JP2002331321A - 精密打抜き方法、金型組立体及び油圧プレス - Google Patents

精密打抜き方法、金型組立体及び油圧プレス

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JP2002331321A
JP2002331321A JP2001137431A JP2001137431A JP2002331321A JP 2002331321 A JP2002331321 A JP 2002331321A JP 2001137431 A JP2001137431 A JP 2001137431A JP 2001137431 A JP2001137431 A JP 2001137431A JP 2002331321 A JP2002331321 A JP 2002331321A
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die
punch
die block
punching
fixed
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Seiji Shiokawa
塩川  清二
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Koshin Giken KK
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    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/04Frames; Guides
    • B30B15/047C-shaped frames

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は精密打抜き方法に関し、廉価にして保
守が容易であるにもかかわらず、従来のファインブラン
キングや対向ダイス法を凌駕することを目的とする。 【解決手段】油圧プレスにより上型10及び下型16の押込
み突起12, 17を素材20の表裏面に押込み深溝を成形する
ことにより素材の表裏面の対向位置に金属流動阻害壁を
形成する。金属流動阻害壁の形成状態において、ポンチ
18による打抜を行う。打抜きのための外部垂直加圧力を
素材に印加したとき発生する横逃げ分力は、金属流動阻
害壁により受け止められ、内部二次的静水圧が発生し、
本来の外部垂直加圧力に対する内部二次的静水圧加算下
においてポンチ18による素材20の打抜きが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は関し鋼板材より外
形線に沿って精密な打抜きを行うことができる精密打抜
き方法に関するものである。この発明は、また、同方法
の実施に使用するための金型組立体及び油圧プレスにも
関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋼板材の通常の加工手順としては、先
ず、シャーリングやブランキングといわれる外形のせん
断加工から始まり、次ぎに、折り曲げや絞りなどに移行
する。シャーリングやブランキングおけるせん断面が汚
い破断面であったり、バリやダレのひどい打穴は後工程
での傷の発生や、金型治具の損傷の原因となるばかり
か、製品の外観を損なう結果となる。
【0003】精密な打抜きを行いうる方法として実用化
されているものにファインブランキング法や対向ダイス
法がある。
【0004】ファインブランキングにおいては垂直方向
のみの静水圧を発生させる目的で被加工材としての板材
を押え込みつつ、その内周側で別個駆動されるパンチに
よる打抜きを行う。断面V型の環状押込み突起を有した
金型による板材の押し付けにより板材に溝を形成する場
合も、金属流動を少しでも阻害してくれればのものであ
り、パンチによる打抜き時の2次的な静水圧の発生を活
用しよう等との発想は全く無いので、エネルギ浪費とい
いうる多頭シリンダ方式となっている。
【0005】対向ダイス法はファインブランキングの理
論を更に進めたものであるも、片面の幅を有した押込み
突起付ダイスの突っ込みにより被加工材の穴抜き部の周
辺部材を強引に排除しつつパンチでの抜き加工でダイス
の動きに切削的な機構を与えるようにしたものである。
しかし、幅を有した突起の突っ込みはファインブランキ
ング以上の大出力を必要とするので、更なるエネルギ方
式となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ファインブランキング
や対向ダイス法には被加工材に食い込む押込み突起によ
り金属流動阻害壁を形成し、2次的な内部静水圧を与え
ることにより精密打抜きを行わしめるようとの発想は全
く無かった。従って、ファインブランキングや対向ダイ
ス法は、共に、駆動用として3〜4個の大出力の高価に
してなおかつ保守も面倒な特別製作のシリンダを用い、
本体は高い剛性を必要とし、ガイドは8面ガイドを必要
とするといった高価設備になり、決して廉価にして低出
力の省エネルギ型とはいい得ないものであった。そのた
め、これまで、あまり実用に供されてはいなたかった。
【0007】以上の従来の問題点に鑑みこの発明はファ
インブランキングや対向ダイス法と基本的に異なる金属
流動阻害壁による横逃げ防止により2次的な静水圧を積
極的に与えて活用する精密打抜き法によって上記した欠
点を解消し、廉価にして保守が容易な標準型シリンダに
よる2作動のみの装置による加工を可能とし、外段取り
替え可能なダイセット方式化による高生産性によりコス
トは勿論のこと精度的にも従来のファインブランキング
や対向ダイス法を凌駕するようにすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、油圧プレスにより押込み突起を素材の表裏面に
押込み深溝を成形することにより素材の表裏面の対向位
置に金属流動阻害壁を形成し、前記金属流動阻害壁の形
成状態において、打抜きのための外部垂直加圧力を素材
に印加し、外部垂直加圧力により自動的に発生する横逃
げ分力による金属の横逃げ流動に対する流動阻害壁によ
り新たに発生する内部二次的静水圧の加算下において素
材の打抜きを行うことを特徴とする精密打抜き方法が提
供される。
【0009】請求項1の発明の作用・効果を説明する
と、押込み突起を素材に押し込むことにより素材に深溝
が形成され、素材の表裏面の対向位置に金属流動の横逃
げを阻害する壁が形成される。このような金属流動の横
逃げ阻害によってそこにいわば内部的な2次的静水圧が
惹起せしめられ、この2次的静水圧は油圧シリンダから
の外部垂直圧力とは別個にワークに水平方向に作用す
る。即ち、この発明によれば、外部垂直圧力に基づく垂
直静水圧に加えて金属流動阻害壁による内部2次的水平
静水圧が加算される。この発明ではワークは縦も横も圧
荷重を受けたいわば密閉圧荷重下に置かれ、そのため、
金属の塑性変形性が高められ、精度の高い打抜き加工を
実現することができる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、金属流動阻害壁を設けるにあた
り、溝付け用の押込み突起は対向して設け、一方向の油
圧シリンダからの加圧により惹起される作用とクッショ
ン支持による反作用下で素材の表裏面に深目の溝付けを
行うことを特徴する精密打抜き方法が提供される。
【0011】請求項2の発明の作用・効果を説明する
と、溝付け用の押込み突起を対向して設け、作用・反作
用の利用で表裏面への溝形成を1方向の油圧シリンダか
らの加圧のみで行うことができる。この場合、押込み突
起の根本幅は従来のファインブランキングと同程度であ
り、突起高さのみやや高めにする。従って、押込み力と
しては従来のファインブランキング法と同程度となる。
従来の対向ダイス法との比較では、押込み突起の根本幅
としては数分の1であり、突起部の突っ込み代はかなり
浅い。そのため、油圧シリンダとして低出力のものを使
用することが可能である。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明において、作用・反作用下での金属流動阻
害壁としての溝付け後に反力受け側のみのクッション圧
力を半減低下させ、その出力差の利用により打抜き専用
シリンダの使用なしに固定パンチにより打抜き加工を行
うことを特徴とする精密打抜き方法が提供される。
【0013】請求項3の発明の作用・効果を説明する
と、一対のシリンダにおける反力受け側の油圧シリンダ
の圧力を一部抜くことによる主圧力差だけで素材の打抜
きを行うことができ、打抜き専用の油圧シリンダを省略
することができ、コスト低減を実現することができる。
【0014】請求項4に記載の発明によれば、上下又は
左右にのみそれぞれシリンダが設けられた油圧プレスに
使用される金型組立体であって、上下又は左右のシリン
ダにそれぞれ協働する各々の金型と、固定打抜きパンチ
と、逆反り押えパンチとを備え、前記金型の対向面に素
材の表裏対向面に深溝を形成するための押込み突起を備
え、上下又は左右のシリンダの油圧により金型間で素材
を加圧し、押込み突起を素材に押込み深溝とすることに
より素材の表裏面の対向位置に金属流動阻害壁を形成し
た状態において、逆反り押えパンチで素材を押えつつ固
定打抜きパンチによる素材の打抜きを行うことを特徴と
する精密打抜き用金型組立体が提供される。
【0015】請求項4の発明の作用・効果を説明する
と、金型の対向面に押込み突起が形成されることによ
り、金型間において素材の表裏面に金属流動阻害壁を構
成でき、かつ油圧プレスへの搭載も容易な構造とするこ
とができる。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明において、逆反り押えパンチの押え力加勢
用として皿ばね、ウレタンゴム又は蓄圧器付および小型
油圧ユニット駆動による小シリンダなどを具備したこと
を特徴とする金型組立体が提供される。
【0017】請求項5の発明の作用・効果を説明する
と、逆反り押えパンチの押え力加勢用として皿ばね、ウ
レタンゴム又は蓄圧器付小型油圧ユニット駆動による小
シリンダを設けることにより型抜きのため電磁弁などの
介在が不要となり単純化が実現される。
【0018】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明において、作用側の押込み突起を形成した
板状の金型は油圧シリンダによって摺動される上部ダイ
ブロックに固定され、かつ上部ダイブロックに逆反り押
えパンチが挿通されたことを特徴とする金型組立体が提
供される。
【0019】請求項6の発明の作用・効果を説明する
と、上部ダイブロックに逆反り押えパンチを挿通させる
構成により、金型組立体のコンパクト化を図ることがで
きる。
【0020】請求項7に記載の発明によれば、請求項4
に記載の発明において、反作用側の押込み突起を形成し
た板状の金型は、打抜きパンチを有した固定の下部ダイ
ブロックの上方の中間ダイブロックに固定され、中間ダ
イブロックはダイクッションピストンロッドに連結され
たことを特徴とする金型組立体が提供される。
【0021】請求項7の発明の作用・効果を説明する
と、一対のシリンダにおける反力受け側の油圧シリンダ
の圧力を一部抜くことによる主圧力差だけで中間ダイブ
ロックが下部ダイブロックに対して下降され、下部ダイ
ブロック上の打抜きパンチにより素材の打抜きを行うこ
とができ、打抜き専用の油圧シリンダを省略することが
でき、コスト低減を実現することができる。
【0022】請求項8に記載の発明によれば、請求項7
に記載の発明において、ダイセットベースと下部ダイブ
ロックとの間に空洞部が形成され、連結部材が下部ダイ
ブロックに摺動可能に挿通されると共に、連結部材とダ
イクッションピストンロッドとを連結するダイクッショ
ンパッドはダイクッションパッドの上下動を可能とする
べく前記空洞部内に配置されたことを特徴とする金型組
立体が提供される。
【0023】請求項8の発明の作用・効果を説明する
と、打抜きパンチを固定した下部ダイブロックの下方に
空洞部を形成することによりここにダイクッションパッ
ドを配置し、コンパクトな構造が実現する。
【0024】請求項9に記載の発明によれば、フレーム
と、フレームに取り付けられる上下の廉価な標準型油圧
シリンダと、上側の油圧シリンダのピストンロッドに連
結された摺動可能な上部ダイブロックと、上部ダイブロ
ックの下面に固定された上金型と、下側の油圧シリンダ
のピストンロッドに連結された中間ダイブロックと、中
間ダイブロックに固定された下金型と、ダイセットベー
スに固定された下部ダイブロックと、下部ダイブロック
に固定され、中間ダイブロックより下金型に向けて挿入
された打抜きパンチと、上部ダイブロックより上金型に
向けて挿入された逆反り押えパンチと、逆反り押えパン
チの復帰用の弾性部材とを備えたことを特徴とする廉価
な精密打抜き油圧プレスが提供される。
【0025】請求項9の発明の作用・効果を説明する
と、上金型と下金型との対向面に押込み突起を形成し、
金型組立体を取付けることにより旧来のファインブラン
キングや対向ダイス法用専用プレス機では全く不可能な
外段取替えを可能とし、更に打抜き工程の途中でクッシ
ョン圧力のみを切り下げる作動を与えることにより小出
力・省エネルギでの打抜き作業を可能とする。また、精
度がJIS特〜1級で、特注構造のアクチュエータが3
〜4本という、高価にして保守も面倒なファインブラン
キングや対向ダイスせん断法の専用機と異なり、精度は
JIS1〜2級は確保でき、標準構造のJIS型シリン
ダが2本のみという廉価にして保守も容易な上下各1本
づつのシリンダ出力が同一又は作用側のみを反出力側よ
りやや大出力とし、更に一般的深絞りなど他の作業の兼
用も可能となる。
【0026】請求項10に記載の発明によれば、請求項
9に記載の発明において、フレームはC型をなし、その
上側顎部は逆撓み板を介して上側シリンダに連結され、
下側顎部は逆撓み板を介して下側シリンダに連結された
ことを特徴とする作業性良好な三方向開放型の精密打抜
き油圧プレスが提供される。
【0027】請求項10の発明の作用・効果を説明する
と、C型フレーム構造とし、上下の顎部に逆撓板を設け
ることによりC型特有の欠点である顎部の前方が開く加
圧軸心の狂いの相殺を実現することができ、またC型フ
レーム構造により三方向開放構造となり、作業性の著し
い改善を実現することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の省エネルギ型の
精密打抜き加工方法の各工程(イ)〜(ニ)を示してお
り、第1段階(イ)において、板押え金型としての上金
型10は下面に断面V型の環状の押込み突起(又は楔)
12を有し、製品エジェクタを兼ねる逆反り押えパンチ
14が上金型10の抜き穴10-1に摺動自在に設けられて
いる。逆反り押えパンチ14はウレタンゴムなどにより
下向き矢印のように加勢されている。上金型10に対向
してフロート金型としての下金型16が設けられ、下金
型16は図示しないダイクッションにより上下動する。
下金型16は上面に断面V型の環状の押込み突起17を
有している。打抜きパンチ18は下金型16の抜き穴16
-1に挿通される。また、被加工材20は下金型16に載
置されている。
【0029】図1の(ロ)は段階2を示し、図示しない
上側シリンダの加圧を受けて上金型10は下降し、被加
工材20は矢印aのように上方のシリンダにより、例え
ば、10tfの力で上金型10により下金型16に押し付
けられる。このとき、下金型16は下側のシリンダから
矢印bのように付勢されているがストッパによって図示
の位置以上の動きは規制されている。上金型10が被加
工材20に押しつけられることにより、被加工材20は
上面においては上金型10の下面の押込み突起12によ
り環状に溝をつけられ、他方、上金型10が被加工材2
0を下金型16に押し付けるときの反力により下金型1
6の上面の突起17は被加工材20の下面に環状に溝を
つける。
【0030】図1の(ハ)に示す第3段階では矢印bの
ように下金型16をストッパに向けて上方に押しつけて
いた下部シリンダの出力が例えば、10tfから2.5tfに
減少せしめられる。2.5tfに減少した下部シリンダの出
力は矢印b´にて示す。すると、上金型10と下金型1
6とは下降し、他方、打抜きパンチ18はその位置に留
まるため、打抜きパンチ18により被加工材の打抜きが
行われる。この打抜きの際に、上金型10と下金型16
との対向した押込み突起12, 17が被加工材の上下面に食
い込み環状溝を形成しているため、金属流動阻害壁とし
て機能し、油圧シリンダからの外部垂直加圧力に基づく
垂直力とは別個にワークに水平方向に働く二次的静水圧
を惹起せしめる。即ち、被加工材に外部垂直加圧力を印
加した場合、そのままでは被加工材は太鼓状に変形(横
逃げ)しようとするが、金属流動阻害壁は素材の横逃げ
(水平力)を受け止め、これが前述の内部2次的静水圧
となる。即ち、この発明によれば、ワークに対しては油
圧シリンダからの外部垂直加圧力に加算した形で金属流
動阻害壁による内部二次的静水圧が作用する。換言すれ
ば、この発明ではワークWは縦も横も圧荷重を受けたい
わば密閉圧荷重下に置かれる。そのため、金属の塑性変
形性が高められ、被加工材20の打抜きを高精度にて実
施することができる上、二次的静水圧の分だけ油圧シリ
ンダの加圧力を補うことができ、油圧シリンダの小型化
及び小出力・省エネルギ化を実現しうる。
【0031】押込み突起12, 17の根本幅は従来のファイ
ンブランキングと同程度であり、突起高さのみやや高め
にする。従って、押込み力としては従来のファインブラ
ンキング法と同程度となる。従来の対向ダイス法との比
較では、押込み突起の根本幅としては数分の1であり、
突起部の突っ込み代はかなり浅い。そのため、油圧シリ
ンダとして低出力のものを使用することが可能となる。
【0032】図1の(ニ)は第4段階を示し、上側シリ
ンダの後退により上金型10が上昇し、被加工材20よ
り打ちぬかれた品物20´は上金型10に付着するが、
逆反り押えパンチ14により矢印c方向の例えば3tfと
いった力でエジェクトとされる。他方、下部シリンダに
より下金型16はストッパに当接する位置まで復帰上昇
せしめられる。
【0033】以上の説明から明らかなように、ウレタン
ゴムなどにより加勢された逆反り押えパンチ(エジェク
タ)14を除く作動部は上金型10と下金型16との2
作動のみである。また、出力的には押込み突起12, 17
(楔)の押込み力はファインブランキングと同程度で済
むので、押込み突起12, 17の幅は対抗ダイスせん断法の
数分の1で済む。そして、押込み突起12, 17の押込み時
に反力を受けていた下金型16 を支えているダイクッ
ション圧力を半減させてその圧力差を利用して打抜きを
行っているため、打抜き専用のシリンダは不要のため2
作動で済むととにも、トータル出力を減少しているた
め、トータル出力を比較すると、対向ダイスせん断法>
ファインブランキング>本発明となり、本発明は省エネ
ルギ化に適しているといいうる。
【0034】図2は図1に説明したこの発明の方法の実
施としての、標準的ダイセットに汲み込んで外段取り可
能とした2作動用の金型組立体(ダイセット)の構造を
示している。ダイセットベース30上に下部ダイブロッ
ク32がスペーサ34を介して固定される。また、ダイ
セットベース30上にスライドポスト36が直立固定さ
れ、スライドポスト36に中間ダイブロック38及び上
部ダイブロック40が上下摺動自在に設けられる。
【0035】中間ダイブロック38上に後述の反作用側
の押込み突起をその上面に備えた下金型42がボルト4
4にて固定される。中間ダイブロック38の下面には連
結部材46を介してダイクッションパッド48が固定さ
れている。連結部材46は下端はボルト49Aによって
ダイクッションパッド48に固定され、上端はボルト4
9Bによって中間ダイブロック38に固定されている。
ダイクッションパッド48は図示しない下側シリンダ
(ダイクッションシリンダ)から延びるダイクッション
ピストンロッド50に連結されている。
【0036】下部ダイブロック32の上側における中央
部に打抜きパンチ52がボルト54により直立固定さ
れ、打抜きパンチ52の上端は中間ダイブロック38の
中央の開口部38-1を介して挿通され、開口部38-1から突
出した打抜きパンチ52の先端は下金型42の中央部の
抜き穴42-1に嵌合されている。
【0037】上部ダイブロック40の下面には後述のよ
うに押込み突起を下面に備えた上金型56がボルト58
によって取り付けられている。上部ダイブロック40の
上面からは連結部材60がボルト61によって直立固定
され、連結部材60の上端は上部連結プレート62にボ
ルト63によって固定される。上部連結プレート62は
上側シリンダ(図示しない)のピストンと協働するよう
に配置される。エジェクタ兼用の逆反り押えパンチ66
は上部ダイブロック40の開口40-1を介して上金型56
の抜き穴56-1に挿通される。エジェクタ用のポリウレタ
ンなどの弾性体ブロック68は上部連結プレート62と
逆反り押えパンチ66の上端フランジ部66-1との間に配
置されている。締付けロッド64は逆反り押えパンチ6
6の上端フランジ部66-1を介して上部連結プレート62
にねじ込まれ、ロッド64を螺合してゆくことによって
弾性体ブロック68は上下より締め付けられ、適度な弾
性力が弾性体ブロック68に生成せしめられる。
【0038】下金型42と上金型56との対向面には図
1で説明した如き断面V字状の環状の押込み突起(楔)
70, 72が形成され、押込み突起70, 72は打抜きに先だっ
てワークと係合することによりワークの表裏面の対向位
置に金属流動阻害壁を形成し、打抜き用の外部垂直加圧
力の印加時に横逃げを防止するように作用し、外部垂直
圧力に基づく静水圧に加算される金属流動阻害壁による
内部2次的静水圧を形成することができ、これにより省
エネルギ下での打抜きを実現することができる。
【0039】次ぎに、図2の装置の作動を説明すると、
図2は金型組立体の待機状態(イ)を示し、この待機状
態(イ)においては下側シリンダに油圧を導入すること
によりクッションピストンロッド50は所定の加圧力、
例えば、10tfによって上昇せしめられ、ダイクッション
パッド48はストッパとして機能する下部ダイブロック
32に当接せしめられ、これ以上の上昇は拘束され、こ
の当接状態では下部ダイブロック32に固定される打抜
きパンチ52は中間ダイブロック38上に固定される下
金型42の抜き穴42-1の上縁から幾分後退して位置して
いる。
【0040】ワークWとしての板材は下金型42上の楔
状断面の環状押込み突起70に載置される。
【0041】図示しない上側シリンダへの油圧供給によ
りそのピストンに連結された上部連結プレート62は下
降され、上部連結プレート62に連結部材60を介して
連結された上部ダイブロック40及び上金型56は下降
され、その下面の断面V状押込み突起72はワークWに
所定の加圧力、例えば10tfにて押しつけられる。その結
果、ワークは対向する上下の押込み突起70, 72間に挟着
され、押込み突起70,72はワークWに溝を形成するべく
食い込むことによりワークWの上下面の対向位置に金属
流動阻害壁が形成される。図3は押込み突起70, 72がワ
ークWに食い込むことによりワークWの上下面の対向位
置に金属流動阻害壁を形成した状態(ロ)を示す。この
金属流動阻害壁形成状態(ロ)から下側シリンダに導入
されていた油圧を排出することによりクッションピスト
ンロッド50の加圧力を例えば2.5tonに減少させる。す
ると、上部ダイブロック40及び上金型56と、中間ダ
イブロック38及びその上の下金型42とはその間にワ
ークWを挟着した状態で合体して下降され、ダイクッシ
ョンパッド48がダイセットベース30に当接した図4
の状態(ハ)に至る。この下降の際、打抜きパンチ52
はワークWを打抜き、打ちぬかれたワークの部分W´を
介して逆反り押えパンチ66を押し上げ、エジェクタ用
のブロック68は弾性変形を行うことにより、逆反り押
えパンチ66の上昇が許容される。打抜きパンチ52に
よる打抜きの際に、金型42, 56の対向した押込み突起7
0, 72間に挟着され、溝として食い込むことによりワー
クの表裏面の対向位置に金属流動阻害壁が形成される。
このような金属流動阻害壁によりワークWの横逃げが阻
止され、油圧シリンダによる外部垂直加圧力による静水
圧とは別個に水平方向に働く二次的内部静水圧がワーク
Wに印加される。即ち、金属流動阻害壁による二次的次
的静水圧は油圧シリンダによる加圧力による垂直方向静
水圧に加算した形で生ずるため、油圧シリンダとしては
小型の省エネルギタイプのものであるにも係わらず打抜
きパンチ52により精度の高い打抜きが実現する。
【0042】図示しない上側シリンダへの油圧の排出に
よりそのピストンに連結された上部連結プレート62は
上昇に切り替わり、図5(段階(ニ))に示すように、
上部ダイブロック40及び上金型56は上昇し、中間ダ
イブロック38及びその上の下金型42も上昇し、打抜
きパンチ52は下金型42の上面から少し沈んだ状態に
至る。そして、エジェクタ用のブロック68はその弾性
によってもとの状態に復帰し、ワークの成形部分W´の
エジェクトが行われる。図5においてW"は下型42上
の抜きかすを示している。
【0043】図6はこの発明の金型組立体(ダイセッ
ト)を装着しうる三方向開放型フレーム74(所謂C型
フレーム)を備えたプレスを示している。C型フレーム
74は上側顎74Aと下側顎74Bとを備え、上側顎7
4Aに前面板76Aが、下側顎74Bには前面板76B
が固定される。上側前面板76Aから後方に逆撓板78
Aが延び、逆撓板78Aに上側シリンダ80Aが固定さ
れ、下側前面板76Bから後方に逆撓板78Bが延び、
逆撓板78Bに下側シリンダ80Bが固定される。上下
のシリンダ80A, 80Bは、それぞれ、ピストンロッド82A,
82Bを備えており、ピストンロッド82A, 82Bの端部に上
下のシリンダヘッド84A, 84Bが固定され、シリンダヘッ
ド84A, 84B間にこの発明の図2〜図5に示すダイセット
と同様な構成のダイセット86が配置される。
【0044】図6のC型フレーム74を備えたプレスで
は、加圧時に、上側顎74Aは上方にθA、下側顎74
Bは下方にθBの傾斜が生ずる。そして、逆撓板78A, 7
8Bがそれぞれの前面板76A, 76Bから突き出されているの
で、その傾きはC字の開口と逆向きとなり、逆撓板78A,
78Bの奥側が、各々、上方にθA´、下は下方にθB´
の傾きとなる。従って、各部材の剛性を適当に設定する
ことによりθA=θA´、θB=θB´と設定すること
ができる。このような逆撓板78A, 78Bの傾角相殺作用に
より、加圧軸心の傾きは零となる。もっとも、本発明に
よる省エネルギ型精密打抜き法においては、ファインブ
ランキング法や対向ダイス法の如く、ダイスとパンチと
の隙間0.01〜0.05mmの合わせを直接行うのでなく、外段
取りの効率性を考えたダイセット使用を考えているの
で、必ずしもプレスストロークの直角度が零である必要
もなく、JISの超特急や特急の0.01〜0.02を狙う必要
もなく、JISの1級の0.04ぐらいで可能である。
【0045】当然であるが、金型の寿命、製品の精密度
を上げたい場合は、図6のC型フレームの代わりに通常
の門型のガイド付プレスで行えばよい。その場合でも本
発明によれば、前述のように、シリンダ総出力の抑制、
即ち、省エネルギ化と、高価にして保守も面倒な2重構
造の特殊シリンダを3本も4本も用いる必要はないの
で、省エネルギ性と主機の廉価性と保守の容易性は失わ
れることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明による打抜き加工方法の一連の
工程(イ)〜(ニ)を説明する概略図である。
【図2】図2は図1の原理を実現する実機としての上下
シリンダ型油圧プレスの断面図であり、板材の打抜きの
準備状態(イ)を示している。
【図3】図3は図2と同様であるが、流動阻害壁を形成
するべく上下の金型によりワークを加圧した状態(ロ)
を示している。
【図4】図4は図2と同様であるが、下側シリンダによ
る加圧力を減少させて金型を下降させることによる、ワ
ークの打抜き状態(ハ)を示している。
【図5】図5は図2と同様であるが、金型を開き製品を
取出す状態(ニ)を示している。
【図6】図6はこの発明の金型を装着しうるC型フレー
ムを有したプレスを概略的に示している。
【符号の説明】
10…上金型 12…押込み突起(又は楔) 14…逆反り押えパンチ 16…下金型 17…押込み突起 20…被加工材 30…ダイセットベース 32…下部ダイブロック 34…スペーサ 36…スライドポスト 38…中間ダイブロック 40…上部ダイブロック 42…下金型 46…連結部材 48…ダイクッションパッド 50…ダイクッションピストンロッド 52…打抜きパンチ 56…上金型 60…連結部材 62…上部連結プレート 64…締付けロッド 66…逆反り押えパンチ 68…弾性体ブロック 70, 72…押込み突起(楔)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧プレスにより押込み突起を素材の表
    裏面に押込み深溝を成形することにより素材の表裏面の
    対向位置に金属流動阻害壁を形成し、前記金属流動阻害
    壁の形成状態において、打抜きのための外部垂直加圧力
    を素材に印加し、外部垂直加圧力により自動的に発生す
    る横逃げ分力による金属の横逃げ流動に対する流動阻害
    壁により新たに発生する内部二次的静水圧の加算下にお
    いて素材の打抜きを行うことを特徴とする精密打抜き方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、金属流
    動阻害壁を設けるにあたり、溝付け用の押込み突起は対
    向して設け、一方向の油圧シリンダからの加圧により惹
    起される作用とクッション支持による反作用下で素材の
    表裏面に深目の溝付けを行うことを特徴する精密打抜き
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の発明において、作用・
    反作用下での金属流動阻害壁としての溝付け後に反力受
    け側のみのクッション圧力を半減低下させ、その出力差
    の利用により打抜き専用シリンダの使用なしに固定パン
    チにより打抜き加工を行うことを特徴とする精密打抜き
    方法。
  4. 【請求項4】 上下又は左右にのみそれぞれシリンダが
    設けられた油圧プレスに使用される金型組立体であっ
    て、上下又は左右のシリンダにそれぞれ協働する各々の
    金型と、固定打抜きパンチと、逆反り押えパンチとを備
    え、前記金型の対向面に素材の表裏対向面に深溝を形成
    するための押込み突起を備え、上下又は左右のシリンダ
    の油圧により金型間で素材を加圧し、押込み突起を素材
    に押込み深溝とすることにより素材の表裏面の対向位置
    に金属流動阻害壁を形成した状態において、逆反り押え
    パンチで素材を押えつつ固定打抜きパンチによる素材の
    打抜きを行うことを特徴とする精密打抜き用金型組立
    体。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の発明において、逆反り
    押えパンチの押え力加勢用として皿ばね、ウレタンゴム
    又は蓄圧器付および小型油圧ユニット駆動による小シリ
    ンダなどを具備したことを特徴とする金型組立体。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の発明において、作用側
    の押込み突起を形成した板状の金型は油圧シリンダによ
    って摺動される上部ダイブロックに固定され、かつ上部
    ダイブロックに逆反り押えパンチが挿通されたことを特
    徴とする金型組立体。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の発明において、反作用
    側の押込み突起を形成した板状の金型は、打抜きパンチ
    を有した固定の下部ダイブロックの上方の中間ダイブロ
    ックに固定され、中間ダイブロックはダイクッションピ
    ストンロッドに連結されたことを特徴とする金型組立
    体。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の発明において、ダイセ
    ットベースと下部ダイブロックとの間に空洞部が形成さ
    れ、連結部材が下部ダイブロックに摺動可能に挿通され
    ると共に、連結部材とダイクッションピストンロッドと
    を連結するダイクッションパッドはダイクッションパッ
    ドの上下動を可能とするべく前記空洞部内に配置された
    ことを特徴とする金型組立体。
  9. 【請求項9】 フレームと、フレームに取り付けられる
    上下の廉価型の標準型油圧シリンダと、上側の油圧シリ
    ンダのピストンロッドに連結された摺動可能な上部ダイ
    ブロックと、上部ダイブロックの下面に固定された上金
    型と、下側の油圧シリンダのピストンロッドに連結され
    た中間ダイブロックと、中間ダイブロックに固定された
    下金型と、ダイセットベースに固定された下部ダイブロ
    ックと、下部ダイブロックに固定され、中間ダイブロッ
    クより下金型に向けて挿入された打抜きパンチと、上部
    ダイブロックより上金型に向けて挿入された逆反り押え
    パンチと、逆反り押えパンチの復帰用の弾性部材とを備
    えたことを特徴とする廉価型精密打抜き油圧プレス。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の発明において、フレ
    ームはC型をなし、その上側顎部は逆撓み板を介して上
    側シリンダに連結され、下側顎部は逆撓み板を介して下
    側シリンダに連結されたことを特徴とする作業性良好な
    三方向開放型の精密打抜き油圧プレス。
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