JP2002328671A - 画像形成装置及び画像処理方法並びに情報記録媒体 - Google Patents

画像形成装置及び画像処理方法並びに情報記録媒体

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JP2002328671A
JP2002328671A JP2001131749A JP2001131749A JP2002328671A JP 2002328671 A JP2002328671 A JP 2002328671A JP 2001131749 A JP2001131749 A JP 2001131749A JP 2001131749 A JP2001131749 A JP 2001131749A JP 2002328671 A JP2002328671 A JP 2002328671A
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Yasuhiko Yamaguchi
恭彦 山口
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像形成装置のアプリケーション
の機能にかかわらず、ROM等交換を必要とせずに多く
の言語データを実装することができる画像形成装置及び
画像処理方法並びに情報記録媒体を提供する。 【解決手段】 所定の言語データに基づいて、画像形成
に必要な画像形成条件を設定する表示画面上に、当該言
語による表示態様の表示を行う表示手段と、を備えた画
像形成装置である。複数言語の中から前記表示画面に表
示される言語を選択して設定するための設定手段と、複
数言語に対応する各言語データを各々圧縮した圧縮言語
データを記憶した第1の記憶手段と、ユーザーの所望す
る言語の選択設定操作に基づき、選択された圧縮言語デ
ータを伸長した言語データとして記憶する第2の記憶手
段と、前記設定手段での選択設定操作に基づき、選択さ
れたいずれかの前記圧縮言語データを伸張して前記第2
の記憶手段に格納し、伸張された言語データに基づいて
前記前記表示画面の表示情報とするように制御する制御
手段と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置及び
画像処理方法並びに情報記録媒体に関し、特に、多言語
に対応できる機能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の画像形成装置においては、多言
語に対応するために、各言語に対応したメッセージをタ
ッチパネル等の表示画面上に表示することができるよう
に構成されている。
【0003】これらのメッセージを構成する言語データ
は、画像形成装置が、コピー、ファクス、プリンタの各
機能を備えた複合機である場合には、各モードに応じて
各々必要となる。
【0004】このように画像形成装置では、実際上かな
り多くの言語データを有するが、画像形成装置のある機
種、例えば欧州対応のものでは、例えば英語、ドイツ
語、フランス語等の8言語を設定により切り換えられる
ように構成されている。
【0005】このために、画像形成装置は、欧州向け等
の仕様では、8ヶ国の言語データとフォントデータをR
OM上にデータとして有し、選択された一つの言語を前
記ROM上のテーブルから参照し、表示画面に表示を行
っている。この場合、例えば1言語につき、約300K
バイトのデータが必要だとすると、8言語で約2.4M
バイトのROMを使用してしまう。
【0006】一方、画像形成装置の例えばコピー機能に
おいては、タッチパネル等の表示画面上にて画像形成条
件を設定した上でコピーを行うことが多い。このような
表示画面において、固定倍率を設定するための表示領域
が広い場合には、実際の倍率表示を表示する事ができる
が、近年の多機能化に伴い、一つの表示画面にできるだ
け多くの機能を表示させたいとの要請から、一つの設定
項目についてその表示領域も狭くなる傾向がある。従っ
て、表示領域が限定されている画像形成装置において
は、例えば倍率選択画面による倍率の表示もどうしても
限定されてしまう。
【0007】例えば、図14に示すように、コピーの画
像形成条件を設定するための倍率選択画面500におい
て、ユーザーによって任意の倍率が設定変更可能な機能
を有するものの場合には、倍率を設定するための表示領
域501が狭く形成されている。ここで、紙サイズを設
定変更しない場合には、紙サイズを表示することでユー
ザーは紙サイズを識別できるが、倍率選択画面において
固定倍率データを変更された場合は、変更前の紙サイズ
が表示されていると、ユーザーは違和感を感じる。この
ため、紙サイズが設定変更されたものであるのか否かを
識別するために、実際の倍率表示を行わずに、ユーザー
により任意の倍率に設定変更された旨の表示を意味する
PRESET表示502のみを画面表示することが行わ
れていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多言語に切
り換え可能な機能を有するためには、使用される可能性
のある全ての言語データを予め用意し、例えば上述の欧
州対応の機種においては、常時ROM内に複数例えば8
言語分の言語データを揃えておく必要があった。
【0009】特に、欧州などでは多くの言語が使用され
ているために、出来る限り多くの言語を実装する必要が
あるにもかかわらず、ROM容量によって、実装できる
言語数に限界があった。
【0010】また、機能を動かすアプリケーションに対
応するメッセージ類には、例えばメッセージの集合体
と、小さい文字等のメッセージが含まれているビットマ
ップ形式のデータの集合体なども有し、ウォーターマー
ク、スタンプ等の各言語に対応するデータまでも含める
と、言語データとしてのデータ量が多くなる。
【0011】さらに、画像形成装置にファクス機能等を
有するが否かによっても、前記メッセージの数が異な
り、例えばファクス機能を有すると、その分多くの言語
データが必要となる。
【0012】このように、規定のROM容量と画像形成
装置の機能によって、実装できる言語数に制限があり、
さらに多くの言語を実装してほしいとの要請に対応する
のに限界があった。
【0013】しかも、実装する言語数を増やしたい場合
には、搭載されているROMを取り外して、新たなRO
Mを入れ替えて取り付ける必要があり、例えば上記8言
語以外の国に、当該画像形成装置を出荷する場合には、
前記8言語以外の国の言語に対応する専用のROMを作
成し、当該ROMを画像形成装置に設置するという手間
がかかっていた。
【0014】また、上記PRESET表示のみを行う画
像形成装置にあっては、ユーザーは、紙サイズが設定変
更されていることは表示により理解できるが、この倍率
選択画面においては、変更設定された紙サイズの表示を
見ることができないので、ユーザーが画像形成を行う上
で、使用しずらいという問題があった。
【0015】特に、固定倍率のボタンを選択する場合
に、PRESET表示では、実際の原稿や転写紙のサイ
ズ、倍率を知らないユーザーは、殆ど使用できなかっ
た。
【0016】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、第1の目的は、画像形成装置のアプリケーショ
ンの機能にかかわらず、ROM等交換を必要とせずに多
くの言語データを実装することができる画像形成装置及
び画像処理方法並びに情報記録媒体を提供することにあ
る。
【0017】また、本発明の第2の目的は、倍率設定画
面の表示領域が小さい表示画面であっても、紙サイズが
設定変更されたか否かを識別可能としながらも、設定変
更された紙サイズをも容易に把握することのできる画像
形成装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、所定の言語データ
に基づいて、画像形成に必要な画像形成条件を設定する
表示画面上に、当該言語による表示態様の表示を行う表
示手段を備えた画像形成装置であって、複数言語の中か
ら前記表示画面に表示される言語を選択して設定するた
めの設定手段と、複数言語に対応する各言語データを各
々圧縮した圧縮言語データを記憶した第1の記憶手段
と、ユーザーの所望する言語の選択設定操作に基づき、
選択された圧縮言語データを伸長した言語データとして
記憶する第2の記憶手段と、前記設定手段での選択設定
操作に基づき、選択されたいずれかの前記圧縮言語デー
タを伸張して前記第2の記憶手段に格納し、伸張された
言語データに基づいて、前記表示画面の表示情報とする
ように制御する制御手段と、を含むことを特徴としてい
る。
【0019】また、請求項2に記載の発明は、所定の言
語に用いられる一又は複数種のフォントデータに基づい
て、画像形成に必要な画像形成条件を設定する表示画面
に、当該言語のフォントにより表示態様の表示を行う表
示手段を備えた画像形成装置であって、複数フォントの
中から前記表示画面に表示されるフォントを選択して設
定するための設定手段と、前記言語に対応する一又は複
数種の各フォントデータを各々圧縮した各圧縮フォント
データを記憶した第1の記憶手段と、ユーザーが所望す
るフォントの選択設定操作に基づき、選択された圧縮フ
ォントデータを伸張してフォントデータとして記憶する
第2の記憶手段と、前記設定手段での選択設定操作に基
づき、選択されたいずれかの前記圧縮フォントデータを
伸張したフォントデータを前記第2の記憶手段に格納
し、このフォントデータに基づき前記表示画面の表示情
報とするように制御する制御手段と、を含むことを特徴
としている。
【0020】また、請求項3に記載の発明は、所定の言
語データと、当該言語に用いられる一又は複数種のフォ
ントデータと、に基づいて、画像形成に必要な画像形成
条件を設定する表示画面に、当該言語並びにフォントに
より表示態様の表示を行う表示手段を備えた画像形成装
置であって、複数言語及び複数フォントの中から前記表
示画面に表示される言語及びフォントを選択して設定す
るための設定手段と、複数言語に対応する各言語データ
を各々圧縮した各圧縮言語データを各々格納するととも
に、当該言語に各々対応する一又は複数種の各フォント
データを各々圧縮した各圧縮フォントデータとを記憶し
た第1の記憶手段と、ユーザーが所望する言語もしくは
フォントの選択設定操作に基づき、選択された圧縮言語
データもしくは圧縮フォントデータを各々伸張して言語
データ、フォントデータとして記憶する第2の記憶手段
と、前記言語設定手段での選択設定操作に基づき、選択
されたいずれかの前記圧縮言語データとその選択された
言語に対応する前記圧縮フォントデータを各々伸張した
言語データ及びフォントデータを前記第2の記憶手段に
格納し、この言語データ及びフォントデータに基づき前
記表示画面の表示情報とするように制御する制御手段
と、を含むことを特徴としている。
【0021】また、請求項8に記載の発明は、所定の言
語データに基づいて、画像形成に必要な画像形成条件を
設定する表示画面上に、当該言語による表示態様の表示
を行う画像処理方法であって、複数言語に対応する各言
語データを各々圧縮した圧縮言語データを予め用意する
ステップと、ユーザーの所望する言語の選択設定操作に
基づき、選択された言語に対応する圧縮言語データを伸
長するステップと、伸長された言語データに基づいて前
記表示画面の表示情報とするように表示制御するステッ
プと、を含むことを特徴としている。
【0022】また、請求項9に記載の発明は、所定の言
語に用いられる一又は複数種のフォントデータに基づい
て、画像形成に必要な画像形成条件を設定する表示画面
上に、当該言語のフォントにより表示態様の表示を行う
画像処理方法であって、前記言語に対応する一又は複数
種の各フォントデータを各々圧縮した圧縮フォントデー
タを予め用意するステップと、ユーザーの所望するフォ
ントの選択設定操作に基づき、選択されたフォントに対
応する圧縮フォントデータを伸長するステップと、伸長
されたフォントデータに基づいて前記表示画面の表示情
報とするように表示制御するステップと、を含むことを
特徴としている。
【0023】また、請求項10に記載の発明は、所定の
言語データと、当該言語に用いられる一又は複数種のフ
ォントデータと、に基づいて、画像形成に必要な画像形
成条件を設定する表示画面上に、当該言語並びにフォン
トにより表示態様の表示を行う画像処理方法であって、
複数言語に対応する各言語データを各々圧縮した各圧縮
言語データと、当該言語に各々対応する一又は複数種の
各フォントデータを各々圧縮した各圧縮フォントデータ
とを、予め用意するステップと、ユーザーが所望する言
語の選択設定操作に基づき、選択された言語に対応する
圧縮言語データを伸張し、該言語に対応する圧縮フォン
トデータを伸張するステップと、伸張された言語データ
及びフォントデータに基づいて前記表示画面の表示情報
とするように表示制御するステップと、を含むことを特
徴としている。
【0024】また、請求項13に記載の発明は、所定の
言語データに基づいて、画像形成に必要な画像形成条件
を設定する表示画面上に、当該言語による表示態様の表
示を行う処理を記録した情報記録媒体であって、ユーザ
ーの所望する言語の選択設定操作に基づき、選択された
言語に対応する前記圧縮言語データを伸長する処理を行
う情報と、伸長された言語データに基づいて前記前記表
示画面の表示情報とするように表示制御する処理を行う
情報と、を含むことを特徴としている。
【0025】また、請求項14に記載の発明は、所定の
言語に用いられる一又は複数種のフォントデータに基づ
いて、画像形成に必要な画像形成条件を設定する表示画
面上に、当該言語のフォントにより表示態様の表示を行
う処理を記録した情報記録媒体であって、ユーザーの所
望するフォントの選択設定操作に基づき、選択されたフ
ォントに対応する圧縮フォントデータを伸長する処理を
行う情報と、伸長されたフォントデータに基づいて前記
表示画面の表示情報とするように表示制御する処理を行
う情報と、を含むことを特徴としている。
【0026】また、請求項15に記載の発明は、所定の
言語データと、当該言語に用いられる一又は複数種のフ
ォントデータと、に基づいて、画像形成に必要な画像形
成条件を設定する表示画面上に、当該言語並びにフォン
トにより表示態様の表示を行う処理を記録した情報記録
媒体であって、ユーザーが所望する言語の選択設定操作
に基づき、選択された言語に対応する圧縮言語データを
伸張し、該言語に対応する圧縮フォントデータを伸張す
る処理を行う情報と、伸張された言語データ及びフォン
トデータに基づいて前記表示画面の表示情報とするよう
に表示制御する処理を行う情報と、を含むことを特徴と
している。
【0027】上記第2の目的を達成するために、請求項
18に記載の発明は、原稿を読み取る原稿読取手段から
の画像情報に基づいて、記録材上に画像形成を行う画像
形成装置であって、前記原稿を拡大又は縮小して前記記
録材上に画像形成するように、前記原稿の倍率を選択設
定する倍率選択画面を表示する表示手段と、前記倍率選
択画面に表示される固定倍率の選択ボタンに、デフォル
ト設定の場合には、前記原稿のサイズと拡大又は縮小後
の前記原稿のサイズとを表示した倍率表示を表示し、前
記選択ボタンの固定倍率が変更設定された場合には、変
更された旨が認識できる表示態様である変更設定表示で
表示するように表示制御する制御手段と、を含むことを
特徴としている。
【0028】また、請求項22に記載の発明は、ファク
シミリ手順で画像形成を行うファクシミリ手段と、情報
処理装置からのデータにより画像形成を行う手段と、原
稿を読み取る原稿読取手段からの画像情報に基づいて、
記録材上に画像形成を行う手段と、を有し、これらのい
ずれかをモード切換により切換えて画像形成を行う複合
型の画像形成装置であって、前記原稿を拡大又は縮小し
て前記記録材上に画像形成するように、前記原稿の倍率
を選択設定する倍率選択画面を表示する表示手段と、前
記倍率選択画面に表示される固定倍率の選択ボタンに、
デフォルト設定の場合には、前記原稿のサイズと拡大又
は縮小後の前記原稿のサイズとを表示した倍率表示を表
示し、前記選択ボタンの固定倍率が変更設定された場合
には、変更された旨が認識できる表示態様である変更設
定表示で表示するように表示制御する制御手段と、を含
むことを特徴としている。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
【0030】[第1の実施の形態] (概略説明)先ず、本発明の特徴的な構成である言語デ
ータを圧縮する構成の説明に先立って、画像形成装置の
全体の概略構成について、図1を参照して説明する。図
1は、本例の画像形成装置の制御系の構成を示す機能ブ
ロック図である。
【0031】本例の画像形成装置1は、図1に示すよう
に、ファクシミリ機能、複写機能、及びプリンタ機能を
有する複合機であり、図1に示すように、所定のファク
シミリ通信手順に従って通信を行う通信手段である通信
部11と、受信時に受信画像情報を復号化して伸長する
復号化手段である復号化部12と、送信時に原稿画像情
報を圧縮して符号化する符号化手段である符号化部13
と、外部の情報処理装置であるPC14からの情報に基
づき、画像形成(プリント)を行うプリントコントロー
ラ15と、各種モードの設定や通信先の電話番号入力等
を行う多数のキー群(テンキー)、スタート釦等を備え
た操作を行う操作手段である操作部16と、例えばLC
Dタッチパネルを用いて例えば各国言語表示のうちいず
れかの言語を設定するための画面(設定手段)を表示す
る表示手段である表示パネル20と、表示データを一時
記憶する表示データ一時記憶手段であるVRAM22
と、を含んで構成される。
【0032】さらに、画像形成装置1は、所定の光学系
からなり原稿画像を読み取るための原稿読取手段である
画像読取部31と、静電潜像を形成する画像書込手段で
ある画像書込部32と、記録材としての転写紙上に画像
形成を行う画像形成手段である画像形成部33と、転写
紙を画像形成部33の動作に連動させて搬送する転写紙
搬送手段である転写紙搬送部34と、転写紙を排紙する
転写紙排紙手段である転写紙排紙部35と、画像読取部
31にて読み取った画像情報、通信部11にて受信した
画像情報を記憶する画像記憶手段である不揮発性RAM
43と、表示パネル20に表示される画面の言語データ
41a及び圧縮言語データ41bなどを記憶しておく第
1の記憶手段であるROM41と、ROM41内の圧縮
言語データ41bを伸長(展開)するための伸長領域を
確保する第2の記憶手段である伸長専用のメモリ42
と、VRAM22に記憶された表示データを表示パネル
20に表示するように表示制御する表示制御手段である
LCDコントローラ21と、受信した又は読み取った画
像情報に所定の処理(変倍処理、画像の重ね合わせ処理
等)を施し不揮発性RAM43に格納する不図示の画像
処理手段と、画像書込部32、転写紙排紙部35、構成
各部を所定の制御プログラムに従って制御する制御手段
である制御部50と、を含んで構成されている。
【0033】なお、複合機である画像形成装置1におけ
るコピー機能のみ抽出した構成でも画像形成装置を構成
できる。また、本例の「転写紙」は、「記録材」という
ことがある。
【0034】通信部11は、NTTなどの公衆網との間
で発呼を行ったり、不特定多数の相手方からの着呼、復
旧、切断処理等の接続制御を行うための網制御装置(ネ
ットワークコントロールユニット)、受信時に公衆網に
よって伝送されてきた変調信号を復調してデジタルの受
信画像に変換し、送信時に公衆網の周波数帯に整合する
ように原稿画像情報を変調して変調信号に変換する通信
モデムを有している。
【0035】操作部16は、図2に示すように、操作の
受付けを行うタッチパネル17sとパターンや文字の表
示を行うLCD17tとが重ねて配置されてなり、LC
D17tに表示されている位置でタッチパネル17sを
押して操作するようにされている表示操作部17aと、
「0」〜「9」のテンキーや「*」キー、「#」キー等
からなる電話番号入力用のキー釦17cと、チェック釦
17dと、ヘルプ釦17eと、アプリケーション釦17
fと、リセット釦17hと、ストップ/クリア釦17i
と、割込コピー釦17jと、スタート釦17mと、コピ
ー機能、ファクシミリ機能、及びプリンタ機能の切替え
を行うためのモードチェンジキー17n―1、17n―
2、17n―3とを有している。これによって、操作部
16は、表示操作部17aに後述する画面が表示された
場合に、所望の言語を設定できることとなる。
【0036】図1に説明を戻すと、画像読取部31は、
原稿の束の中から例えば1枚の原稿に記載の画像(文字
列、絵画等)を光源の照射光に基づき、光情報として読
み取り、これを電気情報に変換するものである。光源に
より読み取られた原稿面に係る光情報は、ミラーで反射
を繰り返し、結像光学系を介してCCD撮像装置に達す
る。CCD撮像装置には、光電変換機能を有する複数の
画素が配列された光電面を有し、これら複数の画素によ
って前記原稿面の画像情報を含む光情報が受け取られ、
これが電気情報に変換されることになる。
【0037】画像書込部32は、上述の電気情報に基づ
き制御したレーザビームを、感光体ドラム上に照射し、
静電潜像を形成する。原稿面に係る光情報が変換されそ
の画像情報を含む電気情報は、半導体レーザから発振す
るレーザビームに係る制御を実施するために用いられ
る。前記電気情報に基づいて制御され発振されたレーザ
ビームは、感光体ドラム上に走査されながら照射され、
前記電気情報に基づいた静電潜像が形成される。
【0038】画像形成部33は、上記感光体ドラム上に
形成される静電潜像を基にして転写紙上に画像を形成す
るものである。感光体ドラム表面全体を一様に帯電させ
て静電潜像に対してトナー粒子を付着させることで、転
写紙面に対しトナー粒子を転写・付着させてトナー像を
形成する。そして、転写されたトナー像の圧着により画
像形成される。
【0039】転写紙搬送部34は、転写紙を搬送する複
数のローラ並びにそれらを駆動するための機構からな
り、トレイ(手差しトレイ、給紙トレイ、外部給紙装置
などを含む)から画像形成部33までの搬送、画像形成
部33から転写紙排紙部35までの搬送、転写紙の両面
に画像形成を行う場合には、画像形成部33より転写紙
を表裏反転させる転写紙反転部(不図示)までの搬送、
前記転写紙反転部から画像形成部33までの搬送、など
の各搬送経路での搬送及び停止による所定の搬送制御条
件によって転写紙を所定の搬送経路に従って案内するも
のである。
【0040】転写紙排紙部35は、複数のローラにより
画像形成部33にて画像形成(「複写」)された転写紙
を、例えば装置外部のフィッシャー部へと排紙するもの
である。
【0041】不図示の画像処理手段においては、画像読
取部31によって読み取られたデジタル画像信号、又は
通信部11によって受信されたデジタル画像信号に対し
て、必要に応じて拡大縮小回路、濃度補正回路で前処理
を行った後、圧縮伸長回路で画像圧縮し、不揮発性RA
M43に記憶する。そして、この記憶した画像を読み出
して、圧縮伸長回路で伸張し、画像形成部33に出力す
る。
【0042】不揮発性RAM43は、コピー領域と、フ
ァクシミリ領域を有し、画像読取部31で読み取られた
画像情報をコピー領域に格納し、通信部11にて受信又
は送信される画像情報をファクシミリ領域に一時格納す
る。
【0043】制御部50は、CPU51及びゲートアレ
イ52などを有し、複合機の構成各部の状態を管理し、
所定の制御プログラムに従って制御すると共に、この
他、ROM41に基づいて表示パネル20の表示制御を
行う表示制御部、画像処理手段の制御を行うための画像
制御部、画像形成部33の駆動制御を行うためのプリン
タ制御部、操作部16の制御を行うための操作制御部、
通信部11の制御を行うための通信制御部等を有してい
る。さらに加えて、制御部50は、転写紙排紙部35・
転写紙搬送部34等の搬送系の動作を制御する。
【0044】(本発明の特徴的構成)ここで、本発明の
特徴、すなわち、複数言語の各言語データのうち特定の
ものを圧縮言語データとして所有し、言語が選択された
場合に当該圧縮言語データを伸長するための具体的構成
について図1〜図5を用いて説明する。
【0045】本例の画像形成装置1では、表示パネル2
0に表示される例えばメッセージ、各種ボタンの文字等
の表示態様を、複数言語にて表示を行うことができるも
のであり、例えばROM41に各国の各言語に対応する
各言語データを記憶させる際に、各言語データを圧縮し
た状態で記憶させ各圧縮言語データ41bを形成してい
る。これにより、ROM41の容量を増加させなくて
も、画像形成装置1にてサポート可能な言語数を増やす
ことができる。
【0046】なお、ROM41に複数の各言語データを
格納(記憶)させる際に、複数言語のうち頻繁に使用さ
れる言語、すわなち、ユーザーによる利用度(利用頻
度)が高い通常使う言語(例えば、英語、フランス語
等)に対しては、圧縮しない状態で言語データ41aと
して格納し、それ以外の言語、すなわち複数言語のうち
利用度の低い言語(例えば、ポルトガル語等)に対して
は、圧縮した状態で圧縮言語データ41bとして格納す
ることが好ましい。頻繁に利用される言語を圧縮してお
くと、ROM41にアクセスして伸長する際に処理時間
がかかり、画像処理条件を設定する際に支障をきたす恐
れがあるからである。
【0047】特に、欧州対応の画像形成装置の場合、R
OM41内のデータの格納の仕方としては、8カ国語を
有する場合は、マイナーな5ヶ国の言語のデータを圧縮
した圧縮言語データ41bとして格納し、代表的な3ヶ
国の言語を圧縮しない(通常形態の)言語データ41a
として格納することが好ましく、全ての言語データを圧
縮する必要はない。
【0048】そして、本例では、言語データを多く実装
するための一つの方法として、言語データを圧縮して圧
縮言語データ41bとしてROM41上に実装し、後述
する言語選択画面において複数言語のうちいずれか一つ
の言語が選択された場合に、当該圧縮言語データ41b
をメモリ42上に展開し、通常用いられていた言語デー
タ41aを含むROM41に対するアクセスからメモリ
42に対するアクセスを変更することで、その展開され
た言語データに基づいて表示に使用することとしてい
る。これによって、今まで設定されていた言語の表示画
面から、新たに設定された言語の表示画面に切り換える
ことができる。
【0049】このようにして、本例の画像形成装置1で
は、従来のようにROM41内の使用可能な空き容量に
基づいてサポートできる言語数が制限されるような事態
が生じず、ROM41の容量を増加させることなく、多
くの国に対応できるように、サポート言語数を増加さ
せ、多くの言語を実装することが可能となる。
【0050】特に、多くの言語が使用されている欧州等
の地域にて出荷される画像形成装置においては、出来る
限り多くの言語を実装できるので有用である。
【0051】また、ROM41に圧縮言語データ41b
を圧縮して格納するための圧縮処理(もしくは圧縮プロ
グラム)、ROM41の圧縮言語データ41bを伸長し
てメモリ42に格納するための伸長処理(もしくは伸長
プログラム)などの処理は、ハードウエア的な装置(回
路)を用いて処理を行っても、ソフトウエア的に処理プ
ログラムにより処理を行っても、あるいはそれらを組み
合わせて行ってもよい。この圧縮処理の際の圧縮率は、
圧縮アルゴリズムとデータにより決まる。
【0052】本例においては、例えば、スタンプ、ウォ
ータマーク等の言語データは、制御部50のゲートアレ
イ52等を用いてハードウエア的に圧縮を行い、通常の
フォントデータ等の言語データは、例えばROM41あ
るいは不揮発性RAMなどの記憶手段に格納された圧縮
プログラムを用いてソフトウエア的に圧縮を行い、他
方、圧縮言語データ41bを、制御部50のゲートアレ
イ52等を用いてハードウエア的に伸長を行うことが好
ましい。
【0053】なお、本例において、「言語データ」と
は、各種の大きさやレイアウト等の標準的に装備される
フォントデータの他、言語が使用される表示態様、その
他これに類するものを含む。例えば、特に言及しなくと
も、ビットマップデータや、各言語対応のスタンプ、ウ
ォータマーク等を形成するための基礎データも、前記
「言語データ」に含まれるため、(圧縮すべき)該当す
る言語の各ビットマップデータ、各スタンプ、ウォータ
マークなども圧縮言語データ41bとして圧縮された状
態となる。
【0054】また、「フォント」とは、文字を画面に表
示する際の文字の書体やそのデータを意味し、例えば、
各種サイズ(ポイント数)に応じた各フォントデータ
や、アルファベット以外の特殊文字に対応されているフ
ォントデータの他、例えばゴシック体、明朝体、毛筆体
などの書体別のフォントデータや、標準、斜体、太字な
どに応じたフォントデータを各種用意しておくことが好
ましい。
【0055】ここで、表示パネル20に表示されるメッ
セージなどのメッセージデータを、ビットマップデータ
として形成するか、あるいは、通常用いられるフォント
データに基づき形成するかは、文字の大きさにより決ま
る。例えば、表示パネル20内に形成される表示領域
(機能別に区分けされた領域)などの大きさによって、
ボタンサイズやメッセージを表示すべき領域が決まるの
で、当該ボタンサイズや当該領域内に入らないほど小さ
い文字のメッセージが必要である場合には、標準で所有
しているフォントでは表現できないために、ビットマッ
プデータを用いることとなる。例えば、フォントデータ
としては、16×16ポイントの全角サイズや、8×1
6ポイントの半角サイズ等を所有し、これ以外のサイズ
の文字メッセージは、ビットマップデータとして所有す
ることが好ましい。
【0056】また、欧州等の各言語を含むアルファベッ
トのフォントは、アスキーコードによって割り当てられ
たコードを用いることにより容易に実現でき、欧州につ
いては、各欧州の言語を一元管理することができる。な
お、アスキー(ASCII)(American Standard Cord
for Information Interchange)コードとは、文字、記
号、制御符号、など1文字を7ビットのコードで表し
た、米国規格協会が定めるコード体系の規格をいう。こ
のため、ひらがなやカタカナは割り当てられていない。
【0057】(表示画面について)次に、複数の言語の
中から所定の言語を選択するのに必要な操作上の手順を
以下の各画面展開に従って説明する。
【0058】先ず、ユーザーは、所定の処理に従って、
キーオペレータモードに入り、キーオペレータメニュー
画面を表示させる。
【0059】図3には、キーオペレータメニュー画面の
表示画面の一例が開示されている。同図に示すように、
キーオペレータメニュー画面60においては、システム
の初期設定を行うためのシステム初期設定操作部61
と、コピーの初期設定に関して設定を行うためのコピー
初期設定操作部62と、任意のボタンの設定を行うため
の任意ボタン設定操作部63と、EKCパスワード等の
設定を行うためのEKC設定操作部64と、ジョブメモ
リーロックを行うためのジョブメモリーロック操作部6
5と、紙の種類を設定するための紙種類設定操作部66
と、LCDパネルの調整を行うためのLCDパネル調整
操作部67と、管理者データを登録するための管理者デ
ータ登録操作部68と、ウィークリータイマーの設定を
行うためのウィークリータイマー設定操作部69と、タ
ッチパネルの調整を行うためのタッチパネル調整操作部
70と、これら各部の選択を行うための選択キー71、
キーオペレータメニュー画面60より前に表示されてい
た画面を表示させるための前画面操作部72などが形成
されている。
【0060】このような各部が形成されたキーオペレー
タメニュー画面60において、システム初期設定操作部
61を選択して押下することによって、システム初期設
定メニュー画面が表示されることとなる。
【0061】図4には、システム初期設定メニュー画面
の表示画面の一例が開示されている。同図に示すよう
に、システム初期設定メニュー画面80には、時刻設定
を行うための時計操作部81と、複数言語のうちいずれ
かの言語を選択するための言語選択操作部82と、シス
テム初期設定メニュー画面80の前に表示されていた画
面(キーオペレータメニュー画面60)を表示させるた
めの前画面操作部83と、が形成されている。
【0062】このような各部が形成されたシステム初期
設定メニュー画面80において、言語選択操作部82を
選択して押下すると、言語選択画面が表示されることと
なる。
【0063】図5には、言語選択画面の表示画面の一例
が開示されている。同図に示すように、言語選択画面9
0には、複数の言語の一例として例えば英語による表示
を選択するための英語選択部91と、ドイツ語による表
示を選択するためのドイツ語選択部92と、フランス語
による表示を選択するためのフランス語選択部93と、
スペイン語による表示を選択するためのスペイン語選択
部94と、イタリア語による表示を選択するためのイタ
リア語選択部95と、ギリシャ語による表示を選択する
ためのギリシャ語選択部96と、オランダ語による表示
を選択するためのオランダ語選択部97と、ポルトガル
語による表示を選択するためのポルトガル語選択部98
と、デンマーク語による表示を選択するためのデンマー
ク語選択部99と、選択をキャンセルするためのキャン
セル操作部92と、選択を確定するためのOK操作部9
3と、が形成されている。なお、これらの各言語は、一
例であって、この他必要に応じて様々な言語を利用でき
るように構成できることは言うまでもない。
【0064】なお、言語選択画面90に、圧縮されてい
る圧縮言語データを伸長(展開)するための専用の伸張
操作部(不図示)を設けてもよい。さらに、各言語のう
ちROM41内に圧縮された状態の各言語を、各言語の
選択部にて着色表示するように構成してもよい。
【0065】このような各部が形成された言語選択画面
90において、所定の言語、例えば英語選択部91を選
択し、OK操作部93を押下することによって、英語に
よる表示が行われるべく、言語データ等の展開処理など
が行われることとなる。以下、これらの処理について説
明する。
【0066】(処理手順について)次に、上述のような
構成の画像形成装置において、特定の言語が選択された
場合の制御部が行う処理手順について、図6を参照しつ
つ説明する。
【0067】先ず、第1の記憶手段であるROM41に
は、ユーザーにより利用される利用率(利用頻度)の高
い言語、例えば英語、フランス語等を圧縮しない状態で
格納した言語データ41aと、利用率の低い言語である
その他の各言語を圧縮した状態で格納した圧縮言語デー
タ41bと、が予め記憶されている。この圧縮言語デー
タ41bをROM41に格納する際の圧縮処理は、上述
したように、制御部50のゲートアレイ52を用いたハ
ードウエア的な処理、ROM41あるいは不揮発性RA
M43などに格納された圧縮プログラムによるソフトウ
エア的な処理、あるいはそれらハードウエア及びソフト
ウエアの組み合わせによる処理などを用いて行うことが
できる。
【0068】そして、ユーザーは、キーオペレータモー
ド(管理者モード、特殊モード)にモード切り換えを行
い、図3〜図5に示すように、キーオペレータメニュー
画面60、システム初期設定メニュー画面80、言語選
択画面90と画面展開させて、所望の言語の選択を促
す。
【0069】この際、上述した言語選択画面90におい
て、複数の言語のうち特定の言語が選択されたか否かの
判断処理を行う(ステップ、以下「S」101)。この
判断処理において、言語選択が行われていないものと判
断すると、処理を終了する。
【0070】一方、前記判断処理において、複数言語の
うちから特定の言語が選択されたものと判断される(言
語選択画面90の各言語の選択部を選択してOK操作部
93が押下されたものとみなされる)と、当該選択され
た言語が圧縮されているか否かの判断処理を行うことと
なる(S102)。この判断処理において、選択された
言語に関する言語データがROM41内にて圧縮されて
いないと判断された場合には、処理を終了する。
【0071】一方、S102の判断処理において、選択
された言語に関する言語データがROM41内で圧縮さ
れているものであると判断された場合には、伸張処理を
行う(S103)。
【0072】このようにして、ROM41の圧縮言語デ
ータが伸張されて言語データとなると、上記したメモリ
42に格納され、所定の処理に従って当該選択された言
語での画面が表示画面上に表示されることとなる。これ
によって、今まで設定されていた言語(第1言語)の表
示画面から、新たに設定された言語(第2言語)の表示
画面に切り換えることができる。
【0073】なお、新たに設定された言語(第2言語)
からさらに他の言語(第3言語)に切り換える場合に、
上述と同様の処理を行った後に、伸張された第2言語を
メモリ42上から消去する処理を行うことが好ましい。
あるいは、第2言語から再度第1言語に戻るような選択
の仕方をした場合にも、伸張された第2言語をメモリ4
2上から消去する処理を行うことが好ましい。これによ
り、各言語の切り換えを複数回行う場合にも、処理に必
要なメモリの容量を確保できる。
【0074】以上のように本実施の形態によれば、従来
のようにROM内の使用可能な空き容量に基づいてサポ
ートできる言語数が制限されるような事態が生じず、R
OMの容量を増加させることなく、多くの国に対応でき
るように、サポート言語数を増加させ、多くの言語を実
装することが可能となる。
【0075】特に、多くの言語が使用されている欧州等
の地域にて出荷される画像形成装置においては、出来る
限り多くの言語を実装できるので有用である。
【0076】これによって、各言語を追加するためのロ
ーカライズ作業が減少して効率的となる。
【0077】なお、上述の第1の実施の形態では、記憶
手段であるROMに言語データと、圧縮言語データとを
言語の使用頻度に応じて使い分ける構成としたが、記憶
手段に全ての言語の圧縮言語データを予め格納してお
き、言語選択や通常用いられる言語などが決定された場
合などのように使用される言語が規定された場合に、言
語データに伸長する構成としてもよい。また、記憶手段
を書換可能に構成して、2回目の切り換えにて第2言語
を第1言語に戻すような場合に、第1言語を使用しない
と判断されると、伸長されていた第1言語を圧縮する処
理を行うように構成してもよい。
【0078】[第2の実施の形態]次に、本発明にかか
る第2の実施の形態について、図7に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。図7は、本例の画像形成装置の制御系の
機能を説明した機能ブロック図である。
【0079】上述の第1の実施の形態では、言語データ
を圧縮して格納しておくことで複数言語の選択的な使用
を可能にした例について説明したが、本例においては、
さらに加えて、各国のフォントデータを圧縮して格納す
る例について説明する。
【0080】具体的には、本例の画像形成装置100
は、図7に示すように、上記第1の実施の形態と同様の
構成の、通信部111、復号化部112、符号化部11
3、PC114、プリントコントローラ115、表示パ
ネル120、LCDコントローラ121、VRAM12
2、画像読取部131、画像書込部132、画像形成部
133、転写紙搬送部134、転写紙排紙部135、R
OM141、メモリ142、不揮発性RAM143、ゲ
ートアレイ152及びCPU151よりなる制御部15
0、を含んで構成される。
【0081】ここで、本例において特徴的なことは、R
OM141には、言語データ141a、圧縮言語データ
141bの他に、ユニコードのあるコード部分に対応す
るフォントデータ141cと、このユニコードのあるコ
ード部分に対応するフォントを圧縮した圧縮フォントデ
ータ141dと、を備えていることにある。
【0082】そして、言語選択時には、複数の言語に各
々対応する圧縮言語データのうち選択された圧縮言語デ
ータ141bを伸長してメモリ142の言語データ伸長
領域142bに言語データを書き込むと共に、複数の言
語に各々対応する圧縮フォントデータのうち、選択され
た言語に対応するユニコードのあるコード部分の圧縮フ
ォントデータを伸長してメモリ142のフォントデータ
伸長領域142aに書き込む処理を制御部150が行
う。
【0083】なお、本例では、言語選択時に、圧縮言語
データ及びそれに関連する圧縮フォントデータを伸長す
る構成としたが、言語選択とは別に、各言語各フォント
に応じた専用のフォント選択部(不図示)を設けて、こ
のフォント選択部によって圧縮フォントデータを伸長す
る構成としてもよい。
【0084】図8には、ROM141内のメモリマップ
と、メモリ142内のメモリマップとの対応関係が開示
されている。
【0085】例えば、圧縮言語データ141bとして、
英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア
語、ギリシャ語、オランダ語、ポルトガル語、デンマー
ク語などの各圧縮言語データをROM141内に格納し
ておく。これらは(言語)選択手段によっていずれかが
選択される。選択されると、伸長手段(伸長プログラム
等)によってメモリ142上の言語データ伸長領域14
2bに言語データが書き込まれる。
【0086】さらに、フォントデータ141dとして、
例えば、英語特太ゴシック体、英語明朝体などの各フォ
ントデータをROM141内に格納しておく。これらは
(フォント)選択手段によっていずれかが選択される。
選択されると、伸長手段(伸長プログラム等)によって
メモリ142上のフォントデータ伸長領域142aに言
語データが書き込まれる。
【0087】ここで、フォントデータとして、上述の第
1の実施の形態のようにアスキーコードを用いると、例
えば、割り当てられているコードを、X1、X2、X
3、X4(X1<X2<X3<X4)とすると、例えば
ドイツ語に用いられるフォントデータでは、アスキーコ
ードのX1〜X3のコードを使い、例えばロシア語に用
いられるフォントデータは、アスキーコードのX2〜X
4のコードを使うために、アスキーコードのX2〜X3
の領域では、各言語でオーバーラップするコード部分が
生成されてしまう。このために、上述の第1の実施の形
態のように、ROM内を圧縮言語データと言語データと
に区分けする際に、言語によっては、圧縮する言語と圧
縮しない言語とを区分けできない組み合わせの言語が生
じてしまうこととなる。
【0088】さらに加えて、アスキーコードでは、日本
語などのひらがなやカタカナは割り当てられていないの
で、上述の第1の実施の形態では、これらの言語には対
応できない。
【0089】そこで、本例においては、先ず、フォント
データに対してユニコードを用いることとした。これに
より、ユニコードのあるコード部分を指定することで、
複数言語の中から対応する言語のフォントが一義的に決
まるので、ユニコードを使って対応をすることができ
る。
【0090】ここで、ユニコードとは、世界各国の文字
体系に対応させた統一文字コードであって、全ての文字
を2バイトで表すことで、アルファベットや漢字などを
統一的に取り扱うことができる。例えば、日本語では、
JISの第1水準、第2水準、補助漢字のコードが割り
当てられている。なお、英語などアルファベットを使用
する言語は、1文字を1バイトで、漢字を使う日本語や
中国語などは、1文字を2バイトで表している。
【0091】さらに、本例では、ユニコードを用いたフ
ォントデータを、圧縮されないフォントデータ141c
と、圧縮された圧縮フォントデータ141dとに区分け
して予めROM141等に格納しておき、言語選択時に
は、対応するユニコードの圧縮フォントデータを伸長す
るとともに、対応する圧縮言語データの伸長をも行う。
【0092】これによって、例えば、日本語対応のRO
Mであれば、日本語等の必要なエリアのフォントデータ
と、韓国、台湾等のあまり必要でないフォントを圧縮し
た圧縮フォントデータと、を分けておくようなこともで
き、上述の第1の実施の形態のような欧州対応の複数言
語選択可能な画像形成装置以外にも、アジア地区対応の
複数言語選択可能な画像形成装置を構成することもでき
る。
【0093】また、言語の異なる場合に、使用するフォ
ントが変わる場合もある。この場合は、言語とペアであ
るフォントも圧縮しておき、言語の展開時にフォントの
展開を行うことにより、各言語を問題なくサポートする
ことができる。
【0094】さらに、従来、例えばロシア語が割り当て
られている領域とドイツ語が割り当てられている領域と
が重なってしまう場合には、各言語別にROMを個別に
用意し、入れるフォントを分けて使っており、一つのR
OM内に例えばロシア語とドイツ語とは組み合わせて利
用することができない制限があった。
【0095】これに対して本例では、言語を選ぶと自動
的にユニコードのフォントも決まるように、言語データ
とは別にユニコードのフォントデータを選択可能に形成
されているので、例えばロシア語とドイツ語との実装も
可能となり、メッセージフォントにおいて、中央ヨーロ
ッパ(ロシア)を含めた欧州対応の画像形成装置を提供
できる。
【0096】(処理手順)次に、上述のような構成を有
する画像形成装置において、ユーザーが所望する言語並
びにフォントを選択した場合の処理手順について、図9
を参照しつつ説明する。図9は、本例の画像形成装置の
制御部での処理手順を示すフローチャートである。
【0097】先ず、各国に対応する複数の言語のうち、
ユーザーが所望する特定の言語が選択されたか否かを判
断する処理を行う(S201)。この判断処理におい
て、いずれかの言語が選択されていないと判断された場
合には、処理を終了する。
【0098】一方、前記判断処理において、いずれかの
言語が選択されたものと判断された場合には、当該言語
に対応するフォントデータが圧縮されているものか否か
を判断する処理を行う(S202)。この判断処理にお
いて、フォントデータが圧縮されていないものと判断さ
れた場合には、以降のS204に進む。
【0099】一方、S202の処理において、フォント
データが圧縮されているものと判断された場合には、当
該フォントデータを伸張する処理を行うこととなる(S
203)。すなわち、ROM141内の圧縮フォントデ
ータ141dを伸張してメモリ142の所定展開エリア
であるフォントデータ伸張領域142aにデータ伸張手
段により伸張することとなる。これによって、必要に応
じてメモリ142内の展開されたフォントデータを表示
パネル120にて表示することができる。
【0100】次に、対応する言語データが圧縮されてい
るものか否かを判断する処理を行う(S204)。この
判断処理において、選択された言語データが圧縮されて
いないものであると判断された場合には、処理を終了す
る。
【0101】一方、S204の処理において、選択され
た言語データが圧縮されたものであると判断された場合
には、当該言語データを伸張する処理を行う(S20
5)。
【0102】すなわち、ROM141内の圧縮言語デー
タを伸張してメモリ142の所定展開エリアである言語
データ伸張領域142bにデータ伸張手段により伸張す
ることとなる。これによって、必要に応じてメモリ14
2内の展開された言語データを表示パネル120にて表
示することができる。
【0103】以上のように本実施の形態によれば、上記
第1の実施の形態と同様の作用効果を奏しながらも、R
OM容量を増大しなくても、複数のフォントデータをも
圧縮して用意しておき、所定の言語データの選択に応じ
て対応するフォントデータをも表示可能に利用できる。
【0104】また、言語の異なる場合に、使用するフォ
ントが変わる場合に、言語とペアであるフォントも圧縮
しておき、言語の展開時にフォントの展開を行うことに
より、各言語を問題なくサポートすることができる。
【0105】これによって、例えば、日本語対応のRO
Mであれば、日本語等の必要なエリアのフォントデータ
と、韓国、台湾等のあまり必要でないフォントを圧縮し
た圧縮フォントデータと、を分けておくようなこともで
き、アジア地区対応の複数言語選択可能な画像形成装置
を構成することもできる。
【0106】さらに、例えばロシア語とドイツ語との実
装も可能となり、メッセージフォントにおいて、中央ヨ
ーロッパ(ロシア)を含めた欧州対応の画像形成装置を
提供できる。
【0107】[第3の実施の形態]次に、本発明にかか
る第3の実施の形態について、図10に基づいて説明す
る。図10は、本例の画像形成装置の概略を示す機能ブ
ロック図である。
【0108】本例の画像形成装置では、原稿の倍率を設
定する倍率設定画面における選択ボタンにおいて、デフ
ォルト設定の場合に前記原稿のサイズと拡大又は縮小後
の前記原稿のサイズとを表示した倍率表示の選択ボタン
と、前記選択ボタンの固定倍率が変更設定された場合
に、変更された旨が認識できる表示態様である変更設定
表示の選択ボタンと、を混在表示したことに特徴を有す
る。
【0109】具体的には、本例の画像形成装置200
は、図10に示すように、ファクシミリ機能、複写機
能、及びプリンタ機能を有する複合機であり、所定のフ
ァクシミリ通信手順に従って通信を行う通信手段211
と、送信時に原稿画像情報を圧縮して符号化するととも
に受信時に受信画像情報を復号化して伸長する符号化復
号化手段212と、各種モードの設定や通信先の電話番
号入力等を行う多数のキー群(テンキー)、スタート釦
等を備えた操作を行う操作手段226と、例えばLCD
タッチパネルを用いて例えばポップアップ形式の固定倍
率選択画面(倍率選択画面)を含む固定倍率設定画面4
00を表示する表示手段220と、表示手段220に表
示される画面の画面データを記憶しておく画面データ記
憶手段222と、画面データ記憶手段222に記憶され
た表示データを表示手段220に表示するように表示制
御する表示制御手段224と、を含んで構成されてい
る。
【0110】また、画像形成装置200は、所定の光学
系からなり原稿画像を読み取るための原稿読取手段23
1と、静電潜像を形成する画像書込手段232と、記録
材としての転写紙上に画像形成を行う画像形成手段23
3と、転写紙を画像形成手段233の動作に連動させて
給紙カセット234aから搬送する転写紙搬送手段23
4と、転写紙を排紙する転写紙排紙手段235と、原稿
読取手段231にて読み取った画像情報、通信手段21
1にて受信した画像情報を記憶する画像記憶手段236
と、受信した又は読み取った画像情報に所定の処理(変
倍処理、画像の重ね合わせ処理等を施し画像記憶手段2
36に格納する画像処理手段237と、例えば両面コピ
ーを行う場合などに画像形成手段233にて画像形成さ
れた後に転写紙を反転される複写後反転手段238と、
画像書込手段232、転写紙排紙手段235、構成各部
を所定の制御プログラムに従って制御する制御手段24
0と、を含んで構成されている。
【0111】なお、複合機である画像形成装置200に
おけるコピー機能のみ抽出した構成でも画像形成装置を
構成できる。また、本例の「転写紙」は、「記録材」と
いうことがある。
【0112】(表示画面について)次に、上述の画像形
成装置の表示手段220に表示される表示画面の一例に
ついて、図11及び図12を用いて説明する。
【0113】図11には、画像形成条件を設定するため
の基本画面の一例が開示されている。同図に示すよう
に、基本画面300には、RADFを利用する際に、原
稿の片面又は両面を転写紙の片面あるいは両面などに形
成する場合の設定を行う片面両面モード設定部320
と、コピー濃度を設定するコピー濃度設定部330と、
倍率設定を行うための倍率設定釦310を含むとともに
原稿読取手段231の倍率を変更してズームなどを設定
する倍率設定部340と、給紙カセット234a内の紙
(転写紙)サイズをインチ系で表示することで各給紙の
選択を促す給紙選択部350と、ジョブリストを表示す
るジョブリスト選択部370と、スキャナを利用するた
めのスキャン選択部380と、各種アイコンを表示した
アイコンエリア390と、が形成されている。
【0114】片面両面モード設定部320では、原稿の
片面を転写紙の片面にコピーする片面片面モード選択部
321が選択されている。
【0115】コピー濃度設定部330では、濃度調整キ
ー331によって濃度を任意に調整することができる。
【0116】給紙選択部350では、どの給紙カセット
234aを選択したのかを表示する給紙選択表示部35
1、各給紙カセット234aの紙サイズをインチ系で表
示するとともに紙残量を表示した紙サイズ表示部352
などが形成されている。
【0117】アイコンエリア390には、トナーの残量
を表示したトナーアイコン、メンテナンスの可否を表示
したメンテナンスアイコン、紙におけるステイプル(ホ
ッチキス止め)位置を表示したステイプル位置アイコ
ン、フィニッシャーのモード表示したフィニッシャーア
イコン、ローテーションの可否を表示したローテーショ
ンアイコンなどが形成されている。
【0118】上記のような構成を有する基本画面300
において、倍率設定釦310を選択すると、図12に示
すように、表示手段220上には、固定倍率設定画面4
00が表示される。
【0119】図12には、固定倍率設定画面の表示画面
の一例が開示されている。同図に示すように、固定倍率
設定画面400には、設定された複数の各固定倍率を選
択するために、通常の設定画面の一部としてポップアッ
プ形式にて表示される固定倍率選択画面410が形成さ
れている。固定倍率選択画面410は、十分に表示を行
う領域を持っていない。
【0120】固定倍率選択画面410には、この固定倍
率選択画面410上において固定倍率がデフォルトの設
定の場合には、原稿のサイズと拡大又は縮小後の前記原
稿のサイズと(例えば11×17インチを5.5×8.
5インチに)を表示した倍率表示を表示した固定倍率の
選択ボタン411と、選択ボタンの固定倍率が変更設定
された場合には、変更された旨が認識できる表示態様で
ある変更設定表示(例えばPRESET表示)で表示す
るように表示した倍率の選択ボタン412と、が混在し
て表示形成されている。この場合に、制御手段240
は、デフォルト設定の場合には、原稿のサイズを表示
し、固定倍率が変更設定された場合に、変更された旨が
認識できる表示態様である変更設定表示で表示するよう
に表示制御する。
【0121】なお、倍率の設定データは、不揮発性RA
M等の画像記憶手段236に保存される。また、固定倍
率の選択ボタンの表示データは、ビットマップで構成さ
れ、任意のデータを表示することが行えない。
【0122】固定倍率選択画面410は、通常予め決定
されている倍率をボタン押下で選択するものである。こ
う考えると、11×17インチ→5.5×8.5インチ
というように、常時表示すれば、ユーザーにとってはと
ても使いやすい。
【0123】しかし、この固定倍率のデータが、ユーザ
ーで可変な場合は、ある意味ではバリエーションを持っ
た設定が行えるので、機能的には向上するが、選択ボタ
ンをできるだけ多く形成させる観点から表示領域が限定
されているような状態では、変更した後にも紙サイズを
表示するとユーザーに誤解を与えてしまう。
【0124】逆に、何かデータが設定されているという
ことで、PRESETの表示を行うと、実際の倍率値が
見えないので、操作する時に適切なボタンが容易に選択
できない。
【0125】この様な状況の中で、予め設定されている
デフォルトデータであれば、紙サイズを表示し、デフォ
ルトのデータが変更されてデータを設定された場合は、
紙サイズ表示とは異なり、PRESETの表示を行うこ
とにより、どちらの状況であっても、また混在した状況
で合っても、それなりに表示を行うことができるので、
ユーザーにとって使いやすくユーザーの操作性が向上す
る。
【0126】なお、本例では、インチ系の表示画面を例
にとり説明したが、AB系の表示画面でデフォルトデー
タを設定変更できるような構成にも適用できる。
【0127】(処理手順)次に、上述のような構成を有
する画像形成装置の固定倍率を選択する場合の処理手順
について、図13を参照しつつ説明する。
【0128】先ず、固定倍率選択画面が選択表示されて
いるか否かの判断処理を行う(S301)。この判断処
理において、固定倍率選択画面が選択されているものと
判断されていないものと判断された場合には、処理を終
了する。
【0129】一方、前記判断処理において、固定倍率選
択画面が選択されていないものと判断された場合には、
倍率データの変更が操作されたか否かの判断処理を行う
(S302)。この判断処理において、倍率データが変
更されていないものと判断された場合には、通常紙サイ
ズの表示を実施する処理を行う(S303)。
【0130】一方、S302の判断処理において、倍率
データの変更が行われたものと判断された場合には、P
RESET表示を実施する処理を行うこととなる(S3
04)。
【0131】これによって、上述の図12にて示される
ような、通常の紙サイズの表示に加えて、倍率が設定さ
れている旨のPRESET表示との双方の表示が行われ
ることとなっている。
【0132】以上のように本実施の形態によれば、予め
設定されているデフォルトデータであれば、紙サイズを
表示し、デフォルトのデータが変更されてデータを設定
された場合は、PRESETの表示を行うことにより、
いずれの場合でもユーザーにとって使いやすいユーザー
インターフェースを提供でき、ユーザーの操作性が向上
する。
【0133】なお、本発明にかかる装置と方法は、その
いくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、
当業者は本発明の主旨および範囲から逸脱することなく
本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形
が可能である。例えば、上述の各実施の形態の画像形成
装置において、あるいは表示パネル(LCDパネル)を
含む表示装置において、もしくはCPUを用いて、処理
される処理プログラム、説明された処理、データの全体
もしくは各部を情報記録媒体に記録した構成であっても
よい。
【0134】この情報記録媒体としては、例えばRO
M、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ並びに
集積回路、光ディスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体
等を用いてよく、さらに、CD−ROM、ハードディス
ク、CD―R、CD―RW、FD、DVDRAM、DV
DROM、MO(AS―MO)、ZIP、磁気カード、
磁気テープ、不揮発性メモリカード、ICカード等に記
録して構成して用いてよい。
【0135】さらにまた、データを含む媒体の例として
は、コンピュータと別のデバイスの間の無線又は赤外線
送信チャンネル、コンピュータで読取可能なカード、例
えばPCMCIAカード、別のコンピュータ又はネット
ワーク上のデバイスへのネットワーク接続、及び電子メ
ール送信とウェブサイトその他に記録された情報を含む
インターネットやイントラネットが挙げられる。
【0136】この情報記録媒体を上記各実施の形態によ
る画像形成装置以外の他の必要とされるシステムあるい
は装置で用い、そのシステムあるいはコンピュータがこ
の記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、
実行することによっても、上記各実施の形態と同等の機
能を実現できると共に、同等の効果を得ることができ
る。
【0137】例えば画像形成装置の表示手段にて表示さ
れる表示画面データとして、フォント、言語データを用
いる場合の処理を説明したが、一般のPC上で画像形成
装置の表示をシミュレートするシミュレータなどにおい
て上述の処理(処理プログラム)を実施する場合、同様
の機能を有するディスプレイデバイス例えばパソコン、
電卓等に使用する場合であってもよい。
【0138】また、コンピュータあるいは画像形成装置
上で稼働しているOS(RTOS)等が処理の一部又は
全部を行う場合、あるいは記憶媒体から読み出されたプ
ログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能
ボードやコンピュータに接続された拡張機能ユニットに
備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコード
の指示に基づいて、上記拡張機能ボードや拡張機能ユニ
ットに備わるCPU等が処理の一部又は全部を行う場合
にも、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると共
に、同等の効果を得ることができる。
【0139】具体的には、この情報記録媒体は、所定の
言語データに基づいて、画像形成に必要な画像形成条件
を設定する表示画面上に、当該言語による表示態様の表
示を行う処理を記録したものである。
【0140】この情報記録媒体は、複数言語に対応する
各言語データを各々圧縮した圧縮言語データを予め第1
の記憶手段に記憶する処理を行う情報と、ユーザーの所
望する言語の選択設定操作に基づき、選択された言語に
対応する前記圧縮言語データを伸長して第2の記憶手段
に記憶する処理を行う情報と、伸長された言語データに
基づいて前記前記表示画面の表示情報とするように表示
制御する処理を行う情報と、を含むことが好ましい。
【0141】また、他の態様の情報記録媒体は、所定の
言語に用いられる一又は複数種のフォントデータに基づ
いて、画像形成に必要な画像形成条件を設定する表示画
面上に、当該言語のフォントにより表示態様の表示を行
う処理を記録したものであり、前記言語に対応する一又
は複数種の各フォントデータを各々圧縮した圧縮フォン
トデータを予め第1の記憶手段に記憶する処理を行う情
報と、ユーザーの所望するフォントの選択設定操作に基
づき、選択されたフォントに対応する圧縮フォントデー
タを伸長して第2の記憶手段に記憶する処理を行う情報
と、伸長されたフォントデータに基づいて前記表示画面
の表示情報とするように表示制御する処理を行う情報
と、を含むことが好ましい。
【0142】さらに、他の態様の情報記録媒体は、所定
の言語データと、当該言語に用いられる一又は複数種の
フォントデータと、に基づいて、画像形成に必要な画像
形成条件を設定する表示画面上に、当該言語並びにフォ
ントにより表示態様の表示を行う処理を記録したもので
あり、複数言語に対応する各言語データを各々圧縮した
各圧縮言語データと、当該言語に各々対応する一又は複
数種の各フォントデータを各々圧縮した各圧縮フォント
データとを、予め第1の記憶手段に記憶する処理を行う
情報と、ユーザーが所望する言語の選択設定操作に基づ
き、選択された言語に対応する圧縮言語データを伸張
し、該言語に対応する圧縮フォントデータを伸張する処
理を行う情報と、伸張された言語データ及びフォントデ
ータに基づいて前記表示画面の表示情報とするように表
示制御する処理を行う情報と、を含むことが好ましい。
【0143】また、情報記録媒体は、前記ユーザーが利
用する利用度の高い言語を圧縮されない状態の言語デー
タとして予め第1の記憶手段に記憶する処理を行う情報
と、前記利用度の高い前記言語が選択された場合に、前
記言語データに基づき前記表示画面の表示情報とするよ
うに表示制御する処理を行う情報と、を含む。
【0144】さらに、情報記録媒体は、前記ユーザーが
利用する利用度の高いフォントを圧縮されない状態のフ
ォントデータとして予め第1の記憶手段に記憶する処理
を行う情報と、前記利用度の高い前記フォントが選択さ
れた場合に、前記第1の記憶手段の前記フォントデータ
に基づき前記表示画面の表示情報とするように表示制御
する処理を行う情報と、を含む。
【0145】また、上記第1、第2の実施の形態では、
複数の言語のうちいずれか一つを選択すると、一つの画
像形成装置において、ある一群の表示画面について当該
選択された言語が表示される構成としたが、複数の言語
のうちいずれかを選択して、ある一つの表示画面につい
て、複数言語が混在する構成において、上述したような
圧縮言語データを展開する処理を行ったとしても一向に
構わない。
【0146】さらに、上述の各実施の形態同士、及び各
実施の形態のいずれか又は全部と各変形例との組み合わ
せによる例をも含むことは言うまでもない。
【0147】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来のように記憶手段内の使用可能な空き容量に基づいて
サポートできる言語数が制限されるような事態が生じ
ず、記憶手段の容量を増加させることなく、多くの国に
対応できるように、サポート言語数を増加させ、多くの
言語を実装することが可能となる。
【0148】特に、多くの言語が使用されている欧州等
の地域にて出荷される画像形成装置においては、出来る
限り多くの言語を実装できるので有用である。これによ
って、各言語を追加するためのローカライズ作業が減少
して効率的となる。
【0149】また、言語の異なる場合に使用するフォン
トが変わる場合は、言語とペアであるフォントも圧縮し
ておき、言語の展開時にフォントの展開を行うことによ
り、各言語を問題なくサポートすることができる。
【0150】さらに、フォントをユニコードとすること
で、言語を選ぶと自動的にユニコードのフォントも決ま
るように、言語データとは別にユニコードのフォントデ
ータを選択可能に形成でき、例えば、アジア地区対応の
複数言語選択可能な画像形成装置や、中央ヨーロッパ
(ロシア)を含めた欧州対応の画像形成装置を提供でき
る。
【0151】また、デフォルト設定の場合には、前記原
稿のサイズを表示し、それ以外の場合、変更設定された
場合には、変更された旨が認識できる変更設定表示を行
うことにより、よりユーザーが使用しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の全体構成の概略の一例
を示す機能ブロック図である。
【図2】図1の画像形成装置の操作部の構成の一例を示
す説明図である。
【図3】図1の画像形成装置の表示部に表示される表示
画面の一例を示す説明図である。
【図4】図1の画像形成装置の表示部に表示される表示
画面の一例を示す説明図である。
【図5】 図1の画像形成装置の表示部に表示される表
示画面の一例を示す説明図である。
【図6】図1の画像形成装置における処理手順の一例を
示すフローチャートである。
【図7】本発明の画像形成装置の他の実施の形態の一例
を示す機能ブロック図である。
【図8】図7の画像形成装置における記憶領域を示す説
明図である。
【図9】図7の画像形成装置における処理手順の一例を
示すフローチャートである。
【図10】本発明の画像形成装置の他の実施の形態の一
例を示す機能ブロック図である。
【図11】図10の画像形成装置の表示部に表示される
表示画面の一例を示す説明図である。
【図12】図10の画像形成装置の表示部に表示される
表示画面の一例を示す説明図である。
【図13】図10の画像形成装置における処理手順の一
例を示すフローチャートである。
【図14】従来の画像形成装置の表示部に表示される表
示画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 画像形成装置 11 通信部 12 復号化部 13 符号化部 14 PC 15 プリントコントローラ 16 操作部 20 表示パネル 21 LCDコントローラ 22 VRAM 31 画像読取部 32 画像書込部 33 画像形成部 34 転写紙搬送部 35 転写紙排紙部 41 ROM 42 メモリ 43 不揮発性RAM 51 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/24 620 G09G 5/24 620Z 5C082 H04N 1/00 106 H04N 1/00 106B 1/393 1/393 Fターム(参考) 2C061 AP03 AP04 AP07 AQ06 CQ34 2H027 EE08 FA06 FA30 FA35 GA20 GA23 GA32 GA36 GB16 GB20 ZA07 5B021 AA01 DD00 PP05 5C062 AA05 AB20 AB23 AB42 AB46 AC05 AF18 5C076 AA21 AA22 BA06 CA02 CB01 CB04 5C082 AA14 BA04 BB32 BB34 CB05 DA32 DA87 MM05 MM09

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の言語データに基づいて、画像形成
    に必要な画像形成条件を設定する表示画面上に、当該言
    語による表示態様の表示を行う表示手段を備えた画像形
    成装置であって、 複数言語の中から前記表示画面に表示される言語を選択
    して設定するための設定手段と、 複数言語に対応する各言語データを各々圧縮した圧縮言
    語データを記憶した第1の記憶手段と、 ユーザーの所望する言語の選択設定操作に基づき、選択
    された圧縮言語データを伸長した言語データとして記憶
    する第2の記憶手段と、 前記設定手段での選択設定操作に基づき、選択されたい
    ずれかの前記圧縮言語データを伸張して前記第2の記憶
    手段に格納し、伸張された言語データに基づいて前記表
    示画面の表示情報とするように制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 所定の言語に用いられる一又は複数種の
    フォントデータに基づいて、画像形成に必要な画像形成
    条件を設定する表示画面に、当該言語のフォントにより
    表示態様の表示を行う表示手段を備えた画像形成装置で
    あって、 複数フォントの中から前記表示画面に表示されるフォン
    トを選択して設定するための設定手段と、 前記言語に対応する一又は複数種の各フォントデータを
    各々圧縮した各圧縮フォントデータを記憶した第1の記
    憶手段と、 ユーザーが所望するフォントの選択設定操作に基づき、
    圧縮フォントデータを伸張してフォントデータとして記
    憶する第2の記憶手段と、 前記設定手段での選択設定操作に基づき、選択されたい
    ずれかの前記圧縮フォントデータを伸張したフォントデ
    ータを前記第2の記憶手段に格納し、このフォントデー
    タに基づき前記表示画面の表示情報とするように制御す
    る制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 所定の言語データと、当該言語に用いら
    れる一又は複数種のフォントデータと、に基づいて、画
    像形成に必要な画像形成条件を設定する表示画面に、当
    該言語並びにフォントにより表示態様の表示を行う表示
    手段を備えた画像形成装置であって、 複数言語及び複数フォントの中から前記表示画面に表示
    される言語及びフォントを選択して設定するための設定
    手段と、 複数言語に対応する各言語データを各々圧縮した各圧縮
    言語データを各々格納するとともに、当該言語に各々対
    応する一又は複数種の各フォントデータを各々圧縮した
    各圧縮フォントデータとを記憶した第1の記憶手段と、 ユーザーが所望する言語もしくはフォントの選択設定操
    作に基づき、選択された圧縮言語データもしくは圧縮フ
    ォントデータを各々伸張して言語データ、フォントデー
    タとして記憶する第2の記憶手段と、 前記言語設定手段での選択設定操作に基づき、選択され
    たいずれかの前記圧縮言語データとその選択された言語
    に対応する前記圧縮フォントデータを各々伸張した言語
    データ及びフォントデータを前記第2の記憶手段に格納
    し、この言語データ及びフォントデータに基づき前記表
    示画面の表示情報とするように制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の記憶手段には、前記ユーザー
    が利用する利用度の高い言語は、圧縮されない状態の言
    語データとして予め記憶され、 前記制御手段は、前記利用度の高い前記言語が選択され
    た場合に、前記第1の記憶手段の前記言語データに基づ
    き前記表示画面の表示情報とするように制御することを
    特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載
    の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の記憶手段には、前記ユーザー
    が利用する利用度の高いフォントは、圧縮されない状態
    のフォントデータとして予め記憶され、 前記制御手段は、前記利用度の高い前記フォントが選択
    された場合に、前記第1の記憶手段の前記フォントデー
    タに基づき前記表示画面の表示情報とするように制御す
    ることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段には、ファクシミリ手順で
    画像形成を行う第1のモード、情報処理装置からのデー
    タにより画像形成を行う第2のモード、原稿読取手段か
    らの画像情報に基づいて画像形成を行う第3のモード、
    のうちいずれかのモードにて表示され、 前記第1の記憶手段には、これら第1〜第3の各モード
    に対応した各前記圧縮言語データが予め格納されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項
    に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記フォントデータは、ユニコードを含
    み、 前記制御手段は、前記ユニコードのフォントデータに基
    づき前記表示画面の表示情報とするように制御すること
    を特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像形成装
    置。
  8. 【請求項8】 所定の言語データに基づいて、画像形成
    に必要な画像形成条件を設定する表示画面上に、当該言
    語による表示態様の表示を行う画像処理方法であって、 複数言語に対応する各言語データを各々圧縮した圧縮言
    語データを予め用意するステップと、 ユーザーの所望する言語の選択設定操作に基づき、選択
    された言語に対応する圧縮言語データを伸長するステッ
    プと、 伸長された言語データに基づいて前記表示画面の表示情
    報とするように表示制御するステップと、 を含むことを特徴とする画像処理方法。
  9. 【請求項9】 所定の言語に用いられる一又は複数種の
    フォントデータに基づいて、画像形成に必要な画像形成
    条件を設定する表示画面上に、当該言語のフォントによ
    り表示態様の表示を行う画像処理方法であって、 前記言語に対応する一又は複数種の各フォントデータを
    各々圧縮した圧縮フォントデータを予め用意するステッ
    プと、 ユーザーの所望するフォントの選択設定操作に基づき、
    選択されたフォントに対応する圧縮フォントデータを伸
    長するステップと、 伸長されたフォントデータに基づいて前記表示画面の表
    示情報とするように表示制御するステップと、 を含むことを特徴とする画像処理方法。
  10. 【請求項10】 所定の言語データと、当該言語に用い
    られる一又は複数種のフォントデータと、に基づいて、
    画像形成に必要な画像形成条件を設定する表示画面上
    に、当該言語並びにフォントにより表示態様の表示を行
    う画像処理方法であって、 複数言語に対応する各言語データを各々圧縮した各圧縮
    言語データと、当該言語に各々対応する一又は複数種の
    各フォントデータを各々圧縮した各圧縮フォントデータ
    とを、予め用意するステップと、 ユーザーが所望する言語の選択設定操作に基づき、選択
    された言語に対応する圧縮言語データを伸張し、該言語
    に対応する圧縮フォントデータを伸張するステップと、 伸張された言語データ及びフォントデータに基づいて前
    記表示画面の表示情報とするように表示制御するステッ
    プと、 を含むことを特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記ユーザーが利用する利用度の高い
    言語を圧縮されない状態の言語データとして予め用意
    し、 前記利用度の高い前記言語が選択された場合に、前記言
    語データに基づき前記表示画面の表示情報とするように
    表示制御するステップを含むことを特徴とする請求項8
    乃至請求項10のいずれか一項に記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 前記ユーザーが利用する利用度の高い
    フォントを圧縮されない状態のフォントデータとして予
    め用意し、 前記利用度の高い前記フォントが選択された場合に、前
    記第1の記憶手段の前記フォントデータに基づき前記表
    示画面の表示情報とするように表示制御するステップを
    含むことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の
    画像処理方法。
  13. 【請求項13】 所定の言語データに基づいて、画像形
    成に必要な画像形成条件を設定する表示画面上に、当該
    言語による表示態様の表示を行う処理を記録した情報記
    録媒体であって、 ユーザーの所望する言語の選択設定操作に基づき、選択
    された言語に対応する前記圧縮言語データを伸長する処
    理を行う情報と、 伸長された言語データに基づいて前記前記表示画面の表
    示情報とするように表示制御する処理を行う情報と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  14. 【請求項14】 所定の言語に用いられる一又は複数種
    のフォントデータに基づいて、画像形成に必要な画像形
    成条件を設定する表示画面上に、当該言語のフォントに
    より表示態様の表示を行う処理を記録した情報記録媒体
    であって、 ユーザーの所望するフォントの選択設定操作に基づき、
    選択されたフォントに対応する圧縮フォントデータを伸
    長する処理を行う情報と、 伸長されたフォントデータに基づいて前記表示画面の表
    示情報とするように表示制御する処理を行う情報と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  15. 【請求項15】 所定の言語データと、当該言語に用い
    られる一又は複数種のフォントデータと、に基づいて、
    画像形成に必要な画像形成条件を設定する表示画面上
    に、当該言語並びにフォントにより表示態様の表示を行
    う処理を記録した情報記録媒体であって、 ユーザーが所望する言語の選択設定操作に基づき、選択
    された言語に対応する圧縮言語データを伸張し、該言語
    に対応する圧縮フォントデータを伸張する処理を行う情
    報と、 伸張された言語データ及びフォントデータに基づいて前
    記表示画面の表示情報とするように表示制御する処理を
    行う情報と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記ユーザーが利用する利用度の高い
    前記言語が選択された場合に、圧縮されない状態の言語
    データに基づき前記表示画面の表示情報とするように表
    示制御する処理を行う情報を含むことを特徴とする請求
    項13乃至請求項15のいずれか一項に記載の情報記録
    媒体。
  17. 【請求項17】 前記ユーザーが利用する利用度の高い
    前記フォントが選択された場合に、圧縮されない状態の
    フォントデータに基づき前記表示画面の表示情報とする
    ように表示制御する処理を行う情報と、 を含むことを特徴とする請求項14又は請求項15に記
    載の情報記録媒体。
  18. 【請求項18】 原稿を読み取る原稿読取手段からの画
    像情報に基づいて、記録材上に画像形成を行う画像形成
    装置であって、 前記原稿を拡大又は縮小して前記記録材上に画像形成す
    るように、前記原稿の倍率を選択設定する倍率選択画面
    を表示する表示手段と、 前記倍率選択画面に表示される固定倍率の選択ボタン
    に、デフォルト設定の場合には、前記原稿のサイズと拡
    大又は縮小後の前記原稿のサイズとを表示した倍率表示
    を表示し、前記選択ボタンの固定倍率が変更設定された
    場合には、変更された旨が認識できる表示態様である変
    更設定表示で表示するように表示制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記制御手段は、前記原稿のサイズが
    インチ系もしくはAB系に対応した表示となるように制
    御されることを特徴とする請求項18に記載の画像形成
    装置。
  20. 【請求項20】 前記倍率選択画面に、予め設定された
    固定倍率の選択ボタンが複数種類形成され、 前記制御手段は、前記倍率表示の選択ボタンと、前記変
    更設定表示の選択ボタンとが混在して表示されるように
    制御することを特徴とする請求項18又は請求項19に
    記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記制御手段は、前記選択ボタンの倍
    率表示及び変更設定表示をビットマップデータに基づい
    て表示するように制御されることを特徴とする請求項2
    0に記載の画像形成装置。
  22. 【請求項22】 ファクシミリ手順で画像形成を行うフ
    ァクシミリ手段と、情報処理装置からのデータにより画
    像形成を行う手段と、原稿を読み取る原稿読取手段から
    の画像情報に基づいて、記録材上に画像形成を行う手段
    と、を有し、これらのいずれかをモード切換により切換
    えて画像形成を行う複合型の画像形成装置であって、 前記原稿を拡大又は縮小して前記記録材上に画像形成す
    るように、前記原稿の倍率を選択設定する倍率選択画面
    を表示する表示手段と、 前記倍率選択画面に表示される固定倍率の選択ボタン
    に、デフォルト設定の場合には、前記原稿のサイズと拡
    大又は縮小後の前記原稿のサイズとを表示した倍率表示
    を表示し、前記選択ボタンの固定倍率が変更設定された
    場合には、変更された旨が認識できる表示態様である変
    更設定表示で表示するように表示制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
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