JP2002332865A - 補機ベルト張力調整用ボルト - Google Patents

補機ベルト張力調整用ボルト

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JP2002332865A
JP2002332865A JP2001142053A JP2001142053A JP2002332865A JP 2002332865 A JP2002332865 A JP 2002332865A JP 2001142053 A JP2001142053 A JP 2001142053A JP 2001142053 A JP2001142053 A JP 2001142053A JP 2002332865 A JP2002332865 A JP 2002332865A
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JP
Japan
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bolt
adjusting
belt
tension
auxiliary equipment
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001142053A
Other languages
English (en)
Inventor
Suguru Takemoto
英 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の補機ベルト張力調整用
ボルトの保守性向上。 【解決手段】 内燃機関の補機に動力を伝達する
ベルトの張力を調整するボルトであって、六角柱状の頭
の側部に突起が設けられたことを特徴とする補機ベルト
張力調整用ボルト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の補機に動
力を伝達するベルトの張力を調整するボルトに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の内燃機関の一例を示す正面
図である。この図において、1はクランク軸、3はAC
ゼネレータ2の回転軸、4aはコンプレッサ軸、4bは
ウォータポンプ軸であって、それらの軸1、3、4a、
4bにそれぞれ取付けられたドライブプーリ5、ドリブ
ンプーリ6、7a、7bの間にVベルト8が巻き掛けら
れて、クランク軸1の回転をACG回転軸3、コンプレ
ッサ軸4a、ウォータポンプ軸4bに伝達するようにな
っている。9はアイドラである。
【0003】また11はチェーンカバーであって、図示さ
れないシリンダヘッドとシリンダブロックの正面を覆う
ように多数のボルトで取付けられている。14はヘッドカ
バー、15はオイルパンである。
【0004】補機としてのACゼネレータ2を取付ける
には、まず位置調節可能な調節部材としてのACGステ
ー21の一端(図では左端)をステー取付ボルト22により
チェーンカバー11に仮止めしておく。次にACゼネレー
タ2の下端を図示しない取付ボルトによりシリンダブロ
ックに直接仮止めした後、上端2aを調整片24とともに
上記とは別の取付ボルト19によりACGステー21に設け
られた長穴21aに仮止めする。
【0005】次に蝶ねじである調整ボルト23をACGス
テー21の他端(図では右端)に設けられた穴から挿入
し、調整片24にねじ込んでVベルト8に所定のテンショ
ンを付与した後、ステー取付ボルト22およびACG取付
ボルト19等を締付けることにより、ACゼネレータ2の
取付けが完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の内燃機関で
は、補機ベルト張力の調整用ボルトとして蝶ねじを使用
していたので、ボルト頭部から側方へ張り出すフランジ
が大きく、レイアウトに際して多くのスペースを必要と
していた。
【0007】また人の手により廻すので、指先に大きな
力がかかって痛くなる等、保守性が悪かった。また、六
角柱状の頭部を有する通常のボルトを使用すれば、スパ
ナ等の工具によって廻すことができるが、その場合、誤
って自動工具等、締め付けトルクを容易にかけ易い工具
を用いると、締め過ぎになりやすいという問題があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために本願発明は、内燃機関の補機に動力を伝達する
ベルトの張力を調整するボルトであって、六角柱状の頭
の側部に突起が設けられたことを特徴とする補機ベルト
張力調整用ボルトである。
【0009】本発明の補機ベルト張力調整用ボルトは上
記のとおり構成されているので、ボックススパナやソケ
ットレンチでは廻すことができず、したがって自動工具
を使用することができない。したがって締め過ぎによる
過張力を未然に防止できる。そして、通常のスパナを用
いて人手で廻すことはできるから、小さな力でベルトの
張力を適正に調節することができる。また従来の蝶ねじ
のフランジのように側方へ大きく張出させる必要がない
から、レイアウト上、多くのスペースを要しない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の補機ベルト張力調
整用ボルト30の一実施例を示す側面図および上面図であ
る。図中31は六角柱状のボルト頭部、32はボルト首部に
一体に形成された座金部、33は軸部、34はねじ部であ
る。本実施例では、ボルト頭部31を形成する六角柱の対
向する2側面に1対の突起35が設けられている。
【0011】このような補機ベルト張力調整用ボルト30
を、前記図4に示された調整ボルト23の代りに、ACG
ステー21の一端(図4では右端)に設けられた穴から挿
入し、調整片24にねじ込んでVベルト8に所定のテンシ
ョンを付与する。
【0012】この場合、本実施例ではボルト頭部31の側
面に1対の突起35が設けられているので、自動工具の先
端をボルト頭部31に当てがうことはできず、したがって
締め過ぎによる過張力は未然に防止される。また、図2
に示されるように、通常のスパナ38を使用して廻すこと
はできるので、従来のように指先で蝶ねじを廻すような
力は必要なく、小さな力でVベルト8の張力を適正に調
整することができて、保守性が向上する。また、蝶ねじ
のように側方へ大きく張出していないから、レイアウト
上もコスト上も蝶ねじより有利である。
【0013】次に図3は本発明の他の実施例を示す上面
図である。前記第1の実施例では、ボルト頭部31を形成
する六角柱の対向する2側面に、1対の突起35が設けら
れたが、本実施例では、ボルト頭部31の側面に、1つの
突起35を設ける。要は自動工具等、締め付けトルクをか
け易い工具の先端をあてがうことができないようにすれ
ばよいのであるから、このような構成、すなわち突起の
数が1つであっても、前記実施例と同様の作用効果を得
ることができる。また突起の突出量も大きい必要はな
く、通常の座金部の範囲以内で充分である。
【0014】また前期実施例では、座金部32がいずれも
ボルトの首部に一体に形成されているが、これがボルト
と別体であってもよいことは、いうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す側面図および上
面図である。
【図2】図2は上記実施例の使用状況を示す図である。
【図3】図3は本発明の他の実施例を示す上面図であ
る。
【図4】図4は従来の内燃機関の一例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】 1…クランク軸、2…ACゼネレータ、3…ACG回転
軸、4a…コンプレッサ軸、4b…ウォータポンプ軸、
5…ドライブプーリ、6、7a、7b…ドリブンプー
リ、8…Vベルト、9…アイドラ、11…チェーンカバ
ー、14…ヘッドカバー、15…オイルパン、19…ACG取
付ボルト、21…ACGステー、21a…長穴、22…ステー
取付ボルト、23…調整ボルト、24…調整片、30…補機ベ
ルト張力調整用ボルト、31…ボルト頭部、32…座金部、
33…軸部、34…ねじ部、35…突起、38…スパナ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の補機に動力を伝達するベルトの
    張力を調整するボルトであって、六角柱状の頭の側部に
    突起が設けられたことを特徴とする補機ベルト張力調整
    用ボルト。
JP2001142053A 2001-05-11 2001-05-11 補機ベルト張力調整用ボルト Pending JP2002332865A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008069900A (ja) * 2006-09-15 2008-03-27 Kubota Corp エンジンの巻き掛け伝動装置

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