JPH1172683A - 光学素子駆動装置および光学機器 - Google Patents

光学素子駆動装置および光学機器

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JPH1172683A
JPH1172683A JP23385597A JP23385597A JPH1172683A JP H1172683 A JPH1172683 A JP H1172683A JP 23385597 A JP23385597 A JP 23385597A JP 23385597 A JP23385597 A JP 23385597A JP H1172683 A JPH1172683 A JP H1172683A
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JP
Japan
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optical axis
axis direction
cam
lens
optical
Prior art date
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Pending
Application number
JP23385597A
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English (en)
Inventor
Hidetomo Tanaka
田中  秀知
Masae Miyagawa
正衛 宮川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH1172683A publication Critical patent/JPH1172683A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鏡筒の外周にレンズ駆動用のカム環を設ける
と、鏡筒径が大きくなる。 【解決手段】 光学素子1を保持して光軸方向に移動可
能な保持部材2と、光軸回りで回転して保持部材を光軸
方向に駆動する回転部材6とを有した光学素子駆動装置
において、保持部材の光軸方向端面にカム形状部2aを
形成し、回転部材の光軸方向突起部10aをカム形状部
に当接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ等の光学素
子を光軸方向に駆動する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レンズを光軸方向に駆動してピント調整
等を行えるようにしたレンズ鏡筒としては、図2に示す
ようなものがある。この図において、101はレンズ群
であり、102はレンズ群101を保持するレンズ保持
枠(保持部材)である。
【0003】103はレンズ保持枠102に形成された
ガイド部102bに嵌合して、このレンズ保持枠102
を光軸方向にガイドするガイドバーであり、104はレ
ンズ保持枠102がガイドバー103を中心に回転する
ことを防止するUバーである。
【0004】105はガイドバー103およびUバー1
04の光軸方向前端(対物側端部)を保持するととも
に、レンズ保持枠102、ガイドバー103、Uバー1
04を収容する固定鏡筒であり、106は固定鏡筒10
5の後端部に取り付けられ、ガイドバー103およびU
バー104の後端部(撮像面側端部)を保持する後部鏡
筒である。
【0005】107は、固定鏡筒105の外周に回転可
能に取り付けられたカム環(回転部材)であり、このカ
ム環107にはカム溝部107aが形成されている。こ
のカム溝部107aには、レンズ保持枠2に取り付けら
れたカムフォロワー102aが嵌合している。112は
固定鏡筒105に対するカム環107の光軸方向位置を
調整する調整リングである。
【0006】108はガイドバー103上に取り付けら
れ、レンズ保持枠102(ガイド部102a)を光軸方
向後方に付勢して、カム溝部102aの後端面とカムフ
ォロワー102aとを圧接させるバネである。
【0007】なお、111は後部鏡筒106の後端内側
に配置されたCCD等の撮像素子である。
【0008】このように構成されたレンズ鏡筒におい
て、カム環107に設けられたアーム部107bを介し
てカム環107を回転させると、カムフォロワー102
aはカム溝部107aに対して摺動しながら光軸方向駆
動力を受けるため、レンズ保持枠102を光軸方向に移
動させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
レンズ鏡筒におけるカム環107の外径は、ガイド部1
02bを含むレンズ保持枠102の外径よりも大きいた
め、これがレンズ鏡筒の径方向の小型化を図る上で障害
となっている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、本発明では、光学素子を保持して光軸方向に移動可
能な保持部材と、光軸回りで回転して保持部材を光軸方
向に駆動する回転部材とを有した光学素子駆動装置にお
いて、保持部材の光軸方向端面にカム形状部を形成し、
回転部材の光軸方向突起部をカム形状部に当接させるよ
うにしている。すなわち、上記のような構成を採ること
により、回転部材の外径を、保持部材の外径以下(さら
には、回転部材の外周部を保持部材を光軸方向にガイド
するガイド部材よりも光軸径方向内側)に設定すること
ができるようにして、レンズ鏡筒等の径方向の小型化を
図っている。
【0011】なお、上記発明において、回転部材の本体
部に上記光軸方向突起部を構成するピン形状部材を取り
付ける等して、上記光軸方向突起部の突出長さを変更可
能とすることにより、保持部材および光学素子の光軸方
向位置調整を簡単に行えるようにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)図1には、本発明の第1実施形態であ
るレンズ駆動装置およびこれを備えたレンズ鏡筒を示し
ている。同図において、1はレンズ群であり、2はレン
ズ群1を保持するレンズ保持枠(請求の範囲にいう保持
部材)である。
【0013】3はレンズ保持枠2に形成されたガイド部
2bに嵌合して、このレンズ保持枠2を光軸方向にガイ
ドするガイドバーであり、4はレンズ保持枠2がガイド
バー3を中心に回転することを防止するUバーである。
【0014】5はガイドバー3およびUバー4の光軸方
向前端(対物側端部)を保持するとともに、レンズ保持
枠2、ガイドバー3、Uバー4および後述する回転リン
グ(請求の範囲にいう回転部材)7を収容する固定鏡筒
であり、6は固定鏡筒5の後端部に取り付けられ、ガイ
ドバー3およびUバー4の後端部(撮像面側端部)を保
持する後部鏡筒である。
【0015】回転リング7は、後部鏡筒6に形成された
円筒状の回転保持部6aの外周に回転可能に嵌合してい
る。回転リング7の内周部には、回転保持部6aの外周
前端部に形成された環状突起6bの後端面に当接する環
状突起7aが形成されている。9は回転保持部6a上に
取り付けられ、回転リング7を前方に付勢して上記環状
突起7a,6b同士を圧接させるバネである。
【0016】なお、11は後部鏡筒6の回転保持部6a
の後端内側に配置されたCCD等の撮像素子である。
【0017】レンズ保持枠2の後端面におけるガイド部
2bとレンズ群1との間、すなわちガイドバー3よりも
光軸径方向内側には、カム形状部2aが形成されてい
る。このカム形状部2aは、光軸方向後方に面するカム
面を有している。
【0018】一方、回転リング7の環状本体部には、光
軸方向後方から前方に向かってピン部材10がネジ挿入
されている。ピン部材10の先端部(請求の範囲にいう
光軸方向突起部)10aは回転リング7の前端面から前
方に突出している。8はガイドバー3上に取り付けら
れ、レンズ保持枠2(ガイド部2a)を光軸方向後方に
付勢して、カム形状部2a(カム面)とピン部材10の
先端部(請求の範囲にいう光軸方向突起部)10aとを
圧接させるバネである。なお、バネ8の付勢力は、バネ
9の付勢力よりも小さく設定されており、これにより、
レンズ保持枠2は光軸方向基準面となる後部鏡筒6の環
状突起6bの後端面に対してガタなく位置決めされる。
【0019】また、回転リング7には、その環状本体部
から径方向に延び、固定鏡筒5に形成された溝部5aか
ら外部に突出するアーム部7bが形成されている。この
アーム部7bを介して鏡筒外部から回転リング7を回転
させることができる。
【0020】このように構成されたレンズ鏡筒におい
て、回転リング7を回転させると、ピン部材10の先端
部10aがカム形状部2aのカム面に対して摺動するた
め、カム面の光軸方向変位に応じてレンズ保持枠2を光
軸方向に進退させることができる。
【0021】このように、本実施形態では、図2に示し
た従来のレンズ鏡筒におけるカム環107およびカムフ
ォロワー102aに相当するカム形状部2aおよびピン
部材10が取り付けられた回転リング7が、従来のレン
ズ鏡筒においてデッドスペースになっていたレンズ保持
枠2のガイド部2a(つまりはガイドバー3)と後部鏡
筒の円筒部(回転保持部6a)との間のスペースに配置
されている。しかも、回転リング7の本体部の外径は、
ガイド部2bを含むレンズ保持枠2の最大外径以下にな
っている。このため、従来のレンズ鏡筒に比べて、固定
鏡筒5の外径を増加させる必要がなく、しかも固定鏡筒
の外周にカム環を設けなくて済む分、レンズ鏡筒の径方
向の小型化を図ることができる。
【0022】また、本実施形態では、ピン部材10をヘ
ッド部10bに係合するドライバー等の工具を用いて回
転させれば、先端部10aの回転リング7の前端面から
の突出長さを変えて、レンズ保持枠2の光軸方向位置を
調整することができ、レンズ群1のフランジバック調整
を簡単に行うことができる。
【0023】なお、本実施形態では、レンズを駆動する
装置およびレンズ鏡筒について説明したが、本発明は、
レンズ以外の光学素子を駆動する装置やかけらその他の
光学機器にも適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
保持部材の光軸方向端面に形成したカム形状部に回転部
材の光軸方向突起部を当接させる構成を採っているた
め、従来保持部材の外径よりも大きかった回転部材の外
径を保持部材の外径以下に設定することができ、レンズ
鏡筒等の径方向の小型化を図ることができる。
【0025】また、上記発明において、カム形状部に当
接する光軸方向突起部の突出長さを変更可能とすれば、
保持部材および光学素子の光軸方向位置調整を簡単に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるレンズ駆動装置お
よびレンズ鏡筒の断面図である。
【図2】従来のレンズ駆動装置およびレンズ鏡筒の断面
図である。
【符号の説明】
1,101・・レンズ群 2,102・・レンズ保持枠 3,103・・ガイドバー 4,104・・Uバー 5,105・・固定鏡筒 6,106・・後部鏡筒 7・・回転リング 8,9,108・・バネ 1O・・ピン部材 11,111・・撮像素子 102・・調整リング 107・・カム環

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学素子を保持して光軸方向に移動可能
    な保持部材と、光軸回りで回転して前記保持部材を光軸
    方向に駆動する回転部材とを有した光学素子駆動装置に
    おいて、 前記保持部材の光軸方向端面にカム形状部を形成し、前
    記回転部材の光軸方向突起部を前記カム形状部に当接さ
    せたことを特徴とする光学素子保持装置。
  2. 【請求項2】 前記回転部材の外径が、前記保持部材の
    外径以下であることを特徴とする請求項1に記載の光学
    素子駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記保持部材を光軸方向にガイドするガ
    イド部材を有しており、 前記回転部材の外周部が、前記ガイド部材よりも光軸径
    方向内側に位置することを特徴とする請求項2に記載の
    光学素子駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記光軸方向突起部の突出長さが変更可
    能であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載の光学素子駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記光軸方向突起部が、前記回転部材の
    本体部に突出長さを変更可能に取り付けられたピン形状
    部材であることを特徴とする請求項4に記載の光学素子
    駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の光学
    素子駆動装置を備えたことを特徴とする光学機器。
JP23385597A 1997-08-29 1997-08-29 光学素子駆動装置および光学機器 Pending JPH1172683A (ja)

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JP (1) JPH1172683A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002350701A (ja) * 2001-05-28 2002-12-04 Sony Corp 撮像レンズ装置
JP2010039403A (ja) * 2008-08-08 2010-02-18 Nikon Corp レンズ鏡筒および撮像装置
JP2010276852A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Nikon Corp レンズ鏡筒および撮像装置
US8265471B2 (en) 2009-07-24 2012-09-11 Panasonic Corporation Lens barrel and imaging device

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