JP2002333332A - ハイブリッド処理方法及び装置、ナビゲーションシステム並びにコンピュータプログラム - Google Patents

ハイブリッド処理方法及び装置、ナビゲーションシステム並びにコンピュータプログラム

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JP2002333332A
JP2002333332A JP2001137805A JP2001137805A JP2002333332A JP 2002333332 A JP2002333332 A JP 2002333332A JP 2001137805 A JP2001137805 A JP 2001137805A JP 2001137805 A JP2001137805 A JP 2001137805A JP 2002333332 A JP2002333332 A JP 2002333332A
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self
positioning data
gps
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Hiroyuki Suda
裕之 須田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 GPS測位と自立測位とを組み合わせたハイ
ブリッド処理方法において、ナビゲーションシステムの
起動直後を含めた起動後に、比較的高精度で測位可能と
する。 【解決手段】 GPS受信器からのGPS測位データと
自立測位装置からの自立測位データとに基づいて移動体
の現在位置を示す現在位置データを出力するハイブリッ
ド処理装置は、自立測位データにおける予測誤差が所定
閾値を超えたか否かの判定を行い、所定閾値を超えない
と判定された場合に、GPS測位データに自立測位デー
タを組み合わせて現在位置を算出する。他方、所定閾値
を超えたと判定された場合に、GPS測位データに自立
測位データを組み合わせることなく現在位置を算出す
る。そして、算出された前記現在位置を、現在位置デー
タとして出力するように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS(Global Po
sitioning System)衛星からの受信電波に基づき移動体
の現在位置を測位するGPS測位方法及び装置と、ジャ
イロセンサ、車速センサ等を用いた自立測位方法及び装
置とを組み合わせたハイブリッド処理方法及び装置、そ
のようなハイブリッド処理装置を含むナビゲーションシ
ステム、並びにコンピュータをそのようなハイブリッド
処理装置として機能させるコンピュータプログラムの技
術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車、航空機、船舶等の移動体の
ナビゲーションシステムでは、GPS測位と、ジャイロ
センサ、車速センサ等を用いた自立測位とを何らかの形
で組み合わせた各種のハイブリッド処理が行われること
が一般化している。
【0003】例えば、特開平10−307036号公報
には、GPS測位データに基づいて、自立測位データた
る、進行方位データ、走行距離データ、加速度データ等に
対して補正を行なう技術が開示されている。
【0004】更に、GPS測位では、例えば1秒おきに
独立して現在位置を算出するので、位置フィルタ、カル
マンフィルタ等を用いて次回、即ち第n+1回目に算出
されるであろう現在位置を、今回、即ち第n回目に算出
された現在位置を基準として予測し、実際に第n+1回
目に算出された現在位置に対してこの予測位置に基づく
補正を行なうことにより、より精度の高い補正済み現在
位置を算出する技術も開発されている。
【0005】ところで、GPS衛星からの電波は、特に
高層ビル等の巨大建造物等の付近では、GPS受信器に
直接届く経路の他に、巨大建造物等の表面で一度或いは
複数回反射してからGPS受信器に届く別の経路を有す
ることがある。このように同一GPS衛星から同時に複
数の電波経路を介して電波が受信される現象をマルチパ
スという。そして、このようなマルチパスが発生する
と、GPS測位精度は低下する。即ち、GPS測位に
は、マルチパスの発生により測位精度が低下するという
短所がある。 他方、上述したジャイロセンサ等の自立センサでは、電
源投入時における起動ドリフトが大きい。そして、例え
ばジャイロセンサにおける起動ドリフトが生じると、角
度がずれて計算される。従って、ジャイロセンサ等の仕
様上では、起動後の10分間或いは15分間などの所定
時間には、その出力は誤差が大きくなるとされている。
よって、この起動後の所定時間内では、自立センサの出
力をGPS測位に反映させると、かえってGPS測位の
精度が悪化することが懸念される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、起動後
の10分や15分の間に、前述のマルチパスの発生等に
より、GPS測位精度が低下すると、GPS測位データ
に基づくハイブリッドによる測位精度も、そのまま低下
してしまうという問題点がある。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、ナビゲーションシステムの起動直後を含めた起動
後に、比較的高精度で測位可能なハイブリッド処理方法
及び装置、そのようなハイブリッド処理装置を備えたナ
ビゲーションシステム、並びにコンピュータをそのよう
なハイブリッド処理装置として機能させるためのコンピ
ュータプログラムを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のハイブリッド処
理方法は上記課題を解決するために、GPS測位手段か
らのGPS測位データと自立測位手段からの自立測位デ
ータとに基づいて前記GPS測位手段及び前記自立測位
手段が搭載された移動体の現在位置を示す現在位置デー
タを出力するハイブリッド処理方法であって、前記自立
測位データにおける予測誤差が所定閾値を超えたか否か
の判定を行う判定工程と、前記予測誤差が前記所定閾値
を超えないと判定された場合に、前記GPS測位データ
に前記自立測位データを組み合わせて前記現在位置を算
出する第1算出工程と、前記予測誤差が前記所定閾値を
超えたと判定された場合に、前記GPS測位データに前
記自立測位データを組み合わせることなく前記GPS測
位データから前記現在位置を算出する第2算出工程と、
前記第1又は第2算出工程で算出された前記現在位置
を、前記移動体の現在位置を示す現在位置データとして
出力する出力工程とを備える。
【0009】本発明のハイブリッド処理方法によれば、
判定工程により、自立測位データにおける予測誤差が所
定閾値を超えたか否かの判定が行われる。このような予
測誤差は、自立測位手段が計算して自立測位データと共
に出力するように構成してもよいし、自立測位手段から
出力された自立測位データに基づいて計算してもよい。
また、所定閾値は、例えば実験的、経験的又は理論的に
若しくはシミュレーション等により各自立測位手段の仕
様等に応じて個別具体的に決定されるものであり、固定
値でもよいし、実際の動作条件に応じて可変値でもよ
い。そして、この判定工程で予測誤差が所定閾値を超え
ないと判定された場合には、第1算出工程により、GP
S測位データに自立測位データを組み合わせて現在位置
が算出される。即ち、当該ナビゲーションシステムの起
動直後を含めた起動後であっても、予測誤差がある程度
小さければ、自立測位データにおける起動ドリフトは相
対的に軽微であるので、当該自立測位データをGPS測
位データに組み合わせると、起動ドリフトにより測位精
度を低下させる作用よりも、GPS測位データにおける
マルチパス等の影響による精度低下を自立測位データに
より低減する作用の方が優勢となる。そこで、この場合
には、第1算出工程によりGPS測位データに自立測位
データを組み合わせて補正済みの現在位置を算出するこ
とで、マルチパス等によるGPS測位精度の低下に起因
する最終的に出力される現在位置における精度低下を効
果的に阻止できる。 他方、判定工程で予測誤差が所定閾値を超えたと判定さ
れた場合には、第2算出工程により、GPS測位データ
に自立測位データを組み合わせることなく、GPS測位
データから現在位置が算出される。即ち、当該ナビゲー
ションシステムの起動直後を含めた起動後に予測誤差が
ある程度大きければ、自立測位データにおける起動ドリ
フトは相対的に大きいものと考えられる。よって、仮に
当該自立測位データをGPS測位データに組み合わせる
と、GPS測位データにおけるマルチパス等の影響によ
る精度低下を自立測位データにより低減する作用より
も、自立測位データにおける起動ドリフトにより測位精
度を低下させる作用の方が優勢となる。そこで、この場
合には、第2算出工程でGPS測位データのみから現在
位置を算出することで、起動ドリフトによる自立測位精
度の低下に起因する最終的に出力される現在位置におけ
る精度低下を効果的に阻止できる。 以上の結果、ナビゲーションシステムの起動直後を含め
た起動後にも、当該ハイブリッド処理により比較的高精
度で測位可能となる。
【0010】本発明のハイブリッド処理方法の一態様で
は、前記予測誤差を示す予測誤差データが前記自立測位
手段から出力され、前記判定工程は、前記予測誤差デー
タに基づいて前記判定を行う。
【0011】この態様によれば、例えば自立測位結果に
対する補正の緊急度の目安として、或いはマップマッチ
ングの対象範囲を決めるためなどに伝統的に用いられて
いる予測誤差データを出力する、ジャイロセンサの内部
マイコンにおけるソフトウエア処理と同一又は類似のソ
フトウエア処理等により、予測誤差データが自立測位手
段からリアルタイムで出力される。この結果、判定工程
における当該予測誤差データに基づく判定は、自立測位
手段からリアルタイムで出力される予測誤差データに基
づいて、比較的容易に行える。 或いは本発明のハイブリッド処理方法の他の態様では、
前記自立測位データに基づいて、前記予測誤差を計算す
る予測誤差計算工程を更に備える。
【0012】この態様によれば、自立測位手段が予測誤
差データを出力する機能を備えていなくても、予測誤差
計算工程により、自立測位手段からの自立測位データ等
に基づいて予測誤差を計算できる。そして、このように
計算した予測誤差を用いれば、判定工程における判定を
比較的簡単且つ確実に行える。
【0013】本発明のハイブリッド処理方法の他の態様
では、前記第1算出工程は、前記GPS測位手段により
第n(但し、nは自然数)回目に出力された前記GPS
測位データから第n番目の測位位置を算出し、該第n番
目の測位位置を基準にして前記自立測位データに応じて
第n+1番目の測位位置を予測位置として予測し、前記
GPS測位手段により第n+1回目に出力された前記G
PS測位データから第n+1番目の測位位置を算出し、
更に該第n+1番目の測位位置に対して前記予測位置に
基づく補正を行って第n+1番目の補正済み測位位置を
前記現在位置として算出し、前記第2算出工程は、前記
GPS測位手段により第n回目に出力された前記GPS
測位データから第n番目の測位位置を算出し、該第n番
目の測位位置を基準にして前記GPS測位データに応じ
て第n+1番目の測位位置を予測位置として予測し、前
記GPS測位手段により第n+1回目に出力された前記
GPS測位データから第n+1番目の測位位置を算出
し、更に該第n+1番目の測位位置に対して前記予測位
置に基づく補正を行って第n+1番目の補正済み測位位
置を前記現在位置として算出する。
【0014】この態様によれば、判定工程により予測誤
差が所定閾値を超えていなければ、第1算出工程では、
第n回目(即ち前回)に出力されたGPS測位データか
ら第n番目の測位位置が算出される。次に、該第n番目
の測位位置を基準にして、ジャイロセンサ、車速センサ
等の自立測位データに応じて第n+1番目の測位位置が
予測位置として予測される。この予測は、例えば公知の
カルマンフィルタ或いは位置フィルタ等により行なわれ
る。続いて、第n+1回目(即ち今回)に出力されたG
PS測位データから第n+1番目の測位位置が算出され
る。更に該第n+1番目の測位位置に対して、上記カル
マンフィルタ等を用いて予測した予測位置に基づく補正
が行われて、第n+1番目の補正済み測位位置が現在位
置として算出される。
【0015】他方、判定工程により予測誤差が所定閾値
を超えていれば、第2算出工程では、第n回目(即ち前
回)に出力されたGPS測位データから第n番目の測位
位置が算出される。次に、該第n番目の測位位置を基準
にしてGPS測位データ(例えば、第n回目或いは第n
−1回目、第n−2回目、…に出力され且つメモリ等に
格納されたGPS測位データ)に応じて第n+1番目の
測位位置が予測位置として予測される。この予測は、例
えば公知のカルマンフィルタ等により行なわれる。続い
て、第n+1回目(即ち今回)に出力されたGPS測位
データから第n+1番目の測位位置が算出される。更
に、該第n+1番目の測位位置に対して、上記カルマン
フィルタ等を用いて予測した予測位置に基づく補正が行
われて、第n+1番目の補正済み測位位置が現在位置と
して算出される。
【0016】以上の結果、この態様によれば、自立測位デ
ータにおける予測誤差が小さければ、予測位置を予測す
る際にこの自立測位データを用い、自立測位データにお
ける予測誤差が大きければ、予測位置を予測する際にG
PS測位データを用いることにより、ナビゲーションシ
ステムの起動直後を含めた起動後にも、当該ハイブリッ
ド処理により比較的高精度で測位可能となる。
【0017】本発明のハイブリッド処理方法の他の態様
では、前記判定工程は、前記自立測位センサの電源投入
時から所定時間経過前には前記判定を行うと共に前記所
定時間経過後には前記判定を行わず、前記判定が行われ
ない場合、前記第1算出工程により前記現在位置を算出
する。
【0018】この態様によれば、自立測位センサの電源
投入時から所定時間経過前であれば、判定工程による判
定が行われる。即ち、起動ドリフトによる誤差が大なり
小なり発生し得る状況では、判定工程を行うようにす
る。更に、所定時間経過後であれば、判定手段による判
定は行われず、第1算出工程により現在位置が算出され
る。即ち、起動ドリフトによる誤差が発生しない状況で
は、判定工程を行なわないようにし、更に第1算出工程
により、自立測位データをGPS測位データに組み合わ
せて現在位置が算出される。
【0019】本発明のハイブリッド処理装置は上記課題
を解決するために、GPS測位手段からのGPS測位デ
ータと自立測位手段からの自立測位データとに基づいて
前記GPS測位手段及び前記自立測位手段が搭載された
移動体の現在位置を示す現在位置データを出力するハイ
ブリッド処理装置であって、前記自立測位データにおけ
る予測誤差が所定閾値を超えたか否かの判定を行う判定
手段と、前記予測誤差が前記所定閾値を超えないと判定
された場合に、前記GPS測位データに前記自立測位デ
ータを組み合わせて前記現在位置を算出する第1算出手
段と、前記予測誤差が前記所定閾値を超えたと判定され
た場合に、前記GPS測位データに前記自立測位データ
を組み合わせることなく前記GPS測位データから前記
現在位置を算出する第2算出手段と、前記第1又は第2
算出手段で算出された前記現在位置を、前記移動体の現
在位置を示す現在位置データとして出力する出力手段と
を備える。
【0020】本発明のハイブリッド処理装置によれば、
判定手段により、自立測位データにおける予測誤差が所
定閾値を超えたか否かの判定が行われる。そして、この
判定手段で予測誤差が所定閾値を超えないと判定された
場合には、第1算出手段により、GPS測位データに自
立測位データを組み合わせて現在位置が算出される。即
ち、この場合には、第1算出手段によりGPS測位デー
タに自立測位データを組み合わせて補正済みの現在位置
を算出することで、マルチパス等によるGPS測位精度
の低下に起因する最終的に出力される現在位置における
精度低下を効果的に阻止できる。他方、判定手段で予測
誤差が所定閾値を超えたと判定された場合には、第2算
出手段により、GPS測位データに自立測位データを組
み合わせることなく、GPS測位データから現在位置が
算出される。即ち、この場合には、第2算出手段でGP
S測位データのみから現在位置を算出することで、起動
ドリフトによる自立測位精度の低下に起因する最終的に
出力される現在位置における精度低下を効果的に阻止で
きる。以上の結果、ナビゲーションシステムの起動直後
を含めた起動後にも、当該ハイブリッド処理により比較
的高精度で測位可能となる。
【0021】本発明のハイブリッド処理装置の一態様で
は、前記予測誤差を示す予測誤差データが前記自立測位
手段から出力され、前記判定手段は、前記予測誤差デー
タに基づいて前記判定を行う。
【0022】この態様によれば、例えばジャイロセンサ
の内部マイコンにおけるソフトウエア処理と同一又は類
似のソフトウエア処理等により、予測誤差データが自立
測位手段からリアルタイムで出力される。この結果、判
定手段における当該予測誤差データに基づく判定は、比
較的容易に行える。或いは本発明のハイブリッド処理装
置の他の態様では、前記自立測位データに基づいて、前
記予測誤差を計算する予測誤差計算手段を更に備える。
【0023】この態様によれば、自立測位手段が予測誤
差データを出力する機能を備えていなくても、予測誤差
計算手段により、自立測位手段からの自立測位データ等
に基づいて予測誤差を計算できる。そして、このように
計算した予測誤差を用いれば、判定手段における判定を
比較的簡単且つ確実に行える。
【0024】本発明のハイブリッド処理装置の他の態様
では、前記第1算出手段は、前記GPS測位手段により
第n(但し、nは自然数)回目に出力された前記GPS
測位データから第n番目の測位位置を算出し、該第n番
目の測位位置を基準にして前記自立測位データに応じて
第n+1番目の測位位置を予測位置として予測し、前記
GPS測位手段により第n+1回目に出力された前記G
PS測位データから第n+1番目の測位位置を算出し、
更に該第n+1番目の測位位置に対して前記予測位置に
基づく補正を行って第n+1番目の補正済み測位位置を
前記現在位置として算出し、前記第2算出手段は、前記
GPS測位手段により第n回目に出力された前記GPS
測位データから第n番目の測位位置を算出し、該第n番
目の測位位置を基準にして前記GPS測位データに応じ
て第n+1番目の測位位置を予測位置として予測し、前
記GPS測位手段により第n+1回目に出力された前記
GPS測位データから第n+1番目の測位位置を算出
し、更に該第n+1番目の測位位置に対して前記予測位
置に基づく補正を行って第n+1番目の補正済み測位位
置を前記現在位置として算出する。
【0025】この態様によれば、判定手段により予測誤
差が所定閾値を超えていなければ、第1算出手段では、
第n回目(即ち前回)に出力されたGPS測位データか
ら第n番目の測位位置が算出される。次に、該第n番目
の測位位置を基準にして、ジャイロセンサ、車速センサ
等の自立測位データに応じて第n+1番目の測位位置が
予測位置として予測される。続いて、第n+1回目(即
ち今回)に出力されたGPS測位データから第n+1番
目の測位位置が算出される。更に該第n+1番目の測位
位置に対して、予測位置に基づく補正が行われて、第n
+1番目の補正済み測位位置が現在位置として算出され
る。
【0026】他方、判定手段により予測誤差が所定閾値
を超えていれば、第2算出手段では、第n回目(即ち前
回)に出力されたGPS測位データから第n番目の測位
位置が算出される。次に、該第n番目の測位位置を基準
にしてGPS測位データに応じて第n+1番目の測位位
置が予測位置として予測される。続いて、第n+1回目
(即ち今回)に出力されたGPS測位データから第n+
1番目の測位位置が算出される。更に、該第n+1番目
の測位位置に対して、予測位置に基づく補正が行われ
て、第n+1番目の補正済み測位位置が現在位置として
算出される。
【0027】以上の結果、この態様によれば、自立測位デ
ータにおける予測誤差が小さければ、予測位置を予測す
る際にこの自立測位データを用い、自立測位データにお
ける予測誤差が大きければ、予測位置を予測する際にG
PS測位データを用いることにより、ナビゲーションシ
ステムの起動直後を含めた起動後にも、当該ハイブリッ
ド処理により比較的高精度で測位可能となる。
【0028】本発明のハイブリッド処理装置の他の態様
では、前記判定手段は、前記自立測位センサの電源投入
時から所定時間経過前には前記判定を行うと共に前記所
定時間経過後には前記判定を行わず、前記判定が行われ
ない場合、前記第1算出手段により前記現在位置を算出
する。
【0029】この態様によれば、自立測位センサの電源
投入時から所定時間経過前であれば、判定手段による判
定が行われる。即ち、起動ドリフトによる誤差が大なり
小なり発生し得る状況では、判定手段を行うようにす
る。更に、所定時間経過後であれば、判定手段による判
定は行われず、第1算出手段により現在位置が算出され
る。即ち、起動ドリフトによる誤差が発生しない状況で
は、判定手段を行なわないようにし、更に第1算出手段
により、自立測位データをGPS測位データに組み合わ
せて現在位置が算出される。
【0030】本発明のナビゲーションシステムは、上述
した本発明のハイブリッド処理装置(但し、その各種態
様を含む)と、前記自立測位手段及び前記GPS測位手
段と、前記出力手段から出力された現在位置データを所
定フォーマットで地図データ上に表示する表示手段とを
備える。
【0031】本発明のナビゲーションシステムによれ
ば、自立測位手段から自立測位データが出力され、GPS
測位手段からGPS測位データが出力される。すると、
上述した本発明のハイブリッド処理装置により、これら
のデータが、自立測位データにおける予測誤差の大小に
応じて適宜組み合わされて、現在位置データが出力され
る。そして、この現在位置データは、表示手段により、所
定フォーマットで地図データ上に表示される。従って、
ナビゲーションシステムの起動直後を含めた起動後に
も、高精度の現在位置データを地図上に表示できる。
【0032】本発明のコンピュータプログラムは上記課
題を解決するために、コンピュータを、上述した本発明の
ハイブリッド処理装置(但し、その各種態様も含む)と
して機能させる。
【0033】本発明のコンピュータプログラムによれ
ば、当該コンピュータプログラムを格納するCD−RO
M(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−RO
M(DVD Read Only Memory)等の記録媒体から、当該
コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実
行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを通信
手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実
行させれば、上述した本発明のハイブリッド処理装置を
比較的簡単に実現できる。またこのようなコンピュータ
プログラムをナビゲーションに必要なアプリケーション
プログラムや地図等の他のデータと共にセンタ装置から
送信することも可能である。
【0034】本発明のこのような作用及び他の利得は次
に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0036】(第1実施形態)先ず、第1実施形態の車
載用ナビゲーションシステムについて図1から図3を参
照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態の車載
用ナビゲーションシステムのブロック図である。図2
は、マルチパスを示す図式的概念図である。図3は、第
1実施形態におけるハイブリッド処理動作を示すフロー
チャートである。
【0037】図1に示すように、本実施形態の車載用ナ
ビゲーションシステムは、自立測位装置10、GPS受
信器18、システムコントローラ20、CD−ROMド
ライブ31、DVD−ROMドライブ32、表示ユニッ
ト40、音声出力ユニット50及び入力装置60を備え
て構成されている。
【0038】自立測位装置10は、加速度センサ11、
角速度センサ12及び速度センサ13を含んで構成され
ている。加速度センサ11は、例えば圧電素子からな
り、車両の加速度を検出し、加速度データを出力する。
角速度センサ2は、例えば振動ジャイロからなり、車両
の方向変換時における車両の角速度を検出し、角速度デ
ータ及び相対方位データを出力する。
【0039】速度センサ13は、機械的、磁気的又は光
学的に車両の車軸の回転を検出し、車軸における所定角
度の回転毎に、パルス信号たる車速パルスを発生す車速
センサからなる。
【0040】GPS受信器18は、緯度及び経度情報等
から車両の絶対的な位置を検出するために用いられるべ
き複数のGPS衛星からの測位用のデータを含む下り回
線データを搬送する電波19を受信する部分である。
【0041】システムコントローラ20は、インタフェ
ース21、CPU(Central Processing Unit)22、
ROM(Read Only Memory)23及びRAM(Random A
ccessMemory)24を含んでおり、ナビゲーション装置
全体の制御を行うように構成されている。
【0042】インタフェース21は、加速度センサ1
1、角速度センサ12及び速度センサ13並びにGPS
受信器18とのインタフェース動作を行う。そして、こ
れらから、車速パルスの他、加速度データ、相対方位デ
ータ、角速度データ、GPS測位データ、絶対方位デー
タ等をシステムコントローラ20に入力する。CPU2
2は、システムコントローラ20全体を制御する。RO
M23は、システムコントローラ4を制御する制御プロ
グラム等が格納された図示しない不揮発性メモリ等を有
する。RAM24は、入力装置10を介して使用者によ
り予め設定された経路データ等の各種データを読み出し
可能に格納したり、CPU22に対してワーキングエリ
アを提供したりする。
【0043】システムコントローラ20、CD−ROM
ドライブ31、DVD−ROMドライブ32、表示ユニ
ット40、音声出力ユニット50及び入力装置60は、
バスライン30を介して相互に接続されている。
【0044】CD−ROMドライブ31及びDVD−R
OMドライブ32は、システムコントローラ20の制御
の下、CD33及びDVD34から夫々、車線数、道幅
等を含む道路データ等の各種データ及び後述の各実施形
態に対応する制御プログラムを読み出し、出力する。
尚、CD−ROMドライブ31及びDVD−ROMドラ
イブ32は、いずれか一方だけ設けてもよいし、CD及
びDVDコンパチブルのドライブを設けてもよい。
【0045】表示ユニット40は、システムコントロー
ラ20の制御の下、各種表示データを表示する。表示ユ
ニット40は、バスライン30を介してCPU22から
送られる制御データに基づいて表示ユニット40全体の
制御を行うグラフィックコントローラ41と、VRAM
(Video RAM )等のメモリからなり即時表示可能な画像
情報を一時的に記憶するバッファメモリ42と、グラフ
ィックコントローラ41から出力される画像データに基
づいて、液晶、CRT(Cathode Ray Tube)等のディス
プレイ44を表示制御する表示制御部43と、ディスプ
レイ44とを備えて構成されている。ディスプレイ44
は、例えば対角5〜10インチ程度の液晶表示装置等か
らなり、車内のフロントパネル付近に装着される。
【0046】音声出力ユニット50は、システムコント
ローラ20の制御の下、CD−ROMドライブ31又は
DVD−ROM32、若しくはRAM24等からバスラ
イン30を介して送られる音声ディジタルデータのD/
A(Digital to Analog)変換を行うD/Aコンバータ
51と、D/Aコンバータ51から出力される音声アナ
ログ信号を増幅する増幅器(AMP)52と、増幅され
た音声アナログ信号を音声に変換して車内に出力するス
ピーカ53とを備えて構成されている。
【0047】入力装置60は、各種コマンドやデータを
入力するための、キー、スイッチ、ボタン、リモコン等
から構成されている。入力装置16は、車内に搭載され
た当該車載用ナビゲーションシステムの本体のフロント
パネルやディスプレイ44の周囲に配置される。
【0048】ここで、本実施形態において、GPS測位
における精度低下をもたらすマルチパスについて、図2
を参照して説明を加える。
【0049】図2に示すように、GPS衛星200iか
らの電波19は、特に高層ビル等の建造物300aの付
近では、GPS受信器18に直接届く経路を通る直接波
19aの他に、建造物300aの表面で一度或いは複数
回反射してからGPS受信器18に届く別の経路を通る
反射波19bを有することがある。このように同一GP
S衛星200iから同時に複数の電波経路を介して直接
波19a及び反射波19bが受信される、即ちマルチパ
スが発生すると、直接波19a及び反射波19bが車両
118に搭載されたGPS受信器18の到達するのに要
する時間に誤差が発生し、これに基づく擬似距離riに
誤差が発生する。そして、マルチパスが発生すると、一
般に直接波19aに基づく擬似距離と反射波19bに基
づく擬似距離とが不規則に交互に計測されるので、到達
時間や擬似距離riが短周期でばたつくことになり、G
PS測位精度が極端に低下してしまうのである。
【0050】従って、GPS測位データのみから現在位
置データを算出するのでは、図2に示したようなマルチ
パスが現在位置データに大きく悪影響を及ぼすことにな
る。そこで、GPS測位データに自立測位データを組み
合わせて現在位置データを算出する期間を長くすれば、
このようなマルチパスの悪影響を低減できるので、本実
施形態は以下に説明するように、自立測位装置10の装
置仕様上自立測位データの誤差が大きいとされている起
動ドリフトが発生している起動直後の一定期間(例え
ば、1分間、5分間、10分間、15分間など)内でも、こ
の自立測位データを有効利用して、GPS測位データに
おけるマルチパス等による悪影響を低減することによ
り、最終的に得られる現在位置データの精度を高めるよ
うに構成されている。しかも、自立測位データにおける
起動ドリフトが実際に大きいため、起動ドリフトによる
悪影響が大きい場合には、自立測位データを使用しない
ことにより、最終的に得られる現在位置データの精度を
高めるように構成されている。
【0051】即ち、図1において、本実施形態では、GP
S受信器18からのGPS測位データと自立測位装置1
0からの自立測位データとに基づいて、GPS受信器1
8及び自立測位装置10が搭載された車両の現在位置を
示す現在位置データを出力するハイブリッド処理装置の
一例がシステムコントローラ20から構成されている。
そして、選択的に現在位置を算出する第1及び第2算出
手段の一例と、これにより算出された現在位置を、車両
118の現在位置を示す現在位置データとして出力する
出力手段の一例がシステムコントローラ20から構成さ
れている。特に、予測誤差が所定閾値を超えないと判定
された場合に、GPS測位データに自立測位データを組
み合わせて現在位置を算出し、予測誤差が所定閾値を超
えたと判定された場合に、GPS測位データに自立測位
データを組み合わせることなくGPS測位データから現
在位置を算出するように構成されている。
【0052】本実施形態では、このようにシステムコン
トローラ20におけるハイブリッド処理に用いる予測誤
差を示す予測誤差データは、システムコントローラ20
内にソフトウエアにより予測誤差計算手段を論理的に構
築して、公知の自立測位装置におけるソフトウエア処理
と同様又は類似のソフトウエア処理を行うことにより、
自立測位装置10から出力される各種自立測位データの
少なくとも一つ(例えば、ジャイロセンサからなる角速
度センサ12からのセンサ出力データ)について、この
ような予測誤差データを算出するように構成してもよ
い。
【0053】尚、第1実施形態並びに後述する第2実施
形態におけるハイブリッド処理方法は、主として図1に
示したCPU22において実行されるものであり、車載
用ナビゲーションシステム全体を制御してナビゲーショ
ン動作を実行するメインナビゲーションプログラムの一
部として実行される。従って、メインナビゲーションプ
ログラム実行中は、常時各実施形態のフローチャートで
示される動作が実行されていることとなる。また、この
ようなコンピュータプログラムは、ROM23、CD−
ROM31又はDVD−ROM32に格納されていても
よく、モデム、携帯電話等の通信手段を介してRAM4
2等にダウンロードされてもよい。更にこれに代えて又
は加えて、ナビゲーションに必要な地図データ等をダウ
ンロードしてもよい。
【0054】次に、以上のように構成された第1実施形
態の車載用ナビゲーションシステムにおけるハイブリッ
ド処理方法について図3のフローチャートを参照して説
明する。
【0055】図3において先ず、ハイブリッド処理が開
始されると、自立測位装置10からインターフェース2
1を介して入力される予測誤差データに基づいて、ジャ
イロ出力等の自立測位データにおける予測誤差の値が、
所定の閾値より小さいか否かが判定される(ステップS
11)。このような閾値は、例えば実験的、経験的又は
理論的に若しくはシミュレーション等により加速度セン
サ11、角速度センサ12、速度センサ13の仕様に応
じて個別具体的に決定されるものであり、固定値として
もよいし、当該ナビゲーションシステムの実際の動作条
件に応じて可変値としてもよい。また、このような閾値
と予測誤差の値との比較は、デジタルデータ同士の比較
で行ってもよいし、アナログデータ同士或いは電圧同士
の比較で行ってもよい。
【0056】このステップS11における判定の結果、
予測誤差の値が、所定閾値より小さいと判定された場合
には(ステップS11:はい)、自立測位データの積算
値をGPS測位データの計算にフィードバックして、G
PS測位データに自立測位データを組み合わせること
で、現在位置が算出される。より具体的には例えば、第
n回目(即ち前回)に出力されたGPS測位データから
第n番目の測位位置が算出される。次に、該第n番目の
測位位置を基準にして、加速度11、角速度センサ12
及び車速センサ13の自立測位データに応じて第n+1
番目の測位位置が、位置フィルタ又はカルマンフィルタ
を用いて予測位置として予測される。続いて、第n+1
回目(即ち今回)に出力されたGPS測位データから第
n+1番目の測位位置が算出される。更に該第n+1番
目の測位位置に対して、上記位置フィルタ又はカルマン
フィルタを用いて予測した予測位置に基づく補正が行わ
れて、第n+1番目の補正済み測位位置が現在位置とし
て算出される(ステップS12)。
【0057】他方、ステップS11における判定の結果、
予測誤差の値が、所定閾値より小さくないと判定された
場合には(ステップS11:いいえ)、自立測位データ
の積算値をGPS測位データの計算にフィードバックす
ることまくGPS測位データのみから現在位置が算出さ
れる。より具体的には、第n回目(即ち前回)に出力さ
れたGPS測位データから第n番目の測位位置が算出さ
れる。次に、該第n番目の測位位置を基準にして、例え
ば第n回目或いは第n−1回目、第n−2回目、…に出
力され且つメモリ等に格納されたGPS測位データに応
じて第n+1番目の測位位置が、位置フィルタ又はカル
マンフィルタを用いて予測位置として予測される。続い
て、第n+1回目(即ち今回)に出力されたGPS測位
データから第n+1番目の測位位置が算出される。更
に、該第n+1番目の測位位置に対して、上記位置フィ
ルタ又はカルマンフィルタ等を用いて予測した予測位置
に基づく補正が行われて、第n+1番目の補正済み測位
位置が現在位置として算出される(ステップS13)。
【0058】そして、ナビゲーションシステムの起動直
後を含めた起動後にも、当該ハイブリッド処理により算
出された比較的高精度の車両118の現在位置座標が、
現在位置データとしてディスプレイ44(図1参照)で
表示地図上に表示される。
【0059】このように本実施形態では、当該ナビゲー
ションシステムの起動直後を含めた起動後であっても、
予測誤差がある程度小さければ、ステップS12により
自立測位データの積算値をGPS測位データの計算にフ
ィードバックして、GPS測位データに自立測位データ
を組み合わせることで、マルチパス等によるGPS測位
精度の低下に起因する最終的に出力される現在位置にお
ける精度低下を効果的に阻止できる。しかも、当該ナビ
ゲーションシステムの起動直後を含めた起動後に予測誤
差がある程度大きければ、ステップS13により自立測
位データの積算値をGPS測位データの計算にフィード
バックすることまくGPS測位データのみから現在位置
を算出することで、起動ドリフトによる自立測位精度の
低下に起因する最終的に出力される現在位置における精
度低下を効果的に阻止できる。以上の結果、第1実施形
態によれば、ナビゲーションシステムの起動直後を含め
た起動後にも、当該ハイブリッド処理により比較的高精
度で測位可能となる。
【0060】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について、図4を参照して説明する。ここに、図4
は、第2実施形態におけるハイブリッド処理方法のフロ
ーチャートである。尚、第2実施形態のハードウエア構
成は、図1に示した第1実施形態のものと同様である。
また図3と同様のステップには、同様のステップ番号を
付し、それらの説明は省略する。
【0061】第2実施形態では、自立測位データにおけ
る起動ドリフトが発生する電源投入時から所定時間経過
前には、自立測位データにおける予測誤差の値の大小を
判定するが、それ以降における起動ドリフトが終了して
いるときには、自立測位データにおける予測誤差の値の
大小を判定しないように構成されている。他の構成につ
いては上述した第1実施形態の場合と同様である。
【0062】即ち図4において、先ず、ジャイロからな
る角速度センサ12等の自立測位装置10の電源投入時
から所定時間経過前であるか否かがシステムコントロー
ラ20内の内蔵タイマー等を参照することにより、判定
される(ステップS20)。このようなジャイロ等の起
動ドリフトの終了に対応する所定時間は、例えば1分、5
分、10分、15分…であるが、実験的、経験的又は理
論的に若しくはシミュレーション等により、ジャイロか
らなる角速度センサ12、或いは加速度センサ11や速
度センサ13の仕様に応じて夫々、更には、GPS受信
器18の性能や当該ナビゲーションシステムで要求され
る測位精度等に応じて、個別具体的に決定されるもので
あり、固定値としてもよいし可変値としてもよい。
【0063】このステップS20における判定の結果、
ジャイロ等の起動ドリフトが終了していなければ(ステ
ップS20:いいえ)、ステップS11に進み、ジャイ
ロ等の起動ドリフトが終了していれば(ステップS2
0:はい)、ステップS12に進み、以降は上述した第
1実施形態と同様の処理が以下行われる。
【0064】従って第2実施形態によれば、ジャイロか
らなる角速度センサ12等の電源投入時から所定時間経
過前であれば、即ち、起動ドリフトによる誤差が大なり
小なり発生し得る状況では、ステップS11における判
定を行うようにする。更に、ジャイロからなる角速度セ
ンサ12等の電源投入時から所定時間経過後であれば、
即ち、起動ドリフトによる誤差が発生しない状況では、
ステップS11における判定を行なわないようにし、自
立測位データをGPS測位データに組み合わせて現在位
置が算出される。
【0065】以上の結果、第2実施形態によれば、ナビ
ゲーションシステムの起動直後を含めた起動後にも、当
該ハイブリッド処理により比較的高精度で測位可能とな
る。
【0066】以上説明した各実施形態は、車載用ナビゲ
ーション装置に係るものであるが、本発明のハイブリッ
ド処理方法及び装置は、これに限られるものではなく、航
空機、船舶等や、更にナビゲーション装置を携帯して移
動する人間、動物など、任意の移動体の現在位置を安定
に測位できるハイブリッド処理方法及び装置として適用
可能である。
【0067】本発明は、上述した実施形態に限られるも
のではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる
発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能で
あり、そのような変更を伴なうハイブリッド処理方法及
び装置、ナビゲーションシステム並びにコンピュータプ
ログラムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものであ
る。
【0068】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ナビゲーションシステムの起動直後を含めた起動
後に、比較的高精度で測位可能となり、高品位のナビゲ
ーションが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の車載用ナビゲーション
システムの構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態におけるマルチパスを示す図式的概念
図である。
【図3】第1実施形態におけるハイブリッド処理方法の
フローチャートである。
【図4】第2実施形態におけるハイブリッド処理方法の
フローチャートである。
【符号の説明】
10…自立測位装置 11…加速度センサ 12…角速度センサ 13…速度センサ 18…GPS測位装置 19…電波 20…システムコントローラ 21…インタフェース 22…CPU 23…ROM 24…RAM 30…バス 31…CD−ROMドライブ 32…DVD−ROMドライブ 40…表示ユニット 50…音声出力ユニット 60…入力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB02 HB22 HC08 HC13 HD03 HD29 2F029 AA02 AB01 AB07 AB09 AC14 AC18 5H180 BB13 FF04 FF05 FF07 FF22 FF25 FF27 FF33 5J062 AA05 BB01 BB02 BB03 CC07 FF04

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS測位手段からのGPS測位データ
    と自立測位手段からの自立測位データとに基づいて前記
    GPS測位手段及び前記自立測位手段が搭載された移動
    体の現在位置を示す現在位置データを出力するハイブリ
    ッド処理方法であって、前記自立測位データにおける予
    測誤差が所定閾値を超えたか否かの判定を行う判定工程
    と、前記予測誤差が前記所定閾値を超えないと判定され
    た場合に、前記GPS測位データに前記自立測位データ
    を組み合わせて前記現在位置を算出する第1算出工程
    と、前記予測誤差が前記所定閾値を超えたと判定された
    場合に、前記GPS測位データに前記自立測位データを
    組み合わせることなく前記GPS測位データから前記現
    在位置を算出する第2算出工程と、 前記第1又は第2算出工程で算出された前記現在位置
    を、前記移動体の現在位置を示す現在位置データとして
    出力する出力工程とを備えたことを特徴とするハイブリ
    ッド処理方法。
  2. 【請求項2】 前記予測誤差を示す予測誤差データが前
    記自立測位手段から出力され、 前記判定工程は、前記予測誤差データに基づいて前記判
    定を行うことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッ
    ド処理方法。
  3. 【請求項3】 前記自立測位データに基づいて、前記予
    測誤差を計算する予測誤差計算工程を更に備えたことを
    特徴とする請求項1に記載のハイブリッド処理方法。
  4. 【請求項4】 前記第1算出工程は、前記GPS測位手
    段により第n(但し、nは自然数)回目に出力された前
    記GPS測位データから第n番目の測位位置を算出し、
    該第n番目の測位位置を基準にして前記自立測位データ
    に応じて第n+1番目の測位位置を予測位置として予測
    し、前記GPS測位手段により第n+1回目に出力され
    た前記GPS測位データから第n+1番目の測位位置を
    算出し、更に該第n+1番目の測位位置に対して前記予
    測位置に基づく補正を行って第n+1番目の補正済み測
    位位置を前記現在位置として算出し、 前記第2算出工程は、前記GPS測位手段により第n回
    目に出力された前記GPS測位データから第n番目の測
    位位置を算出し、該第n番目の測位位置を基準にして前
    記GPS測位データに応じて第n+1番目の測位位置を
    予測位置として予測し、前記GPS測位手段により第n
    +1回目に出力された前記GPS測位データから第n+
    1番目の測位位置を算出し、更に該第n+1番目の測位
    位置に対して前記予測位置に基づく補正を行って第n+
    1番目の補正済み測位位置を前記現在位置として算出す
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記
    載のハイブリッド処理方法。
  5. 【請求項5】 前記判定工程は、前記自立測位センサの
    電源投入時から所定時間経過前には前記判定を行うと共
    に前記所定時間経過後には前記判定を行わず、 前記判定が行われない場合、前記第1算出工程により前
    記現在位置を算出することを特徴とする請求項1から4
    のいずれか一項に記載のハイブリッド処理方法。
  6. 【請求項6】 GPS測位手段からのGPS測位データ
    と自立測位手段からの自立測位データとに基づいて前記
    GPS測位手段及び前記自立測位手段が搭載された移動
    体の現在位置を示す現在位置データを出力するハイブリ
    ッド処理装置であって、前記自立測位データにおける予
    測誤差が所定閾値を超えたか否かの判定を行う判定手段
    と、前記予測誤差が前記所定閾値を超えないと判定され
    た場合に、前記GPS測位データに前記自立測位データ
    を組み合わせて前記現在位置を算出する第1算出手段
    と、前記予測誤差が前記所定閾値を超えたと判定された
    場合に、前記GPS測位データに前記自立測位データを
    組み合わせることなく前記GPS測位データから前記現
    在位置を算出する第2算出手段と、 前記第1又は第2算出手段で算出された前記現在位置
    を、前記移動体の現在位置を示す現在位置データとして
    出力する出力手段とを備えたことを特徴とするハイブリ
    ッド処理装置。
  7. 【請求項7】 前記予測誤差を示す予測誤差データが前
    記自立測位手段から出力され、 前記判定手段は、前記予測誤差データに基づいて前記判
    定を行うことを特徴とする請求項6に記載のハイブリッ
    ド処理装置。
  8. 【請求項8】 前記自立測位データに基づいて、前記予
    測誤差を計算する予測誤差計算手段を更に備えたことを
    特徴とする請求項6に記載のハイブリッド処理装置。
  9. 【請求項9】 前記第1算出手段は、前記GPS測位手
    段により第n(但し、nは自然数)回目に出力された前
    記GPS測位データから第n番目の測位位置を算出し、
    該第n番目の測位位置を基準にして前記自立測位データ
    に応じて第n+1番目の測位位置を予測位置として予測
    し、前記GPS測位手段により第n+1回目に出力され
    た前記GPS測位データから第n+1番目の測位位置を
    算出し、更に該第n+1番目の測位位置に対して前記予
    測位置に基づく補正を行って第n+1番目の補正済み測
    位位置を前記現在位置として算出し、 前記第2算出手段は、前記GPS測位手段により第n回
    目に出力された前記GPS測位データから第n番目の測
    位位置を算出し、該第n番目の測位位置を基準にして前
    記GPS測位データに応じて第n+1番目の測位位置を
    予測位置として予測し、前記GPS測位手段により第n
    +1回目に出力された前記GPS測位データから第n+
    1番目の測位位置を算出し、更に該第n+1番目の測位
    位置に対して前記予測位置に基づく補正を行って第n+
    1番目の補正済み測位位置を前記現在位置として算出す
    ることを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記
    載のハイブリッド処理装置。
  10. 【請求項10】 前記判定手段は、前記自立測位センサ
    の電源投入時から所定時間経過前には前記判定を行うと
    共に前記所定時間経過後には前記判定を行わず、 前記判定が行われない場合、前記第1算出手段により前
    記現在位置を算出することを特徴とする請求項6から9
    のいずれか一項に記載のハイブリッド処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項6から10のいずれか一項に記
    載のハイブリッド処理装置と、前記自立測位手段及び前
    記GPS測位手段と、前記出力手段から出力された現在
    位置データを所定フォーマットで地図データ上に表示す
    る表示手段とを備えたことを特徴とするナビゲーション
    システム。
  12. 【請求項12】 コンピュータを、請求項6から10の
    いずれか一項に記載のハイブリッド処理装置として機能
    させるコンピュータプログラム。
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