JP2019168887A - 嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置 - Google Patents

嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置 Download PDF

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Abstract

【課題】人の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係を解析可能な装置を提供する。【解決手段】複数の学習対象者ごとに、複数の香りについて嗜好の程度を示す香り嗜好スコアデータ、および、所定の心理検査による結果として検出される個人の複数のパーソナリティを示すパーソナリティデータをそれぞれ学習用データとして入力する学習用データ入力部11Aと、当該入力した学習用データに基づいて、香り嗜好スコアデータを含む説明変数からパーソナリティデータを導くための学習モデルを構築するモデル構築部13Aと、予測用データ入力部21Aより予測対象者について入力された予測用の香り嗜好スコアデータを学習モデルに適用することにより、予測対象者のパーソナリティを予測するパーソナリティ予測部23Aとを備え、予測対象者に関する香り嗜好スコアデータからパーソナリティを予測することができるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置に関し、特に、人の香りに対する嗜好とパーソナリティとの関係性を解析する装置に用いて好適なものである。
従来、ユーザが使用する感性評価対象物の使用中および使用後の感性を推測する感性推測装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載の感性推測装置では、予め設定された階層型ニューラルネットワークのスケルトン学習法を用いて、複数の感性項目に対する所定の総合評価を得る嗜好特性パターン毎に分類を行うことにより、ユーザの感性を高精度かつ効率的に推測できるようにしている。例えば、感性評価対象物が化粧品の場合、塗布時の感性項目として、「化粧水の色が好き:視覚」、「化粧水の香りが好き:嗅覚」、「化粧水の香りが強い:嗅覚」・・・などの人の五感に関する18項目をニューラルネットワークの入力ノードとして用いることにより、ユーザの感性を推測する。特許文献1には、感性を推測可能な感性評価対象物として、化粧品の他に、医薬品、飲食物、日用品、衣料品なども記載されている。
また、特許文献2には、味嗅覚素材が保有している物質的属性と、食に関する人の心理的要因との関連性を明らかにし、食に対する感性(食嗜好)を数量化するのに適した感覚感性評価システムが開示されている。この特許文献2に記載の感覚感性評価システムでは、味嗅覚素材が有する物質的属性データ(味嗅覚素材を機器分析して求められる、あるいはセンサを介して検出される成分量、物理化学定数および物理量の少なくとも1つ)と、味嗅覚素材を味わう被験者から得られる生体情報データ(脳波信号、脳波のパワースペクトル、脳波検出用電極間の脳波の相互相関係数、特定電極位置の脳波の自己相関係数、ダイポール位置およびモーメントの推定値やカオス解析の特性値の少なくとも1つ)とを並列に入力し、その出力を食嗜好データ(味覚素材に対する好嫌度、覚醒/鎮静感、欲求度、気分、リラックス感、怒り度、および悲しみ度の少なくとも1つ)とする階層型ニューラルネットワークを有し、食嗜好データを教師データとして階層型ニューラルネットワークをバックプロパゲーション法により学習して、学習済みの階層型ニューラルネットワークを用いて、食嗜好データに関与する物質的属性データおよび生体情報データの主因子を求める。
また、従来、人の味覚の嗜好性とパーソナリティとの関係性についても研究が行われており、苦味を好む人間は反社会的な性格であるとの報告や、甘味を好む人間は向社会的であるとの報告がなされている。しかし、味覚嗜好よりも多様と思われる嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性はまだ明らかにされていない。上記特許文献1,2に記載のシステムにおいても、嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性を分析することについては開示されていない。
特開2012−123749号公報 特開2003−290179号公報
本発明は、このような実情に鑑みて成されたものであり、人の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性を解析可能な装置を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明では、複数の学習対象者ごとに、複数の香りについてそれぞれ複数段階で定義される個人的な嗜好の程度を示す香り嗜好スコアデータ、および、所定の心理検査による結果として検出される個人の複数のパーソナリティを示すパーソナリティデータを、それぞれ学習用データとして入力し、当該入力された学習用の香り嗜好スコアデータから複数の学習用説明変数を生成した上で、香り嗜好スコアデータからパーソナリティデータを導くための学習モデルを構築する。そして、予測対象者について入力された予測用の香り嗜好スコアデータを学習モデルに適用することにより、予測対象者のパーソナリティを予測する。
また、本発明の他の態様では、複数の学習対象者ごとに、複数の香りについてそれぞれ複数段階で定義される個人的な嗜好の程度を示す香り嗜好スコアデータ、および、所定の心理検査による結果として検出される個人の複数のパーソナリティを示すパーソナリティデータを、それぞれ学習用データとして入力し、当該入力された学習用のパーソナリティデータから複数の学習用説明変数を生成した上で、パーソナリティデータから香り嗜好スコアデータを導くための学習モデルを構築する。そして、予測対象者について入力された予測用のパーソナリティデータを学習モデルに適用することにより、予測対象者の香り嗜好を予測する。
上記のように構成した本発明によれば、複数の学習対象者に関する香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータに基づいて構築された学習モデルを利用して、予測対象者に関する香り嗜好スコアデータをもとに、当該予測対象者のパーソナリティを予測することができる。また、本発明によれば、複数の学習対象者に関する香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータに基づいて構築された学習モデルを利用して、予測対象者に関するパーソナリティデータをもとに、当該予測対象者の香り嗜好を予測することができる。このように、本発明によれば、人の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性を解析することが可能となる。
第1の実施形態による関係性解析装置の機能構成例を示すブロック図である。 第2の実施形態による関係性解析装置の機能構成例を示すブロック図である。 第3の実施形態による関係性解析装置の機能構成例を示すブロック図である。 第4の実施形態による関係性解析装置の機能構成例を示すブロック図である。 第5の実施形態による関係性解析装置の機能構成例を示すブロック図である。 第6の実施形態による関係性解析装置の機能構成例を示すブロック図である。 第7の実施形態による関係性解析装置の機能構成例を示すブロック図である。 第8の実施形態による関係性解析装置の機能構成例を示すブロック図である。
本実施形態による嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置は、人の香りに対する嗜好とパーソナリティとの関係性を解析するものである。上述したように、味覚の嗜好性とパーソナリティとの関係性については既に研究されており、いくつかの報告がある。しかし、香りの嗜好性とパーソナリティとの関係性についての研究報告はない。
そこで、複数の被験者に対してアンケートを行い、8個のパーソナリティおよび41個の食品の香り嗜好に関する回答情報を収集し、その回答情報から因子分析により6因子の食品の香り嗜好(くさい、香ばしい、甘い、刺激臭、酒、果実)を抽出した。次いで、これらの因子を用いた非階層クラスター分析を行って被験者集団を3つのグループに分け、パーソナリティと香りの気づきやすさを示す指標(OAS:Odor Awareness Scale)とを比較した。その結果、香りの好みの違うグループ間では、一部のパーソナリティと香りの気づきやすさで差が見られた。このことから、香りの嗜好性とパーソナリティとの間には一定の関係性があると考え、更に研究を重ね、以下に説明する嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置を発明するに至った。
本実施形態による嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置(以下、単に関係性解析装置という)は、人の香りに対する嗜好からパーソナリティの予測を行い、または人のパーソナリティから香りに対する嗜好の予測を行うことを可能にしたものである。第1〜第4の実施形態は、人の香りに対する嗜好からパーソナリティを予測する装置であり、第5〜第8の実施形態は、人のパーソナリティから香りに対する嗜好の予測を行う装置である。以下、これらの実施形態を順に説明する。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、第1の実施形態による関係性解析装置1Aの機能構成例を示すブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態による関係性解析装置1Aは、学習器10A、予測器20Aおよび学習モデル記憶部30Aを備えて構成される。学習器10Aは、その機能構成として、学習用データ入力部11A、学習用変数生成部12Aおよびモデル構築部13Aを備えている。予測器20Aは、その機能構成として、予測用データ入力部21A、予測用変数生成部22Aおよびパーソナリティ予測部23Aを備えている。
上記各機能ブロックは、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロックは、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROM、ハードディスクまたは半導体メモリ等の記録媒体に記憶されたプログラムが動作することによって実現される。これは、後述する第2〜第8の実施形態による関係性解析装置が備える各機能ブロックについても同様である。
学習用データ入力部11Aは、複数の学習対象者ごとに、複数の香りについてそれぞれ複数段階で定義される個人的な嗜好の程度を示す香り嗜好スコアデータと、所定の心理検査による結果として検出される個人の複数のパーソナリティを示すパーソナリティデータとを、それぞれ学習用データとして入力する。これらのデータは、例えば、紙媒体やウェブサイト、面接、電話、所定のアプリケーションなどを通じたアンケートおよび心理検査の結果として収集し、学習用データ入力部11Aにより入力する。
ここで、香り嗜好スコアデータは、一例として、41種類の食品の香りのそれぞれについて好き嫌いの程度を9段階で評価したものとする。また、パーソナリティデータは、一例として、外交性、調和性、誠実性といった公知の複数項目のそれぞれについて、該当する可能性の程度を7段階で評価したものである。香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータは、1人の学習対象者についてセットで入力する。なお、香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータの何れに関しても、ここに示したものは一例であり、本発明はこれに限定されるものではない。
学習用変数生成部12Aは、学習用データ入力部11Aにより入力された学習用の香り嗜好スコアデータから複数の学習用説明変数を生成する。すなわち、学習用変数生成部12Aは、解析に用いる情報量を増やすために、学習用データ入力部11Aにより入力された香り嗜好スコアデータを合成または変換し、新しい説明変数を生成する。新しい説明変数を作る方法は、例えば、標準化、因子分析、単回帰、重回帰による残差計算、主成分分析、四則計算、平均、分散、標準偏差、欠損値数(食品香り嗜好のアンケート等で、香りを知らないと答えた食品数)の一部または全部である。なお、新たに生成される説明変数は、個々の学習対象者に属するものとなる。
なお、新たな説明変数の生成に用いる情報量を多くするために、学習用データ入力部11Aが、香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータの他に、以下のような補正データおよび予備データの少なくとも一方を更に入力するようにしてもよい。補正データは、可能な限り取得することが好ましいデータであり、予備データは、取得できた場合には用いるデータである。これらの補正データや予備データが学習用データ入力部11Aにより入力されている場合、学習用変数生成部12Aは、これらのデータも用いて学習用説明変数を生成する。例えば、補正データの年齢と性別から、予備データの睡眠時間を予測し、本来の睡眠時間から引いた残差を変数とするなどが考えられる。
<補正データ>
年齢、性別、職種、飲酒、喫煙
<予備データ>
起床、就寝、その他生活習慣、趣味、購読雑誌、旅行の行き先及び回数、嗅覚検査、匂いへの関心や気づきやすさ、運動量、心拍数、呼吸数、脳波、脳血流、fMRI、脳形状、疾病既往歴、身長、体重、胸囲、胴囲、尻まわり、体脂肪率、筋力、汗の分泌量および成分、生体インピーダンス、唾液のメタボローム、尿中エクソソーム内microRNA、糞便や皮膚表面のメタボロームおよび菌叢解析、体内のいずれかの細胞のゲノム、メチローム、プロテオーム、メタボロームおよびトランスクリプトーム、体内の神経伝達物質やサイトカインの種類および量、ウエアラブルセンサ、体重計、身長計、体脂肪計、巻尺、筋力測定器、汗分析装置、生体インピーダンス測定器、質量分析機、各種クロマトグラフィ、PCRの後に行う電気泳動検出、リアルタイムPCR装置、次世代DNAシークエンサ、マイクロアレイ、ELISA、および各種化学センサ、食品や嗜好品の消費数、摂取頻度および種類、食品や嗜好品に対する五感の印象、食品や嗜好品に対する嗜好、栄養や健康への関心度、ボランティア活動への参加頻度、ゲームの過程および結果、対人対話の記録、AIロボットまたはチャットボットのやり取り、SNS、投稿作品(画像および文章)、ブログおよびメール、各種商品の購買履歴、旅行会社への申し込み履歴、生体情報から2次的に推定される感性情報
モデル構築部13Aは、学習用データ入力部11Aにより入力された学習用の香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータと、学習用変数生成部12Aにより生成された複数の学習用説明変数とを用いて(以下、学習用説明変数も含めて学習用データという場合がある)、香り嗜好スコアデータを含む説明変数からパーソナリティデータを導くための学習モデルを構築し、構築した学習モデルを学習モデル記憶部30Aに記憶させる。学習用データ入力部11Aにより補正データおよび予備データの一方または両方が入力されていた場合、これらを香り嗜好スコアデータを含む説明変数に加えても良い。
例えば、モデル構築部13Aは、上述の学習用データを用いて公知の機械学習アルゴリズム(例えば、Random Forest)を適用することにより、学習モデルを構築する。これにより生成される学習モデルは、学習用データによって生成された多数の決定木により構成されるものであり、香り嗜好スコアデータを含む説明変数を入力とし、多数の決定木を辿ってパーソナリティデータを出力するように成された学習モデルである。なお、モデル構築部13Aにおいて用いる機械学習アルゴリズムは、Random Forestに限定されるものではなく、他のアルゴリズムを適用して学習モデルを構築するようにしてもよい。
予測用データ入力部21Aは、予測対象者について、香り嗜好スコアデータを予測用データとして入力する。ここで入力する香り嗜好スコアデータは、学習用データ入力部11Aが入力するものと内容的には同じである。なお、予測対象者は、アンケート等によって香り嗜好スコアデータは得られているが、パーソナリティデータについては取得されておらず、パーソナリティが未知のユーザである。予測用データ入力部21Aは、パーソナリティの予測を行いたいユーザ(予測対象者)の香り嗜好スコアデータを入力する。上述した補正データおよび予備データについても、可能な限り入力するのが好ましい。
予測用変数生成部22Aは、予測用データ入力部21Aにより入力された予測用の香り嗜好スコアデータから複数の予測用説明変数を生成する。予測用説明変数を生成する方法は、学習用変数生成部12Aが学習用説明変数を生成する方法と同様である。
パーソナリティ予測部23Aは、予測用データ入力部21Aにより入力された予測用の香り嗜好スコアデータおよび予測用変数生成部22Aにより生成された複数の予測用説明変数を、学習モデル記憶部30Aに記憶された学習モデルに適用することにより、予測対象者のパーソナリティを予測する。
以上説明したように、第1の実施形態では、複数の学習対象者ごとに、複数の香りについてそれぞれ複数段階で定義される個人的な嗜好の程度を示す香り嗜好スコアデータと、所定の心理検査による結果として検出される個人の複数のパーソナリティを示すパーソナリティデータとをそれぞれ学習用データとして入力し、当該入力された学習用の香り嗜好スコアデータから複数の学習用説明変数を生成した上で、香り嗜好スコアデータを含む説明変数からパーソナリティデータを導くための学習モデルを構築する。そして、予測対象者について入力された予測用の香り嗜好スコアデータとそれから生成された説明変数とを学習モデルに適用することにより、予測対象者のパーソナリティを予測する。予測用データ入力部21Aにより補正データおよび予備データの一方または両方が入力されていた場合、それらを香り嗜好スコアデータを含む説明変数に加えても良い。
このように構成した第1の実施形態によれば、複数の学習対象者に関する香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータに基づいて構築された学習モデルを利用して、予測対象者に関する香り嗜好スコアデータをもとに、当該予測対象者のパーソナリティを予測することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を図面に基づいて説明する。図2は、第2の実施形態による関係性解析装置1Bの機能構成例を示すブロック図である。なお、この図2において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図2に示すように、第2の実施形態による関係性解析装置1Bは、学習器10B、予測器20Bおよび学習モデル記憶部30Bを備えて構成される。学習器10Bは、その機能構成として、学習対象者分類部14Bを更に備えるとともに、モデル構築部13Aに代えてモデル構築部13Bを備えている。予測器20Bは、その機能構成として、予測対象者分類部24Bを更に備えるとともに、パーソナリティ予測部23Aに代えてパーソナリティ予測部23Bを備えている。
学習対象者分類部14Bは、学習用変数生成部12Aにより生成された複数の学習用説明変数を用いて、複数の学習対象者の分類を行う。例えば、学習対象者分類部14Bは、集団を分類する手法として公知のk−近傍法(X-means法含む)を用い、複数の学習対象者を複数のグループに分類する。なお、分類の手法はこれに限定されない。例えば、階層クラスター分析、因子分析、主成分分析、自己組織化マップ、ニューラルネットワーク、潜在クラス分析、潜在プロファイル分析、あるいはこれら手法の組み合わせを適用してもよい。
なお、集団の分類を行うことで、何れかのグループに所属する人数が20人未満になった場合は、グループ数を減らして再度分類を行う。すなわち、所属人数が20人未満のグループを削除し、当該グループに属していた20人未満の学習対象者を別のグループに改めて分類し直す。このように再分類を行っても、各グループに所属する人数が20人未満となる場合は、分類は行わない。
モデル構築部13Bは、学習対象者分類部14Bにより作成された分類ごとに学習モデルを構築し、構築した学習モデルを学習モデル記憶部30Bに記憶させる。例えば、学習対象者分類部14Bにより3つの分類(グループ)が生成された場合、モデル構築部13Bは、第1の分類に属する学習対象者の香り嗜好スコアデータ、学習用説明変数およびパーソナリティデータを用いて、第1の分類に関する学習モデルを構築する。その他の第2の分類および第3の分類についても同様である。分類ごとに学習モデルを構築すること以外は、第1の実施形態で説明したモデル構築部13Aと同様である。
予測対象者分類部24Bは、予測用変数生成部22Aにより生成された複数の予測用説明変数を用いて、予測対象者の分類を行う。ここで、予測対象者分類部24Bは、学習対象者分類部14Bにより作成されたグループのどれに予測対象者が属するかを決定する。例えば、予測対象者の分類を公知の機械学習アルゴリズム(例えば、Random Forest)を用いて行う。なお、予測対象者分類部24Bにおいて用いる機械学習アルゴリズムは、Random Forestに限定されるものではなく、SVM、判別分析、決定木による分類など他のアルゴリズムを適用してもよい。
パーソナリティ予測部23Bは、予測用データ入力部21Aにより入力された予測用の香り嗜好スコアデータおよび予測用変数生成部22Aにより生成された複数の予測用説明変数を、モデル構築部13Bにより分類ごとに構築されて学習モデル記憶部30Bに記憶された複数の学習モデルのうち、予測対象者分類部24Bにより予測対象者が割り当てられた分類に対応する学習モデルに適用することにより、予測対象者のパーソナリティを予測する。
以上説明したように、第2の実施形態では、複数の学習対象者を複数のグループに分類し、分類ごとに学習モデルを構築する。そして、予測対象者が属する分類の学習モデルを用いてパーソナリティの予測を行うようにしている。このようにすることにより、学習モデルの精度を上げ、パーソナリティの予測精度を向上させることが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態を図面に基づいて説明する。図3は、第3の実施形態による関係性解析装置1Cの機能構成例を示すブロック図である。なお、この図3において、図1に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図3に示すように、第3の実施形態による関係性解析装置1Cは、学習器10C、予測器20Cおよび学習モデル記憶部30Aを備えて構成される。学習器10Cは、その機能構成として、学習用欠損値補完部15Cを更に備えるとともに、学習用変数生成部12Aおよびモデル構築部13Aに代えて学習用変数生成部12Cおよびモデル構築部13Cを備えている。予測器20Cは、その機能構成として、予測用欠損値補完部25Cを更に備えるとともに、予測用変数生成部22Aおよびパーソナリティ予測部23Aに代えて予測用変数生成部22Cおよびパーソナリティ予測部23Cを備えている。
学習用欠損値補完部15Cは、学習用データ入力部11Aにより入力された学習用の香り嗜好スコアデータについて、少なくとも1つの香りに関するスコアデータが欠損している場合に、存在する他のスコアデータから、欠損している香りのスコアデータを推定して補完する。すなわち、学習用欠損値補完部15Cは、香り嗜好スコアデータに欠損値がある場合に、値の存在する香り嗜好スコアデータを用い、機械学習によって推定することで欠損値を補完する。適用する機械学習は、例えばRandom Forest(MissForestによる欠損値補完含む)とする。
ここで、香り嗜好スコアデータの欠損値は、41種類の食品の中で香りをかいだ経験がないといった場合に生じ得る。すなわち、心理検査の結果によるパーソナリティデータは存在し、かつ1つ以上の食品に関する香り嗜好スコアが入力されているが、それ以外の香りに対する嗜好については学習対象者が無回答あるいは分からないなどと答えた場合に、香り嗜好スコアデータが少なくとも1つの香りに関してスコアデータが欠損した状態となる。
また、値の存在する香り嗜好スコアデータとは、他の学習対象者に関する香り嗜好スコアデータである。欠損値の補完には、所定人数(例えば、20人)以上の香り嗜好スコアデータを用いるのが好ましい。
なお、ここでは欠損値の補完にRandom Forestを用いるものとしたが、適用可能な機械学習アルゴリズムはこれに限定されない。すなわち、1つ以上の変数をもとに他の変数の予測を行うことが可能なアルゴリズムであれば、何れも適用することが可能である。例えば、k−近傍法、SVM、主成分分析、因子分析、多重代入法、重回帰、主成分回帰、PLS、 ロバスト回帰、(多項)ロジスティック回帰、lasso回帰、Ridge回帰、elastic−net、数量化I類、ニューラルネットワーク、決定木、回帰木、マルコフモンテカルロ法、ベイジアンネットワークなどを適用してもよい。使用するデータの量と質および傾向の違いにより、最も使いやすい手法を選べばよい。
なお、学習用データ入力部11Aにより補正データや予備データが入力されている場合には、これらのデータも欠損値の補完に用いるようにしてもよい。また、学習用欠損値補完部15Cは、学習用データ入力部11Aにより入力された補正データや予備データに欠損値が生じている場合に、これらの欠損値を補完するようにしてもよい。同様に、学習用データ入力部11Aにより入力されたパーソナリティデータに欠損値が生じている場合(心理検査の回答忘れや中途での心理検査終了などによって、少なくとも1つのパーソナリティに関するパーソナリティデータが欠損している場合)に、その欠損値を他のパーソナリティデータにより補完するようにしてもよい。ただし、モデル構築部13Cで説明変数と目的変数に分かれるデータを混在させて補完はしない。
学習用変数生成部12Cは、学習用データ入力部11Aにより入力された学習用の香り嗜好スコアデータおよび学習用欠損値補完部15Cにより補完された香り嗜好スコアデータから複数の学習用説明変数を生成する。学習用変数生成部12Cに入力するデータとして、学習用欠損値補完部15Cにより補完された香り嗜好スコアデータが加わっていること以外は、第1の実施形態で説明した学習用変数生成部12Aと同様である。
モデル構築部13Cは、学習用データ入力部11Aにより入力され、欠損値を学習用欠損値補完部15Cにより補完された学習用の香り嗜好スコアデータと、学習用データ入力部11Aにより入力され、欠損値を学習用欠損値補完部15Cにより補完された学習用のパーソナリティデータと、学習用変数生成部12Cにより生成された複数の学習用説明変数とを用いて、香り嗜好スコアデータを含む説明変数からパーソナリティデータを導くための学習モデルを構築する。モデル構築部13Cに入力するデータとして、学習用欠損値補完部15Cにより補完された香り嗜好スコアデータが加わっていること以外は、第1の実施形態で説明したモデル構築部13Aと同様である。
予測用欠損値補完部25Cは、予測用データ入力部21Aにより入力された予測用の香り嗜好スコアデータについて、少なくとも1つの香りに関するスコアデータが欠損している場合に、存在する他のスコアデータから、欠損している香りのスコアデータを推定して補完する。この場合における「存在する他のスコアデータ」とは、学習用データ入力部11Aにより入力されるとともに学習用欠損値補完部15Cにより補完された欠損のない香り嗜好スコアデータである。なお、予測用データ入力部21Aにより補正データや予備データが入力されている場合には、これらのデータも欠損値の補完に用いるようにしてもよい。
すなわち、予測用データ入力部21Aにより入力された香り嗜好スコアデータに欠損がある場合、予測用欠損値補完部25Cは、学習用データ入力部11Aおよび学習用欠損値補完部15Cにより取得された欠損のない香り嗜好スコアデータを加えて、機械学習により欠損値を推定して補完する。機械学習は、学習用欠損値補完部15Cにおいて使用した手法と同じ手法を用いるのが好ましい。
予測用変数生成部22Cは、予測用データ入力部21Aにより入力された予測用の香り嗜好スコアデータおよび予測用欠損値補完部25Cにより補完された香り嗜好スコアデータから複数の予測用説明変数を生成する。予測用変数生成部22Cに入力するデータとして、予測用欠損値補完部25Cにより補完された香り嗜好スコアデータが加わっていること以外は、第1の実施形態で説明した予測用変数生成部22Aと同様である。
パーソナリティ予測部23Cは、予測用データ入力部21Aにより入力され、欠損値を予測用欠損値補完部25Cにより補完された予測用の香り嗜好スコアデータおよび予測用変数生成部22Cにより生成された複数の予測用説明変数を、学習モデル記憶部30Aに記憶された学習モデルに適用することにより、予測対象者のパーソナリティを予測する。パーソナリティ予測部23Cに入力するデータとして、予測用欠損値補完部25Cにより補完された香り嗜好スコアデータが加わっていること以外は、第1の実施形態で説明したパーソナリティ予測部23Aと同様である。
以上説明したように、第3の実施形態では、香り嗜好スコアデータに欠損値がある場合はこれを補完した上で、説明変数の生成、学習モデルの構築およびパーソナリティの予測を行うようにしている。このようにすることにより、構築される学習モデルや予測用データの精度を上げ、パーソナリティの予測精度を向上させることが可能となる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態を図面に基づいて説明する。図4は、第4の実施形態による関係性解析装置1Dの機能構成例を示すブロック図である。なお、この図4において、図1〜図3に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図4に示すように、第4の実施形態による関係性解析装置1Dは、学習器10D、予測器20Dおよび学習モデル記憶部30Bを備えて構成される。学習器10Dは、その機能構成として、学習用欠損値再補完部16Dおよび学習用変数再生成部17Dを更に備えるとともに、モデル構築部13Bに代えてモデル構築部13Dを備えている。予測器20Dは、その機能構成として、予測用欠損値再補完部26Dおよび予測用変数再生成部27Dを更に備えるとともに、パーソナリティ予測部23Bに代えてパーソナリティ予測部23Dを備えている。
学習用欠損値再補完部16Dは、学習対象者分類部14Bによる分類の実施後に、学習用欠損値補完部15Cにより補完されていた香り嗜好スコアデータを削除し、学習対象者分類部14Bにより作成された分類ごとに、存在する他の香り嗜好スコアデータから、欠損している香りのスコアデータを推定して再補完する。この場合における「存在する他の香り嗜好スコアデータ」とは、欠損が生じている香り嗜好スコアデータに対応する学習対象者が属する分類と同じ分類における他の学習対象者に関する香り嗜好スコアデータである。なお、学習用欠損値補完部15Cにより、補正データや予備データが補完されている場合には、これらのデータに対しても削除と再補完を行う。
学習用欠損値補完部15Cによる欠損値の補完は、学習対象者分類部14Bによる分類が実施される前の補完であり、欠損が生じている香り嗜好スコアデータに対応する学習対象者と同じ分類に属するかどうかは関係なく、他の学習対象者に関する香り嗜好スコアデータを用いた補完である。これに対し、学習用欠損値再補完部16Dによる補完は、欠損が生じている香り嗜好スコアデータに対応する学習対象者と同じ分類に属する他の学習対象者に関する香り嗜好スコアデータだけを用いた補完であるため、補完(推定)される香り嗜好スコアデータの精度を上げることが可能である。
なお、補完の精度を上げるため、学習用欠損値補完部15Cにより欠損値を補完する際に推定の確からしさを示すデータとして得られる指標値と、学習用欠損値再補完部16Dにより欠損値を補完する際に推定の確からしさを示すデータとして得られる指標値とを比較し、推定の確からしさが大きい方を採用するようにしてもよい。例えば、推定の機械学習アルゴリズムとしてRandom Forestを用いる場合、推定の際に出力されるデータの中にOOB(Out−of−bag)エラーという変数が含まれている。このOOBエラーの数値が低い方の補完が正しいと判断し、分類前または分類後のどちらで補完された香り嗜好スコアデータを用いるか決定する。
学習用変数再生成部17Dは、学習対象者分類部14Bによる分類の実施後に、学習用欠損値再補完部16Dにより再補完された香り嗜好スコアデータから学習用変数生成部12Cにより生成されていた学習用説明変数を削除する。その上で、学習対象者分類部14Bにより作成された分類ごとに、学習用データ入力部11Aにより入力された学習用の香り嗜好スコアデータおよび学習用欠損値再補完部16Dにより再補完された香り嗜好スコアデータから複数の学習用説明変数を再生成する。
学習用変数生成部12Cによる学習用説明変数の生成は、学習対象者分類部14Bによる分類が実施される前の生成であり、分類とは無関係に学習用欠損値補完部15Cにより補完された香り嗜好スコアデータを用いた学習用説明変数の生成である。これに対し、学習用変数再生成部17Dによる学習用説明変数の生成は、欠損が生じている香り嗜好スコアデータに対応する学習対象者と同じ分類に属する他の学習対象者に関する香り嗜好スコアデータを用いて学習用欠損値再補完部16Dにより補完された、推定精度の高い香り嗜好スコアデータを用いた学習用説明変数の生成である。そのため、学習用変数再生成部17Dにより生成される学習用説明変数の精度を上げることが可能である。
モデル構築部13Dは、学習用データ入力部11Aにより入力された学習用の香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータと、学習用欠損値再補完部16Dにより再補完された香り嗜好スコアデータと、学習用変数再生成部17Dにより再生成された複数の学習用説明変数とを用いて、香り嗜好スコアデータを含む説明変数からパーソナリティデータを導くための学習モデルを構築し、構築した学習モデルを学習モデル記憶部30Bに記憶させる。モデル構築部13Dに入力するデータとして、学習用欠損値再補完部16Dにより再補完された香り嗜好スコアデータが加わるとともに、学習用変数生成部12Aにより生成された学習用説明変数が学習用変数再生成部17Dにより再生成された学習用説明変数に置き換わっていること以外は、第2の実施形態で説明したモデル構築部13Bと同様である。
予測用欠損値再補完部26Dは、予測対象者分類部24Bによる分類の実施後に、予測用欠損値補完部25Cにより補完されていた香り嗜好スコアデータを削除し、予測対象者分類部24Bにより予測対象者が割り当てられた分類について、存在する他のスコアデータから、欠損している香りのスコアデータを推定して再補完する。この場合における「存在する他の香り嗜好スコアデータ」とは、欠損が生じている香り嗜好スコアデータに対応する予測対象者が属する分類と同じ分類における学習対象者に関する香り嗜好スコアデータであり、学習用データ入力部11Aにより入力されるとともに学習用欠損値再補完部16Dにより補完された欠損のない香り嗜好スコアデータを意味する。なお、予測用欠損値補完部25Cにより補正データや予備データが補完されている場合には、これらのデータに対しても削除と再補完を行う。
予測用欠損値補完部25Cによる欠損値の補完は、予測対象者分類部24Bによる分類が実施される前の補完であり、欠損が生じている香り嗜好スコアデータに対応する予測対象者と同じ分類に属するかどうかは関係なく、全般的な学習対象者に関する香り嗜好スコアデータを用いた補完である。これに対し、予測用欠損値再補完部26Dによる補完は、欠損が生じている香り嗜好スコアデータに対応する予測対象者と同じ分類に属する学習対象者に関する香り嗜好スコアデータだけを用いた補完であるため、補完(推定)される香り嗜好スコアデータの精度を上げることが可能である。
なお、補完の精度を上げるため、予測用欠損値補完部25Cにより欠損値を補完する際に推定の確からしさを示すデータとして得られる指標値と、予測用欠損値再補完部26Dにより欠損値を補完する際に推定の確からしさを示すデータとして得られる指標値とを比較し、推定の確からしさが大きい方を採用するようにしてもよい。
予測用変数再生成部27Dは、予測対象者分類部24Bによる分類の実施後に、予測用欠損値再補完部26Dにより再補完された香り嗜好スコアデータから予測用変数生成部22Cにより生成されていた予測用説明変数を削除する。その上で、予測対象者分類部24Bにより予測対象者が割り当てられた分類について、予測用データ入力部21Aにより入力された予測用の香り嗜好スコアデータおよび予測用欠損値再補完部26Dにより再補完された香り嗜好スコアデータから複数の予測用説明変数を再生成する。
予測用変数生成部22Cによる予測用説明変数の生成は、予測対象者分類部24Bによる分類が実施される前の生成であり、分類とは無関係に予測用欠損値補完部25Cにより補完された香り嗜好スコアデータを用いた予測用説明変数の生成である。これに対し、予測用変数再生成部27Dによる予測用説明変数の生成は、欠損が生じている香り嗜好スコアデータに対応する予測対象者と同じ分類に属する学習対象者に関する香り嗜好スコアデータだけを用いて予測用欠損値再補完部26Dにより補完された、推定精度の高い香り嗜好スコアデータを用いた予測用説明変数の生成である。そのため、予測用変数再生成部27Dにより生成される予測用説明変数の精度を上げることが可能である。
パーソナリティ予測部23Dは、予測用データ入力部21Aにより入力された予測用の香り嗜好スコアデータ、予測用欠損値再補完部26Dにより再補完された香り嗜好スコアデータおよび予測用変数再生成部27Dにより再生成された複数の予測用説明変数を、学習モデル記憶部30Bに記憶された分類ごとの学習モデルのうち、予測対象者分類部24Bにより予測対象者が割り当てられた分類に対応する学習モデルに適用することにより、予測対象者のパーソナリティを予測する。パーソナリティ予測部23Dに入力するデータとして、予測用欠損値再補完部26Dにより再補完された香り嗜好スコアデータが加わるとともに、予測用変数生成部22Aにより生成された予測用説明変数が予測用変数再生成部27Dにより再生成された予測用説明変数に置き換わっていること以外は、第2の実施形態で説明したパーソナリティ予測部23Bと同様である。
以上説明したように、第4の実施形態では、複数の学習対象者を複数のグループに分類し、分類ごとに学習モデルを構築する。そして、予測対象者が属する分類の学習モデルを用いてパーソナリティの予測を行うようにしている。このようにすることにより、学習モデルの精度を上げ、パーソナリティの予測精度を向上させることが可能となる。
また、第4の実施形態では、香り嗜好スコアデータに欠損値がある場合はこれを補完した上で、説明変数の生成、学習モデルの構築およびパーソナリティの予測を行うようにしている。このようにすることにより、構築される学習モデルや予測に用いる香り嗜好スコアデータや説明変数の精度を上げ、パーソナリティの予測精度を向上させることが可能となる。
さらに、第4の実施形態では、全般的な香り嗜好スコアデータを用いて欠損値を補完した香り嗜好スコアデータから変数を生成して説明変数に加え、その説明変数をもとに分類を作成した後に、その分類ごとに、分類に属する香り嗜好スコアデータを用いて欠損値の補完および説明変数の生成を再実行している。このようにすることにより、構築される学習モデルや予測に用いる香り嗜好スコアデータや説明変数の精度を更に上げ、パーソナリティの予測精度を更に向上させることが可能となる。
以上、人の香りに対する嗜好からパーソナリティの予測を行う第1〜第4の実施形態について説明した。次に、人のパーソナリティから香りに対する嗜好の予測を行う第5〜第8の実施形態について説明する。なお、第5〜第8の実施形態は、予測の方向が第1〜第4の実施形態と逆転するのみで、個々の機能ブロックが実行する処理のロジック自体は第1〜第4の実施形態と大きく変わらないので、以下では簡略的に説明する。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態を図面に基づいて説明する。図5は、第5の実施形態による関係性解析装置2Aの機能構成例を示すブロック図である。図5に示すように、第5の実施形態による関係性解析装置2Aは、学習器50A、予測器60Aおよび学習モデル記憶部70Aを備えて構成される。学習器50Aは、その機能構成として、学習用データ入力部51A、学習用変数生成部52Aおよびモデル構築部53Aを備えている。予測器60Aは、その機能構成として、予測用データ入力部61A、予測用変数生成部62Aおよび香り嗜好予測部63Aを備えている。
学習用データ入力部51Aは、複数の学習対象者ごとに、複数の香りについてそれぞれ複数段階で定義される個人的な嗜好の程度を示す香り嗜好スコアデータと、所定の心理検査による結果として検出される個人の複数のパーソナリティを示すパーソナリティデータとを、それぞれ学習用データとして入力する。
学習用変数生成部52Aは、学習用データ入力部51Aにより入力された学習用のパーソナリティデータから複数の学習用説明変数を生成する。新たな説明変数の生成に用いる情報量を多くするために、学習用データ入力部51Aが、香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータの他に、上述した補正データおよび予備データの少なくとも一方を更に入力するようにしてもよい。
モデル構築部53Aは、学習用データ入力部51Aにより入力された学習用の香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータと、学習用変数生成部52Aにより生成された複数の学習用説明変数とを用いて、パーソナリティデータを含む説明変数から香り嗜好スコアデータを導くための学習モデルを構築し、構築した学習モデルを学習モデル記憶部70Aに記憶させる。
予測用データ入力部61Aは、予測対象者について、パーソナリティデータを予測用データとして入力する。
予測用変数生成部62Aは、予測用データ入力部61Aにより入力された予測用のパーソナリティデータから複数の予測用説明変数を生成する。
香り嗜好予測部63Aは、予測用データ入力部61Aにより入力された予測用のパーソナリティデータおよび予測用変数生成部62Aにより生成された複数の予測用説明変数を、学習モデル記憶部70Aに記憶された学習モデルに適用することにより、予測対象者の香り嗜好を予測する。
以上説明したように、第5の実施形態では、複数の学習対象者ごとに、複数の香りについてそれぞれ複数段階で定義される個人的な嗜好の程度を示す香り嗜好スコアデータと、所定の心理検査による結果として検出される個人の複数のパーソナリティを示すパーソナリティデータとをそれぞれ学習用データとして入力し、当該入力された学習用のパーソナリティデータから複数の学習用説明変数を生成した上で、パーソナリティデータを含む説明変数から香り嗜好スコアデータを導くための学習モデルを構築する。そして、予測対象者について入力された予測用のパーソナリティデータとそれから生成された説明変数を学習モデルに適用することにより、予測対象者の香り嗜好を予測する。
このように構成した第5の実施形態によれば、複数の学習対象者に関する香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータに基づいて構築された学習モデルを利用して、予測対象者に関するパーソナリティデータをもとに、当該予測対象者の香り嗜好を予測することができる。
(第6の実施形態)
次に、本発明の第6の実施形態を図面に基づいて説明する。図6は、第6の実施形態による関係性解析装置2Bの機能構成例を示すブロック図である。なお、この図6において、図5に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図6に示すように、第6の実施形態による関係性解析装置2Bは、学習器50B、予測器60Bおよび学習モデル記憶部70Bを備えて構成される。学習器50Bは、その機能構成として、学習対象者分類部54Bを更に備えるとともに、モデル構築部53Aに代えてモデル構築部53Bを備えている。予測器60Bは、その機能構成として、予測対象者分類部64Bを更に備えるとともに、香り嗜好予測部63Aに代えて香り嗜好予測部63Bを備えている。
学習対象者分類部54Bは、学習用変数生成部52Aにより生成された複数の学習用説明変数を用いて、複数の学習対象者の分類を行う。
モデル構築部53Bは、学習対象者分類部54Bにより作成された分類ごとに学習モデルを構築し、構築した学習モデルを学習モデル記憶部70Bに記憶させる。
予測対象者分類部64Bは、予測用変数生成部62Aにより生成された複数の予測用説明変数を用いて、予測対象者の分類を行う。
香り嗜好予測部63Bは、予測用データ入力部61Aにより入力された予測用のパーソナリティデータおよび予測用変数生成部62Aにより生成された複数の予測用説明変数を、学習モデル記憶部70Bに分類ごとに記憶された学習モデルのうち、予測対象者分類部64Bにより予測対象者が割り当てられた分類に対応する学習モデルに適用することにより、予測対象者の香り嗜好を予測する。
以上説明したように、第6の実施形態では、複数の学習対象者を複数のグループに分類し、分類ごとに学習モデルを構築する。そして、予測対象者が属する分類の学習モデルを用いて香り嗜好の予測を行うようにしている。このようにすることにより、学習モデルの精度を上げ、香り嗜好の予測精度を向上させることが可能となる。
(第7の実施形態)
次に、本発明の第7の実施形態を図面に基づいて説明する。図7は、第7の実施形態による関係性解析装置2Cの機能構成例を示すブロック図である。なお、この図7において、図5に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図7に示すように、第7の実施形態による関係性解析装置2Cは、学習器50C、予測器60Cおよび学習モデル記憶部70Aを備えて構成される。学習器50Cは、その機能構成として、学習用欠損値補完部55Cを更に備えるとともに、学習用変数生成部52Aおよびモデル構築部53Aに代えて学習用変数生成部52Cおよびモデル構築部53Cを備えている。予測器60Cは、その機能構成として、予測用欠損値補完部65Cを更に備えるとともに、予測用変数生成部62Aおよび香り嗜好予測部63Aに代えて予測用変数生成部62Cおよび香り嗜好予測部63Cを備えている。
学習用欠損値補完部55Cは、学習用データ入力部51Aにより入力された学習用のパーソナリティデータについて、少なくとも1つのパーソナリティに関するパーソナリティデータが欠損している場合に、存在する他のパーソナリティデータから、欠損しているパーソナリティのパーソナリティデータを推定して補完する。
なお、学習用データ入力部51Aにより補正データや予備データが入力されている場合には、これらのデータも欠損値の補完に用いるようにしてもよい。また、学習用欠損値補完部55Cは、学習用データ入力部51Aにより入力された補正データや予備データに欠損値が生じている場合に、これらの欠損値を補完するようにしてもよい。同様に、学習用データ入力部51Aにより入力された香り嗜好スコアデータに欠損値が生じている場合に、その欠損値を他の香り嗜好スコアデータにより補完するようにしてもよい。ただし、モデル構築部53Cで説明変数と目的変数に分かれるデータを混在させて補完はしない。
学習用変数生成部52Cは、学習用データ入力部51Aにより入力された学習用のパーソナリティデータおよび学習用欠損値補完部55Cにより補完されたパーソナリティデータから複数の学習用説明変数を生成する。
モデル構築部53Cは、学習用データ入力部51Aにより入力された学習用の香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータと、欠損値補完部55Cにより補完されたパーソナリティデータと、学習用変数生成部52Cにより生成された複数の学習用説明変数とを用いて、パーソナリティデータを含む説明変数から香り嗜好スコアデータを導くための学習モデルを構築する。
予測用欠損値補完部65Cは、予測用データ入力部61Aにより入力された予測用のパーソナリティデータについて、少なくとも1つのパーソナリティに関するパーソナリティデータが欠損している場合に、存在する他のパーソナリティデータから、欠損しているパーソナリティのパーソナリティデータを推定して補完する。なお、予測用データ入力部61Aにより補正データや予備データが入力されている場合には、これらのデータも欠損値の補完に用いるようにしてもよい。
予測用変数生成部62Cは、予測用データ入力部61Aにより入力された予測用のパーソナリティデータおよび予測用欠損値補完部65Cにより補完されたパーソナリティデータから複数の予測用説明変数を生成する。
香り嗜好予測部63Cは、予測用データ入力部61Aにより入力し、欠損値を予測用欠損値補完部65Cにより補完されたパーソナリティデータおよび予測用変数生成部62Cで生成された予測用説明変数を学習モデル記憶部70Aに記憶された学習モデルに適用することにより、予測対象者の香り嗜好を予測する。
以上説明したように、第7の実施形態では、パーソナリティデータに欠損値がある場合はこれを補完した上で、説明変数の生成、学習モデルの構築および香り嗜好の予測を行うようにしている。このようにすることにより、構築される学習モデルや予測用データの精度を上げ、香り嗜好の予測精度を向上させることが可能となる。
(第8の実施形態)
次に、本発明の第8の実施形態を図面に基づいて説明する。図8は、第8の実施形態による関係性解析装置2Dの機能構成例を示すブロック図である。なお、この図8において、図5〜図7に示した符号と同一の符号を付したものは同一の機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を省略する。
図8に示すように、第8の実施形態による関係性解析装置2Dは、学習器50D、予測器60Dおよび学習モデル記憶部70Bを備えて構成される。学習器50Dは、その機能構成として、学習用欠損値再補完部56Dおよび学習用変数再生成部57Dを更に備えるとともに、モデル構築部53Bに代えてモデル構築部53Dを備えている。予測器60Dは、その機能構成として、予測用欠損値再補完部66Dおよび予測用変数再生成部67Dを更に備えるとともに、香り嗜好予測部63Bに代えて香り嗜好予測部63Dを備えている。
学習用欠損値再補完部56Dは、学習対象者分類部54Bによる分類の実施後に、学習用欠損値補完部55Cにより補完されていたパーソナリティデータを削除し、学習対象者分類部54Bにより作成された分類ごとに、存在する他のパーソナリティデータから、欠損しているパーソナリティのパーソナリティデータを推定して再補完する。なお、学習用欠損値補完部55Cにより、補正データや予備データが補完されている場合には、これらのデータに対しても削除と再補完を行う。
学習用変数再生成部57Dは、学習対象者分類部54Bによる分類の実施後に、学習用欠損値再補完部56Dにより再補完されたパーソナリティデータから学習用変数生成部52Cにより生成されていた学習用説明変数を削除する。その上で、学習対象者分類部54Bにより作成された分類ごとに、学習用データ入力部51Aにより入力された学習用のパーソナリティデータおよび学習用欠損値再補完部56Dにより再補完されたパーソナリティデータから複数の学習用説明変数を再生成する。
モデル構築部53Dは、学習用データ入力部51Aにより入力された学習用の香り嗜好スコアデータおよびパーソナリティデータと、学習用欠損値再補完部56Dにより再補完されたパーソナリティデータと、学習用変数再生成部57Dにより再生成された複数の学習用説明変数とを用いて、パーソナリティデータを含む説明変数から香り嗜好スコアデータを導くための学習モデルを構築し、構築した学習モデルを学習モデル記憶部70Bに記憶させる。
予測用欠損値再補完部66Dは、予測対象者分類部64Bによる分類の実施後に、予測用欠損値補完部65Cにより補完されていたパーソナリティデータを削除し、予測対象者分類部64Bにより予測対象者が割り当てられた分類について、存在する他のパーソナリティデータから、欠損しているパーソナリティのパーソナリティデータを推定して再補完する。なお、予測用欠損値補完部65Cにより補正データや予備データが補完されている場合には、これらのデータに対しても削除と再補完を行う。
予測用変数再生成部67Dは、予測対象者分類部64Bによる分類の実施後に、予測用欠損値再補完部66Dにより再補完されたパーソナリティデータから予測用変数生成部62Cにより生成されていた予測用説明変数を削除する。その上で、予測対象者分類部64Bにより予測対象者が割り当てられた分類について、予測用データ入力部61Aにより入力された予測用のパーソナリティデータおよび予測用欠損値再補完部66Dにより再補完されたパーソナリティデータから複数の予測用説明変数を再生成する。
香り嗜好予測部63Dは、予測用データ入力部61Aにより入力され予測用欠損値再補完部66Dにより再補完されたパーソナリティデータおよび予測用変数再生成部67Dによって再生成された予測用説明変数を、学習モデル記憶部70Bに記憶された学習モデルのうち、予測対象者分類部64Bにより予測対象者が割り当てられた分類に対応する学習モデルに適用することにより、予測対象者の香り嗜好予測部を予測する。
以上説明したように、第8の実施形態では、複数の学習対象者を複数のグループに分類し、分類ごとに学習モデルを構築する。そして、予測対象者が属する分類の学習モデルを用いて香り嗜好の予測を行うようにしている。このようにすることにより、学習モデルの精度を上げ、香り嗜好の予測精度を向上させることが可能となる。
また、第8の実施形態では、パーソナリティデータに欠損値がある場合はこれを補完した上で、説明変数の生成、学習モデルの構築および香り嗜好の予測を行うようにしている。このようにすることにより、構築される学習モデルや予測に用いるパーソナリティデータや説明変数の精度を上げ、香り嗜好の予測精度を向上させることが可能となる。
さらに、第8の実施形態では、全般的なパーソナリティデータを用いて欠損値を補完したパーソナリティデータから説明変数を生成して説明変数に加え、その説明変数をもとに分類を作成した後に、その分類ごとに、分類に属するパーソナリティデータを用いて欠損値の補完および説明変数の生成を再実行している。このようにすることにより、構築される学習モデルや予測に用いるパーソナリティデータや説明変数の精度を更に上げ、香り嗜好の予測精度を更に向上させることが可能となる。
なお、上記第1〜第8の実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
例えば、上記実施形態では、食品の香りとパーソナリティとの関係性を解析する例について説明したが、食品以外の香りとパーソナリティとの関係性を解析することも可能である。
また、上記第1〜第4の実施形態では、学習用データ入力部11Aにより入力された学習用の香り嗜好スコアデータ(第3および第4の実施形態の場合は欠損値が補完されたものも含む。以下、同様)および学習用変数生成部12A,12Cにより生成された複数の学習用説明変数(第4の実施形態の場合は学習用変数再生成部17Dにより再生成されたものも含む。以下、同様)の両方を用いて学習モデルを構築する例について説明したが、入力された学習用の香り嗜好スコアデータまたは生成された複数の学習用説明変数の何れか一方を用いて学習モデルを構築するようにしてもよい。同様に、第5〜第8の実施形態において、学習用データ入力部51Aにより入力された学習用のパーソナリティデータ(第7および第8の実施形態の場合は欠損値が補完されたものも含む。以下、同様)または学習用変数生成部52A,52Cにより生成された複数の学習用説明変数(第4の実施形態の場合は学習用変数再生成部57Dにより再生成されたものも含む。以下、同様)の何れか一方を用いて学習モデルを構築するようにしてもよい。
この場合、第1〜第4の実施形態におけるパーソナリティ予測部23A〜23Dは、予測用データ入力部21Aにより入力された予測用の香り嗜好スコアデータ(第3および第4の実施形態の場合は欠損値が補完されたものも含む。以下、同様)または予測用変数生成部22A,22Cにより生成された複数の予測用説明変数(第4の実施形態の場合は予測用変数再生成部27Dにより再生成されたものも含む。以下、同様)の何れか一方を学習モデルに適用することにより、予測対象者のパーソナリティを予測する。同様に、第5〜第8の実施形態における香り嗜好予測部63A〜63Dは、予測用データ入力部61Aにより入力された予測用のパーソナリティデータ(第7および第8の実施形態の場合は欠損値が補完されたものも含む。以下、同様)または予測用変数生成部62A,62Cにより生成された複数の予測用説明変数(第4の実施形態の場合は予測用変数再生成部67Dにより再生成されたものも含む。以下、同様)の何れか一方を学習モデルに適用することにより、予測対象者の香り嗜好を予測する。
また、上記第2および第4の実施形態では、学習用変数生成部12A,12Cにより生成された複数の学習用説明変数を用いて予測対象者の分類を行う例について説明したが、学習用データ入力部11Aにより入力された学習用の香り嗜好スコアデータ(第4の実施形態の場合は欠損値が補完されたものも含む。以下同様)を用いて分類を行うようにしてもよいし、入力された学習用の香り嗜好スコアデータと生成された複数の学習用説明変数との両方を用いて分類を行うようにしてもよい。同様に、第6および第8の実施形態において、学習用変数生成部52A,52Cにより生成された複数の学習用説明変数を用いて予測対象者の分類を行う例の他、学習用データ入力部51Aにより入力された学習用のパーソナリティデータ(第8の実施形態の場合は欠損値が補完されたものも含む。以下同様)を用いて分類を行うようにしてもよいし、入力された学習用のパーソナリティデータと生成された複数の学習用説明変数との両方を用いて分類を行うようにしてもよい。
1A,1B,1C,1D 関係性解析装置(パーソナリティ予測用)
2A,2B,2C,2D 関係性解析装置(香り嗜好予測用)
10A,10B,10C,10D 学習器
11A 学習用データ入力部
12A, 12C 学習用変数生成部
13A,13B, 13C, 13D モデル構築部
14B 学習対象者分類部
15C 学習用欠損値補完部
16D 学習用欠損値再補完部
17D 学習用変数再生成部
20A,20B,20C,20D 予測器
21A 予測用データ入力部
22A, 22C 予測用変数生成部
23A,23B, 23C, 23D パーソナリティ予測部
24B 予測対象者分類部
25C 予測用欠損値補完部
26D 予測用欠損値再補完部
27D 予測用変数再生成部
30A,30B学習モデル記憶部
50A,50B,50C,50D 学習器
51A 学習用データ入力部
52A, 52C 学習用変数生成部
53A,53B,53C, 53D モデル構築部
54B 学習対象者分類部
55C 学習用欠損値補完部
56D 学習用欠損値再補完部
57D 学習用変数再生成部
60A,60B,60C,60D 予測器
61A 予測用データ入力部
62A, 62C 予測用変数生成部
63A,63B,63C, 63D 香り嗜好予測部
64B 予測対象者分類部
65C 予測用欠損値補完部
66D 予測用欠損値再補完部
67D 予測用変数再生成部
70A,70B 学習モデル記憶部

Claims (14)

  1. 複数の学習対象者ごとに、複数の香りについてそれぞれ複数段階で定義される個人的な嗜好の程度を示す香り嗜好スコアデータ、および、所定の心理検査による結果として検出される個人の複数のパーソナリティを示すパーソナリティデータを、それぞれ学習用データとして入力する学習用データ入力部と、
    上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記香り嗜好スコアデータおよび上記パーソナリティデータを用いて、上記香り嗜好スコアデータを含む説明変数から上記パーソナリティデータを導くための学習モデルを構築するモデル構築部と、
    予測対象者について、上記香り嗜好スコアデータを予測用データとして入力する予測用データ入力部と、
    上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記香り嗜好スコアデータを、上記モデル構築部により構築された上記学習モデルに適用することにより、上記予測対象者のパーソナリティを予測するパーソナリティ予測部とを備えたことを特徴とする嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  2. 上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記香り嗜好スコアデータから複数の学習用説明変数を生成する学習用変数生成部と、
    上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記香り嗜好スコアデータから複数の予測用説明変数を生成する予測用変数生成部とを更に備え、
    上記モデル構築部は、上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記香り嗜好スコアデータおよび上記学習用変数生成部により生成された上記複数の学習用説明変数の両方またはいずれか一方と、上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記パーソナリティデータとを用いて、上記学習モデルを構築し、
    上記パーソナリティ予測部は、上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記香り嗜好スコアデータおよび上記予測用変数生成部により生成された上記複数の予測用説明変数の両方またはいずれか一方を、上記モデル構築部により構築された上記学習モデルに適用することにより、上記予測対象者のパーソナリティを予測することを特徴とする請求項1に記載の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  3. 上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記香り嗜好スコアデータから複数の学習用説明変数を生成する学習用変数生成部と、
    上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記香り嗜好スコアデータおよび上記学習用変数生成部により生成された上記複数の学習用説明変数の両方またはいずれか一方を用いて、上記複数の学習対象者の分類を行う学習対象者分類部と、
    上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記香り嗜好スコアデータから複数の予測用説明変数を生成する予測用変数生成部と、
    上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記香り嗜好スコアデータおよび上記予測用変数生成部により生成された上記複数の予測用説明変数の両方またはいずれか一方を用いて、上記予測対象者の分類を行う予測対象者分類部とを更に備え、
    上記モデル構築部は、上記学習対象者分類部により作成された分類ごとに上記学習モデルを構築し、
    上記パーソナリティ予測部は、上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記香り嗜好スコアデータおよび上記予測用変数生成部により生成された上記複数の予測用説明変数の両方またはいずれか一方を、上記モデル構築部により分類ごとに構築された上記学習モデルのうち、上記予測対象者分類部により上記予測対象者が割り当てられた分類に対応する学習モデルに適用することにより、上記予測対象者のパーソナリティを予測することを特徴とする請求項1に記載の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  4. 上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記香り嗜好スコアデータについて、少なくとも1つの香りに関する香り嗜好スコアデータが欠損している場合に、存在する他の香り嗜好スコアデータから、欠損している香りの香り嗜好スコアデータを推定して補完する学習用欠損値補完部を更に備え、
    上記学習用変数生成部は、上記学習用データ入力部により入力し欠損値を上記学習用欠損値補完部により補完された香り嗜好スコアデータから上記複数の学習用説明変数を生成し、
    上記モデル構築部は、上記学習用データ入力部により入力し欠損値を上記学習用欠損値補完部により補完された学習用の上記香り嗜好スコアデータ、および、上記学習用変数再生成部により再生成された上記複数の学習用説明変数の両方またはいずれか一方と、上記学習用データ入力部により入力された上記パーソナリティデータとを用いて、上記学習モデルを構築することを特徴とする請求項2に記載の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  5. 上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記香り嗜好スコアデータについて、少なくとも1つの香りに関する香り嗜好スコアデータが欠損している場合に、存在する他の香り嗜好スコアデータから、欠損している香りの香り嗜好スコアデータを推定して補完する学習用欠損値補完部と、
    上記学習対象者分類部による分類の実施後に、上記学習用欠損値補完部により補完されていた香り嗜好スコアデータを削除し、上記学習対象者分類部により作成された分類ごとに、存在する他の香り嗜好スコアデータから、上記欠損している香りの香り嗜好スコアデータを推定して再補完する学習用欠損値再補完部と、
    上記学習対象者分類部による分類の実施後に、上記学習用欠損値再補完部により再補完された香り嗜好スコアデータから上記学習用変数生成部により生成されていた学習用説明変数を削除し、上記学習対象者分類部により作成された分類ごとに、上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記香り嗜好スコアデータおよび上記学習用欠損値再補完部により再補完された香り嗜好スコアデータから上記複数の学習用説明変数を再生成する学習用変数再生成部とを更に備え、
    上記学習用変数生成部は、上記学習用データ入力部により入力し欠損値を上記学習用欠損値補完部により補完された香り嗜好スコアデータから上記複数の学習用説明変数を生成し、
    上記モデル構築部は、上記学習用データ入力部により入力し欠損値を上記学習用欠損値再補完部により再補完された学習用の上記香り嗜好スコアデータおよび上記学習用変数再生成部により再生成された上記複数の学習用説明変数の両方またはいずれか一方と、上記学習用データ入力部により入力された上記パーソナリティデータとを用いて、上記学習モデルを構築することを特徴とする請求項2に記載の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  6. 上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記香り嗜好スコアデータについて、少なくとも1つの香りに関する香り嗜好スコアデータが欠損している場合に、存在する他の香り嗜好スコアデータから、欠損している香りの香り嗜好スコアデータを推定して補完する予測用欠損値補完部を更に備え、
    上記予測用変数生成部は、上記予測用データ入力部により入力し欠損値を上記予測用欠損値補完部により補完された香り嗜好スコアデータから上記複数の予測用説明変数を生成し、
    上記パーソナリティ予測部は、上記予測用データ入力部により入力し欠損値を上記予測用欠損値補完部により補完された香り嗜好スコアデータおよび上記予測用変数生成部により生成された上記複数の予測用説明変数の両方またはいずれか一方を、上記モデル構築部により構築された上記学習モデルに適用することにより、上記予測対象者のパーソナリティを予測することを特徴とする請求項2または4に記載の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  7. 上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記香り嗜好スコアデータについて、少なくとも1つの香りに関する香り嗜好スコアデータが欠損している場合に、存在する他の香り嗜好スコアデータから、欠損している香りの香り嗜好スコアデータを推定して補完する予測用欠損値補完部と、
    上記予測対象者分類部による分類の実施後に、上記予測用欠損値補完部により補完されていた香り嗜好スコアデータを削除し、上記予測対象者分類部により上記予測対象者が割り当てられた分類について、存在する他の香り嗜好スコアデータから、上記欠損している香りの香り嗜好スコアデータを推定して再補完する予測用欠損値再補完部と、
    上記予測対象者分類部による分類の実施後に、上記予測用欠損値再補完部により再補完された香り嗜好スコアデータから上記予測用変数生成部により生成されていた予測用説明変数を削除し、上記予測対象者分類部により上記予測対象者が割り当てられた分類について、上記予測用データ入力部により入力し欠損値を上記予測用欠損値再補完部により再補完された香り嗜好スコアデータから上記複数の予測用説明変数を再生成する予測用変数再生成部とを更に備え、
    上記予測用変数生成部は、上記予測用データ入力部により入力し欠損値を上記予測用欠損値補完部により補完された香り嗜好スコアデータから上記複数の予測用説明変数を生成し、
    上記パーソナリティ予測部は、上記予測用データ入力部により入力し欠損値を上記予測用欠損値再補完部により再補完された香り嗜好スコアデータおよび上記予測用変数再生成部により再生成された上記複数の予測用説明変数の両方またはいずれか一方を、上記モデル構築部により分類ごとに構築された上記学習モデルのうち、上記予測対象者分類部により上記予測対象者が割り当てられた分類に対応する学習モデルに適用することにより、上記予測対象者のパーソナリティを予測することを特徴とする請求項3または5に記載の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  8. 複数の学習対象者ごとに、複数の香りについてそれぞれ複数段階で定義される個人的な嗜好の程度を示す香り嗜好スコアデータ、および、所定の心理検査による結果として検出される個人の複数のパーソナリティを示すパーソナリティデータを、それぞれ学習用データとして入力する学習用データ入力部と、
    上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記香り嗜好スコアデータおよび上記パーソナリティデータを用いて、上記パーソナリティデータを含む説明変数から上記香り嗜好スコアデータを導くための学習モデルを構築するモデル構築部と、
    予測対象者について、上記パーソナリティデータを予測用データとして入力する予測用データ入力部と、
    上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記パーソナリティデータを、上記モデル構築部により構築された上記学習モデルに適用することにより、上記予測対象者の香り嗜好を予測する香り嗜好予測部とを備えたことを特徴とする嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  9. 上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記パーソナリティデータから複数の学習用説明変数を生成する学習用変数生成部と、
    上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記パーソナリティデータから複数の予測用説明変数を生成する予測用変数生成部とを更に備え、
    上記モデル構築部は、上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記パーソナリティデータおよび上記学習用変数生成部により生成された上記複数の学習用説明変数の両方またはいずれか一方と、上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記香り嗜好スコアデータとを用いて、上記学習モデルを構築し、
    上記香り嗜好予測部は、上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記パーソナリティデータおよび上記予測用変数生成部により生成された上記複数の予測用説明変数の両方またはいずれか一方を、上記モデル構築部により構築された上記学習モデルに適用することにより、上記予測対象者の香り嗜好を予測することを特徴とする請求項8に記載の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  10. 上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記パーソナリティデータから複数の学習用説明変数を生成する学習用変数生成部と、
    上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記パーソナリティデータおよび上記学習用変数生成部により生成された上記複数の学習用説明変数の両方またはいずれか一方を用いて、上記複数の学習対象者の分類を行う学習対象者分類部と、
    上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記パーソナリティデータから複数の予測用説明変数を生成する予測用変数生成部と、
    上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記パーソナリティデータおよび上記予測用変数生成部により生成された上記複数の予測用説明変数の両方またはいずれか一方を用いて、上記予測対象者の分類を行う予測対象者分類部とを更に備え、
    上記モデル構築部は、上記学習対象者分類部により作成された分類ごとに上記学習モデルを構築し、
    上記香り嗜好予測部は、上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記パーソナリティデータおよび上記予測用変数生成部により生成された上記複数の予測用説明変数の両方またはいずれか一方を、上記モデル構築部により分類ごとに構築された上記学習モデルのうち、上記予測対象者分類部により上記予測対象者が割り当てられた分類に対応する学習モデルに適用することにより、上記予測対象者の香り嗜好を予測することを特徴とする請求項9に記載の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  11. 上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記パーソナリティデータについて、少なくとも1つのパーソナリティに関するパーソナリティデータが欠損している場合に、存在する他のパーソナリティデータから、欠損しているパーソナリティのパーソナリティデータを推定して補完する学習用欠損値補完部を更に備え、
    上記学習用変数生成部は、上記学習用データ入力部により入力し欠損値を上記学習用欠損値補完部により補完されたパーソナリティデータから上記複数の学習用説明変数を生成し、
    上記モデル構築部は、上記学習用データ入力部により入力し欠損値を上記学習用欠損値補完部により補完された学習用の上記パーソナリティデータ、および、上記学習用変数生成部により再生成された上記複数の学習用説明変数の両方またはいずれか一方と、上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記香り嗜好スコアデータとを用いて、上記学習モデルを構築することを特徴とする請求項9に記載の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  12. 上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記パーソナリティデータについて、少なくとも1つのパーソナリティに関するパーソナリティデータが欠損している場合に、存在する他のパーソナリティデータから、欠損しているパーソナリティのパーソナリティデータを推定して補完する学習用欠損値補完部と、
    上記学習対象者分類部による分類の実施後に、上記学習用欠損値補完部により補完されていたパーソナリティデータを削除し、上記学習対象者分類部により作成された分類ごとに、存在する他のパーソナリティデータから、上記欠損しているパーソナリティのパーソナリティデータを推定して再補完する学習用欠損値再補完部と、
    上記学習対象者分類部による分類の実施後に、上記学習用欠損値再補完部により再補完されたパーソナリティデータから上記学習用変数生成部により生成されていた学習用説明変数を削除し、上記学習対象者分類部により作成された分類ごとに、上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記パーソナリティデータおよび上記学習用欠損値再補完部により再補完されたパーソナリティデータから上記複数の学習用説明変数を再生成する学習用変数再生成部とを更に備え、
    上記学習用変数生成部は、上記学習用データ入力部により入力し欠損値を上記学習用欠損値補完部により補完されたパーソナリティデータから上記複数の学習用説明変数を生成し、
    上記モデル構築部は、上記学習用データ入力部により入力し欠損値を上記学習用欠損値再補完部により再補完された学習用の上記パーソナリティデータおよび上記学習用変数再生成部により再生成された上記複数の学習用説明変数の両方またはいずれか一方と、上記学習用データ入力部により入力された学習用の上記香り嗜好スコアデータとを用いて、上記学習モデルを構築することを特徴とする請求項10に記載の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  13. 上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記パーソナリティデータについて、少なくとも1つのパーソナリティに関するパーソナリティデータが欠損している場合に、存在する他のパーソナリティデータから、欠損しているパーソナリティのパーソナリティデータを推定して補完する予測用欠損値補完部を更に備え、
    上記予測用変数生成部は、上記予測用データ入力部により入力し欠損値を上記予測用欠損値補完部により補完されたパーソナリティデータから上記複数の予測用説明変数を生成し、
    上記香り嗜好予測部は、上記予測用データ入力部により入力し欠損値を上記予測用欠損値補完部により補完されたパーソナリティデータおよび上記予測用変数生成部により生成された上記複数の予測用説明変数の両方またはいずれか一方を、上記モデル構築部により構築された上記学習モデルに適用することにより、上記予測対象者の香り嗜好を予測することを特徴とする請求項9または11に記載の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
  14. 上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記パーソナリティデータについて、少なくとも1つのパーソナリティに関するパーソナリティデータが欠損している場合に、存在する他のパーソナリティデータから、欠損しているパーソナリティのパーソナリティデータを推定して補完する予測用欠損値補完部と、
    上記予測対象者分類部による分類の実施後に、上記予測用欠損値補完部により補完されていたパーソナリティデータを削除し、上記予測対象者分類部により上記予測対象者が割り当てられた分類について、存在する他のパーソナリティデータから、上記欠損しているパーソナリティのパーソナリティデータを推定して再補完する予測用欠損値再補完部と、
    上記予測対象者分類部による分類の実施後に、上記予測用欠損値再補完部により再補完されたパーソナリティデータから上記予測用変数生成部により生成されていた予測用説明変数を削除し、上記予測対象者分類部により上記予測対象者が割り当てられた分類について、上記予測用データ入力部により入力された予測用の上記パーソナリティデータおよび上記予測用欠損値再補完部により再補完されたパーソナリティデータから上記複数の予測用説明変数を再生成する予測用変数再生成部とを更に備え、
    上記予測用変数生成部は、上記予測用データ入力部により入力し欠損値を上記予測用欠損値補完部により補完されたパーソナリティデータから上記複数の予測用説明変数を生成し、
    上記香り嗜好予測部は、上記予測用データ入力部により入力し欠損値を上記予測用欠損値再補完部により再補完されたパーソナリティデータおよび上記予測用変数再生成部により再生成された上記複数の予測用説明変数の両方またはいずれか一方を、上記モデル構築部により分類ごとに構築された上記学習モデルのうち、上記予測対象者分類部により上記予測対象者が割り当てられた分類に対応する学習モデルに適用することにより、予測対象者の香り嗜好予測部を予測することを特徴とする請求項10または12に記載の嗅覚嗜好とパーソナリティとの関係性解析装置。
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