明を行
ったが、本実施の形態においては、初期設定時において
ラベル処理時間T1と商品搬送時間T2を比較して、ラ
ベル処理時間T1が商品搬送時間T2より長い場合は、
不適切な設定であるものとして再度設定するように警告
画面が表示画面13に出力表示される。このため、ユー
ザに不適切な設定であることを認識させて貼付コンベア
50の搬送速度を減速させるように再設定を促し、不適
切な位置へラベルLBを貼付することを防止することが
できることとなる。
【0052】<2.第2の実施の形態>次に、本発明の
第2の実施の形態について説明する。本実施の形態の計
量値付装置1の構成は、図1ないし図4に示すものと同
様であり、制御部20において各コンベア30,40,
50の搬送速度などの動作制御を行うことも同様である
ため詳細な説明は省略する。
【0053】第1の実施の形態においては、ラベル処理
時間T1が商品搬送時間T2より長くなるような設定の
場合は、警告表示を行って貼付コンベア50の搬送速度
を減速させるようにユーザに再設定をさせていた。本実
施の形態においては、初期設定時においてラベル処理時
間T1と商品搬送時間T2との比較を行い、ラベル処理
時間T1が商品搬送時間T2よりも長くなると判断され
た場合は、商品搬送時間T2がラベル処理時間T1以上
となるように、貼付コンベア50の搬送速度を自動的に
減速させるという点で相違している。なお、初期設定時
におけるラベル処理時間T1と商品搬送時間T2との比
較方法は第1の実施の形態と同様である。
【0054】前述したように商品搬送時間T2は、計量
が完了してからの計量コンベア搬送時間と貼付コンベア
搬送時間とを足し合わせた時間である。したがって、貼
付コンベア搬送時間がラベル処理時間T1から計量コン
ベア搬送時間を減算した時間以上となるように貼付コン
ベア50の搬送速度を減速させれば、商品搬送時間T2
がラベル処理時間T1以上となる。
【0055】第2境界位置P3から貼付位置P4までの
距離は既知であるため、目的とする貼付コンベア50の
搬送速度は容易に算出することができる。実際には貼付
コンベア50の搬送速度は複数の段階的速度値からの選
択を通じて制御されるため、算出された目的とする搬送
速度以下の速度段階で最も高い速度となる搬送速度に設
定されることとなる。たとえば、算出された搬送速度
が、高速の速度段階未満で中速の速度段階以上の速度で
あれば、中速の速度段階に設定されることとなる。
【0056】このようにして、商品搬送時間T2がラベ
ル処理時間T1以上となるように貼付コンベア50の搬
送速度が自動的に減速するように設定されるため、不適
切な位置で商品XにラベルLBを貼付することを防止す
るとともに、ユーザが再設定することなく適正な貼付コ
ンベア50の搬送速度に減速することができることとな
る。
【0057】また、本実施の形態においては、貼付コン
ベア50の搬送速度を減速したとき、連続的に複数の商
品Xを処理する処理効率を考慮して、さらに、貼付コン
ベア50の減速された搬送速度に応じて計量コンベア4
0の搬送速度を決定するようになっている。
【0058】ここで、連続的に複数の商品Xを処理する
場合に最も効率的に処理できる計量値付装置1の動作処
理について簡単に説明する。図8は、この効率的な動作
処理を説明する概念図である。なお、図8において、連
続的に処理される複数の商品Xは、最も先行して処理さ
れるものから順にX1,X2,X3の符号を付して示し
ている。
【0059】まず、最も先行して処理される商品X1が
取込コンベア30から計量コンベア40に供給され、商
品X1の全体が計量コンベア40に移動すると計量が開
始される。商品X1は計量コンベア40に搬送されつつ
計量が行われ、図8(a)に示すように検出完了位置P
2に達したときに計量が完了する。そして、計量が完了
したと同時に、ラベルLBの印字処理などの一連のラベ
ル処理が開始される。
【0060】続いて、図8(b)に示すように商品X1
が計量コンベア40から貼付コンベア50に移動すると
同時に、次に処理される商品X2が取込コンベア30か
ら計量コンベア40に移動され計量が開始される。この
商品X2を計量コンベア40へ供給する供給タイミング
は取込コンベア30によって調整される。このようにし
て、先行する商品X1のためのラベル処理と平行して、
次に処理される商品X2が計量コンベア40にて計量さ
れる。
【0061】続いて、図8(c)に示すように商品X1
は貼付位置P4まで搬送され、ラベルLBが貼付され
る。そして、このとき同時に、次に処理される商品X2
が検出完了位置P2に達しており計量が完了している状
態である。このような状態となれば、先行する商品X1
の商品搬送時間T2が終了したと同時に、次に処理され
る商品X2の商品搬送時間T2が開始され時間的な無駄
が無くなる。つまり、商品搬送時間T2を処理周期とし
て商品が連続的に処理されていくこととなる。さらにこ
こで、商品搬送時間T2がラベル処理時間T1と一致す
るような場合は、常時ラベルLBの処理が行われている
状態となりさらに無駄な時間が無くなることとなる。以
下、図8(a)〜(c)に示したような動作処理を連続
的に行うことにより、無駄が無く効率的に商品Xを処理
できることとなる。
【0062】このような動作状態、すなわち、商品搬送
時間T2を処理周期として商品Xを連続的に処理できる
状態とするためには、先行する商品Xが貼付位置P4に
搬送されると同時に次に処理される商品Xが検出完了位
置P2に達して計量が完了するように、貼付コンベア5
0の搬送速度に応じて計量コンベア40の搬送速度を制
御してやればよい。
【0063】したがって、上記のように貼付コンベア5
0の搬送速度を減速した場合、貼付コンベア50の減速
された搬送速度に応じて、計量コンベア40の最終的な
搬送速度を決定するようにしている。これにより、計量
値付装置1において、最も効率的な状態で連続的に複数
の商品を処理することが可能となる。
【0064】なお、前述したように初期設定時において
計量コンベア40の搬送速度は、商品を計量するのに最
低限必要な時間を確保するように設定されている。上記
のように最も効率的な状態で処理できる計量コンベア4
0の搬送速度が、初期設定時の搬送速度以上となるよう
な場合は、計量コンベア40の搬送速度を変更すると商
品を計量する時間を確保することが不可能となる。した
がって、このような場合は、計量コンベア40の搬送速
度は変更されずそのまま最終的な搬送速度として決定さ
れる。
【0065】以上、第2の実施の形態について説明を行
ったが、本実施の形態においては、初期設定時において
ラベル処理時間T1と商品搬送時間T2を比較して、ラ
ベル処理時間T1が商品搬送時間T2より長い場合は、
商品搬送時間T2がラベル処理時間T1以上となるよう
に貼付コンベア50の搬送速度を自動的に減速させる。
このため、不適切な位置へラベルLBを貼付することを
防止することができるとともに、ユーザが再設定するこ
となく適正な貼付コンベア50の搬送速度に減速するこ
とができることとなる。
【0066】<3.変形例>以上、本発明の実施の形態
について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定
されるものではない。例えば、上記第1の実施の形態に
おいて警告表示の後にユーザに貼付コンベア50の搬送
速度を減速するように再設定を行わせていたが、この再
設定時においてユーザによって減速設定された貼付コン
ベア50の搬送速度に応じて、第2の実施の形態と同様
に計量コンベア40の搬送速度を決定するようにしても
よい。
【0067】また、上記第2の実施の形態においては、
ユーザに対して警告画面などの警告を出力せずに貼付コ
ンベア50の搬送速度を自動的に減速しているが、第1
の実施の形態と同様に表示画面13に警告画面を出力表
示するようにしてもよい。このような警告表示を出力す
ることで、ユーザに対して貼付コンベア50の搬送速度
が減速されることを認識させることができる。
【0068】また、計量値付装置1はパーソナルコンピ
ュータ等の外部コンピュータとデータ通信可能に接続さ
れ、計量値付装置1の初期設定などの情報は該外部コン
ピュータにおいて遠隔的に入力可能になっていてもよ
い。さらに、このように外部コンピュータから遠隔的に
計量値付装置1の初期設定などの入力がなされる場合
は、初期設定においてラベル処理時間T1が商品搬送時
間T2より長いと判断されたときの警告表示を当該外部
コンピュータのディスプレイなどに出力表示するように
するようになっていてもよい。
【0069】また、上記実施の形態においては、警告の
出力は表示画面に出力表示するのみであったが、警告音
などを同時に出力するようにしてもよい。また、表示画
面などに表示を行わず警告音を出力するのみであっても
よい。
【0070】また、上記実施の形態の貼付コンベア50
は、その搬送速度を段階的に制御されるものであった
が、段階ではなく任意の搬送速度に制御可能になってい
てもよい。これによれば、第2の実施の形態のように貼
付コンベア50の搬送速度を自動的に減速する場合にお
いて算出された目的とする搬送速度に制御することがで
きるため、ラベル処理時間T1と商品搬送時間T2とを
一致させることができ、複数の商品Xをより効率的に処
理することが可能である。
【0071】さらに、上記実施の形態の計量値付装置1
は、商品Xを直線的に搬送しつつ計量を行いラベルを貼
付するものであったがこれに限定されない。対象物の計
量値を検出する計量位置と、対象物にラベルを貼付する
貼付位置とが別位置に配置されており、計量位置から貼
付位置まで搬送する搬送手段があるような計量値付装置
であればどのようなものであっても本発明を適用するこ
とが可能である。例えば、計量値付装置の下部で対象物
の計量を行い、上部の貼付位置まで対象物をリフト等の
搬送手段によって上昇させて、貼付位置でラベルを貼付
するようなものであってもよい。
【0072】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1の発明
によればラベル処理時間が対象物搬送時間より長くなる
場合に、警告を出力してユーザに喚起することで搬送手
段の搬送速度を減速するように再設定を促すこととな
り、結果的に対象物搬送時間がラベル処理時間以上とな
るため、不適切な位置で対象物にラベルを貼付すること
を防止することが可能である。
【0073】また、請求項2の発明によればラベル処理
時間が対象物搬送時間より長くなる場合に、前記対象物
搬送時間が前記ラベル処理時間以上となるように搬送手
段の搬送速度が減速されるため、不適切な位置で対象物
にラベルを貼付することを防止することができる。ま
た、自動的に搬送手段の速度が減速されるため、再設定
することなく容易に適正な搬送速度に減速することがで
きる。
【0074】また、請求項3の発明によれば、ラベルを
貼付する貼付位置に対象物を搬送する搬送手段に対し適
切な周期で対象物を供給することとなり、連続的に対象
物を処理する場合において効率的に処理することができ
る。
【0075】また、請求項4の発明によれば、ラベルの
サイズをパラメータとしてラベル処理時間を決定し、対
象物のサイズをパラメータとして対象物搬送時間を決定
することができるため、実際に計量値付装置を動作させ
ることなく、ラベル処理時間と対象物搬送時間とを比較
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る計量値付装置の斜視
図である。
【図2】計量値付装置の概略構成を示す正面図である。
【図3】ラベル印字部の内部構成を示す側面図である。
【図4】計量値付装置の電気的構成を示す概略図であ
る。
【図5】ラベル処理時間が商品搬送時間より大となる場
合における商品の位置を示す図である。
【図6】表示画面に表示された警告画面の一例を示す図
である。
【図7】計量コンベアにおける商品の計量処理を示す図
である。
【図8】計量値付装置の効率的な動作処理を説明する概
念図である。
【符号の説明】
1 計量値付装置 10 コンソール部 13 表示画面 20 制御部 30 取込コンベア 40 計量コンベア 50 貼付コンベア 60 ラベル印字部 70 ラベル貼付部 P2 検出完了位置 P4 貼付位置 T1 ラベル処理時間 T2 商品搬送時間 X 商品

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の計量値に応じたラベルを前記対
    象物に貼付する計量値付装置であって、 前記対象物の計量値を検出する計量手段と、 前記対象物を前記ラベルを貼付する貼付位置に搬送する
    搬送手段と、 前記計量値の検出完了時点から前記ラベルを前記対象物
    に貼付可能になるまでのラベル処理時間と、前記計量値
    の検出完了位置から前記貼付位置まで前記対象物を搬送
    する対象物搬送時間と、を比較する比較手段と、 前記比較手段によって前記ラベル処理時間が前記対象物
    搬送時間より大と判断された場合は、警告を出力する警
    告出力手段と、を備えることを特徴とする計量値付装
    置。
  2. 【請求項2】 対象物の計量値に応じたラベルを前記対
    象物に貼付する計量値付装置であって、 前記対象物の計量値を検出する計量手段と、 前記対象物を前記ラベルを貼付する貼付位置に搬送する
    搬送手段と、 前記計量値の検出完了時点から前記ラベルを前記対象物
    に貼付可能になるまでのラベル処理時間と、前記計量値
    の検出完了位置から前記貼付位置まで前記対象物を搬送
    する対象物搬送時間と、を比較する比較手段と、 前記比較手段によって前記ラベル処理時間が前記対象物
    搬送時間より大と判断された場合は、前記対象物搬送時
    間が前記ラベル処理時間以上となるように前記搬送手段
    の搬送速度を減速する速度調整手段と、を備えることを
    特徴とする計量値付装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の計量値付装置におい
    て、 前記計量手段は前記対象物を搬送しつつ前記計量値を検
    出するものであって、 前記速度調整手段により前記搬送手段の搬送速度が減速
    されたとき、前記搬送手段の減速された搬送速度に応じ
    て前記計量手段の搬送速度を決定する手段、をさらに備
    えることを特徴とする計量値付装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の計
    量値付装置において、 前記比較手段は、 前記ラベルのサイズをパラメータとして前記ラベル処理
    時間を決定し、 前記対象物のサイズをパラメータとして前記対象物搬送
    時間を決定することを特徴とする計量値付装置。
JP2001152271A 2001-05-22 2001-05-22 計量値付装置 Pending JP2002337826A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001152271A JP2002337826A (ja) 2001-05-22 2001-05-22 計量値付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001152271A JP2002337826A (ja) 2001-05-22 2001-05-22 計量値付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002337826A true JP2002337826A (ja) 2002-11-27

Family

ID=18996975

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001152271A Pending JP2002337826A (ja) 2001-05-22 2001-05-22 計量値付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002337826A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010006414A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JP2012153414A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
US9394071B2 (en) 2011-01-27 2016-07-19 Teraoka Seiko Co., Ltd. Label affixing device and method of affixing label
JP2018030628A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 株式会社ダイフク ラベル貼付装置、ラベル貼付方法及び被搬送物貼付用ラベル

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010006414A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
JP2012153414A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Teraoka Seiko Co Ltd ラベル貼付装置
US9394071B2 (en) 2011-01-27 2016-07-19 Teraoka Seiko Co., Ltd. Label affixing device and method of affixing label
JP2018030628A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 株式会社ダイフク ラベル貼付装置、ラベル貼付方法及び被搬送物貼付用ラベル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4540555B2 (ja) 計量ラベルプリンタ
JP2002337826A (ja) 計量値付装置
JP2001010616A (ja) ラベル貼付装置
JP2616528B2 (ja) ラベル印字貼付装置
JP2017001711A (ja) 包装装置
JP2973295B2 (ja) ラベル貼付装置
JP2001048138A (ja) ラベル貼付振分装置
JPH0525741B2 (ja)
JP2002173119A (ja) ラベル情報読取システム
JP4313015B2 (ja) ラベル貼付装置
JP4361293B2 (ja) ラベル貼付システムおよび包装貼付システム
JPH11240520A (ja) 計量包装値付機及びその被包装物品搬送方法
JP3958072B2 (ja) 包装貼付システム
JPH025391Y2 (ja)
JP2751894B2 (ja) 計量包装値付装置
JP2001041806A (ja) 自動計量装置及び自動計量値付装置
JP2993818B2 (ja) ラベル印字貼付装置
JP4526692B2 (ja) 包装装置
JP2836590B2 (ja) ラベル貼付位置高さ検出装置
JPH08230842A (ja) 自動包装計量値付機
JPH021219Y2 (ja)
JP3166343B2 (ja) 金属検出機
JP2756239B2 (ja) 自動包装計量値付機
JPS6133925A (ja) ラベル貼付機
JPH0695041B2 (ja) 自動包装計量値付機