JP2002327656A - 燃料タンクの燃料移送装置 - Google Patents

燃料タンクの燃料移送装置

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JP2002327656A
JP2002327656A JP2001133495A JP2001133495A JP2002327656A JP 2002327656 A JP2002327656 A JP 2002327656A JP 2001133495 A JP2001133495 A JP 2001133495A JP 2001133495 A JP2001133495 A JP 2001133495A JP 2002327656 A JP2002327656 A JP 2002327656A
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正史 亀井
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディーゼル機関に用いた場合であっても、パ
ラフィン等の影響を受けることなく、吸い込み口からの
吸入抵抗を低減させることのできる燃料タンクの燃料移
送システムの提供を図る。 【解決手段】 副室3から主室2に燃料を移送する移送
パイプ8の吸い込み側端部を副室3の底部近傍に配置す
ると共に、該吸い込み側端部に、上下方向に4個の開口
部11(11a,11b,11c,11d)を有し、燃
料液面の低下に伴って、液中で且つ液面に最も近い開口
部から燃料が吸い込めるよう開口部11を選択開閉する
目詰まり防止手段10を設けてあるため、ディーゼル機
関に用いて、外気等の影響により燃料の温度が低下して
副室3の底部近傍にパラフィン等が沈殿,滞留して、吸
い込み抵抗が高くなった場合でも、上下方向に複数個設
けた上方の開口部11a,11b,11cより燃料を吸
い込むことができるので、吸入抵抗を低減させることが
でき、燃料の無効残量を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両に
搭載される燃料タンクの燃焼移送装置に関し、とりわ
け、燃料タンクが主室と副室とに隔成され、副室から主
室に燃料を移送させる燃料移送装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両に搭載される燃料タンク
としては、例えば、特公平6−78760に記載されて
いるもののように燃料タンクを車載レイアウトを考慮し
て、燃料タンクの中央底部を内側に向けて膨出させたい
わゆる鞍型に形成し、車載時に周辺の車体部品との干渉
を回避すると共に、燃料タンクの略下半部に隔成される
副室に燃料が残留することのないように、副室の燃料を
副室から主室に移送するようにしたものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、ディーゼル機関
に用いられる軽油燃料の場合、外気温の影響等により燃
料の温度が低下すると、燃料中にパラフィン等の成分が
析出するという性質を有しており、これらパラフィン等
の析出物は軽油よりも比重が重いため、燃料タンクの底
部に沈殿し溜まってしまうということが判っている。
【0004】従って、前記従来の燃料タンクをディーゼ
ル機関に適用した場合、副室に燃料が残留することのな
いように、副室の燃料を主室に移送する際、外気温等の
影響により燃料の温度が低下して、この移送パイプの吸
い込み口である副室の底部近傍に前記パラフィン等が存
在していると吸入抵抗が大きくなって吸い込み量が低下
する恐れがあった。
【0005】そして、このように移送パイプの吸い込み
量が低下すると、副室から主室への燃料移送効率が低下
し、副室の残留燃料を有効に使うことができないという
問題があった。
【0006】また、副室から主室への燃料移送に、モー
タポンプ等を用いている場合等では、移送パイプへの吸
入抵抗が高くなることによって、これらモータポンプ等
への負荷が大きくなるなどの不具合も発生してしまう。
その対策としてモータポンプ自体を大型化したりするこ
とも考えられるが、その場合は、消費電力が大きくなっ
てしまうなど新たなる問題が発生してしまう。
【0007】そこで、本発明はディーゼル機関に用いた
場合であっても、パラフィン等の影響を受けることな
く、吸い込み口からの吸入抵抗を低減させることのでき
る燃料タンクの燃料移送システムを提供するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明にあって
は、エンジンへ燃料を供給する吸入パイプ等が配置され
る主室と、燃料が主室へ移送される副室とに隔成された
燃料タンクの燃料移送装置であって、副室から主室に燃
料を移送する移送パイプの吸い込み側端部を副室の底部
近傍に配置すると共に、該吸い込み側端部に、上下方向
に複数個の開口部を有し、燃料液面の低下に伴って、液
中で且つ液面に最も近い開口部から燃料を吸い込めるよ
う開口部を選択開閉する目詰まり防止手段を設けたこと
を特徴としている。
【0009】請求項2の発明にあっては、請求項1に記
載の前記目詰まり防止手段は、上下方向に複数個の開口
部を備えた筒状のケースと、燃料の液面の低下に伴って
前記開口部を上方から順次閉塞するフロート部材とから
構成されていることを特徴としている。
【0010】請求項3の発明にあっては、請求項1また
は請求項2に記載の前記目詰まり防止手段は、上方から
下方に向かって小径となる複数段に有段形成された筒状
のケースと、該ケースに内に配置され、前記ケースの各
径に併せて形成されたフロート部材とから成ることを特
徴としている。
【0011】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、副室か
ら主室に燃料を移送する移送パイプの吸い込み側端部を
副室の底部近傍に配置すると共に、該吸い込み側端部
に、上下方向に複数個の開口部を有し、燃料液面の低下
に伴って、液中で且つ液面最も近い開口部から燃料を吸
い込めるよう開口部を選択開閉する目詰まり防止手段を
設けてあるため、ディーゼル機関に用いてあっても、外
気等の影響により燃料の温度が低下して副室の底部近傍
にパラフィン等が沈殿,滞留して、吸い込み抵抗が高く
なった場合でも、上下方向に複数個設けた開口部のう
ち、液中で且つ液面に最も近い開口部より燃料を吸い込
むことができるので、吸入抵抗を低減させることがで
き、燃料の無効残量を低減することができる。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加えて、前記目詰まり防止手段は、上下方向に
複数個の開口部を備えた筒状のケースと、燃料の液面の
低下に伴って前記開口部を上方から順次閉塞するフロー
ト部材とから構成されているため、燃料消費による燃料
液面の低下により、空気中に出現する開口部から流入抵
抗の低い空気を吸い込むことを防止することができるの
で、燃料の無効残量をより低減することができる。
【0013】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
または請求項2の効果に加えて、前記目詰まり防止手段
は、上方から下方に向かって小径となる複数段に有段形
成された筒状のケースと、該ケースに内に配置され、前
記ケースの各径に併せて形成されたフロート部材とから
構成されているため、簡単な構造でもって燃料消費によ
る液面の低下により、空気中に出現する開口部から流入
抵抗の低い空気を吸い込むことを防止し、効率よく燃料
を吸入し移送することができるので、燃料の無効残量を
より低減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した燃料タン
クの燃料移送装置の一実施形態を図面と共に詳述する。
【0015】図1は燃料移送システムの説明図を示して
いる。また、図2は本発明の要部である目詰まり防止手
段を示す側面図、図3は斜視図、図4は図2の断面図、
図5はフロートの説明図であり、図6〜9は本発明の目
詰まり防止手段の動作を示す説明図である。
【0016】1はディーゼル機関に用いられる燃料タン
ク本体を示しており、該燃料タンク本体1は車載時に周
辺の車体部品との干渉を回避するために、その底部の略
中央部に内側に向けて膨出させたいわゆる鞍型に形成し
てある。これにより、燃料タンク本体1の略下半部に主
室2と副室3とが隔成されている。主室2内には、図外
のエンジンに燃料を供給するフューエルパイプ(吸入パ
イプ)4が設けられ、その下端にはフューエルポンプ5
が配置してある。
【0017】6は燃料タンク本体1内に突出配置され、
エンジンからの余剰燃料を燃料タンク本体1内に戻すリ
ターンパイプであり、該リターンパイプ6の端部にはチ
ャンバ7が設けられている。該チャンバ7にはリターン
パイプ6と共に、副室3内の燃料を主室2側へ移送する
移送パイプ8の一端が設けてあり、本実施形態では、エ
ンジンからの余剰燃料が主室2へ噴出する力を利用した
ジェットポンプ効果により、移送パイプ8を介して副室
3内の燃料を主室2側へ移送し、チャンバ7の下端9か
ら余剰燃料と共に主室2内に噴出するようにしている。
【0018】10は、副室3内に設けられた移送パイプ
8の他端である吸い込み口側端部に設けた目詰まり防止
手段を示している。該目詰まり防止手段10は、上下方
向に複数個の開口部11を備え、燃料液面の低下に伴っ
て、液中で且つ液面に最も近い開口部から燃料が吸い込
めるよう前記開口部11を選択開閉するようになってい
る。
【0019】具体的には、前記目詰まり防止手段10
は、図4に示すように上下方向に複数の開口部11を備
えた円筒状のケース12と、燃料の液面の低下に伴って
前記開口部11を上方から順次閉塞するフロート部材1
3とから構成されており、その上面には移送パイプ8の
吸い込み口側端部に接続する接続部19が形成してあ
る。
【0020】特にこの実施形態では、前記ケース12は
上方から下方に向かって4段に有段形成されると共に、
各々の段差部に対応してその側壁部12a,12b,1
2c,12dに開口部11a,11b,11c,11d
が形成されている。
【0021】また、前記フロート部材13は前記ケース
12の各段差部の径に併せて形成されたフロート部材1
3a,13b,13cが、ケース本体12内に配置され
ている。
【0022】14は、ケース12の底壁部の取付部15
に設けられ、前記フロート部材13を上方に付勢するス
プリングで、該スプリング14は最下層のフロート部材
13cの下面に設けた凸部16に係合するようにして設
けてある。
【0023】ここで、前記フロート部材13の具体的形
状を、最下部のフロート部材13cを例にとって説明す
る。フロート部材13は、図5に示すように周縁部17
(17c)を備えた略断面略凹状の円盤状に形成されて
おり、そして頂部には燃料を流通する孔部18(18
c)を備えている。
【0024】以下、図6〜9と共に、目詰まり防止装置
10の動作を説明する。なお、図6〜9の鎖線A〜Dは
図1の鎖線A〜Dに相当しており、燃料液面の位置を示
している。
【0025】図6に示すように、副室3内の燃料の液面
が目詰まり防止装置10の開口部11aよりも上方にあ
るとき(液面位置:鎖線A、ケース12全体が燃料液面
下にある場合も含む)は、フロート部材13は何れもフ
ロート部材13自身の浮力と付勢部材14の付勢力によ
ってケース12の上面側に格納された状態となる。
【0026】このとき、燃料はケース12の側壁部12
a,12b,12c,12dに設けた開口部11a,1
1b,11c,11dから吸い込まれ、孔部18a,1
8b,18cおよび接続部19を通り、移送パイプ8を
介して主室2側へ送られる。
【0027】従って、外気温の影響等により軽油燃料の
温度が低下して、燃料中にパラフィン等の成分が析出し
たとしても、前述したようにこれらパラフィン等の析出
物は軽油よりも比重が重いため、燃料タンクの底部に沈
殿し、溜まっているので、下方の開口部11d等がその
影響を受けて吸入抵抗が大きくなったとしても、上方に
開口した開口部、特に液中で且つ液面に最も近い開口部
11aから燃料を吸い込むことができる。
【0028】次に図7に示すように、副室3内の燃料の
液面が目詰まり防止装置10の開口部11aよりも下方
で、かつ、開口部11bよりも上方にあるとき(液面位
置:鎖線B)を説明する。
【0029】フロート部材13は何れもフロート部材1
3の自重により図6の状態よりも下方に移動する。フロ
ート部材13aは段差部20aに支持され所定位置に納
まり、残りのフロート部材13b,13cは付勢部材1
4の付勢力によりフロート部材13aの凹部内に格納さ
れた状態となる。
【0030】こうして、開口部11aはフロート部材1
3aの周縁部17aによって閉塞されるので、このとき
燃料はケース12の側壁部12b,12c,12dに設
けた開口部11b,11c,11dから吸い込まれ、孔
部18a,18b,18cおよび接続部19を通り、移
送パイプ8を介して主室2側へ送られる。
【0031】従って、前述のように燃料中にパラフィン
等の成分が析出していたとしても、上方に開口した開口
部、特に液中で且つ液面に最も近い開口部11bから燃
料を吸い込むことができるのに加え、空気中に露出した
開口部11aを塞ぎ、吸入抵抗の低い空気を吸い込むこ
とを防止して効率よく燃料を吸い込むことができる。
【0032】次に図8に示すように、副室3内の燃料の
液面が目詰まり防止装置10の開口部11bよりも下方
で、かつ、開口部11cよりも上方にあるとき(液面位
置:鎖線C)を説明する。
【0033】フロート部材13b,13cは、その自重
により図7の状態よりもさらに下方に移動する。フロー
ト部材13aと同様に、フロート部材13bも段差部2
0bに支持され所定位置に納まり、フロート部材13c
だけが付勢部材14の付勢力によってフロート部材13
bの凹部内に格納された状態となる。
【0034】こうして、開口部11aに加え、開口部1
1bもフロート部材13bの周縁部17bによって閉塞
されるので、このとき燃料はケース12の側壁部12
c,12dに設けた開口部11c,11dから吸い込ま
れ、孔部18a,18b,18cおよび接続部19を通
り、移送パイプ8を介して主室2側へ送られる。
【0035】従って、前述のように燃料中にパラフィン
等の成分が析出していたとしても、上方に開口した開口
部、特に液中で且つ液面に最も近い開口部11cから燃
料を吸い込むことができるのに加え、空気中に露出した
開口部11a,11bを塞ぎ、吸入抵抗の低い空気を吸
い込むことを防止して効率よく燃料を吸い込むことがで
きる。
【0036】そして最後に、図9に示すように、副室3
内の燃料の液面が目詰まり防止装置10の開口部11c
よりも下方で、かつ、開口部11dよりも上方にあると
き(液面位置:鎖線D)を説明する。
【0037】フロート部材13cは、その自重により図
8の状態よりもさらに下方に移動し、フロート部材13
a,13bと同様に、段差部20cに支持され所定位置
に納まった状態となる。
【0038】こうして、開口部11a,11bと同様
に、開口部11cもフロート部材13cの周縁部17c
によって閉塞されるので、このとき燃料はケース12の
側壁部12dに設けた開口部11dからのみ吸い込ま
れ、孔部18a,18b,18cおよび接続部19を通
り、移送パイプ8を介して主室2側へ送られる。
【0039】従って、空気中に露出した開口部11a,
11b,11cを塞ぎ、吸入抵抗の低い空気を吸い込む
ことを防止して効率よく燃料を吸い込むことができる。
【0040】以上の実施形態の構造によれば、副室3か
ら主室2に燃料を移送する移送パイプ8の吸い込み側端
部を副室3の底部近傍に配置すると共に、該吸い込み側
端部に、上下方向に4個の開口部11(11a,11
b,11c,11d)を有し、燃料液面の低下(液面位
置:鎖線A〜D)に伴って、液中で且つ液面に最も近い
開口部から燃料が吸い込めるよう開口部を選択開閉する
目詰まり防止手段10を設けてあるため、ディーゼル機
関に用いて、外気等の影響により燃料の温度が低下して
副室3の底部近傍にパラフィン等が沈殿,滞留して、吸
い込み抵抗が高くなった場合でも、上下方向に複数個設
けた上方の開口部、特に液中で且つ液面に最も近い開口
部から燃料を吸い込むことができるので、吸入抵抗を低
減することができ、燃料の無効残量を低減することがで
きる。
【0041】特にこの実施形態によれば、前記効果に加
えて、目詰まり防止手段10は、上下方向に4個の開口
部11a,11b,11c,11dを備えた筒状のケー
ス12と、燃料の液面の低下に伴って前記開口部11を
上方から順次閉塞するフロート部材13(13a,13
b,13c)とから構成されているため、燃料消費によ
る燃料液面の低下により、空気中に出現する上方の開口
部(例えば開口部11a)から流入抵抗の低い空気を吸
い込むことを防止し、効率よく燃料を吸入することがで
きるので、燃料の無効残量をより低減することができ
る。
【0042】また、前記目詰まり防止手段10は、上方
から下方に向かって小径となる4段に有段形成された円
筒状のケース12と、該ケース12に内に配置され、前
記ケース12の各径に併せて形成されたフロート部材1
3(13a,13b,13c)とから構成されているた
め、簡単な構造で前記効果を達成することができる。
【0043】なお、前述の実施形態では、目詰まり防止
手段10のケース12に上下方向に4個の開口部11
(11a,11b,11c,11d)を設けたものを例
にとって説明したが、これに限るものではなく、開口部
の数や開口部の間の距離は無効残量に関与する重要な要
素なので、燃料タンクの形状等も考慮の上、十分検討し
た上で設定されるものである。
【0044】また、目詰まり防止手段10として、ケー
ス12内にフロート部材13を配置した例を示している
が、フロート部材13がケース12の外周側に設けられ
ていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料移送システムを示す説明図。
【図2】本発明の要部である目詰まり防止手段を示す側
面図。
【図3】本発明の要部である目詰まり防止手段を示す斜
視図。
【図4】図2のX−X断面図である。
【図5】フロート部材の説明図。(a)断面図。(b)
斜視図。
【図6】目詰まり防止手段の動作を示す図4相当の断面
説明図(その1)。
【図7】目詰まり防止手段の動作を示す図4相当の断面
説明図(その2)。
【図8】目詰まり防止手段の動作を示す図4相当の断面
説明図(その3)。
【図9】目詰まり防止手段の動作を示す図4相当の断面
説明図(その4)。
【符号の説明】
1 燃料タンク本体(燃料タンク) 2 主室 3 副室 4 フューエルパイプ(吸入パイプ) 8 移送パイプ 10 目詰まり防止手段 11 開口部 12 ケース 13 フロート部材 14 付勢部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンへ燃料を供給する吸入パイプ等
    が配置される主室と、燃料が主室へ移送される副室とに
    隔成された燃料タンクの燃料移送装置であって、 副室から主室に燃料を移送する移送パイプの吸い込み側
    端部を副室の底部近傍に配置すると共に、該吸い込み側
    端部に、上下方向に複数個の開口部を有し、燃料液面の
    低下に伴って、液中で且つ液面に最も近い開口部から燃
    料が吸い込めるよう開口部を選択開閉する目詰まり防止
    手段を設けたことを特徴とする燃料タンクの燃料移送装
    置。
  2. 【請求項2】 前記目詰まり防止手段は、上下方向に複
    数個の開口部を備えた筒状のケースと、燃料の液面の低
    下に伴って前記開口部を上方から順次閉塞するフロート
    部材とから構成されていることを特徴とする請求項1に
    記載の燃料タンクの燃料移送装置。
  3. 【請求項3】 前記目詰まり防止手段は、上方から下方
    に向かって小径となる複数段に有段形成された筒状のケ
    ースと、該ケースに内に配置され、前記ケースの各径に
    併せて形成されたフロート部材とから成ることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の燃料タンクの燃料
    移送装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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