JP2002330091A - ワイヤレス受信機及びこれを用いた受信システム - Google Patents

ワイヤレス受信機及びこれを用いた受信システム

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JP2002330091A
JP2002330091A JP2001134083A JP2001134083A JP2002330091A JP 2002330091 A JP2002330091 A JP 2002330091A JP 2001134083 A JP2001134083 A JP 2001134083A JP 2001134083 A JP2001134083 A JP 2001134083A JP 2002330091 A JP2002330091 A JP 2002330091A
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wireless receiver
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JP2001134083A
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Akihiro Yamada
朗博 山田
Susumu Yoshikawa
進 吉川
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Toa Corp
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Toa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信領域を拡張する。 【解決手段】 音声入力端子26及びRSSI入力端子
29と、音声出力端子27及びRSSI出力端子30
と、を備えた受信機を、複数(N)台設ける。そして、
これら各受信機を直列に接続することにより、受信シス
テムを構成する。それぞれの受信機は、自己のRSSI
電圧と、前段側の受信機から入力されるRSSI電圧と
を、比較して、当該RSSI電圧の高い方、即ち受信電
界強度が強く良好に電波を受信している方、の受信機の
音声信号及びRSSI電圧を、自己の信号として、後段
側の受信機に伝送する。これにより、各受信機のうち、
最も良好に電波を受信しているものの音声信号とRSS
I電圧とが、最後尾に配置された受信機[N]から出力
される。従って、各受信機を、それぞれ適当に離して配
置すれば、受信システムとしての受信領域を拡張でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばワイヤレス
・マイクロホン・システム等に用いられるワイヤレス受
信機(以下、単に受信機と言う。)及びこの受信機を複
数台用いる受信システムに関し、特に送信機から送られ
てくる電波を受信することのできる領域(エリア)を拡
張するのに適した受信機及び受信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のように受信機の受信領域を拡張す
る方法として、従来、例えば図4に示すようなものがあ
る。同図に示すように、これは、一般に知られている2
入力−1出力形式の混合分配器100を用いることによ
り、1台の受信機101に対して2本の受信アンテナ1
02、102を接続するものである。そして、各アンテ
ナ102、102をそれぞれ適当に離して配置すること
により、(アンテナ102を1本のみとする場合に比べ
て)受信領域を拡張するものである。なお、図には示さ
ないが、混合分配器100を複数台用いて(詳しくは縦
続接続して)、受信機101に接続するアンテナ102
の本数を増やせば、上記受信領域を更に拡張できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
によれば、混合分配器100を設けることによる挿入損
失が生じる。この挿入損失は、混合分配器100の挿入
台数(即ちアンテナ102の本数)が多いほど大きくな
る。また、この混合分配器100を介して各アンテナ1
02、102と受信機101とを接続する例えば同軸ケ
ーブル等の信号線路も、当然のことながら当該信号線路
自体の内部インピーダンス等による伝送損失を有する。
この伝送損失は、線路を伝送する信号の周波数が高いほ
ど大きく、特にワイヤレス・マイクロホン・システムに
至っては、通常、数十MHz乃至数百MHzという高周
波信号が伝送するので、この伝送損失による影響は極め
て大きい。従って、この信号線路を、余り長くすること
はできない。このように、上記従来技術においては、ア
ンテナ102の本数、及びこのアンテナ102と受信機
101とを接続する信号線路の線路長が、或る程度制限
されるので、余り広い受信領域を確保できない、という
問題がある。
【0004】また、上記図4のように、各アンテナ10
2、102が互いに離れた空間にある状態においては、
それぞれのアンテナ102、102から出力される各受
信信号の各位相が、例えば図示しない送信機との位置関
係や受信領域内のフェージング等の影響によって相互に
変化する。従って、これらの受信信号を混合分配器10
0で混合したあと最終的に受信機101に入力される信
号が、当該各受信信号の位相差の影響を受けて非常に不
安定となり、良好な通信品質を保てないという問題があ
る。特に、各受信信号の位相が互いに180度異なる場
合には、受信機101に入力される信号のレベルが極め
て小さくなり、その結果、受信機101があたかも「電
波なし」の状態に陥ってしまうことがある。
【0005】そこで、本発明は、上記混合分配器100
の挿入損失や、この混合分配器100で上記各受信信号
を混合することによる当該各受信信号の位相差の影響、
を受けることなく、受信領域を拡張することができ、し
かも、上記信号線路の伝送損失を低減することによっ
て、より広い受信領域を確保できる受信機及び受信シス
テムを提供することを目的とする。また、このような受
信機及び受信システムを、比較的に安価でかつ簡単な構
成により実現することも、本発明の目的とするところで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、基本的に、単体で使用可能な受信機
を、複数台直列に接続するものである。
【0007】即ち、受信機は、送信機から送られてくる
電波を受信する受信アンテナと、この受信アンテナから
出力される受信信号の大きさを表す第1の信号を生成す
る第1の受信部と、上記受信信号をこれよりも周波数の
低い所定周波数の第2の信号に変換する第2の受信部
と、上記第1の信号、及び外部から第1の入力端子を介
して入力される第1の外部信号、のいずれか一方を、第
1の切替制御信号に従って選択して第1の出力端子から
外部に出力する第1の切替部と、上記第2の信号、及び
外部から第2の入力端子を介して入力される第2の外部
信号、のいずれか一方を、第2の切替制御信号に従って
選択して第2の出力端子から外部に出力する第2の切替
部と、上記第1の信号によって表される上記受信信号の
大きさと、上記第1の外部信号によって表される或る信
号の大きさと、を比較して、少なくとも上記受信信号の
大きさの方が上記或る信号の大きさよりも大きいと判断
したとき、第1の切替部によって第1の信号を選択し、
少なくとも上記受信信号の大きさよりも上記或る信号の
大きさの方が大きいと判断したとき、第1の切替部によ
って第1の外部信号を選択するように、上記第1の切替
制御信号を生成して第1の切替部に供給する第1の切替
制御部と、この第1の切替制御部と同様に、上記第1の
信号によって表される上記受信信号の大きさと、上記第
1の外部信号によって表される上記或る信号の大きさ
と、を比較して、少なくとも受信信号の大きさの方が或
る信号の大きさよりも大きいと判断したとき、第2の切
替部によって第2の信号を選択し、少なくとも受信信号
の大きさよりも或る信号の大きさの方が大きいと判断し
たとき、第2の切替部によって第2の外部信号を選択す
るように、上記第2の切替制御信号を生成して第2の切
替部に供給する第2の切替制御部と、を具備する。
【0008】なお、ここで言う上記第1の信号として
は、例えば一般に知られているRSSI(Received Str
ength Signal Indicator:受信強度指示信号)電圧等の
ように、上記受信信号の信号レベルに比例したレベルを
有する信号を用いることができる。また、上記第2の信
号とは、例えば受信機側で復元しようとしている元の信
号(原信号)のことであって、受信機が例えばワイヤレ
ス・マイクロホン・システム用のものである場合には、
音声信号(AF)のことを言う。これ以外にも、例え
ば、受信機がスーパヘテロダイン方式のものである場合
には、中間周波信号(IF)を、当該第2の信号として
もよい。
【0009】本発明では、上記受信機を複数設ける。そ
して、これら各受信機のうち或る受信機の第1の出力端
子と、この或る受信機とは別の受信機の第1の入力端子
とを、例えば同軸ケーブル等の所定の信号線路で互いに
接続する。これと共に、当該或る受信機の第2の出力端
子と、当該別の受信機の第2の入力端子とを、同軸ケー
ブル等の所定の信号線路で互いに接続する。このよう
に、各受信機を、それぞれ直列(カスケード)接続する
ことにより、一式の受信システムを構成する。
【0010】上記構成において、今、任意の受信機につ
いて注目する。この任意の受信機においては、送信機か
ら送られてくる電波を、受信アンテナにより受信する。
受信アンテナは、受信電界強度に応じた大きさ(レベ
ル)の受信信号を出力し、これを第1及び第2の各受信
部に入力する。このうち、第1の受信部は、上記受信信
号の大きさを表す第1の信号を生成して、これを第1の
切替部、第1及び第2の各切替制御部に、それぞれ入力
する。一方、第2の受信部は、上記受信信号を、所定周
波数の第2の信号に変換して、これを第2の切替部に入
力する。
【0011】上記第1の切替部には、外部から第1の入
力端子を介して入力される第1の外部信号、も入力され
る。この第1の入力端子には、当該任意の受信機よりも
一段前に配置されている別の受信機、の第1の出力端子
が、接続されている。従って、第1の切替部には、上記
第1の外部信号として、当該一段前に配置されている受
信機の第1の信号が、入力される。そして、この第1の
外部信号は、第1の切替制御部にも入力される。なお、
任意の受信機が、列の先頭に配置されているものである
場合には、上記第1の切替部及び第1の切替制御部に
は、上記第1の外部信号は入力されない。
【0012】一方、上記第2の切替部には、外部から第
2の入力端子を介して入力される第2の外部信号、も入
力される。この第2の入力端子には、上記一段前に配置
されている受信機の第2の出力端子が、接続されてい
る。従って、第2の切替部には、上記第2の外部信号と
して、当該一段前に配置されている受信機の第2の信号
が、入力される。なお、任意の受信機が、列の先頭に配
置されているものである場合には、第2の切替部には、
上記第2の外部信号は入力されない。
【0013】そして、第1の切替制御部が、上記第1の
信号によって表される当該任意の受信機自身の受信信号
の大きさと、上記第1の外部信号によって表される或る
信号の大きさ、即ち上記一段前に配置されている受信機
の受信信号の大きさと、を比較する。ここで、この任意
の受信機自身の受信信号の大きさ方が上記一段前に配置
されている受信機の受信信号の大きさよりも大きいと判
断したとき、第1の切替制御部は、当該任意の受信機自
身の上記第1の信号を、第1の出力端子から出力するよ
うに、上記第1の切替部を制御する(厳密には、この制
御を実現するための第1の切替制御信号を生成して第1
の切替部に供給する)。一方、この任意の受信機自身の
受信信号の大きさよりも上記一段前に配置されている受
信機の受信信号の大きさの方が大きいと判断したとき、
第1の切替制御部は、上記第1の外部信号である一段前
の受信機の第1の信号を、第1の出力端子から出力する
ように、第1の切替部を制御する。なお、任意の受信機
自身の受信信号の大きさと、上記一段前に配置されてい
る受信機の受信信号の大きさとが、互いに等しいとき
に、上記第1の信号及び第1の外部信号のいずれを第1
の出力端子から出力させるのかは、自由であるが、どち
らの信号を出力させるのかは、予め定めておく。
【0014】上記第1の出力端子から出力される信号
は、直列接続されている各受信機のうち、この任意の受
信機よりも一段後ろ配置されている更に別の受信機の第
1の入力端子に入力され、この一段後ろに配置されてい
る受信機において、第1の外部信号として扱われる。な
お、任意の受信機が、列の最後尾に配置されているもの
である場合には、この任意の受信機の第1の出力端子か
ら出力される信号が、受信システムとしての出力信号の
一つとなる。この信号は、言わば受信システムとしての
受信電界強度を表すが、この信号をどのように使用する
かは自由であり、また特に使用しなくてもよい。
【0015】第2の切替制御部もまた、上記第1の切替
制御部と同様に、上記第1の信号及び第1の外部信号に
基づいて、当該任意の受信機自身の受信信号の大きさ
と、上記一段前に配置されている受信機の受信信号の大
きさと、を比較する。ここで、この任意の受信機自身の
受信信号の大きさ方が上記一段前に配置されている受信
機の受信信号の大きさよりも大きいと判断したとき、第
2の切替制御部は、当該任意の受信機自身の上記第2の
信号を、第2の出力端子から出力するように、上記第2
の切替部を制御する(厳密には、この制御を実現するた
めの第2の切替制御信号を生成して第2の切替部に供給
する)。一方、この任意の受信機自身の受信信号の大き
さよりも上記一段前に配置されている受信機の受信信号
の大きさの方が大きいと判断したとき、第2の切替制御
部は、上記第2の外部信号である一段前の受信機の第2
の信号を、第2の出力端子から出力するように、第2の
切替部を制御する。なお、任意の受信機自身の受信信号
の大きさと、上記一段前に配置されている受信機の受信
信号の大きさとが、互いに等しいときに、上記第2の信
号及び第2の外部信号のいずれを第2の出力端子から出
力させるのかは、自由であるが、条件として、どちらの
信号を出力させるのかは、上記第1の出力端子から出力
される信号に合わせる。具体的には、第1の出力端子か
ら第1の信号が出力される場合には、第2の出力端子か
ら第2の信号を出力させ、第1の出力端子から第1の外
部信号が出力される場合には、第2の出力端子から第2
の外部信号を出力させるようにする。
【0016】上記第2の出力端子から出力される信号
は、上記一段後ろに配置されている受信機の第2の入力
端子に入力され、この一段後ろに配置されている受信機
において、第2の外部信号として扱われる。なお、任意
の受信機が、列の最後尾に配置されているものである場
合には、この任意の受信機の第2の出力端子から出力さ
れる信号もまた、受信システムとしての出力信号の一つ
となる。この信号は、言わば受信システムとして元の信
号を復元したものであり、例えば、この受信システムが
ワイヤレス・マイクロホン・システムである場合には、
当該信号として音声信号が復元され、アンプやスピーカ
等に供給される。
【0017】このように、本発明によれば、それぞれの
受信機において、自己の受信信号の大きさと、一段前に
ある受信機から入力される受信信号の大きさと、を比較
する。そして、その大きさの大きい方、即ち受信電界強
度が強く言わば良好に電波を受信している方、の受信機
の第1の信号と第2の信号とを、自己の出力として、一
段後ろにある受信機に伝送する。これにより、最終的
に、各受信機のうち最も良好に電波を受信している受信
機の第1の信号と第2の信号とが、列の最後尾にある受
信機(第1の出力端子と第2の出力端子)から、受信シ
ステムの出力信号として、出力される。従って、各受信
機(各アンテナ部分)を、それぞれ適当に離して配置す
れば、受信システム全体の受信領域を拡張できる。ま
た、希望する受信領域の広さや形状等に応じて、受信機
の台数を増減できるので、当該受信機の台数を必要最小
限に抑えることができる。
【0018】そして、本発明においては、上述した従来
技術とは異なり、混合分配器100を使用しない。従っ
て、この混合分配器100の挿入損失は、当然に発生し
ない。また、各受信信号を混合することもないので、こ
れら各受信信号の位相差が問題になることはない。
【0019】上記第1の切替部は、第1の切替制御信号
に従って選択した信号を、第1の出力端子に接続される
信号線路に対して耐劣化性のある信号としてから、当該
第1の出力端子を介して外部に出力するよう構成しても
よい。なお、ここで言う耐劣化性のある信号としては、
例えば、上記受信信号の大きさを電流や周波数、或いは
パルス列等で表した信号がある。
【0020】このようにすれば、上記第1の出力端子か
ら出力される信号が上記信号線路を伝送する際の減衰の
程度を抑制でき、換言すれば、当該信号線路の伝送損失
を低減できる。一方、上記第2の出力端子から出力され
る信号は、上記音声信号等のように比較的に周波数の低
い信号であるので、この信号が当該第2の出力端子に接
続される信号線路を伝送する際の減衰の程度も、比較的
に小さい。このように、本発明によれば、各受信機間を
接続する各信号線路の伝送損失を低減できるので、上記
従来技術に比べて、当該信号線路の線路長を長くするこ
とができる。また、受信システムを構成する受信機の台
数を増やすと、当該受信システム全体としての信号線路
長が長くなるが、これにも十分に対応できる。従って、
システム全体の受信領域を、より一層拡張できる。
【0021】ところで、一般の受信機においては、所謂
元の信号を復元するという上記第1の受信部と同様の手
段を備えていることは勿論のこと、所謂受信電界強度を
検出するという上記第2の受信部と同様の手段を備えて
いるものも多い。よって、これらの手段を備えている既
存の受信機に対しては、上記第1の信号(第1の外部信
号を含む。)を入出力するための部分、具体的には第1
の入力端子、第1の切替部、第1の切替制御部及び第1
の出力端子と、第2の信号(第2の外部信号を含む。)
を入出力するための部分、具体的には第2の入力端子、
第2の切替部、第2の切替制御部及び第2の出力端子
と、を付加するだけで、本発明を実現できる。これらの
付加要素は、例えば高周波増幅回路や検波回路等に比べ
て、構成が簡単であり、しかも安価である。従って、本
発明は、既存の受信機に対して、比較的に簡単でかつ安
価な設計変更を施すことによって、容易に実現できる。
【0022】本発明における上記第1及び第2の各受信
部は、いずれも受信信号を処理することにより何らかの
信号(第1及び第2の各信号)を生成する、という共通
点を有している。従って、これら第1及び第2の各受信
部を、それぞれ共通の手段により構成してもよい。この
ようにすれば、これら第1及び第2の各受信部の構成を
簡素化でき、かつ低コスト化できる。
【0023】また、上記第1及び第2の各切替制御部
も、それぞれ、上記第1の信号によって表される受信信
号の大きさと、第1の外部信号によって表される受信信
号の大きさと、を比較する、という共通点を有してい
る。従って、これら第1及び第2の各切替制御部につい
ても、それぞれ共通の手段により構成してもよい。更
に、この場合、第1及び第2の各切替制御信号について
も、それぞれ共通の信号とすることができる。
【0024】なお、本発明において、例えば上記受信シ
ステムを2台の受信機により構成する場合には、これら
各受信機のうち、少なくとも後段側(列の最後尾)の受
信機についてのみ本発明に係る受信機を使用すればよ
く、前段側(列の先頭)の受信機については、必ずしも
本発明に係る受信機を使用する必要はなく、少なくとも
次の条件を満足していればよい。即ち、上記電波を受信
可能なアンテナと、このアンテナから出力される受信信
号の大きさを表す信号を生成すると共にこの信号を上記
第1の外部信号として上記後段側の受信機の第1の外部
端子に入力する手段と、上記アンテナから出力される受
信信号を所定周波数の信号に変換すると共にこの変換後
の信号を上記第2の外部信号として上記後段側の受信機
の第2の外部端子に入力する手段と、を備たものであれ
ばよい。この構成によっても、上記と同様の作用を奏す
る受信システムを実現できる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明を例えばワイヤレス・マイ
クロホン・ステムに応用する場合の一実施の形態につい
て、図1から図3を参照して説明する。
【0026】図1は、本実施の形態に係る受信機の概略
構成を示すブロック図である。同図に示すように、この
受信機は、受信アンテナ1を有している。この受信アン
テナ1は、通信相手である図示しない送信機(マイクロ
ホン)から送られてくる電波を受信すると、その受信電
界強度に応じたレベルの受信信号を出力する。この受信
信号は、アンテナ入力端子21を介して、受信機本体2
内にある受信部22に入力される。
【0027】受信部22は、上記受信信号を所定周波数
の信号、例えば音声信号、に変換して、これを音声切替
部23に入力する。これと同時に、受信部22は、上記
受信信号を音声信号に変換する過程で、当該受信信号の
信号レベルを表す信号、例えば上述したRSSI電圧を
も生成し、これを、上記音声切替部23とは別の切替部
(以下、RSSI切替部と言う。)24、及びCPU
(中央演算処理装置)25に、それぞれ入力する。な
お、各切替部23、24は、例えばアナログスイッチ回
路等により構成できる。
【0028】上記音声切替部23には、外部から音声入
力端子26を介してこの受信機本体2内に入力される外
部音声信号も、入力される。後述するが、この音声入力
端子26には、当該外部音声信号として、図1と同じ構
成を有する別の受信機によって復元された音声信号が、
入力される(ただし、受信機が、後述する列の先頭に配
置されているものである場合、を除く)。そして、音声
切替部23は、上記CPU25から供給される音声切替
制御信号に従って、上記受信部22から入力される音声
信号と、上記音声入力端子26から入力される外部音声
信号と、のうちのいずれか一方を選択し、この選択した
信号を、音声出力端子27を介して外部に出力する。な
お、ここでは、上記外部音声信号を安定化させるため
に、音声入力端子26と音声切替部23の入力側との間
に、バッファ回路28を設けている。ただし、このバッ
ファ回路28は、本発明には直接関係せず、これを設け
るか否かは、任意である。
【0029】一方、上記RSSI切替部24には、外部
からRSSI入力端子29を介して受信機本体2内に入
力される外部RSSI電圧も、入力される。この外部R
SSI電圧は、CPU25にも入力される。なお、後述
するが、上記RSSI入力端子29には、外部RSSI
電圧として、上記別の受信機によって生成されたRSS
I電圧が、入力される(ただし、受信機が、上記列の先
頭に配置されているものである場合、を除く)。そし
て、RSSI切替部24は、上記CPU25から供給さ
れるRSSI切替制御信号に従って、上記受信部22か
ら入力されるRSSI電圧と、上記RSSI入力端子2
9から入力される外部RSSI電圧と、のうちのいずれ
か一方を選択し、この選択した信号を、RSSI出力端
子30を介して外部に出力する。ここでは、上記外部R
SSI電圧を安定化させるために、RSSI入力端子2
9とRSSI切替部24の入力側との間に、上記バッフ
ァ回路28と同様のバッファ回路31を設けている。こ
のバッファ回路31もまた、本発明に直接関係せず、こ
れを設けるか否かは、任意である。
【0030】CPU25は、上記受信部22から入力さ
れるRSSI電圧と、上記RSSI入力端子29からバ
ッファ回路31を介して入力される外部RSSI電圧と
を、比較する。そして、上記RSSI電圧の方が外部R
SSI電圧よりも大きいと判断したとき、CPU25
は、当該RSSI電圧をRSSI出力端子30から出力
させると共に、上記音声信号を音声出力端子27から出
力させるように、上記RSSI切替部24と音声切替部
23とをそれぞれ制御する(厳密には、この制御を実現
するための上記RSSI制御信号と音声切替制御信号と
を生成して、それぞれRSSI切替部と音声切替部23
とに供給する)。一方、RSSI電圧よりも外部RSS
I電圧の方が大きいと判断したとき、CPU25は、外
部RSSI電圧をRSSI出力端子30から出力させる
と共に、外部音声信号を音声出力端子27から出力させ
るように、RSSI切替部24と音声切替部23とを制
御する。なお、上記RSSI電圧と外部RSSI電圧と
が互いに等しい場合には、CPU25は、上記RSSI
電圧の方が外部RSSI電圧よりも大きいと判断したと
きと同様の動作を実行するか、または、上記RSSI電
圧よりも外部RSSI電圧の方が大きいと判断したとき
と同様の動作を実行する。いずれの動作を実行するか
は、予め定めて(プログラムして)おく。
【0031】ところで、本実施の形態においては、上記
のように構成された受信機を複数台、例えばN台、設け
る。そして、これら各受信機を、例えば図2に簡略化し
て示すように、直列に接続することにより、一式の受信
システムを構成する。具体的には、或る受信機の音声出
力端子27と、この或る受信機とは別の受信機の音声入
力端子26とを、例えば同軸ケーブル構成の信号線路3
により、互いに接続する。これと共に、当該或る受信機
のRSSI出力端子30と、当該別の受信機のRSSI
入力端子29とを、例えば同軸ケーブル構成の信号線路
4により、互いに接続する。なお、各受信機のうち、列
の先頭に配置されている受信機[1]については、各入
力端子26、29を、例えば開放状態とする。一方、列
の最後尾に配置されている受信機[N]については、各
出力端子27、30を、後述の如く取り扱う。
【0032】即ち、上記図2の構成によれば、それぞれ
の受信機において、自己の受信部22が生成するRSS
I電圧と、一段前の受信機から入力されるRSSI電圧
とを、比較する。そして、当該RSSI電圧の高い方、
即ち受信電界強度が強く言わば良好に電波を受信してい
る方、の受信機の音声信号とRSSI電圧とを、自己の
出力として、一段後ろにある受信機に伝送する。これに
より、最終的に、各受信機のうち最も良好に電波を受信
している受信機の音声信号とRSSI信号とが、上記最
後尾にある受信機[N]の各出力端子27、30から、
出力される。
【0033】上記受信機[N]の音声出力端子27から
出力される音声信号は、言わば受信システム全体で復元
した信号であって、例えば図示しないアンプやスピーカ
等に供給される。一方、受信機[N]のRSSI出力端
子30から出力されるRSSI電圧は、言わば受信シス
テムとしての受信電界強度を表す。このRSSI電圧
は、例えば一般に知られているSメータ等に供給しても
よいし、また、特に使用しなくてもよい。
【0034】このように、本実施の形態によれば、各受
信機のうち最も良好に電波を受信している受信機の音声
信号とRSSI信号とが、受信システム全体の出力信号
として、上記最後尾にある受信機[N]から、出力され
る。従って、各受信機を、それぞれ適当に離して配置す
れば、受信システム全体の受信領域を拡張できる。ま
た、希望する受信領域の広さや形状等に応じて、受信機
の台数を増減できるので、当該受信機の台数を必要最小
限に抑えることができる。なお、各受信機は、それぞれ
単体でも使用できることは、言うまでもない。
【0035】本実施の形態においては、上述した従来技
術とは異なり、混合分配器100を使用しないので、こ
の混合分配器100の挿入損失は、当然に発生しない。
また、各受信機の各受信アンテナ1から出力される各受
信信号を、混合することもないので、これら各受信信号
の位相差が問題になることはない。
【0036】また、例えば、従来から在る受信機におい
ても、その多くが、RSSI電圧を生成する手段を有す
ること、及びCPUを内蔵していること、を鑑みると、
このような既存の受信機であれば、上記音声信号とRS
SI電圧とを入出力する部分を付加するだけで、本実施
の形態に係る受信機を実現できる。具体的には、当該既
存の受信機に対して、各入力端子26、29、各切替部
23、24、及び各出力端子27、30、と同様のも
の、を設ける。そして、各切替部23、24に対応する
ものの切替動作を、上記内蔵のCPUにより制御するよ
う、当該CPUのプログラムを改造する。このように、
本実施の形態に係る受信機は、既存の受信機に対して、
比較的に簡単かつ安価な設計変更を施すことで容易に実
現できる。この点も、本実施の形態の大きな特徴であ
る。
【0037】ところで、上記RSSI電圧は、所謂直流
電圧であるので、その伝送路である上記信号線路4を余
り長くすると、当該信号線路4の伝送損失により大きく
減衰してしまう。そこで、図3に示すように、RSSI
切替部24の出力側とRSSI出力端子30との間に、
電圧−電流変換部32を設ける。そして、この電圧−電
流変換部32により、上記RSSI切替部24から出力
されるRSSI電圧を、RSSI電流という所謂定電流
信号に変換し、この変換後のRSSI電流を、RSSI
出力端子30から出力する。このように、上記伝送線路
4により伝送させる信号を、定電流信号とすることによ
り、当該伝送線路4の伝送損失を低減できる。よって、
その分、当該信号線路4の線路長を長くすることができ
る。なお、この信号線路4により伝送されるRSSI電
流は、後段側の受信機のRSSI入力端子29に入力さ
れるので、このRSSI入力端子29に入力されるRS
SI電流をRSSI電圧に変換するための電流−電圧変
換部33、を設ける。そして、この電流−電圧変換部3
3による変換後のRSSI電圧を、RSSI切替部24
及びCPU25に、それぞれ入力するよう構成する。
【0038】一方、音声信号は、平衡送りでかつ音声帯
域が7kHzまでのシステムであるならば、CPEV
(平衡形ポリエチレン絶縁ビニル)ケーブルを用いるこ
とで約1km程度まで延長することができる。
【0039】このように、上記図3に示す構成によれ
ば、各信号線路3、4の線路長を十分に長くすることが
できる。また、受信機の台数を増やすと、システム全体
としての信号線路長3、4が長くなるが、これにも十分
に対応できる。従って、この図3に示す構成を採用する
ことにより、より一層広い受信領域を、確保できる。
【0040】なお、上記図3に示す構成においては、上
記RSSI電圧をRSSI電流に変換してから信号線路
4で伝送するようにしたが、これに限らない。即ち、信
号線路4に対して耐劣化性のある信号であれば、上記R
SSI電圧を周波数で表した信号や、或いはパルス列か
ら成るディジタル信号に変換した後、これを当該信号線
路4で伝送するようにしてもよい。
【0041】また、図2における各受信機のうち、列の
先頭に配置される受信機[1]については、上記図1
(または図3)に示す構成のものである必要はない。即
ち、少なくとも送信機から送られてくる電波を受信し
て、その受信信号から上記音声信号とRSSI電圧とを
生成すると共に、これらを出力する手段を備えているも
のであれば、当該受信機[1]として十分に使用でき
る。
【0042】列の最後尾に配置される受信機[N]につ
いても、上記図1に示す構成のものである必要はない。
即ち、図1に示す構成から、RSSI切替部24とRS
SI出力端子30とを排除した構成のものとしてもよ
い。
【0043】更に、本実施の形態では、本発明をワイヤ
レス・マイクロホン・システムに応用する場合について
説明したが、これ以外のものにも、本発明を応用できる
ことは、言うまでもない。また、各受信機については、
1本の受信アンテナ1を有する所謂シングル受信機構成
としたが、複数のアンテナを有するダイバシティ受信機
構成とすることもできる。
【0044】また、図1(または図3)の構成におい
て、RSSI電圧と音声信号とを、それぞれに共通の受
信部22により生成するようにしたが、これに限らな
い。即ち、RSSI電圧を生成するためのものと、音声
信号を生成するためのものとを、それぞれ別個に設けて
もよい。ただし、本実施の形態のように、受信部22を
共通化した方が、受信機の構成を簡素化しかつ低コスト
化するのに、有利である。この受信部22が、特許請求
の範囲に記載の第1及び第2の各受信部に対応し、詳し
くは、当該受信部22のうち、上記RSSI電圧を生成
する部分が、特許請求の範囲に記載の第1の受信部に対
応し、上記音声信号を生成する部分が、特許請求の範囲
に記載の第2の受信部に対応する。そして、これらRS
SI電圧及び音声信号が、それぞれ、特許請求の範囲に
記載の第1及び第2の各信号に対応する。なお、第1の
信号に対応する信号は、上記RSSI電圧に限らず、受
信電界強度を表すものであればよい。また、第2の信号
に対応する信号は、例えば中間周波信号等の上記音声信
号以外の信号でもよい。
【0045】CPU25についても、RSSI切替部2
4を制御する(RSSI切替制御信号を生成する)ため
のものと、音声切替部23を制御する(音声切替制御信
号を生成する)ためのものとを、それぞれ別個に設けて
もよい。ただし、本実施の形態のように、上記受信部2
2と同様、CPU25についても共通化するのが、好ま
しい。このCPU25が、特許請求の範囲に記載の第1
及び第2の各切替制御部に対応し、詳しくは、当該CP
U25のうち、上記RSSI切替部24を制御する部分
が、特許請求の範囲に記載の第1の切替制御部に対応
し、上記音声切替部23を制御する部分が、特許請求の
範囲に記載の第2の切替制御部に対応する。なお、この
CPU25に代えて、例えば純粋なハードウェア回路に
より、当該第1及び第2の各切替制御部に対応するもの
を構成してもよい。
【0046】上記RSSI切替部24及び音声切替部2
3が、それぞれ、特許請求の範囲に記載の第1及び第2
の各切替部に対応する。そして、上記RSSI切替制御
信号及び音声切替制御信号が、それぞれ、特許請求の範
囲に記載の第1及び第2の各切替制御信号に対応する。
これら各切替制御信号は、それぞれ共通の信号としても
よい。更に、本実施の形態におけるRSSI入力端子2
9及び音声入力端子26が、それぞれ特許請求の範囲に
記載の第1及び第2の各入力端子に対応し、RSSI出
力端子30及び音声出力端子27が、それぞれ特許請求
の範囲に記載の第1及び第2の各出力端子に対応する。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、上述し
た従来技術とは異なり、混合分配器100を使用しない
ので、この混合分配器100の挿入損失や、この混合分
配器100で各受信信号を混合することによる当該各受
信信号の位相差の影響、を受けることなく、受信領域を
拡張できる、という効果がある。しかも、各受信機間を
接続する各信号線路の伝送損失を低減することによっ
て、当該信号線路長の更なる延長及び受信機の設置台数
の増加を可能としているので、上記従来技術に比べて、
より一層広い受信領域を確保できる。更に、本発明は、
既存の受信機に対して、比較的に簡単でかつ安価な設計
変更を施すことによっても、実現できるので、技術的に
も産業的にも、極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤレス受信機の一実施の形態
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】同実施の形態において、複数の受信機を直列接
続することにより一式の受信システムを構成する場合の
概略図である。
【図3】同実施の形態の別の例を示すブロック図であ
る。
【図4】従来のワイヤレス受信機の概略構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 受信アンテナ 2 受信機本体 22 受信部 23 音声切替部 24 RSSI切替部 25 CPU 26 音声入力端子 27 音声出力端子 29 RSSI入力端子 30 RSSI出力端子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機から送られてくる電波を受信する
    受信アンテナと、 この受信アンテナから出力される受信信号の大きさを表
    す第1の信号を生成する第1の受信部と、 上記受信信号を所定周波数の第2の信号に変換する第2
    の受信部と、 上記第1の信号、及び外部から第1の入力端子を介して
    入力される第1の外部信号、のいずれか一方を、第1の
    切替制御信号に従って選択して第1の出力端子から外部
    に出力する第1の切替部と、 上記第2の信号、及び外部から第2の入力端子を介して
    入力される第2の外部信号、のいずれか一方を、第2の
    切替制御信号に従って選択して第2の出力端子から外部
    に出力する第2の切替部と、 上記第1の信号によって表される上記受信信号の大きさ
    と、上記第1の外部信号によって表される或る信号の大
    きさと、を比較して、少なくとも上記受信信号の大きさ
    の方が上記或る信号の大きさよりも大きいと判断したと
    き、上記第1の切替部によって上記第1の信号を選択
    し、少なくとも上記受信信号の大きさよりも上記或る信
    号の大きさの方が大きいと判断したとき、上記第1の切
    替部によって上記第1の外部信号を選択する状態に、上
    記第1の切替制御信号を生成して上記第1の切替部に供
    給する第1の切替制御部と、 上記第1の信号によって表される上記受信信号の大きさ
    と、上記第1の外部信号によって表される上記或る信号
    の大きさと、を比較して、少なくとも上記受信信号の大
    きさの方が上記或る信号の大きさよりも大きいと判断し
    たとき、上記第2の切替部によって上記第2の信号を選
    択し、少なくとも上記受信信号の大きさよりも上記或る
    信号の大きさの方が大きいと判断したとき、上記第2の
    切替部によって上記第2の外部信号を選択する状態に、
    上記第2の切替制御信号を生成して上記第2の切替部に
    供給する第2の切替制御部と、を具備し、 上記第1及び第2の各外部端子には、別のワイヤレス受
    信機を接続することができ、該別のワイヤレス受信機と
    して、上記受信アンテナとは別のアンテナであって上記
    送信機から送られてくる電波を受信するアンテナと、こ
    の別のアンテナから出力される受信信号の大きさを表す
    信号を生成すると共にこの信号を上記第1の外部信号と
    して上記第1の外部端子に入力可能な手段と、上記別の
    アンテナから出力される受信信号を上記所定周波数の信
    号に変換すると共にこの変換後の信号を上記第2の外部
    信号として上記第2の外部端子に入力可能な手段と、を
    備たもの、と接続可能な、ワイヤレス受信機。
  2. 【請求項2】 上記第1の切替部は、上記第1の切替制
    御信号に従って選択した信号を、上記第1の出力端子に
    接続可能な信号線路に対して耐劣化性のある信号として
    から該第1の出力端子を介して外部に出力する状態に構
    成された、請求項1に記載のワイヤレス受信機。
  3. 【請求項3】 上記第1の受信部と上記第2の受信部と
    を、それぞれ共通の手段により構成した、請求項1に記
    載のワイヤレス受信機。
  4. 【請求項4】 上記第1の切替制御部と上記第2の切替
    制御部とを、それぞれ共通の手段により構成した、請求
    項1に記載のワイヤレス受信機。
  5. 【請求項5】 上記第1の切替制御信号と上記第2の切
    替制御信号とを、それぞれ共通の信号とした、請求項4
    に記載のワイヤレス受信機。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のワイヤレス受信機を複
    数備え、これら各ワイヤレス受信機のうち或るワイヤレ
    ス受信機の上記第1の出力端子とこの或るワイヤレス受
    信機とは別のワイヤレス受信機の上記第1の入力端子と
    を互いに接続すると共に、該或るワイヤレス受信機の上
    記第2の出力端子と該別のワイヤレス受信機の上記第2
    の入力端子とを互いに接続する状態に、これら各ワイヤ
    レス受信機を直列に接続した構成の受信システム。
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JP2005260695A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Sony Corp 情報送受信処理システム、受信装置及び情報送受信処理方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4534533B2 (ja) * 2004-03-12 2010-09-01 ソニー株式会社 情報送受信処理システム、受信装置及び情報送受信処理方法

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