JP2002334339A - 感性活性化システム - Google Patents

感性活性化システム

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JP2002334339A JP2001137629A JP2001137629A JP2002334339A JP 2002334339 A JP2002334339 A JP 2002334339A JP 2001137629 A JP2001137629 A JP 2001137629A JP 2001137629 A JP2001137629 A JP 2001137629A JP 2002334339 A JP2002334339 A JP 2002334339A
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JP2001137629A
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Mieko Osuga
美恵子 大須賀
Kazuo Hajima
一夫 羽島
Shotaro Miwa
祥太郎 三輪
Takashi Sakaguchi
貴司 坂口
Hirosuke Hirasawa
宏祐 平澤
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Mitsubishi Electric Air Conditioning and Refrigeration Systems Co Ltd
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Mitsubishi Electric Corp
Mitsubishi Electric Air Conditioning and Refrigeration Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各利用者に対して感性活性化を一層効率的に
行なえる感性活性化システムを提供する。 【解決手段】 利用者に対して所定の感覚刺激を提示す
ることによりその感性を活性化する感性活性化システム
において、利用者の状態を監視し、上記刺激提示手段に
より提示される感覚刺激に応じた利用者の状態変化を検
出しつつ、利用者の状態変化の履歴に基づき、利用者に
対して提示する刺激を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の感覚を刺
激して、感性の活性化を図る感性活性化システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、医療施設の入院患者や老人保険施
設や在宅での療養者・高齢者のリハビリテーションを行
なうために、対象者の感性の活性化を図るシステムを用
いることが知られている。例えば特開平10−1516
2号公報には、システム利用者の感覚を統合して仮想環
境を提示する仮想環境提示手段とベッドの上で行なえる
運動負荷手段とを備えて、利用者の運動に合わせて提示
する仮想環境を制御する機能,利用者の生理状態に応じ
て提供する運動負荷を制御する機能、及び、利用者の心
理状態に応じて提示する仮想環境を制御する機能を実現
するベッドサイド患者ウェルネスシステムが開示されて
いる。かかるシステムによれば、仮想環境が、ベッド上
の利用者の運動に応じてリアルに変化するため、十分な
臨場感を実現して、リハビリテーションの動機付けを効
率的に行なえる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常、刺激
に対する反応の度合いは、個人間で異なるものである。
例えば、入院患者については、その容態によって、ま
た、療養者・高齢者については、個人の属性(例えば性
別や年齢),履歴(例えば出身地や職業歴),特性(例
えば人格や嗜好)等の要因によって、個人差があらわれ
る。このため、リハビリテーションを効率的に行なうに
は、その対象者に適した内容で行なわれる、つまり、反
応が効果的に得られる刺激を提示することが望ましい。
しかしながら、前述したような従来のシステムでは、特
定の刺激を加えた場合における利用者の生理状態に応じ
て運動負荷を制御できるものの、各利用者毎に有効な刺
激を迅速に提示することは困難であった。
【0004】本発明は、上記技術的課題に鑑みてなされ
たもので、システム利用者の感性活性化を一層効率的に
行なえる感性活性化システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明は、利
用者に対して所定の感覚刺激を提示することによりその
感性を活性化する感性活性化システムにおいて、利用者
に対して複数の感覚刺激を提示する刺激提示手段と、利
用者の状態を監視し、上記刺激提示手段により提示され
る感覚刺激に応じた利用者の状態変化を検出する反応検
出手段と、上記反応検出手段により検出される利用者の
状態変化の履歴を含む各種情報を格納するデータベース
と、上記反応検出手段により検出される利用者の状態変
化の履歴に基づき、上記刺激提示手段が提示する刺激を
制御する刺激提示制御手段とを有していることを特徴と
したものである。
【0006】また、本願の第2の発明は、上記第1の発
明において、上記反応検出手段が、利用者の状態とし
て、表情,視線の動き,発話の発現,身体の動作のうち
の少なくとも1つを監視し、その変化を検出することを
特徴としたものである。
【0007】更に、本願の第3の発明は、上記第1又は
第2の発明において、上記刺激提示手段により提示され
る感覚刺激にそれらの類似性をあらわすパラメータが割
り当てられており、上記刺激提示制御手段は、該パラメ
ータに基づき、利用者の状態変化が得られる感覚刺激と
類似性の高い感覚刺激を提示する確率を上げるように制
御することを特徴としたものである。
【0008】また、更に、本願の第4の発明は、上記第
1〜第3の発明のいずれか一において、更に、利用者の
個人情報を入力するための入力手段と、過去の利用者の
個人情報を、その利用者に提示された感覚刺激及びその
提示確率と関連付けて格納する集団データベースとを有
しており、上記入力手段にて入力された個人情報が、上
記集団データベースに格納された個人情報と照合される
結果、照合する個人情報に関連付けられた感覚刺激及び
その提示確率が適用されることを特徴としたものであ
る。
【0009】また、更に、本願の第5の発明は、上記第
1〜第4の発明のいずれか一において、更に、上記反応
履歴記録手段に記録された反応履歴に基づき、上記刺激
提示手段による感覚刺激を提示する確率を更新する刺激
提示確率更新手段を有していることを特徴としたもので
ある。
【0010】また、更に、本願の第6の発明は、上記第
1〜第5の発明のいずれか一において、少なくとも上記
刺激提示手段,上記反応検出手段,上記データベース,
刺激提示制御手段を含む複数の利用場所に対して、各利
用場所と通信回線を介して接続されるセンターが設置さ
れており、上記センターには、各利用場所における刺激
提示手段により用いられ、所定の感覚刺激を提示すべく
参照される刺激データを格納する刺激データライブラリ
が設けられ、上記各利用場所からの要求に応じて、その
利用場所へ刺激データが配信されることを特徴としたも
のである。
【0011】また、更に、本願の第7の発明は、上記第
6の発明において、更に、上記センターには、全ての利
用場所における利用者の個人情報を、その利用者に提示
された感覚刺激及びその提示確率と関連付けて格納する
集団データベースが設けられていることを特徴としたも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付図面を参照しながら説明する。 実施の形態1.図1は、本発明の実施の形態1に係る感
性活性化システムの構成をあらわすブロック図である。
感性活性化システム10は、例えば入院患者や高齢者等
の利用者に対して所定の刺激を提示し、感性の活性化を
図るためのものであり、その基本的な構成として、シス
テム利用者に関する各種の個人情報を入力する個人デー
タ入力部2と、個人情報や反応履歴を含む各種情報を格
納する個人データベース3と、個人情報及び刺激の種類
をあらわす刺激データとそれに対応する刺激提示確率デ
ータとを関連付けて格納する集団データベース4と、刺
激提示に際して、刺激の種類や頻度を制御する刺激提示
制御部5と、刺激提示制御部5により制御され、各刺激
に対応する特徴パラメータが格納される刺激データライ
ブラリ6と、刺激データライブラリ6を介して入力され
たデータに基づき、システム利用者に刺激を提示する感
覚刺激部7と、刺激の提示に伴い、システム利用者の反
応を検出する反応検出部8と、システム利用者の反応履
歴に基づき、各刺激に関する刺激提示確率を更新する刺
激提示確率更新部9とを有している。
【0013】感覚刺激部7は、例えばビデオクリップ等
の視覚情報を提示する視覚刺激部7Aと、例えば音楽や
話し言葉等の聴覚情報を提示する聴覚刺激部7Bと、例
えばシステム利用者の身体の所定部位に振動等の触覚情
報を提示する触覚刺激部7Cと、例えば香り等の嗅覚情
報を提示する嗅覚刺激部7Dとを備えている。この実施
の形態では、特に図示しないが、視覚刺激部7Aとして
表示モニタ,聴覚刺激部7Bとしてスピーカー,触覚刺
激部7Cとしてバイブレーター、更に、嗅覚刺激部とし
て匂い発生装置を装備している。
【0014】なお、感覚刺激部7による刺激としては、
このようなインタラクティブ性のないもの、すなわち、
一方的に与えられるものだけでなく、バーチャルリアリ
ティを用いたインタラクティブなコンテンツが考えられ
る。かかるコンテンツを提供し得るシステムとしては、
例えば、従来技術にて記載した本願発明者による特開平
10−151162号公報に開示されるベッドサイドウ
ェルネスシステムを用いてもよい。
【0015】また、反応検出部8は、検出対象として、
システム利用者に対するセンサの装着なしに取得される
指標を扱うものであり、システム利用者の表情を監視す
る表情計測部8Aと、身振りや手振り等のシステム利用
者の動作を監視する動作計測部8Bと、システム利用者
の視線の動きを監視する視線計測部8Cと、システム利
用者の発話を監視する発話計測部8Dと、これら計測部
8A,8B,8C及び8Dにより取得されたデータから
各要素の変化を判定するための変化判定部8Eとを有し
ている。
【0016】この実施の形態では、各計測部8A,8
B,8C及び8Dとして、例えば、システム利用者の表
情,視線および動作を監視し、その変化を判定する場
合、システム利用者をカメラで撮影しつつ、撮影画像を
解析することにより、それらの変化を検出する。また、
システム利用者の発話を監視し、その変化を判定する場
合、システム利用者の声をマイクロフォンで録音しつ
つ、その音声データを解析することにより、その変化を
検出する。
【0017】個人データベース3には、個人データ入力
部2から入力され、例えば性別や年齢等の個人の属性,
例えば出身地や職業歴等の履歴、および、例えば人格や
嗜好等の特性をあらわす個人属性・履歴・特性データ3
aと、刺激が提示される頻度をあらわす刺激提示確率デ
ータ3bと、反応検出部8にて取得されたシステム利用
者の反応の履歴が、刺激提示制御部5にて提示された刺
激の種類と関連付けられてなる反応履歴データ3cとが
格納される。
【0018】次に、以上の構成を備えたシステム10の
利用方法について説明する。システム10の利用に際し
て、システムオペレータは、個人データ入力部2から、
その利用者に関する個人情報を、例えば利用者からの聴
取又は記入された質問票の内容に基づいて入力する。こ
のとき、利用者が高齢である、若しくは、痴呆,精神障
害がある場合には、例えば家族からの聴取を行ない、で
きるだけ多くの情報を入力する。入力された個人情報
は、個人データベース3に格納されるとともに、集団デ
ータベース4に格納された情報と照合される。集団デー
タベース4には、個人の属性,履歴および特性に応じ
て、個人データベース3に設定される刺激提示確率デー
タが複数格納されており、個人情報の照合後、個人デー
タベース3に、刺激提示確率データの初期値が提示され
る。
【0019】刺激提示制御部5は、個人データベース3
にて設定された刺激提示確率データの初期値に基づき、
刺激データライブラリ6を介して、刺激データライブラ
リ6に格納された刺激のうちの少なくとも1つを、感覚
刺激部7より生じさせるように制御を行う。
【0020】この実施の形態では、感覚刺激部7におけ
る各刺激に対して、それらの類似性あらわすパラメータ
が割り当てられている。集団データベース4には、これ
ら個人情報及び刺激に割り当てられたパラメータに応じ
て、刺激提示確率を決定するための情報が格納されてい
る。例えば、個人属性等の個人情報の一部を用いてグル
ープ化が行なわれ、各グループ毎に所定の刺激提示確率
データが割り当てられ、更に、残りの個人情報及び刺激
特徴パラメータのセット毎に、刺激提示確率の増減のさ
せ方をあらわすデータが与えられる。
【0021】刺激提示制御部5では、集団データベース
4から個人データベース3に与えられた刺激提示確率に
基づき、提示すべき刺激を決定する。かかるアルゴリズ
ムとしては、基本的に、最も提示確率の高い刺激が選択
されるが、例えば、任意のタイミングで、提示確率の低
い刺激を発生させるアルゴリズムを加えることにより、
同じ刺激が繰り返し単調に提示されることを防止するこ
とができ、利用者の反応をより効果的に得られることが
可能となる。各刺激の提示時間は、約1秒〜2分程度で
ある。
【0022】刺激が提示される間、システム利用者の反
応が反応検出部8で検出される。この実施の形態では、
各刺激について反応の有無のみが検出される。これは、
比較的簡便な装置を用いて、リアルタイムで解析可能な
アルゴリズムにより実現され得る。反応検出結果は、提
示された刺激の情報とともに、反応履歴データとして、
個人データベース3に格納される。
【0023】更に、この反応履歴データは刺激提示確率
更新部9へ送られ、そのデータの内容に基づき、個人デ
ータベース3における刺激提示確率データの更新が行な
われる。反応検出部8による検出があった場合には、そ
の刺激との類似性に基づき、類似性の比較的高い刺激に
ついて提示確率を上げ、他方、反応検出がなかった場合
には、それを低下させるというように、利用者の反応に
適応して変化させる。なお、「類似性」とは、例えばパ
ラメータ空間の距離に基づく指標であってもよいし、よ
り簡単に、互いに一致するパラメータの数に基づく指標
であってもよい。
【0024】1回の利用において、以上の過程が複数回
繰り返し行なわれ、次第に、刺激効果のある、すなわ
ち、システム利用者の反応が得られる刺激が提示される
ようになっていく。また、二回目以降の利用では、前回
利用の最後に更新された刺激提示確率データを初期値と
して用いることにより、利用者に対する適応性を更に向
上させることができる。
【0025】実施の形態2.図2は、本発明の実施の形
態2に係る感性活性化システムの構成を示すブロック図
である。なお、以下では、上記実施の形態1における場
合と同一のものについては、同じ符号を付し、それ以上
の説明を省略する。この実施の形態2では、利用者がこ
のシステムを利用する利用場所と通信回線により結ばれ
たセンターが設置され、このセンターには、上記実施の
形態1における集団データベース4及び刺激データライ
ブラリ6にそれぞれ対応する集団データベース24及び
刺激データライブラリ26が設けられている。なお、図
2では、1つの利用場所のみを示すが、実際には、図に
示す構成を備えた利用場所が複数存在するものとする。
利用開始に際して、個人データ入力部2から入力された
個人情報がセンターに送られ、集団データベース24に
格納される情報との照合後、刺激提示確率データの初期
値が送信され、個人データベース3にて設定される。
【0026】更に、利用場所における刺激提示制御部5
が、刺激データを決定し、刺激提示制御部5を介して、
センターへ刺激データ送信要求が送信される。この刺激
データ送信要求に応じて、センターから刺激データが送
信される。刺激に対する反応検出と個人データベース3
における更新処理は、実施の形態1と同様に利用場所で
行なわれる。1回の利用で、この過程が複数回繰り返し
行なわれ、最後に、更新された刺激提示確率データと個
人情報がセンターに送られる。その送られたデータに基
づき、センターの集団データベース24に格納されてい
る内容が更新される。
【0027】なお、本発明は、例示された実施の形態に
限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において、種々の改良及び設計上の変更が可能であるこ
とは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】本願の請求項1の発明によれば、利用者
に対して所定の感覚刺激を提示することによりその感性
を活性化する感性活性化システムにおいて、利用者に対
して複数の感覚刺激を提示する刺激提示手段と、利用者
の状態を監視し、上記刺激提示手段により提示される感
覚刺激に応じた利用者の状態変化を検出する反応検出手
段と、上記反応検出手段により検出される利用者の状態
変化の履歴を含む各種情報を格納するデータベースと、
上記反応検出手段により検出される利用者の状態変化の
履歴に基づき、上記刺激提示手段が提示する刺激を制御
する刺激提示制御手段とを有しており、各種の感覚刺激
に対する利用者の反応履歴に基づき、刺激を変化させる
ことができ、利用者の感性活性化を効率的に行なうこと
ができる。
【0029】また、本願の請求項2の発明によれば、上
記反応検出手段が、利用者の状態として、表情,視線の
動き,発話の発現,身体の動作のうちの少なくとも1つ
を監視し、その変化を検出するので、各刺激に対する利
用者の状態変化を効率的に捉えることができる。
【0030】更に、本願の請求項3の発明によれば、上
記刺激提示手段により提示される感覚刺激にそれらの類
似性をあらわすパラメータが割り当てられており、上記
刺激提示制御手段は、該パラメータに基づき、利用者の
状態変化が得られる感覚刺激と類似性の高い感覚刺激を
提示する確率を上げるように制御するので、利用者に対
して有効な刺激を効率的に提示することができる。
【0031】また、更に、本願の請求項4の発明によれ
ば、利用者の個人情報を入力するための入力手段と、過
去の利用者の個人情報を、その利用者に提示された感覚
刺激及びその提示確率と関連付けて格納する集団データ
ベースとを有しており、上記入力手段にて入力された個
人情報が、該集団データベースに格納された個人情報と
照合される結果、照合する個人情報に関連付けられた感
覚刺激及びその提示確率が適用されるので、個人情報を
活用して、利用者に対して有効な刺激を効率的に提示す
ることができる。
【0032】また、更に、本願の請求項5の発明によれ
ば、上記反応履歴記録手段に記録された反応履歴に基づ
き、上記刺激提示手段による感覚刺激を提示する確率を
更新する刺激提示確率更新手段を有しており、利用者の
反応履歴に対応しつつ、利用者に対して有効な刺激を効
率的に提示することができる。
【0033】また、更に、本願の請求項6の発明によれ
ば、少なくとも上記刺激提示手段,上記反応検出手段,
上記データベース,刺激提示制御手段を含む複数の利用
場所に対して、各利用場所と通信回線を介して接続され
るセンターが設置されており、該センターには、各利用
場所における刺激提示手段により用いられ、所定の感覚
刺激を提示すべく参照される刺激データを格納する刺激
データライブラリが設けられ、上記各利用場所からの要
求に応じて、その利用場所へ刺激データが配信されるの
で、刺激データを一元管理することにより、各利用場所
でのデータ容量の低減,メンテナンス効率の向上を実現
することができる。
【0034】また、更に、本願の請求項7の発明によれ
ば、上記センターには、全ての利用場所における利用者
の個人情報を、その利用者に提示された感覚刺激及びそ
の提示確率と関連付けて格納する集団データベースが設
けられているので、各利用場所での各種情報を収集し管
理することにより、比較的大量のデータによる集団デー
タベースの構築が行なえるとともに、データベースに格
納された情報を各利用場所に還元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る感性活性化シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係る感性活性化シス
テムの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 個人データ入力部,3 個人データベース,3a
個人属性・履歴・特性データ,3b 刺激提示確率デー
タ,3c 反応履歴データ,4,24 集団データベー
ス,5 刺激提示制御部,6,26 刺激データライブ
ラリ,7 感覚刺激部,7A 視覚刺激部,7B 聴覚
刺激部,7C 触覚刺激部,7D 嗅覚刺激部,8 反
応検出部,8A 表情計測部,8B 動作計測部,8C
視線計測部,8D 発話計測部,8E 変化判定部,
9 刺激提示確率更新部,10感性活性化システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 羽島 一夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 三輪 祥太郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 坂口 貴司 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 平澤 宏祐 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5L096 BA02 BA06 BA18 DA02 HA02 HA04 HA05 JA03 JA16 JA18 KA15 LA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者に対して所定の感覚刺激を提示す
    ることによりその感性を活性化する感性活性化システム
    において、 利用者に対して複数の感覚刺激を提示する刺激提示手段
    と、 利用者の状態を監視し、上記刺激提示手段により提示さ
    れる感覚刺激に応じた利用者の状態変化を検出する反応
    検出手段と、 上記反応検出手段により検出される利用者の状態変化の
    履歴を含む各種情報を格納するデータベースと、 上記反応検出手段により検出される利用者の状態変化の
    履歴に基づき、上記刺激提示手段が提示する刺激を制御
    する刺激提示制御手段とを有していることを特徴とする
    感性活性化システム。
  2. 【請求項2】 上記反応検出手段が、利用者の状態とし
    て、表情,視線の動き,発話の発現,身体の動作のうち
    の少なくとも1つを監視し、その変化を検出することを
    特徴とする請求項1記載の感性活性化システム。
  3. 【請求項3】 上記刺激提示手段により提示される複数
    の感覚刺激に各刺激間の類似性をあらわすパラメータが
    割り当てられており、上記刺激提示制御手段は、該パラ
    メータに基づき、利用者の状態変化が得られる感覚刺激
    と類似性の高い感覚刺激を提示する確率を上げるように
    制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の感性
    活性化システム。
  4. 【請求項4】 更に、利用者の個人情報を入力するため
    の入力手段と、過去の利用者の個人情報を、その利用者
    に提示された感覚刺激及びその提示確率と関連付けて格
    納する集団データベースとを有しており、 上記入力手段にて入力された個人情報が、上記集団デー
    タベースに格納された個人情報と照合される結果、照合
    する個人情報に関連付けられた感覚刺激及びその提示確
    率が適用されることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か一に記載の感性活性化システム。
  5. 【請求項5】 更に、上記反応履歴記録手段に記録され
    た反応履歴に基づき、上記刺激提示手段による感覚刺激
    を提示する確率を更新する刺激提示確率更新手段を有し
    ていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一に記
    載の感性活性化システム。
  6. 【請求項6】 少なくとも上記刺激提示手段,上記反応
    検出手段,上記データベース,上記刺激提示制御手段を
    含む複数の利用場所に対して、各利用場所と通信回線を
    介して接続されるセンターが設置されており、 上記センターには、各利用場所における刺激提示手段に
    より用いられ、所定の感覚刺激を提示すべく参照される
    刺激データを格納する刺激データライブラリが設けら
    れ、上記各利用場所からの要求に応じて、その利用場所
    へ刺激データが配信されることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれか一に記載の感性活性化システム。
  7. 【請求項7】 更に、上記センターには、全ての利用場
    所における利用者の個人情報を、その利用者に提示され
    た感覚刺激及びその提示確率と関連付けて格納する集団
    データベースが設けられていることを特徴とする請求項
    6記載の感性活性化システム。
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