JP2002332019A - 食品包装容器または食品充填システムの殺菌方法 - Google Patents

食品包装容器または食品充填システムの殺菌方法

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JP2002332019A
JP2002332019A JP2001133892A JP2001133892A JP2002332019A JP 2002332019 A JP2002332019 A JP 2002332019A JP 2001133892 A JP2001133892 A JP 2001133892A JP 2001133892 A JP2001133892 A JP 2001133892A JP 2002332019 A JP2002332019 A JP 2002332019A
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JP
Japan
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sterilization
bottle
sterilizing
sterilized
food
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JP2001133892A
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English (en)
Inventor
Takeshi Iwashita
健 岩下
Chikako Haruhara
千加子 春原
Shigeru Sakai
繁 坂井
Kiyoaki Yoshikawa
清章 吉川
Tetsuya Okano
哲也 岡野
Noboru Matsuo
登 松尾
Shigeru Tamura
成 田村
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Kao Corp
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Kao Corp
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 刺激臭がなく、廃液処理のために特別の処理
を必要とせず、また殺菌剤の加熱にともなう殺菌剤の使
用量の増大を防止することができる食品包装容器または
食品充填システムの殺菌方法を提供する。 【解決手段】 食品包装容器表面または食品充填システ
ムのライン配管、機器もしくは室内の表面からなる殺菌
対象表面に次亜塩素酸および次亜塩素酸塩から選ばれる
一種以上と、界面活性剤と、pH調整剤とを含有する水
溶液として用いられる殺菌剤を接触させる薬剤殺菌工程
と、該殺菌対象の表面温度を上昇させる加熱殺菌工程と
を組み合わせることによって該殺菌対象表面を殺菌す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料水、ジュー
ス、ウーロン茶、ミルクコーヒー等各種飲料品が充填さ
れるPETボトル、プラスチックカップ等の食品包装容
器の表面または食品充填システムのライン配管、機器も
しくは室内の表面(以下「殺菌対象表面」という)の殺
菌方法に関し、特に刺激臭がなく、廃液処理に特別の処
理を必要とせず、使用する殺菌剤を常温でも使用するこ
とができる殺菌方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来PETボトル等の食品包装容器の洗
浄殺菌方法として、食品包装容器の表面に温水を接触さ
せる方法や過酸化水素等の殺菌剤を接触させる方法が知
られている。また、特開平7―291236号公報に
は、63℃以上の温水による温水殺菌工程と、過酸化水
素・過酢酸・該過酢酸と過酸化水素との混合物・次亜塩
素ソーダよるなる群から選ばれる殺菌剤による薬剤殺菌
工程とを組合わせる(複合する)ことが開示され、この
殺菌方法が食品容器の殺菌において有効であることが開
示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平7―291
236号の発明は殺菌のための薬剤を多量に使用するこ
となく微生物を殺菌することができる。しかし、この発
明において使用する殺菌剤は過酢酸系であり、酸性が強
いため、食品充填システムにおいて殺菌を行った後の廃
液の処理に、還元処理やpH処理等を行わなければなら
ず、コスト高になってしまうという問題があった。ま
た、この殺菌剤は刺激臭を有しており、保管や取扱いが
難しく、手軽に取り扱えるものではなかった。
【0004】また、最近の研究では、この殺菌剤は、一
部の菌種に対して、従来の使用方法ではあまり殺菌効果
がないことが判ってきた。そのため、これらの菌種に対
しても有効な殺菌効果を求めようとすると、薬剤の使用
量が増大していしまい、廃液処理等の取扱いも非常に難
しくなるという問題点も顕在化してきている。
【0005】本発明は、上記特開平7−291236号
公報に代表される従来技術の欠点を解決することを目的
としてなされたものであって、刺激臭がなく、廃液処理
のために特別の処理を必要とせず、また殺菌剤の加熱に
ともなう殺菌剤の連続投入を最小限に抑えることができ
る新規な殺菌方法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決する手段】上記目的を達成するため、本発
明者らは、食品包装容器表面等の殺菌対象表面に次亜塩
素酸および次亜塩素酸塩から選ばれる一種以上と、界面
活性剤と、pH調整剤とを含有する水溶液として用いら
れる殺菌剤を接触させる薬剤殺菌工程と、該殺菌対象表
面の表面温度を上昇させる加熱殺菌工程とを組み合わせ
ることにより、刺激臭がなく、廃液処理のために特別の
処理を必要とせず、また殺菌剤を加熱する必要がないた
めに殺菌剤の連続投入を必要とせずに幅広い菌種を短時
間に殺菌できることを発見し、本発明に到達した。
【0007】上記目的を達成する食品包装容器または食
品充填システムの殺菌方法は、食品包装容器表面または
食品充填システムのライン配管、機器もしくは室内の表
面からなる殺菌対象表面に次亜塩素酸および次亜塩素酸
塩から選ばれる一種以上と、界面活性剤と、pH調整剤
とを含有する水溶液として用いられる殺菌剤を接触させ
る薬剤殺菌工程と、該殺菌対象表面の表面温度を上昇さ
せる加熱殺菌工程とを組み合わせることによって該殺菌
対象を殺菌することを特徴とする。
【0008】本発明の一側面においては、該殺菌剤のp
Hを4〜8で使用することを特徴とする。
【0009】本発明の他の側面においては、加熱殺菌を
63℃以上の温度で行うことを特徴とする。
【0010】本発明の他の側面においては、該加熱殺菌
工程は温水、蒸気、熱風、ホットパックの一つまたは2
以上の組合せを使用して行うことを特徴とする。
【0011】本発明の他の側面においては、該加熱殺菌
工程を、該薬剤殺菌工程の前工程として行い、該加熱殺
菌工程は温水、蒸気、熱風の一つまたは2以上の組合せ
を使用して行うことを特徴とする。
【0012】本発明の他の側面においては、該加熱殺菌
工程を、該薬剤殺菌工程の後工程として行い、該加熱殺
菌工程はホットパックを使用することを特徴とする。
【0013】
【作用】本発明によれば、殺菌剤は次亜塩素酸および次
亜塩素酸塩から選ばれる一種以上と、界面活性剤と、p
H調整剤とを含有するので、次亜塩素酸等の塩素系殺菌
剤はpHが中性付近に調整され、この殺菌剤と界面活性
剤との混合物である殺菌剤のpHが中性付近にあるの
で、刺激臭がなく、廃液処理のために特別の処理を必要
としない。また薬剤殺菌工程の前工程または後工程とし
て加熱殺菌工程が行われるので、殺菌剤のみの使用によ
り殺菌を行う場合は加熱剤を加熱昇温しないと死滅しな
い菌種でも加熱殺菌工程で殺菌することができ、殺菌剤
を加熱する必要がない。したがって、殺菌剤の加熱によ
る分解反応が生じることがなく、殺菌剤の連続投入を必
要とせずに幅広い菌種を短時間に殺菌できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について詳細
に説明する。本発明においては、加熱殺菌工程と薬剤殺
菌工程をそれぞれ別の工程として殺菌を行う。加熱殺菌
工程において、加熱は温水、蒸気(スチーム)、熱風、
ホットパックのいずれか一つまたは2以上の組み合わせ
を使用し、殺菌対象表面の表面温度を上昇させることに
よって行なう。
【0015】あらゆる菌種の微生物を充分に殺菌するた
めには、加熱殺菌は63℃以上の温度で行なうことが望
ましい。すなわち、殺菌対象表面に温水、蒸気、熱風、
加温した飲料液等を接触させることにより殺菌対象表面
を63℃に昇温させることが望ましい。Bacillus circu
lansやChaetomium sp. 等の場合は薬剤殺菌工程では殺
菌剤を加温しないと充分な殺菌効果を挙げることができ
ないが、加熱殺菌工程において温水等により63℃以上
に殺菌対象表面を昇温させることにより充分に殺菌する
ことができる。したがって、 Bacillus circulansやCha
etomium sp.を殺菌する場合でも、加熱殺菌を63℃以
上の温度で行なうことにより、薬剤殺菌工程では殺菌剤
は常温(20℃〜50℃)で使用すればよい。
【0016】加熱殺菌工程は、温水、蒸気、熱風の一つ
または2以上の組み合わせを使用して薬剤殺菌工程の前
工程として行なってもよいし、後工程として行ってもよ
い。またホットパック(熱間充填)を使用して薬剤殺菌
工程の後工程として行ってもよい。ホットパックの場合
は既設のホットパック装置以外に特別の加熱装置を設け
る必要がないので便利である。
【0017】本発明において使用する殺菌剤は、次亜塩
素酸および次亜塩素酸塩から選ばれる一種以上と、界面
活性剤と、pH調整剤とを含有する水溶液として用いら
れる殺菌剤からなるものである。本明細書において、
「界面活性剤」とは、菌体表面の濡れ性を向上させる多
価アルコール誘導体型界面活性剤を意味し、その成分と
しては、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂
肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、
ポリプロピレングリコール脂肪酸エステル、ショ糖脂肪
酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、アルキルポリ
グリコシド等が挙げられる。また、「食品添加可能な界
面活性剤」とは、界面活性剤の中で法令により食品添加
物として認められたものを意味する。食品添加可能な界
面活性剤には大別して化学合成品と天然品とがあり、化
学合成品として使用可能なものにはポリグリセリン脂肪
酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸
エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ステアロイル乳
酸カルシウム、プロピレングリコール脂肪酸エステル等
が含まれ、天然品として使用可能なものには大豆レシチ
ン、卵黄レシチン、植物レシチン等のレシチン、大豆サ
ポニン、ビートサポニン等が含まれる。
【0018】また、最終使用水溶液中で次亜塩素酸およ
び次亜塩素酸塩から選ばれる一種以上を含有するものと
して、次亜塩素酸アルカリ金属塩、サラシ粉、ジクロロ
イソシアヌル酸ナトリウム等の塩素系殺菌剤を使用する
ことができるが、次亜塩素酸ナトリウムが好ましい。
【0019】食品添加可能な界面活性剤と塩素系殺菌剤
の配合比率は殺菌対象菌種、充填する食品の種類、包装
容器の種類等を考慮して適当な値に設定する。一例とし
て、PETボトルアセプテイック充填システムにおいて
飲料水用のPETボトル内外面およびキャップの内外面
の殺菌を行う場合、殺菌剤中の界面活性剤と塩素系殺菌
剤の有効塩素の濃度比を1:20から1:1の範囲とす
ることにより良好な殺菌効果を短時間で得ることができ
る。
【0020】本発明の殺菌剤は、塩素系殺菌剤のpHを中
性付近に調整するために、次亜塩素酸又はその塩に対し
てpH調整剤を加えた後、界面活性剤を混合することが
望ましい。塩素ガスの発生を抑制し、安全でかつ良好な
殺菌効果を得る観点からpH4〜8が好ましく、pH5
〜8がより好ましく、特にpH5〜7が特に好ましく、
更に特にpH6以上7未満が好ましい。この目的で使用
するpH調整剤としては、アルカリ金属の水酸化物、ア
ルカリ土類金属の水酸化物、無機酸またはその塩および
有機酸またはその塩からなる群から選ばれる一種以上で
ある。アルカリ金属としては、アルカリ金属の水酸化
物、アルカリ土類金属の水酸化物、無機酸又はその塩、
有機酸又はその塩等が挙げられる。これらの中でも殺菌
効果向上の観点から有機酸又はその塩が好ましい。アル
カリ金属の水酸化物、アルカリ土類金属の水酸化物とし
ては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カル
シウム等が挙げられる。無機酸又はその塩としては、塩
酸、硫酸ナトリウム、硝酸ナトリウム、塩化ナトリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウム、硫酸マグネシウム、硝酸マ
グネシウム、塩化マグネシウム、リン酸三ナトリウム、
リン酸三カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水
素二カリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素
カリウム、ポリリン酸ナトリウム等が挙げられる。有機
酸又はその塩としては、マロン酸、コハク酸、グルタル
酸、アジピン酸、セバシン酸等の飽和二塩基酸又はその
塩や、フマル酸、マレイン酸等の不飽和二塩基酸又はそ
の塩、更にクエン酸、酢酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、
グルコン酸等が挙げられる。好ましくは飽和二塩基酸又
はその塩、より好ましくは炭素数3〜10の飽和二塩基
酸又はその塩であり、製剤安定性の観点からは、特にコ
ハク酸又はその塩が好ましい。また、殺菌効果向上の観
点からは、有機酸またはその塩が好ましく、食品添加物
であるコハク酸、クエン酸、グルコン酸、L-酒石酸が
好ましい。
【0021】本発明の混合殺菌剤は使用時に有効塩素濃
度が1〜5000ppm、更に5〜2000ppm、特
に5〜1000ppmで用いられるのが好ましい。
【0022】上記のとおり、Chaetomium sp.等の菌種に
対しては加熱殺菌工程において63℃以上の加熱殺菌を
行なうことにより死滅するので、本発明の殺菌剤は常温
(20℃〜50℃)で用いることができる。
【0023】本発明の殺菌対象となるものは、PETボ
トルおよびプラスチックキャップ、プラスチックカップ
および蓋材等の食品・飲料の包装容器の内外表面であ
る。
【0024】またPETボトルアセプテイック充填シス
テムにおいては、ボトルリンサーにおける無菌水ライ
ン、キャップ滅菌機におけるキャップ、キャップリンス
シュートの無菌水ライン、充填室内に設置された機器お
よび室内面等の各表面が殺菌対象となる。また、本発明
はPETボトルアセプテイック充填システムのほかプラ
スチックカップアセプテイック充填システム等のアセプ
テイック充填システム、さらにPETボトルホットパッ
ク充填システムにも適用することができる。
【0025】本発明の殺菌剤は次亜塩素酸および次亜塩
素酸塩から選ばれる一種以上と、食品添加可能な界面活
性剤と、pH調整剤との組み合わせで含有する水溶液と
して用いられる殺菌剤を使用する場合は、殺菌終了後食
品包装容器の内面に微量の殺菌剤が残存付着していても
特に人体に害はなく、充填される食品の種類によっては
殺菌工程後の無菌水による食品包装容器の洗浄工程を省
くことができ、製造工程の短縮および製造コストの節約
に多大の効果がある。
【0026】以下に図1にしたがって、本発明に係る殺
菌方法を具体的に説明する。図1は、殺菌対象表面とし
てボトル内面を殺菌するための方法の一例を工程で示す
概念図であり、加熱殺菌工程は温水により行なってい
る。図1において、1はベルトコンベア等によって構成
されるボトル搬送装置、2はボトル温水殺菌域、3は密
閉空間とされると共に、殺菌剤供給用ノズルが配置され
たボトル薬剤殺菌域、4は無菌水を噴出するノズルが配
置されたリンス域、5は充填・密封域である。
【0027】ボトル温水殺菌域2には、ボトルの内容物
充填口内に進退可能となるようにノズルが設けられてお
り、このノズルから温水が噴出されるようになってい
る。殺菌前のボトルは、その外面全体が63℃以上の温
水によって殺菌された後に、ボトル搬送装置1によっ
て、倒立状態(内容物充填口が下方に位置した状態)で
ボトル温水殺菌域2に搬送される。ボトル温水殺菌域2
では、ノズルが移動して、ボトルの内容物充填口内に入
り、この状態で、63℃以上の温水がボトルの内面に噴
出される。これにより、ボトル内面における温水によっ
て殺菌される菌種が殺菌され、温水のみによっては殺菌
されない菌種のみが残留する。
【0028】ボトル温水殺菌域2で殺菌されたボトル
は、ボトル搬送装置1によってボトル薬剤殺菌域3に搬
送される。このボトル薬剤殺菌域3では、殺菌剤供給用
ノズルより、ボトル内に殺菌剤水溶液が噴霧され(噴霧
方式)、殺菌剤がボトル内面全体に接触する。これによ
って、前記温水によっては、殺菌されない菌が殺菌さ
れ、ボトル内に充填される食品中で発育可能な全ての微
生物が殺菌される。なお、殺菌剤による殺菌の前に、殺
菌剤によっては殺菌されにくい菌が殺菌されているの
で、殺菌剤の濃度は、低く抑えている。なお、上記で
は、殺菌剤による殺菌を噴霧方式によって行っている
が、タンク内に殺菌剤を貯留しておき、該殺菌剤にボト
ルを浸漬させても良く、あるいはボトル内に殺菌剤を満
杯となるまで注入してもよい。また、上記方法では、殺
菌剤による殺菌をボトルの内面のみに行っているが、殺
菌をより確実にするために、ボトルの外面にも殺菌剤に
よる殺菌を行ってもよいことはもちろんである。
【0029】ボトル薬剤殺菌域3において薬剤殺菌され
たボトルは、さらに搬送装置1によって、リンス域4に
搬送される。このリンス域4では、ノズルより、常温の
無菌水あるいは無菌温水がボトルの少なくとも内面に吹
き付けられ、これにより、ボトルに付着されている殺菌
剤がボトル表面から除去される。なお、使用する殺菌剤
の濃度は上記の如く低くされているので、リンス域4に
送られたボトルに付着している殺菌剤は低濃度であり、
少量の無菌水あるいは少量の無菌温水によって殺菌剤を
容易かつ確実に除去できる。
【0030】リンス後のボトルは、ボトル反転手段(図
示省略)によって、反転されて正立状態とされ、無菌エ
アーを吹きつけられながら、ボトル搬送装置1によっ
て、充填室である充填・密封域5に送り込まれる。充填
・密封域5内は、クラス100のレベル以下の無菌状態
に保持され、自体公知の充填装置によって、ボトルに例
えばミルクコーヒー等の飲食品が充填される。充填・密
封域5内には上流側からフイラー6、仮巻締機7および
キャッパー8が設けられている。
【0031】フイラー6は、ボトルに飲料水、ジュース
等の飲料を充填する装置であり、配管9を介して飲料タ
ンク10から飲料が供給される。仮巻締機7には、キャ
ップ供給装置11から排出され、キャップ温水殺菌域1
2において温水殺菌さされ、キャップ薬剤殺菌域13に
おいて薬剤殺菌され、キャップリンスシュート14によ
り洗浄されたキャップが供給される。仮巻締機7は、供
給されたキャップをフイラー6から排出直後の充填済み
ボトルの頭部に載置し、キャップを軽く回転して仮巻締
めを行なった後キャッパー8に送る。キャッパー8は、
キャップを固く巻締めてボトルに固定する。その後に、
製品検査域(図示せず)で製品検査が行われて全工程が
終了する。
【0032】なお、上記図1の実施例では、ボトル薬剤
殺菌域3の前段にボトル温水殺菌域2を配置しており、
薬剤殺菌に先立って、温水殺菌を行っているが、ボトル
薬剤殺菌域3の後段にボトル温水殺菌域2を配置して、
薬剤殺菌後に温水殺菌を行ってもよい。この場合におい
ても、薬剤殺菌を先に行う上記の場合と同様、温水殺菌
及び薬剤殺菌の一方が他方の殺菌力を補完する関係にあ
るので、薬剤の濃度を低く抑えることができる。これに
加えて、薬剤殺菌後に温水殺菌を行う場合には、温水殺
菌と、薬剤殺菌工程において使用され食品容器に残留し
ている薬剤のリンスとが、同時に行われるので、殺菌及
びその後のリンスを含めたボトルの処理時間を短縮でき
る。
【0033】薬剤の使用方法としては、循環方式、使い
切りのどちらかを選択することができる。
【0034】なお、上記の実施例においては加熱工程と
殺菌工程を別個の工程域において行なっているが、同一
の工程域内で、加熱後に殺菌を行なうこともでき、ある
いは殺菌後に加熱を行なうこともでき、または加熱と殺
菌を同時に行なうこともできる(2本のノズルを使用し
て温水と薬剤を同時に噴霧する)。この場合は、システ
ムを簡素化することができる。
【0035】実施例 実施例1 かび類 :Aspergillus 属、Penicillium 属、Byssochamys 属、
Neosartorya属、及びChatomium 属 酵母類:Saccharomyces 属、及びCandida 属 細菌類 Bacillus属 A群:Bacillus subitilis
var. niger 、Bacillussubitilis 細菌類 Bacillus属 B群:Bacillus cereus 、
Bacillus circulans
【0036】上記ないしに列記された各々の供試菌
(群からなるものは同量混合させた)の全てを、各々が
10ないし10cfu/ボトルになるようにボトル
の内面に付着させ、試験用ボトル、キャップとした。試
験用ボトルとしては、内容量が500mlのPET(ポ
リエチレンテレフタレート)製のもの、試験用キャップ
としては、28口径用キャップ(ポリエチレン)製のも
のを使用した。上記試験用ボトルおよびキャップ内面に
下記1.の中から選ばれる方式により温水殺菌を行ない
(1−3の場合は薬剤殺菌後)、その後に、下記2.の
中から選ばれる方式により薬剤殺菌を行ない、付着薬剤
を無菌水で洗浄後、ボトル内面の生残菌数を測定し、殺
菌効果を求めた(チャレンジテスト法)。結果を表1に
記載した。
【0037】1.温水殺菌条件 1−1 温水噴霧方式 (1)殺菌方式;試験用ボトルおよびキャップに温水を
吹きつける方式 (2)温水の温度;63℃(ボトル、キャップの表面) (3)温水の流量;200ml/秒 (4)殺菌時間 ;4秒温水 (5)殺菌回数;2回 1−2 スチーム噴霧方式 (1)殺菌方式;試験用ボトルおよびキャップにスチー
ムを吹きつける方式 (2)スチームの温度;63℃(ボトル、キャップの表
面) (3)スチームの圧力;1.2kg/cm (4)殺菌時間 ;10秒 1−3 ホットパック充填方式 (1)殺菌方式;試験用ボトルに加温した内容物を充填
する方式 (2)充填温度;63℃(ボトルの表面) (3)充填流量;100ml/秒 (4)充填時間;5秒 (5)充填後の保持時間;キャッピング後、転倒保持3
0秒
【0038】2. 薬剤殺菌条件 2−1 薬剤噴霧殺菌方式 (1) 殺菌方式;試験用ボトルおよびキャップに薬剤
を吹きつける方式 (2) 薬剤調整;次亜塩素酸ナトリウムを水で希釈し
たものにpH調整剤としてコハク酸を使用してpHを
6.3±0.3に調整した。また、界面活性剤として、
ポリグリセリン脂肪酸エステルを使用し、混合した水溶
液に200ppmとなるよう調整し添加し使用薬剤とし
た。 (3) 有効塩素濃度;2−1記載と同じ (4)薬剤温度;50℃ (5)殺菌時間;1分 2−2 薬剤満注充填殺菌方式 (1)殺菌方式;試験用ボトルおよびキャップに薬剤を
充填し、保持し、排出する。 (2)薬剤調整;2−1記載と同じ (3)有効塩素濃度;400ppm (4)薬剤温度;50℃ (4) 殺菌時間;1分
【0039】比較例1 薬剤殺菌を行うことなく、温水殺菌のみを実施例1と同
様の条件下で行い、殺菌効果を表1に示した。
【0040】比較例2 温水殺菌を行うことなく、薬剤殺菌のみを実施例1と同
様の条件下で行い、殺菌効果を表1に示した。
【0041】比較例3 薬剤殺菌を行うことなく、温水温度を63℃に代えて4
0℃にした以外は、実施例1と同様に温水殺菌のみを行
い、殺菌効果を表1に示した。
【0042】比較例4 温水殺菌に使用する温水の温度を63℃に代えて40℃
にした以外は、実施例1と同様に、温水殺菌及び薬剤殺
菌を行い、殺菌効果を表1に示した。
【0043】比較例5 薬剤殺菌条件が下記のものであること以外は、実施例1
と同様にして試験用ボトル、キャップを殺菌し、殺菌効
果を表1に示した。 殺菌方式;試験用ボトルおよびキャップに薬剤を充填
し、保持し、排出する。 薬剤調整;オクソニア 3%(過酢酸濃度1500pp
m) 薬剤温度;40℃ 殺菌時間;3分
【0044】比較例6 殺菌条件が、下記のものであること以外は、実施例1と
同様にして試験用ボトル、キャップを殺菌し、殺菌効果
を表1に示した。この時の薬剤のpHはpH10からな
る殺菌剤を使用した。
【0045】(1) 殺菌方式;試験用ボトルおよびキ
ャップに薬剤を充填し、保持し、排出する。 (2) 薬剤調整;次亜塩素酸ソーダ (3)有効塩素濃度;100ppm (4)薬剤温度;50℃ (5) 殺菌時間;3分
【0046】
【表1】
【0047】表1において、◎は試験用ボトルに付着菌
が全く検出されないこと、○は試験用ボトル当り10
ないし10cfu付着菌が検出されたこと、△は試
験用ボトル当たり10ないし10cfu付着菌が検
出されたこと、×は10ないし10cfu以上の付
着菌が検出されたことを示している。
【0048】実施例2 温水殺菌を63℃に代えて80℃で行う以外は、実施例
1と同様に試験用ボトル、キャップの殺菌を行い、殺菌
効果を表2に示した。
【0049】<比較例7>薬剤殺菌を行うことなく、温
水殺菌のみを実施例2と同様の条件下で行い、殺菌効果
を表2に示した。
【0050】
【表2】
【0051】表2において、表1と同様、◎は試験用ボ
トルに付着菌が全く検出されないこと、○は試験用ボト
ル当り10 ないし10cfu付着菌が検出された
こと、△は試験用ボトル当たり10ないし10cf
u付着菌が検出されたこと、×は10ないし10
fu以上の付着菌が検出されたことを示している。
【0052】実施例3 温水殺菌を63℃に代えて93℃で行う以外は、実施例
1と同様に試験用ボトル、キャップの殺菌を行い、殺菌
効果を表3に示した。
【0053】<比較例8>薬剤殺菌を行うことなく、温
水殺菌のみを実施例3と同様の条件下で行い、殺菌効果
を表3に示した。
【0054】
【表3】
【0055】表3において、表1と同様、◎は試験用ボ
トルに付着菌が全く検出されないこと、○は試験用ボト
ル当り10 ないし10cfu付着菌が検出された
こと、△は試験用ボトル当たり10ないし10cf
u付着菌が検出されたこと、×は10ないし10
fu以上の付着菌が検出されたことを示している。
【0056】実施例4 <実施例1>実施例1と同条件にて試験用ボトル、キ
ャップの殺菌を行い、殺菌効果を表4に示した。
【0057】<実施例1>薬剤殺菌の有効塩素濃度を
400ppmに代えて200ppmで行う以外は、実施
例1と同様に試験用ボトル、キャップの殺菌を行い、殺
菌効果を表4に示した。
【0058】
【表4】
【0059】表4において、表1と同様、◎は試験用ボ
トルに付着菌が全く検出されないことを示している。
【0060】
【表5】実施例1と同じ条件(薬剤の有効塩素濃度を4
00ppm)とし、pH値を振った。
【0061】表1において、◎は試験用ボトルに付着菌
が全く検出されないこと、○は試験用ボトル当り10
ないし10cfu付着菌が検出されたこと、△は試
験用ボトル当たり10ないし10cfu付着菌が検
出されたこと、×は10ないし10cfu以上の付
着菌が検出されたことを示している。
【0062】また、有効塩素濃度を200ppmにし
て、同様の試験を実施したが、同様の殺菌効果を確認し
た。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、殺
菌剤は次亜塩素酸および次亜塩素酸塩から選ばれる一種
以上と、界面活性剤と、pH調整剤とを含有するので、
次亜塩素酸等の塩素系殺菌剤はpHが中性付近に調整さ
れ、この殺菌剤と界面活性剤との混合物である殺菌剤の
pHが中性付近にあるので、刺激臭がなく、廃液処理の
ために特別の処理を必要としない。また薬剤殺菌工程の
前工程または後工程として加熱殺菌工程が行われるの
で、殺菌剤のみの使用により殺菌を行う場合は加熱剤を
加熱昇温しないと死滅しない菌種でも加熱殺菌工程で殺
菌することができ、殺菌剤を加熱する必要がない。した
がって、殺菌剤の加熱による分解反応が生じることがな
く、殺菌剤の連続投入を必要とせずに幅広い菌種を短時
間に殺菌できるので、薬剤の使用量を最小限に抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る殺菌方法の一例を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1 ボトル搬送装置 2 ボトル温水殺菌域 3 ボトル薬剤殺菌域 4 リンス域 5 充填・密封域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61L 2/18 A61L 2/18 B65B 55/06 B65B 55/06 A B C // A61L 2/24 A61L 2/24 (72)発明者 春原 千加子 神奈川県横浜市鶴見区矢向1丁目1番70号 東洋製罐株式会社技術本部内 (72)発明者 坂井 繁 神奈川県横浜市鶴見区矢向1丁目1番70号 東洋製罐株式会社技術本部内 (72)発明者 吉川 清章 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 岡野 哲也 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 松尾 登 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 田村 成 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 Fターム(参考) 4C058 AA25 BB03 BB04 BB05 BB07 BB09 CC02 CC09 DD03 DD04 JJ07 JJ24 JJ26

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】食品包装容器表面または食品充填システム
    のライン配管、機器もしくは室内の表面からなる殺菌対
    象表面に次亜塩素酸および次亜塩素酸塩から選ばれる一
    種以上と、界面活性剤と、pH調整剤とを含有する水溶
    液として用いられる殺菌剤を接触させる薬剤殺菌工程
    と、該殺菌対象の表面温度を上昇させる加熱殺菌工程と
    を組み合わせることによって該殺菌対象表面を殺菌する
    ことを特徴とする食品包装容器または食品充填システム
    の殺菌方法。
  2. 【請求項2】該殺菌剤のpHを4〜8で使用することを
    特徴とする請求項1記載の殺菌方法。
  3. 【請求項3】加熱殺菌を63℃以上の温度で行うことを
    特徴とする請求項1または2記載の殺菌方法。
  4. 【請求項4】該加熱殺菌工程は温水、蒸気、熱風、ホッ
    トパックの一つまたは2以上の組合せを使用して行うこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の殺菌方
    法。
  5. 【請求項5】該加熱殺菌工程を、該薬剤殺菌工程の前工
    程として行い、該加熱殺菌工程は温水、蒸気、熱風の一
    つまたは2以上の組合せを使用して行うことを特徴とす
    る請求項4記載の殺菌方法。
  6. 【請求項6】該加熱殺菌工程を、該薬剤殺菌工程の後工
    程として行い、該加熱殺菌工程はホットパックを使用す
    ることを特徴とする請求項4記載の殺菌方法。
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