JP2002328752A - コンピュータを遠隔でリセットする装置および方法 - Google Patents

コンピュータを遠隔でリセットする装置および方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータなどの電子装置を遠隔でリセッ
トすることのできるリセット装置を提供する。 【解決手段】 リセット装置100は電話回線110を
監視することにより、電子装置108をリセットする。
リセット装置100は電話回線110を介して伝送され
る第1のリング信号を検出し、タイマ142を始動させ
る。電話回線110を介して伝送されたリング信号は、
カウントされ、所定の数と比較される。リセット装置1
00によってカウントされたリング信号の数が所定の数
と等しくなったとき、信号が電子装置108に伝送され
て、この電子装置108をリセットする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを遠
隔でリセットすることに関し、特に、電話通信を介して
コンピュータをリセットすることに関する。
【0002】
【従来の技術】多くの電子装置はその動作がコンピュー
タに依存している。電子装置に関連するコンピュータ
は、その電子装置が伴う複数の機能を動作させることが
できる。また、コンピュータは、電子装置の動作を監視
し、電子装置の動作エラーを検出することもできる。電
子装置の動作エラーが検出されると、コンピュータは、
エラーの専門家に通知、あるいは警告することができ
る。これらの電子装置の多くは、コンピュータの障害に
より電子装置の障害を引き起こす結果となる。さらに、
コンピュータに障害が生じてしまうと、コンピュータ
は、電子装置の障害の理由がコンピュータ自体の障害に
よるものであることを専門家に通知することができない
であろう。
【0003】コンピュータは、正常に機能するためにオ
ペレーティングシステムを要する。しかしながら、オペ
レーティングシステムは、不安定になりがちであり、と
きどき障害を引き起こすことがある。これらの障害によ
り、コンピュータが故障し、今度はこれに関連する電子
装置が故障する。オペレーティングシステムの障害で
は、通常、障害をクリアしてコンピュータおよびその関
連する電子装置を正常な動作に復帰させるには、コンピ
ュータを手動でリセットすることが必要になる。
【0004】ある電子装置、たとえばある大容量データ
記憶装置は、遠隔のユーザまたは遠隔コンピュータと通
信する追加タスクのためにコンピュータを使用する場合
もある。これらのコンピュータには、一例として電話モ
デムが搭載されており、これにより従来の電話回線を介
して通信を行うことができる。電話回線を介する通信に
より遠隔のユーザはコンピュータにアクセスでき、これ
により電子装置の動作を変更し、電子装置の動作に発生
し得るエラーを監視することができる。
【0005】さらに遠隔コンピュータの通信により、電
子装置に関連するコンピュータは遠隔コンピュータとコ
ンタクトして電子装置の動作エラーを報告することがで
きる。電子装置に関連するいくつかのコンピュータで
は、エラー等をすべて単一の遠隔コンピュータに伝達す
ることができる。こうして遠隔コンピュータのユーザ
は、いくつかの電子装置の状態を監視することができ
る。たとえば、電子装置に関連するコンピュータは、こ
の電子装置について電子装置の動作エラーを監視するよ
うプログラムされることができる。エラーを検出する
と、コンピュータは電話回線を介して遠隔コンピュータ
との通信を確立することができる。該通信が確立する
と、電子装置に関連するコンピュータは、この電子装置
の動作において検出された障害を記述した情報を遠隔コ
ンピュータに転送することができる。多くの状況では、
電子装置の動作における障害は、問題が存在していたこ
とを電子装置のユーザが知る前に診断され、遠隔的に解
消することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、電子装置に関
連するコンピュータの使用は、コンピュータに障害が生
じるまでは電子装置の動作および診断において良好に動
作する。たとえば、オペレーティングシステムに障害が
生じると、コンピュータは正常に機能しなくなる。そし
て、遠隔コンピュータはこの電子装置を動作させること
ができなくなる。また、電子装置に関連するコンピュー
タは遠隔コンピュータの通信を確立することができなく
なるため、問題はさらに悪化する。このように、電子装
置に関連するコンピュータは遠隔コンピュータとコンタ
クトして障害を報告できなくなる。このため、遠隔コン
ピュータのユーザは、電子装置の障害に気づかない。遠
隔コンピュータのユーザが障害に気づいたとしても、通
信障害による問題を解消することはできない。通常、オ
ペレーティングシステムにおける障害を解消し、通信を
復元する唯一の方法は、電子装置に関連するコンピュー
タのリセット機能を手動で押すことである。
【0007】このように、上述した問題の一部または全
部を克服する装置または方法が必要とされている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はコンピュータを
遠隔でリセットする回路に関するものである。リセット
回路は、電話回線のリング(ring)信号を監視する。予
め選択された数のリング信号が予め選択された期間内に
受信されると、リセット回路は信号をコンピュータに伝
送してコンピュータをリセットさせる。
【0009】リセット回路は、リング検出器と、カウン
タと、タイマと、比較器と、回数発生器と、電源コント
ローラとからなる。リング検出器は、リング検出器入力
とリング検出器出力とを備えることができる。リング検
出器入力は、電話回線と電気的に接続可能である。リン
グ検出器出力は、リング検出器入力においてリング信号
を検出すると予め選択された期間中、予め選択された電
圧に遷移可能である。
【0010】カウンタは、カウンタ入力と、カウンタ出
力と、カウンタイネーブル機能とを備えることができ
る。カウンタ入力は、リング検出器出力と動作可能に接
続されることができる。カウンタ出力は、予め選択され
た期間にわたって、リング検出器により検出されたリン
グ信号の回数に対応する二進数を出力することができ
る。タイマは、タイマトリガとタイマ出力とを備えるこ
とができる。タイマ出力は、タイマトリガにおいて電圧
遷移を検出すると、予め選択された期間中、第1電圧か
ら第2電圧に遷移可能である。タイマ出力は、カウンタ
イネーブル機能と動作可能に接続できる。
【0011】比較器は、第1比較器入力と、第2比較器
入力と、比較器出力とを備えることができる。比較器出
力は、第1比較器入力が第2比較器入力と等しくない場
合の第1比較器電圧と、第1比較器入力が第2比較器入
力と等しい場合の第2比較器電圧との間で遷移可能であ
る。第1比較器入力はカウンタ出力と動作可能に接続さ
れることができ、第2比較器入力は回数発生器と動作可
能に接続されることができる。回数発生器は、リセット
回路により検出される上述した予め選択されたリング数
を生成し、リセット回路によりコンピュータがリセット
される。
【0012】電源コントローラは、コントローラ入力と
コントローラ出力とを備えることができる。コントロー
ラ入力は比較器出力と動作可能に接続されることがで
き、コントローラ出力はコンピュータと関連するリセッ
ト機能と動作可能に接続されることができる。
【0013】リセット回路に電話がかかると、リング検
出器は電話呼と関連づけられたリング信号を検出する。
第1リング信号が検出されると、タイマは、タイマによ
り確立される予め選択された期間、カウンタに次のリン
グをカウントさせることが可能である。リング信号が検
出されると、カウンタによりカウントされ、回数発生器
により確立される予め選択された数と比較される。検出
されたリングの回数と予め選択された数が等しいと、比
較器は信号を電源コントローラに伝送し、電源コントロ
ーラにコンピュータをリセットするように命令する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1ないし図3Bは、全体とし
て、ときにコンピュータと呼ぶ、電子装置108をリセ
ットするリセット装置100を図示したものである。リ
セット装置100は、電話回線110に電気的に接続可
能である。電話回線110は、ときに遠隔の呼出局(ca
ll station)と呼ぶ第1の電子装置106と、第2の電
子装置108とを接続する機能を果たすことができる。
第2の電子装置108は、第2の装置リセット機能PW
Rを有している。
【0015】リセット装置100は、リング検出器13
0と、カウンタ152と、タイマ142と、比較器16
2と、回数発生器170と、電源コントローラ178と
で構成可能である。リング検出器130は、リング検出
器入力132とリング検出器出力134とを備えること
ができる。リング検出器入力132は、電話回線110
と電気的に接続可能である。リング検出器出力134
は、リング検出器入力132においてリング信号を検出
すると予め選択された期間、予め選択された電圧に遷移
可能である。
【0016】カウンタ152は、カウンタ入力CPと、
カウンタ出力OUTと、カウンタイネーブル機能ENと
を備えることができる。カウンタ入力CPは、リング検
出器出力134と動作可能に接続されることができる。
タイマ142は、タイマトリガTRIGとタイマ出力O
UTとを備えることができる。タイマ出力OUTは、タ
イマトリガTRIGにおいて電圧遷移を検出すると、予
め選択された期間中、第1電圧から第2電圧に遷移可能
である。タイマ出力OUTは、カウンタイネーブル機能
ENと動作可能に接続可能である。
【0017】比較器162は、第1比較器入力Qと、第
2比較器入力Pと、比較器出力OUTとを備えることが
できる。比較器出力OUTは、第1比較器入力Qが第2
比較器入力Pと等しくない場合に第1比較器電圧とする
ことができる。また、比較器出力OUTは、第1比較器
入力Qが第2比較器入力Pと等しい場合には第2比較器
電圧とすることができる。第1比較器入力Qはカウンタ
出力OUTと動作可能に接続可能である。
【0018】回数発生器170は第2比較器入力Pと動
作可能に接続可能である。電源コントローラ178は、
コントローラ入力INとコントローラ出力OUTとを備
えることができる。コントローラ入力INは比較器出力
OUTと動作可能に接続可能である。コントローラ出力
OUTは第2の装置リセット機能PWRと動作可能に接
続可能である。
【0019】また、図1ないし図3Bは、全体として電
子装置108をリセットする方法をさらに開示する。こ
の方法は、予め選択された期間中に電話回線110を介
して少なくとも1個のリング信号を伝送することを含む
ことが可能である。さらに本方法は、予め選択された期
間中に電話回線110を介して伝送されたリング信号の
回数をカウントすることを含むことができる。予め選択
された期間中に電話回線110を介して伝送されたリン
グ信号の回数は、予め選択された数と比較することがで
きる。予め選択された期間中に電話回線110を介して
伝送されたリング信号の回数が予め選択された数と等し
い場合、電子装置108はリセットされる。
【0020】リセット回路100を全体にわたって説明
してきたが、以下にさらに詳述する。
【0021】リセット回路100のブロック図を図1に
示す。端的に言えば、リセット回路100は、電話回線
110を介して遠隔の呼出局106にコンピュータ10
8をリセットさせるものである。リセット回路100
が、予め選択された期間において電話回線を介して伝送
される特定回数のリング信号を検出すると、リセット回
路100は、コンピュータ108をリセットする。ここ
で提示される非制限の例において、コンピュータ108
は、図1に図示されないデータバックアップシステムと
連動される。したがって、データバックアップシステム
は、リセット回路100によりリセットされることがで
きる。なお、リセット回路100は他の電子装置をリセ
ットするよう構成可能である。
【0022】遠隔の呼出局106は、非制限の一例とし
て図示しない電話モデムを設けたコンピュータとしても
よい。遠隔の呼出局106は、電話回線114を介して
第1電話ジャック112と接続可能である。リセット回
路100には第1電話ジャック112を設けてもよく、
遠隔の呼出局から遠く離れて配置されてもよい。したが
って、電話回線114は、交換機(switch)と、中継局
と、その他長距離電話通信に使用される図示しない他の
要素とで構成可能である。第1電話ジャック112は、
フィードスルー118および第2電話ジャック120と
電気的に接続可能である。電話回線124は、第2電話
ジャック120をコンピュータ108に接続することが
できる。フィードスルー118を使用することで、リセ
ット回路100の動作状況に関係なく、遠隔の呼出局1
06とコンピュータ108間の、直接通信が行われる。
【0023】線路126、たとえば電話回線は、フィー
ドスルー118とリング検出器130とを電気的に接続
することができる。リング検出器130は入力132と
出力134とを有し、この入力132に線路126が接
続されている。リング検出器130は電話回線110を
監視し、リング信号が遠隔の呼出局106から伝送され
るとその出力134の電圧を第1電圧と第2電圧との間
で遷移させる。
【0024】リング検出器130の出力134は、タイ
マ142のトリガ入力TRIGと線路144を介して電
気的に接続可能である。タイマ142は、非制限の一例
において、トリガ入力TRIGがタイマ142をトリガ
する単安定タイマとしてもよい。タイマ142には出力
OUTが設けられ、トリガ入力TRIGにおいて電圧遷
移が生じると予め選択された期間中に第1電圧と第2電
圧の間の電圧遷移を出力する。たとえば、タイマ142
の出力OUTは、トリガ入力TRIGに電圧遷移が生じ
ると約ゼロボルトから約5ボルトに遷移することができ
る。タイマ142の出力OUTは、カウンタ152のイ
ネーブル機能ENと接続可能であり、タイマ142の出
力OUTに上述の電圧遷移が生じるとカウンタ152に
よる計数が可能になる。
【0025】また、リング検出器130の出力134
は、カウンタ152のクロック入力CPにも電気的に接
続可能である。カウンタ152は出力OUTを有し、こ
の出力OUTは、二進数を表すことができるデータバス
等、複数のデータラインとすることができる。出力OU
Tにおいて表される二進数は、カウンタ152がイネー
ブルされた場合、クロック入力CPにおいて電圧遷移が
発生するとインクリメントされる。
【0026】ここまでにおけるリセット回路100の動
作を要約すると、リング検出器130は、電話回線11
0のリング信号を検出し、線路144において電圧を遷
移させる。線路144において電圧が遷移すると、タイ
マ142は、予め選択された期間中その出力OUTの電
圧遷移をカウンタ152のイネーブル機能ENに出力す
る。カウンタ152のイネーブル機能ENにおける電圧
遷移によりカウンタ152がカウント可能となる。リン
グ検出器130により検出されたリング信号は、線路1
44の電圧遷移を引き起こし、今度はカウンタ152の
出力OUTをインクリメントさせる。このように、ここ
までにおけるリセット回路100は、予め選択された期
間にわたって電話回線110に伝送されたリング信号の
回数をカウントする。予め選択された期間とは、タイマ
142の出力OUTに生じる電圧遷移の期間である。
【0027】カウンタ152の出力OUTは、比較器1
62の第1入力Qと電気的に接続可能である。比較器1
62は、第2入力Pとそれに関連する出力P=Qとをさ
らに有する。第2入力Pは、データラインの電圧が二進
数を表しているときの複数のデータラインからなるとい
う点で第1入力Qと同一とすることができる。出力P=
Qは、一例として、第1入力Qの数が第2入力Pの数と
等しいとき低電圧を出力し、第1入力Qが第2入力Pと
等しくない場合に高電圧を出力することができる。
【0028】回数発生器170は、比較器162の第2
入力Pと接続される出力172を有することができる。
出力172は複数のデータラインとしてもよく、このデ
ータラインの電圧は二進数を表す。リセット回路100
の非制限の一例において回数発生器170は、図1に図
示しない複数のスイッチからなる。各スイッチは電源お
よび出力172の上記記載のデータラインの1本と連動
される。回数発生器170により生成される回数は、ス
イッチを開閉することによって選択され、このスイッチ
の開閉は、データライン上に高電圧または低電圧のいず
れか一方を引き起こす。
【0029】比較器162の出力P=Qは、電源コント
ローラ178の入力INと接続可能である。電源コント
ローラ178は、コンピュータ108のリセット機能P
WRと接続されている出力OUTを有することができ
る。比較器162の出力P=Qが第1入力Qが第2入力
Pに等しいことを示す電圧、たとえば低電圧を出力する
と、電源コントローラ178は、出力OUTに電圧を出
力し、これによりコンピュータ108をリセットさせる
ことができる。一実施形態において、コンピュータ10
8のリセットは、リセット機能PWRに対する電源供給
をある期間中終了させることによって実現可能である。
【0030】リセット回路100の非制限の一実施形態
において、電源コントローラ178は、それに関連する
20秒の遅延をともなう。遅延により、その遅延の期間
中電圧遷移を出力において発生させる。このため、コン
ピュータ108は遅延の期間後、正常に動作することが
可能である。さらに、遅延は、コンピュータ108のリ
セット機能を正常に起動させることを保証する。また、
電源コントローラ178は、遅延の期間中音声発生器2
00にも電話回線に音声を伝送させる。音声は約1.4
kHzの周波数を有し、コンピュータ108がリセット
されていることを遠隔の呼出局106に信号で伝える機
能を果たす。
【0031】以上図1のブロック図の各構成要素を説明
してきたが、次にリセット回路100の動作について説
明する。動作のより詳細な回路図および説明は以下の通
りである。以下の説明は、図2のフローチャートに図示
される。
【0032】図1のリセット回路100の非制限実施形
態において、コンピュータ108は、電話回線110を
介して遠隔の呼出局106に接続される。コンピュータ
108またはその関連する構成要素のいずれかに障害が
生じると、この障害は、遠隔の呼出局106でユーザに
より修復されることが可能である。たとえば、コンピュ
ータ108が、これが関連する装置の障害を検出する
と、コンピュータ108は遠隔の呼出局106を呼び出
し、障害を報告し、障害を修復するための助けを求める
ことができる。また、コンピュータ108は、定期的に
遠隔の呼出局106を呼び出してその動作状況を遠隔の
呼出局106に伝送してもよい。本システムが正常に機
能するために、コンピュータ108は、電話回線110
を介して通信できる必要がある。したがって、コンピュ
ータ108のオペレーティングシステムは機能的でなけ
ればならない。オペレーティングシステムに障害が生じ
ると、コンピュータ108は電話回線110を介して通
信することができなくなり、コンピュータのオペレータ
はコンピュータ108を物理的にリセットしてオペレー
ティングシステムの障害をクリアしなければならない。
【0033】リセット回路100は、オペレーティング
システムに障害が生じたときにコンピュータ108を物
理的にリセットする代替を提供する。予め選択された数
のリング信号が予め選択された期間にわたって電話回線
110を介して伝送されると、リセット回路100はコ
ンピュータ108をリセットする。これにより、遠隔の
呼出局106のオペレータによりコンピュータ108を
遠隔でリセットすることができる。
【0034】遠隔の呼出局106がリング信号をコンピ
ュータ108に送信すると、このリング信号をリング検
出器130が検出し、線路144に電圧遷移を出力す
る。この電圧遷移により、ある期間、線路144の電圧
が正常時の高電圧状態から低電圧状態に遷移する。リン
グ検出器130により生成された電圧遷移は、タイマ1
42のトリガ入力TRIGおよびカウンタ152のクロ
ック入力CPに出力される。タイマ142のトリガ入力
TRIGにおける電圧遷移により、タイマ142は出力
OUTの電圧遷移をカウンタ152のイネーブル機能E
Nに出力する。電圧遷移は、カウンタ152をカウント
可能にするために使用され、一例として予め選択された
期間、たとえば5分の接地または正電圧パルスとするこ
とができる。リセット回路100の一実施形態におい
て、パルスの立ち上がりによりカウンタ152がイネー
ブルになり、このパルスの立ち下がりによりカウンタ1
52をディスエーブルまたはクリアにする。さらに詳細
を後述するように、この構成により、第1リング信号が
カウンタ152をイネーブルして該リング信号をカウン
トさせる。たとえば、線路144の電圧遷移の立ち上が
りによりタイマ142がトリガされ、カウンタ152を
イネーブルにすることができる。カウンタ152は、線
路144の電圧遷移の立ち下がりにおいてインクリメン
トすることができる。このように、リセット回路100
が受け取った第1リング信号はカウンタ152をイネー
ブルにし、第1リング信号としてカウントされる。
【0035】カウンタ152がイネーブルの期間中、リ
ング検出器130により検出されたリング信号がカウン
トされる。したがって、遠隔の呼出局106がコンピュ
ータ108への呼び出しを継続するので、リセット回路
100はリング信号のカウントを継続する。たまたまコ
ンピュータ108の応答がある場合、遠隔の呼出局10
6は電話回線を切り、コンピュータ108にリダイヤル
してより多数のリング信号を蓄積する。リング信号は、
タイマ142により生成された電圧パルスの期間内にカ
ウントされている限り引き続き蓄積されるが、これは、
コンピュータ108の動作がリセット回路100の動作
に影響を及ぼさないからである。
【0036】カウンタ152によりカウントされるリン
グの回数は、出力OUTを介して比較器162の第1入
力Qに出力される。カウントされるリング信号の回数
は、カウンタ152の出力OUTと比較器162の第1
入力Qとの間に延びる複数のデータラインにより表され
る二進数とすることができる。比較器の第2入力Pは、
それと関連する、回数発生器170により生成される予
め選択された二進数を有する。たとえば、回数発生器1
70は、図1に図示しないスイッチを複数個有してもよ
く、このスイッチを適宜トグル切り換えして、コンピュ
ータ108をリセットさせるための、タイマ142によ
り生成された電圧パルスの期間内におけるリセット回路
100によりカウントされるのに必要なリング信号の回
数を表す。
【0037】カウンタ152によりカウントされるリン
グ信号の回数が回数発生器170により設定される数と
等しい場合、比較器162の出力P=Qの電圧は遷移す
る。この遷移により、電源コントローラ178はコンピ
ュータ108への電源供給を予め選択された期間中遮断
し、あるいはその他の方法でコンピュータ108をリセ
ットさせる。コンピュータ108のリセットはコンピュ
ータ108のオペレーティングシステムをリブートさ
せ、これにより上記の障害を緩和する。この時点で、リ
セット回路100はそれ自体をリセットし、後続のリン
グ信号について電話回線110を監視し、必要に応じて
コンピュータ108を再びリセットする。
【0038】なお、リセット回路100の一実施形態に
おいて、電話回線110を介して特定の音声が遠隔の呼
出局106に伝送され、コンピュータ108がリセット
されたことを示す。リセット回路100の別の実施形態
において、リセット回路100への電源はコンピュータ
108またはその関連する電子部品に供給される電源か
ら受け取られる。この実施形態により、リセット回路1
00に別個に電源供給をする必要性を軽減する。
【0039】リセット回路100の基本的な動作につい
て説明してきたが、次にリセット回路100の非制限例
をさらに詳細に説明する。
【0040】リセット回路100の概略回路図の非制限
例を図3Aおよび図3Bに示す。図3Aおよび図3Bに
示すリセット回路100の個々の構成要素には、図1の
リセット回路100に示すより多くの要素が含まれる。
図3Aおよび図3Bは、リセット回路100の各要素の
値を示している。なお、これらの値を変動させることで
リセット回路100の性能特性を変更またはカスタマイ
ズすることができることに留意すべきである。
【0041】コンピュータ108は、電子装置190と
電気的に接続されている。電子装置190は、非制限の
一例として、コンピュータ108により制御および監視
される大容量データ記憶装置とすることができる。電子
装置190は、2つの端子V+とGNDの間に直流電圧
出力を有することができる。この出力は、一例として、
V+とGNDの間で17ボルトであって良い。電子装置
190の出力は電圧VCCを出力する電圧調整器VR1
と接続可能である。電圧VCCはたとえば5ボルトであ
り、従来の方法においてリセット回路100の各部品に
電源供給するために使用される。電圧調整器VR1は、
非制限の一例として一般に7805またはTO220と
呼ばれるタイプとすることができる。電圧調整器VR1
の電源供給に加え、電子装置190はコンピュータ10
8に直接電源供給することができる。なお、図示しない
他の要素を電圧調整器VR1とともに使用してもよいこ
とに留意すべきである。
【0042】リセット回路100の電源について説明し
てきたが、次にリセット回路100の他の構成要素につ
いて説明する。図3Aに示す電話回線110は、たとえ
ば大部分の電話回線に使用される二導体電話回線であ
る。二導体は、第1導体194と第2導体198として
図示される。電圧依存抵抗器VDR1は第1導体194
と第2導体198の間に接続され、リセット回路100
内の各要素を破損するおそれのある電圧スパイク等を抑
制する機能を果たすことができる。電圧依存抵抗器VD
R1は230ボルト素子であることが可能である。
【0043】抵抗器R1は第1導体194と接続可能で
あり、抵抗器R2は第2導体198と接続可能である。
抵抗器R1およびR2は電話回線110をリセット回路
100から絶縁する作用を有することができる。抵抗器
R1とR2の間の電位は、遠隔の呼出局106とコンピ
ュータ108の間に伝送される信号を表す。これらの信
号は、遠隔の呼出局106からコンピュータ108に伝
送されるリング信号を含む。
【0044】図1のリング検出器130は、2個のツェ
ナーダイオードZD1およびZD2と、ダイオードD1
と、抵抗器R3と、コンデンサC1と、光結合器(opti
coupler)U1とで構成可能である。2個のツェナーダ
イオードZD1およびZD2は、抵抗器R1と直列接続
可能である。ツェナーダイオードZD1およびZD2の
アノードは互いに接続可能である。ツェナーダイオード
ZD2のカソードは光結合器U1のカソードCAおよび
ダイオードD1のアノードと接続可能である。コンデン
サC1は、抵抗器R2および抵抗器R3と直列接続可能
である。また、抵抗器R3はダイオードD1のカソード
および光結合器U1のアノードADにも接続している。
ツェナーダイオードZD1およびZD2は、たとえばそ
れぞれ27ボルトツェナーダイオードである。ダイオー
ドD1は、1N4148または1N4006ダイオード
として一般に知られるタイプであり得る。光結合器U1
は、4N35光結合器として一般に知られるタイプであ
り得る。
【0045】リング検出器130は、抵抗器R1と抵抗
器R2の間の電圧がそのツェナー電圧+その順電圧を超
えた場合、すなわち電話回線110にリング信号が伝送
されていることを示す場合、ツェナーダイオードZD1
およびZD2を導通させることにより動作する。リセッ
ト回路100の一実施形態において、この電圧は27ボ
ルトのツェナー電圧+0.7ボルトの順電圧に等しい。
ツェナーダイオードZD1およびZD2が導通すると、
光結合器U1のアノードADとカソードCAとの間に電
位が生成され、光結合器U1の出力に関連する図示しな
いスイッチ、すなわちトランジスタを導通させる。この
スイッチは通常は開状態にあり、光結合器U1のコレク
タの出力を通常ハイ(高)にする。リングが検出される
と、スイッチは閉成され、コレクタの電圧は低電圧に降
下する。なお、コンデンサC1および抵抗器R3はリン
グ信号の検出時にフィルタとして作用することに留意す
べきである。フィルタリングを行わないと、光結合器U
1のコレクタの電圧はリング信号と関連する周波数の1
つで発振する可能性がある。なお、一実施形態におい
て、抵抗器R3は定格で1ワット、コンデンサC1は定
格で250ボルトとなっていることに留意すべきであ
る。抵抗器R3およびコンデンサC1は電話回線110
の電圧サージを抑制する作用があるため、リセット回路
100に影響を及ぼすことはない。
【0046】光結合器U1のコレクタは、コンデンサC
12を介して光結合器U1のベースと接続可能である。
コンデンサC12は、ノイズおよび光結合器U1のコレ
クタにより出力されるリップルを減衰および低減させる
ように作用することができる。コレクタは、抵抗器R1
7を介して電圧VCCにも接続可能であり、抵抗器R1
7はプルアップ抵抗器として作用することができる。光
結合器U1のコレクタにより出力される電圧はシュミッ
トトリガU2およびタイマU3をトリガする作用があ
る。シュミットトリガU2はたとえば74HCT14N
反転シュミットトリガとすることができる。なお、開示
されるシュミットトリガの代わりに他のトリガデバイス
を使用してもよいことに留意すべきである。さらに詳細
を後述するように、シュミットトリガU2の出力1Y
は、カウンタU4のカウンタ入力1CPと接続可能であ
る。一実施形態において、コンデンサC12は光結合器
U1に近接配置され、ノイズによりシュミットトリガU
2が誤ってトリガすることを防止している。リセット回
路100の別の実施形態において、光結合器U1、シュ
ミットトリガU2およびカウンタU4は互いに近接配置
され、ノイズがリング信号のカウントに影響を与えない
ようにしている。
【0047】以上簡単に説明したように、光結合器U1
のコレクタは、タイマU3のトリガ入力TRIGと接続
可能である。ここで記載されるタイマU3は、従来の5
55タイマである。なお、他のタイマ回路をリセット回
路100が使用してもよい。さらに詳細を後述するよう
に、タイマU3は予め選択された期間カウンタU4をイ
ネーブルする作用がある。カウンタU4が予め選択され
た数のリング信号を予め選択された期間カウントする
と、リセット回路100はコンピュータ108をリセッ
トする。リセット回路100の一実施形態において、タ
イマU3に関連する各要素は、コンピュータ108がリ
セットされていることを示す音声が遠隔の呼出局106
に伝送される期間も提供する。
【0048】タイマU3は単安定モードにある。このた
め、Dで表される放電およびTHで表されるしきい値は
互いに接続され、抵抗器R5を介して電圧VCCに接続
され、またコンデンサC8を介して接地されている。抵
抗器R5およびコンデンサC8の値により、OUTで表
されるタイマU3の出力が高電圧を出力する期間が決定
される。この期間は、リセット回路100が電話回線1
10に伝送されるリング信号の回数をカウントし、コン
ピュータ108がリセットされるべきかを判定する期間
である。ここで提示される非制限例において、コンデン
サC8の値は47マイクロファラッド(μF)であり、
抵抗器R5の値は5メガオーム(MΩ)であり、約7分
の期間を提供している。したがって、遠隔の呼出局10
6は、予め選択された数のリング信号をコンピュータ1
08に伝送し、コンピュータリセット回路100にコン
ピュータ108をリセットさせるのに7分ある。C8お
よびR5の値を変動させることによってこの期間を変え
ることができる。
【0049】タイマU3に関連する他の要素について、
CVで表される制御電圧がコンデンサC4を介して接地
されている。さらに詳細を後述するように、RSTで表
されるリセットは図3Bの比較器U5と接続される。さ
らに詳細を後述するように、比較器U5は、リセット回
路100が受け取ったリングの回数を所定の数と比較す
る。これらが等しいと、比較器U5は、数ある機能の中
から、リセットRSTを介してタイマU3をリセットす
る。
【0050】タイマU3の出力OUTは、抵抗器R6を
介してトランジスタQ1のベースと接続される。トラン
ジスタQ1は、非制限の一例において2N222トラン
ジスタであり、タイマU3の出力電圧を反転させる作用
を有することができる。トランジスタQ1のエミッタは
直接接地されている。トランジスタQ1のコレクタは抵
抗器R7を介して電圧VCCに接続されている。トラン
ジスタQ1のコレクタは、1MRおよび2MRで表され
るカウンタU4のリセットとも接続される。タイマU3
の出力OUTは通常はロー(低)であるが、トランジス
タQ1により反転される。反転により、通常、高電圧が
リセット1MRおよび2MRに現れ、カウンタU4がデ
ィスエーブルされる。タイマU3がトリガされると、リ
セット1MRおよび2MRの電圧は低電圧に遷移し、カ
ウンタU4をイネーブルしてカウントさせる。
【0051】カウンタU4は、非制限の一例において7
4HCT393Eデュアル4段バイナリカウンタで良
い。上述のように、カウンタU4のリセット入力1MR
および2MRはトランジスタQ1のコレクタと接続され
る。カウンタU4の入力1CPは、シュミットトリガU
2の出力1Yと接続される。なお、カウンタU4の入力
1CPおよび2CPは反転端子であり、リセット1MR
および2MRは非反転端子である。したがって、リング
信号がリセット回路100により受信されると、カウン
タU4はリング信号の立ち上がりにおいてイネーブルさ
れ、リング信号の立ち下がりにおいてカウントを開始す
る。このため、第1リング信号によりカウンタU4がイ
ネーブルされ、該信号をカウンタU4がカウント可能で
ある。
【0052】カウンタU4は、8ビットカウンタとして
動作するよう構成される。出力1Q0ないし1Q3は下
位4ビットであり8までカウントする。ビット1Q3
は、カウンタU4の上位ビット2Q0ないし2Q3をイ
ンクリメントするクロック入力2CPと接続される。し
たがって、カウンタU4は、8ビットバイナリカウンタ
として構成される。カウンタU4の各出力は比較器U5
の第1入力Q0ないしQ7と接続される。比較器U5の
第2入力P0ないしP7は、スイッチS0ないしS7を
介して接地される。第2入力P0ないしP7は、プルア
ップ抵抗器R8ないしR15を通して電圧VCCにも接
続される。スイッチS0ないしS7が開いている場合そ
の対応する入力はハイであり、スイッチS0ないしS7
が閉じている場合その対応する入力はローである。この
構成により、比較器U5の第2入力P0ないしP7にお
いて8ビット二進数を表すようにスイッチS0ないしS
7を開閉することができる。比較器U5は、正常時に出
力P=Qがハイであるが、第1入力Q0ないしQ7が第
1入力P0ないしP7に等しい場合にはローに遷移す
る。リセット回路100により受信されたリング信号の
回数がスイッチS0ないしS7により設定された二進数
に等しい場合、出力P=Qはローである。出力P=Qは
タイマU3のリセットRSTと接続され、リング信号の
正しい回数が検出されるとタイマU3をリセットさせ
る。また、出力P=Qは、抵抗器R10およびコンデン
サC5を介して接地され、このコンデンサC5は非制限
の一例において約1000マイクロファラッド(μF)
の値を有する。コンデンサC5および抵抗器R10は、
タイマU3のリセットRST入力において電圧遷移を遅
延させ、タイマU3のリセットを遅延させる。本明細書
に記載される非制限例において、タイマU3のリセット
は約20秒遅延される。この遅延期間、タイマU3の出
力OUTは変動しない。したがって、カウンタU4はリ
セットされず、この遅延期間出力P=Qはロー状態にと
どまる。後述するように、この遅延期間により、コンピ
ュータ108がリセットされ、コンピュータ108がリ
セットされていることを示す音声が電話回線110に伝
送される。
【0053】また、出力P=Qは抵抗器R8を介してト
ランジスタQ2のベースにも接続される。トランジスタ
Q2のエミッタは電圧VCCと接続され、コレクタはと
もに接地されるダイオードD2およびリレーRY1と接
続される。ダイオードD2は、リレーRY1が遷移する
ときの電圧スパイクを抑制する作用がある。また、トラ
ンジスタQ2のベースはコンデンサC6を介して接地さ
れ、トランジスタQ2が切り替わるのに要する時間を遅
延させるよう作用する。比較器U5のP=Q出力におけ
る電圧が低電圧に遷移すると、トランジスタQ2は導通
し、リレーRY1に通電する。トランジスタQ2は、一
例としてPN4250トランジスタとすることができ
る。なお、リセット回路100の一実施形態において、
コンデンサC6は存在しない。
【0054】リレーRY1は、正常時、コンピュータ1
08のPWR入力を電圧V+と接続させる。リレーRY
1が通電されると、その内部スイッチはトグル切り換え
され、それによりPWR入力を介してのコンピュータ1
08への電源供給を終了させる。リレーRY1が非通電
にされると、PWR入力を介してのコンピュータ108
への電源供給が復帰され、それにより、コンピュータ1
08がリセットされる。これに応じてコンピュータ10
8のオペレーティングシステムがリセットまたはリブー
トされる。なお、コンピュータ108は他の手段、たと
えば電圧遷移をコンピュータ108の別の入力に存在さ
せることによってリセットされてもよい。
【0055】リレーRY1におけるスイッチのトグル切
り換えにより、コンピュータ108から音声発生器20
0に電圧V+を分流することによって音声発生器200
を作動させる。非制限の一実施形態において、音声発生
器200は、リレーRY1とトランジスタQ3のエミッ
タの間に接続される抵抗器R9を有する。オーディオ絶
縁変圧器T1の一次側はトランジスタQ3のコレクタと
ベースの間に接続される。さらに、抵抗器R14は、オ
ーディオ絶縁変圧器T1とトランジスタQ3のベースの
間に配置される。オーディオ絶縁変圧器T1の中央リー
ド線は接地される。コンデンサC7および抵抗器R11
は直列に接続され、その直列結合が抵抗器R14と並列
接続されている。抵抗器R14、抵抗器R11およびコ
ンデンサC7の結合により共振回路が形成され、この共
振回路によりオーディオ絶縁変圧器T1の一次側に可聴
音が生成される。詳細を後述するように、この音は電話
回線110に伝送され、コンピュータ108がリセット
されていることを示す。トランジスタQ3は、一例とし
て2N3906とすることができる。
【0056】オーディオ絶縁変圧器T1の二次側は、抵
抗器R12、およびリレーRY1が関連する第2スイッ
チS8を介して、抵抗器R1および抵抗器R2と接続さ
れる。スイッチS8は正常動作時では開状態である。リ
レーRY1が通電されると、スイッチS8は閉成し、こ
れによりオーディオ絶縁変圧器T1の二次側が電話回線
110に動作可能に接続される。したがって、音声発生
器200により生成された音声は電話回線110に伝送
される。本明細書に記載のリセット回路の実施形態によ
り生成された音声は約1.4kHzである。なお、コン
デンサC5およびC6が充電されると、トランジスタQ
2がオフになり、リレーRY1を非通電にする。そして
音声発生器200が停止され、オーディオ絶縁変圧器T
1が電話回線110から切断される。
【0057】図3Aおよび図3Bに図示の概略図の各部
品について説明してきたが、次に図3Aおよび図3Bに
示すリセット回路100の動作についてさらに詳細を説
明する。
【0058】リセット回路100は、正常時、コンピュ
ータ108のPWR入力に対する電源供給を行う。これ
は、リレーRY1が、電圧V+が非通電時にコンピュー
タ108に接続されるように構成されていることにより
実現される。なお、このリレーRY1の構成により、リ
セット回路100に障害が生じてもコンピュータ108
が電源供給を受けることができるであろう。たとえば、
リレーRY1を通電することができなくても、コンピュ
ータ108は依然として電源供給される。
【0059】リング信号が電話回線110に伝送される
と、ツェナーダイオードZD1およびZD2のツェナー
電圧+順電圧より大きいAC信号を生成する。ツェナー
電圧と順電圧を越えた場合、電流は光結合器U1に流
れ、コンデンサC1によりフィルタリングされる。した
がって、各リング信号は単一パルスに変換される。パル
スにより、光結合器U1内のスイッチは導通し、これに
より光結合器U1のコレクタをローに遷移させる。な
お、光結合器U1は、電話回線110をリセット回路1
00内の残りの構成要素から分離するよう作用する。
【0060】光結合器U1のコレクタ、ひいてはシュミ
ットトリガU2の入力1Aは、正常時にハイである。シ
ュミットトリガU2はインバータとして作用し、シュミ
ットトリガU2の出力1Yを正常時にローにさせる。リ
ング信号が検出されると、シュミットトリガU2の入力
1Aの電圧は高電圧に遷移し、出力1Yの電圧は低電圧
に遷移する。さらに詳細を後述するように、この遷移は
リング信号のカウントをもたらす。
【0061】光結合器U1のコレクタがローに遷移する
と、タイマU3のトリガ入力TRIGもローに遷移す
る。このトリガ入力TRIGにおける遷移により、タイ
マU3の出力OUTを、予め選択された期間遷移させ
る。タイマU3が555タイマである実施形態におい
て、出力OUTは正常時の低電圧から高電圧に、予め選
択された期間遷移する。タイマU3の出力OUTがハイ
である場合、トランジスタQ1は導通し、コレクタの電
圧を低電圧に降下させる。この低電圧により、カウンタ
U4のリセット1MRおよび2MRをローに遷移させ、
カウンタU4のカウントをイネーブルする。タイマU3
に関連した各要素により、出力OUTがハイの状態にと
どまる期間が決定され、この期間において電話回線11
0を介して伝送されたリング信号をリセット回路100
がカウントする。
【0062】リング信号の立ち下がりにおいて、カウン
タU4の入力1CPはハイ状態からロー状態に遷移する
ことにより、出力1Q0ないし1Q3により表される二
進数をインクリメントさせる。出力1Q0ないし1Q3
は、8ビット二進数の下位4ビットである。出力1Q3
がハイ状態からロー状態に遷移すると、出力2Q0ない
し2Q3により表される二進数をインクリメントさせ
る。出力1Q0ないし1Q3と2Q0ないし2Q3の組
み合わせは、リセット回路100により検出されるリン
グ信号の回数の8ビット二進数を表す。なお、このリセ
ット回路100の構成は、第1リング信号によりタイマ
U3をトリガし、第1リング信号をカウントする。他の
実施形態のリセット回路では、タイミングを調整して、
第1リング信号をカウントしないようにしてもよい。
【0063】カウンタU4の出力1Q0ないし1Q3お
よび2Q0ないし2Q3は、比較器U5の第1入力Q0
ないしQ7と接続される。比較器U5の第2入力P0な
いしP7は、スイッチS0ないしS7と接続される。ス
イッチS0ないしS7は、リセット回路100がコンピ
ュータ108をリセットするために検出するのに必要な
リング信号の数である二進数を表すよう、トグル切り換
えされる。入力Q0ないしQ7が入力P0ないしP7に
等しい場合、出力P=Qは高電圧から低電圧に遷移す
る。
【0064】出力P=Qは、タイマU3のリセットRS
TおよびトランジスタQ2のベースと接続される。ま
た、出力P=Qは、抵抗器R8およびR10を介してコ
ンデンサC5およびC6にも接続され、出力P=Qの遷
移の影響を遅らせる。タイマU3はリセットし、最終的
に比較器U5の出力P=Qをその正常時のハイ状態に戻
す。しかしながら、トランジスタQ2のベースに低電圧
が存在する期間、トランジスタQ2は導通する。トラン
ジスタQ2が導通すると、リレーRY1が通電され、そ
れにより、コンピュータ108に対する電源供給が遮断
される。コンピュータ108に対する電源供給が復帰さ
れることにより、コンピュータ108はリセットされ
る。さらに、リレーRY1が通電されているとき、上述
のように音声発生器200は電話回線110を介して音
声を伝送する。タイマU3がリセットすると、リセット
回路100は、電話回線110の別の第1リングを監視
できる状態にあり、リング信号のカウントを開始する。
したがって、特定回数のコールをリセット回路100
に、予め選択された期間かけるだけでコンピュータ10
8をリセットすることできる。
【0065】リセット回路100の一実施形態について
説明してきたが、他の実施形態について以下説明する。
【0066】一実施形態において、シュミットトリガU
2は不要である。シュミットトリガU2は、光結合器U
1とカウンタU4の間のノイズ等を低減する。シュミッ
トトリガU2の代わりに他のインバータまたはトリガを
使用することも可能である。別の実施形態において、リ
セット回路100のタイミングを変更することでインバ
ータの必要を緩和させてもよい。さらに別の実施形態に
おいて、いくつかのシュミットトリガまたはインバータ
を使用することで、各リング信号がカウンタU4により
カウントされる単一の電圧遷移を表すことを保証する。
したがって、1つのリング信号につき数回カウントされ
ない。
【0067】リセット回路100の別の実施形態におい
て、発光装置を設けてリセット回路100の状態につい
ての信号を提供するようにしてもよい。たとえば、LE
Dは、リセット回路が電源供給を受けているかどうかを
示すよう、電源と関連付けることができる。別のLED
をリング検出器と連動させ、リング検出器がリング信号
を検出する際に発光するようにしてもよい。
【0068】別の実施形態において、いくつかのリセッ
ト回路を電話回線によって遠隔の呼出局106と動作可
能に接続してもよい。これにより遠隔の呼出局106
は、いくつかの電子装置を監視し、上述のようにその固
有の電話番号を呼び出すことによりその対応するコンピ
ュータをリセットすることができる。
【0069】リセット回路100を、電話回線110と
ともに動作するとして本明細書において説明してきた
が、リセット回路100は他の電話通信および伝送とと
もに動作可能である。たとえば、リセット回路は、携帯
電話等の無線送信により伝送されたリング信号をカウン
トすることができる。したがって、本明細書において使
用される電話回線という用語は広範な通信媒体を指す。
【0070】なお、本明細書に提示される回路はリセッ
ト回路の非制限の一例である。回路内の各種の変更を行
うことによってリセット回路をカスタマイズすることが
できる。たとえば、様々な部品を使用してもよく、様々
なタイミング形式を使用してもよい。リセット回路の一
実施形態において、回路は単一のプログラム可能な集積
回路上に製造される。
【0071】本明細書において本発明の例示かつ現在好
適な実施形態を詳細に説明してきたが、本発明の概念は
それ以外にも各種実現可能であるとともに適用可能であ
り、かつ添付の特許請求の範囲は従来技術によって制限
されるものを除いてかかる変更を包含すると解釈される
ものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】リセット回路のブロック図である。
【図2】図1のリセット回路の動作を説明したフローチ
ャートである。
【図3A】図1のリセット回路の概略回路図の非制限の
一例を示す図である。
【図3B】図1のリセット回路の概略回路図の非制限の
一例を示す図である。
【符号の説明】 100:リセット回路 106:遠隔の呼出局(第1の電子装置) 108:コンピュータ(第2の電子装置) 110:電話回線 130:リング検出器 132:リング検出入力 134:リング検出出力 142:タイマ 152:カウンタ 162:比較器 170:回数発生器 178:電源コントローラ 200:音声発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B054 AA13 CC01 CC04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線と電気的に接続され、前記電話
    回線は第1の電子装置を第2の電子装置に接続し、前記
    第2の電子装置に関連する第2の電子装置リセット機能
    を設けた、リセット装置であって、 リング検出器入力とリング検出器出力とを有し、前記リ
    ング検出器入力は前記電話回線と電気的に接続され、前
    記リング検出器出力は、前記リング検出器入力において
    リング信号を検出すると、予め選択された期間、予め選
    択された電圧に遷移可能である、リング検出器と、 カウンタ入力と、カウンタ出力と、カウンタイネーブル
    機能とを有し、前記カウンタ入力は前記リング検出器出
    力に動作可能に接続される、カウンタと、 タイマトリガとタイマ出力とを有し、前記タイマ出力
    は、前記タイマトリガにおいて電圧遷移を検出すると、
    予め選択された期間、第1電圧から第2電圧に遷移可能
    であり、前記タイマ出力は前記カウンタイネーブル機能
    に動作可能に接続される、タイマと、 第1比較器入力と、第2比較器入力と、比較器出力とを
    有し、前記比較器出力は、前記第1比較器入力が前記第
    2比較器入力と等しくない場合に第1比較器電圧とな
    り、前記第1比較器入力が前記第2比較器入力と等しい
    場合には第2比較器電圧となり、前記第1比較器入力は
    前記カウンタ出力に動作可能に接続される、比較器と、 前記第2比較器入力に動作可能に接続される回数発生器
    と、 コントローラ入力とコントローラ出力とを有し、前記コ
    ントローラ入力は前記比較器出力に動作可能に接続さ
    れ、前記コントローラ出力は前記第2の装置リセット機
    能に動作可能に接続される、電源コントローラと、を備
    えているリセット装置。
  2. 【請求項2】 音声発生器入力と音声発生器出力とを有
    し、前記音声発生器入力は前記コントローラ出力に動作
    可能に接続され、前記音声発生器出力は前記電話回線に
    動作可能に接続される音声発生器をさらに備えている、
    請求項1記載のリセット装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の電子装置はコンピュ―タを備
    えている、請求項1記載のリセット装置。
  4. 【請求項4】 電子装置をリセットする方法であって、 予め選択された期間中、電話回線を介して少なくとも1
    つのリング信号を伝送するステップと、 前記予め選択された期間中、前記電話回線を介して伝送
    されるリング信号の数をカウントするステップと、 前記予め選択された期間中、前記電話回線を介して伝送
    されるリング信号の前記数を予め選択された数と比較す
    るステップと、 前記予め選択された期間中、前記電話回線を介して伝送
    されるリング信号の前記数が前記予め選択された数と等
    しい場合、前記電子装置をリセットするステップと、を
    含む方法。
  5. 【請求項5】 前記電子装置をリセットする前記ステッ
    プにおいて前記電話回線を介して音声を伝送するステッ
    プをさらに含む、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 電子装置をリセットする方法であって、 少なくとも1つのリング信号について電話回線を監視す
    るステップと、 前記電話回線を介して第1リング信号を伝送するステッ
    プと、 前記第1リング信号が検出されると、予め選択された期
    間、タイマを作動させるステップと、 前記タイマが作動される前記予め選択された期間中、前
    記少なくとも1つのリング信号のそれぞれが検出される
    と、カウンタをインクリメントするステップと、 前記カウンタを予め選択された数と比較するステップ
    と、 前記カウンタが前記予め選択された数と等しい場合、前
    記電子装置をリセットするステップと、を含む方法。
  7. 【請求項7】 前記電話回線は第2の電子装置に接続さ
    れ、前記伝送ステップは、前記第2の電子装置から前記
    電子装置に前記電話回線を介して少なくとも1つのリン
    グ信号を伝送することを含む、請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記作動させるステップは、第1のリン
    グ信号の立ち上がりが検出されると、予め選択された期
    間、タイマを作動させることを含み、前記インクリメン
    トするステップは、前記タイマが作動される前記予め選
    択された期間中に前記少なくとも1つのリング信号の立
    ち下がりが検出されると、カウンタをインクリメントす
    ることを含む、請求項6記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記リセットするステップは、前記電子
    装置に対する電源供給を遮断することを含む、請求項6
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 音声を生成するステップ、および前記
    電子装置がリセットされると前記音声を前記電話回線を
    介して伝送するステップをさらに含む、請求項6記載の
    方法。
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