JP2002330298A - 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体

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JP2002330298A JP2001134450A JP2001134450A JP2002330298A JP 2002330298 A JP2002330298 A JP 2002330298A JP 2001134450 A JP2001134450 A JP 2001134450A JP 2001134450 A JP2001134450 A JP 2001134450A JP 2002330298 A JP2002330298 A JP 2002330298A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準色相間の領域における色相変換量を基準
色相毎に独立して補正可能な画像処理装置を提供するこ
とを課題とする。 【解決手段】 本発明の画像処理装置は、RGB色空間
において、RGB画像入力データに対して所望の画像処
理を施す。色相判定部115によって、RGB画像入力
データが示す変換前色点の色相が判定され、色相変換部
120によって、前記色相判定部115の判定結果に応
じて、RGB色空間の辺と平行な直線上の色点に前記変
換前色点が色相変換される。そして、前記色相変換部1
20によって前記RGB画像入力データの色相変換が行
われる。このようにして、基準色相間の領域における色
相変換量を基準色相毎に独立して補正できるので、全色
空間において良好な色変換を実現することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、プロジ
ェクタ等のための画像処理、特にR(赤)G(緑)B
(青)の3色で表現される画像データを使用機器、ユー
ザの好み等に合わせて色変換処理する画像処理装置、画
像処理方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷処理における色変換は、画質劣化を
補正して良好な色再現性を保つために必須の技術であ
る。また、モニタ・プロジェクタなどの表示装置におい
ても、使用条件などに合わせた所望の色再現を行うため
に色変換処理が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、マトリックス
演算方式の色変換の場合、印画の非線型性によって好適
な色変換を実現することができない。また、赤、青、
緑、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)の
6色相(基準色相)間における色相変換量を独立して補
正できないため、全色空間において良好な色変換を実現
することができない。
【0004】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、基準色相間の領域における色相変換量を
基準色相毎に独立して補正可能な画像処理装置、画像処
理方法、プログラムおよび記録媒体を提供することを課
題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1に記載の発明は、RGB色空間において、RGB画像
入力データに対して所望の画像処理を施す画像処理装置
であって、前記RGB画像入力データが示す変換前色点
の色相を判定する色相判定手段と、当該色相判定手段の
判定結果に応じて、RGB色空間の辺と平行な直線上の
色点に前記変換前色点を色相変換する色相変換手段と、
を備え、当該色相変換手段によって前記RGB画像入力
データの色相変換を行うように構成される。
【0006】以上のように構成された、RGB色空間に
おいて、RGB画像入力データに対して所望の画像処理
を施す画像処理装置によれば、色相判定手段によって、
前記RGB画像入力データが示す変換前色点の色相が判
定され、色相変換手段によって、前記色相判定手段の判
定結果に応じて、RGB色空間の辺と平行な直線上の色
点に前記変換前色点が色相変換される。そして、前記色
相変換手段によって前記RGB画像入力データの色相変
換が行われる。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の画像処理装置であって、前記色相判定手段が、
前記RGB画像入力データが示す変換前色点が、RGB
色空間内において複数に分割された色相領域のいずれに
属するかを判定し、当該判定結果に応じて、前記色相変
換手段が色相変換を行うように構成される。
【0008】さらに、請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の画像処理装置であって、前記色相判定手段
が、前記RGB画像入力データが示す変換前色点が、R
−Y色相領域、Y−G色相領域、G−C色相領域、C−
B色相領域、B−M色相領域、M−R色相領域のいずれ
に属するかを判定するように構成される。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
乃至3のいづれか一項に記載の画像処理装置であって、
前記色相変換手段が色相変換量を規定する色相変換パラ
メータを入力するためのパラメータ入力手段を備えるよ
うに構成される。
【0010】さらに、請求項5に記載の発明は、請求項
4に記載の画像処理装置であって、前記色相変換パラメ
ータは、RGBCMYの各色相に対して独立に設定可能
であるように構成される。
【0011】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
または5に記載の画像処理装置であって、前記色相判定
手段による判定結果と、入力された色相変換パラメータ
とに基づき、前記RGB画像入力データの色相変換量を
計算する色相変換量計算手段を備えるように構成され
る。
【0012】さらに、請求項7に記載の発明は、請求項
1乃至6のいづれか一項に記載の画像処理装置であっ
て、同一色相の色点の集合が色相変換後も同一色相の色
点の集合になるように、前記色相変換手段による色相変
換量に対して所望の重み付けを施し、前記重み付けされ
た色相変換量に基づきRGB画像入力データの色相変換
を行うように構成される。
【0013】また、請求項8に記載の発明は、請求項7
に記載の画像処理装置であって、変換前色点がグレイ軸
に近い程、前記重み付けを小さくするように構成され
る。
【0014】さらに、請求項9に記載の発明は、請求項
1乃至8のいづれか一項に記載の画像処理装置であっ
て、前記色相変換手段による色相変換の結果、色点が隣
接色相領域に変換されてしまう場合、隣接境界において
色相変換の方向を変更するように構成される。
【0015】また、請求項10に記載の発明は、RGB
色空間において、RGB画像入力データに対して所望の
画像処理を施す画像処理方法であって、前記RGB画像
入力データが示す変換前色点の色相を判定する色相判定
工程と、当該色相判定工程の判定結果に応じて、RGB
色空間の辺と平行な直線上の色点に前記変換前色点を色
相変換する色相変換工程と、を備え、当該色相変換工程
によって前記RGB画像入力データの色相変換を行うよ
うに構成される。
【0016】さらに、請求項11に記載の発明は、RG
B色空間において、RGB画像入力データに対して施さ
れる所望の画像処理をコンピュータに実行させるための
プログラムであって、前記RGB画像入力データが示す
変換前色点の色相を判定する色相判定処理と、当該色相
判定処理の判定結果に応じて、RGB色空間の辺と平行
な直線上の色点に前記変換前色点を色相変換する色相変
換処理と、を備え、当該色相変換処理によって前記RG
B画像入力データの色相変換を行う画像処理をコンピュ
ータに実行させるように構成される。
【0017】また、請求項12に記載の発明は、請求項
11に記載のプログラムを記録したコンピュータによっ
て読取可能な記録媒体である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
好適な実施の形態について説明する。当該実施形態で
は、プロジェクタにおける画像処理について説明する。
【0019】図1に、本発明の一実施形態にかかるプロ
ジェクタ内の画像処理部100の機能ブロック図を示
す。
【0020】本発明の一実施形態にかかるプロジェクタ
内の画像処理部100は、アナログ形式の画像入力信号
をデジタル信号に変換するA/D変換部110と、RG
B画像入力データに基づき色相を判定する色相判定部1
15と、RGB画像入力信号に対して所望の色相変換を
行う色相変換部120と、デジタル信号をアナログ信号
に変換するためのD/A変換部130と、液晶ライトバ
ルブを駆動して画像の投影表示を行うためのL/V(ラ
イトバルブ)駆動部140と、を備えて構成される。
【0021】さらに、色相変換部120は、各色相毎に
色相変換パラメータを入力するためのパラメータ入力部
120aと、前記色相判定部115によって判定された
色相と入力された色相変換パラメータとに基づき、前記
RGB画像入力データの色相変換量を計算する変換量計
算部120bと、を備えて構成される。
【0022】図2に、色相変換部120による処理を説
明するための6つの色相領域を示す。色相変換部120
による変換は全てRGB空間において行われる。
【0023】色相は、図2に示すように6つの領域に分
けて、それぞれの領域毎に色相変換を行う。すなわち、
色相判定部115によってRGB画像入力データに基づ
き色相が判定され、判定結果に基づき各領域毎に色相変
換が行われる。
【0024】この色相変換の際、パラメータ入力部12
0aによって、R,G,B,C,M,Yの各色相に対して、
色相変換量を規定する色相変換パラメータが入力され
る。入力される色相変換パラメータの範囲は、−128
以上で127以下である。図2の各領域ではRGBCM
Yのうちの2色に関する色相変換パラメータが色相変換
量の計算に関係する。例えば、図2の領域1ではRおよ
びYの色相変換パラメータが色相変換量の計算に関係す
る。換言すれば、RGBCMYの各色相変換量は、それ
ぞれ隣り合った2つの色相領域に影響する。例えば、R
ならば領域1および領域6に影響する。
【0025】そして、図3に示すように、例えばRの場
合、RGBCMYの各変換量が各原色(RGB空間の頂
点)で最大となり、隣の色相やグレイ軸に近づくに従っ
て小さくなるように重み付けを行う。このような重み付
けを行うことで、色相変換後もRGB空間の連続性が維
持される。重み付け処理については以下に詳述する。
【0026】色相判定部115および色相変換部120
の動作次に、図4を参照して、本発明の一実施形態にか
かるプロジェクタの画像処理部100内の色相判定部1
15および色相変換部120の動作を説明する。
【0027】なお、以下に説明する色相判定部115お
よび色相変換部120による色相変換処理は、プロジェ
クタのプログラム格納部(図示せず)に記録された画像
処理プログラムを実行することによって行われる。前記
プログラム格納部は、画像処理プログラムを記録した媒
体を構成する。さらに、当該画像処理プログラム自体
も、本願発明の範囲内に包含される。
【0028】まず、プロジェクタの使用が開始される
と、色相判定部115は、RGB画像入力データのR,
G,B値の大小関係を求め(S10)、RGB画像入力
データが図2に示す色相領域1〜6またはグレイ(Gra
y)領域のいずれに属するかを判定する。すなわち、色
相判定部115は、(1) R≧G>Bのとき、R−Y領
域(図2の色相領域1)であると判定してR−Y領域に
おける色相変換処理を行い(S12)、(2) G>R≧
Bのとき、Y−G領域(図2の色相領域2)であると判
定してY−G領域における色相変換処理を行い(S1
4)、(3) G≧B>Rのとき、G−C領域(図2の色
相領域3)であると判定してG−C領域における色相変
換処理を行い(S16)、(4) B>G≧Rのとき、C
−B領域(図2の色相領域4)であると判定してC−B
領域における色相変換処理を行い(S18)、(5) B
≧R>Gのとき、B−M領域(図2の色相領域5)であ
ると判定してB−M領域における色相変換処理を行い
(S20)、(6) R>B≧Gのとき、M−R領域(図
2の色相領域6)であると判定してM−R領域における
色相変換処理を行い(S22)、(7) R=G=Bのと
き、グレイ領域(無変換の領域)であると判定して色相
変換処理を行わない(S24)。
【0029】次に、図5を参照して、各色相領域におけ
る色相変換部120による処理を説明する。当該実施形
態では、R≧G>Bのとき、すなわちR−Y領域(図2
の色相領域1)における色相変換処理に関して説明す
る。当該色相変換処理は、図2に示す他の色相領域2〜
6についても色相領域1と同様であるため、その説明を
省略する。
【0030】図5に示すように、まず、パラメータ入力
部120aから変換量算出部120bに対して、色相変
換量を規定するパラメータ(当該明細書において「色相
変換パラメータ」と称する)が入力される(S30)。
色相変換パラメータは、 Rh:Rの色相変換パラメータ(−128≦Rh≦127) Gh:Gの色相変換パラメータ(−128≦Gh≦127) Bh:Bの色相変換パラメータ(−128≦Bh≦127) Ch:Cの色相変換パラメータ(−128≦Ch≦127) Mh:Mの色相変換パラメータ(−128≦Mh≦127) Yh:Yの色相変換パラメータ(−128≦Yh≦127) と定義される。
【0031】色相変換パラメータが正の場合には、R→
Y→G→C→B→M→Rの方向に色相を回転させる。
【0032】次に、変換量算出部120bによる色相変
換量の算出処理が行われる(S32)。
【0033】RGBCMYの各頂点の色は、色相変換量
の分だけR−Y−G−C−B−M−Rの辺に沿って移動
する。そして、頂点以外の色点に関しては、色相変換量
に対して重み付け処理を行う。すなわち、RGB色空間
の辺と平行な直線上の色点に、変換前色点を色相変換す
る。重み付け処理の一例として、Rhに関しては、R−
Y領域では(R−G)/255、M−R領域では(R−
B)/255の重み付けを行うものとする。このような重
み付けを行うと、彩度変換前の色点がグレイ軸に近い程
色相変換量が小さくなるので、図6に示すように、変換
前に同一色相である色点の集合は、変換後も同一色相の
色点の集合になる。
【0034】R−Y−G−C−B−M−Rの辺に平行に
移動する場合は、RGBのうちのどれか一つの成分を増
減させればよい。図6に示す場合には、RおよびBの値
はそのままでGの値のみを増加させればよい。すなわ
ち、色相変換量を(ΔR,ΔG,ΔB)とすると、 ΔR=0 ΔG={(R−G)/255}×Rh ΔB=0 となる。
【0035】色相変換量の算出には、各領域ともに2つ
の色相領域の色相パラメータが影響する。例えば、R−
Y領域における色相変換量は、RhとYhとによる色相変
換量の重ね合せによって求められる。 (1) 色相変換の結果、R−Y領域から隣接する領域
(Y−G領域またはM−R領域)に色点が移動しない場
合(図7の(A)の場合:B−G<H<R−G)R−Y領
域における色相変換量を式によって表現すれば、 ΔR=0 ΔG={(R−G)/255}×Rh+{(G−B)/255}×Yh ΔB=0 となる。
【0036】以下の説明において、 ΔG={(R−G)/255}×Rh+{(G−B)/255}×Yh=
H とする。
【0037】しかし、図7の(B)または(C)に示すよう
に、色相変換の結果、R−Y領域から隣接する領域(Y
−G領域またはM−R領域)に色点が移動する場合、変
換方向が隣接領域との境界において変更される。 (2) R−Y領域から隣接するY−G領域に色点が変換
される場合(図7の(B)の場合:R−G<H) 色相変換量を式で表現すると ΔR=−{H−(R−G)} ΔG=R−G ΔB=0 となる。 (3) R−Y領域から隣接するM−R領域に色点が変換
される場合(図7の(C)の場合:H<B−G<0) 色相変換量を式で表現すると ΔR=0 ΔG=−(G−B) ΔB=(−H)−(G−B) となる。
【0038】以上(1)〜(3)の場合を一つの式にまとめる
と、R−Y領域における点P(R,G,B)から点P’
(R’,G’,B’)への色相変換の式は、色相変換量をΔ
R,ΔG,ΔBとすると、 R’=R+ΔR G’=G+ΔG B’=B+ΔB であり、 ΔR=min[R−G−H,0] ΔG=mid[B−R,H,R−G] ΔB=max[B−G−H,0] H={(R−G)/255}×Rh+{(G−B)/255}×Yh となる。ここで、min[R−G−H,0]は、R−G−H
または0のうちの最小値をとることを意味し、mid[B−
R,H,R−G]は、B−R,H,R−Gのうちの中央
値をとることを意味し、max[B−G−H,0] は、B−
G−Hまたは0のうちの最大値をとることを意味する。
【0039】他の色相領域においても同様の色相変換処
理を行う。
【0040】以上のようにして、当該実施形態による画
像処理装置によれば、基準色相間の領域における色相変
換量を基準色相毎に独立に、且つ隣の領域との連続性が
失われないように設定できるので、全色空間において良
好な色変換を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるプロジェクタ内の
画像処理部100の機能ブロック図である。
【図2】色相変換部120による処理を説明するための
6つの色相領域を示す図である。
【図3】変換量算出部120bによる重み付け処理を説
明するための図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる色相判定部115
および色相変換部120の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】各色相領域における色相変換部120の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図6】変換量算出部120bによる色相変換量の算出
処理を説明するための図(1)である。
【図7】変換量算出部120bによる色相変換量の算出
処理を説明するための図(2)である。
【符号の説明】
100 画像処理部 110 A/D変換部 115 色相判定部 120 色相変換部 120a パラメータ入力部 120b 変換量算出部 130 D/A変換部 140 L/V駆動部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 BA25 BA26 CE17 CE18 CH08 CH18 DA16 DA17 5C077 LL19 PP31 PP32 PP33 PP37 PQ08 PQ18 SS05 TT02 5C079 HB01 HB02 HB11 LA02 LA10 LA31 LB00 MA19 NA01 PA03 PA05

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RGB色空間において、RGB画像入力
    データに対して所望の画像処理を施す画像処理装置であ
    って、 前記RGB画像入力データが示す変換前色点の色相を判
    定する色相判定手段と、 当該色相判定手段の判定結果に応じて、RGB色空間の
    辺と平行な直線上の色点に前記変換前色点を色相変換す
    る色相変換手段と、 を備え、当該色相変換手段によって前記RGB画像入力
    データの色相変換を行う画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像処理装置であっ
    て、 前記色相判定手段が、 前記RGB画像入力データが示す変換前色点が、RGB
    色空間内において複数に分割された色相領域のいずれに
    属するかを判定し、 当該判定結果に応じて、前記色相変換手段が色相変換を
    行う画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像処理装置であっ
    て、 前記色相判定手段が、 前記RGB画像入力データが示す変換前色点が、R−Y
    色相領域、Y−G色相領域、G−C色相領域、C−B色
    相領域、B−M色相領域、M−R色相領域のいずれに属
    するかを判定する画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいづれか一項に記載の
    画像処理装置であって、 前記色相変換手段が 色相変換量を規定する色相変換パラメータを入力するた
    めのパラメータ入力手段を備える画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の画像処理装置であっ
    て、 前記色相変換パラメータは、RGBCMYの各色相に対
    して独立に設定可能である、画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または5に記載の画像処理装置
    であって、 前記色相判定手段による判定結果と、入力された色相変
    換パラメータとに基づき、前記RGB画像入力データの
    色相変換量を計算する色相変換量計算手段を備える画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいづれか一項に記載の
    画像処理装置であって、 同一色相の色点の集合が色相変換後も同一色相の色点の
    集合になるように、前記色相変換手段による色相変換量
    に対して所望の重み付けを施し、 前記重み付けされた色相変換量に基づきRGB画像入力
    データの色相変換を行う画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像処理装置であっ
    て、 変換前色点がグレイ軸に近い程、前記重み付けを小さく
    する、画像処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいづれか一項に記載の
    画像処理装置であって、 前記色相変換手段による色相変換の結果、色点が隣接色
    相領域に変換されてしまう場合、隣接境界において色相
    変換の方向を変更する、画像処理装置。
  10. 【請求項10】 RGB色空間において、RGB画像入
    力データに対して所望の画像処理を施す画像処理方法で
    あって、 前記RGB画像入力データが示す変換前色点の色相を判
    定する色相判定工程と、 当該色相判定工程の判定結果に応じて、RGB色空間の
    辺と平行な直線上の色点に前記変換前色点を色相変換す
    る色相変換工程と、 を備え、当該色相変換工程によって前記RGB画像入力
    データの色相変換を行う画像処理方法。
  11. 【請求項11】 RGB色空間において、RGB画像入
    力データに対して施される所望の画像処理をコンピュー
    タに実行させるためのプログラムであって、 前記RGB画像入力データが示す変換前色点の色相を判
    定する色相判定処理と、 当該色相判定処理の判定結果に応じて、RGB色空間の
    辺と平行な直線上の色点に前記変換前色点を色相変換す
    る色相変換処理と、 を備え、当該色相変換処理によって前記RGB画像入力
    データの色相変換を行う画像処理をコンピュータに実行
    させるためのプログラム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のプログラムを記録
    したコンピュータによって読取可能な記録媒体。
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WO2006095496A1 (ja) * 2005-03-10 2006-09-14 Sharp Kabushiki Kaisha 色変換装置、プログラム、画像表示装置及び携帯型端末装置
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