JP2002335827A - 魚釣用リ−ル - Google Patents

魚釣用リ−ル

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JP2002335827A JP2001142626A JP2001142626A JP2002335827A JP 2002335827 A JP2002335827 A JP 2002335827A JP 2001142626 A JP2001142626 A JP 2001142626A JP 2001142626 A JP2001142626 A JP 2001142626A JP 2002335827 A JP2002335827 A JP 2002335827A
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    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
    • A01K89/0117Anti-reverse mechanisms
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転体の円筒部内に設ける逆転防止係止
部を改善したこと。 【解決手段】 ロ−タからなる回転体3の円筒部3a内
に別体の逆転防止体6が嵌合されて複数のビス34で回
り止め取付固定されている。逆転防止体6には複数の爪
からなる係止部6aが形成されている。逆転防止体6の
材料は強化繊維樹脂やステンレス、アルミ、アルマイ
ト、真鍮や硬質クロ−ムメッキ処理された材料が使用さ
れている。リ−ル本体1の前側に支持軸27が植設され
て支持軸27の前側に小径軸が形成されて外周に逆転防
止爪からなる係止部材5と付勢バネ28が嵌合されてE
リング29で抜け止めされている。逆転防止爪からなる
係止部材5は爪部5aと作動部5bで形成され、爪部5
aは係止部6aに臨まされて作動部5bに作動ピン25
aが臨まされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドル操作に連
動回転し釣糸案内部を有するロ−タの正回転を許容し逆
回転を防止する逆転防止装置を備えた魚釣用リ−ルの改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より逆転防止装置は、ハンドルに連
動回転する駆動軸に固定され該駆動軸と一体回転するラ
チェット歯車に、リ−ル本体に回動可能に支持された係
止爪を係合して構成されるラチェット方式が一般的に知
られており、ラチェット歯車の歯部(係止部)の数を多
く形成して逆転止め時の空転角を少なくできることによ
り、ロ−タの筒部内周の周方向に複数の歯部(係止部)
を一体形成してリ−ル本体に支持した係止爪を係合させ
て逆転防止装置を構成したものが実開平5−2678号
公報で知られているが、以下の課題が残されている。
【0003】ロ−タ逆転止め時の衝撃により、係止爪
によってロ−タ筒部内周の歯部に傷が付き易く、ロ−タ
が金属製の場合等はその傷部分より腐食が発生し、歯部
の強度が低下して逆転止め機能に支障をきたす。 過負荷のロ−タ逆転止め使用や長時間の使用等で、ロ
−タ筒部内周の歯部が損傷した時の修理を行う場合、ロ
−タ全体の新規交換となってしまうため、修理費が高価
となってしまうと共に交換作業に手間がかかる。 逆転防止強度の向上を図る場合、歯部の強度向上に伴
う材料選択使用により、ロ−タ全体が重量化してしま
い、設計の自由度が制約されてしまう。 ロ−タは異形であるため、歯部を精度高く形成し難
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、ロ−タ筒部内周に歯部を設けることは実用性に劣
ることである。
【0005】本発明の目的は前記欠点に鑑み、回転体の
円筒部内に設ける逆転防止係止部を改善した魚釣用リ−
ルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係わる本発明は、ハンドル操作に連動回
転する回転体に逆転防止係止部を形成し、リ−ル本体に
支持された係止部材を係合してなる逆転防止装置を備え
た魚釣用リ−ルにおいて、前記回転体に周囲に複数の係
止部を有する別体の逆転防止体を回り止め取付固定した
ことを要旨とするものである。請求項2に係わる本発明
は、前記回転体が、スプ−ルに釣糸を案内する釣糸案内
部を有するロ−タであり、該ロ−タの筒部内側に逆転防
止体を回り止め取付固定したことを要旨とするものであ
る。請求項3に係わる本発明は、前記逆転防止体が、前
記回転体に着脱可能に取付られていることを要旨とする
ものである。
【0007】請求項4に係わる本発明は、ハンドル操作
に連動回転する回転体に逆転防止係止部を形成し、リ−
ル本体に支持された係止部材を係合してなる逆転防止装
置を備えた魚釣用リ−ルにおいて、前記回転体に複数の
係止部を周設すると共に該係止部の表面を前記回転体に
取付固定される保護部材で被覆したことを要旨とするも
のである。請求項5に係わる本発明は、前記回転体が、
スプ−ルに釣糸を案内する釣糸案内部を有するロ−タで
あり、該ロ−タの筒部内側に形成した係止部の表面を保
護部材で被覆されることを要旨とするものである。請求
項5に係わる本発明は、前記保護部材が、前記回転体に
着脱可能に取付固定されていることを要旨とするもので
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1、2の本発明により、ロ
−タからなる回転体3は円筒部3a内に別体の逆転防止
体6が嵌合されて複数のビス34で回り止め取付固定さ
れているので、設計の段階でそのリ−ルの仕様に適した
材料の逆転防止体6を回転体3と分離して選択使用でき
設計の自由度を増すことができる。逆転防止体6の爪か
らなる係止部6aに必要な強度に回転体3の材料を合わ
せる必要がなく、リ−ルの重量増を最小限に抑え、軽量
化を図ることが出来る。回転体3と分離して逆転防止体
6が取付固定されているので、精度高く爪からなる係止
部6aが形成できる。請求項3の本発明により、逆転防
止体6の爪からなる係止部6aに使用経過による損傷が
生じても逆転防止体6の交換で修理できるので、安価で
且つ修理の際の作業も簡単になり、作業性が良い。
【0009】請求項4、5の本発明により、ロ−タから
なる回転体3は円筒部3a内に周方向に逆転係止部3n
が形成され、逆転係止部3nの外側に別体の保護部材7
が嵌合されて複数のビス34で回り止め取付固定されて
覆われているので、設計の段階でそのリ−ルの仕様に適
した材料の保護部材7を回転体3と分離して選択使用で
き設計の自由度を増すことができる。保護部材7に必要
な強度に回転体3の材料を合わせる必要がなく、リ−ル
の重量増を最小限に抑え、軽量化を図ることが出来る。
請求項6の本発明により、回転体3の逆転係止部3nと
分離して保護部材7が取付固定されて被覆されているの
で、使用経過による損傷が生じても保護部材7の交換で
修理できるので、安価で且つ修理の際の作業も簡単にな
り、作業性が良い。
【0010】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、魚釣用リ−ルを魚釣用スピニングリ−ルで述べれ
ば、図1から図6は第1実施例で、図1は魚釣用スピニ
ングリ−ルの要部断面側面図、図2は図1のロ−タから
なる回転体の要部拡大断面側面図、図3はロ−タからな
る回転体の要部拡大断面背面図、図4はスプ−ルの要部
拡大断面側面図、図5はスプ−ルの平面図、図6はスプ
−ルの断面背面図である。
【0011】魚釣用スピニングリ−ルは、リ−ル本体1
の両側に駆動歯車10の回動軸10aが図示しない軸受
で軸支され、回動軸10aの中心多角形孔にハンドル1
1が固定されたハンドル軸12が左右交換自在に挿入嵌
合されている。リ−ル本体1の前部には軸受13で回転
軸筒2が回転自在に軸受されると共に前側に突出されて
いる。軸受13より前側の回転軸筒2の外周にカラ−1
4とロ−タからなる回転体3が嵌合されてナット15で
固定されている。
【0012】回転軸筒2の基端は軸受部1aで回転自在
に軸承され、基端の前側に一体的に形成されたピニオン
2aに駆動歯車10が噛合されてロ−タからなる回転体
3はハンドル11の回転に連動して回転されるように支
持されている。回転軸筒2の中心孔には先端にスプ−ル
4が取り付けられたスプ−ル軸16が前後往復動可能に
摺動自在に挿入され、スプ−ル軸16の後端部には摺動
子17が係止板18で取り付けられている。
【0013】リ−ル本体1内の回転軸筒2のピニオン2
aより前側に連動歯車19が回転軸筒2に回り止め嵌合
されている。リ−ル本体1内にはスプ−ル軸16と平行
に摺動機構のトラバ−スカム軸20が軸受部1aとリ−
ル本体1の後側に取り付けられた側板21で支承されて
いる。トラバ−スカム軸20の先端には小歯車22が回
り止め嵌合されて小歯車22は前記連動歯車19に噛合
されている。トラバ−スカム軸20には前記摺動子17
が嵌合されて摺動子17に設けた係合子23の爪がトラ
バ−スカム溝に係合されている。
【0014】リ−ル本体1に回動自在に取り付けられた
操作杆24の前側に円板25が固定され、円板25に作
動ピン25aが植設されている。リ−ル本体1の後側外
部に突出した操作杆24に操作ツマミ26が取り付けら
れている。リ−ル本体1の前側に支持軸27が植設され
て支持軸27の前側に小径軸が形成されて外周に逆転防
止爪からなる係止部材5と付勢バネ28が嵌合されてE
リング29で抜け止めされている。逆転防止爪からなる
係止部材5は爪部5aと作動部5bで形成され、爪部5
aは係止部6aに臨まされて作動部5bに作動ピン25
aが臨まされている。
【0015】ロ−タからなる回転体3は円筒部3aと円
筒部3aの後側で放射方向に延出した一対のベ−ル支持
腕の基部3b、3cと基部から前方に延出された一対の
ベ−ル支持腕3d、3eと円筒部3a内の壁部3fとボ
ス部3gとで形成されている。一方のベ−ル支持腕3d
の外側には一方のベ−ル支持部材30が螺子31で取り
付けられ、他方のベ−ル支持腕3eの外側には他方のベ
−ル支持部材32が螺子33で取り付けられ、実線の釣
糸巻取位置と図示しない釣糸放出位置に反転自在に抜止
め支持されている。円筒部3a内の壁部3fより後側に
別体の逆転防止体6が嵌合されて複数のビス34で回り
止め取付固定されている。逆転防止体6には複数の爪か
らなる係止部6aが形成されている。逆転防止体6の材
料は強化繊維樹脂やステンレス、アルミ、アルマイト、
真鍮や硬質クロ−ムメッキ処理された材料が使用されて
いる。逆転防止体6の材料は回転体3の材料と異なる材
料とすることが出来る。
【0016】一方のベ−ル支持部材30には釣糸案内ロ
−ラ35の取付部36が取り付けられている。他方のベ
−ル支持部材32と釣糸案内ロ−ラ35の取付部36の
間にベ−ル37が取り付けられている。一方のベ−ル支
持腕3dの凹部3h内にはト−ションバネ38が設けら
れて一端が一方のベ−ル支持部材30の穴に、他端がベ
−ル支持腕3dに係止されて一方のベ−ル支持部材30
と他方のベ−ル支持部材32と釣糸案内ロ−ラ35の取
付部36とベ−ル37を釣糸捲取り位置と釣糸放出位置
に振分け付勢するように構成され、ト−ションバネ38
はビス39で固定されたカバ−40で覆われている。一
方のベ−ル支持腕3dの凹部3h内には一方のベ−ル支
持部材30の底面が載る段部を有し中心に螺子31が螺
合される凸部3iが形成されている。
【0017】他方のベ−ル支持腕3eの凹部3j内には
他方のベ−ル支持部材32の底面が載る段部を有し中心
に螺子33が螺合される凸部3kが形成されている。他
方のベ−ル支持腕3eの凹部3j内には内蹴りレバ−4
1が設けられて内蹴りレバ−41の一端41aは他方の
ベ−ル支持部材32の底面に穿設された穴に挿入されて
所謂内蹴り反転機構が組み込まれ、内蹴りレバ−41は
ビス42で固定されたカバ−43で覆われている。内蹴
りレバ−41の他端41bは他方のベ−ル支持腕3e側
の基部3cに穿設された透孔3mに挿入されてリ−ル本
体1側に突出されている。リ−ル本体1には反転用突起
1bが形成されている。
【0018】スプ−ル4は、前側の鍔部4aと釣糸44
が巻回される外周テ−パ−状の釣糸巻回胴部4bと、円
筒状の後側円筒部4cとで形成されている。スプ−ル4
の釣糸巻回胴部4b内部には制動部材Aが収容されてス
プ−ル軸16の先端部に螺合されたツマミ45で制動力
が調節される。後側円筒部4cの外周の周方向の任意の
部位に釣糸44の釣糸係止部材46が固定され、釣糸係
止部材46に釣糸係止舌片46aが形成されている。釣
糸係止舌片46aは弾性変形可能で釣糸44の端部が挟
着される。後側円筒部4cの周方向には釣糸44が挿入
可能な内径の複数の透孔4dが形成されている。透孔4
dは一個でもよい。
【0019】リ−ル本体1の後側に取り付けられた側板
21と、一方のベ−ル支持部材30と他方のベ−ル支持
部材32のカバ−40、43にはこれら部材の外側表面
の保護、傷防止するピン47が固定されている。ピン4
7が固定される位置は夫々リ−ル本体1やロ−タ3の突
出部位である。ピン47の固定方法は圧入、カシメ、ネ
ジ等で行われる。
【0020】前記魚釣用スピニングリ−ルの動作は、釣
糸44がスプ−ル4に巻回される方向にハンドル11が
回転されると、駆動歯車10が回転されてピニオン10
aを介して回転軸筒2とロ−タからなる回転体3が正回
転される。更に連動歯車19と小歯車22を介してトラ
バ−スカム軸20が連動回転されて摺動子17とスプ−
ル軸16とスプ−ル4が前後に往復動される。制動力が
調節される時は、ツマミ45が回動されて制動力が調節
される。ロ−タからなる回転体3が逆回転防止される時
は、操作ツマミ26と操作杆24と逆転防止爪からなる
係止部材5が回動されて逆転防止爪からなる係止部材5
が逆転防止体6の爪からなる係止部6aに係合されて回
転体3の逆回転が防止される。ロ−タからなる回転体3
が逆回転防止されて釣が行われ、獲物の引きで釣糸44
が引かれてスプ−ル4が逆回転されると、スプ−ル4と
スプ−ル軸16の間で制動力が働く。
【0021】仕掛が投擲されて釣糸44が遠方へ放出さ
れる際は、ベ−ル支持部材30、32が釣糸放出位置に
反転されて釣竿が勢いよく振り下ろされる。この時釣糸
巻回胴部4bに巻回されている釣糸44はスパイラル状
に解かれて前部鍔部4aより前方へ放出される。この時
内蹴りレバ−41の他端41bはリ−ル本体1の反転用
突起1bに当接可能に臨まされている。ハンドル11の
回転でロ−タからなる回転体3が回転されると、反転用
突起1bに内蹴りレバ−41の他端41bが衝接されて
後退され、ベ−ル支持部材30、32が実線の釣糸巻取
位置に反転される。
【0022】魚釣用スピニングリ−ルが前記のように構
成されると、ロ−タからなる回転体3は円筒部3a内に
別体の逆転防止体6が嵌合されて複数のビス34で回り
止め取付固定されているので、設計の段階でそのリ−ル
の仕様に適した材料の逆転防止体6を回転体3と分離し
て選択使用でき設計の自由度を増すことができる。逆転
防止体6の爪からなる係止部6aに必要な強度に回転体
3の材料を合わせる必要がなく、リ−ルの重量増を最小
限に抑え、軽量化を図ることが出来る。回転体3と分離
して逆転防止体6が取付固定されているので、精度高く
爪からなる係止部6aが形成できる。逆転防止体6の爪
からなる係止部6aに使用経過による損傷が生じても逆
転防止体6の交換で修理できるので、安価で且つ修理の
際の作業も簡単になり、作業性が良い。逆転防止体6の
材料を強化繊維樹脂とすると、傷部分よりの腐食の発生
が防止出来る。
【0023】スプ−ル4の後側円筒部4cの外周の周方
向の任意の部位に釣糸44の釣糸係止部材46が固定さ
れ、後側円筒部4cの周方向には釣糸44が挿入可能な
内径の複数の透孔4dが形成されていると、釣糸44の
端部は透孔4dに挿入されるので、釣糸44が太い場合
は、釣糸44自体に張りがあり、釣糸44の端部にリ−
ル本体後側方向に力がかかると釣糸44が釣糸係止部材
46から外れ、外れた釣糸44はバックラッシュして糸
が絡む等の不具合が発生するが、端部が透孔4dに挿入
されていると、釣糸係止部材46の釣糸係止舌片46a
から外れ難い。リ−ル本体1やロ−タ3の突出部位の側
板21やカバ−40、43にピン47が固定されている
と、リ−ル本体1やロ−タ3から突出した部材の保護、
傷防止となる。ピン47の固定は簡単で、部品費を安く
傷防止が出来る。ピン47を複数個取り付けることで、
デザイン性が出てくる。取付場所の自由度が大きい。
【0024】図7、図8は釣糸係止機能の他の実施例
で、図7はスプ−ルの平面図、図8はスプ−ルの断面背
面図である。
【0025】釣糸係止機能の他の実施例では、スプ−ル
4の釣糸44の釣糸係止部材46取付位置一側の後側円
筒部4cの外周に平面部4eで段部4fが形成されてい
る。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0026】釣糸係止機能の他の実施例では、段部4f
で釣糸44が釣糸係止部材46に挟着される前の段階で
リ−ル本体後側方向にズレることが防止される。
【0027】図9、図10は第2実施例で、図9はロ−
タからなる回転体の要部拡大断面側面図、図10はロ−
タからなる回転体の要部拡大断面背面図である。
【0028】第2実施例で、ロ−タからなる回転体3の
円筒部3a内の壁部3fより後側の周方向に逆転係止部
3nが形成されている。逆転係止部3nは別体の保護部
材7が嵌合されて複数のビス34で回り止め取付固定さ
れて各逆転係止部3nが被覆係止部7aで覆われてい
る。保護部材7の材料は強化繊維樹脂や金属材が使用さ
れている。他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0029】第2実施例の魚釣用スピニングリ−ルが前
記のように構成されると、ロ−タからなる回転体3は円
筒部3a内に周方向に逆転係止部3nが形成され、逆転
係止部3nの外側に別体の保護部材7が嵌合されて複数
のビス34で回り止め取付固定されて覆われているの
で、設計の段階でそのリ−ルの仕様に適した材料の保護
部材7を回転体3と分離して選択使用でき設計の自由度
を増すことができる。保護部材7に必要な強度に回転体
3の材料を合わせる必要がなく、リ−ルの重量増を最小
限に抑え、軽量化を図ることが出来る。回転体3の逆転
係止部3nと分離して保護部材7が取付固定されて被覆
されているので、使用経過による損傷が生じても保護部
材7の交換で修理できるので、安価で且つ修理の際の作
業も簡単になり、作業性が良い。保護部材7の材料を強
化繊維樹脂とすると、傷が付いても腐食の発生が防止出
来る。
【0030】図11はハンドルア−ムの突出部を保護、
傷防止する実施例で、図11はハンドルア−ムの平面図
である。
【0031】ハンドルア−ムの突出部を保護、傷防止す
る実施例では、ハンドルア−ム8の突出部8aにピン4
7が固定されている。
【0032】前記保護、傷防止用ピン47は両軸受型リ
−ルの機枠外周や側板に設けてもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0034】請求項1、2により、ロ−タからなる回転
体は円筒部内に別体の逆転防止体が嵌合されて複数のビ
スで回り止め取付固定されているので、設計の段階でそ
のリ−ルの仕様に適した材料の逆転防止体を回転体と分
離して選択使用でき設計の自由度を増すことができる。
逆転防止体の爪からなる係止部に必要な強度に回転体の
材料を合わせる必要がなく、リ−ルの重量増を最小限に
抑え、軽量化を図ることが出来る。回転体と分離して逆
転防止体が取付固定されているので、精度高く爪からな
る係止部が形成できる。請求項3の本発明により、逆転
防止体の爪からなる係止部に使用経過による損傷が生じ
ても逆転防止体の交換で修理できるので、安価で且つ修
理の際の作業も簡単になり、作業性が良い。
【035】請求項4、5により、ロ−タからなる回転体
は円筒部内に周方向に逆転係止部が形成され、逆転係止
部の外側に別体の保護部材が嵌合されて複数のビスで回
り止め取付固定されて覆われているので、設計の段階で
そのリ−ルの仕様に適した材料の保護部材を回転体と分
離して選択使用でき設計の自由度を増すことができる。
保護部材に必要な強度に回転体の材料を合わせる必要が
なく、リ−ルの重量増を最小限に抑え、軽量化を図るこ
とが出来る。請求項6により、回転体の逆転係止部と分
離して保護部材が取付固定されて被覆されているので、
使用経過による損傷が生じても保護部材の交換で修理で
きるので、安価で且つ修理の際の作業も簡単になり、作
業性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
断面側面図である。
【図2】同図1のロ−タからなる回転体の要部拡大断面
側面図である。
【図3】同ロ−タからなる回転体の要部拡大断面背面図
である。
【図4】同スプ−ルの要部拡大断面側面図である。
【図5】同スプ−ルの平面図である。
【図6】同スプ−ルの断面背面図である。
【図7】釣糸係止機能の他の実施例で、スプ−ルの平面
図である。
【図8】同スプ−ルの断面背面図である。
【図9】第2実施例で、ロ−タからなる回転体の要部拡
大断面側面図である。
【図10】同ロ−タからなる回転体の要部拡大断面背面
図である。
【図11】ハンドルア−ムの突出部を保護、傷防止する
実施例で、ハンドルア−ムの平面図である。
【符号の説明】
1 リ−ル本体 3 ロ−タからなる回転体 3a ロ−タからなる回転体の円筒部 3n 逆転係止部 4 スプ−ル 5 係止部材 6 逆転防止体 6a 係止部 7 保護部材 44 釣糸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドル操作に連動回転する回転体に逆転
    防止係止部を形成し、リ−ル本体に支持された係止部材
    を係合してなる逆転防止装置を備えた魚釣用リ−ルにお
    いて、前記回転体に周囲に複数の係止部を有する別体の
    逆転防止体を回り止め取付固定したことを特徴とする魚
    釣用リ−ル。
  2. 【請求項2】前記回転体が、スプ−ルに釣糸を案内する
    釣糸案内部を有するロ−タであり、該ロ−タの筒部内側
    に逆転防止体を回り止め取付固定したことを特徴とする
    請求項1記載の魚釣用リ−ル。
  3. 【請求項3】前記逆転防止体が、前記回転体に着脱可能
    に取付られていることを特徴とする請求項1記載の魚釣
    用リ−ル。
  4. 【請求項4】ハンドル操作に連動回転する回転体に逆転
    防止係止部を形成し、リ−ル本体に支持された係止部材
    を係合してなる逆転防止装置を備えた魚釣用リ−ルにお
    いて、前記回転体に複数の係止部を周設すると共に該係
    止部の表面を前記回転体に取付固定される保護部材で被
    覆したことを特徴とする魚釣用リ−ル。
  5. 【請求項5】前記回転体が、スプ−ルに釣糸を案内する
    釣糸案内部を有するロ−タであり、該ロ−タの筒部内側
    に形成した係止部の表面を保護部材で被覆されることを
    特徴とする請求項4記載の魚釣用リ−ル。
  6. 【請求項6】前記保護部材が、前記回転体に着脱可能に
    取付固定されていることを特徴とする請求項4又は5記
    載の魚釣用リ−ル。
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