JP2002329639A - コンデンサバンク回路 - Google Patents
コンデンサバンク回路Info
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- JP2002329639A JP2002329639A JP2001130956A JP2001130956A JP2002329639A JP 2002329639 A JP2002329639 A JP 2002329639A JP 2001130956 A JP2001130956 A JP 2001130956A JP 2001130956 A JP2001130956 A JP 2001130956A JP 2002329639 A JP2002329639 A JP 2002329639A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンデンサ全体としての寿命を向上すること
が可能なコンデンサバンク回路を提供する。 【解決手段】 複数のコンデンサC・Cを並列接続する
ことによってコンデンサ群を形成し、このコンデンサ群
を複数列設けると共に、これらを並列接続することによ
ってコンデンサバンク回路を構成する。このとき、上記
コンデンサ群は同一平面内に形成されると共に、上記各
コンデンサ群はそれぞれ垂直方向に積層されている。そ
して、上記回路における入力端子Pから出力端子Nまで
の配線長が、各コンデンサ群において同じになるように
構成する。
が可能なコンデンサバンク回路を提供する。 【解決手段】 複数のコンデンサC・Cを並列接続する
ことによってコンデンサ群を形成し、このコンデンサ群
を複数列設けると共に、これらを並列接続することによ
ってコンデンサバンク回路を構成する。このとき、上記
コンデンサ群は同一平面内に形成されると共に、上記各
コンデンサ群はそれぞれ垂直方向に積層されている。そ
して、上記回路における入力端子Pから出力端子Nまで
の配線長が、各コンデンサ群において同じになるように
構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のコンデン
サが並列接続されたコンデンサバンク回路に関するもの
である。
サが並列接続されたコンデンサバンク回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のコンデンサバンク回路の構
成を示す概略回路図である。同図においてC1〜C18は
複数のコンデンサCを示しており、上記各コンデンサC
1〜C18のうち、コンデンサC1〜C6は同一平面内に配
列され、それぞれを並列接続することによって第1コン
デンサ群11を形成している。一方、コンデンサC7〜
C1 2は、上記コンデンサC1〜C6が配列された平面より
も下部平面内に配列され、それぞれを並列接続すること
によって第2コンデンサ群12を形成している。また、
コンデンサC13〜C18は、上記コンデンサC7〜C12が
配列された平面よりもさらに下部平面内に配列され、そ
れぞれを並列接続することによって第3コンデンサ群1
3を形成している。このとき、上記各コンデンサ群1
1、12、13同士も互いに並列に接続されている。ま
た、各コンデンサC1〜C18には、上記コンデンサC1〜
C18の異常を検出するための検出器14・14がそれぞ
れ設けられている。また、図におけるPは入力端子、N
は出力端子であり、それぞれが図示しない直流電源に接
続されている。15はこれらの回路が配線されたフレー
ムであり、16は接地端子を示している。
成を示す概略回路図である。同図においてC1〜C18は
複数のコンデンサCを示しており、上記各コンデンサC
1〜C18のうち、コンデンサC1〜C6は同一平面内に配
列され、それぞれを並列接続することによって第1コン
デンサ群11を形成している。一方、コンデンサC7〜
C1 2は、上記コンデンサC1〜C6が配列された平面より
も下部平面内に配列され、それぞれを並列接続すること
によって第2コンデンサ群12を形成している。また、
コンデンサC13〜C18は、上記コンデンサC7〜C12が
配列された平面よりもさらに下部平面内に配列され、そ
れぞれを並列接続することによって第3コンデンサ群1
3を形成している。このとき、上記各コンデンサ群1
1、12、13同士も互いに並列に接続されている。ま
た、各コンデンサC1〜C18には、上記コンデンサC1〜
C18の異常を検出するための検出器14・14がそれぞ
れ設けられている。また、図におけるPは入力端子、N
は出力端子であり、それぞれが図示しない直流電源に接
続されている。15はこれらの回路が配線されたフレー
ムであり、16は接地端子を示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
コンデンサバンク回路においては、各コンデンサ群1
1、12、13における入力端子Pから出力端子Nまで
の配線の長さがそれぞれ異なっていた。この点について
明確にするために、図4に上記コンデンサバンク回路の
概念図を示す。同図におけるa〜fはそれぞれ上記回路
中の各基点を示している。これより、各コンデンサ群1
1、12、13における入力端子Pから出力端子Nまで
の配線長について検討してみると、上記第1コンデンサ
群11、すなわちコンデンサC1〜C6における配線長
は、入力端子P→基点a→各コンデンサC1〜C6→基点
d→出力端子Nまでの長さとなる。これに対して、上記
第2コンデンサ群12、すなわちコンデンサC7〜C12
における配線長は、入力端子P→基点a→基点b→各コ
ンデンサC7〜C12→基点e→基点d→出力端子Nまで
の長さとなる。また、上記第3コンデンサ群13、すな
わちコンデンサC13〜C18における配線長は、入力端子
P→基点a→基点b→基点c→各コンデンサC13〜C18
→基点f→基点e→基点d→出力端子Nまでの長さとな
る。これより、それぞれのコンデンサ群11、12、1
3における配線長は、第1コンデンサ群11<第2コン
デンサ群12<第3コンデンサ群13となって、配線の
長さが異なっていることが明らかである。
コンデンサバンク回路においては、各コンデンサ群1
1、12、13における入力端子Pから出力端子Nまで
の配線の長さがそれぞれ異なっていた。この点について
明確にするために、図4に上記コンデンサバンク回路の
概念図を示す。同図におけるa〜fはそれぞれ上記回路
中の各基点を示している。これより、各コンデンサ群1
1、12、13における入力端子Pから出力端子Nまで
の配線長について検討してみると、上記第1コンデンサ
群11、すなわちコンデンサC1〜C6における配線長
は、入力端子P→基点a→各コンデンサC1〜C6→基点
d→出力端子Nまでの長さとなる。これに対して、上記
第2コンデンサ群12、すなわちコンデンサC7〜C12
における配線長は、入力端子P→基点a→基点b→各コ
ンデンサC7〜C12→基点e→基点d→出力端子Nまで
の長さとなる。また、上記第3コンデンサ群13、すな
わちコンデンサC13〜C18における配線長は、入力端子
P→基点a→基点b→基点c→各コンデンサC13〜C18
→基点f→基点e→基点d→出力端子Nまでの長さとな
る。これより、それぞれのコンデンサ群11、12、1
3における配線長は、第1コンデンサ群11<第2コン
デンサ群12<第3コンデンサ群13となって、配線の
長さが異なっていることが明らかである。
【0004】このようなコンデンサバンク回路において
は、入力端子Pから見た各コンデンサ群11、12、1
3のインピーダンスが不均一となるため、各コンデンサ
群11、12、13を流れる電流も不均一となり、特
に、上記インピーダンスが小さいコンデンサ群、すなわ
ち配線長が最も短い第1コンデンサ群11には大きな電
流が流れることになる。この結果、上記各コンデンサC
1〜C18に同一定格、及び性能のコンデンサを用いた場
合、各コンデンサC1〜C18の寿命に差が生じるため、
コンデンサバンク全体としての性能が劣ることとなる。
また、上記寿命を延ばすために、コンデンサに流れる最
大電流に対応したものに各コンデンサC1〜C18の定
格、及び性能を合せるようにすると、一部、能力過大の
コンデンサを用いることになり、性能的にも、また価格
的にも不経済であるという問題がある。
は、入力端子Pから見た各コンデンサ群11、12、1
3のインピーダンスが不均一となるため、各コンデンサ
群11、12、13を流れる電流も不均一となり、特
に、上記インピーダンスが小さいコンデンサ群、すなわ
ち配線長が最も短い第1コンデンサ群11には大きな電
流が流れることになる。この結果、上記各コンデンサC
1〜C18に同一定格、及び性能のコンデンサを用いた場
合、各コンデンサC1〜C18の寿命に差が生じるため、
コンデンサバンク全体としての性能が劣ることとなる。
また、上記寿命を延ばすために、コンデンサに流れる最
大電流に対応したものに各コンデンサC1〜C18の定
格、及び性能を合せるようにすると、一部、能力過大の
コンデンサを用いることになり、性能的にも、また価格
的にも不経済であるという問題がある。
【0005】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、コンデンサ全体
としての寿命を向上することが可能なコンデンサバンク
回路を提供することにある。
になされたものであって、その目的は、コンデンサ全体
としての寿命を向上することが可能なコンデンサバンク
回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1のコンデ
ンサバンク回路は、複数のコンデンサC・Cを並列接続
することによってコンデンサ群を形成し、このコンデン
サ群を複数列設けると共に、これらを並列接続するよう
に構成したコンデンサバンク回路において、上記回路に
おける入力端子Pから出力端子Nまでの配線長が、各コ
ンデンサ群において同じになるように構成したことを特
徴としている。
ンサバンク回路は、複数のコンデンサC・Cを並列接続
することによってコンデンサ群を形成し、このコンデン
サ群を複数列設けると共に、これらを並列接続するよう
に構成したコンデンサバンク回路において、上記回路に
おける入力端子Pから出力端子Nまでの配線長が、各コ
ンデンサ群において同じになるように構成したことを特
徴としている。
【0007】上記請求項1のコンデンサバンク回路によ
れば、入力端子Pから出力端子Nまでの配線長が、各コ
ンデンサ群において同じになるように構成したことによ
って、入力端子Pから見た各コンデンサ群のインピーダ
ンスを均一にすることが可能となるため、各コンデンサ
群に流れる電流の均一化を図ることができる。この結
果、コンデンサC全体としての寿命を延ばすことができ
ると共に、コンデンサバンクの性能の向上を図ることが
できる。
れば、入力端子Pから出力端子Nまでの配線長が、各コ
ンデンサ群において同じになるように構成したことによ
って、入力端子Pから見た各コンデンサ群のインピーダ
ンスを均一にすることが可能となるため、各コンデンサ
群に流れる電流の均一化を図ることができる。この結
果、コンデンサC全体としての寿命を延ばすことができ
ると共に、コンデンサバンクの性能の向上を図ることが
できる。
【0008】また請求項2のコンデンサバンク回路は、
上記コンデンサ群を同一平面内に形成すると共に、上記
各コンデンサ群を垂直方向に積層して構成していること
を特徴としている。
上記コンデンサ群を同一平面内に形成すると共に、上記
各コンデンサ群を垂直方向に積層して構成していること
を特徴としている。
【0009】上記請求項2のコンデンサバンク回路によ
れば、各コンデンサ群を垂直方向に積層して構成したこ
とによって、コンデンサバンクの据付面積を減少するこ
とができるため、スペースの有効利用が可能となる。
れば、各コンデンサ群を垂直方向に積層して構成したこ
とによって、コンデンサバンクの据付面積を減少するこ
とができるため、スペースの有効利用が可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、この発明のコンデンサバン
ク回路の具体的な実施の形態について、図面を参照しつ
つ詳細に説明する。
ク回路の具体的な実施の形態について、図面を参照しつ
つ詳細に説明する。
【0011】図1は、この発明の一実施の形態であるコ
ンデンサバンク回路の構成を示す概略回路図である。同
図においてC1〜C18は同一定格、及び性能を有する複
数のコンデンサCであり、上記各コンデンサC1〜C18
のうち、コンデンサC1〜C6は同一平面内に配列され、
それぞれを並列接続することによって第1コンデンサ群
1を形成している。一方、コンデンサC7〜C12は、上
記コンデンサC1〜C6が配列された平面よりも下部平面
内に配列され、それぞれを並列接続することによって第
2コンデンサ群2を形成している。また、コンデンサC
13〜C18は、上記コンデンサC7〜C12が配列された平
面よりもさらに下部平面内に配列され、それぞれを並列
接続することによって第3コンデンサ群3を形成してい
る。そして、上記各平面に対して垂直方向に積層して配
置された各コンデンサ群1、2、3同士もそれぞれ並列
に接続されている。
ンデンサバンク回路の構成を示す概略回路図である。同
図においてC1〜C18は同一定格、及び性能を有する複
数のコンデンサCであり、上記各コンデンサC1〜C18
のうち、コンデンサC1〜C6は同一平面内に配列され、
それぞれを並列接続することによって第1コンデンサ群
1を形成している。一方、コンデンサC7〜C12は、上
記コンデンサC1〜C6が配列された平面よりも下部平面
内に配列され、それぞれを並列接続することによって第
2コンデンサ群2を形成している。また、コンデンサC
13〜C18は、上記コンデンサC7〜C12が配列された平
面よりもさらに下部平面内に配列され、それぞれを並列
接続することによって第3コンデンサ群3を形成してい
る。そして、上記各平面に対して垂直方向に積層して配
置された各コンデンサ群1、2、3同士もそれぞれ並列
に接続されている。
【0012】また、図1における5は、各コンデンサC
1〜C18の異常を検出することが可能なスイッチ機能を
有する検出器であり、上記検出器5は、各コンデンサC
1〜C18に対して一つずつ設けられている。さらに、上
記各検出器5・5はそれぞれ並列接続されており、上記
各コンデンサC1〜C18が収納された各コンデンサケー
ス4・4の膨らみを検出して作動するように構成されて
いる。より詳細に言えば、上記コンデンサC1〜C18の
うちのいずれか一つが故障した場合、故障したコンデン
サに隣接するコンデンサからの流入電流や直流電源から
の故障電流が流入するため、故障したコンデンサの故障
部分でアーク放電が生じ、分解ガスが発生する。このと
き、上記コンデンサを収納しているケース4の内圧が上
昇することによってケース4が膨張し、ケース変形を起
こす。上記検出器5はこの膨張によるケース変形を、ス
イッチ5aのON/OFF動作を利用して検出するよう
に構成している。また、図におけるPは入力端子、Nは
出力端子であり、それぞれが図示しない直流電源に接続
されている。また6はこれらの回路を配線するためのフ
レームであり、上記フレーム6は、これに設けられた接
地端子7を介して接地されている。
1〜C18の異常を検出することが可能なスイッチ機能を
有する検出器であり、上記検出器5は、各コンデンサC
1〜C18に対して一つずつ設けられている。さらに、上
記各検出器5・5はそれぞれ並列接続されており、上記
各コンデンサC1〜C18が収納された各コンデンサケー
ス4・4の膨らみを検出して作動するように構成されて
いる。より詳細に言えば、上記コンデンサC1〜C18の
うちのいずれか一つが故障した場合、故障したコンデン
サに隣接するコンデンサからの流入電流や直流電源から
の故障電流が流入するため、故障したコンデンサの故障
部分でアーク放電が生じ、分解ガスが発生する。このと
き、上記コンデンサを収納しているケース4の内圧が上
昇することによってケース4が膨張し、ケース変形を起
こす。上記検出器5はこの膨張によるケース変形を、ス
イッチ5aのON/OFF動作を利用して検出するよう
に構成している。また、図におけるPは入力端子、Nは
出力端子であり、それぞれが図示しない直流電源に接続
されている。また6はこれらの回路を配線するためのフ
レームであり、上記フレーム6は、これに設けられた接
地端子7を介して接地されている。
【0013】次に、上記コンデンサバンク回路の各コン
デンサ群1、2、3における入力端子Pから出力端子N
までの配線長について検討する。図2は上記コンデンサ
バンク回路の概念図である。ここで、図におけるg〜l
はそれぞれ上記回路中の各基点を示している。これよ
り、上記第1コンデンサ群1、すなわちコンデンサC1
〜C6における配線長は、入力端子P→基点g→各コン
デンサC1〜C6→基点j→基点k→基点l→出力端子N
までの長さとなる。一方、上記第2コンデンサ群2、す
なわちコンデンサC7〜C12における配線長は、入力端
子P→基点g→基点h→各コンデンサC7〜C12→基点
k→基点l→出力端子Nまでの長さとなる。また、上記
第3コンデンサ群3、すなわちコンデンサC13〜C18に
おける配線長は、入力端子P→基点g→基点h→基点i
→各コンデンサC13〜C18→基点l→出力端子Nまでの
長さとなる。これより、上記回路における入力端子Pか
ら出力端子Nまでの配線長は、各コンデンサ群1、2、
3において同じになることが明らかである。ここで、上
記それぞれのコンデンサ群1、2、3を形成する各コン
デンサ同士、すなわちコンデンサC1〜C6同士、又はコ
ンデンサC7〜C12同士、又はコンデンサC13〜C18同
士における各配線長(gからjまでの長さ、hからkま
での長さ、iからlまでの長さ)は同じに設定されてい
るため、この実施形態における各コンデンサC1〜C18
の配線長は、同じ長さに形成されている。
デンサ群1、2、3における入力端子Pから出力端子N
までの配線長について検討する。図2は上記コンデンサ
バンク回路の概念図である。ここで、図におけるg〜l
はそれぞれ上記回路中の各基点を示している。これよ
り、上記第1コンデンサ群1、すなわちコンデンサC1
〜C6における配線長は、入力端子P→基点g→各コン
デンサC1〜C6→基点j→基点k→基点l→出力端子N
までの長さとなる。一方、上記第2コンデンサ群2、す
なわちコンデンサC7〜C12における配線長は、入力端
子P→基点g→基点h→各コンデンサC7〜C12→基点
k→基点l→出力端子Nまでの長さとなる。また、上記
第3コンデンサ群3、すなわちコンデンサC13〜C18に
おける配線長は、入力端子P→基点g→基点h→基点i
→各コンデンサC13〜C18→基点l→出力端子Nまでの
長さとなる。これより、上記回路における入力端子Pか
ら出力端子Nまでの配線長は、各コンデンサ群1、2、
3において同じになることが明らかである。ここで、上
記それぞれのコンデンサ群1、2、3を形成する各コン
デンサ同士、すなわちコンデンサC1〜C6同士、又はコ
ンデンサC7〜C12同士、又はコンデンサC13〜C18同
士における各配線長(gからjまでの長さ、hからkま
での長さ、iからlまでの長さ)は同じに設定されてい
るため、この実施形態における各コンデンサC1〜C18
の配線長は、同じ長さに形成されている。
【0014】以上のように、上記入力端子Pから出力端
子Nまでの配線長を、各コンデンサ群1、2、3におい
て同じになるように構成したことによって、入力端子P
から見た各コンデンサ群1、2、3のインピーダンスを
均一にすることが可能となるため、各コンデンサ群1、
2、3に流れる電流の均一化を図ることができる。これ
によって、コンデンサC全体としての寿命を延ばすこと
ができるため、経済的で性能良好なコンデンサバンクを
提供することが可能となる。また、各コンデンサ群1、
2、3はそれぞれ垂直方向に積層されて構成されている
ため、コンデンサバンクの据付面積を減少することがで
き、スペースの有効利用が可能となる。
子Nまでの配線長を、各コンデンサ群1、2、3におい
て同じになるように構成したことによって、入力端子P
から見た各コンデンサ群1、2、3のインピーダンスを
均一にすることが可能となるため、各コンデンサ群1、
2、3に流れる電流の均一化を図ることができる。これ
によって、コンデンサC全体としての寿命を延ばすこと
ができるため、経済的で性能良好なコンデンサバンクを
提供することが可能となる。また、各コンデンサ群1、
2、3はそれぞれ垂直方向に積層されて構成されている
ため、コンデンサバンクの据付面積を減少することがで
き、スペースの有効利用が可能となる。
【0015】以上にこの発明のコンデンサバンク回路1
の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は
上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の
範囲内で種々変更して実施することが可能である。例え
ば、上記実施の形態においては、各コンデンサ群1、
2、3をそれぞれ垂直方向に積層して構成したが、これ
らコンデンサ群1、2、3を全て同一平面内に配置する
ことも可能である。また上記コンデンサ、及びコンデン
サ群の数については、これに限定されるものではない。
さらに、上記実施の形態においては、コンデンサC1〜
C18の異常を検出することが可能なスイッチ機能を有す
る検出器5を設けたが、その他の方法でコンデンサC1
〜C18の異常を検出するように構成してもよいし、また
このような検出器5を設けなくてもよい。さらに、上記
回路の入力端子Pから出力端子Nまでの配線長が、各コ
ンデンサ群1、2、3について同じになるように構成さ
れていれば、この実施形態以外の配線回路を用いてもよ
い。
の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は
上記実施の形態に限定されるものではなく、この発明の
範囲内で種々変更して実施することが可能である。例え
ば、上記実施の形態においては、各コンデンサ群1、
2、3をそれぞれ垂直方向に積層して構成したが、これ
らコンデンサ群1、2、3を全て同一平面内に配置する
ことも可能である。また上記コンデンサ、及びコンデン
サ群の数については、これに限定されるものではない。
さらに、上記実施の形態においては、コンデンサC1〜
C18の異常を検出することが可能なスイッチ機能を有す
る検出器5を設けたが、その他の方法でコンデンサC1
〜C18の異常を検出するように構成してもよいし、また
このような検出器5を設けなくてもよい。さらに、上記
回路の入力端子Pから出力端子Nまでの配線長が、各コ
ンデンサ群1、2、3について同じになるように構成さ
れていれば、この実施形態以外の配線回路を用いてもよ
い。
【0016】
【発明の効果】請求項1のコンデンサバンク回路によれ
ば、入力端子から見た各コンデンサ群のインピーダンス
を均一にすることが可能となるため、各コンデンサ群に
流れる電流の均一化を図ることができる。この結果、コ
ンデンサ全体としての寿命を延ばすことができると共
に、コンデンサバンクの性能の向上を図ることができ
る。
ば、入力端子から見た各コンデンサ群のインピーダンス
を均一にすることが可能となるため、各コンデンサ群に
流れる電流の均一化を図ることができる。この結果、コ
ンデンサ全体としての寿命を延ばすことができると共
に、コンデンサバンクの性能の向上を図ることができ
る。
【0017】請求項2のコンデンサバンク回路によれ
ば、コンデンサバンクの据付面積を減少することができ
るため、スペースの有効利用が可能となる。
ば、コンデンサバンクの据付面積を減少することができ
るため、スペースの有効利用が可能となる。
【図1】この発明の一実施の形態であるコンデンサバン
ク回路の構成を示す概略回路図である。
ク回路の構成を示す概略回路図である。
【図2】上記実施形態におけるコンデンサバンク回路の
概念図である。
概念図である。
【図3】従来のコンデンサバンク回路の構成を示す概略
回路図である
回路図である
【図4】従来のコンデンサバンク回路の概念図である。
C コンデンサ 1 コンデンサ群 2 コンデンサ群 3 コンデンサ群 4 コンデンサケース 5 検出器 P 入力端子 N 出力端子 g〜l 基点
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のコンデンサ(C・C)を並列接続
することによってコンデンサ群を形成し、このコンデン
サ群を複数列設けると共に、これらを並列接続するよう
に構成したコンデンサバンク回路において、上記回路に
おける入力端子(P)から出力端子(N)までの配線長
が、各コンデンサ群において同じになるように構成した
ことを特徴とするコンデンサバンク回路。 - 【請求項2】 上記コンデンサ群を同一平面内に形成す
ると共に、上記各コンデンサ群を垂直方向に積層して構
成していることを特徴とする請求項1のコンデンサバン
ク回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001130956A JP2002329639A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | コンデンサバンク回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001130956A JP2002329639A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | コンデンサバンク回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002329639A true JP2002329639A (ja) | 2002-11-15 |
Family
ID=18979224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001130956A Pending JP2002329639A (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | コンデンサバンク回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002329639A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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