JP2002326886A - 固形肥料 - Google Patents

固形肥料

Info

Publication number
JP2002326886A
JP2002326886A JP2001136385A JP2001136385A JP2002326886A JP 2002326886 A JP2002326886 A JP 2002326886A JP 2001136385 A JP2001136385 A JP 2001136385A JP 2001136385 A JP2001136385 A JP 2001136385A JP 2002326886 A JP2002326886 A JP 2002326886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fertilizer
solid
fatty acid
oil cake
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001136385A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichiro Nogami
竜一郎 野上
Harukuni Kita
陽都 北
Kenichi Mizushima
健一 水島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J Oil Mills Inc
Original Assignee
Yoshihara Oil Mill Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshihara Oil Mill Ltd filed Critical Yoshihara Oil Mill Ltd
Priority to JP2001136385A priority Critical patent/JP2002326886A/ja
Publication of JP2002326886A publication Critical patent/JP2002326886A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 植物性油粕を主体とする場合であっても、良
好な成形性が得られる固形肥料を提供することを第1の
課題とする。また、植物性油粕を主体とする場合であっ
ても、成形用金型に対して良好な離型性が得られる固形
肥料を提供することを第2の課題とする。さらに、植物
性油粕を主体とする場合であっても、良好な成形性が得
られ、かつ成形用金型に対して良好な離型性が得られる
固形肥料を提供することを第3の課題とする。 【解決手段】 肥料組成物として有機質肥料に加えて多
価アルコールを配合することにより、第1の課題を解決
する。また、肥料組成物として有機質肥料に加えて脂肪
酸エステルを配合することにより、第2の課題を解決す
る。さらに、肥料組成物として有機質肥料に加えて多価
アルコールと脂肪酸エステルを配合することにより、第
3の課題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固形肥料に関し、
特に植物性油粕を主体とする固形肥料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から油粕、骨粉、米ヌカ等の有機質
肥料成分の有効活用を図るため、具体的にはこれらに含
まれる肥料成分を相互に補完して肥料効果を高めるた
め、これらの一種又は二種以上を成分として含む有機質
肥料の開発が行われている。また、有機質肥料の形態に
ついては、施肥の目的により粉末タイプ、液状タイプお
よび固形タイプが開発されている。特に固形肥料は、施
肥の省力化を図ることを主な目的として開発が行われて
いる。そして固形肥料の形態としては、例えば棒状に成
形された肥料が開示されており(特開平10-25182号公
報)、また有機質肥料の遅効性を改善するため、有機質
肥料を円柱棒状に成形し、軸方向に貫通孔を設ける技術
が開示されている(特開平10-167870号公報)。また、
商品としては、大豆油粕を主体にした棒状肥料が販売さ
れている(吉原製油(株)製、商品名;有棒くん)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した大豆
油粕は、一般に大豆の産地や大豆油粕の製造工程におけ
る熱履歴の違いにより、加工適性のばらつきが大きい。
このため大豆油粕を主体とする肥料組成物は、成形用金
型を用いて成形した場合、成形性(成形サイクル、歩留
まり)や成形品の金型からの離型性に大きなばらつきが
あり、安定した生産が困難であった。また、大豆油粕以
外の植物性油粕(菜種油粕、亜麻仁油粕、胡麻油粕)に
ついては、さらに加工適性が低く、一定の形態に成形す
ること自体が困難であった。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、第1の目的は、植物性油粕を主体とする場合
であっても、良好な成形性が得られる固形肥料を提供す
ることである。本発明の第2の目的は、植物性油粕を主
体とする場合であっても、成形用金型に対して良好な離
型性が得られる固形肥料を提供することである。本発明
の第3の目的は、植物性油粕を主体とする場合であって
も、良好な成形性が得られ、かつ成形用金型に対して良
好な離型性が得られる固形肥料を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の固形肥料は、多価アルコールと有機質肥料
を少なくとも含む肥料組成物が成形されてなることを特
徴とする。この肥料組成物に配合される多価アルコール
は、肥料組成物を可塑化する作用を奏するため、成形性
が向上する。
【0006】また、本発明の固形肥料は、脂肪酸エステ
ルと有機質肥料を少なくとも含む肥料組成物が成形され
てなることを特徴とする。この肥料組成物に配合される
脂肪酸エステルは、肥料組成物を成形加工する際に、製
造された固形肥料が成形用金型に粘着するのを防止する
作用を奏するため、固形肥料の生産性が向上する。
【0007】また、本発明の固形肥料は、多価アルコー
ルと脂肪酸エステルと有機質肥料とを少なくとも含む肥
料組成物が成形されてなることを特徴とする。この肥料
組成物には、多価アルコールと脂肪酸エステルが配合さ
れているので、かかる肥料組成物は上記2つの作用を同
時に奏するため、固形肥料の生産安定性が格段に向上す
る。
【0008】また、本発明の固形肥料の成分や肥料効果
の緩急をコントロールするため、前記肥料組成物に対し
て化学肥料や複合肥料が含まれるようにすると好まし
い。また、上記の多価アルコールとしては、グリセリ
ン、プロピレングリコール、グルコース、フルクトー
ス、ソルビトール、マルトース、マルチトールからなる
群より選ばれる一種又は二種以上の化合物が好適に使用
できる。
【0009】また、上記の脂肪酸エステルとしては、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、
ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル
からなる群より選ばれる一種又は二種以上の化合物が好
適に使用できる。
【0010】また、上記の有機質肥料としては、植物性
油粕、骨粉、骨炭粉、副産動物質肥料、米ヌカからなる
群より選ばれる一種又は二種以上の成分が好適に使用で
きる。この植物性油粕としては、大豆油粕、菜種油粕、
亜麻仁油粕、胡麻油粕からなる群より選ばれる一種又は
二種以上の油粕が好適に使用できる。
【0011】また、本発明の固形肥料は、肥料効果また
は土壌改良効果の点を考慮して、植物性油粕を主体とす
ることが好ましく、具体的には肥料組成物全体の少なく
とも30重量%以上であることが好ましい。
【0012】また、上記の複合肥料の具体例としては、
窒素質肥料、りん酸質肥料、加里質肥料、有機質肥料、
石灰質肥料、苦土肥料、マンガン質肥料、ほう素質肥
料、化成肥料、配合肥料から選ばれる二種以上を挙げる
ことができる。
【0013】また、本発明の固形肥料は、前記肥料組成
物を、射出成形、押出成形、トランスファー成形、圧縮
成形のいずれかの成形法で成形することが好ましい。ま
た、本発明の固形肥料は、前記肥料組成物を棒状または
板状に成形することが好ましい。また、本発明の固形肥
料は、特に家庭園芸用に用いることが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の固形肥料について
説明する。本発明の固形肥料は、有機質肥料を必須の構
成要素とし、目的に応じて多価アルコール、脂肪酸エス
テル、化学肥料、複合肥料等が適宜混合され、混合によ
り生じる肥料組成物を成形機と成形用金型を用いて成形
加工して固体状の肥料としたものである。
【0015】固形肥料を構成する有機質肥料は、土中に
埋め込んだときに、微生物の働きにより肥料成分に分解
されて植物に吸収される働きを有するものである。本発
明においては植物性油粕、骨粉、骨炭粉、副産動物質肥
料、米ヌカが好適に使用でき、これらは単独で又は2種
以上を組み合わせて使用できる。2種以上の組み合わせ
は特に限定されないが、検討によると植物性油粕、骨
粉、骨炭粉および副産動物質肥料を組み合わせると肥料
効果が比較的高くなり好ましい。なお、上記の副産動物
質肥料とは、食品工業、繊維工業、ゼラチン工業又はな
めし皮製造業おいて副産されたものであって、動物質の
原料に由来するものをいう。副産動物質肥料の構成成分
としては、ニカワ、ゼラチン(およびその抽出かす)な
どが挙げられる。また、上記植物性油粕としては、例え
ば大豆油粕、菜種油粕、亜麻仁油粕、胡麻油粕が好適に
使用できる。さらに、これらは単独で又は2種以上を組
み合わせて使用することもできる。
【0016】固形肥料を構成する多価アルコールは、上
記有機質肥料と混合して得られる肥料組成物を可塑化す
る作用を奏するものである。ここで、可塑化とは、一般
に高分子に可塑性を与えてガラス転移点を低下させるこ
とをいい、このような機能を有する物質を可塑剤とい
う。可塑剤は、一般に高分子を柔軟化させる目的で使用
される。本発明において肥料組成物は、金型のキャビテ
ィに入れられ、熱、圧力などを加えて一定の形態に成形
される。多価アルコールの配合により可塑化された肥料
組成物は、固形肥料の成形性が向上する。具体的には、
成形サイクルの短縮化および製品歩留まりの向上を図る
ことができ、固形肥料を低コスト、かつ大量に安定生産
することが可能になる。なお、多価アルコールは、肥料
組成物を成形するときに、上記の効果を発揮させたい場
合、必要に応じて配合されるものである。
【0017】本発明に用いることができる多価アルコー
ルとしては、上記の作用を奏する限り特に制限されない
が、グリセリン、グルコース、ソルビトール、マルトー
ス、マルチトールなどの糖類の単糖類または二糖類に分
類される多価アルコールが好適である。また、これらは
一種又は二種以上用いることもできる。これらの中では
特にグリセリンが室温で液状の状態をとることもあって
好適に使用することができる。
【0018】固形肥料を構成する脂肪酸エステルは、上
記肥料組成物を成形加工する際に、製造された固形肥料
が成形用金型に粘着するのを防止する作用を奏するもの
である。脂肪酸エステルの成形用金型に対する離型剤と
しての機能により、固形肥料の生産性が向上する。な
お、脂肪酸エステルは、肥料組成物を成形するときに、
上記の効果を発揮させたい場合、必要に応じて配合され
るものである。本発明に用いることができる脂肪酸エス
テルとしては、上記の機能を有する限り特に制限されな
いが、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エ
ステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸
エステルなどの脂肪酸系の非イオン性界面活性剤に分類
される化合物が好適である。また、これらは一種又は二
種以上用いることもできる。検討した結果、これらの中
でもソルビタン脂肪酸エステルが特に好適である。
【0019】本発明に用いることができる化学肥料およ
び複合肥料は、一般の無機系の化学肥料および複合肥料
であり、固形肥料の成分や肥料効果の緩急をコントロー
ルするため、必要に応じて添加されるものである。上記
の化学肥料および複合肥料は窒素質肥料、りん酸質肥
料、加里質肥料、有機質肥料、石灰質肥料、苦土肥料、
マンガン質肥料、ほう素質肥料、化成肥料、配合肥料か
ら選ばれる二種以上を配合した肥料である。検討による
と、これらの中でも窒素質肥料、りん酸質肥料及び加里
質肥料が含まれる複合肥料が好適に使用できる。また、
複合肥料は配合肥料でも化成肥料でもどちらでも好適に
使用できる。
【0020】上記の固形肥料を構成する各成分は、混合
されて肥料組成物に調製される。次いで調製された肥料
組成物は、熱、圧力などが加えられて軟化され、各種の
成形法により成型加工されて一定の形態を有する固形肥
料が製造される。
【0021】ここで、本発明の固形肥料を構成する各成
分は、有機質肥料を必須の構成要素とするものである
が、多価アルコール、脂肪酸エステルおよび化学肥料、
複合肥料は、目的に応じて混合される付随的構成要素で
ある。具体的には、(1)成形サイクルの短縮化および
製品歩留まりを向上させた固形肥料を得たい場合には、
有機質肥料に加えて多価アルコールを混合すればよい。
また、(2)成形加工の際に、製造された固形肥料が成
形用金型に粘着するのを防止できる固形肥料を得たい場
合には、有機質肥料に加えて脂肪酸エステルを混合すれ
ばよい。さらに、(3)前者(1)および後者(2)の
目的を同時に達成できる固形肥料を得たい場合には、有
機質肥料に加えて、多価アルコールおよび脂肪酸エステ
ルを混合すればよい。そして上記(1)〜(3)の目的
に加えて、(4)固形肥料の成分および肥料効果の緩急
をコントロールしたい場合は、上記(1)〜(3)の肥
料成分に加えて更に化学肥料や複合肥料を混合すればよ
い。
【0022】本発明を構成する固形肥料の各成分は、ま
ず上記の肥料構成成分を混合することにより肥料組成物
に調製される。肥料組成物の配合割合については特に制
限はなく、肥料構成成分を任意に配合すればよいが、肥
料効果または土壌改良効果の大きさ・持続性を考慮して
有機質肥料を主体とすることが好ましい。具体的には、
有機質肥料が肥料組成物全体の少なくとも50重量%以
上含有されることが好ましく、60重量%以上含有され
ることがより好ましく、70重量%以上含有されること
が特に好ましい。また、有機質肥料の中では、植物性油
粕を主体とすることが好ましい。具体的には、植物性油
粕が肥料組成物全体の少なくとも30重量%以上含有さ
れることが好ましく、40重量%以上含有されることが
より好ましく、50重量%以上含有されることが特に好
ましい。また、多価アルコールを配合する場合、肥料組
成物全体に対する配合割合は特に制限されないが、肥料
組成物全体に対して1〜20重量%の範囲で配合すれば
本発明の効果を十分奏することができ好ましい。また、
脂肪酸エステルを配合する場合、肥料組成物全体に対す
る配合割合は特に制限されないが、肥料組成物全体に対
して1〜10重量%の範囲で配合すれば本発明の効果を
十分奏することができ好ましい。また、化学肥料や複合
肥料を配合する場合、肥料組成物全体に対する配合割合
は特に制限されない。化学肥料や複合肥料は有機質肥料
の成分や肥料効果の緩急をコントロールするため、必要
に応じて配合されるものであり、特定の成分を高めたり
肥料効果を速く発揮させたい場合は化学肥料や複合肥料
の配合量を増やせばよい。一方、それらを要求しない場
合は、化学肥料や複合肥料を配合することを要せず、目
的に応じて配合量を決めることができる。
【0023】肥料組成物を構成する各成分の混合は、本
分野で通常使われる混合機であれば特に制限されず、例
えばミキシングロール、バンバリーミキサー、タンブラ
ー、リボンブレンダー等の混合機を挙げることができ
る。
【0024】このように調製された肥料組成物は、続い
て成形加工に供される。成形加工法は、本発明の固形肥
料を一定の形態に成形できるものであれば特に制限され
ないが、検討によると射出成形、押出成形、トランスフ
ァー成形、圧縮成形が好適である。また、小サイズの成
形品を得る場合、上記の中でも特に射出成形が好まし
い。肥料組成物を成形加工する方法については、上記の
各種成形法で一般的に採用される方法を用いることがで
きるが、例えば射出成形を例に挙げて以下に説明する。
まず事前に混合された肥料組成物が、加熱筒、ホッパー
及び水冷式金型を備えた射出成形機のホッパーに投入さ
れ、加熱筒内に移送される。次いで加熱筒内に移送され
た肥料組成物は、加熱筒内部に備え付けられたスクリュ
ーの回転により混練され、同時に加熱筒内で熱・圧力を
加えられて可塑化される。次いで可塑化した肥料組成物
は、上記スクリューにより加熱筒先端部に押し出され、
加熱筒端部のノズルを通過して、水冷式金型の中に射出
される。次いで射出された肥料組成物は、水冷式金型内
で冷却固化されて、一定形状に成形加工された固形肥料
が製造される。ここで、熱、圧力、冷却、スクリュー回
転数等の成形条件は、肥料組成物の量、肥料構成成分の
種類などに応じて適宜設計することができる。
【0025】このようにして成形加工された固形肥料
は、乾燥した硬い成形物として構成される。特に本発明
においては、肥料構成成分として、有機質肥料に対して
多価アルコール及び/又は脂肪酸エステルを配合するこ
とにより、製造時の成形性が向上するとともに、従来成
形自体が困難であった大豆油粕以外の植物性油粕(菜種
油粕、亜麻仁油粕、胡麻油粕)を主体とする場合でも一
定の形態に成形加工することができるようになるという
特徴を有する。
【0026】本発明の固形肥料の形態は、一定の形態を
有すれば特に制限されないが、取り扱いの簡便性等を考
慮すると、棒状または板状に成形されることが好まし
い。棒状の形態とする場合、断面形状は特に制限されな
いが、一方の先端部をテーパ状に加工して尖らせると土
の中に肥料を差込み易くなり、取り扱い性が向上して好
ましい。
【0027】本発明によれば、サイズの小さいもの(棒
状の形態の場合、長さ10cm未満、断面径1cm未満)から
大きいもの(棒状の形態の場合、長さ数m、断面径50cm
以上)まで容易に成形できるので、固形肥料の大きさ
は、施肥する植物の大きさにより任意の大きさとすれば
よい。
【0028】本発明の固形肥料の用途は特に制限される
ものではないが、特に上記の小さいサイズで棒状の形態
を用いると、プランター、植木鉢等に埋め込む場合で
も、場所をとらないので家庭園芸用として好適に使用す
ることができる。
【0029】なお、本発明の固形肥料に対しては、着色
材、染料、顔料、紫外線防止剤、帯電防止剤等を本発明
の目的を損なわない範囲で適宜配合することができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳しく説明
するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定され
るものではない。なお、以下の実施例および比較例にお
いて、「部」とは特に説明がない限り「重量部」を意味
する。有機質肥料、多価アルコール、脂肪酸エステル、
化学肥料および複合肥料の各成分を後表1〜4に記載の
割合でリボンミキサーを用いて各成分が均一に分散する
ように混合し、肥料組成物とした。得られた肥料組成物
は、射出成形により成形加工し、棒状の固形肥料を製造
した。具体的には、上記の肥料組成物を、加熱筒、ホッ
パー及び水冷式金型を備えた射出成形機のホッパーに投
入し、加熱筒内に移送した。次いでこの加熱筒内に移送
された肥料組成物を、加熱筒内部に備え付けられたスク
リューにより混練し、同時に加熱筒内で130〜140℃の
熱、圧力を加えて可塑化した。次いで可塑化した肥料組
成物を水冷式金型の中に射出した。次いで射出した肥料
組成物を、前記金型内で約1分間冷却した。この冷却に
より金型内に射出された肥料組成物は固化された。最後
に金型可動部を開けて棒状に成形された固形肥料を取り
出した。
【0031】上記の操作を1ショットとして、連続して
約1時間固形肥料を製造し、生産安定性を評価した。各
肥料組成物の生産安定性は、成形性(成形サイクル及び
平均歩留まり)、金型からの成形品の離型性、バリ(不
要部分)の発生状況、及び固形肥料の異臭を評価項目と
して以下の基準により評価した。 [成形性] ◎・・・・・成形サイクル(1ショット)あたりの平均
所要時間が1分未満かつ平均歩留まり90%以上。 ○・・・・・成形サイクル(1ショット)あたりの平均
所要時間が1分以上または平均歩留まり80〜90%。 △・・・・・成形サイクル(1ショット)あたりの平均
所要時間が1分以上かつ平均歩留まり80〜90%。 [離型性] ◎・・・・・離型性かなり良好。 ○・・・・・離型性良好。 △・・・・・離型性普通。 [バリの発生状況] ◎・・・・・ほとんどなし。 ○・・・・・少量発生。 △・・・・・少量より少し多く発生。 [固形肥料の異臭] A・・・・・全く発生しない。 B・・・・・原料の植物性油粕のロット(産地や熱履
歴)によっては焦げ臭が発生する。 C・・・・・激しい焦げ臭が発生する。 加熱筒内で肥料組成物の可塑化が不十分な場合、製造さ
れた固形肥料は独特の焦げ臭が発生する。加熱筒内はヒ
ーターとサーモスタットで適温(130〜140℃)に保たれ
ており、肥料組成物がこの温度条件で十分可塑化された
場合、成形品には異臭が全く発生せず、品質的にも優れ
たものとなる(評価A)。しかし、上記の温度条件で可
塑化が不十分な場合、スクリューで無理やり混練すると
摩擦により肥料組成物自らが発熱し、145℃を超えるあ
たりから独特の焦げ臭を発生し、製品の品質に悪影響を
及ぼす(評価B)。さらに150℃に近づくと、肥料組成
物の熱分解が始まり、水蒸気を含んだ分解ガスが発生し
始め、正常な成形ができなくなる。この状態で無理に射
出成形して金型を開けると、激しい焦げ臭を伴った製品
ができる(評価C)。評価Cの製品は不良品となる。
【0032】(実施例1〜12)肥料組成物の構成成分
として、有機質肥料、多価アルコール及び化学肥料、複
合肥料を使用した。有機質肥料としては、大豆油粕、菜
種油粕、亜麻仁油粕、胡麻油粕の何れか一つと、骨粉及
び副産動物質肥料の混合物を使用した。多価アルコール
としてはグリセリンを使用し、化学肥料としては塩化カ
リウム、硫酸苦土を使用し、複合肥料としては第一リン
酸カリウムを使用した。結果を表1に示した。 (実施例13〜24)実施例1〜12の多価アルコール
に代えて脂肪酸エステルを使用した以外は実施例1〜1
2と同じ配合割合の肥料組成物を使用した。なお、脂肪
酸エステルとしてはソルビタン脂肪酸エステルを使用し
た。結果を表2に示した。 (実施例25〜36)肥料組成物の構成成分として、有
機質肥料、多価アルコール、脂肪酸エステル及び化学肥
料、複合肥料を使用した。結果を表3に示した。 (比較例1〜12)肥料組成物の構成成分として、有機
質肥料、化学肥料及び複合肥料を使用した。結果を表4
に示した。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】表1の実施例1〜3と表4の比較例1〜3
の結果から、肥料組成物として多価アルコールであるグ
リセリンが配合されることにより、成形性(成形サイク
ル、歩留まり)が従来よりも向上し、また異臭の発生も
防止できることが分かる。また、表1の実施例4〜12
と表4の比較例4〜12の結果から、肥料組成物として
多価アルコールであるグリセリンが配合されることによ
り、従来成形自体が困難であった大豆油粕以外の植物性
油粕を主体とする肥料組成物であっても、安定して成形
加工できることが分かる。
【0038】表2の実施例13〜15と表4の比較例1
〜3の結果から、肥料組成物として脂肪酸エステルが配
合されることにより、成形品の金型に対する離型性が従
来より向上することが分かる。また、表2の実施例16
〜24の結果から、脂肪酸エステルによる離型性改善効
果は、大豆油粕以外の植物性油粕を主体とする肥料組成
物であっても同様に発揮されることが分かる。
【0039】表1〜表3の結果から、肥料組成物として
多価アルコールと脂肪酸エステルが配合されることによ
り、成形安定性と離型性が同時に改善されることが分か
る。従って、本発明の固形肥料は、肥料組成物として有
機質肥料に加えて、多価アルコールと脂肪酸エステルを
混合することにより生産安定性が最も大きくなることが
確認された。
【0040】
【発明の効果】本発明の固形肥料は、以上説明したよう
に構成されているので、以下に記載される効果を有す
る。
【0041】肥料組成物として有機質肥料に加えて多価
アルコールが配合されることにより、植物性油粕を主体
とする肥料組成物が可塑化され、肥料組成物の成形性が
向上する。
【0042】また、肥料組成物として有機質肥料に加え
て脂肪酸エステルが配合されることにより、植物性油粕
を主体とする肥料組成物を成形加工する際に、製造され
た固形肥料が成形用金型に粘着するのを防止することが
でき、固形肥料の生産性が向上する。
【0043】さらに、肥料組成物として有機質肥料に加
えて多価アルコールと脂肪酸エステルが配合されること
により、植物性油粕を主体とする肥料組成物であっても
上記2つの作用を同時に奏し、固形肥料の生産安定性が
格段に向上する。
【0044】また、上記肥料組成物に対して化学肥料や
複合肥料が含まれることにより、固形肥料の成分や肥料
効果の緩急が容易にコントロールできる。
【0045】また、上記の多価アルコールとして、グリ
セリン、プロピレングリコール、グルコース、フルクト
ース、ソルビトール、マルトース、マルチトールからな
る群より選ばれる一種又は二種以上の化合物を用いるこ
とにより本発明の固形肥料の生産性がより向上する。
【0046】また、上記の脂肪酸エステルとして、ソル
ビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポ
リグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルか
らなる群より選ばれる一種又は二種以上の化合物を用い
ることにより、肥料組成物を成形加工する際に、製造さ
れた固形肥料が成形用金型に粘着するのを効率的に防止
することができ、本発明の固形肥料の生産性がより向上
する。
【0047】また、上記の有機質肥料として、植物性油
粕、骨粉、骨炭粉、副産動物質肥料、米ヌカからなる群
より選ばれる一種又は二種以上の成分を使用することに
より、これらの有機質肥料の有効活用を図ることができ
る。さらに、上記植物性油粕として、大豆油粕、菜種油
粕、亜麻仁油粕、胡麻油粕からなる群より選ばれる一種
又は二種以上の油粕を好適に用いることができ、従来成
形加工自体が非常に困難であった大豆油粕以外の植物性
油粕が、本発明の固形肥料の製造原料として使用可能と
なる。
【0048】また、植物性油粕を肥料組成物全体の少な
くとも30重量%以上含有させることにより、肥料効果
または土壌改良効果の持続性が大きい固形肥料を得るこ
とができる。
【0049】また、複合肥料として、窒素質肥料、りん
酸質肥料、加里質肥料、有機質肥料、石灰質肥料、苦土
肥料、マンガン質肥料、ほう素質肥料、化成肥料、配合
肥料から選ばれる二種以上を配合した肥料を使用するこ
とにより、肥料の成分および肥料効果の緩急が一層容易
にコントロールされた固形肥料を得ることができる。
【0050】また、肥料組成物を、射出成形、押出成
形、トランスファー成形、圧縮成形のいずれかの成形法
で成形することにより、本発明の固形肥料を容易に製造
することができる。
【0051】また、肥料組成物を棒状または板状に成形
することにより、本発明の固形肥料の運搬、保管等の取
り扱い性が向上し、かつ、土の中に埋め込むことが容易
になる。また、本発明の固形肥料は、小サイズの成形品
が容易に製造できるので、家庭園芸用に用いることに適
したものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北 陽都 兵庫県西宮市今津巽町8番8号 (72)発明者 水島 健一 兵庫県西宮市今津巽町8番8号 Fターム(参考) 4H061 AA01 BB01 BB21 BB51 CC01 CC15 CC21 CC24 CC31 CC42 CC46 CC47 DD01 EE21 EE24 EE27 EE29 FF06 FF10 FF11 GG70 KK07

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多価アルコールと有機質肥料を少なくと
    も含む肥料組成物が成形されてなることを特徴とする固
    形肥料。
  2. 【請求項2】 脂肪酸エステルと有機質肥料を少なくと
    も含む肥料組成物が成形されてなることを特徴とする固
    形肥料。
  3. 【請求項3】 多価アルコール、脂肪酸エステル及び有
    機質肥料とを少なくとも含む肥料組成物が成形されてな
    ることを特徴とする固形肥料。
  4. 【請求項4】 化学肥料または複合肥料が含まれてなる
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の
    固形肥料。
  5. 【請求項5】 多価アルコールが、グリセリン、プロピ
    レングリコール、グルコース、フルクトース、ソルビト
    ール、マルトース、マルチトールからなる群より選ばれ
    る一種又は二種以上の化合物であることを特徴とする請
    求項1または請求項3に記載の固形肥料。
  6. 【請求項6】 脂肪酸エステルが、ソルビタン脂肪酸エ
    ステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂
    肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステルからなる群より選
    ばれる一種又は二種以上の化合物であることを特徴とす
    る請求項2または請求項3に記載の固形肥料。
  7. 【請求項7】 有機質肥料が、植物性油粕、骨粉、骨炭
    粉、副産動物質肥料、米ヌカからなる群より選ばれる一
    種又は二種以上の成分からなることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれか1項に記載の固形肥料。
  8. 【請求項8】 植物性油粕が、大豆油粕、菜種油粕、亜
    麻仁油粕、胡麻油粕からなる群より選ばれる一種又は二
    種以上の油粕であることを特徴とする請求項7に記載の
    固形肥料。
  9. 【請求項9】 植物性油粕が、肥料組成物全体の少なく
    とも30重量%以上であることを特徴とする請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の固形肥料。
  10. 【請求項10】 複合肥料が、窒素質肥料、りん酸質肥
    料、加里質肥料、有機質肥料、石灰質肥料、苦土肥料、
    マンガン質肥料、ほう素質肥料、化成肥料、配合肥料か
    ら選ばれる二種以上を配合した肥料であることを特徴と
    する請求項4に記載の固形肥料。
  11. 【請求項11】 前記固形肥料が、射出成形、押出成
    形、トランスファー成形、圧縮成形のいずれかの成形法
    で成形されてなることを特徴とする請求項1〜10のい
    ずれか1項に記載の固形肥料。
  12. 【請求項12】 前記固形肥料が、棒状または板状に成
    形されてなることを特徴とする請求項1〜11のいずれ
    か1項に記載の固形肥料。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    の固形肥料を家庭園芸用に用いることを特徴とする固形
    肥料の使用方法。
JP2001136385A 2001-05-07 2001-05-07 固形肥料 Pending JP2002326886A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001136385A JP2002326886A (ja) 2001-05-07 2001-05-07 固形肥料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001136385A JP2002326886A (ja) 2001-05-07 2001-05-07 固形肥料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002326886A true JP2002326886A (ja) 2002-11-12

Family

ID=18983669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001136385A Pending JP2002326886A (ja) 2001-05-07 2001-05-07 固形肥料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002326886A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005104766A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Denki Kagaku Kogyo Kk 石灰窒素質粒状肥料の製造方法
CN103817147A (zh) * 2014-02-17 2014-05-28 四川农业大学 一种利用菌渣或酒渣的氯化钾浸提液淋洗去除污染土壤中镉的方法
CN104072255A (zh) * 2014-05-23 2014-10-01 陈忠家 一种抗病高产芝麻种植专用缓释复合肥
CN106065345A (zh) * 2016-02-26 2016-11-02 国电康能科技股份有限公司 一种改性环保炭及其制备方法和应用
CN107032889A (zh) * 2017-05-03 2017-08-11 杨飞 一种水稻用有机无机复混肥
CN109265220A (zh) * 2018-11-21 2019-01-25 贵州长安民丰农业发展有限公司 一种提高果树产量及口感的有机肥料
KR20210119244A (ko) * 2020-03-24 2021-10-05 주식회사 팜한농 원예용 복합 비료 조성물

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51100470A (en) * 1975-02-24 1976-09-04 Sumitomo Chemical Co Hiryokuioyobi sonoseizoho
JPS5298155A (en) * 1976-02-13 1977-08-17 Chisso Asahi Hiryo Molded soil amendment imput and process for producing same
JPS53122508A (en) * 1977-04-01 1978-10-26 Jujo Paper Co Ltd Rearing mat for nursery plant
JPS5520225A (en) * 1978-07-28 1980-02-13 Murakashi Setsukai Kogyo Kk Manufacture of rod fertilizer with enhanced driveein strength
JPH02107585A (ja) * 1988-10-14 1990-04-19 Yoshihara Seiyu Kk 固形状肥料及びその製造方法
JPH04117243A (ja) * 1990-09-06 1992-04-17 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 養魚用ドライペレットの製造方法
JPH05228460A (ja) * 1992-02-19 1993-09-07 Nissei Kk 成形物
JPH06263576A (ja) * 1993-03-03 1994-09-20 Kenichi Ueki 家庭園芸用肥料錠
JPH06305872A (ja) * 1993-04-26 1994-11-01 Nishi Nippon Nousan Kk 圧密化肥料
JPH101381A (ja) * 1996-06-18 1998-01-06 Denki Kagaku Kogyo Kk 粒状肥料の製造方法
JPH1025182A (ja) * 1996-07-12 1998-01-27 Gold Kosan Kk 棒状肥料

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51100470A (en) * 1975-02-24 1976-09-04 Sumitomo Chemical Co Hiryokuioyobi sonoseizoho
JPS5298155A (en) * 1976-02-13 1977-08-17 Chisso Asahi Hiryo Molded soil amendment imput and process for producing same
JPS53122508A (en) * 1977-04-01 1978-10-26 Jujo Paper Co Ltd Rearing mat for nursery plant
JPS5520225A (en) * 1978-07-28 1980-02-13 Murakashi Setsukai Kogyo Kk Manufacture of rod fertilizer with enhanced driveein strength
JPH02107585A (ja) * 1988-10-14 1990-04-19 Yoshihara Seiyu Kk 固形状肥料及びその製造方法
JPH04117243A (ja) * 1990-09-06 1992-04-17 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 養魚用ドライペレットの製造方法
JPH05228460A (ja) * 1992-02-19 1993-09-07 Nissei Kk 成形物
JPH06263576A (ja) * 1993-03-03 1994-09-20 Kenichi Ueki 家庭園芸用肥料錠
JPH06305872A (ja) * 1993-04-26 1994-11-01 Nishi Nippon Nousan Kk 圧密化肥料
JPH101381A (ja) * 1996-06-18 1998-01-06 Denki Kagaku Kogyo Kk 粒状肥料の製造方法
JPH1025182A (ja) * 1996-07-12 1998-01-27 Gold Kosan Kk 棒状肥料

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005104766A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Denki Kagaku Kogyo Kk 石灰窒素質粒状肥料の製造方法
CN103817147A (zh) * 2014-02-17 2014-05-28 四川农业大学 一种利用菌渣或酒渣的氯化钾浸提液淋洗去除污染土壤中镉的方法
CN104072255A (zh) * 2014-05-23 2014-10-01 陈忠家 一种抗病高产芝麻种植专用缓释复合肥
CN104072255B (zh) * 2014-05-23 2016-04-06 陈忠家 一种抗病高产芝麻种植专用缓释复合肥
CN106065345A (zh) * 2016-02-26 2016-11-02 国电康能科技股份有限公司 一种改性环保炭及其制备方法和应用
CN106065345B (zh) * 2016-02-26 2019-01-15 国电康能科技股份有限公司 一种改性环保炭及其制备方法和应用
CN107032889A (zh) * 2017-05-03 2017-08-11 杨飞 一种水稻用有机无机复混肥
CN109265220A (zh) * 2018-11-21 2019-01-25 贵州长安民丰农业发展有限公司 一种提高果树产量及口感的有机肥料
KR20210119244A (ko) * 2020-03-24 2021-10-05 주식회사 팜한농 원예용 복합 비료 조성물
KR102418730B1 (ko) * 2020-03-24 2022-07-08 주식회사 팜한농 원예용 복합 비료 조성물

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60309477T2 (de) Extrudiertes reinigungsprodukt
JP2013112821A (ja) セルロースアセテートをベースとする生分解性プラスチック材料および関連する最終製品
ATE185828T1 (de) Biologisch abbaubarer werkstoff aus nachwachsenden rohstoffen und verfahren zu seiner herstellung
US5602088A (en) Floating soap and method
EA006727B1 (ru) Способ получения твердого концентрата душистых веществ
JPS63230799A (ja) 成型洗剤組成物
US20070299179A1 (en) Moulded thermoplastic resin articles with travertine-like appearance
JP2002326886A (ja) 固形肥料
JP2008239792A (ja) スクラブ剤配合石鹸組成物の製造方法
CN105131633A (zh) 一种木塑复合材料的制备方法
US6949494B2 (en) Synthetic detergent formulations
CN103319826A (zh) 一种水溶性粘土组合物及其制备方法
KR101715098B1 (ko) 커피 찌꺼기를 함유하는 용기 제조 방법 및 이에 의해 제조된 용기
CN101165090B (zh) 半透明有芳香气味的树脂组合物及其成型产品
JP2002256081A (ja) 食品残渣炭混合生分解性プラスチック成形品
KR101642745B1 (ko) 셀룰로오스 아세테이트 컴파운드의 제조방법 및 이를 이용한 사출형 판재 제조방법
CN101381502A (zh) 激光标记用树脂组合物及其制备方法
JP2009132822A (ja) 水溶性固形描画材
JP2007029938A (ja) 独立気泡発泡素材(ビーズ)の製造方法
CA2821414A1 (en) Cement binder compositions and their uses and products made therefrom
US6228822B1 (en) Synthetic detergent base material and synthetic detergent bar produced therefrom
JP2003138062A (ja) アセチルセルロース樹脂組成物およびその製造方法
JP3697234B2 (ja) 耐水性に優れた生分解性成形品とその製造方法
CN106084437A (zh) 低烟无卤料专用色母粒及制备方法
JP2000109665A (ja) 有機物質含有生分解性組成物の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20040726

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050628

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051101