JP2002335421A - 同期信号処理回路 - Google Patents

同期信号処理回路

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JP2002335421A
JP2002335421A JP2001139626A JP2001139626A JP2002335421A JP 2002335421 A JP2002335421 A JP 2002335421A JP 2001139626 A JP2001139626 A JP 2001139626A JP 2001139626 A JP2001139626 A JP 2001139626A JP 2002335421 A JP2002335421 A JP 2002335421A
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gate
counter
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Sadahito Suzuki
禎人 鈴木
Koji Minami
浩次 南
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力同期信号の位相が急激に変化した場合で
も速やかに出力を入力同期信号に追随させることが可能
な同期信号処理回路を提供する。 【解決手段】 入力同期信号によってリセットされる第
1のカウンタ2、第1のカウンタのカウント値に基づい
て開閉する第1のゲート回路3、リセット信号によって
リセットされる第2のカウンタ4、第2のカウンタのカ
ウント値に基づいて自走モードフラグを発生するモード
判定回路5、第2のカウンタのカウント値とモード判定
回路の出力に基づいて自走同期パルスを発生する自走同
期パルス発生回路6、第2のカウンタのカウント値とモ
ード判定回路の出力に基づいて開閉する第2のゲート回
路9、第1のゲート回路の出力と自走同期パルスとから
リセット信号を生成するリセット信号発生回路11、第
2のゲート回路の出力と自走同期パルスから同期パルス
を生成する同期パルス生成回路10を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像表示装置や
情報記録再生装置などの映像機器に用いる同期信号処理
回路に関わり、特に入力される同期信号に混入する擬似
同期パルスを除去し、また、欠落した同期信号を補償す
ることにより、周期変動の小さい安定な同期信号を出力
する同期信号処理回路に関する。
【0002】
【従来の技術】映像機器において映像の表示あるいは記
録を行うためには、周期変動の小さい安定した同期信号
が必要である。しかし、アンテナで受信される電波が弱
いときや、受信チャンネルの切り替えが行われるときな
ど、一時的に同期信号の周期が乱れることがある。ま
た、NTSC方式などでは、映像信号から再生される水
平同期信号の連続性を確保するため、垂直同期期間には
水平同期信号の整数倍の周波数を有する等化パルス、切
り込みパルス等の擬似同期パルスが含まれているので、
VTR再生時、ビデオヘッドのスイッチングポイントに
おいて再生された同期信号の位相が急激に変化すること
もある。同期信号の位相の乱れから生じる画質の劣化を
防止するため、入力同期信号の位相の乱れを補正し、安
定した周期の同期信号を出力する同期信号処理回路が使
用される。
【0003】図11に、特公平7−89653号公報に
開示された水平同期信号処理回路の構成を示す。図11
において20は水平同期信号を入力する入力端子、21
は入力端子20より入力される水平同期信号に混入する
パルス幅の狭い雑音を除去するノイズ除去回路、22は
後述するマスク回路25の出力に基づいて予め与えられ
た周期のタイミングパルスを発生するタイミングパルス
発生回路、23はタイミングパルス発生回路22及びマ
スク回路25の出力に基づいて水平同期信号欠落時に自
走同期パルスを生成する自走同期パルス発生回路、24
はノイズ除去回路21、自走同期パルス発生回路23及
びマスク回路25の出力に基づいて動作モードを判定す
るモード判定回路、25はタイミングパルス発生回路2
2、自走同期パルス発生回路23及びモード判定回路2
4の出力に基づいてゲートの開閉を制御することにより
ノイズ除去回路21から出力される水平同期信号の通過
または阻止を決定するマスク回路、26は自走同期パル
ス発生回路23とマスク回路25の出力に基づいて水平
同期パルスを再生する同期パルス生成回路、27は出力
端子である。
【0004】図11のような構成を持つ同期信号処理回
路の動作は以下の通りである。入力端子20より入力さ
れる水平同期信号は負極性、即ち、一定のパルス幅を有
するL(Low)レベルのパルス信号であるとする。ノ
イズ除去回路21には水晶発振器などによって得られる
周期の安定したクロックで駆動される4ビットシフトレ
ジスタが内蔵されており、この4ビットシフトレジスタ
の最初の2段がLレベル、後段の2段がH(High)
レベルであるときにのみ、ノイズ除去回路21はHレベ
ルを出力するようにする。これによってパルス幅が2ク
ロック未満のノイズを除去することができる。またノイ
ズ除去回路21の出力がHレベルとなるときには水平同
期信号の基準エッジである立ち下がりエッジが検出され
たことを示している。
【0005】タイミングパルス発生回路22は、前述の
周期が安定したクロックをカウントする、即ち、クロッ
クパルスが入力される度にカウント値を1だけ増分する
第1のカウンタを内蔵している。この第1のカウンタ
は、マスク回路25の出力信号がHレベルとなったと
き、またはカウント値が予め指定された第1の値に達し
たときにリセットされる。第1の値としては1水平期
間、即ち水平同期信号の周期に相当する値に設定する。
これにより第1のカウンタはカウント値が最大でも1水
平期間に相当する値に達したときに必ずリセットされ
る。タイミングパルス発生回路22は第1のカウンタの
カウント値が第1の値に達したときに、該第1のカウン
タをリセットすると共にタイミングパルスを発生し、こ
れを自走同期パルス発生回路23に供給する。またこれ
とは別に、タイミングパルス発生回路22は、第1のカ
ウンタのカウント値が予め指定された1水平期間よりも
若干短い期間に相当する第2の値に達したときにもタイ
ミングパルスをマスク回路25に出力する。ここでは第
2の値を1水平期間よりも5%だけ短い期間に相当する
値であるとする。従って、タイミングパルス発生回路2
2は、第1のカウンタのカウント値が1水平期間の95
%に相当する値に達したときにタイミングパルスをマス
ク回路25に出力することになる。
【0006】自走同期パルス発生回路23は第2のカウ
ンタを内蔵している。この第2のカウンタはタイミング
パルス発生回路22から出力されるタイミングパルスに
よって上記クロックの計数を開始し、マスク回路25の
出力がHレベルとなったとき、またはカウント値が予め
指定された第3の値に達したときに計数を停止する。こ
こでは、第3の値を1水平期間の5%に相当する値とす
る。自走同期パルス発生回路23は第2のカウンタのカ
ウント値が第3の値に達したときに自走同期パルスを発
生し、モード判定回路24、マスク回路25及び同期パ
ルス生成回路26に供給する。即ち、自走同期パルス発
生回路23は、タイミングパルス発生回路22からタイ
ミングパルスが入力された場合には、第1のカウンタが
クロックのカウントを開始してから1水平期間の105
%に相当する時間が経過した時点で自走同期パルスを発
生することになる。
【0007】モード判定回路24は、同期状態と自走状
態の二つの状態を取り得るステートマシンと8進カウン
タとを内蔵している。ステートマシンは8進カウンタが
8を計数する度に状態を反転させる。8進カウンタはス
テートマシンの状態が同期状態であるときには、擬似同
期パルスあるいは自走同期パルス発生回路23で発生し
た自走同期パルスが入力される度にカウント値を1増加
させ、また、正しい同期パルスが入力される度にカウン
ト値を0にリセットする。一方、ステートマシンの状態
が自走状態であるときには、8進カウンタは逆に擬似同
期パルスあるいは自走同期パルスが入力される度にカウ
ント値を0にリセットし、正しい同期パルスが入力され
る度にカウント値を1増加させる。従って、正しい同期
パルスのみが8回連続して入力されればステートマシン
は自走状態から同期状態に遷移し、擬似同期パルスある
いは自走同期パルスのみが8回連続して入力されれば同
期状態から自走状態に遷移することになる。このステー
トマシンの状態はマスク回路25に出力される。なお、
正しい同期パルスと擬似同期パルスとは、ノイズ除去回
路21がHレベル(入力同期信号の立下りエッジ)を出
力した時点における後述のマスク回路25のゲートの状
態で区別することができる。即ち、マスク回路25のゲ
ートが開状態の時にノイズ除去回路21から出力される
パルスは正しい同期パルスであり、逆にマスク回路25
のゲートが閉状態のときにノイズ除去回路21から出力
されるパルスは擬似同期パルスである。
【0008】マスク回路25は、ゲート信号により開閉
が制御されるゲート及びゲート信号を発生する手段を備
えている。この手段は、タイミング発生回路22からタ
イミングパルスを受け取ってからゲートの出力がHレベ
ルとなるまでHレベルのゲート信号をゲートに供給する
ことにより該ゲートを開状態とし、それ例外ではLレベ
ルのゲート信号を供給することにより該ゲートを閉状態
にする。ゲート信号がHレベルであればノイズ除去回路
21の出力がそのままゲートの出力となり、ゲート信号
がLレベルであればノイズ除去回路21の出力に関わら
ず、ゲートの出力は常にLレベルとなる。このゲート信
号はモード判定回路24に出力される。またマスク回路
25は、モード判定回路24の出力が同期状態を示して
いれば、ゲート回路の出力をタイミングパルス発生回路
22、自走同期パルス発生回路23及び同期パルス生成
回路26にそれぞれ供給するが、モード判定回路24の
出力が自走状態を示していれば、それらにはノイズ除去
回路21の出力そのものを供給する。
【0009】同期パルス生成回路26はマスク回路25
の出力がHレベルとなったとき、あるいは自走同期パル
ス発生回路23によって自走同期パルスが発生されたと
きのいずれかの時点から一定期間だけLレベルを出力す
ることによって、出力端子27より出力される水平同期
信号が適切なパルス幅を有するようにする。
【0010】図12、図13、図14は、入力端子20
より入力される水平同期信号、マスク回路25の内部信
号であるゲート信号、自走同期パルス発生回路23が発
生する自走同期パルス、及び出力端子27より出力され
る水平同期信号の波形を示したタイミングチャートであ
る。
【0011】図12は入力端子20より入力される水平
同期信号に周期の短い擬似同期パルスが含まれている場
合を示している。図中のT0は入力される水平同期信号
の周期を表している。水平同期信号が安定した周期T0
で入力されている場合には、最後の水平同期信号が入力
されてからタイミングパルス発生回路22においてタイ
ミングパルスが発生する1水平期間の95%に相当する
期間が経過するまではゲートが閉状態となっているた
め、短い周期の擬似同期パルスはゲートを通過すること
ができず、擬似同期パルスの影響に起因する水平同期の
乱れを防ぐことができる。
【0012】図13は入力端子20より入力される水平
同期信号が欠落してみかけの周期が本来の2倍の周期で
ある2T0となった場合を示している。ゲートが開状態
となっているときに水平同期信号が検出されない場合に
は、最後の水平同期信号が入力されてから水平期間の1
05%に相当する期間が経過した時に自走同期パルス発
生回路23によって自走同期パルスが発生する。これを
水平同期パルスとして同期パルス生成回路26から出力
することによって、周期の大きな変動を防ぐことができ
る。
【0013】図14は入力端子20より入力される水平
同期信号がある時点を境に途切れる場合を示している。
最初の自走同期パルスは最後の水平同期信号が入力され
てから水平期間の105%に相当する期間経過した時に
発生するが、タイミングパルス発生回路22に内蔵され
ている第1のカウンタはT0の周期でリセットされるた
め、二回目以降の自走同期パルスは本来の水平周期と同
じT0毎に発生する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の水平同期
信号処理回路を用いれば、擬似同期パルスを除去し、水
平同期パルスの欠落を補償することによって安定な水平
同期信号を得ることができる。しかし、上記したような
従来の同期信号処理回路は、一時的に擬似同期パルスの
混入や同期信号の欠落があったとしても、同期信号は、
基本的には、一定の周期(あるいはその倍数)で入力さ
れ、位相の連続性が保たれると想定しており、同期信号
の位相が急激に変化することは想定していない。
【0015】しかし、VTR再生時などでは、再生され
た同期信号の位相が急激に変化することがあり、このよ
うな場合には従来の同期信号処理回路では出力を入力水
平同期信号に速やかに同期させることができない。例え
ば、図15に示すように、一定周期T0で水平同期信号
が入力されているときに、ある時点で同期信号の位相が
急激に変化し、最後の水平同期信号が入力されてから非
常に短い時間の経過後に水平同期信号が入力され、その
後、再び一定周期T0で水平同期信号が入力されるよう
な場合には、位相の変化後、出力を入力水平同期信号に
同期させるまでにはある程度の時間がかかる。
【0016】マスク回路25のゲート信号がHレベルと
なり、ゲートが開状態となるのは水平同期信号が最後に
ゲート回路を通過してから、周期T0の倍数に相当する
時間が経過した時点を中心として、その前後T0の5%
に相当する期間である。従って、位相の変化量によって
は、位相の変化が生じた後、水平同期信号がゲートが閉
状態の間に現れるようになり、ゲートにより通過が阻止
される可能性がある。この場合、図15に示すように、
位相変化後は、入力同期信号ではなく、自走同期パルス
に同期した同期信号が連続して出力されることになる。
このため従来の同期信号処理回路では、8進カウンタに
より自走同期パルス発生回路23で発生する自走同期パ
ルス、またはゲートの通過を阻止された水平同期信号を
カウントし、それらが合計8回にわたって連続してカウ
ントされたときにモード判定回路24のステートマシン
を同期状態から自走状態に遷移させることによってゲー
トを常に開状態とする機能が備わっている。
【0017】しかしこの状態遷移が起こるまでにはある
程度の長い時間を必要とするため、たとえば表示装置な
どの場合、表示画面の上部が同期不良のため歪んで表示
される可能性がある。さらに、位相の急激な変化が生じ
た後の水平同期信号の位相は以前の水平同期信号とはか
なり相違しているため、VTR再生時などでは、ゲート
を常に開状態としたときに最初に入力されるパルスが等
化パルス、切り込みパルス等の擬似同期パルスになる可
能性もある。
【0018】状態遷移に要する時間を短縮するために、
8進カウンタではなく、2進カウンタを使用することに
より、自走同期パルス、またはゲートの通過を阻止され
た水平同期信号を2回カウントした時点で状態を遷移さ
せることもさせることもできる。しかし、このように構
成すると図16のように、例えば擬似同期パルスが3回
連続して入力されたときには、3回目の擬似同期パルス
が水平同期信号として出力されてしまう。
【0019】また、特許第2838995号には、入力
される同期信号の位相変化を検出したときには外部から
強制的にカウンタをリセットすることによって速やかに
出力を入力同期信号に追随させる機構を設けた水平同期
信号処理回路を開示しているが、位相変化の具体的な検
出方法やカウンタをリセットする適切なタイミングを決
定する方法については記載が無い。
【0020】この発明は、上記のような問題を解決する
ためになされたものであり、入力される同期信号に含ま
れる擬似同期パルスを除去し、欠落した同期信号を補償
するだけでなく、入力同期信号の位相が急激に変化した
場合でも速やかに出力を入力同期信号に追随させること
が可能な同期信号処理回路を提供することを課題とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、入力される第1の同期信号に
基づき第2の同期信号を生成して出力する同期信号処理
回路において、一定周波数のクロックをカウントし、前
記第1の同期信号の入力が検出される度にリセットされ
る第1のカウンタと、前記第1のカウンタのカウント値
が第1の値に達したときに開状態に変化し、前記第1の
カウンタがリセットされたとき、及び前記第1のカウン
タのカウント値が前記第1の値より大きい第2の値に達
したときに閉状態に変化する第1のゲート信号を発生す
る第1のゲート信号発生回路と、前記クロックをカウン
トし、リセット信号が入力される度にリセットされる第
2のカウンタと、前記第2のカウンタのカウント値が前
記第2の値に達したときに自走同期パルスを発生する自
走同期パルス発生回路と、前記第2のカウンタのカウン
ト値が前記第1の値に達したときに開状態に変化し、前
記第2のカウンタがリセットされたときに閉状態に変化
する第2のゲート信号を発生する第2のゲート信号発生
回路と、前記第1のゲート信号及び前記第2のゲート信
号の少なくとも一方が開状態を示す期間は前記第1の同
期信号を通過させ、それ以外は前記第1の同期信号を阻
止する第1のゲート回路と、前記第1のゲート回路から
前記第1の同期信号が力されたとき、及び前記自走同期
パルス発生回路から前記自走同期パルスが入力されたと
きに、同期パルスを生成し前記第2の同期信号として外
部に出力する同期パルス生成回路と、前記第1のゲート
回路から前記第1の同期信号が入力されたとき、及び前
記自走同期パルス発生回路から前記自走同期パルスが入
力されたときに前記リセット信号を前記第2のカウンタ
に出力するリセット信号発生回路と、を備えることを特
徴とする。
【0022】上記課題を解決すべく、請求項2に記載の
発明は、入力される第1の同期信号に基づき第2の同期
信号を生成して出力する同期信号処理回路において、一
定周波数のクロックをカウントし、前記第1の同期信号
の入力が検出される度にリセットされる第1のカウンタ
と、前記第1のカウンタのカウント値が第1の値に達し
たときに開状態に変化し、前記第1のカウンタがリセッ
トされたとき、及び前記第1のカウンタのカウント値が
前記第1の値より大きい第2の値に達したときに閉状態
に変化する第1のゲート信号を発生する第1のゲート信
号発生回路と、前記クロックをカウントし、リセット信
号が入力される度にリセットされる第2のカウンタと、
前記第2のカウンタのカウント値が前記第2の値に達し
たときに自走同期パルスを発生する自走同期パルス発生
回路と、前記第2のカウンタのカウント値が前記第1の
値に達したときに開状態に変化し、前記第2のカウンタ
がリセットされたときに閉状態に変化する第2のゲート
信号を発生する第2のゲート信号発生回路と、前記第1
のゲート信号及び前記第2のゲート信号の少なくとも一
方が開状態を示す期間は前記第1の同期信号を通過さ
せ、それ以外は前記第1の同期信号を阻止する第1のゲ
ート回路と、前記第2のゲート信号が開状態を示す期間
は前記第1の同期信号を通過させ、それ以外は前記第1
の同期信号を阻止する第2のゲート回路と前記第2のゲ
ート回路から前記第1の同期信号が入力されたとき、及
び前記自走同期パルス発生回路から前記自走同期パルス
が入力されたときに、同期パルスを生成し、前記第2の
同期信号として外部に出力する同期パルス生成回路と、
前記第1のゲート回路から前記第1の同期信号が入力さ
れたとき、及び前記自走同期パルス発生回路から前記自
走同期パルスが入力されたときに前記リセット信号を前
記第2のカウンタに出力するリセット信号発生回路と、
を備えることを特徴とする。
【0023】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記第2のカウンタのカウン
ト値が前記第2の値に達したときにセットされ、前記第
1の同期信号が前記第1のゲート回路を通過したときに
クリアされる自走モードフラグを生成するモード判定回
路を更に備え、前記自走同期パルス発生回路は、前記自
走モードフラグがクリアされているときは前記第2のカ
ウンタのカウント値が前記第2の値に達したときに、前
記自走モードフラグがセットされているときには、前記
第2のカウンタのカウント値が前記第1の値より大きく
前記第2の値より小さい第3の値に達したときに前記自
走同期パルスを発生し、前記第2のゲート信号発生回路
は、前記自走モードフラグがクリアされているときは前
記第2のカウンタのカウント値が前記第1の値に達した
ときに前記第2のゲート信号を開状態に変化させ、前記
自走モードフラグがセットされているときは前記第2の
カウンタのカウント値が前記第1の値より小さい第4の
値に達したときに前記第2のゲート信号を開状態に変化
させることを特徴とする。
【0024】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記自走モードフラグがクリアされて
おり、且つ前記第1のゲート信号が閉状態を示している
期間に前記第1の同期信号の入力が検出されたときにセ
ットされ、前記自走モードフラグがセットされていると
きに前記第2のカウンタのカウント値が前記第3の値に
達したとき、及び前記自走モードフラグの状態に関らず
前記第1の同期信号が前記第1のゲートを通過したとき
にクリアされる選択信号を発生する選択信号発生回路を
更に備え、前記同期パルス生成回路は、前記選択信号が
クリアされているときは前記第2のゲート回路から前記
第1の同期信号が入力されたとき、及び前記自走同期パ
ルス発生回路から前記自走同期パルスが入力されたとき
に同期パルスを生成し、前記第2の同期信号として外部
に出力し、前記選択信号がセットされているときは前記
第1のゲートを通過した前記第1の同期信号を前記第2
の同期信号として外部に出力することを特徴とする。
【0025】請求項5に記載の発明は、請求項1から4
のいずれかに記載の発明において、前記第1の同期信号
は、垂直同期信号であり、前記第1及び第2のカウンタ
には、前記クロックとして水平同期信号が供給されるこ
とを特徴とする。請求項6に記載の発明は、請求項3に
記載の発明において、入力される前記第1の同期信号の
周期を計測する周期計測回路と、前記第1から第4の値
を該周期計測回路の計測した周期の値により設定する手
段とを更に備えることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1に係る同期信号処理回路の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、1は同期信号を入力する入
力端子、2は所定の周波数のクロックをカウントし、入
力端子1より同期信号が入力される度にリセットされ、
カウント値が0に戻る第1のカウンタ、3は第1のカウ
ンタ2のカウント値が所定の第1の値と等しくなったと
きに開状態を示し、第1のカウンタ2がリセットされた
直後、あるいは第1のカウンタ2のカウント値が第1の
値よりも大きい第2の値と等しくなったときに閉状態を
示す第1のゲート信号を発生する第1のゲート信号発生
回路、4は上記クロックをカウントし、後述するリセッ
ト信号発生回路11によって発生されたリセット信号に
よってリセットされ、カウント値が0に戻る第2のカウ
ンタ、5は後述する自走同期パルス発生回路6及び第2
のゲート信号発生回路7に出力する自走モードフラグ
を、第2のカウンタ4のカウント値が上記第2の値と等
しくなったときにセットし、入力端子1から入力された
同期信号が第1のゲート回路8を通過したときにクリア
するモード判定回路、6はモード判定回路5が出力する
自走モードフラグがクリアされているときには第2のカ
ウンタ4のカウント値が第2の値と等しくなったときに
自走同期パルスを発生し、自走モードフラグがセットさ
れているときには第2のカウンタ4のカウント値が第1
の値よりも大きく、第2の値よりも小さい第3の値と等
しくなったときに自走同期パルスを生成する自走同期パ
ルス発生回路、7はモード判定回路5が出力する自走モ
ードフラグがクリアされているときには第2のカウンタ
4のカウント値が第1の値と等しくなったとき、また自
走モードフラグがセットされているときには、第2のカ
ウンタ4のカウント値が第1の値よりも小さい第4の値
と等しくなったときにそれぞれ開状態を示し、自走モー
ドフラグの状態にかかわらず第2のカウンタ4がリセッ
トされた直後に閉状態を示す第2のゲート信号を発生す
る第2のゲート信号発生回路、8は第1のゲート信号と
第2のゲート信号のいずれか一方が開状態を示している
ときには入力端子1から入力される同期信号を通過さ
せ、いずれも閉状態を示しているときには入力端子1か
ら入力される同期信号を阻止する第1のゲート回路、9
は第2のゲート信号発生回路7が発生する第2のゲート
信号が開状態を示しているときには入力端子1から入力
される同期信号を通過させ、閉状態を示しているときに
は入力端子1から入力される同期信号を阻止する第2の
ゲート回路、10は第2のゲート回路9を通過した同期
信号と入力端子1から入力される同期信号とから一定の
パルス幅を有する同期パルスを生成するとともに、この
生成された同期パルスまたは自走同期パルス発生回路6
で発生した自走同期パルスを同期信号として外部に出力
する同期パルス生成回路、11は第1のゲート回路8を
通過した同期信号または自走同期パルス発生回路6で発
生した自走同期パルスが入力されたときにリセット信号
を第2のカウンタに出力するリセット信号発生回路、1
2は出力端子である。
【0027】図1に示した実施の形態1の同期信号処理
回路の動作を、入力同期信号が水平同期信号である場合
について以下に説明する。ここでは、水平同期信号の許
容ジッタ幅をTj、擬似同期パルスを完全に除去したと
きの水平同期信号の周期をTcとするとき、第1の値を
Tc−Tj、第2の値をTc+Tj、第3の値をTc、
第4の値をTc−2Tjにそれぞれ相当する値とする。
また入力端子1から入力される水平同期信号は負極性、
即ちLレベルのパルス信号であるとする。
【0028】第1のカウンタ2はクロックパルスが入力
される度にカウント値を1だけ増加させ、水平同期信号
の基準エッジとしての立ち下がりエッジが検出される度
にリセットされカウント値が0に戻る。第1のカウンタ
2のカウント値がTc−Tjに相当する値と等しくなっ
たときに、第1のゲート信号発生回路3が発生する第1
のゲート信号は閉状態から開状態に変化する。この開状
態は、第1のカウンタ2が入力端子1より入力される水
平同期信号によってリセットされるか、あるいは第1の
カウンタ2のカウント値がTc+Tjに相当する値と等
しくなるまで続く。したがって第1のゲート回路8は、
第1のカウンタ2のカウント値がTc−TjからTc+
Tjの間にあるときに、入力端子1から入力される水平
同期信号を通過させる。
【0029】第1のゲート回路8の出力は、リセット信
号発生回路11を介しリセット信号として第2のカウン
タ4に供給されるので、第2のカウンタも第1のカウン
タ2のカウント値がTc−TjからTc+Tjの間にあ
るときに、入力端子1から入力される水平同期信号によ
ってリセットされる。自走同期パルス発生回路6は、モ
ード判定回路5が出力する自走モードフラグがクリアさ
れていれば第2のカウンタ4のカウント値がTc+Tj
に相当する値と等しくなったとき、また、自走モードフ
ラグがセットされていればTcに相当する値と等しくな
ったときに負極性で一定の幅を持つ自走同期パルスを発
生する。自走同期パルス発生回路6が発生した自走同期
パルスはリセット信号発生回路11に供給される。リセ
ット信号発生回路11は、自走同期パルスの立ち下がり
エッジをリセット信号として第2のカウンタ4にフィー
ドバックするため、第2のカウンタ4は自走モードフラ
グの出力に依存して、第2のカウンタ4のカウント値が
Tc+TjまたはTcに相当する値と等しくなったとき
には必ずリセットされる。
【0030】モード判定回路5が発生する自走モードフ
ラグは第2のカウンタ4がTc+Tjに相当する値と等
しくなったときにセットされる。一旦、自走モードフラ
グがセットされると第2のカウンタ4は、そのカウント
値が長くともTcに相当する値と等しくなったときにリ
セットされるため、最初の自走同期パルスは、最後の同
期信号が入力された後、Tc+Tjの時間が経過した時
点で発生するが、その後は一定周期Tcで発生すること
になる。
【0031】第2のゲート信号発生回路7は、既に説明
したように、モード判定回路5が出力する自走モードフ
ラグがクリアされているときには、第2のカウンタ4の
カウント値がTc−Tjと等しくなったときに開状態を
示し、リセット信号発生回路11がリセット信号を発生
して第2のカウンタがリセットされたときに閉状態を示
すゲート信号を発生する。自走モードフラグがクリアさ
れているときに自走同期パルスが発生し第2のカウンタ
をリセットするのは、第2のカウンタ4のカウント値が
Tc+Tjと等しくなったときであるから、自走モード
フラグがクリアされているときには、第2のゲート回路
9が開状態となっている期間は実質的に第2のカウンタ
のカウント値がTc−TjからTc+Tjの間に相当す
る値になっている期間である。
【0032】第2のゲート信号発生回路7はまた、自走
モードフラグ4がセットされているときには第2のカウ
ンタ4のカウント値がTc−2Tjと等しくなったとき
に開状態を示し、第2のカウンタ4がリセットされたと
きに閉状態を示すゲート信号を発生する。自走モードフ
ラグがセットされているときに自走同期パルスが発生
し、第2のカウンタ4をリセットするのは、第2のカウ
ンタ4のカウント値がTcと等しくなったときであるか
ら、自走モードフラグがセットされているときに第2の
ゲート回路9が開状態となっている期間は、実質的に第
2のカウンタのカウント値がTc−2TjからTcの間
に相当する値になっている期間である。
【0033】同期パルス生成回路10は、第2のゲート
回路9の出力がLレベルとなってから入力端子1がHレ
ベルとなるまでの期間に等しいパルス幅を有するLレベ
ルのパルスを同期パルスとして生成し、出力端子12か
ら水平同期信号として出力する。同期パルス生成回路1
0はまた、自走同期パルス発生回路6が自走同期パルス
を発生したときには、この自走同期パルスを水平同期信
号として出力端子12から出力する。
【0034】同期パルス生成回路10に同期信号を出力
させるために供給される信号は第2のゲート回路の出
力、または自走同期パルス発生回路6で発生した自走同
期パルスのいずれかである。従って、第1のゲート信号
が開状態であり第2のゲート信号が閉状態である場合に
は入力端子1から同期信号が入力されない限り、出力端
子12に現れる水平同期信号は、自走モードフラグがク
リアされているときにはTc−TjからTc+Tjの
間、自走モードフラグがセットされているときにはTc
−2TjからTcの間の周期を有する信号である。
【0035】以下、図2から図6にそれぞれ示すタイミ
ングチャートを用いて実施の形態1である同期信号処理
回路の動作を具体的に説明する。これらのタイミングチ
ャートには、入力端子1から入力される水平同期信号、
第1のゲート信号発生回路3が発生する第1のゲート信
号、第2のゲート信号発生回路7が発生する第2のゲー
ト信号、自走同期パルス発生回路6が発生する自走同期
パルス、モード判定回路5が発生する自走モードフラ
グ、出力端子12より出力される水平同期信号が示され
ている。第1のゲート信号及び第2のゲート信号はHレ
ベルであるときに開状態を、Lレベルであるときに閉状
態を示すものとする。
【0036】図2は一定の周期Tcで入力端子1より水
平同期信号が入力されている例を示している。この場合
には、第1のカウンタ2と第2のカウンタ4は常に同じ
タイミングでリセットされる。このため、第1のゲート
回路8と第2のゲート回路9はいずれも入力端子1より
水平同期信号が入力されてからTc−Tj経過した後に
開状態となり、入力端子1よりTc毎に入力される水平
同期信号は第1のゲート回路8及び第2のゲート回路9
の両方を通過することができる。したがって自走同期パ
ルス発生回路6において自走同期パルスは発生されず、
同期パルス生成回路10から出力端子12を介して出力
される同期信号は入力端子1から入力される水平同期信
号と同じものとなる。
【0037】図3は、周期の短い擬似同期パルスが4回
連続して入力端子1より入力された例を示している。こ
れらの周期の短い擬似同期パルスは、いずれも第1のゲ
ート信号と第2のゲート信号の両方が閉状態であるとき
に入力されているため、第1のゲート回路8と第2のゲ
ート回路9のいずれも通過することができず、出力端子
12にはこれらの擬似同期パルスは現れない。
【0038】図4は入力端子1より周期Tcで入力され
るべき水平同期信号が一つ欠落し、みかけの水平周期が
2Tcになった例を示している。本来入力されるべき水
平同期信号が、第1のゲート信号と第2のゲート信号の
少なくとも一方が開状態を示しているときに検出されな
い場合には、最後の水平同期信号が入力されてから、T
c+Tjが経過した時に自走同期パルスが発生する。こ
れを水平同期信号として同期パルス生成回路10から出
力することによって、周期の大きな変動を防ぐことがで
きる。なお、自走同期パルスが発生したときにはモード
判定回路5の自走モードフラグがセットされるため、第
2のゲート信号が開状態となるのは自走同期パルスが発
生してから、Tc−2Tjが経過した後、Tcが経過す
るまでの期間である。従って入力端子1より最後の水平
同期信号が入力されてから2Tc後に入力端子1より入
力される水平同期信号は第1のゲート回路と第2のゲー
ト回路のいずれも通過することができる。
【0039】図5は入力端子1より入力される水平同期
信号がある時点を境に無信号状態になった例を示してい
る。最初の自走同期パルスは最後の水平同期信号が入力
されてから本来の水平周期Tcより長いTc+Tjの時
間が経過した時に発生するが、このとき同時に自走モー
ドフラグがセットされるため、二回目以降の自走同期パ
ルスは本来の水平周期Tcで発生する。
【0040】図6は一定周期Tcで水平同期信号が入力
されているとき、最後の水平同期信号が入力されてか
ら、短い間隔t(t>Tj)を置いて水平同期信号が入
力され、その後、再び一定周期Tcでに水平同期信号が
入力される例を示している。本実施形態では、入力端子
1から入力される水平同期信号に急激な位相変化があっ
た場合でも、第1のカウンタ2は入力端子1から水平同
期信号が入力される度にリセットされる。従って、最後
の水平同期信号が入力されてから短い間隔tをおいて水
平同期信号の入力があった後、一水平周期Tcが経過し
た時点で入力端子1より入力される水平同期信号は第1
のゲート信号が開状態を示すときに現れることになり、
第1のゲート回路を通過することができる。また、この
ときにはリセット信号発生回路11においてリセット信
号が発生するので第2のカウンタ4もリセットされ、さ
らにTcが経過した時点で入力される水平同期信号は第
2のゲート回路を通過することが可能になる。このよう
に、本実施形態では出力端子12から短い間隔をおいて
水平同期信号が出力されることが防止され、且つ、出力
信号を入力端子1より入力される水平同期信号に速やか
に同期させることができる。
【0041】なお、実施の形態1ではモード判定回路5
を用いることにより、自走モードフラグがセットされて
いるときに発生される自走同期パルスの周期をTcとす
ることを可能にしているが、自走同期パルスの周期がT
cよりも長くなっても問題がないときにはモード判定回
路5を省くことができる。
【0042】また、実施の形態1では第2のゲート回路
の出力を同期パルス発生回路10に供給しているが、第
2のゲート回路を省き、第1のゲート回路を同期パルス
発生回路10に供給するようにしても良い。このときに
は、水平同期信号が図6に示すように入力される場合、
自走同期パルスが出力端子12より出力された直後に入
力端子1から入力される水平同期信号が出力端子12に
現れることになるが、この構成は、短い時間間隔を置い
て水平同期信号が出力されるのを防ぐことより、出力端
子12から出力される同期パルスを入力水平同期信号に
速やかに同期させることを優先する場合には有効であ
る。尚、実施の形態1では入力端子1に水平同期信号が
入力されるが、入力端子1に垂直同期信号を入力しても
同じ効果が得られる。
【0043】実施の形態2.図7は本発明の同期信号処
理回路の実施の形態2の構成を示すブロック図である。
図7において、図1の要素と同じまたは対応する要素に
は同じ符号を付し、その説明は省略する。
【0044】実施の形態2は、第1のゲート回路8の出
力が同期パルス生成回路10に供給される点、及び選択
信号発生回路13が追加され、この選択信号発生回路1
3で発生する選択信号を同期パルス生成回路10に出力
する点で実施の形態1と異なる。
【0045】選択信号発生回路13が発生する選択信号
は、第1のゲート回路8の出力と自走同期パルス発生回
路13の発生する自走同期パルスのいずれを優先すべき
かを指示する信号である。即ち、選択信号がセットされ
ているときは、同期パルス生成回路10は第1のゲート
回路8の出力に基づき生成した同期パルスを出力し、選
択信号がクリアされているときには自走同期パルスまた
は第2のゲート回路9の出力に基づき生成した同期パル
スを出力する。ここで、選択信号がセットされるのは、
モード判定回路5が発生する自走モードフラグがクリア
されており、かつ、第1のゲート信号発生回路3が発生
する第1のゲート信号が閉状態を示しているときに、入
力端子1から水平同期信号が入力された場合である。ま
た選択信号がクリアされるのは、第1のゲート信号が開
状態のときに入力端子1から水平同期信号が入力された
とき、及び自走モードフラグがセットされているときに
第2のカウンタ4のカウント値が第3の値と等しくなっ
たときのいずれかである。
【0046】実施の形態2の同期信号処理回路は、短い
時間間隔を置いて水平同期信号が相次いで出力されるこ
とを防ぎつつ、入力端子1から入力される水平同期信号
の位相が急激に変化した場合でも、実施の形態1に比
べ、出力される同期パルスをより早く入力水平同期信号
に同期させることが可能である。これを図8、図9に示
すタイミングチャートを用いて具体的に説明する。
【0047】図8は、入力端子1から入力される水平同
期信号が図6と同じ場合についてのものである。最後の
水平同期信号が入力されてから、短い時間tの経過後に
水平同期信号が入力端子1より入力されると、その時点
では第1のゲート信号発生回路3が発生する第1のゲー
ト信号は閉状態を示しているので選択信号がセットされ
る。したがってこの最後の水平同期信号が入力されてか
らTc+Tjが経過した後に自走同期パルス発生回路6
が自走同期パルスを発生しても、同期パルス生成回路1
0はこれを選択しないため、出力端子12には自走同期
パルスは現れない。一方、自走同期パルスが発生してか
らt−Tj経過後に入力端子1に入力される水平同期信
号は、選択信号がセットされているために、第1のゲー
ト回路8及び同期パルス生成回路10を通過して出力端
子12に現れる。実施の形態1の図6のタイミングチャ
ートと図8の実施の形態2のタイミングチャートを比較
すれば明らかなように、実施の形態2は実施の形態1よ
りも、1水平周期Tcだけ早く、出力同期パルスを入力
同期信号に同期させることができる。
【0048】図9は入力端子1から入力される水平同期
信号がなく、無信号の状態であったところにある時点か
ら水平同期信号が入力端子1から入力されるようになっ
た例を示すものである。無信号の状態では自走モードフ
ラグがセットされており、第2のカウンタ4のカウント
値が第3の値と等しくなったときに自走同期パルス発生
回路6から自走同期パルスが発生するようになっている
ため選択信号はクリアされており、入力端子1からの水
平同期信号の入力が再開されても第1のゲート回路の出
力は選択されないため、短い時間間隔をおいて水平同期
パルスが相次いで出力されることを防止できる。
【0049】VTR再生時には、図8に示すように、垂
直ブランキング期間に含まれる短周期の等価パルスある
いは切り込みパルスが入力端子1から入力される可能性
がある。一方、一般的な映像機器では、ディジタル映像
信号処理に必要な画素クロックを、水平同期信号をPL
Lに供給して得ている。映像有効期間になる前に安定し
た周波数の画素クロックをPLLが出力できるようにす
るためには、自走同期パルスではなく正しい水平同期信
号の基準エッジを可能な限り速やかにPLLに供給する
必要がある。したがって図8のような場合では、同期信
号生成回路10は自走同期パルスを出力することなく、
次に入力される水平同期信号を待つ方が望ましい。
【0050】また、PLLから出力される画素クロック
の周波数が、ディジタル映像信号処理回路の最大動作ク
ロック周波数を超えないようにするためには、短周期の
水平同期信号がPLLに供給されないようにすることが
必要である。したがって図9のような場合、同期信号生
成回路10は、最後の自走同期パルスを出力した後は第
1のゲート回路8の出力を選択することなく、Tc後に
現れる次の水平同期信号の入力を待つ方が望ましい。こ
のような理由から、実施の形態2は、短周期の水平同期
パルスが出力されることを防ぎつつ、入力端子1から入
力される水平同期信号の位相が急激に変化した場合、出
力を実施の形態1に比べてすばやく入力される水平同期
信号に同期させることを可能にする構成を有する。
【0051】実施の形態3.実施の形態3は、水平同期
信号を実施の形態2の同期信号処理回路で処理し、垂直
同期信号を実施の形態1の同期信号処理回路で処理する
ように構成されている。
【0052】図10は本発明の実施の形態3の同期信号
処理回路の構成図である。図10において14は水平同
期信号を入力する入力端子、15は垂直同期信号を入力
する入力端子、16は水平同期信号処理回路、17は水
平周期計測回路、18は水平同期パルスの出力端子、1
9は垂直同期信号処理回路、20は垂直同期パルスの出
力端子である。
【0053】水平同期信号処理回路16の構成及び動作
は実施の形態2の同期信号処理回路と同様であるが、第
1の値、第2の値、第3の値、第4の値を水平周期計測
回路17で計測した入力水平同期信号の周期に基づいて
設定する点で異なる。
【0054】水平周期計測回路17は、例えば、水平期
間の長さが互いにほぼ等しい水平同期信号が32ライン
(32水平期間)分入力される度に、その計測値を更新
する。具体的には、連続する2つの水平同期信号の水平
期間に関して、先行の同期信号の水平期間とそれに続く
信号の水平期間の差の絶対値が先行の信号の水平期間の
1/64以下である場合には、後の信号の水平期間は先
行の信号の水平期間とほぼ等しいとみなす。水平周期計
測回路17は、互いにほぼ等しいとみなした水平期間を
積算して行き、32ライン連続してほぼ等しいとみなし
た水平期間が積算された場合には、積算値の1/32の
値を計測周期として水平同期信号処理回路16に出力す
る。連続する2つの水平同期信号の水平期間が異なると
判断された場合には、今までの積算値をリセットし、積
算をやり直す。
【0055】水平同期信号処理回路16は、例えば、水
平周期計測回路17からの計測周期をTcとし、Tcの
1/32をTjとすることにより、第1の値、第2の
値、第3の値、第4の値をそれぞれ設定することができ
る。これにより、水平同期信号処理回路16は外部から
の制御や設定を行わなくても、任意の水平周波数に対応
することができる。
【0056】一方、垂直同期信号処理回路19は、水平
同期信号処理回路16から出力される水平同期信号の基
準エッジを第1のカウンタ2及び第2のカウンタ4にク
ロックとして供給する点を除けば、実施の形態1の同期
信号処理回路と同じである。垂直期間は水平期間に比べ
て非常に長いため、第1のカウンタ2や第2のカウンタ
4が水平同期信号処理回路16で用いるクロックと同じ
クロックをカウントするようにすると、カウンタのビッ
ト数が多くなり回路規模が増大する。したがって実施の
形態3では、垂直同期信号処理回路の第1のカウンタ2
及び第2のカウンタ4には水平同期信号の基準エッジを
クロックとして供給し、第1の値、第2の値、第3の
値、第4の値を、水平ライン数を単位とする値とするこ
とにより、垂直同期信号処理回路の回路規模を小さくし
ている。
【0057】実施の形態2で述べたように水平同期信号
処理回路16は入力端子14より入力される水平同期信
号に短周期の擬似同期パルスが含まれていたり、欠落が
あっても、安定した一定周期の水平同期信号を発生する
ことができるため、垂直同期信号の処理を水平ライン数
に基づいて行ったとしても、実用上十分な精度の垂直同
期信号を得ることができる。
【0058】実施の形態3では、垂直同期信号処理回路
19には、入力信号の垂直周期を計測する回路は設けて
いないが、水平周期計測回路17と同様な回路を用意
し、入力される垂直同期信号の周期を計測するようにす
れば、PC信号など様々な垂直周期を持つ垂直同期信号
を処理することができ、また、NTSC、PALなどの
異なる規格に対応することができる。
【0059】なお、垂直同期信号は一般的にはPLLに
より再生される画素クロックの周波数に影響しないた
め、実施の形態3では、垂直同期処理には実施の形態1
の同期信号処理回路を用いたが、垂直同期信号処理に実
施の形態2の同期信号処理回路を用いることもできる。
【0060】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に示すような効果を得ることがで
きる。
【0061】請求項1に記載の発明によれば、入力され
る同期信号に混入する擬似同期パルスを除去し、欠落し
た同期信号を補償するだけでなく、入力同期信号の位相
が急激に変化した場合でも出力信号を速やかに入力同期
信号に追随させることができる同期信号処理回路が得ら
れる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、入力同期
信号に混入する擬似同期パルスを除去し、欠落した同期
信号を補償するだけでなく、入力同期信号の位相が急激
に変化した場合でも出力信号を速やかに入力同期信号に
追随させることができ、且つ、短周期の水平同期信号が
出力されることを防止できる同期信号処理回路が得られ
る。
【0063】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または2に記載の同期信号処理回路において、入力が無
信号状態になった場合でも入力同期信号と同じ周期の同
期パルスを連続的に出力することが可能になる。
【0064】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の同期信号処理回路において、短周期の水平同期
信号を出力することを防止でき、且つ、入力同期信号の
位相が急激に変化した場合でも出力信号をより速やかに
入力同期信号に追随させることができる。
【0065】請求項5に記載の発明によれば、請求項1
から4のいずれかに記載の同期信号処理回路において、
回路規模を大きくすることなく、入力垂直同期信号の位
相が急激に変化した場合でも出力信号を速やかに入力さ
れる垂直同期信号に追随させることを可能にする。
【0066】請求項6に記載の発明によれば、請求項3
に記載の同期信号処理回路において、外部からの調整や
制御を要することなく、任意の周波数の同期信号に対応
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の同期信号処理回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1の同期信号処理回路の動作を説
明するタイミングチャートである。
【図3】 実施の形態1の同期信号処理回路の動作を説
明するタイミングチャートである。
【図4】 実施の形態1の同期信号処理回路の動作を説
明するタイミングチャートである。
【図5】 実施の形態1の同期信号処理回路の動作を説
明するタイミングチャートである。
【図6】 実施の形態1の同期信号処理回路の動作を説
明するタイミングチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態2の同期信号処理回路の
構成を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態2の同期信号処理回路の動作を説
明するタイミングチャートである。
【図9】 実施の形態2の同期信号処理回路の動作を説
明するタイミングチャートである。
【図10】 本発明の実施の形態3の同期信号処理回路
の構成を示すブロック図である。
【図11】 従来の同期信号処理回路の構成図である。
【図12】 従来の同期信号処理回路の動作を説明する
タイミングチャートである。
【図13】 従来の同期信号処理回路の動作を説明する
タイミングチャートである。
【図14】 従来の同期信号処理回路の動作を説明する
タイミングチャートである。
【図15】 従来の同期信号処理回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図16】 従来の同期信号処理回路の動作を示すタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
1,14,20 入力端子、 2 第1のカウンタ、
3 第1のゲート信号発生回路、 4 第2のカウン
タ、 5 モード判定回路、 6 自走同期パルス発生
回路、 7 第2のゲート信号発生回路、 8 第1の
ゲート回路、 9第2のゲート回路、 10 同期パル
ス生成回路、 11 リセット信号発生回路、 12,
27 出力端子、 13 選択信号発生回路、 14
水平同期信号入力端子、 15 垂直同期信号入力端
子、 16 水平同期信号処理回路、 17 水平周期
計測回路、 18 水平同期信号出力端子、 19 垂
直同期信号処理回路、 20 垂直同期信号出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C020 AA01 AA31 CA13 5C082 AA01 AA02 BA41 BC03 CA85 EA14 MM01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される第1の同期信号に基づき第2
    の同期信号を生成して出力する同期信号処理回路におい
    て、 一定周波数のクロックをカウントし、前記第1の同期信
    号の入力が検出される度にリセットされる第1のカウン
    タと、 前記第1のカウンタのカウント値が第1の値に達したと
    きに開状態に変化し、前記第1のカウンタがリセットさ
    れたとき、及び前記第1のカウンタのカウント値が前記
    第1の値より大きい第2の値に達したときに閉状態に変
    化する第1のゲート信号を発生する第1のゲート信号発
    生回路と、 前記クロックをカウントし、リセット信号が入力される
    度にリセットされる第2のカウンタと、 前記第2のカウンタのカウント値が前記第2の値に達し
    たときに自走同期パルスを発生する自走同期パルス発生
    回路と、 前記第2のカウンタのカウント値が前記第1の値に達し
    たときに開状態に変化し、前記第2のカウンタがリセッ
    トされたときに閉状態に変化する第2のゲート信号を発
    生する第2のゲート信号発生回路と、 前記第1のゲート信号及び前記第2のゲート信号の少な
    くとも一方が開状態を示す期間は前記第1の同期信号を
    通過させ、それ以外は前記第1の同期信号を阻止する第
    1のゲート回路と、 前記第1のゲート回路から前記第1の同期信号が力され
    たとき、及び前記自走同期パルス発生回路から前記自走
    同期パルスが入力されたときに、同期パルスを生成し前
    記第2の同期信号として外部に出力する同期パルス生成
    回路と、 前記第1のゲート回路から前記第1の同期信号が入力さ
    れたとき、及び前記自走同期パルス発生回路から前記自
    走同期パルスが入力されたときに前記リセット信号を前
    記第2のカウンタに出力するリセット信号発生回路と、 を備えることを特徴とする同期信号処理装置。
  2. 【請求項2】 入力される第1の同期信号に基づき第2
    の同期信号を生成して出力する同期信号処理回路におい
    て、 一定周波数のクロックをカウントし、前記第1の同期信
    号の入力が検出される度にリセットされる第1のカウン
    タと、 前記第1のカウンタのカウント値が第1の値に達したと
    きに開状態に変化し、前記第1のカウンタがリセットさ
    れたとき、及び前記第1のカウンタのカウント値が前記
    第1の値より大きい第2の値に達したときに閉状態に変
    化する第1のゲート信号を発生する第1のゲート信号発
    生回路と、 前記クロックをカウントし、リセット信号が入力される
    度にリセットされる第2のカウンタと、 前記第2のカウンタのカウント値が前記第2の値に達し
    たときに自走同期パルスを発生する自走同期パルス発生
    回路と、 前記第2のカウンタのカウント値が前記第1の値に達し
    たときに開状態に変化し、前記第2のカウンタがリセッ
    トされたときに閉状態に変化する第2のゲート信号を発
    生する第2のゲート信号発生回路と、 前記第1のゲート信号及び前記第2のゲート信号の少な
    くとも一方が開状態を示す期間は前記第1の同期信号を
    通過させ、それ以外は前記第1の同期信号を阻止する第
    1のゲート回路と、 前記第2のゲート信号が開状態を示す期間は前記第1の
    同期信号を通過させ、それ以外は前記第1の同期信号を
    阻止する第2のゲート回路と 前記第2のゲート回路から前記第1の同期信号が入力さ
    れたとき、及び前記自走同期パルス発生回路から前記自
    走同期パルスが入力されたときに、同期パルスを生成
    し、前記第2の同期信号として外部に出力する同期パル
    ス生成回路と、 前記第1のゲート回路から前記第1の同期信号が入力さ
    れたとき、及び前記自走同期パルス発生回路から前記自
    走同期パルスが入力されたときに前記リセット信号を前
    記第2のカウンタに出力するリセット信号発生回路と、 を備えることを特徴とする同期信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のカウンタのカウント値が前記
    第2の値に達したときにセットされ、前記第1の同期信
    号が前記第1のゲート回路を通過したときにクリアされ
    る自走モードフラグを生成するモード判定回路を更に備
    え、 前記自走同期パルス発生回路は、前記自走モードフラグ
    がクリアされているときは前記第2のカウンタのカウン
    ト値が前記第2の値に達したときに、前記自走モードフ
    ラグがセットされているときには、前記第2のカウンタ
    のカウント値が前記第1の値より大きく前記第2の値よ
    り小さい第3の値に達したときに前記自走同期パルスを
    発生し、 前記第2のゲート信号発生回路は、前記自走モードフラ
    グがクリアされているときは前記第2のカウンタのカウ
    ント値が前記第1の値に達したときに前記第2のゲート
    信号を開状態に変化させ、前記自走モードフラグがセッ
    トされているときは前記第2のカウンタのカウント値が
    前記第1の値より小さい第4の値に達したときに前記第
    2のゲート信号を開状態に変化させることを特徴とする
    請求項1または2に記載の同期信号処理回路。
  4. 【請求項4】 前記自走モードフラグがクリアされてお
    り、且つ前記第1のゲート信号が閉状態を示している期
    間に前記第1の同期信号の入力が検出されたときにセッ
    トされ、前記自走モードフラグがセットされているとき
    に前記第2のカウンタのカウント値が前記第3の値に達
    したとき、及び前記自走モードフラグの状態に関らず前
    記第1の同期信号が前記第1のゲートを通過したときに
    クリアされる選択信号を発生する選択信号発生回路を更
    に備え、 前記同期パルス生成回路は、前記選択信号がクリアされ
    ているときは前記第2のゲート回路から前記第1の同期
    信号が入力されたとき、及び前記自走同期パルス発生回
    路から前記自走同期パルスが入力されたときに同期パル
    スを生成し、前記第2の同期信号として外部に出力し、
    前記選択信号がセットされているときは前記第1のゲー
    トを通過した前記第1の同期信号を前記第2の同期信号
    として外部に出力することを特徴とする請求項3に記載
    の同期信号処理回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の同期信号は、垂直同期信号で
    あり、前記第1及び第2のカウンタには、前記クロック
    として水平同期信号が供給されることを特徴とする請求
    項1から4のいずれか一項に記載の同期信号処理回路。
  6. 【請求項6】 入力される前記第1の同期信号の周期を
    計測する周期計測回路と、前記第1から第4の値を該周
    期計測回路の計測した周期の値により設定する手段とを
    更に備えることを特徴とする請求項3に記載の同期信号
    処理回路。
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