JP2002333581A - 顕微鏡対物レンズ転換装置 - Google Patents

顕微鏡対物レンズ転換装置

Info

Publication number
JP2002333581A
JP2002333581A JP2001140993A JP2001140993A JP2002333581A JP 2002333581 A JP2002333581 A JP 2002333581A JP 2001140993 A JP2001140993 A JP 2001140993A JP 2001140993 A JP2001140993 A JP 2001140993A JP 2002333581 A JP2002333581 A JP 2002333581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
center
screw
adjusting
adjustment
objective lens
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001140993A
Other languages
English (en)
Inventor
Makio Ueno
牧男 上野
Naoto Yoshida
直人 吉田
Keiichi Iizuka
啓一 飯塚
Yukio Nonoda
幸雄 野々田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001140993A priority Critical patent/JP2002333581A/ja
Publication of JP2002333581A publication Critical patent/JP2002333581A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Microscoopes, Condenser (AREA)
  • Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 対物レンズの心調整が容易で、調整の際に同
焦ずれが生じず、調整の作業性が良く、転換時の衝撃に
て心ずれが生じず、しかも対物レンズ数の増加と小型化
を可能にする。 【解決手段】 固定部材1に対し回転自在に設けられた
回動部材2の回転軸を中心にした同心円上における光軸
に直交する平面上に複数の心調整部材6を移動自在に配
置し、一方、回動部材2の外周側に心調整部材を中心方
向に心調整する中央調整ビス7を設け、この中央調整ビ
ス7に平行して両側方に心調整部材6を側方に心調整す
る側方調整ビス8を設け、前記中央調整ビス7と側方調
整ビス8とを交互に進退動させることにより心調整部材
6の心調整を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の対物レンズ
を切り替えて観察する顕微鏡対物レンズ転換装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来は、対物レンズ転換装置により複数
の対物レンズを切り替えて観察する顕微鏡において、偏
光向観察のように対物レンズの偏心を厳密に押さえなけ
ればならない場合は、対物ンズ転換装置における心調整
部材を固定する複数の取り付けネジのうちいくつか、あ
るいは全てを個別に調整してレンズの心を所定の位置に
調整することが公知である。
【0003】そしてこの対物ンズ転換装置は、図2に示
すように回動部材31が押え環32と複数のボール33
とにより固定部材34に回動自在に保持され、回動部材
31には複数カ所に対物レンズ取付けネジ31aが設け
られ、これと同数のクリックボール35が回動部材31
の外周に接着固定されており、一方、固定部材34側に
はクリックバネ36がビス37により固定されている。
【0004】クリックボール35はクリックバネ36に
て係止されたときに、対応する対物レンズ取付けネジ3
1aの中心が観察光軸上にあるように設定されてる。ま
た回動部材31の外周には回転操作をしやすくするため
に外周にローレット形状が形成された回し環38がねじ
込みにて固定されており、更に、固定部材34にはアリ
部材39がビス40にて固定され、アリ部材39に設け
られた長アリにより顕微鏡本体に取付け固定されるよう
になっている。
【0005】そしてこの構成のレンズ転換装置は、回動
部材31の回転操作により対物レンズ取付けネジ31a
にねじ込みにて取り付けられた対物レンズのうち、任意
の対物レンズを顕微鏡の光軸位置に転換することができ
るものである。
【0006】次に、図3(a)(b)(c)に基づいて
回動部材31に心出し機構が設けられた従来のレンズ転
換装置の例1について説明する。なお前記従来の例と同
様な構成部分には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0007】この例においては、回動部材31にビス4
3にて固定された保持部材42により心調整部材41が
光軸に直交する平面上を移動自在に保持され、一方、こ
の心調整部材41は外周上に等配されたバネ44aを内
蔵する押圧部材44と2本の調整ネジ45により位置が
決められており、調整ネジ45を工具にて進退動させる
ことにより心調整部材41の心調整が可能となるもので
ある。
【0008】また心調整部材41の外周に配置された押
圧部材44と調整ネジ45とにより押圧される面は反重
力方向に反り上がった傾斜面になっており、この光軸に
直交する方向から押圧することにより心調整部材11の
移動が可能になると同時に、心調整部材11が傾斜面に
より重力方向に押圧され保持部材42に当て付けられて
同焦の変化が防止される。これにより対物レンズ57の
偏心を補正することが可能となる。
【0009】次に、特開平11−237558号公報に
開示された心出し機構を有する対物レンズ転換装置に関
する従来の例2及び例3について説明する。なお、前記
従来の例と同様な構成部分には同一符号を付してその説
明を省略する。
【0010】例2の対物レンズ転換装置は、図4に示す
ように回動部材31に対して心調整部材51が円周上概
ね3等分の位置に配置されたコマ52を介してビス53
により押圧保持されているものである。そして保持部相
互間は傾斜面になっており、心調整部材51は斜面を介
してコマ52に押圧されつつ光軸に直交する平面上を移
動して位置決めされると同時に、傾斜面を介して反重力
方向に押圧して締め付け固定される。即ち、3本のビス
53の締め付け加減にて心調整部材51の心調整が可能
となるものである。
【0011】例3の対物レンズ転換装置は、図5に示す
ように前記例2において3カ所等配に配置されたコマ5
2のうち回動部材31の中心側に位置する1カ所をバネ
56に替えて保持するものであり、バネ56はビス54
により回動部材31の中心に固定された保持部材55の
外周と心調整部材51外周の傾斜面との間に介装されて
いる。
【0012】この場合は、心調整部材51の外周を3等
配にした1カ所をバネ56にて押圧し、このバネ56に
対向する他の2カ所をコマ52にて押圧することにより
バネ56の付勢に抗して2本のビス53の締め付け加減
にて対物レンズの心調整をするものであり、前記例1よ
り心調整の作業性が向上する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の例1及び3の場合は心調整部材51の外周を保持し
ている3カ所のうち1カ所が押圧部材44又は保持部材
55に介装されたバネの圧力にて押圧固定されているの
で他の2カ所だけを前記バネの付勢に対向して押圧し調
整するだけで心調整が可能となり調整作業が容易である
ものの、この構成では対物レンズ転換時の衝撃により心
がずれる恐れがある。また、回動部材31の回転中心側
に押圧部材44が配置されているために心調整機構自身
の小型化が困難であるという問題がある。
【0014】一方、従来例2の場合は、バネを介した押
圧部材が中心側に設けられていないので心調整機構の小
型化が可能になるが、心調整部材51を従来例3と同様
に円周上3カ所にて反重力方向に当て付けているため
に、心調整の際にコマ52を止めているビス53を緩め
ると同焦が一時的にづれるので微調整には向かない。ま
た工具を差し込む方向が対物レンズの光軸方向であり、
この方向は対物レンズや標本、ステージ上面等にて非常
に狭い空間になっているので作業性が悪いという問題が
ある。
【0015】よって本発明は、前記従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、対物レンズの心調整の際に、対
物レンズ転換装置の回動部材外周方向より調整が可能で
あり、かつ調整の際に同焦ずれが生じず、調整の作業性
が良く、調整後に転換時の衝撃にて心ずれが生じず、し
かも心調整機構の小型化と対物レンズ数の増加が可能で
あり、多様化する検鏡に対応することができる顕微鏡対
物レンズ転換装置の提供を目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の顕微鏡対物レンズ転換装置に係る請求項1
の発明は、顕微鏡本体に取り付けられる固定部材と、該
固定部材の観察光軸上に回転自在に設けられた回動部材
と、該回動部材の同心円上にて対物レンズの光軸に直交
する平面上に移動自在に配置された複数の心調整部材
と、前記回動部材の外周側からその中心に向かって進退
動しつつ該心調整部材を中心方向に心調整する中央調整
ビスと、該中央調整ビスの両側方から平行して進退動し
つつ該心調整部材を側方に心調整する側方調整ビスとを
備えたことを特徴とするものである。
【0017】請求項2の発明は、前記中央調整ビスがネ
ジ軸の先端に球面押圧部を形成して成り、該球面押圧部
が当接する前記心調整部材の外周部分に傾斜受圧面を形
成し、該球面押圧部にて該傾斜受圧面を押圧することに
より該心調整部材を中心方向に心調整すると同時に該心
調整部材を光軸に直交する平面上に当て付けることを特
徴とする請求項1記載の顕微鏡対物レンズ転換装置であ
る。
【0018】請求項3の発明は、前記側方調整ビスが頭
付ネジから成り、前記回動部材の中心線対象の両側方に
該側方調整ビスのネジ部を挿通する貫通穴を設けると共
に頭部を当接させる座面を設け、更に前記心調整部材側
に該側方調整ビスが螺合しうるネジ穴を設けて、該側方
調整ビスを該回動部材の外周側から挿通し、該心調整部
材のネジ穴に螺合させ、左右の該側方調整ビスを交互に
進退動することにより該心調整部材を側方に心調整する
ことを特徴とする請求項1記載の顕微鏡対物レンズ転換
装置である。
【0019】本請求項1から3に係る発明によれば、側
方調整ビスを緩め、中央調整ビスの球面押圧部を心調整
部材側の傾斜面に当てつつ進退動させることにより心調
整部材を中心方向に心調整することが可能となり、また
中央調整ビスを心調整部材の傾斜面に当てつつ2カ所の
側方調整ビスを交互に進退動させることにより心調整部
材が球面押圧部を支点として回動するので左右方向の心
調整が可能となる。これにより心調整部材を光軸に直交
する2次元方向における所定の位置に心調整することが
可能となる。
【0020】また、心調整部材は中央調整ネジの球面押
圧部にて傾斜面が押圧されると同時に光軸方向(重力方
向)に当て付けられるので、心調整の際の同焦ずれが生
じない。更に、心調整後は3本のビス増し締めすること
により心調整部材を回動部材側に固定して確実に保持す
ることが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
用いて説明する。図1(a)は顕微鏡対物レンズ転換装
置の平面図、(b)は心調整部材近傍の詳細平面図、
(c)は(b)の断面図、(d)は心調整部材の部分拡
大一部断面図である。
【0022】本発明の顕微鏡対物レンズ転換装置は、顕
微鏡本体に取付られる固定部材1の面に対して、図1に
示すように回動部材2が押え環4と複数のボール3とに
より回動自在に保持され、更に回動部材2の回転軸を中
心にした円周上において対物レンズの観察光軸9に直交
する平面上に複数の対物レンズ心調整部材6が移動自在
に配置されている。そして回動部材2の外周近傍におけ
る上面には前記心調整部材と同数のクリックボール5が
接着固定され、固定部材1側にはボール5に対応して図
示しないクリックバネが固定されている。
【0023】また、心調整部材6の回動部材2に対する
取付け構造としては、図1(b)及び(c)に示すよう
に回動部材2の回転軸を中心にした円周上に移動自在に
設けられた心調整部材6に対して心調整をすると同時に
固定するために中央調整ビス7が回動部材2の中心線7
b上における外周側に設けられ、中央調整ビス7の両側
方における中心線対象の2カ所に平行して側方調整ビス
8が設けられている。そして、中央調整ビス7はネジ軸
の先端に球面押圧部7aが設けられ、側方調整ビス8は
頭付ネジから成っている。
【0024】一方、回動部材2側には、中心線7b上の
外周側に中央調整ビス7が螺合するネジ穴7cが螺設さ
れ、ネジ穴7cに平行した両側方の中心線対象位置に側
方調整ビス8が挿通する貫通穴8aと側方調整ビス8の
頭部座面を当接させる座ぐり面8bが設けられている。
【0025】また、心調整部材6は円筒部6aとフラン
ジ部6bとから成り、図(c)に示すようにフランジ部
6bの外周における前記中央調整ビス7の球面押圧部7
aが当接する部分にV溝状の受圧傾斜面6cが設けられ
ており、受圧傾斜面6cは球面押圧部7aにて押圧され
たときに心調整部材6が重力方向に押圧される方向に傾
斜している。また心調整部材6の円周上における中心線
7b対象位置の2カ所に側方調整ビス8が螺合するネジ
穴6dが設けられている。
【0026】次に、この構成の顕微鏡対物レンズ転換装
置の組立、及び作用について説明する。
【0027】組立については、先ず固定部材1に回動部
材2を組み合わせて複数のボール3を所定位置に配置
し、その上方から押え環4を螺着する。更に回動部材2
側の外周の固定部材1側にクリックボール5を接着固定
し、固定部材1側にクリックボール5に対応して図示し
ないクリックバネを固定する。
【0028】次に回動部材2に複数の心調整部材6を装
着し、回動部材の外周側から中央調整ビス7を螺合し、
中央調整ビス7の両側方の貫通穴8aそれぞれに側方調
整ビス8を挿入してその先端を心調整部材6側のネジ穴
6dに螺合させ、組立を完了する。
【0029】次に作用については、心調整部材6が回動
部材2に対してフランジ部6bを介して重力方向に対す
る抜け止めされた状態となっており、この状態にて先ず
中央調整ビス7を前進させて先端の球面押圧部7aを心
調整部材6のフランジ6b側の傾斜面6cに当接させ、
心調整部材6を中心方向に心調整する。
【0030】次に2本の側方調整ビス8を交互に進退さ
せて心調整部材6を側方に心調整する。なおこの調整に
おいては、2本の側方調整ビス8の一方を緩めて他方を
前進させることにより心調整部材6が緩められた側に移
動するので、3本の調整ビス7,8,8を交互に調整し
ながらその締め加減にて心調整部材6を所定の位置に移
動させる。
【0031】このようにして心調整が完了した後は、3
本の調整ビス7,8,8を増し締めして心調整部材を固
定する。これにより心調整部材6は中央調整ビス7にて
傾斜面6cを介して重力方向に押圧された状態となり、
光軸9に直交する方向の面に対して確実に保持される。
【0032】以上述べた本発明の目的を達成するために
は、回動部材2と中央調整ビス7に嵌合部を設けてネジ
部のガタを軽減することにより心調整作業を更に容易に
することができる。
【0033】また、中央調整ビス7の先端に形成した球
面押圧部7aをネジ部と切り離して別体にし、例えばネ
ジの軸心に、球面押圧部7aを先端に形成した軸部を回
転自在に嵌合させるなどにより球面押圧部7aがネジ部
の回転に無関係となり、心調整部材2側の傾斜面と球面
押圧部7a相互間の摩擦による連れ回りを軽減すること
ができるので調整を更に容易にすることが可能となる。
【0034】
【発明の効果】請求項1、2又は3に係る発明によれ
ば、回動部材の中心線上における外周側に中央調整ビス
を設け、更にその両側方に平行して側方調整ビスを設
け、中央調整ビスと側方向調整ビスとを交互に進退動さ
せることにより心調整の操作が容易になり調整の作業性
が向上する。
【0035】また中央調整ビスの先端が当接する心調整
部材側に傾斜面を設けて傾斜面を押圧することにより心
調整部材が光軸に直交する平面上に当て付けられ、心調
整時に同焦ずれが生じなくなる。これにより像がぼけな
いように微調整することが可能となると共に強力にかつ
確実に保持することができ、しかも対物レンズ転換時の
衝撃による心ずれを防止することが可能となる。
【0036】更に、心調整を回動部材の外周側から行な
う構成にしたことにより、回動部材の中心側には押圧部
材等を設ける必要がなくなり、対物レンズ数を増加する
ことができると共に小型化が可能となる。
【0037】請求項2に係る発明によれば、ネジ軸から
成る中央調整ビスの先端に球面押圧部を形成して心調整
部材側に形成した傾斜受圧面を押圧することにより、心
調整部材を中心方向に心調整することができると同時に
心調整部材を光軸に直交する平面上に当て付けて保持す
ることが可能となる。
【0038】請求項3に係る発明によれば、中央調整ビ
スの両側方における対象位置に頭付ネジから成る側方調
整ビスを設けてその先端部を心調整部材側に螺合させる
ことにより、側方調整ビスを交互に進退動させ、心調整
部材を引き上げ又は押し下げする操作を繰り返して側方
に心調整することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施の形態に係る顕微鏡対物レンズ転
換装置の平面図である。(b)は実施の形態に係る心調
整部材近傍の部分詳細平面図である。(c)は実施の形
態に係る(b)の断面図である。(d)は心調整部材の
部分拡大平面図である。
【図2】従来技術の顕微鏡対物レンズ転換装置の断面図
である。
【図3】従来技術の顕微鏡対物レンズ転換装置の断面図
及び平面図である。
【図4】従来技術の顕微鏡対物レンズ転換装置の断面図
及び平面図である。
【図5】従来技術の顕微鏡対物レンズ転換装置の断面図
及び平面図である。
【符号の説明】
1 固定部材 2 回動部材 3 ボール 4 押え環 5 クリックボール 6 心調整部材 7 中央調整部材 8 側方調整部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯塚 啓一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 野々田 幸雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H043 AB03 AB07 AB10 AB15 AB30 AB37 2H044 AC01 HC01 2H052 AD33 AD36 2H087 KA09 LA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕微鏡本体に取り付けられる固定部材
    と、該固定部材の観察光軸の同軸上に回転自在に設けら
    れた回動部材とを有する対物レンズ転換装置において、
    該回動部材の同心円上にて観察光軸に直交する平面上に
    移動自在に配置された複数の心調整部材と、前記回動部
    材の外周側からその中心に向かって進退動しつつ該心調
    整部材を中心方向に心調整する中央調整ビスと、該中央
    調整ビスの両側方から平行して進退動しつつ該心調整部
    材を側方に心調整する側方調整ビスとを備えたことを特
    徴とする顕微鏡対物レンズ転換装置。
  2. 【請求項2】 前記中央調整ビスがネジ軸の先端に球面
    押圧部を形成して成り、該球面押圧部が当接する前記心
    調整部材の外周部分に傾斜受圧面を形成し、該球面押圧
    部にて該傾斜受圧面を押圧することにより該心調整部材
    を中心方向に心調整すると同時に該心調整部材を光軸に
    直交する平面上に当て付けることを特徴とする請求項1
    記載の顕微鏡対物レンズ転換装置。
  3. 【請求項3】 前記側方調整ビスが頭付ネジから成り、
    前記回動部材の中心線対象の両側方に該側方調整ビスの
    ネジ部を挿通する貫通穴を設けると共に頭部を当接させ
    る座面を設け、更に前記心調整部材側に該側方調整ビス
    が螺合しうるネジ穴を設けて、該側方調整ビスを該回動
    部材の外周側から挿通し、該心調整部材のネジ穴に螺合
    させ、左右の該側方調整ビスを交互に進退動することに
    より該心調整部材を側方に心調整することを特徴とする
    請求1記載の顕微鏡対物レンズ転換装置。
JP2001140993A 2001-05-11 2001-05-11 顕微鏡対物レンズ転換装置 Withdrawn JP2002333581A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001140993A JP2002333581A (ja) 2001-05-11 2001-05-11 顕微鏡対物レンズ転換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001140993A JP2002333581A (ja) 2001-05-11 2001-05-11 顕微鏡対物レンズ転換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002333581A true JP2002333581A (ja) 2002-11-22

Family

ID=18987508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001140993A Withdrawn JP2002333581A (ja) 2001-05-11 2001-05-11 顕微鏡対物レンズ転換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002333581A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006126344A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Mitsutoyo Corp 顕微鏡の安全装置及びそれを装備した顕微鏡
CN110456496A (zh) * 2019-07-11 2019-11-15 亳州职业技术学院 一种可调式显微镜

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006126344A (ja) * 2004-10-27 2006-05-18 Mitsutoyo Corp 顕微鏡の安全装置及びそれを装備した顕微鏡
JP4721688B2 (ja) * 2004-10-27 2011-07-13 株式会社ミツトヨ 顕微鏡の安全装置及びそれを装備した顕微鏡
CN110456496A (zh) * 2019-07-11 2019-11-15 亳州职业技术学院 一种可调式显微镜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007310067A (ja) 芯出し機構
KR20100093282A (ko) 카메라 렌즈 모듈의 렌즈 조립체 정렬 장치
US6204979B1 (en) Lens assembly and eccentricity adjustment apparatus thereof
KR100509372B1 (ko) 렌즈의 핀트 및 해상력 조정이 가능한 렌즈 배럴어셈블리를 구비한 줌 카메라
US8125722B2 (en) Lens device
JP2000066076A (ja) レンズ鏡筒
JP2002333581A (ja) 顕微鏡対物レンズ転換装置
JP2011095617A (ja) レンズ装置
JP2006039480A (ja) レンズ駆動装置
JP2007133089A (ja) レンズ鏡筒
JP2010169938A (ja) レンズ鏡筒及び光学機器
US5898526A (en) Lens barrel comprising an ultrasonic motor
JP2007298864A (ja) 光軸シフト調整機構付き撮像レンズ
JP3535969B2 (ja) レボルバの調心機構
JP2006153943A (ja) 対物レンズ調整機構
JP2009020429A (ja) 光学ユニット、それを備えたレンズ鏡筒および光学ユニットの製造方法
JP2007127445A (ja) エタロン装置及びその製造方法
JPH08257782A (ja) レーザ加工機
JPH07104163A (ja) レンズ鏡筒の取付調整方法
JP2004354519A (ja) 撮像装置および撮像装置の焦点調整装置
JP2004053750A (ja) ソフトフォーカスレンズ鏡筒
JP2020194027A (ja) レンズ装置および撮像装置
JPH1172683A (ja) 光学素子駆動装置および光学機器
JP2000015525A (ja) 放電加工機用電極ホルダ
JP2013122485A (ja) レンズ鏡筒およびレンズユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080805