JPH0890596A - 樹脂漏れ検出装置 - Google Patents

樹脂漏れ検出装置

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Publication number
JPH0890596A
JPH0890596A JP23275994A JP23275994A JPH0890596A JP H0890596 A JPH0890596 A JP H0890596A JP 23275994 A JP23275994 A JP 23275994A JP 23275994 A JP23275994 A JP 23275994A JP H0890596 A JPH0890596 A JP H0890596A
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JP
Japan
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resin
nozzle
injection
mold
leak
Prior art date
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Pending
Application number
JP23275994A
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English (en)
Inventor
Katsuyoshi Shimodaira
勝義 下平
Shuichi Adachi
秀一 安達
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0890596A publication Critical patent/JPH0890596A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C2045/1784Component parts, details or accessories not otherwise provided for; Auxiliary operations not otherwise provided for
    • B29C2045/1795Means for detecting resin leakage or drooling from the injection nozzle

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズル部分に何ら装置を設けることなく、簡
単に樹脂漏れを検出することができる射出成形機の樹脂
漏れ検出装置を提供する。 【構成】 金型2の樹脂注入口3にノズル4を当接し、
前記ノズル4から射出装置で溶融した樹脂を注入する射
出成形機において、前記金型2の樹脂注入口3と前記ノ
ズル4の間からの樹脂漏れによって生じる金型2と反対
方向への前記射出装置の移動量を検知する検知装置を設
け、この装置からの出力により樹脂漏れと判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形用金型での溶融
した樹脂の漏れ、及び射出成形用金型のキャビティへの
樹脂注入口と射出装置のノズル間での、溶融した樹脂の
漏れを検出する樹脂漏れ検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来金型に対する溶融樹脂の注入圧力が
高いこともあって、射出成形機の押し圧力が射出力に負
けたとき、ノズル先端のRと金型スプルー部Rが一致し
ないき、前記したそれぞれのR面が荒れているとき、ノ
ズル芯と金型スプルー芯が狂っているとき、ノズル先端
に異物があるとき等において、溶融樹脂がノズルの周囲
から漏れて成形不良を発生することがあった。
【0003】この対策として、従来も実開平3−116
911号公報に記載された技術が提案されている。即
ち、図5、図6に示す樹脂漏れ検知装置において、10
0は射出装置の先端に取付けられたノズルで、溶融樹脂
の金型内への充填に際し、金型101の樹脂注入口10
2にノズルタッチするようになっている。103はノズ
ル100の先端部付近に固着されたストッパである。1
04は前記ストッパ103の先端側のノズルに軸方向に
移動自在に取付けられた受部で、ノズル100が金型1
01にノズルタッチした時、前記樹脂注入口102の周
囲を囲って空間部105を形成するものである。106
はバネでストッパ103と受部104の間に取付けら
れ、前記受部104をノズル先端側に押し付けるように
作用するものである。107はスイッチで前記ストッパ
103と受部104の間に有り、もし樹脂漏れをして、
図6のハッチング部のように漏れ樹脂109が前記空間
部105に満杯になり、バネ106の押圧力に抗して受
部104を後退させ(図中右方向へ移動する)たとき接
触し、電源111、スイッチ107及び警報装置110
の警報回路108を結線させるものである。以上のよう
な構成となっているので、漏れ樹脂109が空間部10
5に一杯になると、受部104がバネ106の押圧力に
抗して後退し、スイッチ107が接続し、警報装置11
0が作動するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの場合、ノ
ズルタッチする金型101の樹脂注入口102付近は一
般的に狭く、その場合前記のような検知機構ではスペー
スの点で取付けが困難となり、樹脂漏れを検知できない
と云う欠点があった。またスイッチ107を溶融樹脂の
近くに設置しなければならないので、信頼性も低く、或
いはかなりの樹脂漏れがあった後でしか作動せず、しか
も樹脂漏れがあった後は、装置全体の再生に際して、バ
ネ106、スイッチ107全体にかかった漏れ樹脂を掃
除するのに不便で、その上装置を高温のところに置かね
ばならないため、故障の原因になる等の欠点があった。
【0005】またその他の従来例として、実開昭60−
142914号公報に記載された技術が提案されてい
る。即ち、この技術は、図7に示すように、ノズル12
0の先端部を射出成形用金型121に圧接させ、同ノズ
ル120から金型121内に樹脂を供給するようにした
射出成形機において、ノズル120と金型121との当
接部を囲み、かつ漏れ樹脂に溜めるように溜り部122
を設け、圧縮エアをこの溜り部122を通して大気に放
出する漏れ樹脂検知手段を設けたものである。この装置
では溜り部122に漏れ樹脂が溜まって圧縮エアの流れ
が止まったときのエア圧上昇によって樹脂漏れを検知す
る。しかしこの場合は装置が複雑で大きくなり、金型ス
プルー部の堀込み長さが深いものについては、取付ける
ことができない。またエアを常に吹き付けているためノ
ズル部の樹脂が冷却され、成形品の外観不良を引き起こ
すばかりでなく、ノズル交換時における装置の取付け、
取外しが頻繁である等の欠点があった。
【0006】またその他の従来例として、特公平2−5
9763号公報に記載された技術が提案されているが、
この場合は図8に示す竪型射出成形機130において、
溶融樹脂又はスクリュ131が計量後に自重で落下する
ため、発生する計量済み溶融樹脂の漏れをリミットスイ
ッチ132の作動で検知するものであるが、このものは
射出工程中における樹脂漏れを検知することはできなか
った。いづれにしろ、前記従来装置では温度が高く、狭
いノズル部分に樹脂漏れ検出のための装置を取付けるこ
とは困難であり、更に樹脂漏れがあった場合の後処置は
勿論のこと、金型交換時等における作業性も著しく低い
等の欠点があった。そこで本発明は、ノズル部分に何ら
装置を設けることなく、簡単に樹脂漏れを検出すること
ができる射出成形機の樹脂漏れ検出装置を提供しようと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、金型
の樹脂注入口にノズルを当接し、前記ノズルから射出装
置で溶融した樹脂を注入する射出成形機において、前記
金型の樹脂注入口と前記ノズルの間からの樹脂漏れによ
って生じる金型と反対方向への前記射出装置の移動量を
検知する検知装置を設け、この装置からの出力により樹
脂漏れと判定するものであり、また前記射出装置の移動
量の限界値を設定して、前記限界値を超えた時、樹脂漏
れと判定するものであり、更に前記樹脂漏れと判定した
時、警報又は機械の運転の停止のいずれか、或いはその
両方を行うもので、これらを課題解決のための手段とす
るものである。
【0008】
【作用】前記本発明における射出成形機の樹脂漏れ検出
装置では、樹脂漏れは射出装置前後進用油圧シリンダに
よるノズルの押し付け力が、金型に溶融樹脂を射出する
のに匹敵する樹脂漏れによる射出装置を押し帰す力に負
けて、樹脂注入時に射出成形機が後退する時に生ずる。
そこで射出成形機が樹脂漏れのない状態から、最小樹脂
漏れ発生間隙に対応した、例えば5/100mm射出成形
機が後退したときに樹脂漏れ検知装置から樹脂漏れ検出
信号が発生するように、樹脂漏れ検出センサ、例えば電
気マイクロスイッチの取付け位置を調整する。次にこの
状態でノズル部分に樹脂漏れが生ずる場合、金型側の内
圧上昇により射出成形機が一時的に、最小樹脂漏れ発生
間隙に対応した、例えば5/100mm以上押し戻されて
後退したときに樹脂漏れが生ずると共に、樹脂漏れ検出
センサから樹脂漏れ検出信号が出力される。このように
ノズル部での樹脂漏れを検出することができる。
【0009】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図4は本発明の実施例を示し、図1は樹脂漏
れ検知装置の側断面図である。図において、射出成形機
1は射出成形用金型2を型締する型締め装置21と樹脂
を溶融し金型2へ射出する射出装置20を具備してい
る。前記射出装置20は、射出成形用金型2の樹脂注入
口3にノズル4を当接させて金型2のキャビティ5に溶
融樹脂を注入することができ、さらにノズル4の圧接方
向に前後進用油圧シリンダ6により往復動できるように
構成されている。即ち、射出装置20の支持台が転動式
リニアレールユニット22を介してフレーム7に取付け
られており、更にフランジ8を介して射出装置20に取
付けられた油圧シリンダ6のピストンロッド9の先端
が、金型2の取付け用固定盤10に取付けられている。
従って油圧シリンダ6の前室6aに圧油が供給される
と、射出装置20は前進し、一方油圧シリンダ6の後室
6bに圧油が供給されると、射出装置20は後退するこ
とになる。また射出装置20には、図3に示すノズル4
を射出成形用金型2の樹脂注入口3に圧接させた樹脂漏
れのない状態から、図4に示すノズル4の周囲から樹脂
漏れが発生した状態になったとき、即ち金型2側内圧上
昇により射出装置20が押し戻されたときに作動して樹
脂漏れ検出信号を発生させる樹脂漏れ検知装置が設けら
れている。
【0010】この樹脂漏れ検知装置16はフレーム7に
取付けたラック12と、このラックに噛み合うピニオン
13と、同ピニオン13の軸に取付けられたロータリエ
ンコーダ11などからなり、同ロータリエンコーダ11
は射出装置20に設けられている。従って射出装置20
が移動すると同ピニオン13は同ラック12上を回転
し、その回転によりロータリエンコーダ11より射出装
置20の位置信号が出力されることになる。図2は樹脂
漏れ検出用電気回路のブロック図であって、射出装置2
0の射出後の移動量Aと、予め設定した樹脂漏れ移動量
の限界値Bを検知装置制御盤で演算し、B≧Aとなった
場合に出力回路15に信号を送り警報を出したり、樹脂
成形のサイクル停止を行う。
【0011】次に以上の如く構成された実施例について
作用を説明すると、射出装置20の樹脂漏れ検出装置1
6において、樹脂漏れは、射出成形機前後進用油圧シリ
ンダ6によるノズル4の押し付け力が射出圧に負けて、
樹脂注入時に射出成形機1が後退した場合に発生する。
そこで先ず、型締め装置21で射出成形用金型2を型締
めした後、同射出成形用金型2のキャビティ5に溶融樹
脂を射出する為、油圧シリンダ6の前室6aに圧油を供
給しフレーム7上の転動式リニアレールユニット22を
スライドしながら射出装置20を前進させ、ノズル4を
樹脂注入口3に圧接する。その時の位置Cをエンコーダ
11の出力により検知装置の制御盤14で記憶する。次
に射出装置20より溶融樹脂をノズル4より樹脂注入口
3を介して同射出成形用金型2のキャビティ5へ射出す
る。この時キャビティ5内の詰まり等の不具合がなく、
正常に溶融樹脂がキャビティ5へ射出された場合には、
射出圧に伴う極く少量の戻りが射出装置20に生じ、そ
の移動がエンコーダ11に検知されるのみである。
【0012】しかし若し、キャビティ5が詰まったりす
る等不具合が発生して射出装置20が油圧シリンダ6に
より前進しようとする力より、金型2に射出装置20が
溶融樹脂を注入しようとする力が大きくなると、樹脂注
入口3とノズル4の間から樹脂が漏れだす。この時ノズ
ル4と樹脂注入口3の間に隙間ができることにより射出
装置20が固定盤10から遠ざかることになり、ラック
11上をピニオン13が回転し、ロータリエンコーダ1
1からその移動した位置Dに対応する信号が出力され
る。ここで検知装置の制御盤14では射出装置20の移
動量A=(D−C)が予め設定した樹脂漏れ移動量の限
界値Bを比較し、A≧Bとなったときに出力回路15に
信号を出したり、警報を出したりしてサイクル停止を行
う。なお、前記実施例では射出装置20の移動を油圧シ
リンダ6で行った場合であるが、ボールスクリュとモー
タ又はラックとピニオンで行ってもよい。またこの実施
例では射出装置の位置検出を絶対値で行っているが、ノ
ズル4と樹脂注入口3との接点を原点としたインクルメ
ンタル方式で計測してもよい。更に位置検出は本実施例
ではラック、ピニオン、エンコーダで行っているが、他
の移動測定手段であるギャップセンサ、超音波センサ、
レーザ光、電気マイクロ等で行ってもよいことは言うま
でもない。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明は、射出
装置の位置変化を検出する方式であるため、金型種類の
影響を受けることはなく、またノズル部形状は従来通り
で制限を受けない。更に漏れ樹脂が堆積する初期段階で
樹脂漏れを検出することができるので、保守が容易であ
る等の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る樹脂漏れ検知装置の側断
面図である。
【図2】同電気回路のブロック図である。
【図3】同装置における樹脂漏れのない状態の要部の詳
細断面図である。
【図4】同装置における樹脂漏れ状態の要部の詳細断面
図である。
【図5】従来の樹脂漏れ検知装置の断面図である。
【図6】図5の樹脂漏れ発生状態を示す説明図である。
【図7】他の従来の樹脂漏れ検知装置の断面図である。
【図8】更に他の従来の樹脂漏れ検知装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 射出成形機 2 金型 3 樹脂注入口 4 ノズル 5 キャビティ 6 油圧シリンダ 7 フレーム 8 フランジ 9 ピストンロッド 10 固定盤 11 ロータリエンコーダ 12 ラック 13 ピニオン 14 検知装置の制御盤 15 出力回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型の樹脂注入口にノズルを当接し、前
    記ノズルから射出装置で溶融した樹脂を注入する射出成
    形機において、前記金型の樹脂注入口と前記ノズルの間
    からの樹脂漏れによって生じる金型と反対方向への前記
    射出装置の移動量を検知する検知装置を設け、この装置
    からの出力により樹脂漏れと判定することを特徴とする
    樹脂漏れ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記射出装置の移動量の限界値を設定し
    て、前記限界値を超えた時、樹脂漏れと判定することを
    特徴とする請求項1記載の樹脂漏れ検出装置。
  3. 【請求項3】 前記樹脂漏れと判定した時、警報又は機
    械の運転の停止のいずれか、或いはその両方を行うこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の樹脂漏れ検出
    装置。
JP23275994A 1994-09-28 1994-09-28 樹脂漏れ検出装置 Pending JPH0890596A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7905131B2 (en) 2007-06-19 2011-03-15 Denso Corporation Apparatus and method for detecting resin leak
KR101526801B1 (ko) * 2014-04-30 2015-06-05 신오석 사출기 수지 흐름 방지 장치

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20031125