JP2002336951A - 金属射出成形機用ノズル面の溶融金属漏れ防止装置及びその方法 - Google Patents

金属射出成形機用ノズル面の溶融金属漏れ防止装置及びその方法

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JP2002336951A
JP2002336951A JP2001146284A JP2001146284A JP2002336951A JP 2002336951 A JP2002336951 A JP 2002336951A JP 2001146284 A JP2001146284 A JP 2001146284A JP 2001146284 A JP2001146284 A JP 2001146284A JP 2002336951 A JP2002336951 A JP 2002336951A
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Takahide Omobayashi
孝英 面林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルと金型との接触面に異物が噛み込むこ
とによりできる隙間から溶融金属が漏れ出ることを防止
する。 【解決手段】 固定側金型10が設けられた固定盤22
に取付けられている距離センサ18により、該距離セン
サ18と互いに対面するように、ノズル16が設けられ
たシリンダ24に取付けられている反射板20との距離
を測定し、該測定値とあらかじめ設定されている基準値
とを比較して、あらかじめ設定された許容値以上の差が
ある場合、異常警報を発するとともに射出動作を停止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マグネシウム合
金、アルミニウム合金、亜鉛合金などの低融点金属材料
を射出成形するための金属射出成形機における金型とノ
ズルとの当たり面から溶融または半溶融状態になった金
属材料(以下、溶融金属という。)が漏れるのを防止す
る装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に従来の金属射出成形機の射出装置
の断面図を示す。これに示されるものは、固定盤22に
固定側金型10が固定されており、可動盤26に可動側
金型12が固定されている。固定側金型10と可動側金
型12とを閉じた際に形成されるキャビティ14は、固
定側金型10に形成されたスプル穴28を介してノズル
16と連通している。ノズル16は、射出ユニット36
に取付けられた筒状のシリンダ24の先端に配置されて
おり、シリンダ24には、中心軸周りに回転可能、か
つ、中心軸方向に移動可能なスクリュ30が収納されて
いる。また、シリンダ24の先端部分には、溶融金属5
4を溜めるための貯蓄室32が形成されており、貯蓄室
32はノズル16に連通している。シリンダ24の周囲
にはヒータ34が配置されており、シリンダ24の後方
部分には、金属材料チップ55をシリンダ24の中のス
クリュ30の上に供給するためのホッパ35が設けられ
ている。
【0003】射出ユニット36は、油圧シリンダ38及
び油圧シリンダロッド40を介して固定盤22に取付け
られており、射出ユニット36は、図示しない油圧源か
ら油圧が油圧シリンダ38に供給されることで、ベッド
48上を摺動可能である。
【0004】また、射出ユニット36には計量モータ5
0及び計量モータ50と一端が連結されている射出ピス
トン52が設けられており、射出ピストン52の他端は
スクリュ30に連結されている。
【0005】次に、従来技術の動作について説明する。
まず、油圧シリンダ38のロッド側シリンダ室46に油
圧源から油圧が供給されると、射出ユニット36は固定
盤22方向へベッド48上を移動し、ノズル16が固定
側金型10に接触して押し付けられる。(この動作を、
ノズル前進動作と称する。)
【0006】次に、計量モータ50が駆動してスクリュ
30が回転すると、ホッパ35から金属材料チップ55
がシリンダ24内へ送られる。更にスクリュ30が回転
を続けると、金属材料チップ55はヒータ34からの熱
をうけて溶融金属54になりながらシリンダ24先端の
貯蓄室32へ送られる。(この動作を、計量動作と称す
る。)
【0007】次に、計量された溶融金属54は射出ピス
トン52によってノズル16及びスプル穴28を通って
キャビティ14へ充填される。(この動作を、射出動作
と称する。)
【0008】射出動作の間、ノズル16は油圧源からの
油圧力により固定側金型10との接触面から溶融金属5
4が漏れ出ないように固定側金型10に押し付けられて
いる。この押付動作は、計量、射出動作が繰返される毎
に、ノズル16及び固定側金型10との接触面との接
触、乖離を繰り返される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の金属射出成形機の射出装置では、ノズル16が固定
側金型10への接触、乖離を繰返したときに、ノズル1
6と固定側金型10との接触面に異物が噛み込むと、ノ
ズル16が前進動作をしたときにノズル16と固定側金
型10との接触面に隙間ができたり、均等に接触するこ
とができなかったりする。このため、射出動作によりノ
ズル16と固定側金型10との接触面付近で充填中の溶
融金属54が高圧になると、接触面で溶融金属54をシ
ールすることができなくなり、溶融金属54が漏れ出て
しまうことがある。これは、成形できないだけでなく、
溶融金属54がヒータ34に付着して、ヒータ34の損
傷の原因になる可能性がある。
【0010】ノズル16と固定側金型10との接触面に
噛み込む異物は、計量動作後にノズル16部の温度を調
整して溶融金属54が先端より漏れ出ないようにコール
ドプラグ56を生成するときに、計量動作時の溶融金属
54の内圧や、ノズル16の温調不良により固化してい
ないコールドプラグ56が徐々にノズル16の先端部か
ら出てきて、ノズル16の前進動作時にノズル16と固
定側金型10との間に挟まったものであり、通常の成形
においてはオペレータが経験により除去しているもので
ある。本発明は、このような課題を解決するためのもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記のような
従来の課題を解決するためのものであり、ノズルと固定
側金型との間に異物が生成したことを固定盤とシリンダ
との相対距離を測定することにより検出し、溶融金属が
ノズルと金型との接触面から漏れる前にオペレータに知
らせることができる金属射出成形機用ノズル面の溶融金
属漏れ防止装置及びその方法を提供することを目的とす
る。
【0012】本発明のうちで請求項1記載の発明は、金
型(10、12)を閉じた状態にして形成されるキャビ
ティ(14)中に、ノズル(16)から溶融金属(5
4)を射出して金属成形を行う金属射出成形機であっ
て、該金属射出成形機には、前記ノズル(16)と前記
金型(10、12)の相対距離を測定可能な距離測定装
置(18、20)が設けられており、該距離測定装置
(18、20)により測定された値により前記ノズル
(16)と前記金型(10、12)との接触面から溶融
金属(54)が漏れる可能性があることを検知するよう
に構成されていることを特徴とするものである。
【0013】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、請求項1記載の発明において、前記距離測定装置
(18、20)が測定した値と、あらかじめ設定されて
いる基準値とを比較して、あらかじめ設定された許容値
以上の距離差がある場合に、前記ノズル(16)と前記
金型(10、12)との接触面から溶融金属(54)が
漏れる可能性があることを検知するように構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0014】本発明のうちで請求項3記載の発明は、請
求項1または2に記載の発明において、前記距離測定装
置は、固定側金型(10)が設けられた固定盤(22)
に取付けられている距離センサ(18)と、該距離セン
サ(18)と互いに対面するように前記ノズル(16)
が設けられたシリンダ(24)に取付けられている反射
板(20)と、により構成されていることを特徴とする
ものである。
【0015】また、本発明のうちで請求項4記載の発明
は、請求項3に記載の発明において、前記距離センサ
(18)は、レーザー式距離センサであることを特徴と
するものである。
【0016】また、本発明のうちで請求項5記載の発明
は、請求項1〜4の何れか1項に記載の発明において、
前記距離測定装置(18、20)が、前記ノズル(1
6)と前記金型(10、12)との接触面から溶融金属
(54)が漏れる可能性がある値を測定した場合に射出
動作を停止するように構成されていることを特徴とする
ものである。
【0017】本発明のうちで請求項6記載の発明は、請
求項1〜5の何れか1項に記載の発明において、前記距
離測定装置(18、20)が、前記ノズル(16)と前
記金型(10、12)との接触面から溶融金属(54)
が漏れる可能性がある値を測定した場合に異常警報を発
するように構成されていることを特徴とするものであ
る。
【0018】本発明のうちで請求項7記載の発明は、固
定側金型(10)が設けられた固定盤(22)に取付け
られている距離センサ(18)により、該距離センサ
(18)と互いに対面するようにノズル(16)が設け
られたシリンダ(24)に取付けられている反射板(2
0)との距離を測定し、該測定値とあらかじめ設定され
ている基準値とを比較して、あらかじめ設定された許容
値以上の差がある場合、異常警報を発するとともに射出
動作を停止することを特徴とするものである。なお、上
記かっこ内の符号は、後述する実施の形態の対応する部
材を示す。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
により説明する。図1に本発明の実施の形態の金属射出
成形機の射出装置の側断面図を示す。なお、従来技術で
説明した構成と同様の機能を有する部分に関しては同一
符号を付してある。
【0020】固定盤22に固定側金型10が固定されて
おり、可動盤26に可動側金型12が固定されている。
固定側金型10と可動側金型12とを閉じた際に形成さ
れるキャビティ14は、固定側金型10に形成されたス
プル穴28を介してノズル16と連通している。ノズル
16は、射出ユニット36に取付けられた筒状のシリン
ダ24の先端に配置されており、シリンダ24には、中
心軸周りに回転可能、かつ、中心軸方向に移動可能なス
クリュ30が収納されている。また、シリンダ24の先
端部分には、溶融金属54を溜めるための貯蓄室32が
形成されており、貯蓄室32はノズル16に連通してい
る。シリンダ24の周囲にはヒータ34が配置されてお
り、シリンダ24の後方部分には、金属材料チップ55
をシリンダ24の中のスクリュ30の上に供給するため
のホッパ35が設けられている。
【0021】固定側金型10が設けられた固定盤22に
は、レーザー式の距離センサ18が取付けられており、
距離センサ18と互いに対面するように反射板20がシ
リンダ24に取付けられている。距離センサ18は、こ
れから発射されたレーザーが反射板20に当たって帰っ
てくる時間を測定することにより、反射板20と接触す
ることなく固定側金型10とノズル16との距離を測定
する。
【0022】射出ユニット36は、油圧シリンダ38及
び油圧シリンダロッド40を介して固定盤22に取付け
られており、射出ユニット36は、図示しない油圧源か
ら油圧が油圧シリンダ38に供給されることで、ベッド
48上を摺動可能である。
【0023】また、射出ユニット36には計量モータ5
0及び計量モータ50と一端が連結されている射出ピス
トン52が設けられており、射出ピストン52の他端は
スクリュ30に連結されている。
【0024】また、射出装置には、あらかじめ測定して
おいた、ノズル16と固定側金型10との接触面から溶
融金属54が漏れる可能性がない基準距離と、距離セン
サ18により測定された距離との差が、あらかじめ設定
された許容値以上であったときに、自動的に異常警報を
発したり、自動的に機械を停止させたりする図示してな
い装置が設けられている。
【0025】次に第1の実施の形態の動作について説明
する。まず、油圧シリンダ38のロッド側シリンダ室4
6に油圧源から油圧が供給されると、射出ユニット36
は固定盤22方向へベッド48上を移動し、ノズル16
が固定側金型10に接触して押し付けられる。このと
き、距離センサ18が反射板20との距離を測定し、測
定した値と基準距離とを比較して、あらかじめ設定され
た許容値以上であるとき、自動的に異常警報が発せられ
るとともに機械が停止する。
【0026】これにより、型締め力75トンのマグネシ
ウム合金射出成形機において、許容値を0.3mmと設
定して成形したときに、ノズル16の先端に付着した溶
融金属54の固化物が増加することによりノズル16と
固定側金型10との隙間が許容値の0.3mm以上にな
って、溶融金属54が漏れる寸前に検知することができ
た。また、作業者が中座していても、自動的に異常警報
を発し、機械が停止したので、溶融金属54が漏れるト
ラブルに至らなかった。
【0027】一方、距離センサ18の測定値と基準距離
との差が許容値以下の場合、計量モータ50が駆動して
スクリュ30が回転し、ホッパ35から金属材料チップ
55がシリンダ24内へ送られる。更にスクリュ30が
回転を続けると、金属材料チップ55はヒータ34から
の熱を受けて溶融金属54になりながらシリンダ24先
端の貯蓄室32へ送られる。
【0028】次に、計量された溶融金属54は射出ピス
トン52によってノズル16及びスプル穴28を通って
キャビティ14へ充填される。射出動作の間、ノズル1
6は油圧源からの油圧力により固定側金型10との接触
面から溶融金属54が漏れないように固定側金型10に
押し付けられている。また、この押付動作は、計量、射
出動作が繰返される毎に接触、乖離を繰り返す。
【0029】なお、上記実施の形態においては、距離セ
ンサ18が測定した値と基準距離とを比較して許容値以
上である場合に、自動的に機械が停止するようにした
が、機械の停止を手動で行ってもよい。
【0030】また、上記実施の形態においては、距離セ
ンサ18は図中固定盤22の上部に取付けてあるが、ノ
ズル16の芯と同じ高さの手前側または向う側(すなわ
ち、ノズル16の芯を中心に距離センサ18及び反射板
20を90度回転させた位置)に取付けてもよい。この
ようにすることにより、ノズル16が固定側金型10に
押付けられることで、ノズル16の前進方向に固定盤2
2が傾くことによる距離の誤差をなくすことができる。
【0031】なお、上記実施の形態においては、レーザ
ー式の距離センサ18を使用したが、これに代えて接触
式の距離センサを使用してもよい。レーザー式距離セン
サ18としては、例えば、KEYENCE製LK030
(センサヘッド)とLK2000(アンプユニット)の
組み合わせの高感度タイプのものを用いることが考えら
れ、接触式の距離センサとしては、KYOWA製DTH
−A5のように低い測定力で高い出力を有する高精度の
ひずみゲージ式変換器が考えられる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、距離測定装置(18,20)によっ
てノズル(16)と金型(10,12)との相対距離を
測定することにより、ノズル(16)と金型(10,1
2)との接触面における異物を検知し、溶融金属(5
4)の漏れるタイミングを事前に知ることができるた
め、溶融金属(54)が漏れて成形ができなくなった
り、漏れた溶融金属(54)がヒータ(34)に付着し
てヒータ(34)が損傷したりすることを防止すること
ができる。また、溶融金属(54)が付着したヒータ
(34)の交換により成形が中断することもない。
【0033】また、溶融金属は固化すると非常に硬くな
り、付着した機械などから分離するためには固化したプ
ラスチックに比べてはるかに大きな困難を生ずるが、溶
融金属の漏出を事前に防止することができるため、この
ような作業を行う必要がなくなる。
【0034】また、本発明のうちで請求項2記載の発明
は、距離測定装置(18、20)が測定した値と基準値
とを比較して、あらかじめ設定された許容値以上の距離
差がある場合に、溶融金属(54)が漏れることを検知
することができる。
【0035】また、本発明のうちで請求項3記載の発明
は、ノズル(16)が前進する際にノズル(16)と一
体にシリンダ(24)及びシリンダ(24)に取付けら
れた反射板(20)が前進するため、距離センサ(1
8)と反射板(20)との距離を測定することにより、
ノズル(16)と固定側金型(10)との距離を測定す
ることができる。
【0036】また、本発明のうちで請求項4記載の発明
は、前記距離センサ(18)は、レーザー式距離センサ
とすることにより、非接触で距離センサ(18)と反射
板(20)との距離を測定するができ、ノズル(16)
と固定側金型(10)との距離を精度良く測定すること
ができる。
【0037】また、本発明のうちで請求項5記載の発明
は、距離測定装置(18、20)が、ノズル(16)と
金型(10、12)との接触面から溶融金属が漏れる可
能性がある値を測定した場合に射出動作を停止するた
め、作業員がいなくても溶融金属(54)の漏出を防止
することができる。
【0038】また、本発明のうちで請求項6記載の発明
は、距離測定装置(18、20)が、ノズル(16)と
金型(10、12)との接触面から溶融金属(54)が
漏れる可能性がある値を測定した場合に異常警報を発す
るため、作業員に異常を知らせることができる。
【0039】また、本発明のうちで請求項7記載の発明
は、距離センサ(18)により反射板(20)との距離
を測定し、該測定値とあらかじめ設定されている基準値
とを比較して、あらかじめ設定された許容値以上の差が
ある場合、異常警報を発するとともに射出動作を停止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の金属射出成形機の射出装
置の側断面図である。
【図2】従来の金属射出成形機の射出装置の側断面図で
ある。
【符号の説明】
10 固定側金型 16 ノズル 18 距離センサ 20 反射板 22 固定盤 24 シリンダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型(10、12)を閉じた状態にして
    形成されるキャビティ(14)中に、ノズル(16)か
    ら溶融金属(54)を射出して金属成形を行う金属射出
    成形機であって、 該金属射出成形機には、前記ノズル(16)と前記金型
    (10、12)の相対距離を測定可能な距離測定装置
    (18、20)が設けられており、該距離測定装置(1
    8、20)により測定された値により前記ノズル(1
    6)と前記金型(10、12)との接触面から溶融金属
    (54)が漏れる可能性があることを検知するように構
    成されていることを特徴とする金属射出成形機用ノズル
    面の溶融金属漏れ防止装置。
  2. 【請求項2】 前記距離測定装置(18、20)が測定
    した値と、あらかじめ設定されている基準値とを比較し
    て、あらかじめ設定された許容値以上の距離差がある場
    合に、前記ノズル(16)と前記金型(10、12)と
    の接触面から溶融金属(54)が漏れる可能性があるこ
    とを検知するように構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の金属射出成形機用ノズル面の溶融金属漏れ
    防止装置。
  3. 【請求項3】 前記距離測定装置は、固定側金型(1
    0)が設けられた固定盤(22)に取付けられている距
    離センサ(18)と、該距離センサ(18)と互いに対
    面するように前記ノズル(16)が設けられたシリンダ
    (24)に取付けられている反射板(20)と、により
    構成されていることを特徴とする請求項1または2に記
    載の金属射出成形機用ノズル面の溶融金属漏れ防止装
    置。
  4. 【請求項4】 前記距離センサ(18)は、レーザー式
    距離センサであることを特徴とする請求項3記載の金属
    射出成形機用ノズル面の溶融金属漏れ防止装置。
  5. 【請求項5】 前記距離測定装置(18、20)が、前
    記ノズル(16)と前記金型(10、12)との接触面
    から溶融金属(54)が漏れる可能性がある値を測定し
    た場合に射出動作を停止するように構成されていること
    を特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の金属射
    出成形機用ノズル面の溶融金属漏れ防止装置。
  6. 【請求項6】 前記距離測定装置(18、20)が、前
    記ノズル(16)と前記金型(10、12)との接触面
    から溶融金属(54)が漏れる可能性がある値を測定し
    た場合に異常警報を発するように構成されていることを
    特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の金属射出
    成形機用ノズル面の溶融金属漏れ防止装置。
  7. 【請求項7】 固定側金型(10)が設けられた固定盤
    (22)に取付けられている距離センサ(18)によ
    り、該距離センサ(18)と互いに対面するようにノズ
    ル(16)が設けられたシリンダ(24)に取付けられ
    ている反射板(20)との距離を測定し、該測定値とあ
    らかじめ設定されている基準値とを比較して、あらかじ
    め設定された許容値以上の差がある場合、異常警報を発
    するとともに射出動作を停止する金属射出成形機用ノズ
    ル面の溶融金属漏れ防止方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014091259A (ja) * 2012-11-05 2014-05-19 Japan Steel Works Ltd:The 射出成形機のノズルタッチ方法およびタッチ装置
JP2017047667A (ja) * 2015-09-04 2017-03-09 ファナック株式会社 射出成形システム

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