JP2002336842A - 揮発性汚染物質の浄化装置 - Google Patents

揮発性汚染物質の浄化装置

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JP2002336842A
JP2002336842A JP2001145067A JP2001145067A JP2002336842A JP 2002336842 A JP2002336842 A JP 2002336842A JP 2001145067 A JP2001145067 A JP 2001145067A JP 2001145067 A JP2001145067 A JP 2001145067A JP 2002336842 A JP2002336842 A JP 2002336842A
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Miki Masuda
幹 増田
Masao Wakabayashi
正男 若林
Ryozo Ushio
亮三 牛尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 揮発性汚染物質を吸着させる活性炭の負荷を
減少させ、さらに汚染水中の汚染物質の濃度や分解特性
に合わせて効率よく浄化が行える汚染物質の浄化装置を
提供する。 【解決手段】 汚染水中にオゾンガスを混合する気液混
合装置、および前記気液混合装置によりオゾンガスが導
入された汚染水に含まれる揮発性汚染物質の分解を促進
する紫外線照射装置で構成される化学処理ユニットと、
紫外線照射後の汚染水に該曝気用気体を接触させる曝気
装置、および該曝気装置から排出した曝気後ガス中の揮
発性汚染物質を除去するための活性炭吸着装置で構成さ
れる物理処理ユニットとを有し、それぞれのユニットが
分離可能で、かつ単独で浄化処理が可能である汚染物質
の浄化装置であり、汚染水中の汚染物質の濃度かつ分解
特性に合わせて該化学処理ユニットと該物理処理ユニッ
トを同時あるいは単独で使用することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有害な汚染物質で
汚染された地下水などの汚染水から汚染物質を除去する
浄化処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地下水中の汚染が問題になってい
るが、その原因となる汚染物質としてはトリクロロエチ
レン、テトラクロロエチレン、1,2−ジクロロエタ
ン、1,1−ジクロロエチレン、1,2−ジクロロエチ
レン、1,1,1−トリクロロエタン、1,1,2−ト
リクロロエタン、ジクロロメタン、パラジクロロベンゼ
ン、1,2−ジクロロプロパン、クロロホルム、ベンゼ
ン、トルエン、キシレントリクロロエチレン、テトラク
ロロエチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,1−
トリクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、四
塩化炭素、ベンゼン、トルエン、キシレン、ホルムアル
デヒド等の揮発性有機化合物が挙げられる。前記した有
機塩素化合物などの揮発性汚染物質を含む土壌を修復す
る方法として、いわゆる揚水曝気法が知られている。こ
の揚水曝気法は、揮発性汚染物質を含んだ地下水をポン
プで揚水し、これに空気を効率よく接触させることで地
下水中の揮発性汚染物質を気相に移行させ、除去を行う
方法である。
【0003】しかし、この方法は汚染物質を分解して無
害化する技術ではないので後処理が必要であり、活性炭
に吸着させる方法を用いるのが一般的である。曝気装置
を出た後の揮発性汚染物質を含んだ気体を化学的に分解
処理する場合もあるが、有毒な副生物や酸性ガスが発生
するためその処理装置などが必要となり、装置が大型化
し、設備費を含めた浄化コストが高くなることが多く、
活性炭で吸着除去をする方式を採用する場合が多い。し
かし、活性炭は破過する前に新品と交換する必要がある
が、交換する活性炭の費用に加えて、その作業のための
労務コストがかかり、交換頻度が高くなればなるほど費
用は多大になる。また、10mg/l以上の高濃度で汚
染されているサイトの浄化では、曝気装置の性能上2台
を直列に運転する必要があるが、騒音が大きく、汚染サ
イトが住宅地周辺などの場合は問題が大きい。
【0004】一方、液相中で地下水中の揮発性汚染物質
を除去する方法としては促進酸化処理がある。これはオ
ゾン、過酸化水素、紫外線および酸化チタンなどの光触
媒を併用し、酸化力が強いヒドロキシルラジカルを生成
させて有害な汚染物質を分解除去する方法である。しか
し、促進酸化処理単独で除去処理を行う場合、滞留時間
の増加や、より高出力のオゾナイザーの必要性が生じる
ため装置の大型化や設備投資の負担が大きくなる。また
1,1,1−トリクロロエタン等の飽和アルカンなどは
トリクロロエチレン等の2重結合をもつアルケンより分
解が困難なため多くの処理時間が必要となり、さらに装
置を大型化する必要が生じる。
【0005】通常、汚染された地下水などを揚水して地
上で処理を行う場合、地下水中の汚染物質の濃度は修復
初期では高い値を示すが、処理の経過とともに急激に低
下し、修復中期から後期にかけて低濃度の状態に移行す
るため、修復初期の濃度に対応した処理装置では修復中
期以降では能力が過剰となり、長期間大きな土地面積を
占用する結果となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、揮
発性汚染物質を吸着させる活性炭の負荷を減少させ、さ
らに汚染水中の汚染物質の濃度や分解特性に合わせて装
置の形態を変えることで、修復事業全般において効率よ
く浄化が行える汚染物質の浄化装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る汚染物質の
浄化装置は、汚染物質を含む汚染水中にオゾンガスを混
合する気液混合装置、および前記気液混合装置によりオ
ゾンガスが導入された汚染水に含まれる揮発性汚染物質
の分解を促進する紫外線照射装置で構成される化学処理
ユニットと、紫外線が照射された汚染水中に残存する揮
発性汚染物質を曝気用気体中に気化させるために該照射
後の汚染水に該曝気用気体を接触させる曝気装置、およ
び該曝気装置から排出した曝気後ガス中の揮発性汚染物
質を除去するための活性炭吸着装置で構成される物理処
理ユニットとを有し、それぞれのユニットが分離可能
で、かつ単独で浄化処理が可能であり、汚染水中の汚染
物質の濃度かつ分解特性に合わせて該化学処理ユニット
と物理処理ユニットを同時あるいは単独で使用すること
を特徴とするものである。
【0008】本発明において、揮発性汚染物質は、トリ
クロロエチレン、テトラクロロエチレン、1,2−ジク
ロロエタン、1,1−ジクロロエチレン、1,2−ジク
ロロエチレン、1,1,1−トリクロロエタン、1,
1,2−トリクロロエタン、ジクロロメタン、パラジク
ロロベンゼン、1,2−ジクロロプロパン、クロロホル
ム、べンゼン、トルエン、キシレントリクロロエチレ
ン、テトラクロロエチレン、1,2−ジクロロエタン、
1,1,1−トリクロロエタン、1,1,2−トリクロ
ロエタン、四塩化炭素、ベンゼン、トルエン、キシレ
ン、ホルムアルデヒドのうち少なくとも1つが例示でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る汚染物質の浄
化処理装置の一実施例を示す概略装置構成図、図2は同
じく他の実施例を示す概略装置構成図であり、1は多孔
管、2は揚水管、3は揚水ポンプ、4は原水槽、5は気
液混合装置、6は紫外線照射装置、7は曝気装置、8は
吸引ブロワー、9は接続部、10は活性炭吸着装置(活
性炭槽)、11、12は送水管、13、14、15、1
9は送気管、16は紫外線透過性保護管、17は原料ガ
ス発生装置、18はオゾンガス発生装置、21は充填
材、24は紫外線ランプ、25、30は排水管である。
【0010】すなわち、図1に示す浄化装置は、主に2
つのユニットで構成されている。1つは土壌の間隙中及
び地下水に、汚染物質が存在する地盤中に固定された多
孔管1の底部近くまで設けられた揚水管2と、この揚水
管2に送水管11を介在して接続され、地下水を地表面
上に汲み上げる揚水ポンプ3と、揚水ポンプ3で汲み上
げられた地下水、すなわち汚染水を一旦貯留する原水槽
4、この原水槽4の汚染水にオゾンガス発生装置18に
より生成させたオゾンガスを混合させる気液混合装置5
と、そのオゾンガスを混合させた汚染水に紫外線を照射
する紫外線照射装置6、紫外線照射後の汚染水が通る送
水管12で構成される化学処理ユニットである。他の1
つは、前記紫外線が照射された汚染水が送水管12を介
して導入される曝気装置7と、曝気装置内の気体を送気
管13に通して吸引する吸引ブロワー8と、吸引した気
体が送気管14を介して導入される活性炭吸着装置10
で構成される物理処理ユニットである。これらのユニッ
トは接続部9で接合しており、この部分からそれぞれに
分離可能であり、それぞれ単独で使用することが可能と
なっている。
【0011】前記多孔管1は、土壌中に掘削された井戸
穴に挿入し、井戸の周壁との間になどを投入しつつ、井
戸掘削時のケーシングを引き抜いて固定されるものであ
る。この多孔管1は、例えば径が100mmから150
mm程度のポリ塩化ビニル管からなり、地下水面の上方
から下端にかけて多数の開孔が設けられている。
【0012】前記揚水管2は前記多孔管1の上端付近か
ら貫入され、多孔管の下端付近に至るまで挿入されてお
り、この揚水管2の下流側には揚水ポンプ3が取り付け
られ、地下水を地表面上に汲み上げることが可能になっ
ている。
【0013】前記オゾンガス発生装置18は、原料ガス
を生成する原料ガス発生装置17を備えており、このオ
ゾンガス発生装置18は送気管19を介して気液混合装
置と接続されている。このオゾンガス発生装置18に要
求されるオゾン発生能力は汚染水中の汚染物質の濃度に
よって異なり、汚染濃度が数mg/l以下であれば、3
0〜40g/Nm以下のオゾンガスを生成する装置で
十分であるが、汚染濃度が数十mg/l以上存在する場
合は80g/Nm以上のオゾンガスを生成する装置に
する方が好ましい。なお、オゾンガス発生装置18の原
料としては酸素ガスを用いるのが好ましいが、酸素ボン
ベを使用すると交換などの保守に手間がかかるため、圧
力スイッチング吸着法(PSA)などにより酸素を生成
させるものが望ましい。
【0014】前記気液混合装置5は、オゾンガスと汚染
水を効率よく混合するとともに、汚染水を曝気装置7ま
で送水する。オゾンガスの混合方式として、ノズルから
噴出させるエジェクター方式や、渦流ポンプを用いて汚
染水中にオゾンを混合させるターボミキシング方式が望
ましい。
【0015】前記紫外線照射装置6は、内部照射型と外
部照射型の2種類の方法を用いることができる。内部照
射型は2重構造をとり、最内部に紫外線ランプ24、そ
の周りに透過性保護管16、さらにその周りに外壁があ
り、保護管と外壁の間に被処理水が流れる構造となって
いる。一方、外部照射型は紫外線ランプと内側に被処理
水が流れる透過性保護管があり、その周りに紫外線ラン
プ24が配置されている。透過性保護管16は、紫外線
透過性の高い材料からなり、例えば、石英、透明テフロ
ン(登録商標)等が用いられる。
【0016】前記紫外線ランプ24は、ピーク波長が1
85±10nm、254±10nmの紫外線を照射する
ものが利用できるが、オゾンのラジカル化に有効に作用
するとともに、設置コストが低くて消費電力の少ない、
254±10nmのピーク波長を持つ低圧水銀ランプを
用いるのが望ましい。
【0017】前記吸引ブロワー8は、気体の搬送方向に
おける曝気装置7より下流側に設けられ、これより上流
側に減圧状態を形成し、吸気管15から空気が吸引さ
れ、曝気装置7内に導入される。
【0018】前記活性炭槽10は、円筒状の槽内に粒状
活性炭や活性炭素繊維などを充填したものである。処理
される気体は送気管14を通って活性炭吸着装置10の
下部から導入され、活性炭に接触された後に排出され
る。
【0019】図2に示す装置は、図1中の化学処理ユニ
ット単独で処理する場合の形態を示している。紫外線照
射装置6を通過した処理水が排水管30を通して系外に
放出される以外は、図1と同様の形態を取る。通常、汚
染された地下水の浄化では、処理初期から処理中期にか
けて汚染水中の汚染濃度の減少幅は大きく、処理中期か
ら後期にかけて低濃度で推移する。したがって、低濃度
領域では前記化学処理ユニットあるいは前記物理処理ユ
ニットのみで浄化処理を行うことが可能となり、残りの
ユニットは別の汚染サイトの浄化に活用できるため装置
資源を効率よく使用することができる。
【0020】上記図1および図2に示す装置において、
地盤中に挿入して固定された多孔管1内に挿入された陽
水管2を通して揚水ポンプ3によりくみ上げられた汚染
物質を含有する汚染水を、一旦原水槽4に貯蔵する。次
いで、原水槽4に貯留している汚染水、および原料ガス
生成装置17を経てオゾンガス発生装置18で発生した
オゾンガスを気液混合装置5に導入して混合する。続い
て、オゾンガスを混合された汚染水を気液混合ポンプ5
により紫外線照射装置6に導入する。この紫外線照射装
置6では、テトラクロロエチレン、ベンゼン等のヒドロ
キシルラジカルによる分解速度が速い揮発性有機物の半
分以上が酸化処理される。
【0021】浄化処理初期の汚染水中の汚染濃度が高い
場合は、酸化処理した汚染水を曝気装置7に送り、汚染
水中に残存している揮発性有機化合物を充填材21を通
過させて曝気処理し、処理後の汚染水は排水管25を介
して系外に排出される。一方、曝気処理で生成した曝着
後ガスは、吸引ブロワー8により活性炭吸着装置10に
導入され、活性炭に揮発性有機化合物が吸着除去されて
系外に放出される。
【0022】浄化処理中期から後期の汚染水中の汚染濃
度が低い場合は、図2に示すごとく、酸化処理のみで汚
染水中の汚染物質の濃度を排水基準や環境基準以下にす
ることが可能であるため、紫外線照射装置6での酸化処
理後、排水管30を介してそのまま汚染水を系外に放出
することができる。
【0023】なお、前記の2通りの処理において、処理
後の汚染水を系外に排出する前に活性炭処理あるいは生
物活性炭処理を施しても問題がない。
【0024】
【実施例】実施例1 図1に示す浄化装置を用いて、テトラクロロエチレン濃
度5mg/lの地下水の浄化を行った。本実施例におけ
る試験条件を表1に、試験結果を表2に示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】実施例2 図1に示す浄化装置を用いて、テトラクロロエチレン濃
度20mg/lの地下水の浄化を行った。本実施例にお
ける試験条件を表3に、試験結果を表4に示す。
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】実施例3 図2に示す浄化装置を用いて、テトラクロロエチレン濃
度0.5mg/lの地下水の浄化を行った。本実施例に
おける試験条件を表5に示す。本実施例では、処理後水
中のテトラクロロエチレン濃度は0.08mg/lであ
った。
【0031】
【表5】
【0032】実施例4 図1に示す浄化装置を用いて、ベンゼン濃度2mg/l
の地下水の浄化を行った。本実施例における試験条件は
実施例1と同じであった。その結果、処理後水中のテト
ラクロロエチレン濃度は0.03mg/l、活性炭交換
頻度は0回であった。
【0033】実施例5 図1に示す浄化装置を用いて、トリクロロエチレン濃度
5mg/lと1,1,1−トリクロロエタン濃度1mg
/lの地下水の浄化を行った。本実施例における試験条
件は実施例1と同じであった。その結果、処理後水中の
トリクロロエチレン濃度は0.02mg/l、処理後水
の1,1,1−トリクロロエタン濃度は0.05mg/
l、活性炭交換頻度は0回であった。
【0034】実施例6 図2に示す浄化装置を用いて、トリクロロエチレン濃度
5mg/lと1,1,1−トリクロロエタン濃度1mg
/lの地下水の浄化を行った。本実施例における試験条
件はオゾンガス発生濃度が40g/Nmである以外は
実施例3と同じであった。その結果、処理後水中のトリ
クロロエチレン濃度:0.1mg/l、処理後水の1,
1,1−トリクロロエタン濃度は1mg/lであった。
【0035】
【発明の効果】以上説明したごとく、本発明装置によれ
ば、酸化処理した汚染水の曝気処理で生成した曝着後ガ
スを活性炭槽で処理するので、活性炭寿命が長くなり、
活性炭コストおよび活性炭交換工数を節減できる。ま
た、本発明装置は、化学処理ユニットと物理処理ユニッ
トを汚染水中の汚染物質の濃度かつ分解特性に合わせて
同時あるいは単独で使用することができるので、汚染水
中の汚染物質の濃度変化や分解特性に対応した浄化を行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略装置構成図であ
る。
【図2】本発明の他の実施例を示す概略装置構成図であ
る。
【符号の説明】
1 多孔管 2 揚水管 3 揚水ポンプ 4 原水槽 5 気液混合装置 6 紫外線照射装置 7 曝気装置 8 吸引ブロワー 9 接続部 10 活性炭吸着装置 11、12 送水管 12 送水管 13、14、15、19 送気管 16 紫外線透過性保護管 17 原料ガス生成装置 18 オゾンガス発生装置 21 充填材 24 紫外線ランプ 25、30 排水管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/32 C02F 1/78 1/58 B01D 53/34 117A 134E 1/78 (72)発明者 牛尾 亮三 千葉県市川市中国分3−18−5 住友金属 鉱山株式会社中央研究所内 Fターム(参考) 4D002 AA21 AA32 AA33 AB03 AC10 BA04 CA07 DA41 EA01 EA02 EA05 FA01 HA01 4D011 AA15 AA16 AB04 AD03 4D037 AA01 AA11 AB11 AB14 AB16 BA18 BA23 BB05 CA12 4D038 AA02 AA08 AB08 AB09 AB14 BA04 BB03 BB06 BB14 BB16 4D050 AA02 AA12 AB12 AB14 AB19 BB02 BC09 BD03 BD06 CA03 CA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揮発性汚染物質を含む汚染水中にオゾン
    ガスを混合する気液混合装置、および前記気液混合装置
    によりオゾンガスが導入された汚染水に含まれる揮発性
    汚染物質の分解を促進する紫外線照射装置で構成される
    化学処理ユニットと、紫外線が照射された汚染水中に残
    存する揮発性汚染物質を曝気用気体中に気化させるため
    に該照射後の汚染水に該曝気用気体を接触させる曝気装
    置、および該曝気装置から排出した曝気後ガス中の揮発
    性汚染物質を除去するための活性炭吸着装置で構成され
    る物理処理ユニットとを有し、それぞれのユニットが分
    離可能で、かつ単独で浄化処理が可能であり、汚染水中
    の汚染物質の濃度かつ分解特性に合わせて該化学処理ユ
    ニットと物理処理ユニットを同時あるいは単独で使用す
    ることを特徴とする揮発性汚染物質の浄化装置。
  2. 【請求項2】 揮発性汚染物質は、トリクロロエチレ
    ン、テトラクロロエチレン、1,2−ジクロロエタン、
    1,1−ジクロロエチレン、1,2−ジクロロエチレ
    ン、1,1,1−トリクロロエタン、1,1,2−トリ
    クロロエタン、ジクロロメタン、パラジクロロベンゼ
    ン、1,2−ジクロロプロパン、クロロホルム、べンゼ
    ン、トルエン、キシレントリクロロエチレン、テトラク
    ロロエチレン、1,2−ジクロロエタン、1,1,1−
    トリクロロエタン、1,1,2−トリクロロエタン、四
    塩化炭素、べンゼン、トルエン、キシレン、ホルムアル
    デヒドのうち少なくとも1つである請求項1記載の揮発
    性汚染物質の浄化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008161815A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Hitachi Plant Technologies Ltd 地下水浄化装置及び方法
KR101167038B1 (ko) 2009-10-13 2012-07-27 김종윤 강변여과수의 다중 정수장치 및 그 정수방법
CN109603489A (zh) * 2019-01-31 2019-04-12 厦门理工学院 一种甲醛净化装置及处理气体的方法

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