JP2002336446A - 遊技機製造システム - Google Patents

遊技機製造システム

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JP2002336446A
JP2002336446A JP2001146853A JP2001146853A JP2002336446A JP 2002336446 A JP2002336446 A JP 2002336446A JP 2001146853 A JP2001146853 A JP 2001146853A JP 2001146853 A JP2001146853 A JP 2001146853A JP 2002336446 A JP2002336446 A JP 2002336446A
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Japan
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warehouse
board
gaming machine
line
game
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JP2001146853A
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English (en)
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Isamu Kusama
勇 草間
Takaharu Inoue
貴晴 井之上
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Sammy Corp
Samy KK
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Sammy Corp
Samy KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機の製造を効率良く且つスムーズに
行い、システム接地スペースの省スペース化を図る。 【解決手段】 パチンコ機を製造するシステムが、枠部
材を保管する枠部材倉庫30と、盤面部材を保管する盤
面部材倉庫32と、遊技盤構成部品を保管する部品倉庫
34,35と、盤面部材を加工する盤面加工ライン60
と、遊技盤の組立を行う遊技盤組立ライン70と、パチ
ンコ機を組み立てる遊技機組立ライン78と、パチンコ
機を保管する遊技機倉庫36と、パチンコ機を梱包して
出荷する出荷ライン85とを有して構成され、さらに、
これら各倉庫やライン間での部品、部材の搬送を行う搬
送装置51〜57を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機のよう
な遊技機を製造するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機は、概略構成として、略方形
状の枠部材(これは、一般的に外枠および前枠から構成
される)と、この枠部材内に立設状態で配設される矩形
板状の遊技盤(その前面に遊技領域が形成される)と、
枠部材の裏面側に取り付けられる裏機構とを有して構成
される。このようなパチンコ機の製造システムとしては
従来から種々の形態のものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、パチンコ機
のような遊技機の製造システム、すなわち、製造工場の
構築に際して、できる限り効率の良い且つ省スペース化
が可能なシステムを構築することが要求される。
【0004】本発明はこのような事情に鑑みたもので、
効率良く且つスムーズな製造が可能であり、且つ省スペ
ースを図ることができるような遊技機製造システムを提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明においては、略方形状の枠部材と枠部材内に
立設状態で配設される矩形板状の遊技盤と枠部材の裏面
側に取り付けられる裏機構とから構成される遊技機を製
造するシステムが、外部から搬入された枠部材を保管す
る枠部材倉庫と、遊技盤を構成する盤面部材を保管する
盤面部材倉庫と、遊技盤構成部品を保管する部品倉庫
と、盤面部材倉庫に保管された盤面部材を加工する盤面
加工ラインと、盤面加工ラインにおいて加工された盤面
部材に部品倉庫に保管された遊技盤構成部品を組み付け
て遊技盤の組立を行う遊技盤組立ラインと、枠部材倉庫
に保管された枠部材に遊技盤組立ラインにおいて組み立
てられた遊技盤を組み付けて遊技機を組み立てる遊技機
組立ラインと、遊技機組立ラインにおいて組み立てられ
た遊技機を保管する遊技機倉庫と、遊技機倉庫に保管さ
れた遊技機を梱包して出荷する出荷ラインとを有して構
成される。さらに、枠部材倉庫に保管された枠部材を遊
技機組立ラインに搬送し、盤面部材倉庫に保管された盤
面部材を盤面加工ラインに搬送し、部品倉庫に保管され
た遊技盤構成部品を遊技盤組立ラインに搬送し、盤面加
工ラインおいて加工された盤面部材を遊技盤組立ライン
に搬送し、遊技盤組立ラインにおいて組み立てられた遊
技盤を遊技機組立ラインに搬送し、遊技機組立ラインに
おいて組み立てられた遊技機を遊技機倉庫に搬送し、遊
技機倉庫に保管された遊技機を出荷ラインに搬送する搬
送システムを有する。
【0006】このように製造システムを構成することに
より、各部材、部品および製品を一つの工場内で効率よ
く保管、搬送し、効率の良い且つスムーズな遊技機製造
が可能となる。
【0007】本発明に係る遊技機製造システムを二階構
造の建家内に配設するのが好ましく、この場合には、枠
部材倉庫と盤面部材倉庫と部品倉庫と盤面加工ラインと
遊技機倉庫と遊技機出荷ラインとが一階部に設けられ、
遊技盤組立ラインと遊技機組立ラインとが二階部に設け
られる。そして、一階部と二階部とでの搬送を行う垂直
搬送装置が搬送システムに設けられる。このように構成
することにより、工場全体としての必要敷地が小さくな
り省スペース化が可能となる。
【0008】この場合、外部からの入庫および外部への
出庫が必要な各種倉庫および出荷ラインと、加工時の粉
塵等が発生して作業環境が問題となりやすいが自動化を
図って作業者をあまり必要としないようにできる盤面加
工ラインとを一階部に配置している。このとき、各倉庫
をコンピュータ管理による自動倉庫として作業者をあま
り必要としない効率の良いシステムとすることができ
る。一方、作業者による細かな組立作業および検査作業
を必要とする遊技盤組立ラインおよび遊技機組立ライン
を二階部に配置しているため、多くの作業者が作業する
とともにゴミの混入を嫌う組立作業が行われる二階部の
作業環境を集中的に管理して、作業者の作業環境を向上
でき、且つ組立製品の不良発生率を低下させることがで
きる。
【0009】また、枠部材倉庫と盤面部材倉庫と部品倉
庫とを一階部に並んで設け、これら倉庫への部品納入ベ
イを一階部において一カ所にまとめて設けるのが好まし
い。これにより各倉庫への部品納入効率を向上できる。
【0010】本発明の製造システムに、遊技盤組立ライ
ンにおいて組み立てられた遊技盤を保管する遊技盤倉庫
と、遊技盤倉庫に保管された遊技盤を梱包して出荷する
遊技盤出荷ラインとを設けても良く、この場合、上記搬
送システムが、遊技盤組立ラインにおいて組み立てられ
た遊技盤を遊技盤倉庫に搬送し、遊技盤倉庫に保管され
た遊技盤を遊技盤出荷ラインに搬送するように構成され
る。これにより、遊技機本体の製造出荷のみならず、遊
技盤単体製品の製造出荷も効率よく行うことができる。
【0011】なおこのとき、遊技機倉庫と遊技盤倉庫と
を一階部に並んで設け、遊技機出荷ラインと遊技盤出荷
ラインとを少なくとも後部において共用するのが好まし
い。これにより製品出荷効率を向上できる。
【0012】本発明の製造システムにおいて、二階部に
別種遊技機を組み立てる別種遊技機組立ラインを設け、
別種遊技機の別種構成部品を部品倉庫に保管し、搬送シ
ステムにより部品倉庫に保管された別種構成部品を前記
別種遊技機組立ラインに搬送するようにしても良い。こ
れにより、一つの製造システム内において、二種類の遊
技機、例えば、パチンコ機とスロット機とを効率よく製
造できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。まず、本発明に係る
遊技機製造システムを用いて製造されるパチンコ機PM
について、図3〜図4を参照して説明する。このパチン
コ機PMは、機枠又は機体として所定の外郭方形枠サイ
ズに構成された固定保持用の外枠1の前側に、これに合
わせた方形枠サイズに構成された前枠2が、互いの正面
左側上下部に配設された開閉連結支持機構3a,3b及
び正面右側内部に配設された施錠装置4を利用して、開
閉(片持ち横開き)及び着脱が可能に組付けられて閉鎖
状態に保持される。
【0014】この前枠2の各部に必要な遊技構成部材と
して、前枠2の前側面域に合わせた方形枠サイズのガラ
ス扉(ガラス窓ともいう)5、前枠2の窓口裏側に一体
に繋がって前後二重枠形態に形成された方形枠サイズの
収容枠6、上下の球皿7a,7b及び打球発射装置8等
が夫々装備される。さらに、パチンコゲームを展開し得
る遊技盤10が、前記収容枠6の収容面域に対して水平
姿勢・位置の縦向きで着脱交換可能にセット保持され
て、前面の遊技領域11を前記ガラス扉5の正面に臨ま
せており、前枠2の裏側に裏機構BMが装備されてい
る。
【0015】遊技盤10は、詳細構造を図5〜図7に示
して後述するが、収容枠6の収容面域の内法に合わせた
方形サイズで裏側から着脱され、収容面域の周囲に配設
された係合レバー12で固定保持されるようになってい
る。その他の構成として、図示しないが上球皿7aの下
流内側に球送りカセット、収容枠6の下部盤前面に発射
レール等が夫々装着されており、また遊技領域11内に
到達し得なかった遊技球(ファール球ともいう)を受け
入れて収容枠6の下部盤裏側から下の球皿7b側へ戻す
ファール球排出路が形成されている。
【0016】このパチンコ機PMに設けられる裏機構B
Mは、全体として収容枠6の背面外郭サイズに合わせた
ほぼ方形状とされ、収容枠6の背面の上方部側に装備さ
れて球の貯留・供給処理を図る球貯留供給機構20や、
収容枠6の背面の中央部及び下方部にかけて装備されて
球の排出及び払出し処理を図る球払出し機構40等を有
して一体に構成される。この裏機構BMは、前枠2に裏
面側から取り付けられた遊技盤10の裏面を覆うように
して前枠2に取り付けられている。
【0017】球貯留供給機構20は、基本的な構成とし
て、予備賞球用のタンク部材21、タンク部材21内に
貯留された予備賞球を整列して供給させる整列樋部材2
2、受電・入出力用のターミナル制御部23や、その他
の関連機構・部材等が夫々装備されて構成される。整列
樋部材22は、タンク部材21から供給された予備賞球
を整列状に収容して下端の変向出口22bに送出し得る
ようになっている。ターミナル制御部23では、図示し
ないが遊技ホール側からの電源、パチンコゲーム内容の
情報、球切れ情報等に係る必要な回路、デバイス及び電
線(コード)用コネクター、アース端子等が配置、接続
されている。
【0018】球払出し排出機構40は、左右横開き形態
の盤本体をなす1つの開閉基枠体41(なお、この開閉
基枠体41は球貯留供給機構20に一体に繋がってい
る)に、遊技済み球(セーフ球とアウト球)の集合排出
経路、排出された賞球の球皿側への賞球排出経路、球貯
留供給機構20から送出される賞球の通入経路が設けら
れて構成されている。さらに、球払出し部45、関連機
構・部材等が夫々装備されて、球貯留供給機構20を含
めた全体がユニット化されたセット部材として構成され
ている。このセット部材全体が、ヒンジ46により左右
横開き可能となって前枠2の裏側に支持されており、前
枠2の裏面を覆う閉止状態で閉止レバー47により前枠
2に係止保持されるようになっている。
【0019】上記のように構成されたパチンコ機PMに
おいて、遊技領域11を有して前枠2に着脱自在に取り
付けられる遊技盤10を図5〜図7に示している。遊技
盤10は一般に矩形状のベニヤ板から作られ、遊技盤1
0の前面には所定の図柄が印刷形成された樹脂等からな
る化粧シート(通称、セル)が貼り付けられ、その上
に、図4に示すように、打球発射装置8から発射された
遊技球を遊技領域11内に導くレール15が設けられて
いる。遊技盤10の前面におけるレール15の内側に、
各種の遊技部品(入賞成立発生する大小の入賞具13や
図柄表示装置1414a,風車14b,各種ランプ飾り
14c等)と多数本の遊技釘(図面明瞭化のため図示を
省略している)との配置設定に基づいて遊技領域11が
形成されている。遊技盤10の下部にはアウト球(入賞
具に入賞しなかった球)を排出するアウト口16が設け
られている。
【0020】一方、遊技盤10の裏面には、各入賞具の
裏出口から転出するセーフ球を案内する球寄せカバー1
7が取り付けられており、さらには、図柄表示装置14
aの裏面を覆うように取り付けられた制御基板18が裏
面側に突出している。遊技盤10の裏面には、遊技領域
11に設けられたランプ飾り14c等を裏側から照明す
るためのランプ類、これらの電気配線等も配設されてい
る。このように遊技盤10の裏面側に配設された各種部
材等を総称して盤面裏部材と称する。
【0021】以上の構成のパチンコ機PMを製造するシ
ステムを有した製造工場の構成を図1および図2を参照
して説明する。この製造工場は、少なくとも二階構造の
建家内に設けられており、図1に地上階すなわち一階1
Fの部分を示し、図2に上階すなわち二階2Fの部分を
示す。なお、ここでは、説明の便宜上、一階、二階とし
ているが、一階がトラック進入路が繋がる階であり、二
階がそれより上の階であることを意味するだけである。
【0022】まず、一階1Fには、外部から搬入トラッ
クTR1により搬送されてくる部材を受け入れる入庫ベ
イ(納入ベイ)ENBと、製品を搬出トラックTR2に
積み込んで出荷する出庫ベイ(出荷ベイ)EXBとが外
部に開放して図示のように設けられている。そして、入
庫ベイENBに連通して枠部材倉庫30、盤面部材倉庫
32および部品倉庫34,35が並んで設けられてい
る。この部分を拡大して図9に示しており、入庫ベイE
NBとこれら倉庫30,32,34,35とは搬送床5
0を介して繋がっており、搬送床50上を台車、フォー
クリフト等を走行させて搬入トラックTR1から降ろさ
れた部材を各倉庫まで搬送することができるようになっ
ている。また、出庫ベイEXBに近接して遊技機出荷ラ
イン85が設けられており、この遊技機出荷ライン85
に繋がって遊技機倉庫36が設けられている。一階1F
にはさらに、後述する構成の盤面加工ライン60および
遊技盤箱詰ライン80も設けられている。一方、二階2
Fには、遊技盤組立ライン70、遊技機組立ライン78
およびスロット機組立ライン90が設けられている。
【0023】この製造工場においては、外部工場でサブ
アセンブリされた枠部材WPと、遊技盤10を構成する
ベニヤ板(盤面部材)BPと、遊技盤構成部材および裏
機構構成部材とが外部から搬入され、これらを加工組立
して、パチンコ機PMが製造される。枠部材WPは、図
8に示すように、外枠1の前面にガラス扉5を有した前
枠2が取り付けられ、且つ前枠2の裏側に開閉機枠体4
1が取り付けられて構成されており、さらに開閉機枠体
41には裏機構を構成する部品がある程度まで取り付け
られた状態となっている。なお、ガラス扉5の前面ガラ
ス板は搬送の都合上、別途搬入される。
【0024】このように外部工場でサブアセンブリされ
た枠部材WPは、所定の台車に搭載された状態で、搬入
トラックTR1により搬送され、入庫ベイENBにおい
て台車ごと搬送床50に降ろされる。この部分について
は図9を含めて説明する。そして、この台車が搬送床5
0上を枠部材倉庫30の入庫ステーション30aまで移
動され、ここで台車ごと自動搬送装置に載せられ、コン
ピュータ管理された枠部材倉庫30の所定位置に自動的
に搬入されて保管される。なお、各台車にはQRコード
と称される所定の識別コードを有したラベルが所定の位
置に貼付されており、コードリーダQR1によりQRコ
ードが読みとられ、このように読みとったQRコードに
基づく管理の下で枠部材倉庫30に保管される。なお、
このQRコードに基づいて各工程での作業が行われるよ
うになっており、このため、各工程毎にQRコードを読
みとるQRリーダが配設されている。
【0025】枠部材倉庫30には出庫ステーション30
bが設けられており、上記のように枠部材倉庫30に保
管された枠部材WPは製造要求に応じて自動搬送装置に
より出庫ステーション30bに搬出される。そして、搬
送ロボット30cにより第1搬送装置51上に移送さ
れ、第1搬送装置51により搬送される。第1搬送装置
51は、一階部搬送レール51aと、垂直搬送エレベー
タ51bと、二階部搬送レール51cとからなり、後述
する遊技機組立ライン78に繋がる。これにより、枠部
材WPは第1搬送装置51により遊技機組立ライン78
に搬送される。なお、二階部搬送レール51cは二階天
井部分に設けられた搬送ラインコンベアから構成されて
いる。
【0026】一方、搬入トラックTR1により入庫ベイ
ENBに搬入されたベニヤ板BPは、フォークリフト等
により搬送路50上を盤面部材倉庫32まで搬送されて
保管される。なお、ベニヤ板BPを所定枚数重ねて保持
する保持枠にはQRコードを有したラベルが所定の位置
に貼付されており、コードリーダQR2によりQRコー
ドが読みとられ、このように読みとったQRコードに基
づく管理の下で保持枠に保持された状態で盤面部材倉庫
32に保管される。
【0027】ここに保管されたベニヤ板32は、第2搬
送装置52により盤面加工ライン60に順次送り出され
る。この盤面加工ライン60の前半部を図10に詳しく
示しており、ここではまず、セル貼り機61によりベニ
ヤ板BPの前面にセルと称される化粧シートが貼り付け
られ、乾燥部61aにおいて自然乾燥される。なお、化
粧シートも搬入トラックTR1により外部から搬入され
る。そして、多軸ボール盤62によりセルが貼られたベ
ニヤ板BPに基準穴が加工される。なお、多軸ボール盤
62による基準穴加工ラインは二つ平行して設けられて
いる。以下においてもトラブル対策等の目的から、二つ
のラインを並列に設けているが、図面を見れば分かるた
め、その旨の説明は省略する。
【0028】基準穴が加工されたベニヤ板BPは、ドリ
ル検知器62aによりドリルの刃が折損して残っていな
いかを検査され、反り検知器62bによりベニヤ板の反
りが許容範囲内にあるか否かの検査が行われる。このよ
うな検査が行われた後、ゲージプレス62cにより釘打
ち位置のガイドとなるゲージ穴加工を行い、ゲージピン
検知器62dによりゲージピンが折損して残されていな
いか検査される。
【0029】次に、図11に詳しく示す盤面加工ライン
60の後半部に送られる。なお、図11において(A)
部と(B)部とは矢印Aにおいて繋がり、一つのライン
を構成している。ゲージ穴加工が行われたベニヤ板BP
は、NCルータ加工機ライン63に送られて基準穴位置
を基準としてルータ加工が施され、各種形状の飾り穴、
ランプ穴などが加工形成される。次に、ベニヤ板BPは
自動釘打ちライン64に送られ、ここを往復する間に自
動釘打ち機により遊技盤10の遊技領域11を形成する
多数本の釘が打たれる。そして、レールおよび風車打ち
ライン65において遊技領域11内にレールおよび風車
が取り付けられ、一時保管部66に一時保管される。
【0030】そして、パチンコ機製造スケジュール管理
に基づいて一時保管部66に保管されたベニヤ板BPが
釘ならしライン67に順次搬出されて作業者により釘位
置調整が行われる。そしてこの段階で、その後の生産情
報等を有する新たなQRコードが付与されたラベルが貼
り直され、この後、第3搬送装置53に送られる。第3
搬送装置53は、一階部搬送レール53aと、垂直搬送
エレベータ53bと、二階部搬送レール53cとからな
り、遊技盤組立ライン70に繋がる。これにより、遊技
盤加工ライン60における盤面加工が完了したベニヤ板
BPは第3搬送装置53により遊技盤組立ライン70に
搬送される。
【0031】また、搬入トラックTR1により入庫ベイ
ENBに搬入された遊技盤構成部品やスロット機構成部
品等(これらを各種関連構成部品と称する)は、フォー
クリフト等により搬送路50上を部品倉庫34,35の
入庫ステーションまで搬送されてコンピュータ管理のも
と部品倉庫34,35内に保管される(図12に詳細構
成を示している)。ここに保管された各種関連構成部品
は、必要に応じて取り出され第7搬送装置57に順次送
り出される。第7搬送装置57は、一階部搬送レール5
7aと、垂直搬送エレベータ57bと、二階部第1搬送
レール57cと、二階部第2搬送レール57dとから構
成され、遊技盤構成部品は二階部第1搬送レール57c
を介して遊技盤組立ライン70に送られ、スロット機構
成部品は二階部第2搬送レール57dを介してスロット
機組立ライン90に送られる。
【0032】二階部第1搬送レール57cは、遊技盤組
立ライン70の上方をループ上に設けられた天井搬送モ
ノレールからなる第8搬送装置58に繋がり、遊技盤構
成部品が第8搬送装置58により遊技盤組立ライン70
における必要箇所に適宜搬送供給される。遊技盤組立ラ
イン70は、第3搬送装置53により搬送されてきた遊
技盤10の前面遊技領域内にレール飾りを取り付けるレ
ール飾り取り付けライン72と、各種入賞具を取り付け
る入賞具取り付けライン73と、裏面側に各種電子機器
取り付け作業および配線作業を行う盤面組立ライン74
と、組み立てられた遊技盤10の検査を行う盤面検査ラ
イン75とを有する。
【0033】このようにして遊技盤組立ライン70にお
いて組立および検査が完了した遊技盤10は、遊技盤単
体製品として出荷する分については第4搬送装置54を
介して遊技盤倉庫38に送られ、遊技機として組み立て
られる分については第5搬送装置55を介して遊技機組
立ライン78に送られる。なお、第4搬送装置54は、
二階部搬送レール54aと、垂直搬送エレベータ54b
と、一階部搬送レール54cとから構成される。
【0034】まず、第4搬送装置54により搬送される
遊技盤単体製品は、一階部搬送レール54cから搬送ロ
ボット38aにより入庫ステーション38b上に置かれ
たパレット上に積み替えられ、このパレットが入庫搬送
レール37a上を搬送されてコンピュータ管理された自
動倉庫構成の遊技機倉庫36内に搬入されて保管され
る。遊技盤単体製品を出荷するときにはコンピュータ管
理の下で必要なパレットが遊技機倉庫36から出庫ステ
ーション38cに搬出され、搬送ロボット38dにより
遊技盤箱詰ライン80に搬送される。遊技盤箱詰ライン
80においては、梱包用段ボール箱の自動組立が行わ
れ、組み立てられた段ボール箱内に遊技盤が立設状態で
自動的に挿入配設され、段ボール箱を閉じた後、梱包状
態の段ボール箱がパレット37bに積まれる(この部分
の構成については図13参照)。このように遊技盤が箱
詰めされた状態の段ボール箱は中二階に設けられた遊技
盤段ボール箱倉庫39内に搬送されて自動管理されて保
管される。
【0035】一方、第5搬送装置55により遊技機組立
ライン78に搬送された遊技盤は、ここで第1搬送装置
51により搬送されてくる枠部材WPに組み付けられて
パチンコ機PMの組立が行われる。なお、このとき、パ
チンコ機PMの裏機構BMに必要部品の組み付けを行う
とともに配線作業が行われ、パチンコ機PMの組立が完
了し、さらにその検査もここで行われる。このようにし
て組立および検査が完了したパチンコ機PMは第6搬送
装置56により、遊技機倉庫36まで搬送される。な
お、この第6搬送装置56は、二階部搬送レール56a
と、垂直搬送エレベータ56bと、一階部搬送レール5
6cとから構成される。
【0036】このようにして第6搬送装置56により搬
送されてくるパチンコ機PMは、図14に詳細構成を示
すように、一階部搬送レール56cから搬送ロボット3
6aにより入庫ステーション36b上に置かれたパレッ
ト37b上に積み替えられ、このパレット37bが入庫
搬送レール37a上を搬送されてコンピュータ管理され
た自動倉庫構成の遊技機倉庫36内に搬入されて保管さ
れる。そして、パチンコ機PMを出荷するときには、図
15に詳細構成を示すように、コンピュータ管理の下で
必要なパレット37bが遊技機倉庫36から出庫搬送レ
ール37c上に搬出され、出庫搬送レール37cを移動
して搬送ロボット36dにより一台ずつ出庫ステーショ
ン36c上に搬送される。そして、出庫ステーション3
6cから遊技機出荷ライン85に搬送される。
【0037】遊技機出荷ライン85は、証紙貼り機8
6、ビニール梱包機87および出荷ラベル貼り機88か
ら構成されるラインを合計6本有して構成され、各ライ
ン85においてそれぞれ、パチンコ遊技機PMの所定位
置に証紙を貼付し、ビニール梱包を行った後、出荷ラベ
ルが貼付される。そして、これらパチンコ機PMは搬出
トラックTR2に積み込まれて出荷される。なお、遊技
機出荷ライン85には、遊技盤箱詰ライン80において
段ボール箱に詰められた状態の遊技盤単体製品を出荷す
る6本の出荷レール89を有しており、遊技盤段ボール
箱倉庫39内に保管された遊技盤が詰められた段ボール
箱はこの出荷レール89を通って出荷トラックTR2に
積み込まれて出荷される。
【0038】以上説明した製造工場の二階2Fには、ス
ロット機の組立ライン90も図2に示すように設けられ
ている。この組立ライン90は、キャビネット組立ライ
ン91と、内部構成組立ライン92a,92bと、最終
組立および検査ライン94とから構成される。このと
き、内部構成組立ライン92a,92bの上方には、天
井モノレール構成のループ状の部品搬送レール93a,
93bが設けられており、前述した第7搬送装置57の
二階部第2搬送レール57dを介して搬送されてくるス
ロット構成部品が部品搬送レール93a,93bを介し
て内部構成組立ライン92a,92bに供給される。ス
ロット機の組立ライン90において組立られて検査が完
了したスロット機は、スロット機搬送装置97により遊
技機倉庫36まで搬送される。このスロット機搬送装置
97は、二階部搬送レール97aと、垂直搬送エレベー
タ97bと、一階部搬送レール97c,97dとから構
成される。
【0039】このようにしてスロット機搬送装置97に
より搬送されてくるスロット機は、一階部搬送レール9
7cから搬送ロボット36eにより入庫ステーション3
6f上に置かれたパレット37b上に積み替えられ、こ
のパレット37bが入庫搬送レール37a上を搬送され
てコンピュータ管理された自動倉庫構成の遊技機倉庫3
6内に搬入されて保管される。このように、遊技機倉庫
36はパチンコ機およびスロット機の保管倉庫として用
いられる。このため、入庫搬送レール37aおよびパレ
ット37bが共用される。
【0040】スロット機を出荷するときにはコンピュー
タ管理の下で必要なパレット37bが遊技機倉庫36か
ら入庫搬送レール37a上に搬出され、入庫搬送レール
37aを移動して入庫ステーション36f上に搬送さ
れ、出庫ステーション36fから搬送ロボット36eに
より搬出されて搬送レール97c,97dにより搬送さ
れ、出庫ベイEXBから搬出トラックTR2に積み込ま
れて出荷される。
【0041】以上の説明から分かるように、出庫搬送レ
ール37cおよび出荷ライン85は、パチンコ機および
遊技盤の出荷に共用され、スロット機の出荷ラインはこ
れに隣接して設けられている。なおこのとき、段ボール
箱に詰められて遊技盤段ボール箱倉庫39内に保管され
た遊技盤は、図示しない搬送ライン(例えば、搬送モノ
レールもしくは搬送レール)を介して出荷レール89に
搬送される。
【0042】以上の構成の製造工場構成において、図1
から分かるように、一階1Fには、入庫ベイENBおよ
び出庫ベイEXBを配設して部品の搬入および製品の搬
出を容易に行えるようになっており、各種倉庫30,3
2,34,35,36,38や、箱詰ライン80,出荷
ライン85を設けて搬入部品の保管および搬出製品の保
管を効率よく行えるようにしている。さらに、一階1F
には、盤面加工ラインを設けているが、このラインルー
タ加工、ドリル加工等のような塵、埃が発生しやすいも
のが多く、これらを集めて集塵を効率良く行うことが可
能としている。一方、二階2Fには、多くの作業者を必
要とする組立および検査ラインを集めており、これによ
り二階部分の空調を良くするなど、作業者の作業環境を
効率よく改善することができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
遊技機を製造するシステムを、枠部材倉庫と、盤面部材
倉庫と、部品倉庫と、盤面加工ラインと、遊技盤組立ラ
インと、遊技機組立ラインと、遊技機倉庫と、出荷ライ
ンと、これら各倉庫およびライン間での搬送を行う搬送
システムとを有して構成しており、各部材、部品および
製品を一つの工場内で効率よく保管、搬送し、効率の良
い且つスムーズな遊技機製造が可能となる。
【0044】この遊技機製造システムにおいて、枠部材
倉庫と盤面部材倉庫と部品倉庫と盤面加工ラインと遊技
機倉庫と遊技機出荷ラインとを一階部に設け、遊技盤組
立ラインと遊技機組立ラインとを二階部に設け、一階部
と二階部とでの搬送を行う垂直搬送装置を設けることが
でき、これにより、工場全体としての必要敷地が小さく
なり省スペース化が可能となる。
【0045】この場合、外部に対する入出庫が必要な各
種倉庫および出荷ラインと、加工時の粉塵等が発生して
作業環境が問題となりやすいが自動化を図って作業者を
あまり必要としないようにできる盤面加工ラインとを一
階部に配置するのが好ましい。これにより、外部に対す
る部材の入出庫作業の効率が向上し、粉塵等の発生しや
すい加工ラインをまとめて集塵効率を向上させることが
できる。一方、作業者による細かな組立作業および検査
作業を必要とする遊技盤組立ラインおよび遊技機組立ラ
インを二階部に配置するのが好ましく、これにより多く
の作業者が作業するとともにゴミの混入を嫌う組立作業
が行われる二階部の作業環境を集中的に管理して、作業
者の作業環境を向上でき、且つ組立製品の不良発生率を
低下させることができる。
【0046】また、枠部材倉庫と盤面部材倉庫と部品倉
庫とを一階部に並んで設け、これら倉庫への部品納入ベ
イを一階部において一カ所にまとめて設けるのが好まし
い。これにより各倉庫への部品納入効率を向上できる。
【0047】本発明の製造システムに、遊技盤組立ライ
ンにおいて組み立てられた遊技盤を保管する遊技盤倉庫
と、遊技盤倉庫に保管された遊技盤を梱包して出荷する
遊技盤出荷ラインとを設けても良く、この場合、上記搬
送システムが、遊技盤組立ラインにおいて組み立てられ
た遊技盤を遊技盤倉庫に搬送し、遊技盤倉庫に保管され
た遊技盤を遊技盤出荷ラインに搬送するように構成され
る。これにより、遊技機本体の製造出荷のみならず、遊
技盤単体製品の製造出荷も効率よく行うことができる。
【0048】なおこのとき、遊技機倉庫と遊技盤倉庫と
を一階部に並んで設け、遊技機出荷ラインと遊技盤出荷
ラインとを少なくとも後部において共用するのが好まし
い。これにより製品出荷効率を向上できる。
【0049】本発明の製造システムにおいて、二階部に
別種遊技機を組み立てる別種遊技機組立ラインを設け、
別種遊技機の別種構成部品を部品倉庫に保管し、搬送シ
ステムにより部品倉庫に保管された別種構成部品を前記
別種遊技機組立ラインに搬送するようにしても良い。こ
れにより、一つの製造システム内において、二種類の遊
技機、例えば、パチンコ機とスロット機とを効率よく製
造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機製造システムを構成する製
造工場の一階部分を示す平面図である。
【図2】本発明に係る遊技機製造システムを構成する製
造工場の二階部分を示す平面図である。
【図3】本発明に係る遊技機製造システムにより製造さ
れるパチンコ機の正面図である。
【図4】上記パチンコ機の背面図である。
【図5】上記パチンコ機を構成する遊技盤の正面図であ
る。
【図6】上記遊技盤の背面図である。
【図7】上記遊技盤の側面図である。
【図8】枠部材の構成を示す側面図である。
【図9】上記製造工場の一階部分の一部を拡大して詳細
に示す平面図である。
【図10】上記製造工場の一階部分の一部を拡大して詳
細に示す平面図である。
【図11】上記製造工場の一階部分の一部を拡大して詳
細に示す平面図である。
【図12】上記製造工場の一階部分の一部を拡大して詳
細に示す平面図である。
【図13】上記製造工場の一階部分の一部を拡大して詳
細に示す平面図である。
【図14】上記製造工場の一階部分の一部を拡大して詳
細に示す平面図である。
【図15】上記製造工場の一階部分の一部を拡大して詳
細に示す平面図である。
【符号の説明】
1 外枠 2前枠 3a,3b 開閉連結支持機構 4 施錠装置 5 ガラス扉 6 収容枠 7a,7b 上下の球皿 8 打球発射装置 10 遊技盤 11 遊技領域 12 係合レバー 13 入賞具 14a 図柄表示装置 14b 風車 14c ランプ飾り 15 レール 16 アウト口 17 球寄せカバー 18 制御基板 20 球貯留供給機構 21 タンク部材 22 整列樋部材 22b 変向出口 23 ターミナル制御部 30 枠部材倉庫 30a,36b,38a 入庫ステーション 30b,36c,38b 出庫ステーション 30c,36a,36d,38c 搬送ロボット 32 盤面部材倉庫 34,35 部品倉庫 36 遊技機倉庫 37a 入庫搬送レール 37b パレット 37c 出庫搬送レール 39 遊技盤段ボール箱倉庫 40 球払い出し機構 41 開閉基枠体 45 球払い出し部 46 ヒンジ 47 閉止レバー 50 搬送床 51〜57 第1〜第7搬送装置 51a,53a,54c,56c,57a,97c 一
階部搬送レール 51b,53b,54b,56b,57b,97b 垂
直搬送エレベータ 51c,53c,54a,56a,97a 二階部搬送
レール 57c,57d 二階部第1および第2搬送レール 58,93a,93b 部品搬送レール 60 盤面加工ライン 61 セル貼り機 62 多軸ボール盤 63 NCルータ加工機 64 自動釘打ちライン 65 風車打ちライン 66 一時保管部 67 釘ならしライン 70 遊技盤組立ライン 72 レール飾り取り付けライン 73 入賞具取り付けライン 74 盤面組立ライン 75 盤面検査ライン 78 遊技機組立ライン 80 遊技盤出荷ライン 85 遊技機出荷ライン 86 証紙貼り機 87 ビニール梱包機 88 出荷ラベル貼り機 89 出荷レール 90 スロット機組立ライン 91 キャビネット組立ライン 92a,92b 内部構成組立ライン 97 スロット機搬送装置 PM パチンコ機 BM 裏機構 WP 枠部材 BP ベニヤ板 1F 一階 2F 二階 TR1 搬入トラック TR2 搬出トラック ENB 入庫ベイ EXB 出庫ベイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C088 DA01 DA03 3C042 RF01 3F022 AA05 JJ11 JJ12 LL06 LL12 LL16 MM01 MM03 MM07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略方形状の枠部材と、前記枠部材内に立
    設状態で配設される矩形板状の遊技盤と、前記枠部材の
    裏面側に取り付けられる裏機構とから構成される遊技機
    を製造するシステムであって、 外部から搬入された枠部材を保管する枠部材倉庫と、 遊技盤を構成する盤面部材を保管する盤面部材倉庫と、 遊技盤構成部品等を保管する部品倉庫と、 前記盤面部材倉庫に保管された盤面部材を加工する盤面
    加工ラインと、 前記盤面加工ラインにおいて加工された盤面部材に前記
    部品倉庫に保管された遊技盤構成部品を組み付けて遊技
    盤の組立を行う遊技盤組立ラインと、 前記枠部材倉庫に保管された枠部材に前記遊技盤組立ラ
    インにおいて組み立てられた遊技盤を組み付けて遊技機
    を組み立てる遊技機組立ラインと、 前記遊技機組立ラインにおいて組み立てられた遊技機を
    保管する遊技機倉庫と、 前記遊技機倉庫に保管された遊技機を梱包して出荷する
    遊技機出荷ラインとを有して構成され、 前記枠部材倉庫に保管された枠部材を前記遊技機組立ラ
    インに搬送し、前記盤面部材倉庫に保管された盤面部材
    を前記盤面加工ラインに搬送し、前記部品倉庫に保管さ
    れた遊技盤構成部品を前記遊技盤組立ラインに搬送し、
    前記盤面加工ラインおいて加工された盤面部材を前記遊
    技盤組立ラインに搬送し、前記遊技盤組立ラインにおい
    て組み立てられた遊技盤を前記遊技機組立ラインに搬送
    し、前記遊技機組立ラインにおいて組み立てられた遊技
    機を前記遊技機倉庫に搬送し、前記遊技機倉庫に保管さ
    れた遊技機を前記遊技機出荷ラインに搬送する搬送シス
    テムを有することを特徴とする遊技機製造システム。
  2. 【請求項2】 二階構造の建家内に配設されるようにな
    っており、 前記枠部材倉庫と、前記盤面部材倉庫と、前記部品倉庫
    と、前記盤面加工ラインと、前記遊技機倉庫と、前記遊
    技機出荷ラインとが一階部に設けられ、 前記遊技盤組立ラインと、前記遊技機組立ラインとが二
    階部に設けられており、前記搬送システムが前記一階部
    と前記二階部とで搬送を行う垂直搬送装置を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の遊技機製造システム。
  3. 【請求項3】 前記枠部材倉庫と、前記盤面部材倉庫
    と、前記部品倉庫とが前記一階部に並んで設けられ、こ
    れら倉庫への部品納入ベイが前記一階部において一カ所
    にまとめて設けられていることを特徴とする請求項2に
    記載の遊技機製造システム。
  4. 【請求項4】 前記遊技盤組立ラインにおいて組み立て
    られた遊技盤を保管する遊技盤倉庫と、前記遊技盤倉庫
    に保管された遊技盤を梱包して出荷する遊技盤出荷ライ
    ンとを有し、 前記搬送システムが、前記遊技盤組立ラインにおいて組
    み立てられた遊技盤を前記遊技盤倉庫に搬送し、前記遊
    技盤倉庫に保管された遊技盤を前記遊技盤出荷ラインに
    搬送することを特徴とする請求項1に記載の遊技機製造
    システム。
  5. 【請求項5】 前記遊技機倉庫と、前記遊技盤倉庫とが
    前記一階部に並んで設けられ、前記遊技機出荷ラインと
    前記遊技盤出荷ラインとが少なくとも後部において共用
    されることを特徴とする請求項4に記載の遊技機製造シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記二階部に前記遊技機とは異なる種類
    の別種遊技機を組み立てる別種遊技機組立ラインが設け
    られており、前記別種遊技機の別種構成部品が前記部品
    倉庫に保管され、前記搬送システムが前記部品倉庫に保
    管された別種構成部品を前記前記別種遊技機組立ライン
    に搬送することを特徴とする請求項1に記載の遊技機製
    造システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007044038A (ja) * 2005-07-11 2007-02-22 Natl Fedelation Of Agricult Coop Assoc 飼料製造装置及び飼料製造方法
JP2009172689A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Olympus Corp 生産装置、及び生産システム

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