JP3303202B2 - 発泡射出成形機の制御方法及びこれに用いる金型 - Google Patents

発泡射出成形機の制御方法及びこれに用いる金型

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JP3303202B2 JP14634295A JP14634295A JP3303202B2 JP 3303202 B2 JP3303202 B2 JP 3303202B2 JP 14634295 A JP14634295 A JP 14634295A JP 14634295 A JP14634295 A JP 14634295A JP 3303202 B2 JP3303202 B2 JP 3303202B2
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/76Measuring, controlling or regulating
    • B29C45/80Measuring, controlling or regulating of relative position of mould parts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は射出成形による発泡成形
方法に関し、従来不可能であった肉厚5mm以下の成形
品に対して発泡成形を適用することが可能となり、成形
品の重量を軽減し、剛性を高め、かつ外装部品の表面状
態をよくすることができる発泡射出成形機の制御方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の射出成形機による発泡成形方法に
ついて以下に簡単に述べる。ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ABS樹脂等を基材にして、熱分解温度が基材の
熱分解温度より低い発泡剤を混練したものを、射出成形
機の加熱シリンダ内で溶融させる。その際、発泡剤が熱
分解によってガス化し、それが気泡になるのを抑制する
ため、樹脂の可塑化時に加熱シリンダ内のスクリュ前方
の樹脂圧を高めておく。加熱シリンダ内で溶融された樹
脂を金型内にショートショットで充填することによっ
て、それまで圧力によって抑えられていた樹脂が金型内
で一気に開放され、発泡剤が気泡になり成形品に気泡構
造を形成するのである。
【0003】このような発泡成形法で成形品が5mm以
上の厚肉の場合、樹脂が金型内に充填される際に、加熱
シリンダ内で保持していた樹脂圧が急激に解放されるの
で、樹脂の中の発泡剤が急激にガス化して気泡になり易
いので成形品に気泡構造を形成することができるのであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
発泡成形法で成形品が5mm以下の薄肉の場合、樹脂が
金型内に充填される際に高い樹脂圧を保持しなければな
らないので充填中に発泡することができない。しかも薄
肉成形品の場合、金型内に充填されてから冷却による固
化が瞬間的に行われるので、樹脂が発泡できずに固化し
てしまう。
【0005】このように、射出成形機による発泡成形は
従来、成形品の肉厚が5mm以上の厚肉成形品に限って
使用されてきた成形方法であり、成形品の肉厚が5mm
以下の薄肉成形品には使用できなかった。
【0006】そこで、本発明の課題は成形品の肉厚が5
mm以下の場合でも良好な発泡成形を行うことのできる
発泡射出成形機の制御方法を提供することにある。
【0007】本発明の他の課題は、上記のような発泡射
出成形機の制御方法に適した金型を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、固定プラテン
に取り付けた固定金型と可動プラテンに取り付けた可動
金型とから成る金型と、前記可動プラテンを駆動して前
記固定金型と前記可動金型との開閉を行うと共に、型締
を行う駆動源とを有する発泡射出成形機において、前記
二つのプラテンにおけるプラテン間距離Lを検出するた
めの距離センサと、前記駆動源による締め付け圧力を型
締力として検出するための圧力センサと、前記距離セン
サからの距離検出信号と前記圧力センサからの前記型締
力を表す圧力検出信号等を用いて前記駆動源を制御する
制御部とを有し、該制御部は、樹脂の充填が開始される
と、充填工程の間、前記駆動源を前記プラテン間距離が
一定値LOとなるように制御する第1のステップと、ス
クリュの位置を監視して該スクリュがあらかじめ定めら
れた位置に到達すると充填工程から保圧工程への切換え
を行う第2のステップと、充填工程から保圧工程に切り
換わってからの時間経過を監視して、所定時間経過時点
から前記プラテン間距離が所定値Leを到達点とする所
定の変化パターンに追随するように前記駆動源を制御す
る第3のステップと、前記プラテン間距離が所定値Le
に達すると前記駆動源を前記プラテン間距離が一定値L
eとなるように冷却完了まで制御する第4のステップと
を実行することを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明が適用された発泡射出成形機のうち
射出装置、型締装置の概略図を示している。射出装置に
おいては、ホッパ11より投入された樹脂を加熱シリン
ダ12内で溶融しながらスクリュ13で計量、混練し、
溶融樹脂をスクリュ13の前方に貯留する。貯留された
樹脂は、射出シリンダ14とピストン15より成る油圧
シリンダ機構によりスクリュ13を前方、すなわち金型
側へ移動させることによりノズル16を通して固定金型
17と可動金型18とで形成されたキャビティ内に充填
される。なお、ニードル弁19はノズル16から樹脂が
流出する穴を開閉し、射出シリンダ14とピストン15
より成る油圧シリンダ機構により、スクリュ13を前方
に押してスクリュ13の前方に貯留した樹脂圧を充填開
始まで保持するためにある。また射出シリンダ14には
充填、保圧、計量工程に応じて流出入部14−1を通し
て流量あるいは圧力を制御された駆動油が出入りする。
【0010】一方、型締装置は、図示しないフレームに
固定され、固定金型17を有する固定プラテン21に対
してリアプラテン22が4本のタイバー23(図では2
本のみ図示)を介して固定支持されている。リアプラテ
ン22に固定された油圧シリンダ24中には油圧ピスト
ン25が配設され、この油圧ピストン25には可動金型
18を固定された可動プラテン26が連結されている。
可動プラテン26は油圧ピストン25の運動に伴ってタ
イバー23上をスライド可能に構成されている。すなわ
ち、可動プラテン26は、図示しない圧力制御弁を通し
て油圧シリンダ24の流出入部24−1から駆動油を注
入すると型閉方向に移動し、流出入部24−2から駆動
油を注入すると型開方向に移動する。
【0011】油圧シリンダ24には油圧を型締力として
検出するための圧力センサ27が設けられており、金型
を閉とした状態で流出入部24−1側の油圧シリンダ内
の油圧力を、圧力センサ27の検出値にもとづいて調整
することにより型締力を制御できる。また、固定プラテ
ン21と可動プラテン26には、プラテン間距離Lを検
出するための距離センサ28が設けられ、固定金型17
と可動金型18の各パーティング面間の微妙な開き量を
測定できるようにしている。なお、ここで言うプラテン
間距離とは、上記パーティング面間の距離、いわゆる型
開量を含む金型厚または部分的金型厚を意味するが、そ
の挙動は型開量の挙動とほぼ同じである。
【0012】なお、射出装置、型締装置には、図示して
いないが、上記した圧力センサ27、距離センサ28の
他に、スクリュ位置を検出するためのスクリュ位置セン
サ、ノズル16内あるいは金型内の樹脂圧を検出するた
めの樹脂圧センサ、射出シリンダ14の油圧を検出する
ための射出圧センサ等の各種センサが設けられている。
【0013】図2、図3はそれぞれ、レーザ方式、渦電
流方式の距離センサの例を示す。図2に示すレーザ方式
の距離センサは、固定プラテン21に設けたレーザ送受
光用のレーザヘッド28−1と可動プラテン26に設け
たレーザ反射用のリフレクタ28−2とから成り、レー
ザヘッド28−1から後述する制御部へプラテン間距離
の検出信号が送出される。このようなレーザ方式による
ものは、測定スパンが長く、最大型開量まで測定可能で
あり、レーザヘッド28−1、リフレクタ28−2がそ
れぞれ固定金型17、可動金型18ではなく、固定プラ
テン21、可動プラテン26に設置されているので、金
型を交換したときでも距離センサの調整は不要である。
【0014】一方、渦電流方式のように測定スパンが短
いものであっても、センサ部31をストローク可変の取
り付け台30に取り付ければ、金型を交換した場合に
は、金型を閉じた状態でセンサ部31が測定スパン内に
あるように調節するだけでよい。
【0015】いずれの方式にしても、センサを金型に直
接取り付ける方法に比べて、金型をセンサ設置のために
特別な構造にする必要が無く、センサを取り付ける構造
を持たない既存の金型でもそのまま使用できるので、金
型交換の作業性が向上し、金型のコストも安くできる。
【0016】図4は本発明による制御方式を実行するた
めに必要な制御系の構成を示す。この制御系は、プラテ
ン間距離、型締力等を入力するための設定器41からの
設定信号、圧力センサ27からの圧力検出信号、距離セ
ンサ28からのプラテン間距離検出信号、更に前述した
各種センサからの検出信号等にもとづいて射出成形機の
シーケンス処理や関数パターン発生、油圧シリンダ24
用の圧力制御弁42への指令値出力等を行うマイクロプ
ロセッシングユニット43、プラテン間距離、型締力等
のデータを記憶するためのメモリ44等を有する。マイ
クロプロセッシングユニット43は、タイマによる時間
監視機能をも有する。
【0017】図5は本発明による成形方法を実行するた
めに必要な金型構造を示す。金型は、固定プラテン21
に取り付けられる固定金型17と可動プラテン26に取
り付けられる可動金型18で構成されている。型締装置
の可動プラテン26が開閉することによって可動金型1
8も動作し、各金型のパーティング面間が開閉する。樹
脂の充填が行われるとき、図5(a)に示すように、金
型のパーティング面間は閉じており、ノズル16(図
1)から流入した樹脂は固定金型17に配されたスプル
36を通ってキャビティ37に流入する。金型内に充填
された樹脂は、可動金型18を開かせることによってパ
ーティング面間が開き、キャビティ37の容積が増加す
ることによって発泡が行われる。エジェクタプレート3
3に支えられたエジェクタピン34を突き出すことによ
って、成形品が可動金型18から離れ成形品を取り出す
ことができる。
【0018】この金型は、成形品を突き出した後に、元
の位置に戻すためのリターンピン35を有している。こ
れは、可動金型18が閉じて金型のパーティング面間が
閉じたときに、リターンピン35の先端が固定金型17
に当たり、リターンピン35を支えているエジェクタプ
レート33が元の位置に戻ることによってエジェクタピ
ン34も元の位置に戻される。また、パーティング面間
を開かせるための力を発生させるために、可動金型18
には固定金型17との間にバネ38を配している。図5
(b)は固定金型17と可動金型18との間のパーティ
ング面間が距離Aだけ離れている状態を示している。
【0019】図6は、パーティング面間を開かせるため
の力を発生させるために、可動金型18に配されたリタ
ーンピン35を長くして、パーティング面間が閉じたと
きに圧縮される構造をとった金型である。
【0020】図7は、パーティング面間を開かせるため
の力を発生させるために、可動金型18に油圧シリンダ
とピストンとから成る油圧機構40を組み込み、パーテ
ィング面間を開かせる構造をとった金型である。
【0021】図8は、図4に示した制御系で実行される
型閉から型開までの制御動作の流れを示すフローチャー
ト図であり、その間のプラテン間距離L、型締力P、射
出速度及び圧力の変化を示す図9をも参照して制御動作
を説明する。ステップS1では、成形を開始する前の型
閉動作を行う。ステップS2では、従来行われているよ
うに型閉動作を行い、可動プラテン26の位置の測定、
あるいは圧力センサ27の検出信号より金型が閉じられ
たことを判断する。ステップ3では、金型が閉じられた
ときのプラテン間距離Lをマイクロプロセッシングユニ
ット43が初期プラテン間距離LOとしてメモリ44に
記憶する。
【0022】ステップS4では樹脂の充填を開始する。
樹脂の充填を開始する前には、加熱シリンダ12内に樹
脂を計量させておく必要がある。ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ABS樹脂等基材として発泡剤を混練したも
の、または基材と発泡剤のそれぞれのペレットを混ぜた
ものを発泡射出成形機のホッパ11から投入すると、樹
脂は加熱シリンダ12内のスクリュ13が回転すること
によって溶融され、スクリュ13の前方に貯留する。樹
脂の溶融は加熱シリンダ12の外周に巻かれているヒー
タと、加熱シリンダ12内のスクリュ13が回転するこ
とによって発生するスクリュ13と樹脂、樹脂と加熱シ
リンダ12内壁、樹脂間の剪断発熱によって行われる。
【0023】通常、発泡剤の溶融温度と分解温度は基材
となる樹脂のそれよりも低いので、加熱シリンダ12内
では発泡剤が先に分解を始める。樹脂が加熱シリンダ1
内で可塑化されるときに発泡剤が分解するとガス化して
気泡になるが、スクリュ13を回転させて樹脂を溶融す
る際、射出シリンダ14の流出入部14−1から駆動油
を注入することによって、スクリュ13の前方に貯留し
た樹脂に圧力をかけ、発泡剤のガス化を抑制する。その
ときノズル部16の樹脂流出穴の開閉を行うニードル弁
19は閉じている。そして、充填開始までニードル弁1
9は閉じておき、スクリュ13の前方に貯留した樹脂圧
を保持する。そして充填開始とともにニードル弁19は
開く。
【0024】充填が始まると、ステップS5では、マイ
クロプロセッシングユニット43が初期プラテン間距離
LOを目標値としてこれを維持するように、距離センサ
28で検出されるプラテン間距離Lに応じて圧力制御弁
42を制御し、これに応じて型締力Pが変化する。この
ように、型締力Pを変化させてプラテン間距離を初期プ
ラテン間距離LOを維持しながら充填を行うと、初期プ
ラテン間距離LOを目標値としているため、樹脂の充填
圧力を受けても固定金型17、可動金型18のパーティ
ング面間が開くことは無く、バリの発生はない。このよ
うに充填圧力に応じて型締力Pを適宜変化させると、バ
リの発生を防止することが出来るという効果が得られ
る。
【0025】ステップS5の初期プラテン間距離LOを
目標値としてこれを維持するように、圧力制御弁42を
制御する方法に代えて、樹脂の充填が始まると、マイク
ロプロセッシングユニット43が型締力Pを目標値P1
に維持するように圧力制御弁42を制御し、樹脂の充填
が進むと、金型内の樹脂圧が高まり型締力P1では初期
プラテン間距離LOを維持できなくなり、プラテン間距
離Lが増加する。そして、マイクロプロセッシングユニ
ット43はプラテン間距離Lが予め設定された値Laと
一致するかどうかの判定動作を行い、一致するとマイク
ロプロセッシングユニット43はプラテン間距離Laを
目標値として、これを充填工程終了まで維持するよう
に、圧力制御弁42を制御する方法を実行しても良い。
【0026】このように、充填工程中に型締力で制御
し、プラテン間距離が所定値まで開かされることによっ
て、樹脂から発生するガスや空気の排出が促進される。
しかも、樹脂の充填が進み、プラテン間が金型内の樹脂
圧によって開かされても、予め設定されたプラテン間距
離Laに到達するとプラテン間距離Laを目標値として
制御するので、プラテン間距離Laが適正であればバリ
の発生は無い。このとき、固定金型17、可動金型18
のパーティング面間は微小量開くが、プラテン間距離L
aの値が適正であれば樹脂がパーティング面間の隙間に
入り込むことはなく、バリの発生を防止することができ
る。
【0027】また、充填工程中の型締動作は、マイクロ
プロセッシングユニット43によりスクリュ位置を監視
し、充填開始からスクリュが予め定められた所定位置に
達するまでは、型締力Pを目標値P1に維持するように
圧力制御弁42を制御する。そして、スクリュ13が予
め定められた所定位置に達してからは、マイクロプロセ
ッシングユニット43がプラテン間距離Lを監視し、予
め設定された値Laと一致するかどうかの判定動作を行
い、その後プラテン間距離Laを目標値としてこれを充
填工程終了まで維持するように圧力制御弁42を制御し
ても良い。
【0028】ステップS6では、マイクロプロセッシン
グユニット43はスクリュ位置センサからの検出信号を
監視し、スクリュがあらかじめ定められた所定位置まで
移動したかどうかの判定動作を行う。そして、スクリュ
が所定位置に到達すると、ステップS7に移行してVP
切換え、すなわち充填工程から保圧工程への切換えを行
う。
【0029】なお、VP切換え動作は、マイクロプロセ
ッシングユニット43において前述した樹脂圧センサあ
るいは射出圧センサの検出信号を監視することにより行
うこともできる。すなわち、充填を開始してからノズル
16内あるいは金型内の樹脂圧が所定値に達したかどう
かをマイクロプロセッシングユニット43で判定して、
所定値に達した時にVP切換えを行うか、あるいは射出
シリンダ14内の油圧が所定油圧まで上昇したかどうか
を監視して、所定油圧に達した時にVP切換えを行うよ
うにしても良い。更に、マイクロプロセッシングユニッ
ト43の持つタイマによる時間監視機能により、充填開
始からあらかじめ定められた時間が経過したことを持っ
てVP切換えを行うようにしても良い。
【0030】また、VP切換え動作は、マイクロプロセ
ッシングユニット43において前述した型締力を検出す
る圧力センサ27の検出信号を監視することにより行う
こともできる。すなわち、マイクロプロセッシングユニ
ット43は圧力センサ27で検出される型締力Pを監視
し、型締力Pが所定値P2を越えたかどうかの判定動作
を行う。これは、充填が進んで金型内に樹脂が充満し始
めることにより金型が開こうとし、これに対してマイク
ロプロセッシングユニット43は初期プラテン間距離L
Oを保持するために圧力制御弁42への指令値を増加さ
せて、型締力Pを増加させるからである。更に、型締力
Pの微分値ΔPを監視し、微分値ΔPが所定値ΔP2を
越えたかどうかの判定動作を行っても良い。
【0031】図10は、型締力Pとその微分値ΔPの挙
動を示し、ここでは微分値ΔPが所定値ΔP2を越えた
時点でステップS7に移行してVP切換、すなわち充填
工程から保圧工程への切換を行う。このような判定動作
によれば、金型内への樹脂の充満を正確に捉えることが
できる。尚、この型締力の微分値ΔPによるVP切換タ
イミングの判断は、図10から明らかなように微分値Δ
Pの増加が止まって一定値に達したことを行うようにし
ても良い。
【0032】ステップS8では、マイクロプロセッシン
グユニット43は充填工程から保圧工程に切り換わった
時点からタイマによる計時を開始する。そして、所定時
間t1が経過するまでステップS5から継続して、マイ
クロプロセッシングユニット43が初期プラテン間距離
LOを目標値としてこれを維持するように、距離センサ
28で検出されるプラテン間距離Lに応じて圧力制御弁
42を制御する。ステップS9では所定時間t1が経過
したかどうかの判定動作を行い、所定時間t1が経過し
た時点で、ステップS10に移行する。そして、マイク
ロプロセッシングユニット43は、制御開始プラテン間
距離LOからあらかじめ定められた制御終了プラテン間
距離Leまでその形状が滑らかな関数パターンLP1を
発生する。そして、この関数パターンLP1で規定され
る値を目標値としてプラテン間距離Lが関数パターンL
P1に追従するように圧力制御弁42を制御して型締力
Pを調整する。このとき、金型内のキャビティの容積が
増加するので、金型内の樹脂圧は急激に減少し、樹脂の
中に含まれている発泡剤がガス化により気泡になる。こ
れによって成形品に気泡構造が形成される。
【0033】関数パターンLP1としては、図11に実
線で示すように例えば一次遅れ関数とする。このよう
に、ステップS10では得たい成形品の発泡倍率によっ
てプラテン間距離を精密に制御することが設定により可
能である。
【0034】更には、図10(a)、(b)に示すよう
に、制御開始プラテン間距離LO、制御終了プラテン間
距離Le、関数パターンLP1を規定する時定数T1の
設定次第で関数パターンLP1の形状を任意に変更する
ことができるので、成形品の肉厚、成形品の発泡倍率、
樹脂の種類(粘度、温度特性、固化速度等)に応じてオ
ペレータが最適な条件を設定することができる。例え
ば、成形品の肉厚が厚い場合には、発泡速度が遅いの
で、時定数T1を長い時間とって金型をゆっくり開かせ
る方法をとることができる。逆に、肉厚が薄い場合、急
激に発泡させないと発泡構造を形成できないので、時定
数T1を短い時間にして金型を速く開かせる方法をとる
ことができる。
【0035】なお、時定数T1の設定値を複数種類だけ
固定値として設定してメモリ44に記憶しておき、オペ
レータは制御終了プラテン間距離Leを設定すると共
に、これらの値の中から最適な値を選択して最適パター
ンを選定できるようにしても良い。
【0036】ステップS9では、充填工程から保圧工程
に切り換わってからの時間経過を監視して、所定時間経
過時点でマイクロプロセッシングユニット43が、制御
開始プラテン間距離LOからあらかじめ定められた制御
終了プラテン間距離Leまでその形状が滑らかな関数パ
ターンLP1を発生し、この関数パターンLP1で規定
される値を目標値としてプラテン間距離Lが関数パター
ンLP1に追従するように圧力制御弁42を制御して型
締力Pを調整している。この方法に代えて、スクリュの
位置、射出シリンダの油圧、ノズル部あるいは金型内
圧、充填開始からの時間経過を監視して、それぞれ所定
値に達した時点でマイクロプロセッシングユニット43
が、制御開始プラテン間距離LOからあらかじめ定めら
れた制御終了プラテン間距離Leまでその形状が滑らか
な関数パターンLP1を発生し、この関数パターンLP
1で規定される値を目標値としてプラテン間距離Lが関
数パターンLP1に追従するように圧力制御弁42を制
御して型締力Pを調整する方法を実行しても良い。
【0037】また、充填から保圧へ切り換わるタイミン
グでマイクロプロセッシングユニット43が、制御開始
プラテン間距離LOからあらかじめ定められた制御終了
プラテン間距離Leまでその形状が滑らかな関数パター
ンLP1を発生し、この関数パターンLP1で規定され
る値を目標値としてプラテン間距離Lが関数パターンL
P1に追従するように圧力制御弁42を制御して型締力
Pを調整する方法を実行しても良い。これらも、金型内
に充填された樹脂を発泡させるためのタイミングを決め
ることができる方法で、成形品の発泡率を向上できた
り、発泡率を調整できる。例えば、成形品の肉厚が厚い
場合には、発泡速度が遅いので、制御開始時間を遅めに
とる方法をとることができる。逆に、肉厚が薄い場合、
充填直後に急激に発泡させないと発泡構造を形成できな
いので、制御開始時間を遅めにとる方法をとることがで
きる。
【0038】ステップS11では、マイクロプロセッシ
ングユニット43が関数パターンLP1で規定された値
が制御終了プラテン間距離Leに一致するかどうかの判
定動作を行い、一致すると関数パターンLP1の発生を
終了してステップS12に移行する。ステップS12で
は、マイクロプロセッシングユニット43が関数パター
ンLP1の発生終了時点から冷却完了までは制御終了プ
ラテン間距離Leを目標値としてこれを維持するよう
に、圧力制御弁42を制御する。
【0039】なお、ステップS10からステップS12
にかけて、プラテン間を開く際、制御開始プラテン間距
離LOから制御終了プラテン間距離Leまで関数パター
ンLP1で規定される値を目標値として、その後、冷却
完了までは制御終了プラテン間距離Leを目標値として
これを維持するように、圧力制御弁42を制御する。成
形品の発泡倍率を高めるためには、図5(b)のように
金型のパーティング面間を開く必要がある。金型内の樹
脂圧が低ければ低いほど発泡倍率は高く、そのような成
形では金型内の樹脂圧がプラテン間を開く力が小さくな
るので、圧力制御弁42によって流出入部24−1側の
油圧シリンダ内の油圧力と流出入部24−2側の油圧シ
リンダ内の油圧力を調整することによってプラテン間距
離を制御する。これによって、パーティング面間の開き
量を調整できるのである。
【0040】図5(b)のように、金型内にバネ38を
挿入し、固定金型17と可動金型18のパーティング面
間に力がかかるような構造にすることによって、金型の
パーティング面間すなわちプラテン間がより速く開き、
かつ開き量を精密に制御できる。この方法をとることに
よって、圧力制御弁42によって制御する流出入部24
−1側と流出入部24−2側の両方の油圧シリンダ内の
油圧力を調整する必要が無く、圧力制御弁42によって
流出入部24−1側のみを制御するだけでよくなり油圧
回路を単純化できる。
【0041】また、金型内にバネを挿入する方法以外
に、図6のように金型のリターンピン35を長くして金
型のパーティング面間を閉じたときにリターンピン35
を圧縮させ、反発力を利用して金型のパーティング面
間、すなわちプラテン間を開かせる方法でも、図7のよ
うに金型内に油圧シリンダおよびピストンによる油圧機
構40を設け、その力を利用しても良い。
【0042】以上で1回の成形サイクルが終了する。な
お、本例では油圧式成形機の例を示しているが、本発明
は電動成形機にも応用可能であり、電動式の場合には制
御すべき因子を、圧力だけでなく、圧力を電流やトルク
に対応させることで制御可能であることは言うまでもな
い。
【0043】
【発明の効果】以上説明してきたように、成形品の肉厚
が5mm以下のような場合でも良好な発泡成形を行うこ
とができる。
【0044】また、プラテン間の位置制御を行うことに
よって金型を取り替えなくても、成形品の肉厚、即ち、
発泡倍率を自由に変えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された発泡射出成形機の内射出装
置、型締装置の概略構成を示した図である。
【図2】本発明で使用される距離センサの一例を説明す
るための図である。
【図3】本発明で使用される距離センサの他の例を説明
するための図である。
【図4】本発明による制御系の概略構成を示したブロッ
ク図である。
【図5】本発明による金型内にバネを挿入した金型構造
を示した図である。
【図6】本発明による金型内のリターンピンを長くした
金型構造を示した図である。
【図7】本発明による金型内に油圧シリンダとピストン
を組み込んだ金型構造を示した図である。
【図8】本発明による制御動作を説明するためのフロー
チャート図である。
【図9】本発明による制御動作の過程におけるプラテン
間距離、型締力、射出速度・圧力の変化を示した図であ
る。
【図10】本発明によるVP切換のタイミングを説明す
るために型締力とその微分値の変化を示した図である。
【図11】本発明により発生されるプラテン間距離規定
のための関数パターンの例を示した図である。
【符号の説明】
11 ホッパ 12 加熱シリンダ 13 スクリュ 14 射出シリンダ 15 ピストン 16 ノズル 17 固定金型 18 可動金型 21 固定プラテン 22 リアプラテン 23 タイバー 24 油圧シリンダ 25 油圧ピストン 26 可動プラテン 33 エジェクタプレート 34 エジェクタピン 35 リターンピン 36 スプル 37 キャビティ 38 バネ 39 パーティング面 40 油圧機構

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定プラテンに取り付けた固定金型と可
    動プラテンに取り付けた可動金型とから成る金型と、前
    記可動プラテンを駆動して前記固定金型と前記可動金型
    との開閉を行うと共に、型締を行う駆動源とを有する発
    泡射出成形機において、 前記二つのプラテンにおけるプラテン間距離Lを検出す
    るための距離センサと、 前記駆動源による締め付け圧力を型締力として検出する
    ための圧力センサと、 前記距離センサからの距離検出信号と前記圧力センサか
    らの前記型締力を表す圧力検出信号等を用いて前記駆動
    源を制御する制御部とを有し、該制御部は、 樹脂の充填が開始されると、充填工程の間、前記駆動源
    を前記プラテン間距離が一定値LOとなるように制御す
    る第1のステップと、 スクリュの位置を監視して該スクリュがあらかじめ定め
    られた位置に到達すると充填工程から保圧工程への切換
    えを行う第2のステップと、 充填工程から保圧工程に切り換わってからの時間経過を
    監視して、所定時間経過時点から前記プラテン間距離が
    所定値Leを到達点とする所定の変化パターンに追随す
    るように前記駆動源を制御する第3のステップと、 前記プラテン間距離が所定値Leに達すると前記駆動源
    を前記プラテン間距離が一定値Leとなるように冷却完
    了まで制御する第4のステップとを実行することを特徴
    とする発泡射出成形機の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記第1のステップに代えて、樹脂の充
    填が開始されると、充填工程の間、予め定められた前記
    型締力を維持するように前記駆動源を制御し、樹脂充填
    が進む結果、前記プラテン間距離が増加して、予め定め
    られたプラテン間距離Laに到達すると、前記プラテン
    間距離が一定値Laとなるように制御するステップを実
    行することを特徴とする請求項1記載の発泡射出成形機
    の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記第1のステップに代えて、樹脂の充
    填が開始されると、充填工程の間、予め定められた前記
    型締力を維持するように前記駆動源を制御し、スクリュ
    の位置を監視して該スクリュが予め定められた位置に到
    達すると、前記プラテン間距離を監視し、樹脂充填が進
    む結果、前記プラテン間距離が増加して、予め定められ
    たプラテン間距離Laに到達すると、前記プラテン間距
    離が一定値Laとなるように制御するステップを実行す
    ることを特徴とする請求項1記載の発泡射出成形機の制
    御方法。
  4. 【請求項4】 前記第2のステップに代えて、ノズル部
    あるいは金型内の樹脂圧を監視し、該樹脂圧が所定値に
    達すると充填工程から保圧工程への切換えを行うステッ
    プを実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の発泡射出成形機の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記第2のステップに代えて、射出シリ
    ンダの油圧力を監視し、該油圧力が所定油圧に達すると
    充填工程から保圧工程への切換えを行うステップを実行
    することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    発泡射出成形機の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のステップに代えて、充填開始
    からの時間経過を監視し、該充填開始からあらかじめ定
    められた時間が経過すると充填工程から保圧工程への切
    換えを行うステップを実行することを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の発泡射出成形機の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記第2のステップに代えて、前記圧力
    検出信号で表される型締力を監視して該型締力が所定レ
    ベルに達するか、該型締力の増加の傾きが一定になるか
    あるいは該傾きが所定レベルに達すると充填工程から保
    圧工程への切換を行うステップを実行することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の発泡射出成形機の
    制御方法。
  8. 【請求項8】 前記第3のステップに代えて、前記充填
    工程から前記保圧工程に切り換わると前記プラテン間距
    離が所定値Leを到達点とする所定の変化パターンに追
    随するように前記駆動源を制御するステップを実行する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の発泡
    射出成形機の制御方法。
  9. 【請求項9】 前記第3のステップに代えて、前記スク
    リュの位置を監視して該スクリュが所定位置に達すると
    前記プラテン間距離が所定値Leを到達点とする所定の
    変化パターンに追随するように前記駆動源を制御するス
    テップを実行することを特徴とする請求項1〜7のいず
    れかに記載の発泡射出成形機の制御方法。
  10. 【請求項10】 前記第3のステップに代えて、射出シ
    リンダの油圧力を監視し、該油圧力が所定油圧に達する
    と前記プラテン間距離が所定値Leを到達点とする所定
    の変化パターンに追随するように前記駆動源を制御する
    ステップを実行することを特徴とする請求項1〜7のい
    ずれかに記載の発泡射出成形機の制御方法。
  11. 【請求項11】 前記第3のステップに代えて、ノズル
    部あるいは金型内の樹脂圧を監視し、該樹脂圧が所定値
    に達すると前記プラテン間距離が所定値Leを到達点と
    する所定の変化パターンに追随するように前記駆動源を
    制御するステップを実行することを特徴とする請求項1
    〜7のいずれかに記載の発泡射出成形機の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記第3のステップに代えて、充填開
    始からの時間経過を監視し、該充填開始から予め定めら
    れた時間が経過すると前記プラテン間距離が所定値Le
    を到達点とする所定の変化パターンに追随するように前
    記駆動源を制御するステップを実行することを特徴とす
    る請求項1〜7のいずれかに記載の発泡射出成形機の制
    御方法。
  13. 【請求項13】 前記固定金型と前記可動金型のパーテ
    ィング面が閉じたときに、前記固定金型と前記可動金型
    間に開かせる力が働くようなバネを挿入することによ
    り、成形中に前記パーティング面間を瞬間的に開くこと
    ができるようにしたことを特徴とする請求項1記載の発
    泡射出成形機の制御方法に用いる金型。
  14. 【請求項14】 前記固定金型と前記可動金型のパーテ
    ィング面が閉じたときに、前記固定金型と前記可動金型
    間に開かせる力が働くように、リターンピンを長めにし
    て圧縮力を加え、成形中に前記パーティング面間を瞬間
    的に開くことができるようにしたことを特徴とする請求
    項1記載の発泡射出成形機の制御方法に用いる金型。
  15. 【請求項15】 前記固定金型と前記可動金型のパーテ
    ィング面が閉じたときに、前記固定金型と前記可動金型
    間に開かせる力が働くように、前記金型内に油圧ピスト
    ンとシリンダを配し、成形中に油圧源により油圧ピスト
    ンを駆動して、前記パーティング面間を瞬間的に開くこ
    とができるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    発泡射出成形機の制御方法に用いる金型。
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