JP2002332075A - 加熱用食品のパッケージ及び高周波加熱装置 - Google Patents
加熱用食品のパッケージ及び高周波加熱装置Info
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- JP2002332075A JP2002332075A JP2001139765A JP2001139765A JP2002332075A JP 2002332075 A JP2002332075 A JP 2002332075A JP 2001139765 A JP2001139765 A JP 2001139765A JP 2001139765 A JP2001139765 A JP 2001139765A JP 2002332075 A JP2002332075 A JP 2002332075A
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- heating
- package
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- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱用の加工食品を、加工食品を作成するメ
ーカー及びメーカーが使用した電子レンジの種類に関係
なく、その食品に応じた加熱方法で均一に温めることが
できるようにすること。 【解決手段】 高周波加熱装置1は、加熱する食品2の
含水率と出来上がり温度の情報を読み取る情報読み取り
手段5と、高周波発生源6と、情報読み取り手段5によ
って入力された情報により高周波発生源6の作動を制御
する制御装置7と食品2の表面温度を検出する温度検出
手段8を内蔵し、含水率と出来上がり温度の情報を情報
読み取り手段5によって情報を読み取り、情報読み取り
手段5によって読み取られた情報によって、制御装置7
が高周波発生源6の出力を制御する。
ーカー及びメーカーが使用した電子レンジの種類に関係
なく、その食品に応じた加熱方法で均一に温めることが
できるようにすること。 【解決手段】 高周波加熱装置1は、加熱する食品2の
含水率と出来上がり温度の情報を読み取る情報読み取り
手段5と、高周波発生源6と、情報読み取り手段5によ
って入力された情報により高周波発生源6の作動を制御
する制御装置7と食品2の表面温度を検出する温度検出
手段8を内蔵し、含水率と出来上がり温度の情報を情報
読み取り手段5によって情報を読み取り、情報読み取り
手段5によって読み取られた情報によって、制御装置7
が高周波発生源6の出力を制御する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱用食品のパッ
ケージと、その加熱用食品のパッケージで包装された食
品を加熱調理する電子レンジやオーブンレンジなどの高
周波加熱調理器に関するものである。
ケージと、その加熱用食品のパッケージで包装された食
品を加熱調理する電子レンジやオーブンレンジなどの高
周波加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、高周波加熱装置である電子レンジ
で食品を加熱する場合、500Wで2分もしくは600
Wで1分のように食品のパッケージに記載されている出
力と時間を設定して加熱を行っていた。また、特開平1
0―196966号公報にはコード化された食品の調理
方法を高周波加熱装置に接続した読み取り装置によって
読み取って、加熱調理を行う方法も開示されている。
で食品を加熱する場合、500Wで2分もしくは600
Wで1分のように食品のパッケージに記載されている出
力と時間を設定して加熱を行っていた。また、特開平1
0―196966号公報にはコード化された食品の調理
方法を高周波加熱装置に接続した読み取り装置によって
読み取って、加熱調理を行う方法も開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の加熱
調理方法では、同じ500Wでも、電子レンジによって
実際の食品に入るマイクロ波が異なってくるため、出来
上がった食品は部分的に加熱されすぎていたり、加熱不
足で冷たかったりした。これは、食品会社が食品の加熱
時間を設定する際に、何機種かの決まった電子レンジを
使用して行うためである。
調理方法では、同じ500Wでも、電子レンジによって
実際の食品に入るマイクロ波が異なってくるため、出来
上がった食品は部分的に加熱されすぎていたり、加熱不
足で冷たかったりした。これは、食品会社が食品の加熱
時間を設定する際に、何機種かの決まった電子レンジを
使用して行うためである。
【0004】また、電子レンジを製造する会社側でも、
多種多様な食品に対応して加熱出力や時間を設定するの
は非常に難しいため、代表的なメーカーの食品を基本と
して、加熱方法をプログラムしている。そのため、例え
ば、同じ冷凍のグラタンでも、電子レンジメーカーが加
熱プログラムの設定に使用したグラタンとメーカーが違
うものでは、中に入っている具やホワイトソースの濃
度、重量などが変わってくるため、加熱むらなどが起こ
ってうまく出来ないことが多かった。
多種多様な食品に対応して加熱出力や時間を設定するの
は非常に難しいため、代表的なメーカーの食品を基本と
して、加熱方法をプログラムしている。そのため、例え
ば、同じ冷凍のグラタンでも、電子レンジメーカーが加
熱プログラムの設定に使用したグラタンとメーカーが違
うものでは、中に入っている具やホワイトソースの濃
度、重量などが変わってくるため、加熱むらなどが起こ
ってうまく出来ないことが多かった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑み、加熱用の加
工食品を、加工食品を製造するメーカー及びメーカーが
加熱方法を設定するために使用した電子レンジの種類に
関係なく、食品を均一に調理できるようにすることを目
的とする。
工食品を、加工食品を製造するメーカー及びメーカーが
加熱方法を設定するために使用した電子レンジの種類に
関係なく、食品を均一に調理できるようにすることを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は加熱用食品のパッケージであって、前記パ
ッケージで包装される加熱用食品の含水率と出来上がり
温度を前記パッケージの外表部に記載したことを特徴と
する加熱用食品のパッケージである。
に、本発明は加熱用食品のパッケージであって、前記パ
ッケージで包装される加熱用食品の含水率と出来上がり
温度を前記パッケージの外表部に記載したことを特徴と
する加熱用食品のパッケージである。
【0007】また、本発明は含水率と出来上がり温度を
記載したパッケージに包装された加熱用食品と、高周波
加熱手段により前記食品を加熱する加熱調理装置本体
と、前記パッケージに記載された食品の含水率と出来上
がり温度を読み取る情報読み取り手段と、前記加熱用食
品の表面温度を検出する温度検出手段と、前記情報読み
取り手段によって読み取られた含水率に比例して加熱手
段の出力を制御する制御装置を設けたことを特徴とする
高周波加熱装置である。
記載したパッケージに包装された加熱用食品と、高周波
加熱手段により前記食品を加熱する加熱調理装置本体
と、前記パッケージに記載された食品の含水率と出来上
がり温度を読み取る情報読み取り手段と、前記加熱用食
品の表面温度を検出する温度検出手段と、前記情報読み
取り手段によって読み取られた含水率に比例して加熱手
段の出力を制御する制御装置を設けたことを特徴とする
高周波加熱装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を用いて説明する。
図面を用いて説明する。
【0009】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における高周波加熱装置の概略構成図であり、図
2は、同高周波加熱装置の動作を示す流れ図である。ま
た、図3は、食品の含水率と高周波発生源の最適出力の
関係を示す図である。本発明者らは、このように食品の
含水率に応じて高周波発生源の出力を制御することによ
り、ほとんどの食品が均一に短時間で加熱できることを
見出した。
形態1における高周波加熱装置の概略構成図であり、図
2は、同高周波加熱装置の動作を示す流れ図である。ま
た、図3は、食品の含水率と高周波発生源の最適出力の
関係を示す図である。本発明者らは、このように食品の
含水率に応じて高周波発生源の出力を制御することによ
り、ほとんどの食品が均一に短時間で加熱できることを
見出した。
【0010】図1の高周波加熱装置1は、加熱する食品
2のパッケージ3の情報記載部4に記載された情報を読
み取る情報読み取り手段5と、高周波発生源6と、情報
読み取り手段5によって入力された情報により高周波発
生源6の作動を制御する制御装置7と、食品2の表面温
度を検出する温度検出手段8を内蔵しており、調理開始
を指示するためのスタートスイッチ9を設けている。
2のパッケージ3の情報記載部4に記載された情報を読
み取る情報読み取り手段5と、高周波発生源6と、情報
読み取り手段5によって入力された情報により高周波発
生源6の作動を制御する制御装置7と、食品2の表面温
度を検出する温度検出手段8を内蔵しており、調理開始
を指示するためのスタートスイッチ9を設けている。
【0011】なお、パッケージ3の情報記載部4には食
品2の含水率と出来上がり温度の情報をバーコードなど
の認識可能な符号で記載している。
品2の含水率と出来上がり温度の情報をバーコードなど
の認識可能な符号で記載している。
【0012】次に本実施の形態における高周波加熱装置
1の動作について説明する。
1の動作について説明する。
【0013】まず、食品2のパッケージ3にある情報記
載部4から食品2の含水率と出来上がり温度の情報を高
周波加熱装置1の(ステップ101)情報読み取り手段
5によって読み取る。そして、食品2を高周波加熱装置
1内に入れ、(ステップ102)スタートスイッチ9を
入れると、(ステップ103)温度検出手段8が食品2
の表面温度を検出する。
載部4から食品2の含水率と出来上がり温度の情報を高
周波加熱装置1の(ステップ101)情報読み取り手段
5によって読み取る。そして、食品2を高周波加熱装置
1内に入れ、(ステップ102)スタートスイッチ9を
入れると、(ステップ103)温度検出手段8が食品2
の表面温度を検出する。
【0014】検出された食品2の温度が0℃以下のとき
は、(ステップ104)制御装置7は高周波発生源6を
例えば300W以下の低出力に制御する。そして、(ス
テップ105)温度検出手段8が検出する食品2の温度
が0℃以上になると、(ステップ106)制御装置7が
高周波発生源6の出力を、情報読み取り手段5によって
読み取られた食品の含水率に応じて図3に示した最適出
力に制御し、(ステップ107)温度検出手段8が検出
する食品2の温度が、情報読み取り手段5によって読み
取られた食品の出来上がり温度に達した時に、制御装置
7が高周波発生源6の出力を停止し、(ステップ10
8)加熱調理を終了する。
は、(ステップ104)制御装置7は高周波発生源6を
例えば300W以下の低出力に制御する。そして、(ス
テップ105)温度検出手段8が検出する食品2の温度
が0℃以上になると、(ステップ106)制御装置7が
高周波発生源6の出力を、情報読み取り手段5によって
読み取られた食品の含水率に応じて図3に示した最適出
力に制御し、(ステップ107)温度検出手段8が検出
する食品2の温度が、情報読み取り手段5によって読み
取られた食品の出来上がり温度に達した時に、制御装置
7が高周波発生源6の出力を停止し、(ステップ10
8)加熱調理を終了する。
【0015】なお、食品2の初期温度が0℃以上ある場
合には、情報読み取り手段5によって読み取られた食品
の含水率に応じて高周波発生源6の出力を制御し、温度
検出手段8が検出する食品2の温度が出来上がり温度に
達するまで加熱調理する。
合には、情報読み取り手段5によって読み取られた食品
の含水率に応じて高周波発生源6の出力を制御し、温度
検出手段8が検出する食品2の温度が出来上がり温度に
達するまで加熱調理する。
【0016】このようにして、食品メーカー側は、食品
の含水率と出来上がり温度の情報のみを食品のパッケー
ジに記載しておけば良く、多種多様なメーカーの電子レ
ンジを使用して加熱方法を設定する必要がない。また、
電子レンジメーカー側も、食品の含水率と出来上がり温
度に応じて高周波発生源の出力を制御することにより、
多種多様な食品を均一に加熱することができる。
の含水率と出来上がり温度の情報のみを食品のパッケー
ジに記載しておけば良く、多種多様なメーカーの電子レ
ンジを使用して加熱方法を設定する必要がない。また、
電子レンジメーカー側も、食品の含水率と出来上がり温
度に応じて高周波発生源の出力を制御することにより、
多種多様な食品を均一に加熱することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように、食品の含水率と出来上が
り温度という簡単な情報を加熱装置に伝達し、得られた
情報に基づいて制御装置が高周波発生源の出力を制御す
ることにより、食品メーカーが多種多様な電子レンジに
対応した加熱方法を設定しなくとも、また、電子レンジ
メーカーが多種多様な食品に対応した加熱制御キーを電
子レンジに設けなくとも、食品を均一に加熱することが
できる。
り温度という簡単な情報を加熱装置に伝達し、得られた
情報に基づいて制御装置が高周波発生源の出力を制御す
ることにより、食品メーカーが多種多様な電子レンジに
対応した加熱方法を設定しなくとも、また、電子レンジ
メーカーが多種多様な食品に対応した加熱制御キーを電
子レンジに設けなくとも、食品を均一に加熱することが
できる。
【図1】本発明の実施の形態1における高周波加熱装置
の概略構成図
の概略構成図
【図2】同高周波加熱装置の動作を示す流れ図
【図3】食品の含水率と高周波発生源の最適出力の関係
を示す図
を示す図
1 高周波加熱装置 2 食品 3 パッケージ 4 情報記載部 5 情報読み取り手段 6 高周波発生源 7 制御装置 8 温度検出手段 9 スタートスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L086 AA01 CA07 CA08 CB05 CC07 CC14 DA12 DA28 DA29 4B035 LC12 LE11 LP16 LT01 LT16
Claims (2)
- 【請求項1】 加熱用食品のパッケージであって、前記
パッケージで包装される加熱用食品の含水率と出来上が
り温度を前記パッケージの外表部に記載したことを特徴
とする加熱用食品のパッケージ。 - 【請求項2】 含水率と出来上がり温度を記載したパッ
ケージに包装された加熱用食品と、高周波加熱手段によ
り前記食品を加熱する加熱調理装置本体と、前記パッケ
ージに記載された食品の含水率と出来上がり温度を読み
取る情報読み取り手段と、前記加熱用食品の表面温度を
検出する温度検出手段と、前記情報読み取り手段によっ
て読み取られた含水率に比例して加熱手段の出力を制御
する制御装置を設けたことを特徴とする高周波加熱装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001139765A JP2002332075A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 加熱用食品のパッケージ及び高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001139765A JP2002332075A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 加熱用食品のパッケージ及び高周波加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002332075A true JP2002332075A (ja) | 2002-11-22 |
Family
ID=18986485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001139765A Pending JP2002332075A (ja) | 2001-05-10 | 2001-05-10 | 加熱用食品のパッケージ及び高周波加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002332075A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005043045A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Samsung Electronics Co Ltd | バーコードを利用した調理装置 |
-
2001
- 2001-05-10 JP JP2001139765A patent/JP2002332075A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005043045A (ja) * | 2003-07-22 | 2005-02-17 | Samsung Electronics Co Ltd | バーコードを利用した調理装置 |
US7361866B2 (en) | 2003-07-22 | 2008-04-22 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Cooking apparatus using barcode |
US7473869B2 (en) | 2003-07-22 | 2009-01-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Cooking apparatus using barcode |
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