JP2002326492A - 芯濃度表示装置を備えるシャープペンシルの頭冠部材 - Google Patents
芯濃度表示装置を備えるシャープペンシルの頭冠部材Info
- Publication number
- JP2002326492A JP2002326492A JP2001131541A JP2001131541A JP2002326492A JP 2002326492 A JP2002326492 A JP 2002326492A JP 2001131541 A JP2001131541 A JP 2001131541A JP 2001131541 A JP2001131541 A JP 2001131541A JP 2002326492 A JP2002326492 A JP 2002326492A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- knob
- tail plug
- tongue
- inner knob
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
認でき、しかも、簡単に組み立てることができる芯濃度
表示装置を備えるシャープペンシルの頭冠部材を提供す
る。 【解決手段】 芯タンク2に着脱可能に取り付けられる
内ノブ14と、周面に複数の芯濃度表示を設けた尾栓1
2と、前記芯濃度表示の1つを目視可能な表示窓13B
を形成した外ノブ13とから頭冠部材を構成する。尚か
つ、内ノブ14に前部舌片14Dと後部舌片14Eを形
成し、前部舌片14Dの先端が外ノブ13の係止段13
Cに当接するとともに後部舌片14Eの先端が尾栓12
の係止段12Fに当接する。
Description
の芯の濃度を適宜選択表示することができる芯濃度表示
装置を備えるシャープペンシルの頭冠部材に関するもの
である。
ペンシルの頭冠部材としては、例えば実開昭60−10
5184号が知られている。
に孔が穿設されたノックカバー軸と、外周面にノックカ
バー軸の芯硬度表示が露呈する窓部を有し頂端面にノッ
クカバー軸頂端面の孔よりも内径が大なる孔が形成され
たリング体と、リング体の頂端面の孔の内径よりも寸大
なる外径を有する頂端部とその前方にリング体の頂端面
の孔に挿入可能な外径を有する筒部を有し、更に筒部の
前端にノックカバー軸頂端面の孔に嵌入可能な外径を有
する段部を形成したリング体押えとから成り、ノックカ
バー軸の外周面とリング体内周面とがリブ等により摩擦
嵌合され、リング体押えの筒部がリング体の頂端面の孔
に挿入されると共にその段部がノックカバー軸頂端面の
孔に嵌入され、その先端がノックカバー軸内部で変形に
より係止されていた。
ックカバー軸に回動可能に取り付けるためには、ノック
カバー軸内部でリング体押えの筒部を変形させなければ
ならず、非常に組み立てにくいという課題を有するもの
であった。
装置を備えるシャープペンシルの頭冠部材を提供するこ
とを目的とするものである。
芯タンクの後部に着脱可能に取り付けられるシャープペ
ンシルの頭冠部材に関するものである。
る内ノブと、周面に複数の芯濃度表示を設けた尾栓と、
前記芯濃度表示の1つを目視可能な表示窓を形成した外
ノブとから頭冠部材を構成する。この尾栓に外ノブを適
宜間隔に係合可能にかつ回動可能に取り付け、かつ、内
ノブにU字形に切り欠いて前部舌片を形成し、該前部舌
片の先端は後方に向くように構成するとともに適宜外方
に折り曲げて構成し、内ノブの後部にU字形に切り欠い
て後部舌片を形成する。該後部舌片の先端が前方に向く
ように構成するとともに適宜外方に折り曲げて構成す
る。
後方より被せ、内ノブと尾栓を回動不能に構成し、内ノ
ブの前部舌片の先端を外ノブの係止段に当接するととも
に、尾栓の内面が内ノブの後部舌片を乗り越えて後部舌
片の先端が尾栓の係止段に当接する。
あるが外ノブは回動可能に構成される。
づいて本発明の芯濃度表示装置を備えるシャープペンシ
ルの頭冠部材を説明する。尚、図1の左側を前方とし右
側を後方とする。チャック1と、チャック1に連結され
た合成樹脂製の芯タンク2と、チャック1の頭部1Aに
外嵌された締リング3と、締リング3を受け止める連結
具4と、連結具4と芯タンク2の間に張架されるスプリ
ング5とによりシャープペンシルの機構部を構成する。
前記芯タンク2内には芯6が収納されている。
筒7の前部孔7Aを構成し、軸筒7の前端と軸筒7の前
部に螺合された口金8の内段8Aにより前記連結具4を
挟持する。口金8内には芯6を適度の力で保持するゴム
等の弾性体で構成された芯ホルダー9が内蔵されてい
る。
ストマー好ましくはスチレン系エラストマー、またはシ
リコンゴムからなる滑り止め用のグリップ10が取り付
けられる。
された消しゴム保持部2Aには、消しゴム11が取り付
けられる。
面に複数の芯濃度表示12Bを等間隔に形成する。この
尾栓12の内孔内面には長手方向に伸びた突部12C
と、突部12Cと対向させて開口した開口窓12Dを形
成する。尾栓12の後部外面には等間隔に複数の凹部1
2Eを形成する。
13の後部内面に形成した内方突起13Aが前記尾栓1
2の凹部12Eに嵌合し、尾栓12に対して外ノブ13
が回動可能に取り付けられる。外ノブ13に形成される
内方突起13Aは1つでも複数でも良いが、複数の場合
には凹部12Eと同じ間隔かあるいはその2倍の間隔に
する必要がある。更に、外ノブ13の後部に形成された
内方突起13Aが尾栓12の凹部12Eに適度の力で係
合される。しかも、尾栓12の凹部12Eに外ノブ13
の内方突起13Aが係合された位置で、尾栓12に形成
された芯濃度表示12Bの1つが外ノブ13に形成され
た円形の表示窓13Bより目視可能となる。したがっ
て、外ノブ13を回動すると、表示窓13Bより芯濃度
表示12Bが目視可能となった位置で適度の係合力が得
られ、外ノブ13の不必要な回動が規制される。
に、筒部14Aと、筒部14Aより細径に絞られた細径
部14Bとからなり、この細径部14Bに後端から長手
方向前方に伸びた凹部14Cを形成する。この内ノブ1
4の筒部14AはU字形に切り欠いて前部舌片14Dを
形成し、この前部舌片14Dの先端は後方に向くように
構成するとともに適宜外方に折り曲げて構成する。更
に、内ノブ14の細径部14BにはU字形に切り欠いて
後部舌片14Eを形成し、この後部舌片14Eの先端が
前方に向くように構成するとともに適宜外方に折り曲げ
て構成する。
13を設けた尾栓12を後方より被せ、内ノブ14の凹
部14Cに尾栓12の突部12Cを係合し、尾栓12の
内面が内ノブ14の後部舌片14Eを乗り越え、内ノブ
14の前部舌片14Dの先端が外ノブ13の係止段13
Cに当接するとともに内ノブ14の後部舌片14Eの先
端が尾栓12の開口窓12Dの前端に形成された係止段
12Fに当接する。従って、内ノブ14に対して尾栓1
2は回動不能に取り付けられる。また、内ノブ14及び
尾栓12に対して外ノブ13は回動可能に構成され、図
1に示した頭冠部材が構成される。。
14は前記芯タンク2の後部外側に着脱可能に嵌合さ
れ、前記消しゴム11を覆うとともに軸筒7の後端より
適宜突出して押圧可能に構成される。
た場合には、肉厚が薄く構成できるので、軸筒7を細く
構成する場合には特に利点を有するものである。
は、尾栓12を押圧することによりチャック1及び芯タ
ンク2が前進し、芯6が繰り出される。また、芯タンク
2より内ノブ14を外せば消しゴム11が使用できる。
表示窓13Bから目視可能に露出する芯濃度表示12B
を、現在使用中の芯6あるいはこれから使用しようとす
る芯6の濃度に合わせてシャープペンシルを使用する。
ではなく、芯6を繰り出す機構は従来知られている種々
の機構が利用できるものであり、例えば軸筒7あるいは
芯タンク2といった部材は2個以上の部品を圧入、嵌合
あるいは螺合等によって一体化してもよい。
るシャープペンシルの頭冠部材は、尾栓に外ノブが円周
方向等間隔に適度の力で係合されるので、尾栓に設けら
れた芯濃度表示と外ノブの表示窓が容易に合わされると
ともに、使用中に芯濃度表示と表示窓の位置がずれる恐
れがないという効果が奏せられる。更に、外ノブを回動
可能に取り付けられた尾栓を、単に内ノブの後方より被
せれば内ノブに尾栓が回動不能に取り付けられ、極めて
簡単に製造できる効果も合わせて奏せられるものであ
る。
シルの頭冠部材を示す断面図である。
シルの頭冠部材を示す底面図である。
示す断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 芯を収納した芯タンクの後部に着脱可能
に取り付けられるシャープペンシルの頭冠部材におい
て、芯タンクに着脱可能に取り付けられる内ノブと、周
面に複数の芯濃度表示を設けた尾栓と、前記芯濃度表示
の1つを目視可能な表示窓を形成した外ノブとから頭冠
部材を構成し、尾栓に外ノブを適宜間隔に係合可能にか
つ回動可能に取り付け、かつ、内ノブに前部舌片を形成
し、該前部舌片の先端は後方に向くように構成するとと
もに適宜外方に折り曲げて構成し、内ノブの後部に後部
舌片を形成し、該後部舌片の先端が前方に向くように構
成するとともに適宜外方に折り曲げて構成し、外ノブを
設けた前記尾栓を内ノブの後方より被せ、該内ノブと尾
栓を回動不能に構成し、内ノブの前部舌片の先端を外ノ
ブの係止段に当接するとともに、尾栓の内面が内ノブの
後部舌片を乗り越えて後部舌片の先端が尾栓の係止段に
当接し、内ノブに対して尾栓は回動不能であるが外ノブ
は回動可能に構成し、外ノブを回動することによって使
用中の芯の濃度表示が外ノブの表示窓を通して目視でき
るように構成したことを特徴とする芯濃度表示装置を備
えるシャープペンシルの頭冠部材。 - 【請求項2】 芯を収納した芯タンクの後部に着脱可能
に取り付けられ、押圧されることによってチャック及び
芯タンクを前進させて芯を繰り出すシャープペンシルの
頭冠部材において、芯タンクに着脱可能に取り付けられ
る内ノブと、周面に複数の芯濃度表示を設けた尾栓と、
前記芯濃度表示の1つを目視可能な表示窓を形成した外
ノブとから頭冠部材を構成し、尾栓に外ノブを適宜間隔
に係合可能にかつ回動可能に取り付け、かつ、内ノブに
U字形に切り欠いて前部舌片を形成し、該前部舌片の先
端は後方に向くように構成するとともに適宜外方に折り
曲げて構成し、内ノブの後部にU字形に切り欠いて後部
舌片を形成し、該後部舌片の先端が前方に向くように構
成するとともに適宜外方に折り曲げて構成し、外ノブを
設けた前記尾栓を内ノブの後方より被せ、該内ノブと尾
栓を回動不能に構成し、内ノブの前部舌片の先端を外ノ
ブの係止段に当接するとともに、尾栓の内面が内ノブの
後部舌片を乗り越えて後部舌片の先端が尾栓の係止段に
当接し、内ノブに対して尾栓は回動不能であるが外ノブ
は回動可能に構成し、外ノブを回動することによって使
用中の芯の濃度表示が外ノブの表示窓を通して目視でき
るように構成したことを特徴とする芯濃度表示装置を備
えるシャープペンシルの頭冠部材。 - 【請求項3】 内ノブの後部に長手方向に伸びた凹部を
形成し、かつ尾栓の内面に長手方向に伸びた突部を形成
し、尾栓の突部を内ノブの凹部に係合し尾栓と内ノブが
回動不能に構成したことを特徴とする請求項1又は2記
載の芯濃度表示装置を備えるシャープペンシルの頭冠部
材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131541A JP4562111B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 芯濃度表示装置を備えるシャープペンシルの頭冠部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001131541A JP4562111B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 芯濃度表示装置を備えるシャープペンシルの頭冠部材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002326492A true JP2002326492A (ja) | 2002-11-12 |
JP4562111B2 JP4562111B2 (ja) | 2010-10-13 |
Family
ID=18979709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001131541A Expired - Fee Related JP4562111B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 芯濃度表示装置を備えるシャープペンシルの頭冠部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4562111B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010111063A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Pilot Corporation | ノック式シャープペンシル |
CN104968508A (zh) * | 2013-01-29 | 2015-10-07 | 三菱铅笔株式会社 | 自动铅笔 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5648692U (ja) * | 1979-09-22 | 1981-04-30 | ||
JPS6290178U (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-09 |
-
2001
- 2001-04-27 JP JP2001131541A patent/JP4562111B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5648692U (ja) * | 1979-09-22 | 1981-04-30 | ||
JPS6290178U (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-09 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010111063A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Pilot Corporation | ノック式シャープペンシル |
CN104968508A (zh) * | 2013-01-29 | 2015-10-07 | 三菱铅笔株式会社 | 自动铅笔 |
CN104968508B (zh) * | 2013-01-29 | 2016-12-28 | 三菱铅笔株式会社 | 自动铅笔 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4562111B2 (ja) | 2010-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4599404B2 (ja) | 回転繰出し式筆記具 | |
JP2002326492A (ja) | 芯濃度表示装置を備えるシャープペンシルの頭冠部材 | |
US20070020024A1 (en) | Lipstick-like pen | |
JPH09175080A (ja) | 筆記具 | |
JP7129921B2 (ja) | シャープペンシル | |
JP3806997B2 (ja) | シャ−プペンシルの芯タンクのキャップ | |
JP3836175B2 (ja) | 消しゴム繰出装置付サイドノック式シャープペンシル | |
JPH0423027Y2 (ja) | ||
JP4402422B2 (ja) | 軸筒とクリップとの係止構造 | |
JP2001046146A (ja) | 棒状物繰り出し具 | |
JP5689355B2 (ja) | 振出式シャープペンシル | |
JPS63256499A (ja) | 乾燥防止機構を有するキヤツプレス筆記具 | |
JP3041992U (ja) | 消しゴムホルダ− | |
JP4831680B2 (ja) | 筆記具の軸筒 | |
JPH0721388U (ja) | 棒状物繰り出し容器 | |
JP3254192B2 (ja) | カートリッジ式棒状化粧材繰出容器 | |
JPS6136394Y2 (ja) | ||
JP2002192890A (ja) | 複式筆記具 | |
JP2005212842A (ja) | 吐出容器 | |
JP3937858B2 (ja) | 回転繰り出し式複合筆記具 | |
JPH0111506Y2 (ja) | ||
JP3744068B2 (ja) | 回転繰り出し式筆記具 | |
JP5570918B2 (ja) | ノック式シャープペンシル | |
JP2006142522A (ja) | 複式筆記具 | |
JP2011235439A (ja) | 出没式筆記具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071221 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20080807 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100714 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100722 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100723 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4562111 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160806 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |