JP2002336406A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2002336406A
JP2002336406A JP2001150530A JP2001150530A JP2002336406A JP 2002336406 A JP2002336406 A JP 2002336406A JP 2001150530 A JP2001150530 A JP 2001150530A JP 2001150530 A JP2001150530 A JP 2001150530A JP 2002336406 A JP2002336406 A JP 2002336406A
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JP2001150530A
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Hiroyuki Sagehashi
浩幸 提橋
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボーナスの内部フラグ成立後の抽選で内部入
賞状態となった場合に、停止ボタンを操作するとリール
が入賞状態でない位置で停止しない構成のスロットマシ
ンを提供する。 【解決手段】 内部入賞状態(高い入賞確率)での遊技
においてリール8,9,10の回転位置が入賞状態で停
止可能な範囲でのみ停止ボタン25,26,27の操作
が有効となるようにスロットマシン20を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊戯開始と同時
に行われる内部的な抽選により所定の回数に限って通常
より入賞確率の高い状態で遊技を行わせるスロットマシ
ンに関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように従来のスロットマシン
1は前面パネル11に複数の絵柄よりなる絵柄列(リー
ル)41A、41B、41Cを複数列(通常3列)備
え、メダル投入口13からメダルを投入してスタートレ
バー(スタートスイッチ)14を操作すると、この絵柄
列が回転を開始し遊戯が始まる。この遊戯開始と同時
に、図示しない制御部は内部的に抽選を行う。抽選の結
果当選すると、内部入賞状態となる。次に遊戯者が各絵
柄列に対応するストップボタン15A、15B、15C
を個別に押圧操作すると、制御部は、対応する絵柄列が
押された位置(個所)と、前記の内部入賞状態に応じ
て、予め定められた所定の絵柄の組み合せが上段、中
段、下段の行方向、又は斜め方向に整列して絵柄表示窓
上に表示されるように制御して絵柄列を停止する。全て
の絵柄列を停止した後、絵柄表示窓12上に表れる絵柄
の組み合せに応じて、メダル払い出し口16から所定の
数のメダルがメダル受け皿17に払い出される。
【0003】また、抽選の結果、所定の入賞に当選する
と内部入賞状態は、内部特定入賞状態(通常ボーナスの
内部入賞状態またはボーナスの内部フラグ成立という)
となる。内部特定入賞状態で、絵柄列を目的の組み合せ
(例えば、777)に揃えて停止させることができる
と、制御は特定遊戯状態、即ちボーナス状態での遊技に
入り、所定の絵柄の入賞確率が所定の回数(例えば30
回)に限って高くなる。この内部特定入賞状態(ボーナ
スの内部フラグ成立)は、ランプの点滅や効果音等、光
や音で遊技者にボーナスの内部フラグ成立を知らせてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがスロットマシ
ンでは、停止ボタンを操作するとリールは半回転もしな
いで停止するように構成されているため、遊戯開始と同
時に内部的に行われた抽選で内部入賞状態となっても、
リールが入賞範囲を通り過ぎた位置にあるときに操作す
るとリールは半回転もしないで停止してしまうため、入
賞状態でない状態で停止してしまうことがある。
【0005】一方、内部特定入賞状態(ボーナスの内部
フラグ成立)においては、ランプの点滅や効果音等、光
や音で遊技者にボーナスの内部フラグ成立を知らせてい
るので、遊技者は入賞確率が高い内部特定入賞状態であ
ることを認識して、入賞への期待感を高めているが、こ
のようなボーナスの内部フラグ成立後の抽選で内部入賞
状態となったときに、遊技者が停止ボタンを操作するタ
イミングが悪く、リールが入賞範囲を通り過ぎた位置に
あるときに操作されると入賞状態でない位置で停止して
しまい、入賞への期待感を高めている遊技者にとって
は、外れてしまうことによる失望感から、遊技意欲が大
きく損なわれてしまうという問題があった。
【0006】本発明は、このようなボーナスの内部フラ
グ成立後の抽選で内部入賞状態となった場合には、停止
ボタンを操作するとリールが入賞状態でない位置で停止
しないような構成のスロットマシンを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、複数のリールと、これら
のリールの回転を開始させるスタートスイッチと、乱数
を発生させる乱数発生部と、前記スタートスイッチから
のスタート信号に基づいて前記乱数発生部から発生され
る乱数値から一つの乱数値を抽選し抽選された乱数値に
より、通常の入賞確率で遊技を開始するか、通常の入賞
確率より高い入賞確率で遊技を開始するかを選択する入
賞確率抽選部と、通常の入賞確率での遊技において前記
リールの回転位置が入賞状態で停止可能な範囲の位置に
あるときに操作すると前記リールの図柄が所定方向に整
列する入賞状態で停止させ、前記リールの回転位置が入
賞状態で停止可能な範囲を外れた位置で操作すると前記
入賞状態とならずに停止させる停止ボタンと、高い入賞
確率での遊技において前記停止ボタンの操作が前記リー
ルの回転位置が入賞状態で停止可能な範囲でのみ有効と
なるように制御する制御装置とを備えたことを特徴とす
るスロットマシンである。
【0008】このような構成により、ボーナスの内部フ
ラグ成立後の抽選で内部入賞状態となった場合には、停
止ボタンはリールの回転位置が入賞状態で停止可能な範
囲の位置でのみ有効となるから、遊技者が停止ボタンを
操作するとリールは確実に入賞状態で停止し、遊技者の
遊技意欲は増大するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。図1はスロットマシン
の制御回路を示すブロック図、図2はスロットマシンの
概略正面図、図3はスロットマシンの回路構成例を示す
ブロック図、図4〜図6はスロットマシンの動作を示す
フローチャートを各々示す。図2中、20はスロットマ
シンを示すものであり、このスロットマシン20の高さ
のほぼ中央に、方形の窓部23が形成され、この窓部2
3の内部には、複数個、本実施例では3個の回転リール
8,9,10がそれぞれ配置されている。
【0010】前記窓部23の前面には、図2に示すよう
に、アクリル板で形成した前面パネル21がはめ込まれ
ている。窓部23には、各回転リール8〜10の3個の
図柄が、すなわち中央及びその上下段に並んだ図柄がそ
れぞれ透けて見えるようにしている。
【0011】上記窓部23の表面には、回転リール8,
9,10の図柄の並びを示す有効ラインを表示する計5
本のライン2〜6が表示されている。上記ライン2〜6
は、ほぼ水平な中央ライン4と、この中央ライン4の上
下に離れて且つ平行に位置する上・下ライン3,5と、
上・下ライン3,5の対角線状に配置され、中央で×点
状に交わった右上がり斜めライン6と右下がり斜めライ
ン2とから構成されている。
【0012】上記窓部23の右下には、メダルを投入す
るためのメダル投入口22が設けられている。回転リー
ル8,9,10の下側には、各回転リール8,9,10
にそれぞれ対応させて、各回転リール8,9,10の回
転を個別に停止させるための3個の停止ボタン25,2
6,27がそれぞれ設けられている。
【0013】上記停止ボタン25,26,27の左側に
は、回転リール8,9,10の回転を開始させるための
スタートレバー7が設けられている。メダル投入口22
の左隣には、貯留メダルを投入させるためのクレジット
メダル投入スイッチ24が設けられている。また、スロ
ットマシン20の前面下方には、メダルが排出されるメ
ダル排出口29及びこのメダル排出口29から払い出さ
れたメダルを受け取るメダル受け皿28が設けられてい
る。
【0014】クレジットよりのクレジットベットボタン
18は、メダル最大3枚がけボタンで、押しボタン操作
により1回のゲームに1〜3枚のメダルを、クレジット
のメダル残枚数表示器30に表示されている中から投入
(ベット)できる。19はクレジットのメダル清算ボタ
ン及びクレジット切替えボタンで、遊戯者が獲得したメ
ダルを最大50枚までクレジットとして内部に蓄積する
か、またはメダル残枚数表示器30に表示されているメ
ダルを排出し、以後クレジットとして貯えないかを決め
るボタンである。
【0015】31はメダル払い出し枚数表示器で、リー
ル8,9,10が停止した時に、窓部23に表示された
絵柄の並びが入賞し、遊戯者が獲得したメダルが排出さ
れると、その排出されたメダル払い出し枚数を表示す
る。32はメダルインサートランプで、遊戯開始のため
に遊戯者にメダルの投入を促すランプである。33は再
遊戯開始ランプ、即ちリプレイに入賞した時に遊戯者に
リプレイを知らせるランプである。34はボーナスフラ
グ告知ランプで、抽選に当選し、内部特定遊戯状態(内
部がビッグボーナス/BBに入賞した状態)、又は内部
特別遊戯状態(内部がレギュラーボーナス/RBに入賞
した状態)になっていることを、内部情報として遊戯者
に報知するランプである。
【0016】以下、スロットマシン20のマイクロプロ
セッサにより制御される回路構成について図3を参照し
て説明する。スロットマシン20の制御動作の中枢とな
る中央処理装置50は、バス450を介して周辺部との
制御信号やデータの受け渡しを行う。423はメダル投
入口22より投入された遊戯メダルを感知するメダルセ
ンサ、停止ボタンセンサ424は停止ボタン25,2
6,27が押されたときのスイッチ入力を検出する。ス
タートレバーセンサ425はスタートレバー7が操作さ
れたことを感知するセンサ、クレジットベットボタンス
イッチ426はクレジットベットボタン18が押された
ときに作動するスイッチであり、これらは入力インター
フェース427を経て、バス450を介して中央処理装
置50と接続されている。
【0017】リード・オンリー・メモリ(ROM)42
8は、スロットマシン20の制御を行うためのプログラ
ムや、回転リール8,9,10の停止制御を行うための
制御データやテーブル等を含んでいる。ランダム・アク
セス・メモリ(RAM)429は、プログラムのワーク
エリアや可変データ等を記憶する部分である。ROM4
28ならびにRAM429のメモリは、バス450を介
して中央処理装置50に接続されている。
【0018】モータ制御部430は回転リール8,9,
10の回転、停止を行い、ホッパー制御部431はメダ
ル払い出しを行うためのもので、これらは入出力インタ
ーフェース432を経てバス450を介して中央処理装
置50へ接続されている。ランプ制御部433は遊戯者
にスロットマシン20の制御の内部情報として制御の状
態を知らせたりするのに必要とする種々のランプの点灯
/消灯の制御を行うものであり中央処理装置50よりバ
ス450と出力インターフェース434を介して中央処
理装置50と接続され、中央処理装置50の制御に従
い、点灯/消灯が制御される。435はスピーカであ
り、436の音声出力部の制御に従い、中央処理装置5
0の指示に従い、数々の効果音を出力する。437は抽
選に用いる乱数発生部である。
【0019】次に、図1を用いてスロットマシン20の
制御回路について説明する。中央制御装置50の入力側
には、図1に示すように、スタート信号を出力するスタ
ートレバーセンサ425が接続されている。
【0020】上記中央制御装置50の出力側には、遊技
機を制御する遊技制御部62と、メダルを外部に払い出
す指示をするホッパー制御部431と、高確率に移行し
たことを点灯制御することにより光で遊技者に知らせる
ランプ制御部433と、高確率に移行したことを音で知
らせる音声出力部436とが接続されている。
【0021】中央制御装置50は、乱数を順次発生させ
る乱数発生部437と、スタートレバーセンサ425か
らのスタート信号に基づいて、前記乱数発生部437か
ら順次発生される乱数値から一つの乱数値を抽選する確
率抽選部51と、この確率抽選部51により抽選された
乱数値により、通常確率か、通常確率より高い入賞確率
の高確率かの判定を行い、当該判定結果が通常確率の場
合には通常確率判定信号を出力するとともに、高確率の
場合には高確率判定信号を出力する確率判定部53と、
この確率判定部53からの通常確率判定信号及び高確率
判定信号に基づいて、ランプ30の点灯を制御するラン
プ制御部433と、前記確率判定部53からの通常確率
判定信号及び高確率判定信号に基づいて、スピーカ43
5から効果音を発生させる音声出力部436と、通常確
率における通常入賞確率データと、高確率における高入
賞確率データとからなる、いわゆる入賞確率データを記
憶する入賞確率データ記憶部55と、前記確率判定部5
3からの通常確率判定信号の入力を条件に、前記入賞確
率データ記憶部55に記憶された通常入賞確率データを
選択するとともに、高確率判定信号の入力を条件に、前
記入賞確率データ記憶部55に記憶された高入賞確率デ
ータを選択する確率選択部54と、前記乱数発生部43
7から順次発生される乱数値から一つの乱数値を抽選す
る入賞抽選部56と、この入賞抽選部56により抽選さ
れた乱数値と入賞確率データ記憶部55の通常入賞確率
データ若しくは高入賞確率データとに基づいて、入賞を
判定し、入賞信号を出力する入賞判定部59とを備えて
いる。
【0022】なお、確率判定部53には、現状が通常確
率の場合には、高確率に移行するか若しくは現状維持の
ままかの何れかを選び、一方、現状が高確率の場合に
は、通常確率に移行するか若しくは現状維持のままかの
何れかを選ぶ抽選確率データを備えている。また、中央
制御装置50のランプ制御部433及び音声出力部43
6と、中央制御装置50の出力側に接続されたボーナス
フラグ告知ランプ34等のランプ及びスピーカ435と
から、通常確率から高確率に変更されたことを遊技者に
報知する高確率報知部60が形成されている。また、遊
技制御部62は入賞判定部59からの入賞信号を受け
て、入賞を光等で知らせる入賞ランプ(図示せず)等を
操作する。
【0023】遊技監視部63は、入賞判定部59からの
入賞信号を入力して、入賞信号が通常の入賞である場合
は、停止ボタンセンサ424の検出信号をホッパー制御
部431に入力し、入賞信号が所定の入賞に当選しボー
ナスの内部フラグ成立の特定の入賞である場合は、リー
ル8,9,10の回転位置が入賞状態で停止可能な範囲
の位置(絵柄の並びが揃うようにリール8,9,10を
停止させることが可能な位置)にあるときに停止ボタン
が25,26,27操作され場合にのみ、停止ボタンセ
ンサ424の検出信号がホッパー制御部431に入力さ
れるように構成されている。
【0024】次にスロットマシン20の動作について説
明する。まず、メダル投入口22からメダルを投入する
か、又は、クレジットメダル投入スイッチ(メダル最大
3枚掛けボタン)18を操作して、貯留したクレジット
メダルを投入するかによって、スロットマシン20は、
スタートレバー7からのスタート信号の入力待ちの状態
となる。
【0025】そして、遊技者がスタートレバー7を操作
することにより、スタートレバーセンサ425は確率抽
選部51及び入賞抽選部56にスタート信号を出力す
る。スタート信号が入賞抽選部56に入力されると、入
賞抽選部56は乱数発生部52から順次発生される乱数
値の中から一つを抽選し、抽選信号を入賞判定部59に
出力する。次に、入賞抽選部56からの抽選信号が入賞
判定部59に入力されると、入賞判定部59は、確率選
択部54からの通常入賞確率データ若しくは高入賞確率
データに基づいて、抽選した乱数値が入賞しているかど
うかの判定をする。その後、抽選された乱数値が入賞す
ると、図1に示すように、入賞判定部59は入賞信号
を、遊技制御部62及びホッパー制御部431に出力す
る。そして、入賞信号が入賞判定手段59から遊技制御
部62に入力すると、遊技制御部62が入賞を光等で知
らせる入賞ランプ(図示せず)等を操作する。
【0026】また、スタート信号が確率抽選部51に入
力されることにより、確率抽選部51は、乱数発生部5
2から順次発生する乱数値から一つの乱数値を抽選し、
確率抽選信号を確率判定部53に出力する。確率抽選部
51からの確率抽選信号が確率判定部53に入力される
ことにより、確率判定部53は、入賞抽選部56で抽選
された乱数値と確率判定部53の内部に保有する抽選確
率データとに基づいて、通常確率か高確率かの判定を行
う。すなわち、具体的には、現状が通常確率の場合に
は、高確率に移行するか現状を維持するかの判定を行
い、現状が高確率の場合には、通常確率に移行するか現
状を維持するかの判定を行う。
【0027】そして、当該判定結果が通常確率の入賞の
場合には、確率判定部53は、通常確率判定信号をラン
プ制御部433、音声出力部436及び確率選択部54
に出力する。そして確率選択部54は、確率判定部53
からの通常確率判定信号の入力を条件に、入賞確率デー
タ記憶部55に記憶された通常入賞確率データを選択す
る。これに対して、当該判定結果が高確率の入賞の場合
には、確率判定部53は、高確率判定信号をランプ制御
部433、音声出力部436及び確率選択部54に出力
する。確率選択部54は、確率判定部53からの高確率
判定信号の入力を条件に、入賞確率データ記憶手段55
に記憶された高入賞確率データを選択する。そして、確
率選択部54は、入賞確率データ記憶部55から選択し
た通常入賞確率データ若しくは高入賞確率データを入賞
判定部59に送出する。
【0028】この通常確率判定信号若しくは高確率判定
信号が、ランプ制御部433に入力すると、ランプ制御
部433は、これらの信号に基づいて、ボーナスフラグ
告知ランプ34を点灯するか否かの制御をする。すなわ
ち具体的には、現状が高確率で、ボーナスフラグ告知ラ
ンプ34が点灯している場合には、通常確率判定信号が
ランプ制御部433に入力されると、ボーナスフラグ告
知ランプ34を消灯し、一方、高確率判定信号が入力さ
れると、ボーナスフラグ告知ランプ34の点灯を続け
る。また、現状が通常確率で、ボーナスフラグ告知ラン
プ34が消灯している場合、高確率判定信号が入力され
ると、ボーナスフラグ告知ランプ34を点灯させ、一
方、通常確率判定信号が入力されると、ボーナスフラグ
告知ランプ34を消灯したままとする。
【0029】また、通常確率判定信号若しくは高確率判
定信号が、音声出力部436に入力すると、音声出力部
436は、確率判定手段53での判定に基づいて、スピ
ーカ435から効果音を発生させるか否かの制御をす
る。すなわち、具体的には、現状が高確率で、スピーカ
435から効果音を発生させている場合、通常確率判定
信号が音声出力部436に入力されると、スピーカ43
5からの効果音の発生が中止され、一方、高確率判定信
号が音声出力部436に入力されると、スピーカ435
は効果音の発生を続ける。また、現状が通常確率でスピ
ーカ435から効果音を発生させていない場合、高確率
判定信号が音声出力部436に入力されると、スピーカ
435は効果音の発生を開始し、一方、通常確率判定信
号が音声出力部436に入力されると、スピーカ435
は効果音の発生を中止したままである。
【0030】遊技監視部63は、停止ボタンセンサ42
4の検出信号を入力して、ホッパー制御部431に送
出、又は、遮断する指示を行うものであり、判定結果が
通常確率の入賞の場合には、遊技監視部63は、停止ボ
タンセンサ424の検出信号をホッパー制御部431に
送出する指示を行う。そして、判定結果が高確率の入賞
の場合には、ボーナスフラグ成立後の遊技の監視を行
い、ボーナスフラグ成立における特定条件を満足した場
合には、ホッパー制御部431に入力される停止ボタン
センサ424の検出信号を送出するだけでなく、停止ボ
タンセンサ424の検出信号を遮断する。遊技監視部6
3は、例えば、ボーナスフラグ成立までに消化したゲー
ムが所定回数に達しているかのチェック、ボーナスフラ
グ成立後に消化したゲームが所定回数に達しているかの
チェック、ボーナスフラグ成立後の経過時間のチェック
等について遊技の監視を行い、ボーナスフラグ成立にお
ける特定条件を満足しているか、否かをチェックする。
【0031】したがって、判定結果が通常確率の入賞の
場合には、停止ボタン25,26,27は各1回の操作
が可能であり、遊技監視部63は、停止ボタンセンサ4
24の検出信号をホッパー制御部431に入力する。そ
して、入賞判定部59から通常入賞信号が出力されてホ
ッパー制御部431に入力されると、ホッパー制御部4
31は窓部23上に表示される絵柄の組み合せに応じ
て、メダル払い出し口16から所定の数のメダルをメダ
ル受け皿17に払い出す。
【0032】判定結果が通常確率の入賞の場合であって
も、リール8,9,10の回転位置が入賞状態で停止可
能な範囲を外れた位置で操作するとリール8,9,10
は半回転もしないで停止してしまうため、リール8,
9,10は入賞状態とならず停止してしまうことがあ
る。この場合には、入賞判定部59から通常入賞信号が
出力されてホッパー制御部431に入力されても、窓部
23上に表示される絵柄の組み合せが揃わないので、ホ
ッパー制御部431は、メダルの払出しは行わない。
【0033】判定結果が高確率の入賞の場合について、
図4乃至図6に示すボーナスフラグ成立における遊技の
進行状態のフロチャートを参照して説明する。
【0034】図4に示すように遊技監視部63は、遊技
の進行状態を監視してステップS1でボーナスフラグが
成立していると判断するとステップS2に移行し、ボー
ナスフラグが成立してからボーナス図柄を揃えることが
できたか、即ちボーナスインしたか否かを判断する。ボ
ーナスインしてボーナス図柄を揃えることができた場合
にはボーナスフラグ成立における遊技は終了する。ステ
ップS2でボーナスフラグが成立してからボーナスイン
しない状態(ボーナス図柄を揃えることができない状
態)にあるときにはステップS3に移行し、特定条件を
満足しているか否かを判断する。
【0035】図4の例では前回のボーナスフラグ成立時
の消化ゲームが所定回数(10回)を越えているか否か
を判断する。前回のボーナスフラグ成立時の消化ゲーム
が所定回数を越えていない場合にはステップS2に戻る
ループが形成されている。このループの巡回により、ス
テップS2とステップS3の判断を繰り返し行い、ステ
ップS3により前回のボーナスフラグ成立時の消化ゲー
ムが所定回数を越えている場合には特定条件を満足した
と判断してステップS7に移行する。
【0036】また、ステップS3を実行するのと並行し
て図5又は図6に示すような別な特定条件を満足してい
るか否かを判断することもできる。図5又は図6の例で
はステップS1、ステップS2の実行までは、図4の例
と同様であるのでここではその説明は省略する。
【0037】図5の例ではステップS2でボーナスフラ
グが成立してからボーナスインしない状態(ボーナス図
柄を揃えることができない状態)にあるときにはステッ
プS4に移行し、ボーナスフラグ成立後の経過時間が所
定時間(10分)以上経過したか否かを判断する。ボー
ナスフラグ成立後の経過時間が所定時間に達していない
場合にはステップS2に戻るループが形成されている。
このループの巡回により、ステップS2とステップS4
の判断を繰り返し行い、ステップS4によりボーナスフ
ラグ成立後の経過時間が所定時間に達している場合には
特定条件を満足したと判断してステップS7に移行す
る。
【0038】図6の例ではステップS2でボーナスフラ
グが成立してからボーナスインしない状態(ボーナス図
柄を揃えることができない状態)にあるときにはステッ
プS5に移行し、ボーナスフラグ成立後に消化したゲー
ムが所定回数(10回)に達しているか否かを判断す
る。ボーナスフラグ成立後に消化したゲームが所定回数
(10回)に達していない場合にはステップS2に戻る
ループが形成されている。このループの巡回により、ス
テップS2とステップS5の判断を繰り返し行い、ステ
ップS5によりボーナスフラグ成立後に消化したゲーム
が所定回数に達している場合には特定条件を満足したと
判断してステップS7に移行する。
【0039】判定結果が高確率の入賞の場合において
も、ボーナスフラグ成立における特定条件を満足してい
ない状態では、停止ボタン25,26,27は各1回の
操作が可能であり、遊技監視部63は、停止ボタンセン
サ424の検出信号をホッパー制御部431に入力す
る。そして、ホッパー制御部431は窓部23上に表示
される絵柄の組み合せに応じて、メダル払い出し口16
から所定の数のメダルをメダル受け皿17に払い出す。
判定結果が高確率の入賞の場合であっても、ボーナスフ
ラグ成立における特定条件を満足していない状態では、
リール8,9,10の回転位置が入賞状態で停止可能な
範囲を通り過ぎた位置にあるときに停止ボタン25,2
6,27を操作するとリール8,9,10は入賞状態と
ならずに停止してしまう。この場合には、窓部23上に
表示される絵柄の組み合せが揃わないので、ホッパー制
御部431は、メダルの払出しは行わない。
【0040】判定結果が高確率の入賞の場合において、
ボーナスフラグ成立における特定条件を満足している状
態では、ステップS7が実行され、リール8,9,10
の回転位置が入賞状態で停止可能な範囲を通り過ぎた位
置にあるときに停止ボタン25,26,27を操作する
とホッパー制御部431に入力される停止ボタンセンサ
424の検出信号は遮断されてしまい停止ボタン25,
26,27の操作は無効となる。このステップS7が実
行された場合には、停止ボタン25,26,27の再操
作が可能であり、リール8,9,10の回転位置が入賞
状態で停止可能な範囲の位置にあるときに停止ボタン2
5,26,27を操作したときのみ停止ボタン25,2
6,27の操作が有効となり、停止ボタンセンサ424
の検出信号がホッパー制御部431に入力され、ホッパ
ー制御部431は窓部23上に表示される絵柄の組み合
せに応じて、メダル払い出し口16から所定の数のメダ
ルをメダル受け皿17に払い出す。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、ボーナ
スの内部フラグ成立後の抽選で内部入賞状態において、
ボーナスフラグ成立における特定条件を満足している状
態では、停止ボタンはリールの回転位置が入賞状態で停
止可能な範囲の位置でのみ有効となるから、遊技者が停
止ボタンを操作するとリールは確実に入賞状態で停止
し、遊技者の遊技意欲は増大するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るスロットマシンの制御回路を示
すブロック図である。
【図2】図1のスロットマシンの概略正面図である。
【図3】図1のスロットマシンの回路構成例を示すブロ
ック図である。
【図4】スロットマシンの動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】スロットマシンの動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】スロットマシンの動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】一般的なスロットマシンの概略正面図である。
【符号の説明】
2〜6 ライン 7 スタートレバー 8,9,10 回転リール 1,20 スロットマシン 11,21 前面パネル 12 絵柄表示窓 14 スタートレバー 15A,15B,15C ストップボタン 16 メダル払い出し口 17 メダル受け皿 18 クレジットベットボタン 19 メダル清算ボタン及びクレジット切替えボタン 22 メダル投入口 23 窓部 24 クレジットメダル投入スイッチ 25,26,27 停止ボタン 28 メダル受け皿 29 メダル排出口 30 メダル残枚数表示器 31 メダル払い出し枚数表示器 32 メダルインサートランプ 33 再遊戯開始ランプ 34 ボーナスフラグ告知ランプ 41A、41B、41C リール 41 遊技制御手段 50 中央制御装置 51 確率抽選部 53 確率判定部 54 確率選択部 55 入賞確率データ記憶部 56 入賞抽選部 59 入賞判定部 60 高確率報知部 62 遊技制御部 63 遊技監視部 423 メダルセンサ 424 停止ボタンセンサ 425 スタートレバーセンサ 426 クレジットベットボタンスイッチ 427 入力インターフェース 428 ROM 429 RAM 430 モータ制御部 431 ホッパー制御部 432 入出力インターフェース 433 ランプ制御部 434 出力インターフェース 435 スピーカ 436 音声出力部 437 乱数発生部 450 バス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリールと、これらのリールの回転
    を開始させるスタートスイッチと、乱数を発生させる乱
    数発生部と、前記スタートスイッチからのスタート信号
    に基づいて前記乱数発生部から発生される乱数値から一
    つの乱数値を抽選し抽選された乱数値により、通常の入
    賞確率で遊技を開始するか、通常の入賞確率より高い入
    賞確率で遊技を開始するかを選択する入賞確率抽選部
    と、通常の入賞確率での遊技において前記リールの回転
    位置が入賞状態で停止可能な範囲の位置にあるときに操
    作すると前記リールの図柄が所定方向に整列する入賞状
    態で停止させ、前記リールの回転位置が入賞状態で停止
    可能な範囲を外れた位置で操作すると前記入賞状態とな
    らずに停止させる停止ボタンと、高い入賞確率での遊技
    において前記停止ボタンの操作が前記リールの回転位置
    が入賞状態で停止可能な範囲でのみ有効となるように制
    御する制御装置とを備えたことを特徴とするスロットマ
    シン。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005013437A (ja) * 2003-06-25 2005-01-20 Abilit Corp スロットマシン

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