JP2002333174A - 気化式加湿装置及び空気調和装置 - Google Patents

気化式加湿装置及び空気調和装置

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JP2002333174A JP2001138606A JP2001138606A JP2002333174A JP 2002333174 A JP2002333174 A JP 2002333174A JP 2001138606 A JP2001138606 A JP 2001138606A JP 2001138606 A JP2001138606 A JP 2001138606A JP 2002333174 A JP2002333174 A JP 2002333174A
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humidifying
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Takuro Nishihara
卓郎 西原
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Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Air Conditioning Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 注水管から滴下される加湿水を、加湿フィル
タに均一に滴下させることができる気化式加湿器及び空
気調和装置を提供する。 【解決手段】 注水管46Bとこの注水管46Bから滴
下された加湿水を受ける加湿フィルタとを備えた加湿装
置において、上記注水管46Bの注水孔100の下部に
滴下帯101を垂下し、この滴下帯101を通じて加湿
フィルタに加湿水を滴下させる構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加湿フィルタを有
する気化式加湿器及び空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、熱交換器と気化式加湿器とを有
し、加湿運転を可能に構成した空気調和装置が知られて
いる。
【0003】この種のものでは、気化式加湿器が、注水
管とこの注水管から滴下された加湿水を受ける加湿フィ
ルタとを備え、この加湿フィルタに所定量の水を滴下
し、この加湿フィルタの濡れ性を適正に維持している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成では、注水管から滴下される加湿水が、加湿フィル
タに均一に滴下されず、加湿フィルタ全体の均一な濡れ
性を十分に確保することができないという問題がある。
そうなると、加湿性能が低下したり、無駄な加湿注水が
発生したりするという問題がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、注水管から滴下される加湿
水を、加湿フィルタに均一に滴下させることができる気
化式加湿器及び空気調和装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、注水管とこの注水管から滴下された加湿水を受ける
加湿フィルタとを備えた加湿装置において、上記注水管
の注水孔の下部に滴下帯を垂下し、この滴下帯を通じて
加湿フィルタに加湿水を滴下させる構成としたことを特
徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、上記滴下帯の上部が上記注水管の注水孔の
内部に挿入されていることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載のものにおいて、上記加湿フィルタが上下二層に区別
して形成され、フィルタ繊維密度は、上部が大きく、下
部が小さく形成されていることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、熱交換器と気化式
加湿器とを有し、加湿運転を可能に構成した空気調和装
置において、上記気化式加湿器が注水管とこの注水管か
ら滴下された加湿水を受ける加湿フィルタとを備え、上
記注水管の注水孔の下部に滴下帯を垂下し、この滴下帯
を通じて加湿フィルタに加湿水を滴下させる構成とした
ことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項4記載のも
のにおいて、上記滴下帯の上部が上記注水管の注水孔の
内部に挿入されていることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項4又は5記
載のものにおいて、上記加湿フィルタが上下二層に区別
して形成され、フィルタ繊維密度は、上部が大きく、下
部が小さく形成されていることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
【0013】図1は、本発明に係る空気調和装置の一実
施の形態を示す回路図である。
【0014】この図1に示すように、空気調和装置10
は室外ユニット11、室内ユニット12及び給湯ユニッ
ト13を有してなり、室外ユニット11の室外冷媒配管
14と室内ユニット12の室内冷媒配管15とが、連結
配管16及び17を介して連結されている。
【0015】上記室外ユニット11は室外に配置され、
室外冷媒配管14に圧縮機18が配設され、この室外冷
媒配管14における圧縮機18の吸込側にアキュムレー
タ19及びマフラ20が、圧縮機18の側から順次配設
され、また、室外冷媒配管14における圧縮機18の吐
出側に室外熱交換器21及び電動膨張弁22が、圧縮機
18の側から順次配設されて構成される。
【0016】室外熱交換器21には、この室外熱交換器
21へ向かって送風する室外ファン(不図示)が隣接し
て配置されている。
【0017】上記室内ユニット12は室内に設置され、
室内冷媒配管15に室内冷媒熱交換器23が配設される
とともに、室内温水熱交換器24を有して構成される。
これらの室内冷媒熱交換器23及び室内温水熱交換器2
4により室内熱交換器25が構成される。また、室内ユ
ニット12内では、室内熱交換器25近傍に、この室内
熱交換器25へ室内空気を送風する、送風機(クロスフ
ローファン)26が配置されている(図2参照)。
【0018】前記給湯ユニット13は熱源機27を有
し、この熱源機27は、熱源機給水配管28から供給さ
れた給水を加熱して温水を作る。この温水は、図示しな
い蛇口から外部へ放出可能とされるとともに、室内ユニ
ット12の室内温水熱交換器24と熱源機27との間で
循環可能とされる。
【0019】つまり、熱源機27と室内温水熱交換器2
4は、熱源機27から室内温水熱交換器24へ温水を送
る温水往き配管29と、室内温水熱交換器24から熱源
機27へ温水を戻す温水戻り配管30とによって接続さ
れる。
【0020】そして、温水往き配管29に、この温水往
き配管29内を流れる温水の流量を調整する流量可変弁
31が配設されている。熱源機27から室内温水熱交換
器24へ温水が供給されることによって、この室内温水
熱交換器24を通過する室内空気が熱交換により加熱さ
れる。
【0021】図示しない制御装置は、同じく図示しない
リモートコントローラ等により冷房運転が選択して指令
された場合には、流量可変弁31を閉弁操作させるとと
もに、室外ユニット11の圧縮機18、室外ファン及び
クロスフローファン26を起動させる。これにより、室
内ユニット12の室内冷媒熱交換器23が蒸発器として
機能し、この室内冷媒熱交換器23により、室内ユニッ
ト12内へ導かれた室内空気が冷却されて室内を冷房す
る。
【0022】また、リモートコントローラ等により暖房
運転が選択して指令された場合には、室外ユニット11
の圧縮機18、室外ファン及びクロスフローファン26
を停止させるとともに、流量可変弁31を開弁操作させ
て、熱源機27からの温水を室内温水熱交換器24との
間で循環させる。この室内温水熱交換器24により、ク
ロスフローファン26によって室内ユニット12内に導
かれた室内空気が加熱されて室内を暖房する。
【0023】ここで、制御装置は、上述の冷房運転また
は暖房運転において、室内ユニット12に設置された室
温センサ32により検出された室内温度が、リモートコ
ントローラ等により設定された設定温度とほぼ一致する
ように、上記冷房運転または暖房運転を制御する。
【0024】図2に示すように、室内ユニット12は部
屋の壁等に取り付けられる。この室内ユニット12は、
主に背面側をリアケーシング35が覆い、主に前面側を
フロントケーシング36が覆う。これらのリアケーシン
グ35とフロントケーシング36とがケーシングを構成
し、このケーシングに囲まれた空間内に室内冷媒熱交換
器23、室内温水熱交換器24及びクロスフローファン
26が収納される。フロントケーシング36には空気吸
込口37A、37B及び37Cが形成されるとともに、
このフロントケーシング36は、リアケーシング35に
対し着脱または開閉可能に構成される。また、リアケー
シング35とフロントケーシング36との間に空気吹出
口38が形成される。
【0025】室内冷媒熱交換器23は、3つの熱交換部
23A,23B,23Cに分割されている。ケーシング
の内部に形成された前面側空間Aには、第一熱交換部2
3Aが配置され、上面側空間Bには、図中でハの字形に
第二、第三熱交換部23B,23Cが配置され、第三熱
交換部23Cの一次側には、室内温水熱交換器24が重
ねて配置されている。そして、これら熱交換器23,2
4の内側にクロスフローファン26が配置されている。
【0026】第一熱交換部23Aと第二熱交換部23B
のドレンは前面ドレン受け41で受けられ、第三熱交換
部23Cと室内温水熱交換器24のドレンは背面ドレン
受け43で受けられる。
【0027】この背面ドレン受け43は下がり勾配を有
した排水路(図示せず)を介して前面ドレン受け41に
連通している。
【0028】また、図2中でハの字形に配置された第
二、第三熱交換部23B,23Cの間に隙間が形成さ
れ、この隙間には、上記クロスフローファン26で吸引
される空気の流れ方向に沿って、気化式加湿器45が挿
入配置されている。この気化式加湿器45は、図4に示
すように、第二熱交換部23Bの幅一杯に延在するケー
ス46と、このケース46内に着脱自在に挿入される加
湿フィルタ47とを備えて構成される。
【0029】このケース46は、第二、第三熱交換部2
3B,23Cの上縁に係止されるフランジ(隙間シール
部)51,52を備え、このフランジ51,52は例え
ば軟質樹脂で構成され、このフランジ51,52により
第二、第三熱交換部23B,23Cの隙間が密閉シール
される。よって、第二、第三熱交換部23B,23Cの
隙間からの空気漏れはない。
【0030】上記ケース46には、図2及び図3に示す
ように、ドーム状頭部46Aが形成され、このドーム状
頭部46A内に注水管46Bが配設されている。この注
水管46Bは、図4に示すように、配管53を介して、
熱源機27へ供給される給水の一部を導く加湿給水配管
40(図1)が接続され、この加湿給水配管40には熱
動弁44が接続されている。
【0031】この加湿給水配管40は、熱源機27から
温水熱交換器24へ温水を送る温水往き配管29と、温
水熱交換器24から熱源機27へ温水を戻す温水戻し配
管30との少なくとも一方に接触して配設されることが
望ましい。
【0032】注水管46Bからの温水は、ドーム状頭部
46Aのドーム形状内壁に衝突した後、このドーム形状
に沿って流出し、傾斜して配置された加湿フィルタ47
に滴下される。ここに滴下された温水は、熱交換器2
3,24を経た暖気を加湿し、残留水(ドレン)は、残
留水受け部46Cに受けられる。この残留水受け部46
Cに集められた残留水は、残留水水路46Dを通じて、
第三熱交換部23Cの背面ドレン受け43に回収され、
ここから下がり勾配を有した排水路(図示せず)を介し
て前面ドレン受け41に回収される。
【0033】なお、残留水水路46Dは、図4からも明
らかなように、風路内に突出しないように、上記ケース
46の両端部に形成される。
【0034】上記加湿フィルタ47は、フィルタホルダ
ー48に収納され、このフィルタホルダー48には把手
48Aが形成される。そして、図3に示すように、フロ
ントケーシング36を開いた場合、ケーシングの前面に
はこの加湿フィルタ47がフィルタホルダー48ごと取
出し可能に臨んでいる。
【0035】加湿フィルタ47は、スポンジ等のように
水分を含みやすい材質から構成される。この加湿フィル
タ47を空気が通過する時に、加湿フィルタ47内の水
が自然蒸発されて、空気吹出口38から室内へ吹き出さ
れる空気が加湿される。この加湿は、主に空気調和装置
10の暖房運転時に実施される。
【0036】この加湿フィルタ47へ給水する前記加湿
給水配管40は、図1に示すように、熱源機給水配管2
8から分岐されたものであり、熱源機給水配管28へ供
給される前の清浄な給水を加湿フィルタ47へ導く。ま
た、この加湿給水配管40には、この加湿給水配管40
内を流れる水の流量を調整する熱動弁44が配設されて
いる。この熱動弁44の開度調整により、加湿フィルタ
47へ供給される水の供給量が制御される。
【0037】図示しない制御装置は、同じく図示しない
リモートコントローラ等により加湿運転が選択して指令
されたとき、熱動弁44を開弁操作する。熱動弁44が
開弁操作された後、熱動弁44の開弁と閉弁とは交互に
繰り返されるが、開弁指令が出力されている最中に、図
示を省略した排水路に所定量の水が流れ出た場合、この
水はドレンとして捨て去られる。
【0038】本実施形態では、気化式加湿器45が、図
4に示すように、注水管46Bとこの注水管46Bから
滴下された加湿水を受ける加湿フィルタ47とを備えて
構成されている。上記注水管46Bには、図5A、Bに
示すように、そのほぼ全幅に亘って、すなわち加湿フィ
ルタ47のほぼ全幅に亘って、細長いスリット状の注水
孔100が形成されている。
【0039】この注水孔100には滴下帯101の上部
101Aが挿入されて固定され、この滴下帯101は下
方に垂下し、この滴下帯101の下部101Bは加湿フ
ィルタ47のほぼ真上に位置し、或いは加湿フィルタ4
7の上端に接触して配置される。この滴下帯101は水
分吸着性に優れた部材からなり、例えばフィルタ繊維質
材料で構成される。注水管46Bに流入した水はこの滴
下帯101を濡らし、十分な濡れを発生させた後、この
滴下帯101の内部を重力によって落下して、加湿フィ
ルタ47に均一に滴下し、これにより、加湿フィルタ4
7の全体に亘る均一な濡れ性が得られる。
【0040】上記加湿フィルタ47は、図4に示すよう
に、上下二層に区別して形成され、フィルタ繊維密度
は、加湿フィルタ47の上部47Aが大きく、加湿フィ
ルタ47の下部47Bが小さく形成されている。この構
成によれば、滴下帯101を通じて、加湿フィルタ47
に均一に滴下された水は、密度の大きい加湿フィルタ4
7の上部47Aに保水され、重力落下が妨げられて下部
47Bにはあまり落下しない。従って、この加湿フィル
タ47への保水性能が向上し、無駄な加湿水の供給が抑
制され、節水がはかられる。
【0041】本実施形態によれば、注水孔100に滴下
帯101が設けられるため、注水管46Bに流入した水
はこの滴下帯101を濡らし、十分な濡れを発生させた
後、加湿フィルタ47に均一に滴下されるため、これに
より加湿フィルタ47の全体に亘る均一な濡れ性が得ら
れる。また、加湿フィルタ47が、上下二層に区別して
形成され、フィルタ繊維密度は、加湿フィルタ47の上
部47Aが大きく、加湿フィルタ47の下部47Bが小
さく形成されているため、加湿フィルタ47に滴下され
た水は、密度の大きい加湿フィルタ47の上部47Aに
保水され、従って、この加湿フィルタ47への保水性能
が向上し、無駄な加湿水の供給が抑制され、節水がはか
られる。
【0042】本実施形態では、上記効果のほかに次の効
果〜を奏する。
【0043】熱交換器23の二次側であって、この熱
交換器23とクロスフローファン26との間に気化式加
湿器45が配置されるため、熱交換器23で暖められた
空気に例えば300cc/h以上の十分な加湿量を与え
ることができる。特に、第二、第三熱交換部23B,2
3Cの間に気化式加湿器45が挿入配置されたため、こ
の気化式加湿器45が各熱交換部23B,23Cを経た
後の暖気の合流部に位置することになるため、加湿効率
がさらに向上する。
【0044】加湿用の水が加湿フィルタ47に供給さ
れて蒸発されることから、蒸発される水中のカルキ分は
加湿フィルタ47に付着し、室内温水熱交換器24の表
面に付着することがない。この結果、付着したカルキ分
により室内温水熱交換器24の熱交換効率が低下する事
態が発生しないので、この室内温水熱交換器24の寿命
を良好に確保できる。
【0045】カルキ分が付着した加湿フィルタ47
は、後述のの如く適宜交換することにより、水の蒸発
性能を良好に確保できる。
【0046】加湿フィルタ47へ供給される水が、熱
源機27へ供給される給水の一部であることから、加湿
フィルタ47にて蒸発される水は、熱源機27と室内温
水熱交換器24との間を循環した汚れた水ではなく、熱
源機27へ供給される前の清浄な水(給水)である。こ
のため、加湿フィルタ47による室内の加湿によって
も、室内の空気の清浄度を良好に保つことができる。
【0047】加湿フィルタ47へ水を供給する加湿給
水配管40が、室内温水熱交換器24に接続された温水
往き配管29及び温水戻り配管30に接触して配設され
たことから、加湿フィルタ47へ供給される水は、温水
往き配管29及び温水戻り配管30の温水により熱交換
されて温度が上昇する。この結果、加湿フィルタ47へ
供給された水の自然蒸発が促進されて、加湿フィルタ4
7による室内の加湿を迅速に実施できる。
【0048】室内冷媒熱交換器23の前方には、開閉
または着脱自在なフロントケーシング36が設けられて
いるので、フロントケーシング36を開閉または離脱さ
せることによって、室内冷媒熱交換器23の前面に臨む
加湿フィルタ47を容易に交換することができる。
【0049】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0050】例えば、第一熱交換部23Aと第二熱交換
部23Bとの間に隙間を形成し、そこに気化式加湿器4
5を挿入配置してもよい。
【0051】加湿給水配管40は、温水往き配管29及
び温水戻り配管30の両者に接触されるものを述べた
が、これら温水往き配管29と温水戻り配管30のいず
れか一方に接触されてもよい。また、上記空気調和装置
10では、給湯ユニット13は室外ユニット11と別体
に設置されたものを述べたが、室外ユニット11内に配
置されてもよい。更に、熱動弁44は、制御装置により
開度が調整される通常の制御弁であってもよい。
【0052】
【発明の効果】これらの発明では、注水孔に滴下帯が設
けられるため、注水管に流入した水はこの滴下帯を濡ら
し、十分な濡れを発生させた後、加湿フィルタに均一に
滴下されるため、これにより加湿フィルタの全体に亘る
均一な濡れ性が得られる。また、加湿フィルタが、上下
二層に区別して形成され、フィルタ繊維密度は、加湿フ
ィルタの上部が大きく、加湿フィルタの下部が小さく形
成されているため、加湿フィルタに滴下された水は、密
度の大きい加湿フィルタの上部に保水され、従って、こ
の加湿フィルタへの保水性能が向上し、無駄な加湿水の
供給が抑制され、節水がはかられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示
す回路図である。
【図2】図1の空気調和装置の室内ユニットを示す断面
図である。
【図3】図1の空気調和装置の室内ユニットを示す断面
図である。
【図4】気化式加湿器を示す分解斜視図である。
【図5】Aは注水管の斜視図、BはA−A断面図であ
る。
【符号の説明】
10 空気調和装置 11 室外ユニット 13 給湯ユニット 23 室内冷媒熱交換器 23A,23B,23C 熱交換部 24 室内温水熱交換器 26 クロスフローファン 45 気化式加湿器 46 ケース 47 加湿フィルタ 100 注水孔 101 滴下帯 101A 上部 101B 下部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 注水管とこの注水管から滴下された加湿
    水を受ける加湿フィルタとを備えた加湿装置において、
    上記注水管の注水孔の下部に滴下帯を垂下し、この滴下
    帯を通じて加湿フィルタに加湿水を滴下させる構成とし
    たことを特徴とする気化式加湿装置。
  2. 【請求項2】 上記滴下帯の上部が上記注水管の注水孔
    の内部に挿入されていることを特徴とする請求項1記載
    の気化式加湿装置。
  3. 【請求項3】 上記加湿フィルタが上下二層に区別して
    形成され、フィルタ繊維密度は、上部が大きく、下部が
    小さく形成されていることを特徴とする請求項1又は2
    記載の気化式加湿装置。
  4. 【請求項4】 熱交換器と気化式加湿器とを有し、加湿
    運転を可能に構成した空気調和装置において、上記気化
    式加湿器が注水管とこの注水管から滴下された加湿水を
    受ける加湿フィルタとを備え、上記注水管の注水孔の下
    部に滴下帯を垂下し、この滴下帯を通じて加湿フィルタ
    に加湿水を滴下させる構成としたことを特徴とする空気
    調和装置。
  5. 【請求項5】 上記滴下帯の上部が上記注水管の注水孔
    の内部に挿入されていることを特徴とする請求項4記載
    の空気調和装置。
  6. 【請求項6】 上記加湿フィルタが上下二層に区別して
    形成され、フィルタ繊維密度は、上部が大きく、下部が
    小さく形成されていることを特徴とする請求項4又は5
    記載の空気調和装置。
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