JP2002036074A - 生産工場の部品供給方法及び被生産物の生産方法 - Google Patents

生産工場の部品供給方法及び被生産物の生産方法

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JP2002036074A
JP2002036074A JP2000226327A JP2000226327A JP2002036074A JP 2002036074 A JP2002036074 A JP 2002036074A JP 2000226327 A JP2000226327 A JP 2000226327A JP 2000226327 A JP2000226327 A JP 2000226327A JP 2002036074 A JP2002036074 A JP 2002036074A
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初実 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多種類の部品を使用して被生産物を生産する場
合であっても、部品搬入時のかち合い等の不都合を解消
して効率良く製造ラインに部品を供給する。 【解決手段】遊技板製造ライン4は、遊技板を製造する
ための複数の工程を行う機械が建屋2内で直列に配置さ
れている。遊技板製造ライン近くの建屋の外壁には、各
工程で必要な部品を屋外から専用に搬入するための複数
の搬入口32、34b、36b、38b、40bを設
け、必要に応じてライン近くに部品置き場34a、36
a、38a、40aを設けている。これにより、遊技板
製造ラインの各工程で必要な部品は、それぞれ専用の搬
入口を利用して屋外から随時搬入され、必要に応じて置
き場に補充しておくことができるので、部品の搬入が滞
って遊技板製造ラインが停止してしまうなどの不都合が
発生するおそれがなく、高効率に遊技板の製造を行うこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、組立て
までに多種類の部品を必要とするパチンコ機等の遊技機
製造工場に好適な生産工場の部品供給方法及び被生産物
の生産方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技機を製造する場合には、遊
技板の盤面に、玉の落下に変化を持たせるための多数の
釘や風車等の小さな部品を取り付ける工程、入賞穴やア
ウト穴等の成形部品を取り付ける工程、入賞装置等の制
御装置を配置する工程、遊技板を組み込んだ前枠を大型
の部品である外枠に蝶着する工程等、複雑な製造工程を
有している。
【0003】このような複雑な製造工程を有するパチン
コ機の製造であるが、近年では自動化した製造ラインを
構築し、省力化を図るようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、パチンコ遊技
機を製造する際には、前述したように小さな部品や大き
な部品が多種類存在するので、製造ラインの所定の工程
に効率良く部品を供給することが求められているが、部
品供給の際に必要な部品の搬入が滞って製造ラインが停
止してしまったり、異なる部品どうしを搬入するとき
に、互いに交錯してかち合ってしまう、供給部品を誤っ
てしまう等の搬入時の不都合が発生しやすい。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、多種類の部品を使用して被生産物を生産する場
合、部品搬入時の不都合を解消して効率良く製造ライン
に部品を供給することができる生産工場の部品供給方法
及び被生産物の生産方法を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の生産工場の部品供給方法は、建屋内
に、被生産物を生産するための生産ラインを配置した生
産工場において、前記生産ラインは複数の工程を有して
おり、各工程の近くの前記建屋の外壁に、各工程に必要
な専用部品を屋外から搬入する専用の搬入口を複数設け
たことを特徴とする方法である。
【0007】この発明によると、異なる部品どうしを搬
入する際に、各部品は専用の搬入口から搬入されるの
で、部品どうしを運ぶ台車等が工場建屋内で互いに交錯
してかち合う等の不都合が解消される。また、請求項2
記載の発明は、請求項1記載の生産工場における部品の
供給方法において、前記生産ラインを複数の工程を直列
に配置して構成し、前記搬入口は、各工程の上流近くの
前記建屋の外壁に複数設けるようにした。
【0008】このようにすると、各工程で部品の数が少
なくなってきても、すぐに部品を供給することができる
ので、生産ラインが停止してしまう等の不都合が起きな
い。また、請求項3記載の発明は、請求項2記載の生産
工場における部品の供給方法において、前記生産ライン
は、遊技機を構成している遊技板を製造するラインであ
り、この遊技板を製造するラインの各工程に、前記複数
の搬入口から必要な部品を搬入するようにした。
【0009】このようにすると、遊技板を製造する場合
には、小さな部品が多種類必要となるが、生産ラインの
各工程に所定の部品を確実に供給することができ、補充
部品の供給をスムーズに行うことが可能となる。また、
請求項4記載の発明は、請求項1記載の生産工場の部品
供給方法において、前記建屋内の別々の位置に少なくと
も2つ以上の生産ラインを配置し、各生産ラインは複数
の工程を直列に配置しており、各生産ラインの上流側に
部品置き場を設け、この部品置き場の近くの建屋の外壁
に、各部品置き場に必要な部品を搬入するための搬入口
を複数設けるようにした。
【0010】この発明によると、少なくとも2つ以上の
生産ラインが建屋内に存在しており、それらの生産ライ
ンに異なる部品を搬入する場合であっても、各部品は専
用の搬入口から搬入されるので、部品どうしを運ぶ台車
等が建屋内で互いに交錯してかち合う等の不都合が解消
される。また、請求項5記載の発明は、請求項4乃至6
の何れかに記載の生産工場の部品供給方法において、前
記生産ラインの一つは、遊技機の内枠に外枠を組み付け
る工程である。
【0011】遊技機の内枠及び外枠は大型の部品である
が、それら大型の部品は、専用の搬入口から搬入されて
所定の生産ラインに確実に供給することができるので、
補充部品の供給をスムーズに行うことが可能となる。ま
た、請求項6記載の被生産物の生産方法は、建屋内に、
被生産物を生産するための生産ラインを配置した生産工
場において、前記生産ラインは複数の工程を有してお
り、前記建屋には、前記生産ラインの各工程で必要な部
品を前記建屋の外部から搬入するための搬入口をその搬
入口から搬入する部品を必要とする工程の近傍に設け、
各工程は各搬入口から搬入された部品を用いて生産する
方法である。
【0012】この発明によると、異なる部品どうしを搬
入する際に、各部品は専用の搬入口から搬入されるの
で、部品どうしを運ぶ台車等が互いに交錯してかち合う
等の不都合が解消される。また、請求項7記載の発明
は、請求項6記載の被生産物の生産方法において、前記
生産ラインは、複数の工程を直列に配置して構成してお
り、前記搬入口は、各工程の上流近くの前記建屋の外壁
に設けている。
【0013】この発明によると、各工程で部品の数が少
なくなってきても、すぐに部品を供給することができる
ので、効率良く被生産物の生産を行うことが可能とな
る。また、請求項8記載の発明は、請求項7記載の被生
産物の生産方法において、前記生産ラインは、遊技機を
構成している遊技板を製造するラインであり、この遊技
板を製造するラインの各工程に、前記複数の搬入口から
必要な部品を搬入するようにしている。
【0014】この発明によると、遊技板を製造する場合
には、小さな部品が多種類必要となるが、生産ラインの
各生産工程に所定の部品を確実円滑に供給することが可
能となる。さらに、請求項9記載の発明は、請求項6記
載の被生産物の生産方法において、前記建屋内の別々の
位置に少なくとも2つ以上の生産ラインを配置し、各生
産ラインは、その近傍にそれぞれの部品置き場を設け、
これら部品置き場の近くの建屋の外壁に部品を搬入する
ための搬入口をそれぞれ設け、各生産ラインは、各搬入
口から搬入された部品を用いて被生産物を生産するよう
にしている。
【0015】この発明によると、建屋内には少なくとも
2つの生産ラインが存在し、それらの生産ラインには各
部品が専用の搬入口から搬入されるので、各生産ライン
に部品を運ぶ台車等が建屋内で互いに交錯してかち合う
等の不都合を解消することが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパチンコ機の
製造工場の1実施形態について図面を参照して説明す
る。図1は、建屋2内に配置した遊技板製造ライン4を
示す平面概略図である。この遊技板製造ライン4は、遊
技板を製造するための複数の工程を行う機械が建屋2内
で直列に配置されている。この製造ライン4には、上流
側から順に、遊技板搬出装置6、遊技板投入機8、遊技
板検査機10、セルシート貼設機12、穴明け機14、
プレス機16、遊技板反転機18、NCルータ20、反
り検査機22、NC釘打ち機24、釘検査機26、風車
取付け機28、バンド取付け機30の各機械が直列に配
置されている。
【0017】遊技板搬出装置6は、複数枚単位で搬入さ
れてきたベニヤ合板からなる遊技板を列状に並んだ複数
の棚部に収納し、それら棚部に沿って移動するスタッカ
により一枚の遊技板を自動的に搬出する装置である。遊
技板投入機8は、遊技板搬出装置6から搬出された遊技
板を遊技板検査機10に投入する機械である。遊技板検
査機10は、使用する遊技板に不良箇所がないかどうか
自動的にチェックする機械であり、この機械で不良が判
明した遊技板は、この製造ラインから外される。
【0018】また、セルシート貼設機12は、遊技板検
査機10から搬送されてきた遊技板にセルシートを自動
的に貼る機械である。穴明け機14は、セルシートを貼
った遊技板に、後工程の釘打ちや部品の組込、ねじ止め
の際の位置決め用の穴を明ける機械である。プレス機1
6は、遊技板をプレスして後工程の釘打ち、ねじ止め用
穴を多数セルシート上から数ミリ程度の深さまで一度に
刻設する機械である。
【0019】また、遊技板反転機18は遊技板を表裏反
転する機械である。NCルータ20は、遊技板反転機1
8から送られてきた遊技板に複数の役物用入賞口用の穴
を明ける機械である。反り検査機22は、NCルータ2
0から流れてきた遊技板の反りを検査する機械であり、
この機械で反りが判明した遊技板は、この製造ラインか
ら外される。
【0020】そして、NC釘打ち機24は、反り検査機
22から流れてきた遊技板の定められた位置に釘を自動
的に打っていく機械である。釘検査機26は、釘を打っ
た遊技板を検査する機械であり、この釘検査機26を通
過した遊技板は、風車取付け機28に流れていく。風車
取付け機28は、遊技板の所定位置に風車を自動的に取
付ける機械である。バンド取付け機30は、風車が取り
付けられた遊技板に、帯状のステンレス板であるバンド
を自動的に取り付けていく機械である。
【0021】ここで、遊技板製造ライン4を中に収容配
置している建屋2の外壁には、各工程で必要な部品を屋
外から専用に搬入するための複数の搬入口が設けられて
いるとともに、必要に応じて各ライン近くに部品置き場
が設けられている。すなわち、遊技板搬出装置6の上流
側に位置する建屋2の外壁には、屋外から遊技板の原板
である例えばベニヤ板を搬入するための遊技板搬入口3
2が設けられている。
【0022】また、セルシート貼設機12の上流側にセ
ルシート置き場34aが設けられ、このセルシート置き
場34a近くの建屋2の外壁に、屋外からセルシートを
搬入するためのセルシート搬入口34bが設けられてい
る。また、NC釘打ち機24の上流側には釘置き場36
aが設けられ、この釘置き場36a近くの建屋2の外壁
に、屋外から釘を搬入するための釘搬入口36bが設け
られている。また、風車取付け機28の上流側には風車
置き場38aが設けられ、この風車置き場38a近くの
建屋2の外壁に、屋外から風車を搬入するための風車搬
入口38bが設けられている。
【0023】さらに、バンド取付け機30の上流側には
バンド置き場40aが設けられ、このバンド置き場40
a近くの建屋2の外壁に、屋外からバンドを搬入するた
めのバンド搬入口40bが設けられている。この構成の
遊技板製造ライン4によると、遊技板搬出装置6から所
定時間の間隔をあけて遊技板を搬出すると、各工程の機
械が遊技板への部品の取り付け、加工を順次行っていく
ので、オートメーション化により遊技板の製造が連続的
に行われていく。
【0024】この際、遊技板搬出装置6の棚部に遊技板
を補充するには、必要な枚数の遊技板を遊技盤搬入口3
2を利用して、この遊技板製造ライン4を収容している
建屋2の屋外から搬入する。また、製造工程中に部品の
供給が必要なセルシート貼設機12、NC釘打ち機2
4、風車取付け機28及びバンド取付け機30への各部
品(セルシート、釘、風車、バンド)の補充は、各機械
の上流側近くに設けた部品置き場34a、36a、38
a、40aに各部品を一時保管し、これら各部品置き場
34a、36a、38a、40aから部品を供給すると
ともに、各置き場34a、36a、38a、40aへの
部品の補充は、これらに近いセルシート搬入口34b、
釘搬入口36b、風車搬入口38b、バンド搬入口40
bからそれぞれ行われる。
【0025】このように、遊技板製造ライン4の各工程
で必要な部品は、それぞれ専用の搬入口32、34b、
36b、38b、40bを利用して屋外から随時搬入さ
れ、必要に応じて置き場34a、36a、38a、40
aに補充しておくことができるので、部品の搬入が滞っ
て遊技板製造ライン4が停止してしまうなどの不都合が
発生するおそれがなく、高効率に遊技板の製造を行うこ
とができる。
【0026】また、遊技板搬入口32、セルシート搬入
口34b、釘搬入口36b、風車搬入口38b、バンド
搬入口40bがそれぞれ独立して建屋2の外壁に設けら
れており、それら搬入口は一列に並んだ各工程の機械の
上流側にそれぞれ位置しているので、異なる部品どうし
を搬入するときに、互いに交錯してかち合うなどの搬入
時の不都合も解消することができる。
【0027】したがって、本実施形態によると、各工程
への補充部品の供給をスムーズに行いながら遊技板製造
ライン4を効率良く稼働させることができる。次に、図
2は、建屋50内に配置した遊技板最終組立てライン5
2、遊技機組立てライン54を示すものである。図2に
おいて、建屋50内には、広いスペースの出荷場56が
設けられており、この出荷場56から急に低くなる段差
を設け、その段差の低位置を屋外からトラックが進入で
きるトラック進入路58としている。
【0028】遊技板最終組立てライン52には、同一の
作業を行うラインを互いに平行に二つ配置されている。
遊技板最終組立てライン52は、上流側の工程から説明
すると、前述した遊技板製造ライン4で製造した遊技板
に対して電飾部品や役物を配置する部品配置工程60
と、ねじ止め機械を使用して電飾部品や役物のねじ止め
を行うねじ止め工程62と、遊技板の裏面に制御機器を
取り付ける制御機器取付け工程64と、遊技板に取り付
けた部品の動作を検査する検査工程66とを備えてい
る。
【0029】部品配置工程60の上流側近くには、電飾
部品や役物を仮置きするための部品置き場60aが設け
られているとともに、制御機器取付け工程64の上流側
近くにも、制御機器を仮置きするための制御機器置き場
64aが設けられている。そして、前記部品置き場60
a及び制御機器置き場64aの近くに位置する建屋50
の外壁には、部品配置工程60及び制御機器取付け工程
64で必要な電飾部品、役物及び制御機器を屋外から搬
入するための複数の遊技板最終組立て搬入口68、70
が設けられている。なお、この部品配置工程60、制御
機器取り付け工程64で必要な上記各部品は、搬入口6
8、70から搬入後、遊技板組立部品ストック場59に
ストックされる。そして、必要に応じて部品置き場60
a、制御機器置き場64aに補充される。
【0030】また、遊技板最終組立てライン52の最も
下流側(検査工程66)は、前述した出荷場56の近く
に位置している。一方、遊技機組立てライン54は、遊
技板最終組立てライン52と同じ建屋50内の別の位置
に配置されている。この遊技板組立てライン54を上流
側の工程から説明すると、内枠(前枠)組立て工程72
と、外枠ドッキング工程74と、遊技機袋掛け工程76
とを備えている。
【0031】内枠組立て工程72は、図示しないが、ベ
ニヤ製のフレームと、このフレームの前面に固定した合
成樹脂製の装飾枠部材と、フレームに開閉自在に蝶着し
ているガラス枠と、フレームの背面に固定されたリヤプ
レートからなる内枠に、上皿及び遊技板最終組立てライ
ン52で組み立てた遊技板を取り付ける工程である。外
枠ドッキング工程74は、内枠を外枠に蝶着して遊技機
の製造を完了する工程である。遊技機袋掛け工程76
は、製造した遊技機を袋で包装し、或いは遊技板最終組
立てライン52で製造した遊技板のみを袋で包装する工
程である。
【0032】そして、この遊技機組立てライン54の側
部に面する建屋50内に、大量の外枠をストックしてお
く広いスペースの外枠ストック場78と、大量の上皿を
ストックしておく広いスペースの上皿ストック場80が
設けられており、これら外枠ストック場78及び上皿ス
トック場80の近くに位置する建屋50の外壁に、大型
部品搬入口82が設けられている。また、内枠組立て工
程72の大型部品搬入口82に面する位置にも、大量の
内枠をストックしておく広いスペースの内枠ストック場
84が設けられている。
【0033】ここで、遊技機組立てライン54のすぐ近
くの破線枠で囲った符号86の領域を、外枠ストック場
78、上皿ストック場80及び内枠ストック場84から
組立てに必要な数だけの外枠、上皿、内枠を置いておく
部品置き場としている。また、遊技板最終組立てライン
52の最も下流側の工程である遊技機袋掛け工程76
は、前述した出荷場56の近くに位置している。
【0034】この構成によると、遊技板最終組立てライ
ン52の工程で必要な電飾部品、役物及び制御機器は、
遊技板最終組立て搬入口68、70を利用して屋外から
随時搬入され、遊技板組立部品ストック場59にストッ
クされ、必要に応じて仮置き場60a、64aに補充し
ておくことができるので、部品の搬入が滞って遊技板最
終組立てライン52が停止してしまうなどの不都合が発
生するおそれがなく、高効率に遊技板の最終組立てを行
うことができる。
【0035】また、遊技機組立てライン54の工程で必
要な外枠、上皿、内枠は、外枠ストック場78、上皿ス
トック場80及び内枠ストック場84から必要な数だけ
部品置き場86に補充しておくことができるので、部品
の搬入が滞って遊技機組立てライン54が停止してしま
うなどの不都合が発生するおそれがなく、効率良く遊技
機の最終組立てを行うことができる。
【0036】また、外枠、上皿、内枠は大型の部品であ
るが、これらの部品を、大型部品搬入口82を利用して
外部から広いスペースの外枠ストック場78、上皿スト
ック場80及び内枠ストック場84に大量にストックし
ておくようにしているので、部品の輸送効率を向上させ
ることができる。さらに、遊技板最終組立てライン52
の最も下流側の工程である遊技機袋掛け工程76を出荷
場56の近くに位置し、この出荷場56に沿ってトラッ
ク進入路58を設けており、遊技機袋掛け工程76で包
装した遊技機や遊技板をすぐに出荷場56に移動して簡
単にトラックに積み込むことができるので、搬出効率を
大幅に向上させることができる。
【0037】なお、図1及び図2で示した実施形態はパ
チンコ機の製造工場であるが、本発明の要旨がこれに限
定されるものではなく、多数の部品供給を必要とする複
数の工程を有するラインであれば、同様の作用効果を得
ることができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によると、異なる部品どうしを搬入する際に、各部品
は専用の搬入口から搬入されるので、部品どうしを運ぶ
台車等が互いに交錯してかち合う等の不都合を解消する
ことができる。また、請求項2記載の発明によると、各
工程で部品の数が少なくなってきても、すぐに部品を供
給することができるので、高効率に被生産物の製造を行
うことができる。
【0039】また、請求項3記載の発明によると、遊技
板を製造する場合には、小さな部品が多種類必要となる
が、生産ラインの各工程に所定の部品を確実に供給する
ことが可能となり、補充部品の供給をスムーズに行うこ
とができる。また、請求項4記載の発明によると、少な
くとも2つ以上の生産ラインが建屋内に存在しており、
それらの生産ラインに異なる部品を搬入する場合であっ
ても、各部品は専用の搬入口から搬入されるので、部品
どうしを運ぶ台車等が互いに交錯してかち合う等の不都
合を解消することができる。
【0040】また、請求項5記載の発明によると、遊技
機の内枠及び外枠は大型の部品であるが、それら大型の
部品は、専用の搬入口から搬入されて所定の生産ライン
に確実に供給することができるので、補充部品の供給を
スムーズに行うことができる。また、請求項6記載の被
生産物の生産方法によると、異なる部品どうしを搬入す
る際に、各部品は専用の搬入口から搬入されるので、部
品どうしを運ぶ台車等が互いに交錯してかち合う等の不
都合を解消することができる。
【0041】また、請求項7記載の発明によると、各工
程で部品の数が少なくなってきても、すぐに部品を供給
することができるので、効率良く被生産物の生産を行う
ことができる。また、請求項8記載の発明によると、遊
技板を製造する場合には、小さな部品が多種類必要とな
るが、生産ラインの各生産工程に所定の部品を確実円滑
に供給することができる。
【0042】さらに、請求項9記載の発明によると、建
屋内には少なくとも2つの生産ラインが存在し、それら
の生産ラインには各部品が専用の搬入口から搬入される
ので、各生産ラインに部品を運ぶ台車等が建屋内で互い
に交錯してかち合う等の不都合を解消することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の製造工場の建屋内に配置した遊技
板製造ラインを示す平面概略図である。
【図2】パチンコ機の製造工場の建屋内に配置した遊技
板最終組立てラインと、遊技機組立てラインを示す平面
概略図である。
【符号の説明】
2、50 建屋 4 遊技板製造ライン 32 遊技板の原板搬入口(搬入口) 34b セルシート搬入口(搬入口) 36b 釘搬入口(搬入口) 38b 風車搬入口(搬入口) 40b バンド搬入口(搬入口) 52 遊技板最終組立てライン 54 遊技機組立てライン 56 出荷場(搬出口) 58 トラック進入路(輸送手段進入路) 68、70 遊技板最終組立て搬入口(搬入口) 82 大型部品搬入口(搬入口)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建屋内に、被生産物を生産するための生
    産ラインを配置した生産工場において、 前記生産ラインは複数の工程を有しており、各工程の近
    くの前記建屋の外壁に、各工程に必要な部品を屋外から
    搬入する専用の搬入口を複数設けたことを特徴とする生
    産工場の部品供給方法。
  2. 【請求項2】 前記生産ラインは、複数の工程を直列に
    配置して構成しており、前記搬入口は、各工程の上流近
    くの前記建屋の外壁に複数設けたことを特徴とする請求
    項1記載の生産工場における部品の供給方法。
  3. 【請求項3】 前記生産ラインは、遊技機を構成してい
    る遊技板を製造するラインであり、この遊技板を製造す
    るラインの各工程に、前記複数の搬入口から必要な部品
    を搬入することを特徴とする請求項2記載の生産工場に
    おける部品の供給方法。
  4. 【請求項4】 前記建屋内の別々の位置に少なくとも2
    つ以上の生産ラインを配置し、各生産ラインは複数の工
    程を直列に配置しており、各生産ラインの上流側に部品
    置き場を設け、この部品置き場の近くの建屋の外壁に、
    各部品置き場に必要な部品を搬入するための搬入口を複
    数設けたことを特徴とする請求項1記載の生産工場の部
    品供給方法。
  5. 【請求項5】 前記生産ラインの一つは、遊技機の内枠
    に外枠を組み付ける工程であることを特徴とする請求項
    4記載の生産工場の部品供給方法。
  6. 【請求項6】 建屋内に、被生産物を生産するための生
    産ラインを配置した生産工場において、 前記生産ラインは複数の工程を有しており、前記建屋に
    は、前記生産ラインの各工程で必要な部品を前記建屋の
    外部から搬入するための搬入口をその搬入口から搬入す
    る部品を必要とする工程の近傍に設け、各工程は各搬入
    口から搬入された部品を用いて生産することを特徴とす
    る被生産物の生産方法。
  7. 【請求項7】 前記生産ラインは、複数の工程を直列に
    配置して構成しており、前記搬入口は、各工程の上流近
    くの前記建屋の外壁に設けたことを特徴とする請求項6
    記載の被生産物の生産方法。
  8. 【請求項8】 前記生産ラインは、遊技機を構成してい
    る遊技板を製造するラインであり、この遊技板を製造す
    るラインの各工程に、前記複数の搬入口から必要な部品
    を搬入することを特徴とする請求項7記載の被生産物の
    生産方法。
  9. 【請求項9】 前記建屋内の別々の位置に少なくとも2
    つ以上の生産ラインを配置し、各生産ラインは、その近
    傍にそれぞれの部品置き場を設け、これら部品置き場の
    近くの建屋の外壁に部品を搬入するための搬入口をそれ
    ぞれ設け、各生産ラインは、各搬入口から搬入された部
    品を用いて被生産物を生産することを特徴とする請求項
    6記載の被生産物の生産方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014104026A1 (ja) * 2012-12-27 2014-07-03 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス組立工程への樹脂部品供給方法

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