JP2002328347A - 光4値変調器および光4値変調方法 - Google Patents

光4値変調器および光4値変調方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多値符号効率を高め、波形歪みがなく、安定
した光4値変調信号を出力すること。 【解決手段】 連続光を発生するレーザダイオード3
と、所望の第1振幅電圧を有する第1の2値変調ビット
パターン信号を出力する第1駆動回路2aと、第1駆動
回路2aの出力とは異なる所望の第2振幅電圧を有する
第2の2値変調ビットパターン信号を出力する第2駆動
回路2bと、第1電極1aに入力される第1の2値変調
ビットパターン信号および第2電極1bに入力される前
記第2の2値変調ビットパターン信号によってレーザダ
イオード3が発生する連続光を強度変調する2電極型の
マッハツェンダ型光変調器1と、第2電極1bにDCバ
イアスを印加するDCバイアス印加部5とを備え、第1
振幅電圧と第2振幅電圧との和電圧を、2電極型のマッ
ハツェンダ型光変調器1の100%変調するときの振幅
電圧以下としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光通信システム
に用いられ、2値ビットパターン信号を光4値変調信号
に変調する光4値変調器および光4値変調方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、通常の光伝送システムで用いら
れている2値変調方式と同軸PCM伝送システムに用い
られる多値変調方式とを同じ伝送速度という条件で比較
した場合、2値変調方式に比して多値変調方式の方が、
伝送容量を増大できることが知られている。たとえば、
2つの2値変調符号を1つの4値変調符号にすることに
よって、2倍の伝送容量が実現される。従って、この多
値変調方式は、伝送容量の増加が求められる光伝送シス
テムにおいても有効な方式であるといえる。
【0003】一方、従来から、光伝送システムにおける
光多値変調手法としては、光源となるレーザダイオード
や発光ダイオードからの光出力を、多値符号電流で直接
駆動させる直接変調によって行われていた。この場合、
光出力は駆動多値電流に比例した光多値変調符号となる
ため、光源には、多値符号に対する出力光の線形性が求
められる。しかしながら、通常の光源に用いられるレー
ザダイオードや発光ダイオードは、非線形性を有してい
るため、多値符号電流に対して安定した光多値変調出力
を得ることが困難であった。
【0004】そこで、レーザダイオードや発光ダイオー
ドが有する非線形性を回避し、安定した光出力を得る手
段として直接変調を行わずに、リチウムナイオベイト・
マッハツェンダ光変調器を用いた多値変調方式が提案さ
れている。
【0005】図11は、このリチウムナイオベイト・マ
ッハツェンダ光変調器を用いた従来の光多値変調器の構
成を示す図である(特開平1−223837号公報参
照)。図11において、この光変調器は、レーザダイオ
ード駆動回路20、レーザダイオード21、第1駆動回
路22a、第2駆動回路22b、第1導波路型光変調部
23a、第2導波路型光変調部23b、導波路型光分配
部24、導波路型光合波部25、リチウムナイオベイト
基盤26、および光ファイバ27を有する。
【0006】図11において、レーザダイオード駆動回
路20によって駆動されたレーザダイオード21は、常
に連続光を出力している。出力された連続光は、リチウ
ムナイオベイト基盤26上に形成された導波路型光分配
部24に入力され、導波路型光分配部24において2分
岐された光出力は、それぞれリチウムナイオベイト基盤
26上に形成された第1導波路型光変調部23aおよび
第2導波路型光変調部23bに入力される。第1導波路
型光変調部23aおよび第2導波路型光変調部23b
は、それぞれ第1駆動回路22aと第2駆動回路22b
とによって駆動され、第1導波路型光変調部23aおよ
び第2導波路型光変調部23bによって変調された変調
信号は、導波路型光合波部25によって合波され、光フ
ァイバ27に出力される。
【0007】第1導波路型光変調部23aおよび第2導
波路型光変調部23bは、それぞれ第1駆動回路22a
および第2駆動回路22bによって独立に駆動される。
ここで、図12は、第1駆動回路22aおよび第2駆動
回路22bから出力される2値ビットパターン信号の一
例を示す波形図である。また、図13は、図12に示し
た2値ビットパターン信号をもとに変調出力される光多
値変調信号の一例を示す波形図である。このように、図
12に示した第1駆動回路22aおよび第2駆動回路2
2bから出力される2つの2値ビットパターン信号をも
とに、図13に示した光多値変調信号が出力される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の光変調器では、第1駆動回路22aから出力さ
れる2値ビットパターン信号の振幅と第2駆動回路22
bから出力される2値ビットパターン信号の振幅との比
が1対1であるため、2つの2値ビットパターン信号が
示す符号から3値の変調符号しか得られていない。した
がって、同じ伝送速度で比較した場合、多値変調を行う
ことによる伝送容量の増加は1.5倍であり、多値符号
効率が大きくないという問題点があった。
【0009】一方、リチウムナイオベイト・マッハッエ
ンダ型外部変調器を用いた場合、一般的に温度変化によ
る熱ドリフトや電極に印加したDC電圧が素子表面に形
成する電荷分布によるDCドリフトの要因によって、D
Cバイアス動作点が変動してしまい、時間変動によって
出力光波形が歪み、安定した伝送を行うことができない
という問題点があった。
【0010】さらに、レーザダイオード21などの光源
は、温度変化や経年変化等によって出力レベル変動が生
じ、このために安定した光伝送を行うことができない場
合が生ずるという問題点もあった。
【0011】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
多値符号効率を高め、波形歪みがなく、安定した光4値
変調信号を出力することができる光4値変調器および光
4値変調方法を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる光4値変調器は、連続光を発生す
る光源と、所望の第1振幅電圧を有する第1の2値ビッ
トパターン信号を出力する第1の駆動回路と、前記第1
の駆動回路の出力とは異なる所望の第2振幅電圧を有す
る第2の2値ビットパターン信号を出力する第2の駆動
回路と、第1電極から入力される前記第1の2値ビット
パターン信号および第2電極から入力される前記第2の
2値ビットパターン信号によって前記光源が発生する連
続光を強度変調する2電極型のマッハツェンダ型光変調
器と、前記第1電極あるいは前記第2電極の一方に直流
バイアスを印加する直流バイアス印加手段とを備え、前
記第1振幅電圧と前記第2振幅電圧との和電圧は、前記
2電極型のマッハツェンダ型光変調器を100%変調す
るときの全振幅電圧以下であることを特徴とする。
【0013】この発明によれば、第1の駆動回路は、所
望の第1振幅電圧を有する第1の2値ビットパターン信
号を出力し、第2の駆動回路は、前記第1の駆動回路の
出力とは異なる所望の第2振幅電圧を有する第2の2値
ビットパターン信号を出力し、直流バイアス印加手段
が、2電極型のマッハツェンダ型光変調器の第1電極あ
るいは第2電極の一方に直流バイアスを印加し、2電極
型のマッハツェンダ型光変調器が、前記第1電極から入
力される前記第1の2値ビットパターン信号および前記
第2電極から入力される前記第2の2値ビットパターン
信号によって、光源が発生する連続光を強度変調する
が、この際、前記第1振幅電圧と前記第2振幅電圧との
和電圧を、前記2電極型のマッハツェンダ型光変調器が
100%変調するときの振幅電圧以下とし、光4値変調
信号を出力できるようにしている。
【0014】つぎの発明にかかる光4値変調器は、上記
の発明において、前記第1の駆動回路から出力される第
1の2値ビットパターン信号の振幅電圧をモニタする第
1のモニタ手段と、前記第2の駆動回路から出力される
第2の2値ビットパターン信号の振幅電圧をモニタする
第2のモニタ手段と、前記第1のモニタ手段がモニタし
た振幅電圧と前記所望の第1の振幅電圧とを比較し、こ
の比較結果をもとに前記振幅電圧を前記所望の第1の振
幅電圧にする振幅制御を前記第1の駆動回路に対して行
う第1の振幅制御手段と、前記第2のモニタ手段がモニ
タした振幅電圧と前記所望の第2の振幅電圧とを比較
し、この比較結果をもとに前記振幅電圧を前記所望の第
2の振幅電圧にする振幅制御を前記第2の駆動回路に対
して行う第2の振幅制御手段とをさらに備えたことを特
徴とする。
【0015】この発明によれば、第1のモニタ手段が、
前記第1の駆動回路から出力される第1の2値ビットパ
ターン信号の振幅電圧をモニタし、第1の振幅制御手段
が、前記第1のモニタ手段がモニタした振幅電圧と前記
所望の第1の振幅電圧とを比較し、この比較結果をもと
に前記振幅電圧を前記所望の第1の振幅電圧にする振幅
制御を前記第1の駆動回路に対して行い、第2のモニタ
手段が、前記第2の駆動回路から出力される第2の2値
ビットパターン信号の振幅電圧をモニタし、第2の振幅
制御手段が、前記第2のモニタ手段がモニタした振幅電
圧と前記所望の第2の振幅電圧とを比較し、この比較結
果をもとに前記振幅電圧を前記所望の第2の振幅電圧に
する振幅制御を前記第2の駆動回路に対して行うように
している。
【0016】つぎの発明にかかる光4値変調器は、上記
の発明において、前記2電極型のマッハツェンダ型光変
調器の出力をモニタする第3のモニタ手段と、前記第3
のモニタ手段がモニタした出力である検出レベルと前記
直流バイアス印加手段が印加する直流バイアスの参照レ
ベルとを比較し、この比較結果をもとに前記直流バイア
スを制御する直流バイアス制御手段とをさらに備えたこ
とを特徴とする。
【0017】この発明によれば、第3のモニタ手段が、
前記2電極型のマッハツェンダ型光変調器の出力をモニ
タし、直流バイアス制御手段が、前記第3のモニタ手段
がモニタした出力である検出レベルと前記直流バイアス
印加手段が印加する直流バイアスの参照レベルとを比較
し、この比較結果をもとに前記直流バイアスを制御し、
前記2電極型のマッハツェンダ型光変調器による変調特
性の動作点が適切な位置となるようにしている。
【0018】つぎの発明にかかる光4値変調方法は、第
1電極および第2電極を有する2電極型のマッハツェン
ダ型光変調器の該第1電極に入力される所望の第1振幅
電圧を有する第1の2値ビットパターン信号の該第1振
幅電圧と、該第1振幅電圧と異なる所望の第2振幅電圧
を有する第2の2値ビットパターン信号の該第2振幅電
圧との和電圧を、前記2電極型のマッハツェンダ型光変
調器を100%変調するときの全振幅電圧以下に設定し
て駆動出力する駆動出力工程と、前記第1電極あるいは
前記第2電極の一方に直流バイアスを印加しつつ、前記
駆動出力工程によって駆動出力された前記第1の2値ビ
ットパターン信号および前記第2の2値ビットパターン
をそれぞれ前記第1および第2電極に入力し、前記2電
極型のマッハツェンダ型光変調器が前記第1および第2
の2値ビットパターン信号によって連続光を強度変調す
る変調工程とを含むことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、駆動出力工程によっ
て、第1電極および第2電極を有する2電極型のマッハ
ツェンダ型光変調器の該第1電極に入力される所望の第
1振幅電圧を有する第1の2値ビットパターン信号の該
第1振幅電圧と、該第1振幅電圧と異なる所望の第2振
幅電圧を有する第2の2値ビットパターン信号の該第2
振幅電圧との和電圧を、前記2電極型のマッハツェンダ
型光変調器を100%変調するときの全振幅電圧以下に
設定して駆動出力し、変調工程によって、前記第1電極
あるいは前記第2電極の一方に直流バイアスを印加しつ
つ、前記駆動出力工程によって駆動出力された前記第1
の2値ビットパターン信号および前記第2の2値ビット
パターンをそれぞれ前記第1および第2電極に入力し、
前記2電極型のマッハツェンダ型光変調器が前記第1お
よび第2の2値ビットパターン信号によって連続光を強
度変調し、光4値変調信号として出力するようにしてい
る。
【0020】つぎの発明にかかる光4値変調方法は、上
記の発明において、前記第1および第2の2値ビットパ
ターン信号の振幅電圧をモニタするモニタ工程と、前記
モニタ工程がモニタした前記第1電極に入力される振幅
電圧と前記所望の第1の振幅電圧とを比較し、この比較
結果をもとに該振幅電圧を制御するとともに、前記モニ
タ工程がモニタした前記第2電極に入力される振幅電圧
と前記所望の第2の振幅電圧とを比較し、この比較結果
をもとに該振幅電圧を制御する振幅電圧制御工程とをさ
らに含むことを特徴とする。
【0021】この発明によれば、モニタ工程によって、
前記第1および第2の2値ビットパターン信号の振幅電
圧をモニタし、振幅電圧制御工程によって、前記モニタ
工程がモニタした前記第1電極に入力される振幅電圧と
前記所望の第1の振幅電圧とを比較し、この比較結果を
もとに該振幅電圧を制御するとともに、前記モニタ工程
がモニタした前記第2電極に入力される振幅電圧と前記
所望の第2の振幅電圧とを比較し、この比較結果をもと
に該振幅電圧を制御するようにしている。
【0022】つぎの発明にかかる光4値変調方法は、上
記の発明において、前記2電極型のマッハツェンダ型光
変調器の出力をモニタする出力モニタ工程と、前記モニ
タ工程がモニタした出力である検出レベルと前記直流バ
イアスの参照レベルとを比較し、この比較結果をもとに
前記直流バイアスを制御する直流バイアス制御工程とを
さらに含むことを特徴とする。
【0023】この発明によれば、モニタ工程によって、
前記2電極型のマッハツェンダ型光変調器の出力をモニ
タし、直流バイアス工程によって、前記モニタ工程がモ
ニタした出力である検出レベルと前記直流バイアスの参
照レベルとを比較し、この比較結果をもとに前記直流バ
イアスを制御するようにしている。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる光4値変調器および光4値変調方法の好適
な実施の形態を詳細に説明する。
【0025】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1である光4値変調器の構成を示すブロック図であ
る。図1において、この光4値変調器は、第1電極1a
および第2電極1bを有する2電極型のマッハツェンダ
型光変調器1と、端子T1から入力され、所望の第1振
幅電圧を有する2値ビットパターン信号をコンデンサC
1を介してマッハツェンダ型光変調器1の第1電極1a
に駆動出力する第1駆動回路2aと、端子T2から入力
され、第1振幅電圧と異なる所望の第2振幅電圧を有す
る2値ビットパターン信号をコンデンサC2を介してマ
ッハツェンダ型光変調器1の第2電極1bに駆動出力す
る第2駆動回路2bと、連続光を発生し、マッハツェン
ダ型光変調器1に出力するレーザダイオード3と、端子
T3から供給され、2電極型のマッハツェンダ型光変調
器1の変調特性に適切な動作点を与えるDCバイアスを
第2電極1bに印加するDCバイアス印加部5とを有す
る。
【0026】ここで、2電極型のマッハツェンダ型光変
調器1は、レーザダイオード3から入力された連続光を
2分岐し、第1電極1aと第2電極1bとに出力し、第
1電極1aおよび第2電極1bに入力された各2値ビッ
トパターン信号によって連続光を変調し、その後各変調
光は、合波されて端子T4から4値変調光として出力さ
れる。
【0027】図2は、第1駆動回路2aから出力される
2値ビットパターン信号の一例を示す図である。図2
(a)は、第1駆動回路2aから出力される2値ビット
パターン信号の一例を示し、図2(b)は、第2駆動回
路2bから出力される2値ビットパターン信号の一例を
示している。第1駆動回路2aから出力される2値ビッ
トパターン信号の第1振幅電圧は「aVπ」であり、第
2駆動回路2bから出力される2値ビットパターン信号
の第2振幅電圧は「bVπ」である。ここで、「Vπ」
は、2電極型のマッハツェンダ型光変調器1を100%
変調するために必要な振幅電圧である。
【0028】図2(a)および図2(b)に示した2値
ビットパターン信号が、2電極型のマッハツェンダ型光
変調器1の第1電極1aおよび第2電極1bにそれぞれ
入力されると、各2値ビットパターン信号に応じた光出
力が端子T4から出力される。ここで、端子T4から出
力される光出力の形状は、第1駆動回路2aと第2駆動
回路2bとに入力される振幅電圧の大きさによって大き
く変化する。
【0029】ここで、第1駆動回路2aと第2駆動回路
2bとから出力される2値ビットパターン信号の振幅特
性に (a+b)Vπ≦Vπ かつ a≠b の関係があるとき、端子T4から出力される光出力は図
3に示す波形となり、アイパターンは図4に示すような
パターンとなる。すなわち、2電極型のマッハツェンダ
型光変調器1からは、0、bVπ、(a+b)Vπ、a
Vπの光4値を有し、波形歪みのない光4値変調信号が
出力される。
【0030】一方、第1駆動回路2aと第2駆動回路2b
とから出力される2値ビットパターン信号の振幅特性に (a+b)Vπ>Vπ の関係があるとき、2電極型のマッハツェンダ型光変調
器1は、レーザダイオード3から入力される連続光を、
図5に示すように変調する。図5において、2電極型の
マッハツェンダ型光変調器1に入力される駆動電圧14
は、2電極型のマッハツェンダ型光変調器1の変調特性
12の動作点13を基準に連続光を変調する。このと
き、端子T4から出力される4値変調信号は、100%
変調される電圧Vπ以上の駆動電圧14によって変調さ
れるため、光4値変調信号15の波形が歪む。
【0031】なお、第1駆動回路2aと第2駆動回路2b
とから入力される2値ビットパターン信号の振幅特性が (a+b)Vπ=Vπ かつ a≠b の条件を満たしているとき、最も大きな振幅を有する光
4値変調信号を生成することができる。
【0032】実施の形態2.つぎに、この発明の実施の
形態2について説明する。図6は、この発明の実施の形
態2である光4値変調器の構成を示す図である。図6に
おいて、この光4値変調器は、図1に示した光4値変調
器に加え、第1駆動回路2aから出力された2値ビット
パターン信号の一部を分岐する第1分岐部9a、第2駆
動回路2bから出力された2値ビットパターン信号の一
部を分岐する第2分岐部9b、第1分岐部9aによって
分岐された2値ビットパターン信号の振幅電圧を検出す
る第1振幅検出部7a、第2分岐部9bによって分岐さ
れた2値ビットパターン信号の振幅電圧を検出する第2
振幅検出部7b、第1振幅検出部7aによって検出され
た振幅電圧をもとに第1駆動回路2aに対して第1駆動
回路2aが出力する2値ビットパターン信号の振幅電圧
を所望の振幅電圧に制御する第1振幅制御部8a、およ
び第2振幅検出部7bによって検出された振幅電圧をも
とに第2駆動回路2bに対して第2駆動回路2bが出力
する2値ビットパターン信号の振幅電圧を所望の振幅電
圧に制御する第2振幅制御部8bを有する。その他の構
成は実施の形態1と同じであり、同一構成部分には同一
符号を付している。
【0033】第1駆動回路2aから出力された任意の振
幅電圧を有する2値ビットパターン信号は第1分岐部9
aによって一部が分岐され、第1振幅検出部7aに入力
される。第1振幅検出部7aは、入力された2値ビット
パターン信号の振幅レベルを検出し、検出された2値ビ
ットパターン信号の振幅レベルは第1振幅制御部8aに
出力する。第1振幅制御部8aは、所望の振幅電圧に対
応した参照振幅レベルと比較し、入力された2値ビット
パターン信号の振幅レベルと参照振幅電圧レベルとの誤
差信号を第1駆動回路2aに出力することによって、第
1駆動回路2aから出力される2値ビットパターン信号
の振幅が常に初期設定振幅である所望の振幅電圧になる
ように制御する。
【0034】同様にして、第2駆動回路2bから出力さ
れた任意の振幅電圧を有する2値ビットパターン信号は
第1分岐部9bによって一部が分岐され、第2振幅検出
部7bに入力される。第1振幅検出部7bは、入力され
た2値ビットパターン信号の振幅レベルを検出し、検出
された2値ビットパターン信号の振幅レベルは第1振幅
制御部8bに出力する。第1振幅制御部8bは、所望の
振幅電圧に対応した参照振幅レベルと比較し、入力され
た2値ビットパターン信号の振幅レベルと参照振幅電圧
レベルとの誤差信号を第1駆動回路2bに出力すること
によって、第1駆動回路2bから出力される2値ビット
パターン信号の振幅が常に初期設定振幅である所望の振
幅電圧になるように制御する。
【0035】ここで、第1駆動回路2aおよび第2駆動
回路2bから入力される2値ビットパターン信号の振幅
特性が (a+b)Vπ=Vπ かつ a≠b の条件を満たしているとき、図7に示すようなアイパタ
ーンをもつ光4値変調信号を出力する。図7において、
開口度A1は、光4値変調信号の最もレベルの高い第1
振幅レベル16と次にレベルの高い第2振幅レベル17
との間の開口度であり、開口度A2は、光4値変調信号
の第2振幅レベル17と第2振幅レベル17の次にレベ
ルが高い第3振幅レベル18との間の開口度であり、開
口度A3は、光4値変調信号の第3振幅レベル18と最
もレベルの低い基準の振幅レベルである第4振幅レベル
19との間の開口度である。
【0036】ここで、第1駆動回路2aと第2駆動回路
2b から出力されるそれぞれの2値ビットパターン信号
の振幅を決定する第1振幅電圧aVπの係数aと第2振
幅電圧bVπの係数bとの比率を変えた場合の開口度A
1〜A3は、図8に示すように変化する。係数a,bの
比a/bが大きくなるにしたがって、開口度A1,A3
は、開口度の大きさが大きくなり、開口度A2は、開口
度の大きさが小さくなる変化を示す。たとえば、比a/
bが0.2の時、図7(a)に示したように開口度A2
が大きくなり、比a/bが0.67の時、図7(b)に
示したように各開口度A1〜A3がほぼ同じ大きさな
り、比a/bが0.8の時、図7(c)に示したよう
に、開口度A2の大きさが小さく、開口度A1,A3の
大きさがほぼ同じで、大きくなる。このように、係数
a,bの比a/bを変化させることによって、開口度A
1〜A3の開口度を柔軟に変化できる光4値変調信号を
得ることができる。
【0037】したがって、第1駆動回路2aおよび第2
駆動回路2bから出力される2値ビットパターン信号の
振幅をそれぞれ第1振幅制御部8aおよび第2振幅制御
部8bによって制御し、比a/bを最適な値にし、最適
な開口度A1〜A3に設定されたアイパターンを有する
光4値変調信号を柔軟かつ安定して得ることができる。
【0038】実施の形態3.つぎに、この発明の実施の
形態3について説明する。図9は、この発明の実施の形
態3である光4値変調器の構成を示す図である。図9に
おいて、この光4値変調器は、図1に示した光4値変調
器に加え、2電極型のマッハツェンダ型光変調器1から
出力された光4値変調信号の一部を取り出す光分岐部1
1と、光分岐部11によって取り出された光信号をもと
にDCバイアス印加部5が印加するDCバイアスを制御
するDCバイアス制御部10とをさらに有する。その他
の構成は、実施の形態1と同じであり、同一構成部分に
は同一符号を付している。
【0039】図9において、2電極型のマッハツェンダ
型光変調器1から出力された光4値変調信号は、光分岐
部11によって一部が分岐され、DCバイアス制御部1
0に入力される。DCバイアス制御部10は、入力され
た光4値変調信号をもとに所望のDCバイアスとの誤差
であるDCバイアス誤差を検出し、DCバイアス印加部
5に出力する。DCバイアス印加部5は、このDCバイ
アス誤差に応じて、2電極型のマッハツェンダ型光変調
器1が適切な動作点で駆動されるように適切なDCバイ
アスを出力する
【0040】ここで、第1駆動回路2aと第2駆動回路
2bとから入力される2値ビットパターン信号の振幅特
性が (a+b)Vπ=Vπ かつ a≠b の条件を満たしているとき、DCバイアスの変動による
波形歪みがない安定した光4値変調信号を生成すること
ができる。
【0041】実施の形態4.つぎに、この発明の実施の
形態4について説明する。この発明の実施の形態4は、
上述した実施の形態2および実施の形態3を組み合わせ
た実施の形態である。
【0042】図10は、この発明の実施の形態4である
光4値変調器の構成を示す図である。図10において、
この光4値変調器は、実施の形態2に示したように、第
1駆動回路2aから出力された2値ビットパターン信号
の一部を分岐する第1分岐部9a、第2駆動回路2bか
ら出力された2値ビットパターン信号の一部を分岐する
第2分岐部9b、第1分岐部9aによって分岐された2
値ビットパターン信号の振幅電圧を検出する第1振幅検
出部7a、第2分岐部9bによって分岐された2値ビッ
トパターン信号の振幅電圧を検出する第2振幅検出部7
b、第1振幅検出部7aによって検出された振幅電圧を
もとに第1駆動回路2aに対して第1駆動回路2aが出
力する2値ビットパターン信号の振幅電圧を所望の振幅
電圧に制御する第1振幅制御部8a、および第2振幅検
出部7bによって検出された振幅電圧をもとに第2駆動
回路2bに対して第2駆動回路2bが出力する2値ビッ
トパターン信号の振幅電圧を所望の振幅電圧に制御する
第2振幅制御部8bを有する。
【0043】また、実施の形態3に示したように、2電
極型のマッハツェンダ型光変調器1から出力された光4
値変調信号の一部を取り出す光分岐部11と、光分岐部
11によって取り出された光信号をもとにDCバイアス
印加部5が印加するDCバイアスを制御するDCバイア
ス制御部10とをさらに有する。その他の構成は、実施
の形態1と同じであり、同一構成部分には同一符号を付
している。
【0044】ここで、第1駆動回路2aと第2駆動回路
2bとから入力される2値変調ビット・パター信号の振
幅特性が (a+b)Vπ=Vπ かつ a≠b の条件を満たしているとき、第1の駆動回路2aおよび
第2の駆動回路2bから出力される2値ビットパターン
信号の振幅は所望の振幅比で安定に出力される。さら
に、DCバイアス制御部10によって、DCバイアス変
動による波形歪みのない光出力が得られるため、伝送特
性に優れた光4値変調信号を生成することができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、第1の駆動回路は、所望の第1振幅電圧を有する第
1の2値ビットパターン信号を出力し、第2の駆動回路
は、前記第1の駆動回路の出力とは異なる所望の第2振
幅電圧を有する第2の2値ビットパターン信号を出力
し、直流バイアス印加手段が、2電極型のマッハツェン
ダ型光変調器の第1電極あるいは第2電極の一方に直流
バイアスを印加し、2電極型のマッハツェンダ型光変調
器が、前記第1電極から入力される前記第1の2値ビッ
トパターン信号および前記第2電極から入力される前記
第2の2値ビットパターン信号によって、光源が発生す
る連続光を強度変調するが、この際、前記第1振幅電圧
と前記第2振幅電圧との和電圧を、前記2電極型のマッ
ハツェンダ型光変調器が100%変調するときの振幅電
圧以下とし、光4値変調信号を出力できるようにしてい
るので、伝送容量を増大することできるとともに、波形
歪みのない光4値変調信号を出力できるため、誤り率が
低減された光多値信号伝送を実現できるという効果を奏
する。
【0046】つぎの発明によれば、第1のモニタ手段
が、前記第1の駆動回路から出力される第1の2値ビッ
トパターン信号の振幅電圧をモニタし、第1の振幅制御
手段が、前記第1のモニタ手段がモニタした振幅電圧と
前記所望の第1の振幅電圧とを比較し、この比較結果を
もとに前記振幅電圧を前記所望の第1の振幅電圧にする
振幅制御を前記第1の駆動回路に対して行い、第2のモ
ニタ手段が、前記第2の駆動回路から出力される第2の
2値ビットパターン信号の振幅電圧をモニタし、第2の
振幅制御手段が、前記第2のモニタ手段がモニタした振
幅電圧と前記所望の第2の振幅電圧とを比較し、この比
較結果をもとに前記振幅電圧を前記所望の第2の振幅電
圧にする振幅制御を前記第2の駆動回路に対して行うよ
うにしているので、第1および第2の駆動回路の出力変
動が生じた場合であっても、安定した光4値変調信号を
出力することができるという効果を奏する。
【0047】つぎの発明によれば、第3のモニタ手段
が、前記2電極型のマッハツェンダ型光変調器の出力を
モニタし、直流バイアス制御手段が、前記第3のモニタ
手段がモニタした出力である検出レベルと前記直流バイ
アス印加手段が印加する直流バイアスの参照レベルとを
比較し、この比較結果をもとに前記直流バイアスを制御
し、前記2電極型のマッハツェンダ型光変調器による変
調特性の動作点が適切な位置となるようにしているの
で、直流バイアス印加手段によって印加される直流バイ
アスの変動が生じた場合であっても、安定した光4値変
調信号を出力することができるという効果を奏する。
【0048】つぎの発明によれば、駆動出力工程によっ
て、第1電極および第2電極を有する2電極型のマッハ
ツェンダ型光変調器の該第1電極に入力される所望の第
1振幅電圧を有する第1の2値ビットパターン信号の該
第1振幅電圧と、該第1振幅電圧と異なる所望の第2振
幅電圧を有する第2の2値ビットパターン信号の該第2
振幅電圧との和電圧を、前記2電極型のマッハツェンダ
型光変調器を100%変調するときの振幅電圧以下に設
定して駆動出力し、変調工程によって、前記第1電極あ
るいは前記第2電極の一方に直流バイアスを印加しつ
つ、前記駆動出力工程によって駆動出力された前記第1
の2値ビットパターン信号および前記第2の2値ビット
パターンをそれぞれ前記第1および第2電極に入力し、
前記2電極型のマッハツェンダ型光変調器が前記第1お
よび第2の2値ビットパターン信号によって連続光を強
度変調し、光4値変調信号として出力するようにしてい
るので、伝送容量を増大することができるとともに、波
形歪みのない光4値変調信号を出力できるため、誤り率
が低減された光多値信号伝送を実現できるという効果を
奏する。
【0049】つぎの発明によれば、モニタ工程によっ
て、前記第1および第2の2値ビットパターン信号の振
幅電圧をモニタし、振幅電圧制御工程によって、前記モ
ニタ工程がモニタした前記第1電極に入力される振幅電
圧と前記所望の第1の振幅電圧とを比較し、この比較結
果をもとに該振幅電圧を制御するとともに、前記モニタ
工程がモニタした前記第2電極に入力される振幅電圧と
前記所望の第2の振幅電圧とを比較し、この比較結果を
もとに該振幅電圧を制御するようにしているので、第1
振幅電圧および第2振幅電圧を出力する駆動回路の出力
変動が生じた場合であっても、安定した光4値変調信号
を出力することができるという効果を奏する。
【0050】つぎの発明によれば、モニタ工程によっ
て、前記2電極型のマッハツェンダ型光変調器の出力を
モニタし、直流バイアス工程によって、前記モニタ工程
がモニタした出力である検出レベルと前記直流バイアス
の参照レベルとを比較し、この比較結果をもとに前記直
流バイアスを制御するようにしているので、直流バイア
スの変動が生じた場合であっても、安定した光4値変調
信号を出力することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1である光4値変調器
の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した光4値変調器の第1駆動回路お
よび第2駆動回路から出力される2値ビットパターン信
号の一例を示す波形図である。
【図3】 図1に示した光4値変調器から出力される光
4値変調信号の一例を示す波形図である。
【図4】 図1に示した光4値変調器から出力される光
4値変調信号のアイパターンを示す図である。
【図5】 図1に示した光4値変調器から出力される光
4値変調信号に波形歪みが発生する変調動作の一例を示
す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2である光4値変調器
の構成を示すブロック図である。
【図7】 図6に示した光4値変調器に入力される2値
変調パターン信号の振幅電圧の比を変化させた場合のア
イパターンの一例を示す図である。
【図8】 図6に示した光4値変調器に入力される2値
変調パターン信号の振幅電圧の比に対するアイパターン
の開口度変化を示す図である。
【図9】 この発明の実施の形態3である光4値変調器
の構成を示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態4である光4値変調
器の構成を示すブロック図である。
【図11】 従来の光変調器の構成を示すブロック図で
ある。
【図12】 図11に示した光変調器の第1駆動回路お
よび第2駆動回路から入力される2値ビットパターン信
号の一例を示す波形図である。
【図13】 図12に示した第1駆動回路および第2駆
動回路から入力される2値ビットパターン信号をもとに
図11に示した光変調器が出力する光多値変調信号の一
例を示す波形図である。
【符号の説明】
1 2電極型のマッハツェンダ型光変調器、1a 第1
電極、1b 第2電極、2a 第1駆動回路、2b 第
2駆動回路、 3 レーザダイオード、5 DCバイア
ス印加部、7a 第1振幅検出部、7b 第2振幅検出
部、8a 第1振幅制御部、8b 第2振幅制御部、9
a 第1分岐部、9b 第2分岐部、10 DCバイア
ス制御部、11 光分岐部、C1,C2 コンデンサ、
T1〜T4 端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/152 (72)発明者 清水 克宏 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2H079 AA02 BA01 CA04 DA03 EA05 FA02 FA03 HA11 HA16 5K002 CA01 CA16 DA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続光を発生する光源と、 所望の第1振幅電圧を有する第1の2値ビットパターン
    信号を出力する第1の駆動回路と、 前記第1の駆動回路の出力とは異なる所望の第2振幅電
    圧を有する第2の2値ビットパターン信号を出力する第
    2の駆動回路と、 第1電極に入力される前記第1の2値ビットパターン信
    号および第2電極に入力される前記第2の2値ビットパ
    ターン信号によって前記光源が発生する連続光を強度変
    調する2電極型のマッハツェンダ型光変調器と、 前記第1電極あるいは前記第2電極の一方に直流バイア
    スを印加する直流バイアス印加手段と、 を備え、前記第1振幅電圧と前記第2振幅電圧との和電
    圧は、前記2電極型のマッハツェンダ型光変調器を10
    0%変調するときの全振幅電圧以下であることを特徴と
    する光4値変調器。
  2. 【請求項2】 前記第1の駆動回路から出力される第1
    の2値ビットパターン信号の振幅電圧をモニタする第1
    のモニタ手段と、 前記第2の駆動回路から出力される第2の2値ビットパ
    ターン信号の振幅電圧をモニタする第2のモニタ手段
    と、 前記第1のモニタ手段がモニタした振幅電圧と前記所望
    の第1の振幅電圧とを比較し、この比較結果をもとに前
    記振幅電圧を前記所望の第1の振幅電圧にする振幅制御
    を前記第1の駆動回路に対して行う第1の振幅制御手段
    と、 前記第2のモニタ手段がモニタした振幅電圧と前記所望
    の第2の振幅電圧とを比較し、この比較結果をもとに前
    記振幅電圧を前記所望の第2の振幅電圧にする振幅制御
    を前記第2の駆動回路に対して行う第2の振幅制御手段
    と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の光4
    値変調器。
  3. 【請求項3】 前記2電極型のマッハツェンダ型光変調
    器の出力をモニタする第3のモニタ手段と、 前記第3のモニタ手段がモニタした出力である検出レベ
    ルと前記直流バイアス印加手段が印加する直流バイアス
    の参照レベルとを比較し、この比較結果をもとに前記直
    流バイアスを制御する直流バイアス制御手段と、 をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2のい
    ずれか一つに記載の光4値変調器。
  4. 【請求項4】 第1電極および第2電極を有する2電極
    型のマッハツェンダ型光変調器の該第1電極に入力され
    る所望の第1振幅電圧を有する第1の2値ビットパター
    ン信号の該第1振幅電圧と、該第1振幅電圧と異なる所
    望の第2振幅電圧を有する第2の2値ビットパターン信
    号の該第2振幅電圧との和電圧を、前記2電極型のマッ
    ハツェンダ型光変調器を100%変調するときの全振幅
    電圧以下に設定して駆動出力する駆動出力工程と、 前記第1電極あるいは前記第2電極の一方に直流バイア
    スを印加しつつ、前記駆動出力工程によって駆動出力さ
    れた前記第1の2値ビットパターン信号および前記第2
    の2値ビットパターンをそれぞれ前記第1および第2電
    極に入力し、前記2電極型のマッハツェンダ型光変調器
    が前記第1および第2の2値ビットパターン信号によっ
    て連続光を強度変調する変調工程と、 を含むことを特徴とする光4値変調方法。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の2値ビットパター
    ン信号の振幅電圧をモニタするモニタ工程と、 前記モニタ工程がモニタした前記第1電極に入力される
    振幅電圧と前記所望の第1の振幅電圧とを比較し、この
    比較結果をもとに該振幅電圧を制御するとともに、前記
    モニタ工程がモニタした前記第2電極に入力される振幅
    電圧と前記所望の第2の振幅電圧とを比較し、この比較
    結果をもとに該振幅電圧を制御する振幅電圧制御工程
    と、 をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の光4値
    変調方法。
  6. 【請求項6】 前記2電極型のマッハツェンダ型光変調
    器の出力をモニタする出力モニタ工程と、 前記モニタ工程がモニタした出力である検出レベルと前
    記直流バイアスの参照レベルとを比較し、この比較結果
    をもとに前記直流バイアスを制御する直流バイアス制御
    工程と、 をさらに含むことを特徴とする請求項4または5のいず
    れか一つに記載の光4値変調方法。
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