JP3410348B2 - 電動式射出成形機の監視装置 - Google Patents

電動式射出成形機の監視装置

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JP3410348B2
JP3410348B2 JP00182598A JP182598A JP3410348B2 JP 3410348 B2 JP3410348 B2 JP 3410348B2 JP 00182598 A JP00182598 A JP 00182598A JP 182598 A JP182598 A JP 182598A JP 3410348 B2 JP3410348 B2 JP 3410348B2
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • B29C2045/835Lubricating means for ball screws or ball nuts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H25/00Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms
    • F16H25/18Gearings comprising primarily only cams, cam-followers and screw-and-nut mechanisms for conveying or interconverting oscillating or reciprocating motions
    • F16H25/20Screw mechanisms
    • F16H25/2021Screw mechanisms with means for avoiding overloading

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動式射出成形機
の監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内においてスクリューを前進させ、溶融させられた
樹脂を高圧で射出して金型装置のキャビティ空間に充填
(てん)し、該キャビティ空間内において樹脂を冷却
し、固化させることによって成形品を得るようにしてい
る。
【0003】そのために、前記金型装置は、固定金型が
取り付けられた固定プラテン、可動金型が取り付けられ
た可動プラテン、及び該可動プラテンを進退させるため
のトグル機構を備え、該トグル機構を作動させ、前記可
動プラテンを進退させることによって、金型装置の型閉
じ、型締め及び型開きを行うことができるようになって
いる。
【0004】ところで、電動式射出成形機の場合、前記
加熱シリンダ内においてスクリューを進退させるため
に、また、前記トグル機構を作動させるために、電動機
が配設される。そして、該電動機によって発生させられ
た回転運動は、ボールねじ軸とボールねじナットとの組
合せ、すなわち、ボールねじにより直線運動に変換さ
れ、前記スクリュー、前記トグル機構に連結されたクロ
スヘッド等に伝達されるようになっている。
【0005】この場合、前記ボールねじ軸は、比較的高
負荷で、かつ、小ストロークで使用されるだけでなく、
常に同じ位置で使用されることが多い。そこで、前記ボ
ールねじに潤滑剤を定期的に給脂するようにしている。
そのために、電動式射出成形機の運転時間又は運転ショ
ット数をカウントし、カウント値が設定値を超えたとき
に、表示部に警告文を表示して作業員に給脂を促すよう
にしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電動式射出成形機においては、運転条件が異なる
と、潤滑剤の消費量が変化し、給脂を行うのに最適な給
脂インターバルが変化するので、最適なタイミングで給
脂を行うことができない。したがって、カウント値が設
定値を超える時点において、給脂を行う必要がない場合
には、過剰な潤滑剤をボールねじに給脂することにな
り、潤滑剤によって電動式射出成形機の周辺を汚してし
まうだけでなく、潤滑剤を無駄に消費してしまう。
【0007】一方、カウント値が設定値を超える前の時
点において、給脂を行う必要がある場合には、潤滑剤が
不足し、ボールねじが異常に発熱してボールねじの寿命
を短くしてしまう。本発明は、前記従来の電動式射出成
形機の問題点を解決して、最適なタイミングで給脂を行
うことができ、潤滑剤によって周辺を汚したり、ボール
ねじの寿命を短くしたりすることがない電動式射出成形
機の監視装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の電
動式射出成形機の監視装置においては、ボールねじ軸、
及び該ボールねじ軸と螺合させられるボールねじナット
を備えたボールねじに給脂を行うとともに、警告手段を
有し、作業員に給脂を促すようになっている。そして、
前記ボールねじナットの温度を検出する温度センサを有
する。また、前記警告手段は、前記温度センサによって
検出された温度が設定値を超えたときに、表示部に警告
文を表示する。
【0009】本発明の他の電動式射出成形機の監視装置
においては、さらに、前記温度センサによって検出され
た温度が、前記設定値より高い他の設定値を超えたとき
に、電動式射出成形機を停止させる停止手段を有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1の実施の形態における電動式射出成形機の監視装置
の制御ブロック図、図2は本発明の第1の実施の形態に
おける電動式射出成形機の概略図、図3は本発明の第1
の実施の形態における温度センサの配設状態を示す図、
図4は本発明の第1の実施の形態における電動式射出成
形機の温度特性を示す図である。なお、図4において、
横軸に運転ショット数を、縦軸にボールねじの温度をそ
れぞれ採ってある。
【0011】図において、11は射出装置、12は該射
出装置11と対向させて配設された型締装置、13は前
記射出装置11及び型締装置12を支持する成形機フレ
ーム、14は該成形機フレーム13によって支持される
とともに、射出装置11を支持する射出装置フレーム、
31は該射出装置フレーム14の長手方向に沿って配設
されたガイド、43は固定金型44及び可動金型45か
ら成る金型装置である。
【0012】そして、前記射出装置フレーム14によっ
てボールねじ軸21が回転自在に支持され、該ボールね
じ軸21の一端がモータ22に連結される。また、前記
ボールねじ軸21とボールねじナット23とが螺合させ
られてボールねじ84が形成され、前記ボールねじナッ
ト23と射出装置11とがスプリング24及びブラケッ
ト25を介して連結される。したがって、前記モータ2
2を正方向及び逆方向に回転させると、モータ22の回
転運動は、前記ボールねじ84によって直線運動に変換
され、該直線運動がブラケット25に伝達される。そし
て、該ブラケット25が前記ガイド31に沿って矢印A
方向に移動させられ、射出装置11が進退させられる。
【0013】また、前記ブラケット25には、前方(図
2における左方)に向けて加熱シリンダ15が固定さ
れ、該加熱シリンダ15の前端(図2における左端)に
射出ノズル16が配設される。そして、前記加熱シリン
ダ15にホッパ17が配設されるとともに、加熱シリン
ダ15の内部にスクリュー26が進退自在にかつ回転自
在に配設され、スクリュー26の後端(図2における右
端)が支持部材32によって回転自在に支持される。
【0014】該支持部材32には第1サーボモータ33
が取り付けられ、該第1サーボモータ33を駆動するこ
とによって発生させられた回転がタイミングベルト34
を介して前記スクリュー26に伝達されるようになって
いる。また、前記射出装置フレーム14においては、ス
クリュー26と平行にボールねじ軸35が回転自在に支
持されるとともに、該ボールねじ軸35と第2サーボモ
ータ36とがタイミングベルト37を介して連結され
る。そして、前記ボールねじ軸35の前端は、射出プッ
シャプレート32bに固定されたボールねじナット41
と螺合させられてボールねじ85が形成される。なお、
前記射出プッシャプレート32bはロードセル32aを
介して支持部材32に固定される。したがって、前記第
2サーボモータ36を駆動することによって発生させら
れた回転がタイミングベルト37を介してボールねじ軸
35に伝達され、該ボールねじ軸35が回転させられ
る。これにより、ボールねじナット41が矢印B方向に
移動させられる。
【0015】次に、前記構成の射出装置11の動作につ
いて説明する。まず、計量工程においては、第1サーボ
モータ33を駆動し、タイミングベルト34を介してス
クリュー26を回転させ、該スクリュー26を所定の位
置まで後退(図2における右方に移動)させる。このと
き、ホッパ17から供給された樹脂は、加熱シリンダ1
5内において加熱されて溶融させられ、スクリュー26
の後退に伴ってスクリュー26の前方に溜(た)められ
る。
【0016】次に、射出工程においては、前記射出ノズ
ル16を固定金型44に押し付け、第2サーボモータ3
6を駆動し、タイミングベルト37を介してボールねじ
軸35を回転させる。このとき、支持部材32は前記ボ
ールねじ軸35の回転に伴って移動させられ、前記スク
リュー26を前進(図2における左方に移動)させるの
で、該スクリュー26の前方に溜められた樹脂は射出ノ
ズル16から射出され、固定金型44と可動金型45と
の間に形成されたキャビティ空間47に充填される。
【0017】次に、前記型締装置12について説明す
る。該型締装置12は、固定プラテン51、トグルサポ
ート52、前記固定プラテン51とトグルサポート52
との間に架設されたタイバー53、前記固定プラテン5
1と対向させて配設され、前記タイバー53に沿って進
退(図における左右方向に移動)自在に配設された可動
プラテン54、及び該可動プラテン54と前記トグルサ
ポート52との間に配設されたトグル機構56を備え
る。そして、前記固定プラテン51及び可動プラテン5
4に、互いに対向させて前記固定金型44及び可動金型
45がそれぞれ取り付けられる。
【0018】前記トグル機構56は、図示されないサー
ボモータによってクロスヘッド58をトグルサポート5
2側と可動プラテン54側との間で進退させることによ
って、前記可動プラテン54をタイバー53に沿って進
退させ、可動金型45を固定金型44に対して接離させ
て、型閉じ、型締め及び型開きを行うようになってい
る。
【0019】そのために、前記トグル機構56は、前記
クロスヘッド58に対して揺動自在に支持されたトグル
レバー61、前記トグルサポート52に対して揺動自在
に支持されたトグルレバー62、前記可動プラテン54
に対して揺動自在に支持されたトグルアーム63から成
り、前記トグルレバー61、62間、及びトグルレバー
62とトグルアーム63との間がそれぞれリンク結合さ
れる。
【0020】また、ボールねじ軸64が前記トグルサポ
ート52に対して回転自在に支持され、前記ボールねじ
軸64と前記クロスヘッド58に固定されたボールねじ
ナット65とが螺合させられてボールねじ86が形成さ
れる。そして、前記ボールねじ軸64を回転させるため
に、前記トグルサポート52の側面に前記サーボモータ
が取り付けられる。
【0021】したがって、該サーボモータを駆動する
と、サーボモータの回転運動が、ボールねじ86によっ
て直線運動に変換され、該直線運動がクロスヘッド58
に伝達され、該クロスヘッド58が矢印C方向に移動さ
せられる。すなわち、前記クロスヘッド58を前進 (図
2における右方に移動)させると、トグル機構56が伸
展して可動プラテン54が前進させられ、型閉じ及び型
締めが行われ、前記クロスヘッド58を後退 (図2にお
ける左方に移動)させると、トグル機構56が屈曲して
可動プラテン54が後退させられ、型開きが行われる。
【0022】また、該可動プラテン54の背面には、エ
ジェクタ装置71が配設され、該エジェクタ装置71
は、前記可動金型45を貫通して延び、前端 (図2にお
ける右端)をキャビティ空間47に臨ませる図示されな
いエジェクタピン、該エジェクタピンの後方 (図2にお
ける左方)に配設された図示されないエジェクタロッ
ド、該エジェクタロッドの後方に配設され、図示されな
いサーボモータによって回転させられるボールねじ軸7
2、及び該ボールねじ軸72と螺合させられるボールね
じナット73を有し、前記ボールねじ軸72及びボール
ねじナット73によってボールねじ87が形成される。
【0023】したがって、前記サーボモータを駆動する
と、サーボモータの回転運動が、ボールねじ87によっ
て直線運動に変換され、該直線運動が前記エジェクタロ
ッドに伝達され、該エジェクタロッド及びエジェクタピ
ンが矢印D方向に移動させられる。ところで、前記各ボ
ールねじ84〜87は、比較的高負荷で、かつ、小スト
ロークで使用されるだけでなく、常に同じ位置で使用さ
れることが多い。そこで、ボールねじ84〜87に潤滑
剤を定期的に給脂するようにしている。
【0024】ところが、電動式射出成形機の運転条件が
異なると、潤滑剤の消費量が変化し、給脂を行うのに最
適な給脂インターバルが変化する。したがって、最適な
タイミングで給脂を行うことができない場合には、過剰
な潤滑剤がボールねじ84〜87に給脂されて電動式射
出成形機の周辺を汚したり、潤滑剤が不足してボールね
じ84〜87が異常に発熱し、電動式射出成形機の寿命
を短くしたりしてしまう。
【0025】そこで、最適なタイミングで給脂を行うこ
とができるように、前記各ボールねじ軸21、35、6
4、72に温度検出用の熱電対、サーミスタ等の温度セ
ンサ91〜94をそれぞれ配設し、該各温度センサ91
〜94によって各ボールねじ軸21、35、64、72
の温度を検出するようにしている。本実施の形態におい
ては、例えば、図3に示されるように、ボールねじ軸2
1の端部にねじ穴加工等が施され、前記温度センサ91
が埋め込まれるようになっている。
【0026】そして、図1に示されるように、前記温度
センサ91〜94は制御部95に接続されるとともに、
該制御部95に表示部96及びスイッチSWが接続され
る。該スイッチSWは電動式射出成形機の電源回路97
に接続され、スイッチSWをオン・オフさせることによ
って、電源回路97を立ち上げて電動式射出成形機を運
転したり、電源回路97を遮断して電動式射出成形機を
停止させたりすることができる。
【0027】そして、前記制御部95において、第1の
設定値T1及び該第1の設定値T1より高い第2の設定
値T2が設定される。前記制御部95の図示されない警
告手段は、各温度センサ91〜94によって検出された
各ボールねじ軸21、35、64、72の温度(以下
「検出温度」という。)と第1、第2の設定値T1、T
2とを比較し、検出温度が第1の設定値T1を超える
と、表示部96に、例えば、「ボールねじグリース切
れ」等の警告文を表示して作業員に給脂を促す。
【0028】したがって、最適なタイミングで給脂を行
うことができる。その結果、ボールねじ84〜87に潤
滑剤を過剰に給脂することがなくなるので、潤滑剤によ
って電動式射出成形機の周辺を汚してしまうことがな
い。また、潤滑剤が不足することがなくなるので、ボー
ルねじ84〜87が異常に発熱して電動式射出成形機の
寿命を短くしてしまうことがない。
【0029】そして、制御部95の図示されない停止手
段は、検出温度が前記第2の設定値T2を超えると、前
記スイッチSWをオフにして電源回路97を遮断し、電
動式射出成形機を停止させる。したがって、ボールねじ
84〜87が異常に発熱して電動式射出成形機の寿命を
短くしてしまうことがない。この場合、ボールねじ軸2
1、35、64、72に潤滑剤を給脂した後も、ボール
ねじ軸21、35、64、72の温度が十分に低下する
まで電動式射出成形機の運転を開始することができな
い。また、ボールねじ84〜87に潤滑剤を給脂し、電
動式射出成形機の運転を開始した後に、わずかな時間で
検出温度が第1の設定値T1を超えた場合には、制御部
95は、ボールねじ84〜87の摩耗が進行していると
判断して、ボールねじ84〜87の点検、交換等を促す
ための警告文を表示部96に表示する。
【0030】なお、図4においては、所定の運転条件に
おける運転ショット数とボールねじ軸21、35、6
4、72の温度との関係が示され、温度の変化に変極点
P1、P2があることが分かる。そして、該変極点P1
において、潤滑剤が無くなってボールねじ84〜87の
油膜が無くなり、温度が上昇し始め、変極点P2におい
て、ボールねじ84〜87の摩耗が進行し、発熱して温
度が急激に高くなる。そこで、前記第1の設定値T1を
前記変極点P1よりわずかに高く、第2の設定値T2を
前記変極点P2にそれぞれ設定するようにしている。な
お、T3は、ボールねじ84〜87が異常に摩耗し、寿
命になる温度である。
【0031】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。図5は本発明の第2の実施の形態における温
度センサの配設状態を示す図である。図において、21
はボールねじ軸、23はボールねじナット、83は該ボ
ールねじナット23にねじ穴加工等によって取り付けら
れた温度センサである。この場合、ボールねじ軸21で
はなく、ボールねじナット23の温度が温度センサ83
によって検出される。
【0032】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0033】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、電動式射出成形機の監視装置においては、ボール
ねじ軸、及び該ボールねじ軸と螺合させられるボールね
じナットを備えたボールねじに給脂を行うとともに、警
告手段を有し、作業員に給脂を促すようになっている。
そして、前記ボールねじナットの温度を検出する温度セ
ンサを有する。また、前記警告手段は、前記温度センサ
によって検出された温度が設定値を超えたときに、表示
部に警告文を表示する。
【0034】この場合、ボールねじ軸、及び該ボールね
じ軸と螺合させられるボールねじナットを備えたボール
ねじに給脂を行うとともに、警告手段を有し、作業員に
給脂を促すようになっている。そして、ボールねじナッ
トの温度が検出され、検出温度が設定値を超えると、表
示部に、例えば、「ボールねじグリース切れ」等の警告
文が表示され、作業員に給脂を促す。したがって、最適
なタイミングで給脂を行うことができる。その結果、ボ
ールねじ軸及びボールねじナットに潤滑剤を過剰に給脂
することがなくなるので、潤滑剤によって電動式射出成
形機の周辺を汚してしまうことがない。また、潤滑剤が
不足することがなくなるので、ボールねじ軸及びボール
ねじナットが異常に発熱して電動式射出成形機の寿命を
短くしてしまうことがない。
【0035】本発明の他の電動式射出成形機の監視装置
においては、さらに、前記温度センサによって検出され
た温度が、前記設定値より高い他の設定値を超えたとき
に、電動式射出成形機を停止させる停止手段を有する。
この場合、検出温度が前記設定値より高い他の設定値を
超えたときに、電動式射出成形機を停止させるようにな
っているので、ボールねじ軸及びボールねじナットが異
常に発熱して電動式射出成形機の寿命を短くしてしまう
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における電動式射出
成形機の監視装置の制御ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における電動式射出
成形機の概略図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における温度センサ
の配設状態を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態における電動式射出
成形機の温度特性を示す図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態における温度センサ
の配設状態を示す図である。
【符号の説明】
21、35、64、72 ボールねじ軸 23、41、65、73 ボールねじナット 83、91〜94 温度センサ 95 制御部 96 表示部 T1 第1の設定値 T2 第2の設定値
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/84 B29C 45/78 B29C 45/83

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールねじ軸、及び該ボールねじ軸と螺
    合させられるボールねじナットを備えたボールねじに給
    脂を行うとともに、警告手段を有し、作業員に給脂を促
    すようにした電動式射出成形機の監視装置において、 (a)記ボールねじナットの温度を検出する温度セン
    を有するとともに、 (b)前記警告手段は、前記温度センサによって検出さ
    れた温度が設定値を超えたときに、表示部に警告文を表
    示することを特徴とする電動式射出成形機の監視装置。
  2. 【請求項2】 前記温度センサによって検出された温度
    が、前記設定値より高い他の設定値を超えたときに、電
    動式射出成形機を停止させる停止手段を有する請求項1
    に記載の電動式射出成形機の監視装置。
  3. 【請求項3】 ボールねじ軸、及び該ボールねじ軸と螺
    合させられるボールねじナットを備えたボールねじに給
    脂を行うとともに、警告手段を有し、作業員にボールね
    じの点検、交換等を促すようにした電動式射出成形機の
    監視装置において、 (a)前記ボールねじナットの温度を検出する温度セン
    サを有するとともに、 (b)前記警告手段は、前記温度センサによって検出さ
    れた温度が設定値を超えたときに、表示部に警告文を表
    示することを特徴とする電動式射出成形機の監視装置。
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